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経営者の志。
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回は、アントレプレナーコーチ、藤山剛さんにお話を伺いたいと思います。
藤山さん、よろしくお願いします。
岡田さん、よろしくお願いします。
まずは、このアントレプレナーコーチというのは、どんなことをされているのか、そのあたりから教えていただけますか?
ありがとうございます。
アントレプレナーということなので、企業家とか事業家という意味になるんですけど、そういう方向けのコーチということで、
今、主に3つのプログラムでやっておりまして、
1つは、企業家さん、事業家さん、経営していくので、組織がありますと。
その組織に当然人がいますので、そういう組織の人たちとどうやってうまくコミュニケーションをとっていくかっていう、
そういうコーチングをマネジメントに取り入れるような、そういうようなプログラムと。
それから、あとは経営者の方、企業家の方、上司がいないんですよね。
上司がいないので、困った時に誰に相談するっていう。
ということで、そういう意味では、自分自身をどうやってマネジメントしたりコントロールしていくかっていう、
セルフマネジメントみたいな、そんなプログラムが2つ目としてあります。
それと3つ目としては、まさに経営をしている皆さんで、経営の結果ですよね。経営の成績。
売上なのか利益なのか、ユーザー数とかなのか、それは何でもいいんですけど、
そういったものに、僕も一緒にコミットして、その達成を一緒に目指すような、そういうプログラムですね。
そうなんですね。
コーチングは結構いろんな分野で、いろいろ活動されていらっしゃる方もいらっしゃると思うんですが、
藤山さん、かなりビジネスに特化するような感じで、コーチングをやっていらっしゃるっていうことなんですかね。
そうですね。僕自身もビジネスが好きっていうのもありますし、
もともとベンチャーキャピタルというところで、スタートアップへの投資っていう仕事をしていましたので。
そうなんですね。じゃあ、そのベンチャーキャピタルから、コーチングはどんなきっかけでやることになったんですか。
ありがとうございます。まさにそうですね、ベンチャーキャピタルにいたときに、
投資をする対象先っていうのは、自分の足とかネットワークで見つけてきてですね。
100本ノックと言われるような経営者の方と、質問をたくさん聞いて答えを伺った上で、
この経営者の方ならとか、この会社だったら将来性あるなというところで、
判断できたら、その会社の会議、会社というかベンチャーキャピタルの会議にかけて、
投資の実行の承認をもらうわけですよね。そうすると、やっぱりその会社とかその経営者の方が好きになるっていうか、
愛着が湧いてくるので。自分で見つけて、そこでやっていこうというふうに決めたわけですもんね。
そうなんです。なので、投資した後が大事なんですね。その投資した後に、いろいろ自分としても支援をしていきたい。
ということで、月に1回とか2回とか訪問して、状況を聞いて、コメントというかアドバイスをしたいなと思うわけですが、
岡田さん、経営上の課題ってどれぐらい数ってありますか?
どうでしょうね。かなりたくさんあるイメージですけど、そんなに数えたことないですね。
そうですね。多分無数にあるんじゃないかなと思うんですよ。そうすると、じゃあそういう無数にある課題に自分が全部答えられるかっていうと、
ちょっと難しいですね。
なかなか大変そうですね。
っていうのが、支援したい、でもなかなか答えきれてないっていうそこのジレンマがずっとあったんですけど、
ある時、SNSの広告でコーチングのプログラムの広告が出てきた時に、
はっと思い出しまして、よくは知らないんだけど、確か相手の中にあるものを引き出すっていうのがコーチングだったなっていうのをちょっと思い出しまして、
これを学んだら自分のジレンマがもしかしたら解消されるんじゃないかなと思って学び始めたのがきっかけでした。
お客さんのために何とかしたいという、そんな思いから学び始めた?
そうですね。より広いテーマ、あるいはより深い悩み、課題に答えたいなというのがきっかけですね。
このコーチも学び始めてどうですか?やってみて変わったこととか学びがあったということってどんなことがありましたかね?
そうですね。思っていた通り、広いテーマとか深いテーマに対して相手の気づきを起こしたりということがやっぱり可能なんだなっていうのが一つあったんですけど、
それを衝撃が大きかったのがですね、自分自身にすごくポジティブな影響があったなというのがありましたね。
どんな影響ですか?
ビジネスを長くやってきたので、どうしてもビジネスの世界にいると、いいものと悪いものを区別するとか、白と黒をつけるとか、交渉して勝つとか負けるとか、
そういうところを追い求めがちなんですけど、コーチングの世界だとそれを二極化と呼んだりするんですけど、そういう二極化思考になっているとかですね、あるいは変な思い込みでこういろんなものごと見てたりとかですね、