やっぱりこういって海外で生活したりとかお仕事すると、やっぱり日本でいた時の価値観とは大きく違うなというそういった出来事だったりとか、いろいろ経験されたんですかね。
山ほどあります。
山ほどありますか。特にここの部分って大きく違ったなーっていうのを、もし紹介できる部分があるとすればどういったところがありますかね。
日本とブラジルっていうところで言うと、私が個人的に一番感じた大きな違いは、日本は定前説の国、ブラジルは定約説の国、これが私が感じたところではあります。
そうなんですね。じゃあベースの感じている感覚っていうのが、考え方っていうのが大きく異なるので、やっぱりそのあたりの対応の仕方も変わってくるっていうことなんですかね。
そうですね。日本で持っていたマインドセットのままで、ブラジルのような国に行くと火傷をするっていう風に私は学びましたので。
だから海外でこの外国人、いろんな国の方がね、やっぱりブラジルもドイツも移民の国なので、結構いろんな国の人が働いてるんですよね。
最後に勤めたところも、部下にギリシャ人とかアルバニア人とかいろんな国の子がいて、そういった子たちをまとめていったりとか、一緒に働いていくっていう中で、
日本に行ったときのマインドセットのままだと、やっぱりなかなか私は難しいなというふうに思ったんですね。
一番意識してたのは、しっかり自己主張をするっていうところですね。
もう自己主張をしてなんぼ、目立ってなんぼだと私は思っていて、日本ではなんか目立つとね、出る杭が打たれるじゃないですけど、よくないみたいなところがあるんですけど、
海外だと、もう私は目立ってなんぼみたいに思ってるので、言いたいことははっきり言う。
自分が悪くないときに自分のせいにされそうになることもやっぱりあるんで、特にブラジルとか、絶対それを支手しないといけないので、悪くないときはっきり悪くないって言うとか、
日本だと自分が悪いしって飲み込んでしまったり、あんまり遠慮して相手に対して強く出られないっていうこと結構あると思うし、
そこが日本人の良さでもあれば、国際社会に出たときの弱みでもあると思うんですね。
でもそういう自己主張とかしたたかさとかって、なかなか日本の中にいると培われない、必要じゃないスキルだから、
それはやっぱりこのいろんな国の人種の中で揉まれていく中で培われるものだと思うので、
ちょっと話ずれますけど、私日本の若者はみんな1回海外に出た方がいいと思ってるんですよね。
そこを経験してからこそ、自分たちのこともよくわかるっていうのはあるかもしれないですね。
はい、日本の良さはすごいわかると思いますし、
あとやっぱりそのグローバル化っていうところで、
日本もその多国との関わりなしには生きていけない状況になってますよね、島国とはいえ。
その中でやっぱりその存在感をこれまで日本って経済大国だと思われていて、今はまだそうだと思うんですけど、
日本の未来が衰退していくとか、これからダメと思ってる人めちゃくちゃ多いですよね。
そうですね。
その中でやっぱり日本が強い国であるっていうことは、
私みたいに外国に住んでいる日本人にとっては死活問題なんですよね。
やっぱり日本のパスポートで100カ国以上の国にビザなしで入れるとか、
日本人ですって言ったときに、それが私が例えばちょっと差別的な発言になるけど中国人ですって言ったときと印象が全然違う。
なるほど、そこはもう海外にいらっしゃるからこそ強く感じるっていうことですね。
私の友達にエチオビア人の男の子がいるんですけど、
彼は自分のビザでほとんどの国にそのまま入れないんですよ。
だから絶対ビザ申請しないといけない。
だからもう日本人ですって言うだけで、ビザが信用の証明なんですよね。
なので日本が強い国でいてくれるということは私にとってもお守りになるので、
だから自分のこれまでの経験をその辺にも還元したいなと思ってるんですね。
なるほど。この番組は経営者の志という番組ですので、
ぜひ小島さんの志についても教えていただけるでしょうか。
はい、私はこれまでいろいろご縁があって、海外に15年住んでいろんな経験をさせてもらったんですけど、