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経営者の志。こんにちは、こえラボの岡田です。
企業にとって、現金は血液とも言われますが、現金の把握はとても大切です。タイムリーな会計情報はとても重要ですね。
まずはインタビューをお聞きください。
本日は、みどり会計事務所)氏の弘松俊宏さんにお話を伺いたいと思います。
弘松さん、よろしくお願いいたします。
弘松さんは会計事務所ということで、税理士さんということで、会計とかそういったことをやられているんですかね。
そうですね。普通の一般的な巷にいる会議用税理士と同じスタイルでやらせていただいています。
今、オフィスに来させていただいているんですけど、壁には色々なクライアントさんの資料とかもあって、かなりの数のクライアントさんを。
おかげさまでご紹介いただいた方が多いんですけれども、年々少しずつ増えてきていまして、色々な方からのご依頼が増えてきています。
スタイルとしては、お客さんのところに訪問して、それで説明するというようなことですかね。
そうですね。ほとんどは顧問先のところに訪問して、そこで色々会計のデータを元にご説明を差し上げたりということが多いですね。
どれくらいの頻度でお伺いされているんでしょうか。
原則は月に1回という形なんですけれども、お客様のニーズ様々ですので、大きいところ小さいところがございまして、大きいところだと週に1回とかね。
それも経理部がちゃんとあるような、セクションがあるようなところなんですけど、そこは月に3回とか週に1回とかの頻度で行っています。
そうでないところというのは、こちらで処理をしてお伺いをするということなので、それらの時間を要しますので、月に1回が標準コース。
相手も2ヶ月に1回とか、そんな形で訪問させていただいています。
やっぱり月1回くらいは最低でも数値はチェックした方がいいということですね。
そうですね。やっぱりこれは定期点検と同じですので、きちんと数字を追いかけていって、その時々にしかアドバイスができないようなこともありますので、
すべて進行した後に、こんなことをやっておけばよかったねなんていうふうにはならないような形で心がけています。
会見の数字だと、出た結果を集計してそれで見る、過去のものを見るものがメインだと思うので、
そうするとあまり時間が経ってしまうと、だいぶ前のことになっちゃうので。
もう本当に気の抜けたビールみたいになっちゃいます。できれば本当に株価のチャートみたいな形できちんと画面にお客さんごとに表示されて、
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画面があって、それを見ながら数字を説明できればいいんですけど、リアルタイムで利益が動いているみたいな。
なかなかそういうわけにはいかないので、やっぱりそういうものも含めて、うちのほうで基礎的な入力書類だったりとか、
基調をお願いしますという形でご依頼がありますから、それに要する時間が最低でも2週間ぐらいですかね。
長いとやっぱり1ヶ月ぐらい時間をいただいて、処理をした後に色々接触させていただいて、説明をすると。
やっぱり1ヶ月ぐらい空いちゃうんですね。
それぐらいかかるので。
頻繁にはチェックして、経営状況を見て報告するようにしています。
やっぱりその会計の処理として、どういったポイントを一番見ておくといいとかありますかね。
やっぱり基本的に経営ですので、私の持論としては売上がいくらだとか、仕入れがいくらだとかっていうのもあるんですけど、
やっぱり手元のお金がいくら残っているのかっていうのを日々チェックをしていただいて、
それをもとに色々また給料支払いになったりとか、外財産にいろいろ支払いが出てきたりとかって形で会社を回していかなきゃいけないんで、
その辺のきちんとしたデータの元になるキャッシュっていうのをちょっと把握して、
経営者の方だったら我々以上にいつお金が入ってきて、いつ出ていくかっていうのは経験上はすぐピンとくる方が多いので、
まず今のキャッシュがいくら残高としてあるのか、通帳が必ずしも一つではありませんから、
多いところだと10種類20種類っていう通帳を持っていらっしゃる会社も大きいところだと存在します。
それをやっぱり一つ一つ確認をして、メインの口座にいくらあるのか、それから臨時の口座にいくら残っているのか、
それを基にしてやっぱり組み立てていく、経営を組み立てていくというところが非常に大事だと思います。
やっぱりキャッシュがあるかどうかっていうのは一番会社にとっては…
キャッシュがあるかどうかですね。ショートさせないっていうことですから。
そこがもう本当に、いくら黒字でもお金なかったらダメなんですよね。
黒字倒産って言いますけど、お金がやっぱりあるから安心してリスクのある取引にもあるときには手を出せることもあるし、
お金がなかったらやっぱりいろんなところでシュリンクしていっちゃいますんでね。
一番あれば倒産していっちゃいますから。
そうですよね。お金払えないと。
払えないと信用がそこで飛んじゃいますんで。
それが一番怖いです。経営上一番怖いのはお金がなくなって取引ができなくなって信用を失うことが一番怖いですね。
だからいくら黒字だと思っても、ちゃんといつお金が入って出ていくのかっていう、こっちの方が重要になっていくということなんですね。
それをタイムリーに本来はこちらも報告したいんですけれども、やっぱりお通帳を管理しているのがご自身だったりとか奥さんだったりとかしますんで、
その辺はきちっと日々チェックしていただいて、我々がお手伝いするのは基本的に小さい会社の経営者の方なんかの場合は、
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やっぱり申告がメインになってくることが多いんで、税金の対策をしてほしいとか申告にされる数字を作ってほしいとか、
いうようなことでご依頼がありますから、それとはまた日々の経営とはちょっと違う、系統が違うよということをご説明しています。
そうですね。年1回の申告とは別に。
ちょっと別に切り口を書いてもらって日々自分でチェックできるように。
それに会計のデータが伴っていればなおベストなんですけど、ちょっと我々が預かる仕事ってのは少し時間が経過してからということになっちゃうんで、
そこのところのギャップはご自身で埋めてくださいねということは言っています。
やっぱりそこの会計のデータを見ながら、今後どういうふうな方針で会社を進めていくのか、こっちにもうちょっと力を入れてもいいのか、
それとも今は回った方がいいのかとか、そういう判断材料になってくる。
判断材料にもなると思います。いろんな多角的な事業をやられている方もいらっしゃいますし、
こういう時代ですからやっぱりあれこれ手を出してやり散らかすよりは、
ある部門に集中して選択と集中というか、集中してやった方がいいよという局面も多々ありますので、
特に本業があって飲食店も副業でやられていますというお客様も結構いらっしゃるんですけど、
ここは飲食店やめた方がいいですよとかいうことも喉が出かかってるんですよ。
なかなか本人はそれに恋していて、なかなか離れられないとかあるんですけど、
そっちはお金をすごい使っちゃってるし、お金以上に時間をものすごい費やしちゃってるから、
それが本業に戻されたらどうですかっていうことも言えますんで。
それが数値のデータとして明らかに分かれば、部門ごとに利益出てる部門、出てない部門が見えてくると、
その判断にも使えますんで。
なるべく部門をつけて、大雑把でいいんですけど飲食店やってた飲食店の部門という形で、
別に試算票が出てくるようなものを作った方が好ましいと思っています。
そういうことですね。
いろいろ事業展開されてる業種もあるかと思うので、
そこをちゃんと把握して、儲かってるのか儲かってないのかで把握することによって、
経営判断として、ここはもうやめようっていうのもあり。
やめようっていうのもありなんですよね。
やっぱり機械費用っていうんですかね。
ここはもうやめといて、その時間を別のものに注入しようっていうのもありだと思うんで。
確かにお金だけじゃなくて、どれだけ人材を投入して時間を使ってるかっていうのも、
ありますよね。
その辺の管理にも耐えるようなものを作っていかなきゃいけないんですけど、
その厳選はやっぱり過去に出てきたデータの中から拾ってくるしかないですからね。
データベースを作るってお手伝いするっていうのも役割の中に、
税務申告だけじゃなくて履歴を作っていくっていう。
そう考えると結構いろいろ幅広い場合とか質問も来そうですね。
いろんな経営者の方は悩みを抱えてますから、
特に最近人材の問題が多いですよね。
人を雇えば必ずトラブルが出てくるんで、
人を雇えば雇用契約を結んで保険の負担も出てきますし、
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給料だけじゃなくて、給料の1.5倍を見ろってよく言われますよね。
そういういろんな負担が出てきますんで、
それに耐えるだけの財務状況なのか、あるいは将来性があるのかとかね。
そうですね。
単に忙しいから人を増やすって言っても、
財務財力が人に似合わなければ、
自分でやっちゃった方がいいっていう場合もありますしね。
そういうことですよね。
それをちゃんと数値を見て判断しなければ、
会社として経営が成り立たなくなってしまうということですね。
1回もう雇い入れてしまったら、
こういう時代ですからそんな簡単に人気が嫌だからって首切れるわけでもないし、
そういう非常にデリケートな問題もありますから、
きちっと入れる場合は計画を立てて、
仮に例えば半年間持ち出しでパフォーマンスが悪くても、
教育すればちゃんと一緒に同じ方向に向いていける人なのかどうかって見極めは必要ですよね。
そうですね。やっぱりそういった人のこともすごく大切になってきますね。
そうです。アドバイスすることはありますよね。
あと他にも力を入れているようなこととかはありますか?
あとはね、今こういう時期ですので、
やっぱりこの秋は税務調査が非常に多くなるんですよ。
今ちょうど今週の月曜日は休みですが、火曜日水曜日も対応してきたんです。
税務調査がやっぱり非常に多くなっていて、
そういうご相談をそこから入ってくるというケースもあるんですね。
困って何とか対応してくださいっていう。
前の前日さんも入って対応してくださったんですけど、
ちょっとあんまり納得できなくて、
後の対応をお願いしますという形で頼まれる方もいますし、
もう間に税務調査がいなくて、いきなり税務調査が入ってきちゃって、
失礼いたしますという強者のすごい方もいらっしゃるので。
そういうのも結構僕は個人的な趣向というか趣味というか、
結構好きなんでそういうところに入っていくのが。
税務調査の方といろいろ対応して交渉したりとか。
交渉しているのが割と好きですね。
じゃあもしお願いしたいという時は、
ぜひ依頼をしていただければと思いますので。
このポッドキャストの説明文にもメールアドレスを記載させていただきますので、
ぜひ問い合わせいただければ。
ぜひ遠慮なくお問い合わせいただければ。
対応ができる範囲内になってしまいますけれども、
その辺はこちらでいただいた案件に関して全力で対応させていただきますので。
わかりました。
ぜひご質問とかいただければ。
そうですね。
それによって税理士というのはクローマントの方からのいろいろなご相談によって
税理士は成長すると思っていますから、
これはちょっとどうかなと思えるものでもどんどん寄せていただいて、
それに対して回答していくということですね。
では最後になりますが、
この番組は経営者の志という番組なんですけど、
広松さんにとって志、どういったことを大切にして
この税理士の業務をやられているかちょっとお聞かせいただけますか。
そうですね。
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我々の仕事は基本的に自分自身が、
税理士の中には自分が表舞台に立っちゃう人もいるんですよね。
目指したがりの人っていうんですかね。
自分が表に立って派手に振る舞う人もいるんですけど、
基本的に黒子の役だと思っていますから、
裏方に回って演ずるのは経営者の方が舞台で演じていただいて、
それを非常に裏から支える裏方の仕事だなというふうに思っています。
裏方に徹して経営者が一番望むものは何かというのは、
寄り添いながら支えていくという仕事だと思っていますから、
そこが一番の心がけているところですね。
わかりました。本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
いかがだったでしょうか。経営するにあたって、
会計の情報を把握していることはものすごく大切です。
会社の方針を決めるにあたっても、
会計の情報は重要な判断材料となるので、
タイムリーにチェックすることは大切ですね。
そして、経営者の悩みは尽きないものです。
広松さんは会計だけではなく、
人に関することも会計の立場から考え、
アドバイスされている様子がよく伝わりました。
税務調査が入った際には、戦ってくれる税理士さんだと感じました。
経営者にしてみると、
税務署から指摘されるとなかなか言い返せませんよね。
しっかり経営者の立場に立って対応していただけるのは心強いです。
広松さんにご相談したいという方は、
ポッドキャストの説明文にあるメールアドレスから
お問い合わせしてみてください。
広松さんのお話を聞いても分かるように、
声を聞くとどんな雰囲気の人なのかものすごく伝わりますよね。
あなたの声を伝えるツールとして、
録音した音声を活用してはいかがでしょうか。
例えば、アンケートのプレゼントに活用したり、
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ご興味ある方は、声ラボホームページからお問い合わせください。
あなたのお問いを声で届けてみてはいかがでしょうか。
ではまた次回。