アカウント設計の重要性
こんにちは。今回はですね、株式会社Sラインのソウタさんの記事をもとに、インスタグラムのアカウント設計、これを深掘りしていきます。
はい。
ゼロから始める時に、何から手をつければあって、皆さん悩むと思うんですけど。
ええ。
その最初の、ラッシン版みたいなものを見つける、そんな時間にできればなと。
いいですね。インスタってほんと広いですからね。可能性は感じるけど、じゃあ具体的にどうするの?
そうなんです。
迷子になっている人多いと思います。まさに公開図作りですね。
まず、ソウタさんがすごく強調しているのが、このアカウント設計。
はい。
家を建てる前の設計図みたいなものだと。
なるほど。
例えば、世界一周する豪華客船と、近所の小、ちょっとした移動に使う小舟じゃ、設計図全く違いますもんね。
全然違いますね。
だから、インスタで何をしたいか。その目的によって、作るべきアカウント、つまり船も根本から変わってくると。
まさに。その設計図がないまま、とりあえず漕ぎ出しちゃうと、結構危ないわけですよね。
危ない。
ユーザーさんの反応っていう風に流されたり、アルゴリズムっていう天気に左右されたりして、気づいたらあれ?全然違うところに来ちゃったみたいな。
ありますね。
でも設計図、つまりしっかりした目的があれば、もし流されても、あっ、こっちだったって戻れる。そのための、いわば羅針盤になるわけですね。
目的の設定と自己理解
なるほど。で、次のポイントが、その目的地の設定。
ここでよく聞くのが、月100万円稼ぐみたいな。
ありますね。定量的目標。
でも沢田さんは、それ本当にあなたが欲しいものですか?って問いかけるんですよね。なんか周りが目指してるから、みたいな感じで決めてませんか?と。
ここで、定量的目標と定勢的目標を分けるのがすごく大事になってくるんですね。
定量的と定勢的。
はい。定量っていうのは、おっしゃる通り月何とか円みたいな数字。でもそれだけだと、沢田さんの経験からもわかるように、なんかこう虚しくなっちゃう可能性がある。
達成してもですか?
そうなんです。本当に大事なのは定勢的目標。つまり、そのお金でどんな気持ちとか状態になりたいのかっていう。
あー状態。
はい。月5万円プラスで毎月ちょっといいディナーに行けるとか、そういう具体的な心の豊かさみたいなものですね。
なるほど。その定勢的目標がないと、あの人はもうあんなに稼いでるのに、自分はみたいに、つい他人の船の速さばっかり見ちゃう。
まさにそれです。
沢田さん自身、月100万円達成したのに虚しかったっていうのは、結構刺さる話ですよね。数字イコール幸せじゃないんだなと。
そうなんですよ。だからまずは自分の宝頭、つまり心が本当に求めている状態はどこなのか。自分の声に耳を澄ますことから始める。
自分の声に。
コンビニで値段見ずに好きなもの買いたいとか、それだって立派なあなただけの定勢的目標なんですよ。
確かに。
その軸がしっかりしていれば、もう他人のフォロワー数とか収益額とか、あんまり気にならなくなります。自分が決めた状態に近づいているならそれでOKと。
いやー深いですね。そしてこれも多くの人がぶつかる壁。私なんてっていう自己肯定感の問題。
自分らしい表現方法
あー。
特に見た目が良くないとインスタは無理でしょうみたいな思い込み。
ありますね。根強いですよね。
でもソータさんの指摘が面白くて、成功してる人って元々綺麗なだけじゃなくて、自分をどう見せれば一番よく見えるかをもう終年ってくらい研究しつくしてると。
そうそうそうなんです。あの記事にあった玄関に入るだけのシーンに30テイク以上かける友人の話。
あ、ありましたね。
あれすごいですよね。そこまでやるんだっていう。
いやほんと。鏡の前でメイク、角度、光、ファッション、試行錯誤の量が半端ないと。
ええ。だから結局は徹底的な自己理解が鍵なんですよね。
徹底的な自己理解。
はい。ソータさんが言うネームラベリング。つまり私といえばこれっていう要素をどんどん見つけて明確にしていく作業。
なるほど。私といえば。
例えば私は朝の光で撮るのが好きとか、手書きの文字を入れるのが落ち着くとか、ちょっと皮肉もいい言い回しが好きとか、ミニマムな雰囲気が好きとか。
はい。
はい。そういうのを投稿から写真、動画、言葉遣い、ストーリーズまで全部に一貫して散りばめていく。
一貫して。
そうするとそれがあなただけの価値になるし、他の人から見た時のタグになるわけですね。あ、この人っぽいなっていう。
ソータさん自身もカメラに向かう時は少し左側を前に出すって意識してるって話もありましたね。
ええ。あれもナルシシズムとかじゃなくてプロ意識ですよね。自分という商品をどう見せるかっていう。
だから自分は綺麗じゃないからって諦めるんじゃなくて、じゃあどうすれば私なりに少しでもよく見えるかなってとことん考える。
そういうことです。
その姿勢自体がなんか逆に親近感とか信頼感につながるかもしれないですね。
そうかもしれません。あのキッチンにいつも映るポン酢が好きって言われたっていう例ありましたけど。
ああ、ありましたね。
意図してない部分も含めてその人らしさ、つまり世界観として受け止められるんですよね。面白いですよね。
本当ですね。じゃあいざ始めるぞってなった時の心構え、これも大事ですよね。最初の投稿100回しか再生されなかった才能ないかも。
ああ、まあこれは普通だとソータさん断言してますね。
普通なんですね。
初めて自転車乗っていきなりスイスイ走れる人いないでしょって。転ぶのが当たり前。
確かに。
いきなりトップインフルエンサーと自分を比べても意味ないですよと。
比べちゃいますけどね、つい。
まあ気持ちはわかりますけどね。でもそれよりも大事なのは、なんか高価なカメラとかすごい編集技術とか、そういうのの前に。
前に?
あなたがその撮りたいものをどう魅力的に見せたいかっていうその強い意思とかこだわり。
意思とこだわり。
それさえあればスマホ一つでも人の心って動かせますよって。
なるほど。
日常の中であれどうやったらもっと素敵に見えるかなってこう考える癖をつけるのが実は一番強いスキルかもしれないですね。
あえて完璧にしすぎないなんか手触り感みたいな温かさも立派な世界観になるとも。
そうですね、それも一つのこだわりですよね。
いやーこうやって聞いてくるとインスタのアカウント設計って結局自分自身のことをどれだけ深く知ってるっていう自己理解の旅みたいなものですね。
まさにそういうことだと思います。
自分の目的地つまり定量的目標とそれを支える訂正的目標があって。
はい。
で自分の船つまりアカウントの個性自分らしさを理解して。
そしてその船を自分らしく飾る方法、ネームラベリングとか世界観を見つける。
この設計図さえあればもう情報の波に翻弄されずに進めると。
なるほど。
壮太さんの言葉を借りるとあなたの偏愛が誰かの希望になるかもしれないと。
いい言葉ですよね。
羅針盤はもうあなたの中にちゃんとあるんですよっていう。
では最後にこれを聞いてくださっているあなた自身にちょっと問いかけてみたいと思います。
はい。
今日の話、アカウント設計を超えて何か一つ自己理解の欠片が見つかったと思うんですね。
うんうん。
それを基にして次にあなたがするコミュニケーション、
まあインスタでもいいし友達との会話でも仕事のメールでも何でもいいんですけど、
それをほんのちょっとだけあなたらしく変えるとしたら、具体的に一つだけどんな行動をとりますか。
うーん、面白い問いですね。
ちょっと考えてみてください。