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2024-08-06 21:05

【Career insight】「日本企業の中でスクラムマスターがいることが当たり前になる」-社会がよりアジャイルになっていくことを目指す田中剛さんの考える未来とは

#13は【Career insight】ということで、ゲストのお仕事や向き合う価値観から日々のスパイスを発見しようというコーナーです。

ゲストは前回に引き続き、スパイスファクトリー株式会社のプロジェクトマネジメント部門 Project Management Division.(通称:PMD)のScrum Master Group 田中剛(たなかたけし 通称:Bon)さんを深堀していきます。


「専業スクラムマスター」であるBonさんに、スクラムマスターにはどんな人が向いているのか?スクラム開発やスクラムマスターという職種はどうなっていくのか?という話などを聞いてみました。

また今後スパイスファクトリーでやっていきたいことなども聞いています。

最後までお楽しみください♪

サマリー

田中さんは、スクラムマスターの役割と求人が日本の大手企業で増えていると考えています。彼はスクラム導入が今後広がっていくと考えています。彼は、スクラムマスターの役割はアジャイルを体現し、アジャイルを広めるために重要だと考えています。

00:10
皆さんこんにちは、スパイスファクトリーのラジオ(仮)です。 この番組は日々のスパイスになるようなお話をということで、毎週火曜日の朝10時にスパイスファクトリーの今をお届けする
みんなで育てて成長するラジオです。 番組を通じて関わった皆さんと一緒に番組を育てながら、成長過程も含めて公開していきます。
パーソナリティはスパイスファクトリー株式会社でパブリックリレーションズを担当している 前田がお届けします。よろしくお願いします。
それでは前回に引き続きですね。 スパイスファクトリー株式会社のプロジェクトマネジメントディビジョン
スクラムマスターグループの田中隆さんをお呼びしております。 通称ボンさんと呼ばれております。よろしくお願いします。
はい、ボンです。よろしくお願いします。 前回に引き続きご出演ありがとうございます。
いいですか?2回続けて。はい、大丈夫です。 じゃあ軽く自己紹介いただいてもよろしいでしょうか。
はい、元ボンボンのボンです。 PM プロジェクトマネジメントディビジョンスクラムマスターグループでアジャイルコーチスクラムマスターとして働いてます。
ボンと申します。よろしくお願いします。 コーヒーサークルの部長と副部長です。
よろしくお願いします。 ハンドドリップ派です。私もハンドドリップ派です。
好きなドリッパーは何ですか? 僕はスイッチが好きなんです。
ハリオの、前まではコーノ式がすごい好きって言ってたんですけど、
スイッチっていうのをハリオさんが出している 透過式と新進式、こんな専門用語出していいのかな。
ドリッパーってコーヒーを入れる、ペーパーフィルターを支えるための器具があって、そこの穴の部分にスイッチがあるんですよ。
それで開けると閉めるができる。ダムみたいな感じですね。
転がりを見てスイッチをオンオフすることで、今は豆からお湯をじっくり浸らせて出すっていうのを切り分けられるっていうおもちゃを見つけちゃって楽しいんですよ。
素晴らしいプロ仕様なドリッパーですね。 ちなみに私の好きなドリッパーは折り紙です。
社内のメンバーでもいろんなドリッパーを使っている方がいたり、というかコーヒー好きな方がいて、意外とコーヒーサークルに参加してくれてますよね。
そうなんですよ。サークルのチャンネルに入ってくれりゃいいのにっていうぐらいね。
みんなコーヒー好きだなって思ってます。
はい、じゃあ続いてですね、毎度おなじみのスパイスファクトリーの最新情報のコーナーということで、一個紹介していきたいと思います。
まずまずちょっとトライアルの状態なので、完全な制度としては導入していないんですけれども、ワーク検証制度を今実施中でございます。
これから皆さんが使っていくと思うので、私もね使っていきたいと思います。
これ僕も使いたいですね。夏にいいですね。
沖縄とか行きたいなあ。
沖縄行きたいなあ、私も。
気が合いますね。
コーヒーという。
ということで本題に入っていきたいと思います。
キャリアインサイトということで、ゲストのお仕事から日々のスパイスを発見しようというコーナーで引き続きいきたいと思います。
じゃあ今回のボンさんのテーマも前回に引き続きですね、専業スクラムマスターになるまでの道のりとキャリアということでひもづといていければと思います。
今回のご質問なんですけれども、スクラムマスターという役割というか、お仕事に出会ってから4,5年経っているよというところだったと思うんですけれども、スクラムマスターってそもそもどういう人が向いていると思いますか?
自分はスクラムマスターとしてこういうところが合っているなあとかを踏まえた上でちょっと聞きたいんですけど。
これね、この質問だけ事前にもらってたんですけど難しいんですよね。正直誰でもというか、後天的に身につけられるから、言葉で聞くとなんかすごい修行みたいな感じがしてあれなんですけど、でも簡単にというか、基本楽しみながらトレーニングをすることで身につけられるスキルがほとんど。
なので、強いて言えば変化、変わることを受け入れたい、受け入れられるっていう人、楽しめる人が向いているのかなと思うんです。なので、そこぐらいかな。結構スクラムマスター、アジアルコーチの知人とかコミュニティの仲間たちとかを見ていても、あんまり共通点がねえなというか。
へー、そうなんですね。
うん、すごい多種多様な人たちがいて面白いんですよね。ただ、一つ言えるのはみんな前向きというか。あ、じゃあこうしていこうとか。あ、だったらこれもいいね、あれもいいね。で、前向きに建設的に話せる人たちが結果的に多いなというのがあるので、そういうところ、変化を楽しめるというか。
あ、うわー失敗しちゃった、どうしようだって失敗しちゃったから後悔しちゃおうとか、そういう変化に、まあ元気な時はそれができる人とか。元気がなかったら周りが助けるので、そういう時もあるよねって分かっている。職種なので、そういうのを楽しむ素養のある人が向いているのかなーって僕は思います。
ぼんさん自身は自分のどういうところが向いているなって思ったりするんですか?
これはなんかすごい。これを電波に乗せるとやだな。
なんですかー。
全然ショックかな。
ストレングスファインダーという。
ありますね。
ね、ありますよね。
何だ、自己分析って言うんですか。
はい。
強みを、あなたの強みは何ですかっていうのを、確か30何個かの要素。
4個ぐらいでしたっけ?
そうですね。
34個ぐらいのやつです。
上から順に並べていくんですよ。
僕の中で一番は、正直2回受けたんですけど、2回とも1位だったのが個別化なんですね。
個別化?
個別化っていうのは、よく男ってさーとか、日本人って大きい主語が大嫌いな人。
あー、なるほど。
なので、目の前の人、一人一人をその人そのものを扱える人。
そういうところが強みというか、僕は日本人だからとか男だからとかっていうフィルターをかけて見られたくない。
俺は俺だーっていう気持ちの表れだと思うんですけど、そういう個別化が1位ですよって言うのと、
あと、自己確信が高いっていう。
なんか結構これレアらしいんですけど。
へー。
自分だったらできるみたいな。
自信になぜか満ち溢れてる人でいいね。
いいじゃないですか。
そこはなんだろうな。
まあ、死ぬまで勘違いしてればいいやと思ってるぐらいなんで。
ずっと自己確信持ったまんま、目の前の人を目の前の人そのものとして扱っていけるから、
この人の強みはここだよね。
この人はこういうところが生きる場所だよね。
パフォーマンス発揮できるよねっていうのを考えるのが好きなんですね。
へー。面白いですね。
僕の中でそれが自然なんですよ。
この人がここにいるってことは、
じゃあここにこの人がいて、
この人はこっちにいた方がよくて、
でもこの人とこの人とこの人がいるんだったら、
この人はこっちが反対側にいた方がいいよねとかっていうのを、
配置を考えるのが好き。
ストレングスフィンダーの、
あの資質の上位10個とか、
あと特に上位5個って、
自分がさっき自然体でできてることって言ってましたけど、
息を吐くようにやれてる資質って言いますもんね。
そうなんですよ。
たまに暴走しちゃうとかっていうのもあるらしいんですよ。
へー。
それ踏まえて、僕は、
本当に電波で言っていいのか分からないけど、
僕は個別化とかそういうのをひっくるめて、
自分の出てきた結果が愛おしいですよ。
へー。素晴らしいですよ。
だって長所と短所の長所の部分を、
自分でしっかりと認知しているって、
すごい大事なことじゃない?
すごい大事だと思うんですよね。
自分をどう売り込むか、自分をどう使うか。
自分も含めてどう使うかっていうのは、
大事だと思うんですね。
へー。
スクラムのワークショップとかの中でも、
結構弱み強みって開示したりしません?
します。
ですよね。
そんなイメージがあったというか、
社内のワークショップとかを見ていても。
はいはいはい。
ちなみに弱みは何なんですか?
公平性。
みんな同じには無理。
ああ、そういうことですか。
そうそう。
え、どういうことだ?
だから機械の平等は当然なんですよ。
みんなに同じように機械を与えることは大事なんだけども、
出てきた結果の遺憾を問わず、
みんなを公平に扱うとかっていうのは苦手です。
苦手とか嫌だっていうぐらいですね。
その人の出てきた結果を一つ一つを大事にして、
そこから何かインサイトを得ていくとか、
次に何を改善できるとか、
こういう側面もあったのでっていうところを楽しめるとか、
っていうのが僕ですね。
平等というか公平に扱うのはあんまり得意じゃない。
そこだけは明確。
そこも2回ともドベでした。
そうなんですね。
人それぞれありますからね、いろんなことが。
ちなみにスクラムマスターって、
スクラムマスターの役割と求人の増加
今長いこと携わっていると思うんですけど、
スクラムマスターのお仕事として。
そんなに日本でこの役割を担っている人が、
めちゃくちゃ営業職みたいに多いかっていうと、
そうじゃないと思うんですよ。
すごくメジャーかっていうと、
そうじゃないと思うんですね。
今アジャイル開発とかスクラム開発、
いろんな側面で広がってきている。
認知度が高まっているっていう認識はあるんですけれども、
これからスクラムマスターの職種、役割とかって、
どう広がっていくというか、どうなっていくんですかね。
これは僕も今スパイスファクトリーに入社して、
4ヶ月目、3ヶ月経ったところなので、
定職活動という経験は一応しているんですよ。
その時にスクラムマスターで検索して、
結構意外かもしれないんですけど、
大手企業のスクラムマスターの募集
とある某、
超大手だね。
日本の中で超大手保険会社の中でスクラムマスターポジションがあったり、
建設会社、これも超大手です。
日本を代表するような建設会社の中のスクラムマスターポジション、
募集があったりとか。
もちろん、これはもう出しても平気か。
トヨタさんとかホンダさんとか、
そういう大きなメーカーさんでもスクラムマスターというのは募集しています。
やられてますよね。
そうですよね。有名ですよね。
なので、もうすでに日本のそういう大企業、
いわゆるJTCって言われてるじゃないですか、
Japanese Traditional Companyって言われてるようなところの、
腰が重いとか動きが遅いとかって、
揶揄されてるような会社さんなのかもしれないけど、
そういう会社さん全然そんなこと実態は違います。
もう全然変化してますよ。
っていうのがもうすでに目の前に来てる。
今の時点でも募集をかけてるんですよ、大手ですと。
スクラムの将来の広がり
なので、スクラムマスターは一時的にどんどん広がっていく。
が、さらにその先を行くと、
もうスクラムマスターは当然だよねというか、
アメリカでスクラムが結構導入が、
もうスクラムじゃないよっていう企業の方が多いと聞いたこともあるんです。
なんか実態はちょっと僕もあんまりソースが少ないのであれですけども、
スクラムっていうのはあんまり増えてないよというより、
アジャイルであるかどうかの方が大事。
で、やっぱりアジャイルを体現するための軽量フレームワークが
スクラムっていう位置づけなので、
その軽量フレームワークを使うための、
というかそのフレームワークの中の1ポジションのスクラムマスターというのは、
今一瞬バーッと広がりますけど、
けどアジャイルが進むにあたってスクラムマスターは正直、
これからちょっと増えてまだ減るだろうなっていうのは正直僕は思っています。
反面、アジャイルコーチ、アジャイルを進めていくっていうところでは
需要が広がっていくんじゃないのかなと個人的には見て今このポジションを選んでいます。
アジャイルの開発のフレームってスクラム開発だけじゃないのかなと思うんですけれども、
なぜスクラムマスターなんですか?
他の手法もあったと思うんですけど、
のめり込んだ理由とかってあったりします?
スクラムは導入しやすい。アジャイルを導入しやすい。
その第一歩になるっていうのが一個あります。
でももっと言うと、そもそもなんでスクラムっていう言葉なのかというと、
元をたどっていくとアメリカで発祥したっぽいようなイメージありますけど、
元は日本なんだよっていうのがすごい。
え、そうなんですか?
そうです。
勉強不足でした。
今考えが大事です。
大元は日本のトヨタ生産方式やったり、
リーンな考え方、生産方式の中から、
ものを作るための研究をしていった方たちが論文を書きました。
その論文の中にまるでラグビーのようなというフレーズがあって、
スクラムというのが結びついていったんですね。
なのでスクラムっていうのは元々日本に発祥したものなんだよっていうところが、
僕は個人的にのめり込んでいく大きなファクターの一つです。
スクラムの発祥
なんせこのスタジオの名前もオープンですもんね。
そうなんですよね。
スパイスファクトリーの会議室はスクラムの価値観で大事にしている価値観を会議室名にしているので、
ぜひまた見てみてください。
じゃあですね、次の質問いきたいと思います。
スパイスファクトリーのパーパスに1ピクセルずつ世界をより良いものにするというパーパスがあるんですけれども、
ボンさんがこれからそのパーパスを体現できるなという感じでやっていきたいこと、
世界を良くしていくためにやっていきたいことって何かありますか?
いっぱいありますよ。だから僕ここに入ったんですよ。
ありがとうございます。
スクラムというのは1個の手法であって、やりたいのはアジャイルになっていくことですね。
アジャイルになっていくこと。
なんですがそれをいきなり日本をアジャイルにするぞって言われてもできえよって。
そうですね。
なんで目の前のお客さんだったりパートナーだったりもしくは私たちかもしれないが、
少しずつでもアジャイルになっていくこと。
これを目指せる、目指していけるという場所なので僕はまず選んでいて、
その中でやろうとしていくことは、そういう考えで入っているから、アジャイルを広めていくことです。
僕はそれと同時に1個悔しいなと思ったことが、さっきのお話にもあったスクラムがアメリカ発祥だと思われてたりとか、
実は日本で発祥したものなのにアメリカの方がとか他の国の方がスクラム進んでるよって。
日本ってどうなってるの?
結構その海外の人たちからすると、日本はもうとっくにスクラムなんかやってるでしょ。
だって発祥地じゃんって言われてるけど、そんなことないじゃん。
お恥ずかしながら、日本人としてね、お恥ずかしながら。
だったらそれをもっと広めていくことも大事だし、
なんならスクラムを逆輸入して導入して満足かっていったらそんなことなくて、
スクラムを別のものだったり、スクラムを発展させた形だり、
なんであれ、形はいいんですけど、アジャイルを僕らでもっともっとより広めやすいものにしていこうとか、
進化させていきたいなっていう思いがあるんですね。
なので既に僕も少しずつですけど始めているのは社外のコミュニティを作って、
スパイスファクトリーのアジャイル推進
アジャイルを勉強していこうっていう勉強会を作ったり、
社内でもその似たような勉強会をする勉強会チームも立ち上げたり、
また他のイベントの交流、スパイスファクトリーのボンとしてもっともっと外に出ていって、
いろんな人とのつながりを作っていきたいなということをしていきたいですね。
確かにイベントにも出られたりとかしていますもんね。
これを聞いた方でアジャイルスクラムのイベントにぜひボンさん出てほしいなという方はぜひお問い合わせください。
逆に申し込みます。その方が早いですよ。
じゃあちょっとお時間もそろそろ来てしまいましたので最後の質問いきたいと思います。
スパイスファクトリーを一言で言うとどんな会社ですかね。会社存在でも大丈夫ですか。
これもまた難しいな。
けどみんな答えてくれてますよ。
これはあえて聞いてないんですよ。他の人。
僕が思うにスパイスファクトリーとはって聞かれたら、
すごい色濃いんですけど自分が入るとその色がすぐ反映されるというか。
変化が早い刺激物?
変化が早い刺激物?
それは一番面白い会社かもしれないです。
入ってみてすごいな、こんなにこういうことを僕たれてなかったんだと思うのもしょっちゅうだし、
勉強になることがたくさん。まさか入って2週間でセブンに行くとは思わなかったし。
フィリピンの。
出張に行くというね。
フィリピン出張に行かれてましたもんね。
いきなりそんな話ぶっこまれて分からないよって思うかもしれないけど、入社して2週間でセブンに行ったりとか。
色んな刺激のある環境なんだけども、そういう環境って結構個性豊かな人たちが既にいて、
その中に入ると自分って埋もれちゃうんだろうなっていう、僕は偏見かイメージがあったんですけど、
そんなことなくて、こんな自分が入ったとしても揃えがすぐ混ざれるというか。
自分も変われるし、スパイスファクトリーっていうイメージが結構変わることがしょっちゅうある。
何が変わったと思われますか?
それが難しいんですよね。なのでこの質問、ここまでは簡単に答えられるけど、その先どう言語化していこうかな。
なんかさっき、自分が変われるというかっていうご発言があったので、何か変わったのかなとか思ったんですけど。
変われます。変われますというか、自分が変わった。変えようと思って変わった部分ももちろんあるんですけど、
今まで考えたこともないところから着想を得て、変わるきっかけをつかめる環境というか、そういうヒントがすげえたくさんあるなと。
びっくりしています。
ありがとうございます。それではですね、もうお時間になってしまいましたので、2本連続でね。
ボンさんとここまで話してきましたけれども、全然話し足りないですね。
消化不良ですね。
ということで、ボンさんは常連になっていただいて、どんどん来ていただけると結構です。
話し足りないということなので、また次回も皆さんお楽しみにしていただければと思いますので。
それでは、今日のところは終わりにしたいと思います。
この番組は360度デジタルインテグレーターとしてDX支援を事業展開しているスパイスファクトリー株式会社がお送りしています。
それではまた次回。お楽しみに。
21:05

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