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2025-03-18 20:09

開発成功の秘訣はやっぱり”コミュニケーション”。システム大刷新×スクラム開発の現場のリアル【後編】

#35では前編に引き続き当社のクライアントである⁠佐川ヒューモニー株式会社⁠⁠⁠の皆様とラジオ収録をしました!

今回は、長年愛されている電報類似サービス「VERY CARD」の大規模システム刷新プロジェクトの裏側に迫る!

アジャイル開発ができることが入社動機になったり、成果物のチェックの時のバタバタ感、リリース当日の緊張感など、スクラム開発に挑んだ現場で印象に残ったことなどを皆様と振り返ってお話しております。

(本収録は、ラジオ運営初の出張ラジオに挑戦しています。音声に若干の聞き苦しい点があるかもしれませんが、ご了承くださいませ。)

▼今回のゲスト

<佐川ヒューモニー株式会社>

  • 小林ひろあきさん(システム部 次長 / プロダクトオーナー)
  • 金子隆二さん(システム部 主任 / 開発チーム担当)
  • 菊地たかしさん(システム部 / データ連携担当)


<スパイスファクトリー株式会社>

角南(開発部門 / プロジェクトマネージャー)流郷(取締役CSO)

■プロジェクトの概要と事例

⁠「VERY CARD」創業以来のシステム基盤大刷新とさらなる使いやすさの追求 ⁠

⁠【対談インタビュー記事】長年利用したシステム刷新とアジャイル型のスクラム開発への挑戦⁠

⁠佐川ヒューモニー株式会社⁠様は、「さまざまなライフステージにおいて人と人を結ぶサービスとして選ばれる企業」を目指し、顧客の「思い」に寄り添う企業として進化していくことを理念としています。今回の⁠「VERY CARD」⁠刷新プロジェクトは、この企業理念に基づき、チーム一丸となり、長年利用したシステムを刷新し、UI/UXを改善することでユーザー体験を向上させ、満足度をさらに高めることを目指しました。

⁠「VERY CARD」⁠は、結婚、出産、入学、卒業など、人生の様々な節目に、大切な人に想いを伝える電報類似サービスです。かつては電話で申し込むのが一般的だった電報サービスですが、近年ではインターネット上で簡単に申し込みができ、豊富な商品から選ぶことができるインターネット電報サービスも活用されています。

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今回のお話は、前編・後編でお届けしています。前編も合わせてお聴きくださいませ。

サマリー

今回のエピソードでは、佐川ヒューモニー株式会社のシステム開発におけるアジャイル手法やコミュニケーションの重要性が強調されています。特に、プロジェクトのリリースまでのチームの協力や新しい開発環境の導入について興味深く語られています。また、スクラム開発におけるコミュニケーションの重要性と、フラットな関係がプロジェクト成功の要因であることが説明されています。参加者同士の対等な対話が、開発者にとって働きやすい環境を生み出し、効果的な意思決定を促進したことも強調されています。

00:13
皆さん、こんにちは。スパイスファクトリーのラジオ(仮)です。
この番組は、日々のスパイスになるようなお話をということで、火曜日の朝10時にスパイスファクトリーの今をお届けする、みんなで育てて成長するラジオ。
番組を通じて関わった皆さんと一緒に、番組を育てながら成長過程も含めて公開していきます。
パーソナリティは、スパイスファクトリーで取締役CSOをしている流郷綾乃がお届けします。よろしくお願いします。
そして、今日はスペシャルゲストをお迎えしております。
佐川ヒューモニー株式会社様から、小林ひろあき様、金子龍二様、木口たかし様です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。そしてもう一名、弊社のエンジニアであります、津波純さんにもお越しいただいています。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
アジャイル開発の魅力
はい、ありがとうございます。それでは、プロジェクトの話に戻ると、実際やっていて、一番このプロジェクトを通して印象に残ったことっていうのを、お一人お一人教えていただきたいなと思うんですけど。
印象に残ったこと?
はい。小林さんから言ってもいいですし、我、先に行くっていうのがあれば。
印象に残ったこと。
入社1年目である木口さんから見て、どうですか、佐川ヒューモニーさんのシステム開発部の皆さんっていうのは。
そうですね。私はもう入社の面接の時から、今現在こういったプロジェクトを動いていて、参画してもらう予定で、アジャイルで進めていって、今後はアジャイルで社内の開発とかもやっていきたいみたいな思いっていう部分を、システムの部長からと面接した時に、もうすでにお話聞いていたので、イメージはありましたね。
ちょっと私、比較的最近まで学生をやっていたという、社会人歴もそんなにない中でなんですけれども、アジャイルの方がイメージとして新しいというか、ウォーターフォールが従来のというか、ちょっとそういったもののイメージが先入観としてあったので、新しいことに挑戦できると言いますか。
どこの企業でもやっているようなことではなくて、取り入れている企業っていうのは、だんだん浸透してきているとはいっても限られている中で、そういったプロジェクトに参画できるっていうところにも魅力を感じて、入社にも至っているので、楽しみな部分ではありました。
アジャイル開発ができるっていうのは、結構入社の動機にもなったってことですか。
そうですね。そういった挑戦心みたいな部分が、いろいろな技術をこれから研鑽していきたいって思っている中で、それでも挑戦心を持っている佐川ひゅうもりっていう部分に魅力を感じて入社、内定承諾しているので。
なるほど。すごい良い話聞けましたね。私が言うなって感じですけどね。
私も知りませんで。
初めて聞きました。
すごい良い話、ありがとうございます。なんか嬉しくなっちゃいました。
はい、小林さんありますか。
リリースとその達成感
リリース直近になっちゃいますね。そういう意味で言うと。
比較的スプリントで作っていたものっていうのは、そのスプリントそのスプリントでレビューして、できましたね、動きますよね、じゃあ次ってやってたんですけども、どうしてもウォーターフォールが抜けないかったので、
最後の最後にみんなで結合テストみたいな運用テストみたいなことをやろうよってなった時に、あの機能がない、このチェックがないっていうのがたくさん出てきたので、それを直すのが大変だったかなと。
私が直すわけじゃないんですけど、私チェックしてできてるできてるとかっていうようなばっかりだったんですけれども、そういったところも弊社のメンバーも携わってくれたりとかしたんですけれども、特にやっぱスパイスさんのデベロッパーの方々が迅速に直してくれて、とてもこれリリースまでに間に合わないよなっていうような数。
自分もちょっと半分諦めてたんですけど、津波さんに言ってなかったんですけど、半分諦めてて、これ終わらないよなって思ってたら、1日にもう何十個って直してもらえて、で確認ができて、で菊池も言ってましたけど、リリースこぎつけられたのは素晴らしかったなとは思いますね。
大変ではあったんですけど、そこの達成感っていうのはあったかなっていうふうには思いますね。
ありがとうございます。
ちょっと大変だったことと言いますか、具体的なこの出来事っていうことじゃなくて恐縮なんですが、やっぱり初めてのっていう部分で、社内にもなかなかスクラムとかの、まだ蓄積されてるわけでもなくて、
社会人としてのそもそものキャリアが短いっていう部分もあって、技術的にも、スクラム回し方とかにもすごい、自分スキル足りないなっていう部分あったんですけれども、そうした中で津波さんとかが非常に会社の垣根を超えてじゃないですけれども、いつでもチャットでもそうですし、毎朝ミーティングとかも朝会を行わさせていただいてるんですけれども、
そういった場でも非常に気軽に質問しやすい場みたいな部分、空気感っていうのがありますので、非常にそういうところ抵抗なくできた部分は苦戦した部分でもありつつ、非常に津波さんと一緒に仕事ができてよかったなっていう部分。
ちょっと質問のあれとずれちゃうかもしれない。
褒められました。
ありがとうございます。
じゃあ印象に残ったことは、津波さんってことでいいですかね。
そうですね。サービスこれだけ大規模なシステムを、自分がアルバイトとかも含めてですけど、夜勤とかもしたことなかった中で、深夜に大規模サービスをリリースしますみたいなところっていうのは、人生初めての経験だったので、
リリース当日っていうのが印象に残ってる。本当につながってるとか、オープンした直後実際にテストで申し込みとかしてみるんですけれども、ちゃんとできてるみたいな部分ですかね。
散々テストはしてるんですけれども、やっぱり実際の本番環境だと緊張感が違うというか。
そういった意味でも、一番印象に残ってる部分はリリース当日でお願いします。
お願いします。
すなみさんじゃなくなっちゃった。
ありがとうございます。
新しい環境での挑戦
いかがですか。
そうですね。印象深い出来事っていうよりも、やっぱり今回のプロジェクトをやってて、面白いなって思ったのが、スパイスさん側の人が結構な人数と関わらせていただいて、
いろんな人が入れ替えとか立ち変わりというか、変わりながら進めてて、
またスパイスさんもいろいろとツール語を入れてるというか、使ってるんで、スラックとかそれこそGoogleドキュメントとかって弊社はあんまり使っていないものだし、
あと開発側で言うと、やっぱり開発環境っていうのはテスト環境っていうものは一個はあったんですけども、各自ローカルに持ってはいなかったところを今回せっかくなのでっていうか、やっぱり今後も必要なのでっていうことで、
また各自のローカルの環境に開発環境とか、これも初めて自分触りましたけど、入れたりとかって、いろいろすごい新鮮味のある知識とかそういったものが得られて、そのあたりは結構面白かったなっていう印象はありますね、やっぱり。
プロジェクト自体が印象的だったっていうことですね。
そうですね。新しい、本当に新しいことばっかりだったので、開発手法にしろ、使うツールにしろ、導入するAWSとかのやつにしろ、全てが新しく新鮮っていうか、だったので、そこは本当に楽しいなっていうのはありましたね。
エンジニアの皆さんは新しいことへの挑戦っていうのは基本的に楽しい。
楽しい。
津波さんはどうですか。
印象でいうと、よかったなと思ったのは、最初にちょっと話したのが、2つのフェーズのうちの最初のフェーズのリリースのときで、今年の5月ぐらいですかね、のときなんですけれども、
今まで自社サーバーというか、自分たちのものをクラウドに移行するみたいなところで、20年ぐらい使ってきたシステムを新しい基盤に、引っ越しみたいなところの表現をしたんですけれども、
そこには中には、それだけだと動かないところも結構あって、それを自分たちで作ったりとか修正したりとかっていうところは、利用者から見ると同じサイトを使うだけなんですけど、裏側ではやっぱり結構大変なことがすごいあるので、
それが終わったときにすごく、一つ肩の力が降りるというか、これからしっかり運用を保守というかしていく必要があるんですけれども、
そうですね。それで実際のサーバーが動いているというか、そのシステムが動いているみたいなところの切り替えのタイミングみたいなところは、一つ充積が安心というか、そういう意味でちょっと印象的かなという感じですかね。
そうですね。うちの社内、スパイスファクトリーの社内は、たくさんリリースを出してくれたって言ってくれてましたけれども、ドタバタしてましたよね。
ドタバタしてました。
本当に。
すみません。
いやいやいや、すごい頑張ってたんだなっていうのをちょっとお聞きして思ってたんですけど。
そうですね。
あの量はすごかったですね。
そうですね。
そんなしみじみなるぐらいすごい量だったんですね。
まだ多少残ってるんですけどね。
そうですよね。まだまだ踏ん張るところがあると思いますけど。
実際スパイスファクトリーと今回一緒に開発をさせていただいて、スパイスファクトリーに対する印象みたいなもので、小林さんのほうから何かございますか。
スパイスファクトリーさんの印象というか、本当に今回参画していただいたデベロッパーの方の能力がすごい高かったなっていう。
あともう一つ印象に残ってたっていう話になっちゃうのかな。
一人一人がですね、やっぱり理解とか納得しないと作らないというか。
悪いイメージしてますね。大丈夫ですか。
いや、納得してくれると素早いんですよ。すぐできる。
ここが今一つ分かんないとか、ここがそう言ってくる理由が分かんないとか。
コミュニケーションの重要性
そういうのを言ってくれるので、多分こうじゃないかなみたいな作り方で持ってきて、いや違うんですって言って二度手間になるよりも全然良かったのかなっていう。
詰めるところしっかり。
詰めてもらって。
対等に話をしてくるっていう感じですよね。
ちょうど習ってきたことでもあるんですけど、やっぱりフラットな関係でスクラムは動かしていくんだよっていうところをきちんと実践、振り返ってみると実践できてたんだなっていう。
それこそスクラムもそうですけど、コミュニケーション機会を増やした方がというところはあるんですけど。
スクラムイベントの中全部平森さん入ってくれてて、結構な人が入ってくれてるので。
社内の時間で言うと結構な時間を毎週多分割いてくれてると思うんですよね。
コミュニケーションのためにそれぞれの時間皆さん割いてくれてるから、こっちもそこで要は完結できるというか、なので非常にコミュニケーションもしやすいというか。
というふうなところはすごくありがたかったなというのはあります。
プロジェクト自体は成功と言ってもいいんですかね。
と思いますよ。
成功したというところで言うと、成功の要因みたいなところはどういったポイントがあるかなというふうに思いますか。
結構難しいことに多分皆さんそれぞれチャレンジされてきたんじゃないかなと思うんですけど。
私はプロダクトオーナーという形で参画させていただいて、役割ちょっともわからなかったんです。
スクラム開発のプロダクトオーナーとはみたいな。
とはみたいなのが全くわからなかったんです。
ただ責任者として決めるべきところを決める。
さっきもおっしゃってましたけど、素早く決めてもらえたというところなんですけど。
そこはちょっと意見が違ってたとしても、もうこれでやるんだ。
今回はこれでやります。
もしダメだったら、良くなかったら直そうっていうような感じで進めてたので、自分はもうこれでやります。
だからお願いしますみたいな形で入っていた。
フェイルファーストですね。
それをすぐ実現してくれて、次の週とかに見せてくれる。
だったので、そこが良かったかなっていう。
ありがとうございます。
今の小林さんのお話聞いて、津波さんはいかがですか。
主題何でしたっけこれ。
成功の要因です。
成功の要因ですね。
フラットな関係の構築
そうですね。
コミュニケーションをすごい取らせてもらえたところと、
フラットな関係にできたのが一番良かったかなとは思っています。
関係性。
関係性ですかね。
それこそ朝会も含めて、すべて入ってくださっているっていうところとかも含めてってことですかね。
そうですね。
結局なんだろうな。
20年ぐらい動いてたシステムなので、
善用っていうふうなところが、
全知全能の神みたいな人はいないので、
すべては理解できない。
それぞれが理解できている範囲みたいなところはやっぱりある中で、
スパイスが手伝えるところ、
日下森さんがサポートできるところ、
自分たちが組織でできるところみたいなところが、
変な話なんかすごい、下請けと元請けというか、
変な対立構造とかみたいなところは特にならずに、
何か問題が起きても、その事実に対して、
じゃあどうやって乗り越えましょうかみたいな、
そういう話し合いとか、
そういうフラットなところで進められることができたので、
そういうスタンスでい続けてくれたことが、
私としてはすごい良いポイントだったなと思っています。
そうですね。
サム開発の中で上下関係がつんってなってしまうと、
それこそもう進まなくなりますもんね。
そうですね。
エンジニアのほうから、先ほど小林さんのほうの話がありましたけど、
これってどういうことだったんですかみたいなところを、
小林さんのほうに直接会話させてもらえるようにしたりとか、
私を挟まなくても自分たちが自律的に、
それぞれでできるような感じの関係性で行かせてもらえたのは、
開発者もやりやすかっただろうし、
すごいありがたかったかなというところですね。
結構デベロッパー同士も会話をしたりとか。
そうですね。直接させていただいたりとか。
ありがとうございます。
金子さんから見たスパイスファクトリーはいかがでしたか。
先ほども言ったように、結構新しいというか、
ツールをたくさん入れたりとか、
人の入れ替わりというか、
このときにこういうスキルを持っている人が必要だよねっていう、
適材適所に人を割り当ててもらえたっていうのもあって、
しかもすごいスピーディーにやっていただいて。
やっぱり今もお話しあったとおりに、
さらにエンジニアが対等な関係で、
我々の目線に立ちながら立ってくれて、
お話しできるっていう環境がとても、
本当に進めやすかったっていうのがありますね。
ありがとうございます。
では菊池さん。
もう先ほどすなみさんの。
すなみさんが。
だいぶ言ってくれましたね。
本当に働きやすい。
働きやすい。
ごめんなさい、僕がスパイさん。
つまりがスパイさん側で。
本当に一緒に仕事してて、非常に仕事のしやすいと言いますか。
そういった部分で、本当にいい印象しかない。
ありがとうございます。
今日褒められる日ですね。
今日は食べていい日です。
今日は食べていい日です。
はい。
ありがとうございます。
じゃあそろそろ大丈夫そうですかね。
はい。
あっという間にお時間が来てしまいました。
この番組は360度デジタルインテグレーターとしてDX支援を事業展開している
スパイスファクトリー株式会社がお送りしています。
それではまた次回。
お楽しみに。
20:09

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