1. スパイスファクトリーの「スパイストーク」
  2. #64 CHROってどんなことをする..
2025-11-18 30:38

#64 CHROってどんなことをする人?―CEOでもCTOでもない、このポジションの話をしよう

今週はゲストトーク回!社内外のお客様をお呼びして、外から見たスパイスファクトリーや、小さな学びになるスパイスなトークをお届けします。


【今回のお話】

前回のHot!スパイストークに引き続き、スパイスファクトリーに11月に就任した執行役員CHRO(最高人事責任者)の野村さんをゲストにお迎えしました!

「CHROって何をする人?」という素朴な疑問から、これからの組織づくり・人事の在り方まで、たっぷり語ってもらいました。

組織づくりやキャリアのヒントが詰まった30分!

最後の”スパイスな一言”も必聴です!


#64-CHROってどんなことをする人?―CEOでもCTOでもない、このポジションの話をしよう

1.CHROとはどんな役割?

2.AI時代のCHROに求められるもの

3.「正直でいられる文化」という強み


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▼野村さんCHRO就任のプレスリリースはこちら

⁠⁠https://spice-factory.co.jp/news/19701/


【大募集】みなさんからの感想や質問も大募集!以下のフォームや、Xで 「#スパイストーク」とつけて投稿してください!https://forms.gle/cGr4KysR49N7kAZJ6⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


【本ラジオについて】

第1週:TechトークCTOの泰さんとTechな面から、スパイスファクトリーの今や技術の話、ITトレンドなどをお届け。

第2週:Hot!スパイストークコーポレートユニットのメンバーと、スパイスファクトリー社の様子やメンバー紹介、お便りなど、スパイスファクトリー社の”いま”をお届け。

第3週:ゲストトーク社内外のゲストにお話を伺っていきます。違う視点から見たスパイスファクトリーや、小さな学びになるスパイスなトークをお届け。

第4週:デザイントークIXDチームのメンバーとデザインの側面から、スパイスファクトリーの今やサービス、トレンドについてお届け。

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▼ラジオのコンセプトはこちら『ラジオはじめます。みんなで育てて、成長するラジオ』

https://note.com/spice_factory/n/nf55702ee5b7f

▼ラジオの書き起こしは「LISTEN」で読むことができます!https://listen.style/p/spicefactory?nqGIS3iM

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この番組は360°デジタル・インテグレーターとしてDX支援を事業展開しているスパイスファクトリー株式会社がお送りします。

サマリー

スパイスファクトリーのCHROである野村由紀さんが、最高人事責任者の役割や人的資本経営の重要性についてお話しされています。彼女は人事職の未来や、堅実な経営戦略を実行するために必要な組織構築についても言及しています。このエピソードでは、スパイスファクトリーにおけるCHROの役割や、個人の生き方と会社の価値観の関連についても語られています。特に、技術の変化に対応するために人をリードすることの重要性が強調されています。また、CHROの役割やその重要性、そしてスパイスファクトリーの組織の今後についても論じられており、クリエイティビティと情熱を持って業務に取り組むことの大切さが特に強調されています。

スパイスファクトリーの紹介とゲストの登場
スパイスファクトリーのスパイストーク
みなさんこんにちは。スパイスファクトリー株式会社がお送りするスパイストーク。本日のパーソナリティは、パブリックリレーションズを担当している前田です。
この番組は、DXに関わるあなたにスパイスファクトリーの今とスパイスになるようなトピックを週替わりでお届け、日々のスパイスになるようなお話をテーマにした番組です。
毎週火曜朝10時にスポティファイ、Apple Podcastで配信しています。
第3週目はゲストトークということで、車内外からゲストをお迎えして、いろんな視点からスパイスファクトリーを見ることで、小さな気づきにつながるスパイスな話をお届けしていきます。
ということで、今回一緒にお話しするのは、スパイスファクトリーに11月に入社したチーフヒューマンリソースオフィサー、CHROの野村由紀さんです。お願いいたします。
よろしくお願いします。
野村さんはラジオ初めてですか?
初めてです。思ったよりラジオ感があって、びっくりしてました。
私の急変ぶりに?
いや、そう。さっきまで雑談してましたもんね。
びっくりしすぎて。
なんか急に野村さんがにやけだしたぞみたいな。
声が出ない。声を失いました。一瞬。
今回はたくさん声を出していただく回になりますので、よろしくお願いいたします。
野村さんそういえば最近ハマっていることとかあるんですか?
ハマっていること、寝る前にYouTubeで周波数何とかヘルツみたいなの、自分の好きな周波数の音を聞いて寝る。
ヒーリング系ですね。
ヒーリング系、すごいいいんですよ。528ヘルツとかがピッタリ。
おすすめ。野村さんのおすすめは528ヘルツね。私もちょっと体験してみようかな。
ぜひぜひ。
よろしくお願いします。ということで、リスナーの皆さんにちょっと質問をしていきたいと思います。
最近ですね、CHRO、最高人事責任者という言葉って目にしたり耳にしたりすることはございますでしょうかということで、
最近ですね、ニュースとか企業のプレスリリースとかちょこちょこ見かけるようになってきたんじゃないかなというふうに思います。
でも正直CEOとかCTOは分かるけれども、CHROってそもそも何する人なの?みたいな感じで思っている方も実際多いんじゃないかなというふうに思っております。
なのでですね、本日お迎えしている野村さんはですね、スパイスファクトリーのCHROに就任されたばかりということで、今回はこのCHRO人事責任者の役割というポジションについてとか、
人的資本経営の考え方だったり、なぜ今注目されているのか、そもそもこの時代に何が必要とされているのかというその背景についてもですね、私たちが目指す組織の未来についてじっくりお話ししていきたいと思っております。
CHROの役割と業務範囲
長々となりましたけれども、ということで野村さんのことをまだ知らないリスナーの方がたくさんいらっしゃるかなと思いますので、簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
はい、新卒で大手企業のソフトバンクという会社に入ってですね、当時iPhoneを売っていたのがソフトバンクだけで、めちゃめちゃかっこいいなこの機械ということで入社して、そこから販売職とか営業職とか
ウェブ系の会社に転職したりですとか、いろいろ経験を経て、2010何年とかから人事職。そこからはウェブIT系の企業さんばっかりで、大体6年くらい採用とか組織作りとかいろいろやったんですけど、直近でいくとCHROをガバテック系のサーズ企業でさせていただいたりですとか、
あとディープテックの企業さんで人事のリーダーさせてもらったりですとか、そういった経験を経て、今回スパイスファクトリーのCHROに就任させていただいたというような流れになります。
はい、ありがとうございます。ちなみに、なぜ人事の道に行くキャリアを決められたんでしょうか。どこか節目があったんですか。
新卒で入った会社で、ある意味販売職という形でキャリアをスタートしたので、店舗に従業員の方がいっぱいいるじゃないですか。
メンバーにミッションの持たせ方とか、お話を対話を通してモチベーションが変わるだけで、店舗1店舗の売り上げが数千万単位で変わるっていうのを経験したんですよ。
これって別に技術とか知識とか経験とかじゃなくて、うまくいくことは入社1週間でトップセールスマンになれるんですよ。
これ、ただ気持ちが変わっただけで、こんなに売り上げてお金に変化が出るってすごい面白いなと思って、それを極めようと思って、研修とか首突っ込んだりとかもしてたんですけど、人材紹介行ったりですとか、
恋愛アドバイザーみたいなのをやってたこともあって、人の気持ちで意識変容、行動変容で結果が変わるとか社会が変わるとかっていうのが面白いなと思って、たどり着いたのが人事職っていう感じですね。
いや面白いですね。恋愛アドバイザーの話はまた別の機会に紹介したいなと思っていますが、人のモチベーションや気持ちの部分だったりとかで、そんなに売り上げが変わったりとかするんだっていうところはちょっと驚きですけれども、
そんなちょっとですね、人事職に関連する今回はCHROについて聞いていければなというふうに思っておりますが、ちなみに野村さんとスパイスファクトリーとの出会いについてちょっとだけ話そうと思うんですけど、私たちの出会いですもんね結構ね。
そうイコールね。
野村さんの元前職のお知り合いの方とちょっと一緒に飲もうよみたいなってなった時に、私初めましてで、うちのメンバーももう一人いたんですけど、初めましてで飲み会で楽しく飲みまして、その時は別にお友達っていうか仲良く飲みましたねみたいな感じだったんですけど、
その後ご縁があってね、なんかお仕事、お互いのケイパビリティというか持ってる知見がお互いに行きそうだよねみたいな話になって、いやーなんかご縁ですね。
そうですね、元々あの、かの有名なユニコーン企業で最も顔が広いデザイナーさんのつながりで、りささんとただただ飲んで酔っ払って私がすぐ帰るっていう。
そうそう、すぐ帰った。
で、そこからなんかPRで困ってて当時、ガバテックの役員やってた時に、そやそやと思ってお声掛けさせていただいて、お話したらめちゃめちゃ筋の良い提案資料をいただいたんです、初手で。
これ結構感動体験で。
ありがとうございます。
こんな感動体験できる人と一緒にお仕事したいなみたいな、そこからがスタートな気がします。
そうですね、で、その後にガバテック企業でCHRをやられてた野村さんが、実は結構人事領域的にも広く活躍されてて、組織開発の部分がかなり知見があるっていう話をちょっと聞いたときに、結局スパイスファクトリーがちょっとここから組織開発しっかりしていきたいよねっていうフェーズと結構マッチして、
実際ちょっと野村さんにアドバイスいただきながら、ちょっと組織を良くする方向性を模索していったみたいなところでちょっとお力になってもらったりとかっていうところで徐々にご縁をつなぎながら、今に至るというような感じですね。
そうですね、厳密には組織開発経験は知見はめっちゃあるとかじゃなくて、なんか一生懸命頑張ってた。
いっぱい考えて一生懸命頑張ってたっていう感じ。
それが野村さんのノウハウとなり。
なるべくすぐ使い回したくなる。
うまくいったことをこすって。
改善性をね。
何回も使いたくなる。
持たせてね。
ありがとうございます。それではですね、ここからは本題に入っていければと思っております。
CHROってどんなことをする人なのかという、まさに今日のテーマなんですけれども、改めて多分知らない方もいらっしゃると思うんですね。
組織にCHROという役職がそもそもいないとかいう企業もあると思いますので、改めて野村さんからCHROってどんな役割なのか、ちょっと簡単に教えていただけますか。
CHROって人事職の上位互換みたいなイメージ持たれる方すごい多いと思うんですけど、それはなんか手段としてプロであれとは思うんですけどもちろん。
そういうわけでもなくてですね、経営戦略ってあるじゃないですか、ボードが作る。それを実行するのに最適な組織をずっと維持し続ける、担保し続けるので、要は経営戦略変わるじゃないですか。
次に変わるのこう、だから今のうちにこうしとこうっていう、ずっと維持し続ける役割がCHROのお仕事かなというふうに考えています。
なんか結構幅広いなって思うんですけど、干渉範囲的にはどのぐらいの業務領域なんですか?例えば具体的に言うと。
会社のフェーズとか戦略をどう変えていくかとかにもよるんですけど、一番最初シリーズAとかっていうともう完全に採用で、それこそCXを採用とかシード機シリーズA機とかで上位というか戦略を作っていく人の採用とかになりますし、
シリーズBとかCとかってなっていくとある程度プロダクト事業ができ始めるから、じゃあそうなると中にいる人も変わってきて、じゃあ育成とか教育とかマネジメントとか制度設計とかっていう風になってきて、
シリーズCとかIPO前後になると、次その既存のカルチャーと新しい風を入れていくとか、グローズフェーズに入るから新卒入れようとか、じゃあここの専門性のある人、ジェネラリストじゃなくて、を取っていこうとかってなると、どうしても既存のこれまで称賛されていたものがはまらないとか、これまでの評価制度がはまらないとか、カルチャーがもっと複合的な多様性のあるカルチャーに変化するとかあるじゃないですか。
それが馴染むように、既存の社員と新しい風が馴染むように制度設計とかインナーブランディングとか、そういったところをやりつつ。
ロームは法廷基準を守るっていうのをずっと越し淡々とやるんですけど、IPO時期になるとそのロームの力が強くなって、そこに投資をしだしたりとか、そういう感じでフェーズとか戦略とかによって仕事手段が結構変わると思ってて。
全部をプロであるというか、リードできる必要はないんですけど、どう考えるか、どのフェーズに何が必要なのか、何があればこの経営戦略が健全に進むのかを、ちゃんと問題を提起して、課題をこうやって優先順位につけて、正しいところに投資活動を人っていう人ができれば、それがCHROのお仕事かなと思います。
CHROの未来と社会の流れ
ありがとうございます。ちなみに野村さんから見て、今の社会とかの流れを見たときに、このCHROという役割、最高人事責任者の役割って、どう今後求められていくと思いますか。
今、仕事でGPTとかAI使うことが増えてるんですけど、私の経験とか勘どころっていうのが、あんまりもういらなくなってくる。要はCHROっていう職種すら、誰でもできるようになってしまうと思ってるんですよ。
誰でもっていうのは、おそらくCEOとか、他のCEOだったりだとか、要は経営戦略が描ければ、そこからプロンプトとか入れて、人事戦略、組織戦略に落としていけばいいと思うので、最終形態、CHROですらも数年以内にそんなにいらなくなるとは思うけども、向こう5年間ぐらいはやっぱりすごい必要なのと、
それ以降はどっちかというと、人に伴奏するような働き方。今って戦略描くとか、投資の費用対応を確認しながら正しく研修を行う、正しく採用活動を行うとか、ブランディングを行うとかやけども、
もうちょっと人が人でしかできないところを一緒に作り込んでいくとか、個人のミッションを対話によって作り出していくとか、もうちょっとハートフルな方に今後は変わっていくと思うし、他の企業さんも同じように考えてらっしゃる人事の方も多いと思うし、
一旦、CHROのニーズがここ5年ぐらいピークを迎えて、他社さんも増えるだろうけど、その先って意外と増えはしないと思ってるっていう。勝手に思ってるだけですけど。
野村さんの視点で聞きたかったのでありがとうございます。このハートフルな方向性が結構増えるんじゃないみたいな話、ちょっと面白いなと思ったんですけど、ハートフルって何ですか?
結局今、例えばGPTと一緒に仕事をしているとですね、主体性を持って抽象度の高い問題を概念レベルで理解しながら、具体の行動とか戦略とか施策とかに落とし替えていくようなプロンプトをちゃんと入れてあげないと正しい施策とか文章とか数字が出てこないので、打ち手もうまくいかないじゃないですか。
GPT使ったとしてもね。ってなってくると、結局なんかその主体性を持って自分で考える、自分事としてこの問題、社会の問題や会社の問題を考えられる人がうまくAIを使ってどんどんいろんなことが短時間でたくさんできるようになっていくと思ってて。
だとすると、その主体性っていうのは、そもそも自分自身の生き方とか、普段からこれをもっとこうしたかったっていう意思とかっていうのと、会社のビジネスモデルや社会価値っていうところがリンクした瞬間、共鳴した瞬間、これやらなあかんっていう強い行動力になって。
で、自分のミッションになって、それを仕事にして、正しい解釈をして、プロンプト入れて実行に移していくと思うんですけど。私がやることは、その会社とか事業とか社会と個人の人生におけるその生き方とか価値観っていうのをくっつけてあげる役割。
それが、なんて言ったらわかんないかわからない。共鳴みたいな感じ。リンクさせてあげる。それが多分力になるから、当事者意識とか、自分で考えていくっていう力の原点となるから、一旦ハートフルって言いましたけど、要は個別の事情です。
おそらくこういうことがあったとか、過去にこういう経験をしたとか、病気で事故にあってとか、いろいろそういう個別の事象があるじゃないですか。
社会の課題をグッとつなげられれば、それが行動力とかになって、それを打開するためのアイデアだったり実行力っていうのをつけていって、それが少人数で回せるような社会になっていくだろうから。
それを加速するのが、例えば人的支援って、基本は少ない人数でものすごいたくさんのことができたら、一番利益率が高いじゃないですか。理想系ね、極論。
なので、それをやっていくためには、私が少ない人数でモチベーションとかエンゲージメントとかを上げられるような動き。それがおそらくハートフルっていう言い方になってくる。
モチベーションとか、動機づけとか。
スパイスファクトリーの強み
共鳴を作る。個人の生き方と会社の成長、事業の成長、社会の成長をガッチャンして共鳴させるっていうのが、私の役割になりそう。だからハートフルな部分が凝縮。もっともっと凝縮される。今も別にちょっとはやってますけど、もっと凝縮される気がする。
ちょっと次の話題に移っていければと思います。ここからはスパイスファクトリーという会社にフォーカスしていきたいと思うんですけれども。スパイスファクトリー、今回CHROというポジションを設置させていただいたわけなんですけれども、野村さんは経営人とも話されていると思うんですけど、なぜ今のタイミングで野村さんがCHROの役割を担うことになったのかって聞かせていただいてもいいですか。
一番は多分技術の変化とか、世の中の変化、市場の変化とか、IT産業のビジネスの変化とか、そういった中でスパイス自身も変わらなきゃいけなくて、でも変わるって言うと人物金情報全部変わる中で人の部分をリードしていただく方が、そんなに強くなかったので、強くなかったというかそこに人を張ってなかったので、これまで。
なので、ジョインさせていただいたとか、機会をいただけたというふうに思ってますね、このタイミングで。
本当に社会の変化というか、IT業界の技術の変化は本当に目まぐるしくて、本当にエンジニアだったりデザイナー、本当に職種問わず、生成AIのタイトルによって、今もなお変わり続けていると思うんですけれども。
ちなみにスパイスファクトリーも結構生成AIとかは使って、効率化を目指していたりとか、いろんなことに取り組んでいたりはするんですけれども、野村さんから見たときにスパイスファクトリー、この会社のここのが強みだなみたいな感じる部分とかってどこにあったりしますか。
技術力とかデザイン力とかって、もちろんそれが強みでここまで買ってきているから、それはそうなんですけど、一番の特徴としては正直でいられること。一人一人がまっすぐでいられること。
これはめちゃめちゃ強みだと思っていて、結局自分が自分自身を誇れる自分でいられることっていうのが許容されている。周りのボードメンバーからも、周りのメンバー同士でも、それが許容されているのが一番強いと思いますよ、今。
それもハートフルな部分ですね。技術のここの部分が具体の話じゃなくて、組織体が持つ人格みたいな、みんなが担う、醸成する組織の文化感みたいなところに紐づいてくるんですかね。
なんか多様性とかっていうところを早くから着手されてたっていうのもあると思うし、あとは心理的安全性が高い会社だなぁと思うので、そうするとやっぱり変化に強いというか、誰かがこれが正しいって言って分かりましたって言ってるところよりは、心もいけるんちゃうみたいなのが活発に出てくることで、
じゃあもうこれちょっとヤバいからこっちにしようか、みたいなのがすぐ決まっていくんで。そういう意味では、そういう真っ直ぐでいられること、正直でいられることがもう強さに今この瞬間めちゃめちゃ変わっていってると思ってて、やっぱなんか期待大みたいな、これを加速するような仕掛けを持ってやりたいと思っています。
楽しみですね。私は野村さんと一緒の部署になるので、ちょっと一緒にいろいろやれるのが楽しみですけれども、意外とこれメンバー気づいてないんじゃないですかね。これ野村さんが言ってくれたこの強みなんじゃないっていうポイント。
未来の組織像
そうかもしれない。
なんか気づいてない人の方が多そうだし、私も今聞いて、あ、そうなんだみたいな。
もちろん感謝はし合ったりとか、リスペクトの文化はもちろんあるので感謝は伝える機会はあるんですけど、自分が正直かとか真っ直ぐかとかって分からなくないですか。
外に行かないと分からないですよね。
そうですよね。さっきね、ポジティブな部分をちょっと聞きましたけど、ネガティブなところも素直に聞いていきたいなと思うんですけど、ここはちょっともうちょっと伸ばしていきたいな、ちょっともうちょっと伸びしろあるな、みたいな感じる点とかってありますか。
これはしたたかさみたいな。なんかさっき言ったようにその意見も素晴らしい。俺も素晴らしい。やってくれてまずありがとうみたいな文化なんですけど、もうちょっとなんか逆にしたたかになってもいいかなと思って。
したたかというか自分が主人公としてお仕事していただいてもいいんじゃないかなと思ってて。
僕これやりたいからやらせてくれみたいな。なんかそういう人がもっといてもいいかなとは思います。これやったらこうなるから、どうしても社会を良くするためにはこれ今必要やねん、たかぎさんみたいなプレゼンがもっとあってもいいんじゃないかなとは思ってます。
確かに。みんな優しいところがいいところでもあり、そこのちょっとグイッと一歩踏み込むみたいな。
そうそうそう。周りになんか迷惑じゃないかなとか、この人忙しさやから声かけづらいなとかじゃなくて、うまいこと効率よく声かけながら、なんか意外と社内でこれ私もやりたかってみたいな人ってめっちゃいて。なんかやろうとすると。それがもうちょっと活性化するといいなと思ってます。
そうですね。皆さんちょっと聞いている方がいたらちょっとスパイスになってるかもしれないので、ちょっと主人公がねちょこちょこ生まれ出すかもしれないですけど。まあラジオがきっかけで、あ、そうだったんだって自分がそう見られてたかもとか、自分もそう思ってたけどやっぱりそうだったかって気づいてる方もね、もしかしたらいるかもしれませんということで、ここからはですね少し未来のお話にもう少しフォーカスしていければと思ってます。
じゃあ野村さんが考えるこれからのスパイスファクトリーの組織像についてですね、どんなチーム、どんな文化を目指していきたいと考えていますかというところをちょっと伺っていければと思います。
難しいんですけど、
結構難しいですよね。
めちゃめちゃ解があるわけではないんですが、イメージとしてはシンプルにしていきたいと思ってて、最低限の仕組みとかなんかこうコアの標準化されたルールとかだけ研ぎ澄まして設置して、あとなんかいかなる変化にもすぐ気づけたりとか、そこに合わせてすぐ戦略変えれたりとかするように、
なるべく各自の特徴を持っていろんな方向向いてて、いったい多様性がもっともっと武器になるような、そういうチームにしたいなぁとは思っているので、ちょっと抽象度が高いんですけど、
全然大丈夫です。
なんかそんな風に考えてますね。軽く早くシンプルにという感じです。
ちなみに、そんな未来を実現していく上で、今準備段階っていうところは結構大きいかなと思うんですけれども、聞いている社内のメンバーにちょっと協力してほしいなみたいなこととかってあったりしますか?もし聞いているメンバーがいたら。
皆さんのさっき言ったような意思とか生き方とか価値観とかっていうのを、ぜひ武器にしていきたいと思っているので、そういう意味で全員とお話しさせていただきたいですし、勝手にワンワンとか入れるかもしれないけど、あんまり鬱陶しがらずに参加って押していただけると嬉しいなと思って。
まず何を考えているか知りたいし、何なら各個人の業務におけるめっちゃ細かい大切にしていることとか、課題感とかも全部知りたい。そこから事業に必要な要素分解とか、この機能を残そうとか、これ強くしようとか、これちょっとなくしてその代わりにこうしようとかっていうのを見出していきたいので。
個人能力と会社の経営史みたいなところの説中部分を、例えば目標制度だったり目標管理だったりOKRだったりっていうところに乗っけていきたいので、まずはみんなを一人一人を知りたいって感じです。
ちなみにちょっと余談なんですけど、ラジオ始めて結構経ったんですけど、結構いろんな方がメンバー社内のメンバーもね出演していただいて、結構自分の考えをまとめるのに苦戦したみたいな自分の思いとか、結構そこってはっきりしている人とこれからまだ準備段階の方といると思うんですけど、
この自分のやりたいこととか意思とか、そういったものをはっきりさせていくために必要なことって何なんですかね。
なんかはっきり喋れるからいいとかでもないしね、なんか考えてればよくて、なぜならそれが行動に出るから、なんか無言でアウトプットで見せる人もいると思うし、なんか喋っただけでも意味はそんなにないので、でも何かがそこに何かがあればいいんじゃなかろうか。
CHROの役割と組織の重要性
私もだってキャリアとか無限に聞かれて、次何をやりたいんですかとか、どんなキャリアを描かれますかみたいなこと言われてもなんかないから、その時その精一杯なんか面白そうやなーって思うことにコミットしたいし、お仕事することがクリエイティブなことだと思うので、別になんか言語化できるからすごい悪いでもなく、
何かを自分で考えて想像してれば、それが文章であれプロダクトであれ仕組みであれ制度であれ採用であれ何でもいいんじゃないかなと思ってる。あとはGPTが何とかしてくれるからキャンバーとか。
確かに。なんか結構自分のやりたいことってめちゃくちゃ聞かれるじゃないですか。その組織のワンオンとかでもそうだし評価面でもそうだしみたいな。だから今を精一杯何か考えながら。
そうね。なんか自分の中での面白ポイントがあればそれでもいいと思ってて。
あーちょっと興味あるなとか。
そうそう何でもいい。
ちょっと面白いなとか。
そうなんですよ。私が採用担当の時はもう採用の、その例えばビズリーチさんとかウォンテンさんとか皆さんのレジュメとかが見れるんですけど、レジュメというか掲載されてる情報。
でそのユーザーさんの情報を見た時にはこの人こんな経歴でこの大学からここ行き渡ったんやみたいな。そこからここでこんなに出世されててマジですごいじゃないですかみたいな。
でそのっていうあなたにはこの求人のこのポジションのこんな言葉はどうでしょうみたいなイマジネーションめっちゃ使うんですよ。
全然知らない人なんですけどもちろん。
で名前もわからないですし。ただなんかスカウトを送信する時にイマジネーションを使ってこれはいかがでしょうかこのオポチュニティーはみたいなのをスカウト送信するのが私好きなんですよ。
これめっちゃニッチやしなんかその多分あんまり共感得られる方いらっしゃらないかもしれないんですけど、なんか別にこれ好きだからめっちゃ魂込めてやるんですけど。
自分がやりたいとかでもいいのかなと思って別になんか大それたこととか中小企業のキャリアとかそういうことじゃなくてこれが好きっていうことをずっと続けるっていうのが大事。
ずっと何か好きな何がしか仕事上クリエイティブなことで好きなことをずっと維持するために勉強したりその実行したり失敗したり成功したりしながらやり続けるっていう力と機会を持つことが大事かなと思います。
ありがとうございます。そんな風にですね好きとか自分のちょっといいかも見つけられた人たちが集まるチームってどんどん強くなったりとかそれこそクリエイティビティを発揮するのかなというふうに思いました。
クリエイティビティと情熱の大切さ
ありがとうございます。それではですねあっという間にここでお時間が来てしまいました。
本日はですね野村さんとCHROやスパイスファクトリーの今後の組織についてお話ししていきました。
本日にまとめということで聞いているリスナーさんに何かスパイスになるような一言をお伝えして締めていきたいと思います。
それでは野村さん今日のスパイスな一言は。
ハートフル。
いいですね。私もそう思った。
ハートフル絶対フルだと思いました。
ミスリードするよね。
いやミスリードではないですけど。
いけますかね。
なんでハートフルを選んでいただいたんですか。
いやなんかこの論理的なロジカルなハートフルです。ロジカルな意味でのハートフル。
だからそれは何なの?ロジカルな意味のハートフルはどういう意味なの?
自分なりに考えた上で今後人が人でしかできないことにフルコミットしましょうという意味でのハートフルです。
素晴らしいです。ありがとうございます。
皆さん今日のお話はどう感じましたでしょうか。何かスパイスを見つけられましたでしょうか。
概要欄のフォームやXSNSでハッシュタグスパイストークとつけてぜひ感想を投稿してください。
ということで最後までお聞きいただきありがとうございました。
この番組は360度デジタルインテグレーターとしてDX支援を事業展開しているスパイスファクトリー株式会社がお送りいたしました。
来週は第4週目ということでデザイントークと題してIXDデザイン事業部のメンバーと一緒にデザインの視点からスパイスファクトリーを掘り下げていきます。
それではまた次回。
お楽しみに。
30:38

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