質問力の重要性
さて、今回はソウタさんの記事、【衝撃】あなたのインスタレベル、実は質問力で丸裸か。
これ、なかなか衝撃的なタイトルですけど。
そうですね。
これをもとに、この質問力っていうのをね、ちょっと深く掘り下げてみたいなと。
はい。
あの、単に聞くっていうスキルじゃないんですよね、どうも。
ええ。記事を読むとそう書かれてますね。
自己理解とか問題解決能力、それに、えっと、あなたのインスタ運用レベルにまで関わってくるんだと。
そうなんです。
これ、かなり面白い視点だなと思って。質の高い質問って何なのか、そしてそれをどう伸ばしていくか、一緒にしゃぐっていきましょうか。
いきましょう。
あの、ここでいう質問力っていうのは、ソウタさんによればですけど、単なるこう、問いかけのテクニックじゃないんですよ。
ふむふむ。
問いを発するまでに、あなたがどれだけ自分自身でその問題と向き合い、考え抜き、そして課題解決のために行動しようとしたか。
そのプロセス全体を示す、ある種の指標だと。そういうことなんですね。
なるほど、なるほど。プロセスですか、全体。
じゃあ、よく聞く、例えば、この投稿確認お願いしますとか。
あー、ありますね。
あと、フォロワー増やすにはどうすれば、みたいなの。
これらは一見質問に見えますけど、どうなんでしょう。
それがですね、ソウタさんの指摘だと、全社の確認お願いしますは、単なる作業依頼とか。
はいはい。
あるいはちょっと、これで大丈夫かなっていう安心感を得たい欲求。
あー、なるほど。
で、後者のフォロワー増やすにはっていうのは、ある意味、もう自分で考えるのはちょっと放棄します。
答えだけください、みたいな。
うわー。
課題解決の放棄に近いんじゃないかと。
それは結構厳しい指摘ですね。
まあ、厳しいかもしれませんけど、本質をついてるかなとも思いますね。
うーん、確かに。これ耳が痛いって感じる人もいるかもですね。
かもしれませんね。
つまりその、質問に至るまでのその人なりの試行錯誤というか、格闘の後みたいなものが見えるかどうかが大事なんですね。
まさにまさに。その格闘の過程そのものですね。
質の高い質問のプロセス
相田さんが使ってる例えがすごくわかりやすいんですけど、子供が句句を覚えるとき。
はいはい、句句。
すぐに答えを教えるんじゃなくて、どこまでわかってて、どこからがわからないの?とか。
あー、聞きますね。
まず自分でやってごらんって、こう促しますよね。
ええ。
あのプロセスが成長には不可欠なんだと。
安易な質問っていうのは、まあ極端な話、答えを見ながら問題集解いてるようなもんで。
なるほどー。
それじゃあ、本当の意味での学びとか成長ってないですよねっていう。
その質問にその人の本気度がなんか透けて見えるんだと。
あー、深いですねそれは。本気度か。
じゃあどうすればその質の高い質問、つまり本気度が伝わって、かつ本当に自分の成長につながるような、そういう質問ができるようになるんでしょう?
ええ。
何かコツみたいなものはあるんですか?
それについて相田さんは3つの黄金率っていうのを提唱してますね。
黄金率、かっこいいですね。
ええ。まず一つ目。それは本当に解決を求める質問か?と。まず自分に解いてみることですね。
解決を求めるか?
ええ。単なる確認作業だったり、まあさっき言ったみたいに安心したいだけとか、あるいは愚痴を聞いてほしいだけとか。
あー、ありますね、そういうの。
そういうのじゃないか?っていう。まず目的をはっきりさせると。
なるほど。目的の明確化。それが一つ目。で、二つ目は?
二つ目は、質問前にこれ以上できないっていう限界まで自分で行動し、考え抜いたか?ですね。
限界までですか?
ええ。具体的に何を調べて、何を試して、で、その結果どうなって、どこで壁にぶつかってるのか。
はいはいはい。
そのプロセスをちゃんと具体的に示せるか?という点ですね。
あー、それがさっき言ってた格闘の後ですね。ちゃんと自分で行動したか?っていう。
そういうことです。
なるほど。そして三つ目は?
三つ目は、その質問を通して何を知り、次にどうなりたいか。
次にどうなりたいか。
ええ。つまり明確な目的と、その質問の答えを得た後の具体的な次の行動、ネクストアクションが見えているか。
ふんふん。
ただ知りたいで終わりじゃなくて、その知識をどう生かして、次にどう繋げるかまで考えているかってことですね。
なるほどな。例えば記事にもあったリール動画の添削をお願いする場面。単に添削をお願いしますじゃなくて、どういうふうに聞けばいいんでしょう?
ええ。沢田さんが挙げている良い例としては、例えばですけど、目的を改善するために具体的な工夫を意識して編集してみたんです。
ふんふん。
それで赤々見てほしいポイントがちゃんと伝わるかどうか見ていただきたいのと、構成面で他に改善できる点があれば教えてほしいです。
おお、具体的。
ちなみにタイトル案としてはAからGまで考えてみたんですが、ちょっとここで悩んでましてみたいな。
全然違いますね。
ですよね。これなら聞かれた方も、あ、ここまで考えてるんだなってわかりますし。
確かに。
的確なアドバイスもしやすいですし、何より質問者自身の本気度が伝わりますよね。
そうですね。これだとそのやりとり自体がもう学びになりそうですね。
まさに。
いやー、なるほど。
で、さらにですね、もう一つ重要な視点があって。
はい。
それが理他的質問力っていう考え方です。
理他的、理他的ですか?
ええ。自分の学びとか自分の問題解決のためだけじゃなくて、その質問自体が答える側の人とか、あるいはもしかしたら周りで聞いてる他の人にとっても何かこう、
価値とか気づきをもたらすようなものになってるかっていう、そういう視点ですね。
へー。自分のためだけじゃなくて、相手や周りの人のためにもなるような質問か。
そうなんです。相手の状況とか知識レベルをちょっと想像してみたり、回答しやすいように情報をちゃんと整理してから聞くとか。
はいはい。
あるいはその質問と回答がコミュニティ全開の学びにつながるような、そういう問いを立てられる人。そういう人って自然と信頼されるし、応援もされやすいですよねと。
あー、なるほどな。
これ、クライアントワークなんかでも全く同じことが言えると思うんですよね。
と言いますと?
やっぱり相手の意図をちゃんと汲み取ろうとしたり、フィードバックを求めたりするときも相手が答えやすいように工夫するとか。
そういう相手の手間を省くような配慮ができるかどうかって結構評価を大きく左右すると思うんです。
なるほど。それって結局相手の視点に立てるかどうかっていうコミュニケーション能力の根本の部分ですよね。
理他的質問力とその影響
そう思います。
だからこそインスタの発信、あれも結局相手に価値を届けるっていう行為ですから。
えー。
その質とも深くつながってくるっていうことなんですね。
いやー腑に落ちました。今回こうやって掘り下げてみて、質問力って単なる会話テクニックとかそういうレベルの話じゃなくて、
その人の問題への向き合い方とか他者への想像力、あとはもっと成長したいっていう意欲そのもの。
そういうのを映し出す鏡なんだなーってすごく実感しましたね。
そうですね。
しかもこれって意識と訓練次第で誰でも伸ばせるスキルなんですね。
そうなんです。そこが希望ですよね。
だから最後にこれを聞いてくださっているあなたに一つちょっと問いかけてみたいなと思うことがあって。
はい。
あのー相多さんは質問力っていうのはあなたのインスタの発信レベル、もっと言えば人生の質にも影響するんだというふうに言っています。
人生の質ですか。大きいですね。
えー。そこであなたが最近した質問をちょっと一つ思い返してみてほしいんです。
その問いにはあなた自身の思考とか思考錯誤、そして相手への配慮がどれだけ込められていたでしょうか。
もしかしたら無意識のうちにちょっと近道を探してたりとか丸投げみたいになってた部分ってありませんでしたか。
その問いの質をほんの少し変えてみるっていうことがあなたの課題解決とか人との関わり方をこれからどう変えていく可能性があるか。
ぜひ一度ちょっと立ち止まって考えてみていただけたらなと思いますね。
はい。