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2019-10-14 14:20

143.山田龍也さん(ブランド戦略アドバイザー・弁理士)

【良いものがまっとうに評価される世の中を作る】

良いものを作れば売れる!
そう思っている経営者は多いと思います。しかし、お客様に伝わらなければ売れません。
製造業をされている方に聴いていただきたい内容です。

山田さんは弁理士として商標登録や特許の申請をするだけでなく、会社の価値を見つけ、その強みを生かしたブランドづくりをされているんだということが、とても良くわかりました。

商品やサービスを企画し創り、
商標登録や特許で護り、
そしてその価値を知ってもらうために情報発信しながら育てる。
そこまで幅広い対応をしてくれるアドバイザーです。

気になった方はぜひ、山田さんのブログやメルマガをチェックしてみてください。

special thanks to 野村昌平さん



【今回のゲスト】
ブランド戦略アドバイザー・弁理士 山田龍也(やまだ・たつや)さん

◎ メルマガ/中小企業と個人のためのササるブランドを創るコツ
ファンを作り、売上を伸ばしていくためのブランドづくりに役立つ情報をお届けしています。
https://maroon-ex.jp/fx43851/BYuZA5

◎ ブログ/中小企業と個人のブランドを作る「ササるブランド戦略研究所」
商標登録だけでは不十分。中小企業ならではのブランド戦略(スモールブランディング)についてお伝えしています。
https://yamadatatsuya.com

◎ Twitter/山田 龍也(ものづくりとブランドづくりの専門家・弁理士)
日々のニュースの中から、商品企画やビジネスのヒントになりそうな事例を紹介しています。
https://twitter.com/ta2_ymd

◎ Facebookページ/山田 龍也(弁理士)
ブログの更新情報やセミナー開催情報をお知らせしています。
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◎ Instagram|sweets.benrishi
「スイーツ弁理士」として、スイーツの食べ歩き写真を公開しています。
https://www.instagram.com/sweets.benrishi/

 

ポッドキャスト・コンシェルジュ こえラボ
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経営者の志。こんにちは、こえラボの岡田です。
良いものを作れば売れる、そう思っている経営者は多いと思います。
しかし、お客様に伝わらなければ売れません。
製造業をされている方に聞いていただきたい内容です。
まずは、インタビューをお聞きください。
今回は、ブランド戦略アドバイザーであり、弁理士の山田龍也さんにお話を伺いたいと思います。
山田さん、よろしくお願いします。
まずは、どういったお仕事をされているのか、そのお仕事の内容を簡単にご紹介いただけるでしょうか。
私、もともと化学メーカーに勤めていて、技術屋なんですね。
ですので、最初に始めた仕事は、特許の申請の仕事を始めました。
その後に、弁理士の資格を取得したのですが、
仕事をやっていると、特許を取るだけだと、中小企業はビジネスがよくなるという感じもしない気がします。
では、どういう事を重視してやっていったらいいのだろうと考えた時に、
中小企業もブランドをちゃんと作っていかないと、今の時代はうまくいかないということに気がついたのです。
ですので、今は、ただ特許を申請するという申請業務だけではなく、
どういう商品を作ればいいのか、どういう特許を取ればいいのか、
ブランドを作っていくにはどうすればいいのか、ということをトータルにアドバイスする、
ブランド戦略アドバイザーという仕事をやっております。
そうなると、弁理士さんは特許の申請がメインになる方もいらっしゃるかもしれないのですが、
何を申請するか、その前の企画の段階から一緒にご相談して、作り上げていくということなんですね。
やはり申請業務だけやっていると、どうしてもこれを作ったから、これについて特許を取りたいという話になりがちですが、
そもそもそれが商品として考えた場合、売れるのでしょうか、世の中に受け入れられるのでしょうか、
ということはあまり考えられていないケースが結構あります。
どちらかというと、できるから作りましたというのもあるんですかね。
いわゆるプロダクトアウトという考え方ですが、これが新しいものができたから、とりあえず特許を取っておこうという話が多いわけです。
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そうではなくて、やはり商品としてどういうものを企画していくのかというところから考えて、
そのビジネスを守るためにはどんな特許を取ったらいいんですかというふうに考えていく方が事業的にはすごくメリットがあると思いますね。
結局最終的には使う人とか利用したい人がいるので、そのために取っていくということですね。
そこがいない状態なのに、いくら取っても活用されずに終わってしまうということなんですね。
いわゆる市蔵特許というものが増えてしまうわけですよね。
そういった意味だと、やっぱり最初の企画のところからどういったためにやっていくか、そのところが非常に重要になってくるんですね。
そうですね。やっぱりお客さんがどういうニーズがあって、あとは他の会社さんがどんなものをやっていて、
それから自分たちの強みはどこにあって、というところをきちっと考えて作り込んでいかないとですね、
例えば一発その商品が当たったとしても後が続かないんですよ。
だからやっぱり自分たちの強みというものをちゃんと活かしたような商品開発をしていかないと、
あっち行ったりこっち行ったりして全然蓄積がないという形になっちゃいますよね。
だからそこもやっぱり戦略を考えて取っていく必要があるんですね。
やっぱり戦略ですよ。
そして先ほどもありましたが、それからその後ですよね、特許とか商品を取った後もやっぱり大切になってくるんですかね。
そうですね。私見てますと、結構特許を取ると安心してしまう人が多くて、
せっかく特許を取ったんだからそれをうまく活用してビジネスをちゃんと伸ばしていかなきゃいけないんですけど、
そこができていない方が非常に多いですよね。
取っただけで安心してしまう。
それで取ったから売れるんじゃないかとか活用してもらえるんじゃないかというふうに思いがしたけど、なかなかそうではないんですね。
そうですね。特許を取るということと売れるというのは全く別の問題ですから、
じゃあ特許を取ったからそれをうまくアピールをして、
うちは良い技術を持っているんだよ、だから使ってくださいというような販売促進と言いますかね。
そういうことをちゃんとやっているかというと、取れたからいいやみたいな、真似されないからいいやみたいな。
そうですね。やっぱりそうするとブランディングだったりマーケティングだったりそういったことを大切になってくるということですね。
そうですよね。
そういったことも含めて最初の企画からブランディングのところまでトータルが大切ですよということをお伝えされているんですね。
そうなんですよ。
そうやっていかないといくら商品を作ったからといってその企業がビジネスにつながるかというとなかなかそうではないですね。
そうですね。なかなか売れる商品を作るというのは難しいので、思いつきでやってもなかなかうまくいかないですね。
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この番組は経営者の志という番組なんですが、山田さんにとっての志、どういったものなのかお聞かせいただけるでしょうか。
はい。私はもともと製造業にいたんですけど、やっぱり日本の製造業ってもっと力があるんだよというところを世の中にアピールするような仕事がしたいなというふうに思っていますね。
日本というのは技術立国というふうに言われてはいるんですけど、最近ちょっと製造業が元気ないという状態になっています。
日本というのはやっぱりすごく繊細なものづくりを得意としているというふうに私は思っているんですけど、だからアメリカみたいにですね、宇宙開発とかAIとかああいうものよりもやっぱり金属を加工するとかね、そういう仕事のほうが日本は向いてるんじゃないかなというふうに思っているんですよね。
だからさっき言った強みの部分ですよ。日本の製造業の強みって何?そういうところをちゃんとアピールをして、いい技術を持っている人、いい会社、いい工場、そういうところがちゃんと評価されるような形でやっていけたらいいなというふうに思っていまして、私もそのお手伝いを少しでもできたらというふうに思っているんです。
だからやっぱり強みを生かすための企画だったり、あとブランドづくりだったりというところまで全て対応されているということなんですね。
今日のお話を聞いて山田さんの取り組み、すごく興味ある方もいらっしゃると思うんですが、どういったところで情報発信されているでしょうか。
はい、私ブログを結構書いておりまして、刺さるブランド戦略研究所というブログを作ってまして、ブランドづくりに関する情報ですとか、商品企画に関する情報、あるいは差別化ですね、他の会社さんとどういうふうに差をつけていくのですかというような情報、こういう情報を常に記事をアップしておりますので、
ぜひそちらの方も見ていただけると嬉しいですね。
そうすると具体的に事例とかも取り入れながら書かれていたりするんですかね。
そうですね、あまり難しいことを言っても仕方ありませんので、なるべくその商品、実際の商品ですね、こういうものを取り上げながら紹介をして、この商品はこういう良いところがあるので真似していきましょうとか、これはこういうところが失敗しちゃったねというような事例を元にした記事が多いので。
やっぱりそうするとイメージしやすいですね。
そうですね。
そして自分のところに当てはまることができるのかというところで参考にしながら、こういった取り組みが必要だとか、そういったところの参考になるということですね。
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その他にもいろいろと山田さんは取り組まれているようで、セミナーとかもやられているんですかね。
そうですね。
それはどういったセミナーとかやられていますか。
私のところではですね、いわゆるブランド作りはどうするんですかっていう質問がありますので、そこをどうやって取り組んでいくのか、ブランド戦略に関するようなセミナーですね。
例えば簡単なところで言いますと、商品名をどうやってつけるのっていうネーミングの話ですとか、そういうものもですね、月に1、2回ぐらいですかね、のペースでやっております。
ネーミングをするにもやっぱり法則じゃないですけど、やり方があるんですかね。
ありますね。
そうなんですね。
結構ですね、ネーミングって皆さん、難しい、言葉を作るの難しいって思われている方多いんですけど、やっぱりルールみたいなものはあります。
それに当てはめてきちんと作っていくことが大事ですね。
結構思いつきでキラキラネーム的なものをつけちゃう人が多いんですけど、やっぱりお客さんがどう見えるかっていうところがすごく大事ですね。
経営者の人がパッと思いついてこれで行こうなんて言って作ってしまうと、だいたいずれてしまうことが多いということです。
やっぱり目線としては利用される、お客様の目線で考えていくことが大切なんですね。
そうですね。
両方大事なんですよ。
お客さんの目線で見てちゃんと伝わるもの、それから作る側がどんな思いでその商品を提供しているんですかっていうところが伝わる。
この両面は必要だと思います。
だからそこをちゃんと法則に当てはめて作ることによってその商品の価値がちゃんと伝わるということなんですね。
そうですね。
これ本当に商品を開発されたりサービスをやられている方はすごく重要なことになりますね。
そうですね。
商品名を変えただけで売上が随分変わったという事例も結構ありますからね。
そうですね。
だからやっぱりその辺りは慎重に経営者の方考えてやられるといいのかなと思います。
ぜひそういったこともホームページとかに情報があるようなので、ぜひホームページもチェックいただければと思います。
ぜひ。
このポッドキャストの説明文にもURLは掲載させていただこうかなと思っています。
あとメルマガもやられているんですかね。
そうですね。
大体週に1回ぐらいですけどもメルマガを配信してまして、そちらでもやはりブランド作りに関する情報をアップするようにいたします。
こういうふうにかなり米田さんはいろんなメディアを発信されているようですけど、なかなか製造業の方とかってそこまでやられている方は少ないのかなと思うんですけど、
連動ってどうなんですかね。
そうですよね。チェックオーバーの方がホームページを持っているとかってあんまりないですよね。
でも今は皆さんネットで情報を探すということが多いので、そこが開いてないとなかなか仕事も入ってこないし、世の中に自分たちの存在をアピールするということができませんので、
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私も自分で情報発信が大事だと思ってやっていますので、そういうアドバイスもぜひさせてもらえればと思っています。
本当に今ごろスマホで何でも調べて、そこから注文をしたりする場合が多いと思うので、
そうするとそこに載っていなければネット上では存在しないものになってしまいますね。
たまたま英語のホームページを作ったら外国から注文が来たという話も聞いたりしますので、
いかに情報を発信することが大事なのか、今の時代は特にそうですね。
それで自分の強みをちゃんと表現してしっかり発信する。
そのあたりをトータルとしてブランドを作ってアドバイスされているということかなと思いました。
ちょっと変わった弁理師です。
そうですよね。幅広いなと思いましたので、
ぜひ山田さんのホームページとかメールマガブログなんかもチェックいただければなと思います。
本日はブランド戦略アドバイザーであり、弁理師の山田さんにお話を伺いました。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
山田さんは弁理師として商標登録や特許申請をするだけではなく、
会社の価値を見つけ、その強みを生かしたブランド作りをされているんだということがとてもよくわかりました。
商品やサービスを企画し作るところから、商標登録や特許申請で守り、
そしてその価値を知ってもらうために情報を発信しながら育てる。
そこまで幅広い対応してくれるアドバイザーです。
気になった方はぜひ山田さんのブログやメルマガをチェックしてみてください。
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ではまた次回。
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