自己表現の重要性
こんにちは。今回はですね、オンラインでの自己表現、これがテーマです。
特に、弱さを見せることと、いわゆる戦略的な嘘、この2つのバランスについて、ソウタさんの資料をもとに、ちょっと深く見ていきたいなと思っています。
なるほど。なんか、完璧な自分を演じなきゃ、みたいなプレッシャーってありますよね。
ありますよね。
でも、かといってあまりに無防備でも、しんどい。その間で、どうやったら自分らしく、でも健全に発信できるのかっていう、そこを探っていく感じですね。今回は。
そうなんです。資料も、まず多くの人がSNS上で、理想の自分を演じちゃって、現実とのギャップに苦しんでるよねっていう問題提起から入ってますよね。
著者の方自身も、昔はスーパーマンみたいになろうとして、うまくいかなかったみたいな経験があるみたいで。
なるほど。まず、ポジショニングの考え方、ここが1つポイントかもしれませんね。
と、言いますと?
資料によると、例えば先生みたいな立場。これって、完璧じゃないといけないと思いがちですけど、そうじゃなくて、むしろちょっとだけ先を行ってる先輩みたいな。
共感できる感じの。
そうそう。だから、キャラはあまり作り込まない方がいいんじゃないかって言ってるのは、結構、なるほどなと思いました。
そこで、確信に触れる部分として出てくるのが、本当の強さっていうのは、自分の弱さをありのままにさらけ出せる勇気なんだっていう。
深いですね。
これが、著者の今の考え方らしいんですよ。実際、弱さとか失敗談とか、過去に炎上した経験なんかも正直に話すようになったら、
むしろ、温かい反応とか、深い共感とか、尊敬みたいなものを得られるようになったっていうんですね。
それは、なんでなんでしょうね。普通に考えたら逆な気もしますけど、多分、表面的な強さじゃなくて、人間としての深みとか、信頼感みたいなものにつながるってことなのかなと。
なるほど。
弱さを認めることで、逆に人との間に本物のつながりが生まれるというか、完璧すぎるヒーローより一緒に悩んで成長していく人に惹かれるみたいな。
確かに。その弱さを見せる強さっていうのは、資料にもあったワンピースのルフィの話。あれとも重なりますよね。
ありましたね。エースを失って。
そうそう。あの絶望から仲間がいるって希望を見つけて立ち直るじゃないですか。
シャンクスの弱さを知って受け入れて乗り越えるのが本当の強さっていう言葉。あれを体現してる感じ。
弱さを受け入れることが成長のバネになるっていうのはすごくグッときますよね。
本当に。ただ一方で注意点もあるんですよね。
と言いますと。
資料では今度はおしのこの黒川あかねさんの例を挙げてて、完全に素の自分でいることのリスク。つまりネットでの誹謗中傷とかで心がすごく傷ついちゃうかもしれない。
それは現実的な問題ですよね。
ここで登場人物のアクアの嘘は自分を守る最強の武器になるっていうセリフが引用されているのがまた考えさせられますよね。
なるほど。強さとその自己防衛。
そうなんです。完全にオープンになることの良さもあるけど、自分を守る必要もある。
この2つをどう両立させるのかっていうのが次の大きなテーマで。
バランスの探求
そこで著者が提案しているのが具体的な比率なんですけど、素の自分92%、戦略的な嘘8%。
92対8。
この嘘っていうのは、人を騙すとかじゃなくて、あくまで自分を守る鎧とか、あるいはメッセージをより効果的に届けるためのプロとしての演出みたいなものだと。
なるほど。演出ですか。
バックナンバーの応不正解の歌詞、僕のは完全無欠ではないっていうのも引き上げに出されていて、完璧を目指さない姿勢が根底にある。
つまり、基本はありのまま。弱さとかネガティブな感情も含めて、それで勝負する?
はい。
でもほんのちょっとだけ、8割分くらいは自分を守ったり発信を良くするための味付けを加えると。
そういうことですね。
この絶妙なバランス感覚。これが長く健全に発信を続けるための鍵なんだということでしょうね。
大部分は正直な自分で、でもほんの少し自分を守ったり、意図を伝えるための調整は必要かもしれないと。
そうですね。そしてこの90対8っていうのはあくまで一つの目安であって、あなた自身がやってみて、
このくらいが心地いいなとか、これなら続けられるなっていうバランスを見つけることが一番大事なんだと思いますよ。
いやー、今回はオンラインので自己表現で、その弱さを見せる勇気と身を守るための戦略的な演出。
この2つの一見矛盾するような要素をどう組み合わせるか考えてきましたね。
完璧な仮面をずっとかぶり続けるのも辛いし、かといって完全に無防備でいるのもまたリスクがある。
本当にそう思います。
この話を踏まえて、最後にこれを聞いているあなたに問いかけてみたいと思うんです。
完璧を目指すのでもなく、かといって無防備に傷つくのでもない。
あなた自身の本物の部分と、自分を守って効果的に伝えるための演出の部分。
あなたにとっての一番しっくりくるバランスってどこにあると思いますか?
うーん、深い問いですね。
これは日々の発信の中であなた自身が探りながら見つけていく答えなのかもしれないですね。