思考の壁打ちの重要性
えーと、こんにちは。今回はですね、共有していただいた資料がありまして、ある方の思考の壁打ちについての非常に個人的な体験談なんですけど、
これはちょっと深掘りしていきたいなと。一人で考え込んじゃうと、どうしても行き詰まることってありますよね。
あー、ありますね。
この資料は、他者との対話、特に壁打ちって呼ばれるものが、もしかしたら突破口になるかもしれないと。そういう話なんですね。
そうですね。この資料を提供してくださった方、ある重要なプロジェクトで、実に3日間も悩み抜いたと。
3日もですか?
で、もう完全に行き詰まってしまったと。その経験から見えてくるのが、やっぱり信頼できる相手との対話、つまり壁打ちですよね。
これがいかに思考を整理して深めるのに役立つかっていう。
なるほど。
単なるなんかおしゃべりとはちょっと違うぞと。この壁打ちのメカニズムみたいなところに注目したいなと思ってます。
具体的には、そのフォロワーさん向けの限定動画の制作だったそうですね。かなり熱心な方向けの。
そうですそうです。
相当なプレッシャーを感じていたと。本当に届けたいものは何なんだろうって自問する中で、思考がもうぐちゃぐちゃになっちゃったみたいな。
普段だったら結構直感でこれだって決まることが、今回は全然その確信が持てなかったと。
なるほどですね。
ここすごく興味深いんですけど、その原因、行き詰まった原因っていうのが、なんか考えが浅かったとかじゃなくて、
むしろご自身の発信活動への思い、これが深まったからなんだと分析してるんですね。
なるほど。深く考え始めたからこそ、逆に表面的な答えじゃダメだと。
そうなんです。満足できなくなっていたっていう、考えすぎて迷子みたいな感じ、分かりますよね。
分かります分かります。まさに。
そこで彼が頼ったのが、ご自身の理念とか価値観の根幹を深く理解してくれている、長年のパートナーの方だったと。
パートナーの方に。
その方に思考の壁打ちをお願いしたということなんですね。
印象的なのが、その対話が2時間以上にも及んだと。
2時間。結構長いですね。
ご自身の思考の断片とか仮説、悩み、葛藤、そういうのをフィリターかけずに全部ぶつけたと。
全部ですか。
全部。その結果、まるでのむりが晴れるように視界が開けて、動画のテーマも構成もパズルのピースがカチッとはまるように決まったんだそうです。
すごいですね、その効果。
その体験を通して、思考が研磨されるっていう感覚を得たと。
ただ聞いてもらうだけじゃなくて、信頼してて、かつ自分の架空みたいなものを理解してくれてる相手に全力でぶつける。
それで考えが磨かれていくっていう。
そういうことですね。
信頼できる相手の存在
彼がこのパートナーの方だけじゃなくて、別の専門家、経営顧問の方にも戦略的な壁打ちを依頼してるっていう点も、これどう見ますか。
いい点ですね。
やっぱりその内容とか目的によって、壁になる相手も変える必要があるみたいなことでしょうか。
そうだと思います。それがまさに壁打ちが単なる依存、なんかオンブに抱っこみたいな状態じゃないっていう証拠なんでしょうね。
なるほど。
資料でも強調されてますけど、壁打ちっていうのはまず自分で徹底的に考え抜くと。
仮説と検証を何度も繰り返して、それでもどうしても行き詰まった。最後の最後のタイミングで頼るものなんだと。
最後の手段みたいな。
そうですね。だから分野ごとに最適な壁を選ぶっていうのは、その思考プロセスを最大限に生かすためなのかなと。
で、もう一つ、いざという時に頼れる相手がいるっていうその安心感。
それは大きいかもしれないですね。
これが日々の挑戦を精神的に支える、計り知れない価値があると。
これって私たちが、じゃあどんな助けをどんな相手に求めるべきなのかっていう、結構本質的な問いにもつながってきますよね。
なるほどなるほど。その求めるべき助けっていう観点で見ると、これ私たち自身の学び方にもなんかヒントがありますね。
資料を提供してくれた方もそのメンターとか指導者に対して、安易に答えを求めるっていう姿勢にはちょっと軽傷ならしてるんですよね。
そうなんです。
手取り足取り丁寧に教えるのって一見親切に見えるけど、でも長期的にはその自分で考えて走る力、自走する力を奪っちゃう可能性もあるよと。
そういうことですね。理想的なのはやっぱりあなたが本気で悩み抜いて、自分の思考を突き詰めたその先。
その先で待っていてくれるような、なんていうか、取り出とかクッションみたいな存在。
取り出とかクッション、いい表現ですね。
深い信頼関係があるからこそ、時には厳しいフィードバックもちゃんと受け入れられる、そういう相手ですね。
この視点で、あなたがこれから何かを学んだり自己投資したりするときに、じゃあどういう関係性を築くべっちかとか、その投資の効果をどうやって最大化するかみたいな、そういう判断基準にもなり得ると思うんです。
今回の探求で見えてきたのは、やっぱり思考の袋小路を打ち破るための思考の壁打ちの力、そしてその本質ですかね。
それは単に質問するっていうことじゃなくて、自分の思考を限界まで巡らせた上で、信頼する相手に全力でぶつかる、そういう対話なんだと。
そして何でも教えてくれる人を探すんじゃなくて、自分が考え抜いたその先で最後の支えになってくれる、そういう指導者とかパートナーを見つけることが大事なんだなっていう。
そうですね。最後にちょっとあなた自身に問いかけてみてほしいんですけど、あなたの周りに本当に信頼して自分の思考をぶつけられる壁ってありますか?
どうでしょう。
そして何かを学んだり課題に直面したときに、まず自分自身でとことん考え抜くっていうプロセス、これをちゃんと大切にできているかどうか。
耳が痛いかもしれないですね。
この壁打ちっていう関係性と主体的な思考の姿勢、この2つを意識することが、あなたのこれからの成長にどんな変化をもたらす可能性があるか、ちょっと考えてみるのも面白いかもしれませんね。