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2024-07-23 16:36

【Career insight】異色のキャリア変遷から「専業スクラムマスター」になるまでの道のりープロジェクトマネジメント部署の田中剛さんを深掘り

#12は【Career insight】ということで、ゲストのお仕事や向き合う価値観から日々のスパイスを発見しようというコーナーです。

今回はスパイスファクトリー株式会社のプロジェクトマネジメント部門でもあるProject Management Division.(通称:PMD)のScrum Master Group 田中剛(たなかたけし 通称:Bon)さんを深堀りしています。


これからスクラム開発を始めたい人、スクラムマスターとしての働き方やキャリアに興味のある方におすすめの回です。


飲食業や営業、エンジニアリングマネージャーなど多様かつ異色のキャリア変遷から、なぜ「専業スクラムマスター」としてのキャリアを歩むことになったのでしょうか?

アジャイル・スクラム開発に出会ったきっかけや、のめり込んでいった経緯などもお話ししています。


最後までお聴き逃しなく♪

次回も引き続き、田中さんにお話を聞いていこうと思います!後編も、お楽しみに。

サマリー

スパイスファクトリーのラジオ(仮)は、日々のスパイスになるようなお話をお届けしています。今回のエピソードでは、プロジェクトマネジメントディビジョンのスクラムマスターグループに所属している田中剛さんの専業スクラムマスターになるまでの道のりについて探求しています。エンジニアからすると、こうした新しい技術があるんだとか、こういう観点があるんだということに一緒に考えることで、優先順位が変わった経験があり、それが現在につながっています。最初に田中さんがスクラムマスターとして出会ったのはいつですか、またその役割についてどう思われますか。

スパイスファクトリーのラジオ紹介
皆さん、こんにちは。スパイスファクトリーのラジオ(仮)です。この番組は、日々のスパイスになるようなお話をということで、毎週火曜日の朝10時にスパイスファクトリーの今をお届けする、みんなで育てて成長するラジオです。
番組を通じて関わった皆さんと一緒に番組を育てながら、成長過程も含めて公開していきます。
パーソナリティはスパイスファクトリー株式会社でパブリックリレーションズを担当している前田がお届けします。よろしくお願いいたします。
今日もですね、社内のメンバーをちょっと呼んでいますので、早速紹介していきたいと思います。
スパイスファクトリー株式会社でプロジェクトマネジメントディビジョンのスクラムマスターグループに所属している田中剛さんこと、通称ボンさんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
それでは簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
通称ボンで通しています。
なんでそんな変な名前なのっていうと、もともと実家が銀座の寮邸で、僕がついでには5代目だったはず。
っていうところから都知事してね、もう今は全然普通のそういう人たちではなくなったので、もとボンボンなのでボンという頭をつけてます。
僕自身今ご紹介ありました通り、プロジェクトマネジメントディビジョンのスクラムマスターグループというところにいますが、
やっていることとしてはスクラムマスターとかアジャイルコーチのようなポジション立ち回りをしております。
言える範囲で大丈夫なんですけど、どういった分野のプロジェクトに関わっているとかってありますか。
分野をむしろ絞ってほしいぐらい。
どういうつながりっていうようなプロジェクトによく携わっています。
特に特徴ないんですけれども、やっぱりスクラムでとかアジャイルに進めていきたいよ、不確実性に立ち向かうプロジェクトですというところによく入っています。
ありがとうございます。
ちなみにボンさんって何か好きなことあるんですか。好きなものとか。
それはコーヒーですよ。
私たちコーヒーサークルを立ち上げたので、もう1回ちゃんとやらないといけないですね。
個人的に結構最近全職は全然むしろ出社したくないよっていう戦法、そういう派閥の戦法だった人なんですけど、どっちかというと今はめっちゃ出社している。
確かに。なんかいつもいますね。
いると思う。会社にキッチンみたいな水回りがあるので、そこで自分でコーヒーガリガリガリガリガリやりながら、たまに何の音って不審がられたりして。
みんな寄ってきたりとか。
寄ってきますね。
これ今何入れてるんですか。
こうやってコーヒー入れてるぐらい。
いいですね。
最近のスパイスファクトリーの最新情報のコーナーをいつも紹介しているので、最新情報のコーナーということで紹介していきます。
最近また学生のキャリア教育の支援を今年も開始しましたよというお知らせを出させていただいたんですけれども、
昨年度の1.5倍の50校の中高生を受け入れを目指しておりますというお知らせを出させていただきました。
今日も学生の方いらっしゃるということを聞いているんですけれども、
去年も290名ぐらいの中高生の方と企業訪問に実は来ていただいたんですよね。
去年。
去年も実際290名以上もしかしたら出会えている機会を作れるのかなというふうに思っております。
会社にいても多いですよね。
そうなんですよね。ちょこちょこ企業訪問来てると思うんですけど。
キャリア教育の支援に力を入れております。
田中剛さんの自己紹介と経歴
それではお時間もないので本題に入っていきたいと思います。
キャリアインサイトということで、ゲストのお仕事から日々のスパイスを発見しようというコーナーになっております。
コーナーいっぱいあるんで。
すぐ作る。
すぐコーナー作っちゃうっていう有名な前田です。
ということでですね、ボンさんのことをがっつり深掘りしていきたいと思います。
今回のボンさんのテーマはですね、専業スクラムマスターになるまでの道のりということでキャリアを紐解いていければなと思います。
ボンさんっていつ入社されたんでしたっけ?
今年の4月に入社しましたね。
なのでまだ3ヶ月経ったぐらい。
4ヶ月目な感じですね。
ありがとうございます。
なぜご入社されたのか、きっかけとかお伺いしたいんですけれども。
そうですね、前職までエンジニアリングマネージャーというソフトウェア業界でのエンジニアをチームとして見た時のチームを引っ張っていく人。
というかチームのあらゆること、実装とかエンジニアがするお仕事以外の部分をまるっと引き受ける人というポジションをやってたんですね。
マネージャーってついてるけど、どっちかというと部活のマネージャーみたいな。
体育会系の結構ガツガツプレイヤーが練習で仕事をされているチームのマネージャーみたいな。
ああいうポジションを僕はやってたんです。
プレイヤーがプレイに集中できるように、あらゆることをスポーツトリックを用意しました、タオルを用意しました、対戦法を見つけてきました、みたいなことを例えてやるマネージャーというポジションをやってました。
なのでエンジニアがいかに効率よく楽しく長く働いていける環境を作っていくかというところ、いいチームを作っていこうということをする仕事をしてたんですね、前職まで。
そこに行くつくまで結構いろいろあったんですけど、法人営業をやったり、そもそもエンジニアをやったり、ベンチャーで経理、財務、法務、個人情報保護、管理責任者とか、よくわからないこといっぱいやってたんですけど、結果チームをより良くしていこうというところを突き詰めた結果、スクラムマスターにたどり着いちゃったんですね。
営業もやられてたりとか。
なんかちょっと違う道に異業種を、異業種ではあったんですか?
異業種、異業界ですね。
それこそ和カフェの店長なんて。
和カフェの店長?
お抹茶立ててたりとか。
なんか全くちょっとキャリアが想像できないんですけど。
全く参考にならない評価だと思って、僕ゲスト来ていいのかなって。
エンジニアのキャリアとしてはすごく長いのかな、総合的に見たときに長いのかなって思ったりとか。
営業だったりマネージャーだったりとか、いろんな機関や経験を得て、なぜアジャイルコーチだったりとか、スクラムマスターというキャリアを選択肢として選んだのかなというところがすごく気になったんですけれども、そこにたどり着くまでに何があったんですか?
田中剛さんのスクラムマスターへの転身とキャリア選択
単に真面目な深い質問してください。
さっき自己紹介の中にもあった、エンジニアというかチームメンバーがいかに楽しく効率的に働いていけるかというところを突き詰めていくと、チームの中でできることも確かにたくさんある。
ですがチームの所属している組織に対しても何かしらアプローチを取っていくというか、そっちの方が重要になってくるケースというのがたくさん出てくるんですね。
例えば、スクラムで回していきますという割にはそこに対して、チームに対して飛んでくるオーダーとかがすごいウォーターフォールだとか、その情報をもっと早くできたら僕らチームとしてももっとたくさん先取りしてできることあったのにとか、
もっとお客さんに提案できることいっぱいあったのにっていうのを過ぎた状態で手元にくると、ああ、もっとできたのにという悔しい思いをしながら始めることになって、悔しいなと。
でなったら、じゃあそこを解決していこう。マネージャーとして解決していこうと思ったときに、ああこれはスクラムマスターというかアジャイルコーチとして会社の中をアジャイルにしていく。会社をより効率的に組織開発をしていくんだよ。チームをもうちょっと拡張して組織っていう単位で開発をしていく。組織の中を開発していく。
そういうポジションが必要だなというところを考えるに至って、今アジャイルコーチスクラムマスターという働き方を選んだ。
じゃあ様々経験してきた開発体験とかそのプロジェクトの経験が元になって、もっと良くしたいみたいなところで行き着いたのがスクラムマスターだったという形なんですね。
プロダクト開発っていうところから入っていくと、そもそものニーズをどうやって引っ張ってきているか、どうやって見つけているかっていうところから会社の中では、いろんな情報、営業さんの情報とかマーケットの情報とか、いろいろマーケットそのものの情報とかを考えて検討した結果、こういうことができる、こういうことができるというのを考慮した上でエンジニアチームに置いてくる。
エンジニアからするとこういう新しい技術があるんだよとか、こういう観点があるんだよっていうのも一緒になって考えたらもっと優先順位変わったよねっていう経験があって今のところになってますね。
最初に出会ったのはいつなんですか、そのスクラムマスターという役割というか。
はじめが気になります。
はじめはもうスクラムマスターという言葉を知らずに、エンジニアリングマネージャーとして最初のキャリアについた時に、これは何か変えなきゃいけないな、このプロジェクトの進め方は何かしら変えなきゃいけないな、何しようっていうところからスクラムというのに偶然ですね、出会って。
そういうチームメンバーから、坊さんこれスクラムじゃなきゃヤバいですよとか、アジアイルにやっていきましょうよと言われて、何かなそれ。
最初はそんな状態から始まったんですね。
何も知らない、何それ美味しいの。
それでボトムアップ、チームメンバーからの声でスクラムという手法に気づかされたわけじゃないですか。そこからどうインプットされたというか、この学びに至って、いやこれ面白いぞ、これは最高だぞみたいなタイミングはどういう道のりであったんですか。
それで言うとメンバーから言われて、それも業務委託のメンバーなんですけど、個別に仲良くしてた人からその話をもらって、なんだこういうのがあるんだっていうのを自分で勉強していって、これは面白いかもしれない、その時はまだ全然確信がなくて、これはもしかしたら面白いかもしれないから会社の中でも取り入れてみないっていうのをエンジニアリングマネージャーとして、
情報庁とかCXO、Cクラスの人たちに対して提案をして、結構その後押しもあったんでついでにそれに便乗して提案したいみたいな感じではあるんですけど、これちょっと会社の中で資格として全員に広めてみませんか、資格補助の対象にしませんかっていうのを提案して、一時期承認を終えたんですよ。
けどとあるタイミングで、ごめん予算ねえわって言われて、じゃあしょうがない、だけどやろうよって言って、元から承認降りるからこれ申し込んどこう、やろうぜ、やろうぜっていろんな人に声かけてた人たちがいて、予算がなくなりましたらどうしようと思ってたけど、でも個人的にやりますっていう人たちがいっぱいいて、僕もその時、この人も受けてくれる嬉しいみたいな。
すでにスクラムの価値観を体現し始めてますね。
そこでこんな嬉しいことがあるんだっていうので、なんとなくだけどスクラムとそういうアジャイルな考え方と成功体験、プチ成功体験が結びついて、僕の中では楽しさを形成する土壌はできてたのかな、偶然ですけどね。
ただ進めていくにあたって、一個ずつ変化を受け入れて、それを乗り越えていくっていうのをチームでやっていく。そこがやっぱ面白いですね。
続くし、自分にない発想を人の脳みそを借りて考えることができるって、これはすごいぞ、自分のあたかもキャパシティーが増えてったぞ、みたいな感覚に陥って、もうのめり込んできました。
のめり込んでから、今どれくらいの期間が経ってるんですか?
2004年、5年とかそんな。
長いですね、けど。
そうですね、個人的にはすごい長い方です。
その道からするとね、おい、そんなのペーペーで言われちゃうかもしれないけど。
いやけど、まずそういったきっかけでスクラムマスターと出会って、キャリアは生むことになったっていう感じなんですね。
そうですね、そうですね。その時はまだというか、エンジニアマネージャーとして動きつつ、スクラムマスター、プロダクトオーナーのような動きを身を見真似で最初は取っていたんですね。
仕事の中で楽しさを見つけるっていうきっかけが、スクラムマスターだったっていうのはすごい面白いですね。
エンジニアとして純粋に続けようとは思わなかったんですか?
思わなかったですね。何でだろう。
エンジニアとして働いているときに、もう俺はこれをやめたいんだとは思ってなかったんですよ。思ってなかったんですけども。
けど、エンジニアとして、僕がやるよりも絶対この人がこの実装した方が早いよねとか、
どっちかというと喋るのが好きだからそっちやりたいなっていうのは元からありましたね。
エンジニアのキャリアとスクラムマスターのキャリアがいい感じにマッチングしてるなというか、相乗効果を出せてるなっていう実感値とか、メリットとかってあったりしますか?
いや、それで言うと正直歴としては長いですけど、すごいモダンというかどちらかというと良きはないな。
古いスタイルのエンジニアもやっていたので、正直その経験はあんまり生きてないなというのはあります。
どちらかというとエンジニアリングマネージャーとか、多分類似するところで言うとチームリードエンジニアとか、
チームとして動いていくエンジニア、もしくはエンジニアのチームを引っ張っていくエンジニアリングマネージャーという経験からスクラムマスターというところが結びつきやすい。
すごく今わかりやすかったです。ありがとうございます。
ということで、ちょっとボンさんとお話ししてるとあっという間にお時間が過ぎて盛り上がりすぎちゃうんですけど、
ちょっとここでお時間ということで締めさせていただきたいと思います。
この番組は360度デジタルインテグレーターとしてDX支援を事業展開しているスパイスファクトリー株式会社がお送りしています。
それではまた次回。お楽しみに。
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