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2025-05-29 12:55

903.児島阿佐美さん(my sento)

【目標を持って、世界に挑む人へ】
ドイツを拠点に活動するコーチ・児島阿佐美さんは、これまでブラジル・日本・ドイツと、異なる文化圏を横断しながら人生を歩んできました。
マルチカルチュラルな環境の中で培ってきた、しなやかでたくましい視点。
そして「異文化を理解し、自己主張する」という、グローバルに活躍する上で欠かせないマインドセットを、丁寧に紐解いていただきました。
「日本の若者は、一度は海外に出るべきだと思うんです」
そう語る児島さんの言葉には、実体験に裏打ちされた力強さがあります。
現在は、海外に住む日本人や、グローバル展開を目指す企業経営者に向けて、コーチングやコンサルティングを提供。
「目標を持って、世界に挑む人を支えたい」
そんな想いから、”my sento(マイセント)”という屋号に、心のリフレッシュ・道の多様性・そしてマインドセットという3つの意味を込めて活動されています。
文化の違いに戸惑うすべての方にとって、心に響くヒントがきっと見つかる回です。
どうぞ最後までお聴きください。

【今回のゲスト】
my sento 児島阿佐美(こじま・あさみ)さん
Web: http://mysento.coach

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サマリー

小島阿佐美さんはドイツを拠点に、日本人向けのコーチングとコンサルティングサービスを提供しています。彼女は日本、ブラジル、ドイツでの生活を通じた異文化理解を基に、海外でのビジネス環境における自己主張の重要性を語ります。また、日本人がグローバルに活躍するためのコーチングやコンサルティングを行い、マインドセットの重要性を強調しています。さらに、彼女の活動には温泉や銭湯への愛が反映された「マイセント」というコンセプトが含まれています。

00:01
声を思いを世界中に届ける、こえラボ。
経営者の志。
小島阿佐美の経歴
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、my sentoの小島阿佐美さんにお話を伺いたいと思います。
小島さん、よろしくお願いします。
岡田さん、よろしくお願いいたします。
まずは、小島さん、どんなお仕事をされていらっしゃるのか、そのあたりから教えていただけるでしょうか。
はい、私はドイツを拠点としておりまして、現在は日本人と個人と、それから日本の法人向けにコーチングとコンサルティングサービスを行っております。
そうなんですね。ドイツに今在住されていらっしゃるということなんですね。
はい、今10年目になりました。
そうなんですね。今まではいろんなところを経験されて、それでドイツなのか、どういう経歴なんでしょうかね。
30歳までは日本に住んでたんですけれども、小学校の教師をしていたんですが、そこからブラジルのサンパウロに引っ越しまして、そこで5年間住んで、その後にドイツに来て10年目になります。
そうなんですね。やっぱり日本、ドイツ、それでブラジル、やっぱりいろいろそれぞれ違いっていうのはあったりするんでしょうかね。
特に日本とブラジルはもう本当に真逆と言ってもいいぐらいの違いがありましたし、ドイツに来てからも、よく日本人って日本とドイツって似てるよねっていう認識があるかなと思うんですけど、
確かに似てる部分もあるんですけれども、逆だよねっていう部分も結構あって、そういった文化層も見る理解をいただけたのがやっぱり良かったなと思います。
じゃあすごい、そういったところでも生活したりとかお仕事されていて、やっぱり経験がいろいろ今に生きてるなあという部分もあるんですかね。
そうですね。やっぱりブラジルっていうところを経ていなかったら、そのいろんな文化の文化的背景を持っている方たちとやっぱり仕事をこなしていくっていうところで、今ほど柔軟にはできなかったかもしれないとは思います。
今コーチングとかをされている時には、やっぱりそういった海外を見据えたりとか海外に進出したりという方もやっぱり対象だったりとかするんですかね。
海外に、ドイツに住んでいる日本人を対象にしていたりもしますし、あとコーチングっていうところでは日本に住んでいる日本人とドイツに住んでいる日本人が今対象にはなってるんですけれども、
ゆくゆくは海外に進出したいという企業の経営者さんであったりとか、あとその異文化環境で仕事をなさっている経営者とか管理職の方々とかっていう方に向けてもコーチングとかコンサルティングを提供していきたいと思っています。
異文化理解と自己主張
やっぱりこういって海外で生活したりとかお仕事すると、やっぱり日本でいた時の価値観とは大きく違うなというそういった出来事だったりとか、いろいろ経験されたんですかね。
山ほどあります。
山ほどありますか。特にここの部分って大きく違ったなーっていうのを、もし紹介できる部分があるとすればどういったところがありますかね。
日本とブラジルっていうところで言うと、私が個人的に一番感じた大きな違いは、日本は定前説の国、ブラジルは定約説の国、これが私が感じたところではあります。
そうなんですね。じゃあベースの感じている感覚っていうのが、考え方っていうのが大きく異なるので、やっぱりそのあたりの対応の仕方も変わってくるっていうことなんですかね。
そうですね。日本で持っていたマインドセットのままで、ブラジルのような国に行くと火傷をするっていう風に私は学びましたので。
だから海外でこの外国人、いろんな国の方がね、やっぱりブラジルもドイツも移民の国なので、結構いろんな国の人が働いてるんですよね。
最後に勤めたところも、部下にギリシャ人とかアルバニア人とかいろんな国の子がいて、そういった子たちをまとめていったりとか、一緒に働いていくっていう中で、
日本に行ったときのマインドセットのままだと、やっぱりなかなか私は難しいなというふうに思ったんですね。
一番意識してたのは、しっかり自己主張をするっていうところですね。
もう自己主張をしてなんぼ、目立ってなんぼだと私は思っていて、日本ではなんか目立つとね、出る杭が打たれるじゃないですけど、よくないみたいなところがあるんですけど、
海外だと、もう私は目立ってなんぼみたいに思ってるので、言いたいことははっきり言う。
自分が悪くないときに自分のせいにされそうになることもやっぱりあるんで、特にブラジルとか、絶対それを支手しないといけないので、悪くないときはっきり悪くないって言うとか、
日本だと自分が悪いしって飲み込んでしまったり、あんまり遠慮して相手に対して強く出られないっていうこと結構あると思うし、
そこが日本人の良さでもあれば、国際社会に出たときの弱みでもあると思うんですね。
でもそういう自己主張とかしたたかさとかって、なかなか日本の中にいると培われない、必要じゃないスキルだから、
それはやっぱりこのいろんな国の人種の中で揉まれていく中で培われるものだと思うので、
ちょっと話ずれますけど、私日本の若者はみんな1回海外に出た方がいいと思ってるんですよね。
そこを経験してからこそ、自分たちのこともよくわかるっていうのはあるかもしれないですね。
はい、日本の良さはすごいわかると思いますし、
あとやっぱりそのグローバル化っていうところで、
日本もその多国との関わりなしには生きていけない状況になってますよね、島国とはいえ。
その中でやっぱりその存在感をこれまで日本って経済大国だと思われていて、今はまだそうだと思うんですけど、
日本の未来が衰退していくとか、これからダメと思ってる人めちゃくちゃ多いですよね。
そうですね。
その中でやっぱり日本が強い国であるっていうことは、
私みたいに外国に住んでいる日本人にとっては死活問題なんですよね。
やっぱり日本のパスポートで100カ国以上の国にビザなしで入れるとか、
日本人ですって言ったときに、それが私が例えばちょっと差別的な発言になるけど中国人ですって言ったときと印象が全然違う。
なるほど、そこはもう海外にいらっしゃるからこそ強く感じるっていうことですね。
私の友達にエチオビア人の男の子がいるんですけど、
彼は自分のビザでほとんどの国にそのまま入れないんですよ。
だから絶対ビザ申請しないといけない。
だからもう日本人ですって言うだけで、ビザが信用の証明なんですよね。
なので日本が強い国でいてくれるということは私にとってもお守りになるので、
だから自分のこれまでの経験をその辺にも還元したいなと思ってるんですね。
なるほど。この番組は経営者の志という番組ですので、
ぜひ小島さんの志についても教えていただけるでしょうか。
はい、私はこれまでいろいろご縁があって、海外に15年住んでいろんな経験をさせてもらったんですけど、
グローバルな目標のサポート
これから独立してやっていく上で、自分の経験をどうすればもっと世界の発展に生かしていけるかなと考えたときに、
一番活かせるのはやっぱり日本の国際化とか、日本人がグローバルに活躍していく上で、
私の経験を役立てるというのが一番かなと思っているんですね。
なのでそういった文脈でグローバルな目標を持っている日本人のコーチングとかコンサルティングをやったり、
あと海外に進出したいという日本の中小企業のサポートをずっとさせてもらっているんですけど、
一番はただマーケティングとかリサーチとかそういったノウハウというよりも、
そこら辺の見えないマインドセットとか、海外の人とやりとりするときのコミュニケーション力だったりとか、
そういったところに一番日本人の壁があると思っているので、
そこら辺の壁を突破できるようなサポートできればいいなと思っています。
特にこういった方のサポートをしたいな、こういった方のお役に立てるなというような、そういった人たちでどんな方たちでしょうかね。
個人の方で言えば、海外に住んでいる、もしくは何かグローバルな目標を持っている、海外に転職したいとか、いつか移住したいとか、
そういったグローバル思考の個人の方で、なおかつ何か目標を持っていると、
何していいかわかんないというよりも、例えば海外転職したいとか、ドイツの何たらし県に合格したいとか、何か目標を持っている人が個人ではいいかなというのと、
あと法人向けには海外にやはり自社の商品を売っていきたいってあったりとか、
あとは日本国内で事業を運営していたとしても、外国人従業員とか採用されているところがきっと増えてきていると思うんですよね。
結構やっぱり異文化環境の中で、チームのマネジメントされている経営者さんとか管理職の方もいていると思うし、文化摩擦でちょっと困っている方とかもいらっしゃると思うので、
そういった方のご相談にも乗らせていただきたいなと思っています。
マイセントの意味
ぜひ個人の方、法人の方含めていろいろご相談に乗っていただけるのかなと思いますので、ご連絡を取っていただけたらなと思います。
そして、Yahoo!マイセントということですが、こちらの意味もよかったら教えていただけますか。
マイセントはちょっと語呂合わせみたいな感じで、3つ意味がありまして、
1つはマインドセット。やっぱり海外で生きていくっていう上でも、人生を良くするっていう上でも、一番のベースになるのがマインドセットなんで、マインドセットが大事だよねっていうのが1つと、
もう1つは、私温泉と銭湯が大好きなんですね。日本に帰った時は絶対温泉行くんですけど、
あとのマイ銭湯で、私との接触の場とか関わりの場が、ちょっと精神とかをリフレッシュするような銭湯のような場であってほしいなっていうのが2つ目の意味で、
3つ目は、銭湯ってこれも語呂合わせなんですけど、銭が数の銭、湯は土。
人生を良くしていくには、ただ道は1つだけじゃなくて、銭も道があるんだよ、銭も湯があるんだよっていう意味で銭湯。その3つの意味を思い出してます。
【佐藤】ぜひね、本当にマインドセットとか、やっぱりすごく大切だなと今日のお話聞いてまさに思いましたので、
ぜひこういった目標を持っていろいろ頑張っていきたいなという方がいらっしゃれば、このポッドキャストの説明欄に小島さんのホームページのURLを掲載させていただきますので、
ぜひそこからお問い合わせいただけたらなと思います。無料のオリエンテーションというのも開催されてらっしゃるんでしょうかね。
【小島】とりあえず1回話してみましょうよっていう感じで。
【佐藤】ぜひそういったところにも申し込んでいただけたらなと思いますので、ぜひチェックいただけたらと思います。
本日はマイセンドの小島あさみさんにお話を伺いました。小島さんどうもありがとうございました。
【小島】貴重なお時間いただきましてありがとうございました。
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