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経営者の志。こんにちは、こえラボの金田です。
小さなお子さんを育てながら働くのって、本当に大変ですよね。
子育てだけでも大変なのに、仕事までされているのは尊敬いたします。
小さなお子さんをお持ちのご家庭に聞いていただきたいお話です。
それではインタビューをお聞きください。
今回は株式会社give & give代表取締役であり、
小鳥保育園を運営されている成島陽子さんにお話を伺いたいと思います。
成島さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
まずは簡単にご自身の事業内容をご紹介いただけるでしょうか。
はい。私は千葉県内に5つの小規模保育園。
その中でも4つが小規模保育園という認可の保育園を4つと、
もう1つ、企業主導型保育園という0、1、2歳の保育園を1つ。
計5つの保育園を運営しています。
そうなんですね。5つも保育園を経営されているということなんですが、
保育園の経営って大変なのかなと思うんですけど、どういったところが大変でしょうかね。
そうですね。毎日気が休まることはなくて、
小さい0歳から2歳児までのお子様の命を預かっているので、
先生たちが連絡があると、何かあったかなとか、そういった心配は常にあります。
もう0歳から2歳までという、そういったちっちゃなお子さんだけに特化されているんですかね。
そうです。やはり地域を見ていますと、どの地域も待機児童は0歳から2歳児が多いですね。
そうなんですね。
私は大きい3歳児以降の園になりますと、園庭とか設備関係でちょっと難しいので、
0、1、2歳の小規模保育園になりますと、園庭を持たなくても駅前の店舗の物件で保育園を経営できるので、
それで0、1、2歳の小さい園ということで開園しています。
ということは預けられる人数も少ないということなんですね。
少ないですね。最大19名までという決まりがありまして、小規模保育認可園ですね。
その中をしっかりと見ていただけるというような、そういった園になっているんですね。
もともとどうしてこういった保育園を経営されようということを思われたんでしょうかね。
私は結婚してからずっと専業主婦でした。
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4人の子供を授かりまして、一番下が2歳半の時ですね。
主人が突然病を患って亡くなってしまったので、
これからどうしようかなと思った時に、私には本当に手に職がなくてですね。
いろいろと自分だったら何ができるかなって考えている矢先に、
ある日新聞の折り込みの中に広告が1枚ありまして、
その中で園を経営する人いませんか。園長募集という内容のものを見て、
それで私は育児をやってきたので、これはできるかなと思って挑戦しました。
実際に保育園を経営されていると思うんですが、
何か他の保育園と違った特徴的なところってあるんでしょうか。
やはり0、1、2歳で小さい年齢だということで、
一人一人目を向けて手をかけてあげないといけない時期なので、
小さい園なんですけれども、そこが一人一人お子様たちを見れるということで、
そこが特徴的ですね。
やはりそういった、しっかりと一人一人の先生が見ていただけるというところは安心ですよね。
あとは先ほど駅前とかっておっしゃいましたけど、
立地としても利用しやすい場所に設置されているんですかね。
そうですね。小規模保育園でなると、
駅から近いところの方がお子様たちがお仕事から通勤の途中ですね。
園に寄ってお預かりしてというところで、
場所もある程度自治体から決められていて、
この周辺で園を運営してくださいという要望があるので、
それに沿ってその場所を探して開園してきました。
そうなんですね。この番組は経営者の志という番組なんですが、
成嶋さんが大切にしている思いの部分もお聞かせいただけるでしょうか。
そうですね。私もシングルマザーで9年半やってきたんですけれども、
やっぱり子育てする中でシングルのお母様、
本当に子育てと仕事で大変な思いをしていらっしゃるお母様の気持ちに寄り添えますので、
そういったお母様の気持ちを思って子どもたちをしっかりと見てあげるということと、
あと子どもたちの笑顔が家族の笑顔になって、
家族の笑顔が私たちの笑顔になって地域の方たちの笑顔になるという、
地域のためでも貢献できたらと思って日々やっています。
やっぱり子どもの笑顔はすごくいいですもんね。
はい。もうそれに尽きます。
そうですね。そしてお母さんたちもやっぱり小さなお母さんを子育てしていっていて、
本当に大変なのかなと思いますけど、
やっぱりそういったところをすごくサポートされているのかなという印象を受けるんですが。
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そうですね。やっぱり会社で嫌なことがあって、
来るお母様もいらっしゃいますし、本当に疲れてお迎えに来るお母様もいらっしゃるので、
そんな時に私たちが子どもさん、こういうふうに頑張りましたよとか、
細かいところも見届けて、そういったご報告、1日の生活の報告をしてあげると、
お母様たちもすごい喜んで笑顔になって帰っていかれるので、
また次の日に仕事も頑張ってもらえるのかなと思って、
私たちはそういった役目を受け取っていると思います。
やっぱり成島さん自身もそういった経験あると思うんですが、
本当に働きながら子育てすると大変だと思うんですけど、
やっぱりお母さんたちも疲れた状態で、日々大変な仕事をされている中、
子育ても疲れているような方たちもいらっしゃるんでしょうかね。
はい、きっとね。
特に最初の子さんですと、働いていなくても子育て自体が大変なので、
本当にそれで仕事もあって、家のこともやってとかってなると、
本当にはっきり言いましてパニックな状態ですよね。
特に自分の子どもがこれでいいんだろうかとか、
他の子どもと比べて劣ってないかっていうような心配とかって
よくされる方いらっしゃるのかなと思うんですけど、いかがですかね。
はい、そうですね。働いていらっしゃるので、
基本的にはいつもお子さんといらっしゃるわけじゃないので、
やっぱり縁の様子を伺って、他の子はどうなんですか、
一生一生これでいいんですかって確かめられるお母さんがいるんですけども、
私たちは本当に一人一人をきちんと認めたいですし、
なので、はい、大丈夫ですよって言って、
細かいところのその子のいいところをお母さんにお伝えして、
安心してもらっています。
どちらかと言うと、他の子さんと比べるというよりは、
その子自身をしっかりと認めてあげて、
その子のいいところをお伝えするっていう創立の感じですかね。
はい、そうですね。もうそれが一番だと思うので、お母さまも。
周りを見たり、いろんな本を見たり、いろんな情報がいるので、
今ある中でご心配されることはあるかと思うんですけれども、
私たちは一人一人を見ていますので、お母さんもそうなんですよね。
なので、きちんとそういったところで、子どもたちの保育をしっかりとやっていきたいですし、
一人一人を認めていきたいと思います。
あとお話を聞いていると、やっぱりお子さんだけではなくて、
そういったお母さんにもいろいろお話をされたりとかして、
ケアされているのかなという印象もあるんですが、
そのあたりも気をつけてらっしゃるんですかね。
はい、そうですね。お母さんたちも本当に日々大変ですし、
うちの職員も子どもを持って仕事をしている職員もおりますので、
本当にお母さんたちに寄り添えて、お母さんたちが細かいことを相談してくるんですけれども、
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そういったことにも本当にきちんと向き合って、お返事させていただいています。
私たちの中での返事といいますか、うまくは言えないんですけれども、
そうですね。お母さんたちが安心してもらえるように、
子どもたちの本当に成長をきちんと一つ一つ伝えるようにはしています。
私も子どもがいるんですけど、1人目って本当にこれでいいのかなと思っちゃって、
結構丁寧に丁寧にってやりがちなんですけど、
2人目になると、なんとなく感覚が分かると、大丈夫かなと思って、
だんだん慣れてくるんですけど、やっぱり初めての子どもだと本当に心配で不安ですよね。
そうですよね。親としても初めてなので、お互い初めてですよね。
なので、2番目が生まれてやっと力が抜けるというか、
あれ、こんなんでよかったけど、本当に信じられないほど変わったりしますよね。
でもお互い初めて同士なので仕方ないですけれども、
そこを私たちが少し和らいであげるとか、私たちも初めての先生がいるんですけど、
初めてのお母さんの先生がいるんですけど、
お互いに気持ちを共有し合ったりするのがいいのかなと思っています。
ぜひ今日のお話を聞いて、小鳥保育園、いろいろ興味あるなという方がいらっしゃると思うんですが、
どういったところから情報を得るとよろしいでしょうかね。
まずは小鳥保育園のホームページがございますので、そちらの方で園の情報は見ていただければと思います。
見学とかもできたりするんでしょうかね。
見学も直接園の方に電話をいただいて、それで予約を取っていただいて、
いつでも見学できますので、いつでもお越しください。
あと、そこで小鳥保育園で働いてみたいというような保育士さんとかも募集とかやってらっしゃるんでしょうか。
時々やってますので、そういった時にも必ずホームページに載せて募集することになると思いますので、
先生たちも元気に子どもたちと過ごしてほしいので、いい環境で働けるように私も努力してまいりたいと思います。
ぜひそういった情報をホームページに記載されているということですので、チェックしていただければと思います。
このポッドキャストの説明文にもホームページのURLは掲載させていただきますので、そこからチェックいただければなと思っております。
今回は株式会社ギブアンドギブ、代表取締役の成嶋さんにお話を伺いました。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
成嶋さんは0歳から2歳までの小さなお子さんを専門で預かる保育園を運営されていらっしゃいます。
保育園の運営はとても大変なことだと思いますが、地域を支え、日本を支えている、そんな思いを感じられました。
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子どもたちの笑顔からお母さんが笑顔になり、そしてその笑顔を支える地域や社会も笑顔にしていく、そんな思いで運営されていることがよくわかりました。
とても細やかなところまで気を配っている様子が目に浮かびます。
気になった方はぜひホームページをチェックしてみてください。
そして、あなたの声で思いの届けられるポッドキャストセミナーを開催しています。
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ではまた次回。