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2019-02-26 12:58

077.黒川和祐さん(株式会社MK PLUS)

【会社経営で大切なのは愛情】

財務コンサルティング、事業者向け資金調達を柱にされている黒川さんにインタビューいたしました。

幅広い事業内容の経験から、売上の中身を細分化して、より深い財務分析を行うことにより、会社で起こっていることが手に取るようにわかるとのことでした。

しかし、財務分析ができている会社は少ないのが実情のようです。
上場企業はしっかりと財務分析していて、現場にも方針が行き渡っているからこそ、経営が安定しているとのことです。

方針を明確にするために財務分析は非常に大切ですね。

そして、航空宇宙産業に注目しているとのことでした。
黒川さんはこれから100年間成長し続ける産業だと考えていらっしゃいました。
グローバル化が進んで、世界的な移動が増えてきたからこそ航空産業が伸び、そこからつながる宇宙産業が伸びてくるようです。

何よりも印象的だったのは、『会社経営で大切なのは愛情』というお考えでした。

本当に愛情がある社長は厳しくすることもできる。深い愛情がなければ、厳しい指摘は難しいというお話はすごく納得いたしました。

私も、愛情を持って経営をしていきたいと思いました。

special thanks to : 平岡正美さん


【今回のゲスト】
株式会社MK PLUS 黒川和祐(くろかわ・かずまさ)さん
http://www.mkpl.co.jp/

ポッドキャスト・コンシェルジュ こえラボ
https://koelab.co.jp/
00:06
経営者の志。こんにちは、こえラボの岡田です。
あなたは、会社経営で一番大切なことは何だとお考えでしょうか。
財務コンサルティング、経営者向け資金調達を支援されている経営者にインタビューいたしました。
それではインタビューをお聞きください。
本日は、MK PLUS代表の黒川和祐さんにお話を伺いたいと思います。
黒川さん、よろしくお願いします。
黒川さんの業務内容からご紹介いただけますか。
私は現在、財務コンサルティングと、それに即して、
事業者向けに資金を調達するお手伝い。この2本の事業を営んでおります。
財務コンサルティングは具体的にはどんなことをされているのか、もう少し詳しくお伺いしてもいいですか。
私の場合は、幅広く事業経験を積んできたということもありまして、
単に財務内容を分析するだけではなく、具体的に売上の中身を事業別に分けて、
どういった利益構成になっているか、売上の内容をさらに細分化したり、
費用の分け方をどうすべきか、お客さんと議論しながら、より深い財務分析を行う。
それによって、売上及び利益がどう変化するかという予測を一緒に立てて、
プランニングするということをやっております。
やはりその会社の財務分析をしっかりすると、どういう会社なのかというのは見えてくるものなんですかね。
そうですね。なかなか理解するところまで時間がかかったりするケースもありますけれども、
やはり私自身もそうですし、お客様自身もこうだったんだという新しい発見があったりするということはすごく多いですね。
それは社長としては、ここが売れ筋の商品で、ここで儲かっているだろうと思ったけど、
財務分析すると実は違う結果が出たということもあり得るんですかね。
ありました。
ということは、強みは本当は別のところにあったんだというのがより分かってくるということですかね。
それまさにそういうお客さん。何社かありましたね。
そうなると、力を入れるところが全然変わってくるということですかね。
おっしゃる通りです。
それだけで利益は全然変わってくるんですね。
2、3ヶ月で利益が反転したお客さんもいましたね。
そうなんですね。やっぱりそういった意味でも財務分析をしっかりして会社経営するというのはすごく重要なんですね。
すごく大事だと思います。すごく大事だと思います。
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やっぱりそれをできていない会社さんというのは多いんですかね。
私が見た限りですとかなりの比率で終わりになるかなと。
いろいろご相談を受けられたときに見てみると、なかなかそこまでやられている会社というのはほとんどないということですね。
ないですね。
ということはやっぱりそれだけ財務分析をしっかりしている会社であれば、利益もしっかり上がっていくというところが多いんですかね。
多いと思います。やはり上場されて大きくなっている会社さんというのは相互がしっかりできているところだけですよね。
やっぱり上場しているという会社はそういったところがしっかりしているからこそできているんですよね。
だと思います。
だから中小のところと大企業の上場しているような会社とはそういった構造的に大きく違うということなんですね。
そうですね。上場している大企業はもともとは中小企業でしたので、なぜそこまで抜けてくることができたかというと、そういった要素をきちんと取り入れて、それを現場に反映してきちんとやっているからというふうに私は理解しています。
やっぱりそこを経営陣が分かるだけではなくて、現場にまで反映させていかないといけないということなんですかね。
それはもうただの数字ではないので、現場の皆さんの働きがあってディティクトできる数字ですから。
でもそこは方針がないと現場はどう動いていいかが分からないので、そこをしっかりと示す必要があるんですかね。
はい、そこはそうですね。そこを明確に認識するためのものですし、それがあってきちっとした方針を立てることができるかなというふうには思っています。
あともう一つの柱、これからの資金調達の部分ですね。これの事業はどういった形で進められるでしょうね。
そうですね、今までは私は幅広い分野において、投資家ですとか銀行さんからの融資の支援ということをやってきたんですけれども、
今考えていますのは新しく事業をやろうという方を対象に考えていまして、さらにその新しい事業もですね、航空宇宙産業のものづくり。
なるべくフォーカシングした資金調達の支援を展開しようというふうに考えています。
その航空にフォーカスするというのは何か理由はあるんですか。
そうですね、航空と宇宙って繋がっている産業といいますか、連続性がある事業でして、これから100年間成長し続ける事業だというふうに考えている。
私個人的ではありますけれども考えているものなので取り組みがあるものかなと思っているという次第です。
やっぱりこれから飛行機を利用する方が増えていくということですかね。
どんどん増えていっていますね、現在も。年率5%ぐらいという表現がされていますけれども、人の数自体が5%ってすごい数ですよね。
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一つの飛行機に乗る人の数って100人か300人ぐらいしかないので、作る機体の数はもっと伸びていっていると。
やっぱりグローバルな社会になっていって世界的な移動が増えてきたというところがあるんでしょうかね。
まさにそうですね。
やっぱりそうなるとどうしても飛行機で移動するしかなくなってくるので、その飛行機の量も増えていくという。
だからどんどんこれから伸びていくという産業になるということなんですね。
その次は宇宙開発ですからね。
やっぱりそういうふうに伸びていってそこにつながっていくということなんですね。
これをやられている、そういったいろいろな技術が詰まっていると思うんですけど、そういった企業は今どういった状況なんですかね。
素材に関しては日本の企業がすごく強い。
そうなんですね。
ところがその部品、装備品ですとかエンジン部品ということになってくると、残念ながら日本の企業も強くはあるんですけれども、
機関船、量を作るためには新しいプレイヤーが必要ですけれども、新規にやりましょうという人がちょっと少ないというのが。
そうなんですね。
やっぱり難しいからハードルが高いと感じられているんでしょうかね。
そこは大きいと思います。
やっぱりそこをもっと参入するとこれから伸びていく産業なので、ミリットとしてはありますよというのを今お伝えになっているところですかね。
そこもありますし、参入するためにやるべき品質管理ですとか会社体制というのをきちんと作ると、
これをちゃんと教えてくれる人材が今まであまりいなかったというのが大きいと思います。
それを組織的にやっていくことによって、参入できる方を増やせるようにしていきたいと思っているわけです。
これからまさに注目すべき産業なので、これからどんどん参入している方を募集されているということですかね。
そうですね。
財務分析のところと新規事業の立ち入りがやられていると思うんですが、社長の方もいろいろ見られてきているかなと思うんですよね。
いろんな社長と対応されているかと思うんですけど、どういった社長が成果を出されて、
どういった社長はなかなか成果が出ていないとか、そういった違いとかありますかね。
いろいろとそこについては本当にいろいろと考えていたんですけれども、自分自身も含めてですけれども、
私はやはり自分、あるいは人に対しての愛情というのが一番大事だと思っています。
愛情ですか。
愛ですね。
愛情を持っている社長は、行動にも違いが出ているんですかね。
行動に違いが出ますですよね。
本当に人を愛しているというのは厳しくもなれるということになりますので。
逆に厳しくも言えるということなんですね。
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はい。そこがやはり大事な部分だと思います。
わっつらの愛情ではなく、真の愛というところですね。
本当にその人のことを考えているかどうか、愛情を持っているかどうかで、しっかり言えるかどうかというのが変わってくるんですね。
変わってくると思います。
そこまで考えていないと、いいやっていうふうに引っちゃう場合もあるということですよね。
そういう人の方が多いですよね。自分自身もそうなりがちですけれども。
そこは愛情深く、本当に真剣に考えている社長がそういった行動もできるので、成果も全然違う結果になるということですかね。
本当にそこが如実だと思います。
財務分析というのは表面的なものではあるかもしれませんけれども、それをさらに深めて、さらにそれを実行する力というのは、私は経営者の愛情だと思っています。
やっぱりしっかりと何をやらなきゃいけないというのは、大体の社長が言われればそうかなというのは気づくものですよね。
でもそれを本当に実行できる社長というのがなかなかいないということですかね。
そうですね。少ないですね。
やっぱりそれをしっかりと実行できるというのは、愛情を持っているというところが大きいということなんですね。
今日本当にいろいろなお話を伺えて、黒川さんの業務もわかったんですが、これから航空分野とかを伸ばしていきたいということなんですが、
もしそういったことにちょっと興味があるというような方は、どういうふうに黒川さんのところにお問い合わせすればよいでしょうかね。
今はまだホームページがございますので、そこからお問い合わせいただければと思います。
やっぱりこれからどんどんいろんな会社を開拓していきたいということで発想されているんですかね。
はい、そうですね。
ぜひそういった分野をちょっと挑戦してみたいなという方がいらっしゃいましたら、
このポッドキャストの説明文にも黒川さんのホームページを掲載させていただきますので、ぜひそこを経由してお問い合わせいただければと思います。
はい、本日は黒川さんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
いかがだったでしょうか。幅広い事業内容の経験から売上の中身を細分化して、
より深い財務分析を行うことにより、会社で起こっていることが手に取るようにわかるとのことでした。
しかし、財務分析ができている会社は少ないのが実情のようです。
上場企業はしっかりと財務分析していて、現場にも方針が行き渡っているからこそ経営が安定しているとのことでした。
方針を明確にするために財務分析が非常に大切なんですね。
そして航空宇宙産業に注目をしているとのことでした。
黒川さんはこれから100年間成長し続ける産業だと考えていらっしゃいました。
12:06
グローバル化が進んで、世界的な異動が増えてきたからこそ航空産業が伸びるようです。
そして何よりも印象的だったのは、会社経営で大切なのは愛情というお考えでした。
本当に愛情がある社長は厳しくすることもできる。
深い愛情がなければ厳しい指摘は難しいというお話はすごく納得いたしました。
ぜひ愛情を持って経営をしていただければと思います。
あなたの思いを声で届けてみてはいかがでしょうか。
ではまた次回。
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