1. スパイスファクトリーのラジオ(仮)
  2. AIと意見が対立…でもどちらか..
2025-04-08 19:09

AIと意見が対立…でもどちらかと言えば正しかったのはAIだった話|CTO泰とラジオ駆動開発

#36では、新コーナー「ラジオ駆動開発」がスタート!スパイスファクトリー株式会社のCTO・泰さんをお迎えして、PRの前田と一緒に、技術や開発まわりのトピックをカジュアルに語っていきます。


💡今回のテーマは「AI」。ChatGPTをはじめ、さまざまなAIツールが話題になる中で、「実際、みんなどこまで使ってる?」「エンジニアと非エンジニアでどう使い方が違う?」「便利って聞くけど、何が便利なの?」といった素朴な疑問に対し、CTOとしてAI導入や業務設計を推進する泰さんとお話しして紐解いていきます。


業務でAIを使いこなすヒントや、チームでの活用のヒントが見つかるかもしれません。最後までお聴き逃しなく。


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サマリー

スパイスファクトリーのCTOである大昇平さんは、AIを活用する様子や社内でのChatGPTの導入について語っています。AIと意見が対立する場面もありますが、最終的にはAIの意見が正しいことが多いと感じています。AI技術を活用した業務フローの進化が議論されており、特に議事録作成におけるAIの役割が注目されています。また、日英翻訳の効率化に向けた具体的なプロンプトの使い方も提案されています。

AIの活用情報
みなさんこんにちは、スパイスファクトリーのラジオかっこかりです。この番組は日々のスパイスになるようなお話をということで、火曜日の朝10時にスパイスファクトリーの今をお届けする、みんなで育てて成長するラジオです。
番組を通じて関わった皆さんと一緒に番組を育てながら、成長過程も含めて公開していきます。パーソナリティはスパイスファクトリーでPRをしています。
前田がお届けします。本日もよろしくお願いします。
今日一緒にお話しするのは、スパイスファクトリーで執行役員CTOを務めている、大昇平さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
何回目でしたっけ?
2回目?3回目か。
3回目ですね。3回目ということなんですが、皆さんにもっともっと知っていただきたいので、ぜひ自己紹介をお願いできますでしょうか。
はい、改めましてこんにちは。スパイスファクトリーで執行役員CTOをしております。大と申します。
普段のプロジェクトとしては、幅広くスパイスファクトリーのプロジェクトのエキスパートレビューであるとか、
あとは会社全体の技術戦略であったりとか、AIの取り組みの推進ですとか、いろいろな活動に関わっております。
最近ハマっていることは、何だろう。
他趣味ですもんね。
他趣味。他趣味なので、バイクとかゲームとか車とか、何でもやります。
車は何が好きなんですか。
車は今話題の日産の車が好きだったんですけど、最近はトヨタ車も好きです。
はい、ありがとうございます。
スポーツカー、なんていうんですか。GTRみたいなやつ。
GTRは大好きです。GTRは家に模型がいっぱいあるぐらいです。
ありがとうございます。
ということで早速なんですけれども、以前収録したスパイスファクトリーのラジオの中で、
タイさんとお話ししていく定番コーナーを作りたいねという話をしていたと思うんですね。
覚えてらっしゃいますか。
覚えてます。
本当ですか。忘れちゃってたんじゃないですか。
いや、次回を楽しみにしてました。
ということで定番のコーナー化していきたいなというところで、
ラジオ駆動開発やっと始動しました。お待たせしました。
待ってたのかな。
はい、待ってます。
ということで不定期で開催していこうと思いますので、皆さん今後もお楽しみにというところで早速始めていきたいと思います。
今日のテーマはAI使ってるということで話していきたいと思います。
タイさん、AI使ってますか。
はい、日常的にZGBTと大量に会話してます。
どんな場面で使われますか。
もちろん開発周りのやり取りとかで使ったりもするんですけれども、
アイデア出しであるとか、あとは社内に情報発信とかをしていくときに、
そこの自分なりのファクトチェックであるとかそういったところでいろいろな活用をしています。
そうなんですね。私もChatGPTを使っています。
スパイスファクトリーだとChatGPTの補助制度で各自がプラスプランを使えるような状態にするっていう制度があるんですけれども、
直近で制度変更があってチームプランに移行するっていうところで、
みんながより幅広く業務の中でGPTを共有したりだとか、
普段の業務により活用できるような環境というのが整ってきたかなと思っています。
AIの利用状況
チームプランっていうのは会社公式のアカウントがあって、
そこに皆さんメンバーを招待していけるみたいなそんな感じですか。
そうですね。チームメンバーを一元管理できるので、
そういった意味でも今までは各自の経費申請ができるっていう補助になってたんですけれども、
そこは会社で一括管理ができるようになったっていうところと、
あとは性能面とかでも少し変わってきたりするところがあって、
その応答速度が少し速かったりであるとか、
コンテキストウィンドウっていわれる一度に入れられるデータ量っていうのもだいぶ増えた形なので、
そのあたりでも単純に性能的なところはメリットを享受できるかなと思います。
データ量も変わるんですね。
トークン一度に入れて、一度にというか、
チャットの中で使えるトークン数が一気に増えるっていう形なので、
今までよりは大量のコンテキストを入れたりだとかっていうのがやりやすくなるかなと思います。
めちゃくちゃ楽しみです。
普段からチャットGPT使っているので、よりメンバーが使いやすくなるかなという形ですね。
そうですね。あとはGPT図が社内共有っていうのがやりやすくなるので、
より社内で使っている便利なGPT図があれば、
GPTを共有してそれを活用してもらうっていうのもやりやすくなると思うので、
いい制度になるかなと思います。
ありがとうございます。
実はですね、社会的な情報をちょっと調べてみたんですけど、
令和6年版の情報通信白書が発表されたときに、
CCAIの利用、個人でCCAIを利用している方は、
日本では9.1%にとどまっているっていうデータが出ていました。
どうですか、たいさん、その周りの人というか、
自分の周りで体感的にどれぐらい使っている、
スパイスファクトリーのメンバーだけじゃなくて、
どれぐらいの方が使っているかな、みたいなイメージはありますかね。
SNSでは結構盛り上がっていて、
あたかもみんなが結構使っているようなイメージが私はあるんですけど。
仕事で使っているかっていう意味になりますか。
仕事でもいいですし、日常的に使っているかどうか。
あまり日常で使っているっていうのが感じられることはあまりないなと思っていて、
どちらかというと、やっぱり仕事関連で使っているとか、
仕事に関することを考えるのに使っているとか、
そういったところはよく見るような印象はありますが、
あくまで個人の日常で使うようなものっていうのが、
あまりイメージが湧いていないかもしれないですね。
実は社内のスラックでスパイスファクトリーでは
ふんぽうっていう個人個人に当てられたチャンネルみたいな、
自由に投稿できるスレッドがあるんですけれども、
そこで実はメンバーが今日の料理のこんだてを、
ご飯のこんだてをチャットGPTに考えてもらっているっていう話を見て、
そんな使い方もあるんだなと思って。
僕個人でいうと、例えば確定申告をするときとか、
税務的なところとか気になったときとかに
壁打ちをしてもらって、
これって僕の認識合ってますかとか、
あとは株式投資をするにしても、
この用語ってこういう認識でいいんだっけとか、
投資観点はどうするべきかみたいなところとかを
アドバイスレベルでもらうみたいなことはやったりとかしてます。
なんかもうGoogle検索じゃなくて、
そういったワードの検索、認識とか情報の精査とか、
どんどんなんかチャットGPTに移行してる感覚ありますよね。
個人の知識レベルに合わせられるっていうのが大きいかなと思っていて、
まさに税務であるとか、
投資の話であるとかっていうところも、
比較的ネットで調べたら情報は出てくるけど、
それが理解できないことっていっぱいあったりとか、
量感がつかめなかったりするものもいっぱいあると思うので、
そうなったときにこれって認識合ってるかどうかとか、
もう少し詳しく説明をしてとか、
情報の流度っていうのを変えられるっていうのが、
チャットGPTとか生成AIのいいところかなと思ってます。
AIと意見の対立
じゃあ、タイさんはめちゃくちゃAI使ってる側の人ってことですね。
そうですね。
ありがとうございます。
実際、仕事で使うイメージが大きいなって、
さっきお話ししてたと思うんですけど、
エンジニア視点でいくと、
例えばどういった使い方になるんですか、その業務。
業務の中で。
業務の中でいうと、
プログラムの設計を考えたりとか、
あとは実際に既にあるコードのリファクタリングをするときとかに、
コードの解析をしてもらうとかで使ったりしますね。
精度とかどうなんですか。
こちらが与えるプロンプト次第だと思うんですけど、
精度は比較的にいいかなと。
逆にちょっとあんまりだったなっていう場面はあったりするんですか。
たびたびあります。
一度よくO1とかを使ってたりするんですけれども、
GPでO1とかは個人的にはすごくいいやりとりしてくれるんですけど、
こないだあったO3 miniとかを使ってみたときに、
ちょっとAIと議論になるみたいなことがあって、
なんでそれってそうなるんですかみたいな話をしたりとか、
いやいやいやみたいな形で返答が受けて、
お互いにお互いの持論を展開し合うみたいな状態で
言い合うみたいな場がいっぱいありました。
AIとバチバチに喧嘩したってことですね。
バチバチに喧嘩をして。
その喧嘩の結果どうなったんですか、結局。
最終的にはお互いの意見が合わなくて、
折り合いつかなかったんですけど、
よくよく僕もコードを自分で追っていった結果、
どちらかというとAIの方が合ってたっていうことがありました。
面白いですね。他には。
AIによると、開発プロセスにおけるソースコードレビューという文脈で言うと、
うちの会社ではAIコードレビューのツールを入れているので、
エンジニアがプルリクエストを作って、
ソースコードレビューを依頼するタイミングで、
一度AIのレビューが入るみたいなプロセスにはなっています。
そこまでセキュリティリスクであるとか、
単純にタイプであるとか、
設計の懸念点というところをツールが挙げてくれるので、
それをエンジニアが見て、
実際のレビュー、人間のレビューが見る前に、
ある程度課題を潰すということができるような状態にはなっています。
エンジニアじゃないんで失礼だったら申し訳ないんですけど、
よく表現で見る美しいコードだみたいなのがあるじゃないですか。
結構綺麗にしてくれたりするんですか、AIが。
コードは結構綺麗にしてくれるかなと思うんですけど、
AIと業務の進化
プロンプト次第でちょっと古い書き方をしてたりとか、
そういったところは結構見られたりしますね。
最新のコードの書き方じゃなくて、
割とレガシーな感じのコードに書かれてて、
うーんって思う時があったってことですね。
そうですね。僕の経験則で言うと、
例えばGoogle Appsスクリプトを使う時に、
生成AIによく話をしながら作ってもらったりするんですけれども、
そこで出力されるコードが、
例えばエンジニアの方は分かりやすいと思うんですけれども、
JavaScriptのバーですね、
バーとかレッドとかコンストとか変数を定義するところですね。
あれの書き方がChatGPTに出力されると、
バーを使ってきてかなり古い書き方。
なのでそこは事前にこういう風に書いてねっていうのを指示をして、
事前にモダンなコードを書いてもらえるようなプロンプトを入れとくっていうことで
解決をしたりとかします。
そういった有益なプロンプトは共有し合ったりしてるんですか?
GPTを作ってしまって、
自分の中でも何度もそれを使ったりしているので、
そういった形で今後ChatGPTチームのプランに移行して、
共有がよりやりやすくなる環境になると思うので、
そういった社内コミュニケーションが生まれていくといいなと思ってます。
それはめちゃくちゃいいですね。
GPT作りたいなと思ってたんですけど、
ちょっといまいち一歩出なくて、
広報の方でもですね、
文章作成とかデータ整理のところとかは
AIチェックを入れるようなフロー。
もちろんちょっと文章の内容によりますけれども、
AIチェックの業務フローを入れるようになってから、
かなりその誤字脱字とか、
本当にこれ別に人間が見なくてもいいよねみたいなところの
時間短縮にめちゃくちゃなってますし、
こうやって時代が変わっていくんだなみたいな。
永遠と議事録をチェックさせられてたりとか、
議事録を手で書いてたりとか、
だって議事録書くのに30分とか1時間とかかかってたのが、
いまじゃあ議事録ツールもAIがあるじゃないですか。
そしたらもうミーティングが終わったらもうサマライズされてて、
テキストも出てるみたいな。
その時代の流れを感じまして。
僕もTLDVっていう議事録ツールはよく使うんですけど、
ミーティングでディスカッションした内容だとか、
いろいろなメンバーにヒアリングをしたようなTLDVの録画とかを持って、
そのTLDVが議事録を文字で起こしてくれるんですけど、
その起こされた文字を使って、
AIレポートっていうのを出力できる機能があるんですね。
AIレポートをプロンプと仕組んで、
こういう形で出力してくださいねっていうのをまとめられるので、
それをまとめてレポートとして出力してもらって、
その出力結果を基にちゃんとGPTに飲ませて、
結論どうするべきかであるとか、
さらに深掘りした議論みたいなところをAIとやるみたいなところに落とし込んだりできるので、
普段の港のミーティングであるとかヒアリングであるとか、
そういったところもGPTに飲ませられるみたいなところで考えると、
やはり仕事の仕方が変わってきてるなっていう実感はあります。
日英翻訳の具体例
その分人と向き合う時間に避けたりとか、
そこのエネルギーの咲き方も全然違いそうですよね。
そうですね。
実際にもし、これまでAIを使ってきたタイさんの視点で、
これは便利だから絶対にお勧めしたいみたいな、
お勧めですっていうのが一つあれば。
いや、2つでも3つでもいいですけど。
じゃあ3つでもいいです。
全然エンジニア視点でもいいですし、
普通のビジネスパーソン視点でも全然大丈夫です。
僕は比較的抽象度の高いことを考えるっていうのは、
どちらかというと得意ではないですけれども、
Chat GPTを使って抽象的な物事を整理するのに結構役立ってたりするので、
そういった弱点を担うみたいなところの使い方はすごい良いかなとは思って、
あとはアイデア出しが苦手とかであれば、
アイデア出しをChat GPTに任せるだとか、
何かを要約したりとかまとめたりするのが苦手であれば、
それをAIにやってもらうだとか、
まず自分の苦手ポイントから助けてもらうっていうのは、
比較的やりやすいんじゃないかなと。
じゃあ試しに何かプロンプト教えてください。
そのお勧めの使い方の。
自分で作ったGPTの中で一番よく使っているのが実は日英翻訳で、
日英翻訳の中でもよく普段英語コミュニケーションをする時とかって、
例えばDeepLとかGoogle翻訳とか使って、
日本語を英語に翻訳するみたいなことをやると思うんですけど、
結構ニュアンスが間違ってたりとか、
適切ではない表現になったりとかっていうのが結構あったりするので、
そこであらかじめGPTを作っておいて、
日英翻訳に特化した自分なりのGPTを作って、
それで対応するっていうのをやってます。
その中でも日英翻訳のニュアンスを別で、
日英翻訳をする時にニュアンス別で3つ分を出してもらうみたいなことをやったりします。
じゃあどんなニュアンスで大体出てくるんですか?
ニュアンスも指定するんですか?
ニュアンスはGPTにあらかじめチーム内コミュニケーションであって、
固くなりすぎないコミュニケーションでしてくださいっていう前提のもと、
カジュアルなコミュニケーションっていう場合と、
カジュアルなコミュニケーションのパターンと、
あとちょっと固め、やや固めのコミュニケーションのパターンと、
その中間くらいのニュアンスのパターンで3パターン出してもらって、
英語の表現別で一応もう1回日本語翻訳をしてもらった、
表現別で日本語翻訳をしたものもまた出力してもらうという形なので、
僕が日本語を送ると出力としては3つの英文と3つの日本語訳が出てきて、
それぞれの解説、これはチーム内のカジュアルなコミュニケーションに向いてますか、
シンプルでサクッとやるようなコミュニケーションであるとか、
そういったところの文脈の切り分けで出してくれるので、
その出力された内容から今の自分の伝え方、
伝えたいやり方に一番近いニュアンスのものを選んで、
それを使うみたいなことをやったりします。
チーム内で今GPT公開しているので、
使いたい人はぜひ使っていただけるといいかなと思います。
一般の方には公開できないんですか?
実は一般でも公開しているんですけど、
検索で行きつかないんじゃないかなと思って。
じゃあラジオの概要欄に貼っちゃいましょうか。
そうしましょうか。
ありがとうございます。
タイさんの日英翻訳のGPTを貼っていただけるそうなので、
ぜひ使ってみていただければと思います。
それではですね、あっという間にお時間が来てしまいましたので、
次回もまたAIのお話を企画としてしていこうかと思いますので、
よろしくお願いします。
この番組は360度デジタルインテグレーターとして
DX支援を事業展開している
スパイスファクトリー株式会社がお送りしています。
それではまた次回。
お楽しみに。
19:09

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