1. そろそろ美術の話を...
  2. #113 尾角典子 #拡散 展につい..
2024-08-10 49:44

#113 尾角典子 #拡散 展について(アーティスト 尾角典子)

アーティストの尾角典子さんをゲストに十和田市現代美術館のサテライト会場spaceで開催中の個展についてお聞きしました。 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://sorosoro-art.vercel.app/ep/11⁠3⁠  番組の感想は、⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#そろそろ美術の話を⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ でお願いいたします。

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Guest Profile 尾角典子(おかく のりこ)

  • 1979年京都生まれ、ロンドンと京都を拠点に活動。チェルシー芸術大学でファインアートメディア学士、英国王立芸術大学にてアニメーション修士を取得。コラージュを用いたアニメーションを基軸にパフォーマンス、インスタレーション、VRなど異なる媒体を使用し、移りゆく事物から現れる多面性を探る。
  • 主な展示やパフォーマンスに「THAT LONG MOONLESS CHASE / その長い月のない追跡」(金沢21世紀美術館、2023)、「VOCA展2019」(上野の森美術館、東京)、「The Interpreter」(QUAD Gallery 、イギリス、2015) など。主な受賞歴に、オーバーハウゼン国際短編映画祭インターナショナルコンペティション部門へのノミネーション (2016)、オタワ・アニメーション国際映画祭最優秀ミュージック・ビデオ賞受賞(2011)など。

Show Notes 尾角典子さんについて

展覧会について

サマリー

アートテラー・とにが尾角典子さんをゲストに迎え、尾角さんの展覧会について話しています。 展覧会はスペースという場所にあり、作品の中に入ったお客様によって展示が変わります。 展覧会の名前は「ハッシュタグ拡散」で、言語は外部から来たウィルスというテーマに基づいています。 AIを用いた美術展示「入口」では、来場者の名前を入力すると、音楽や文章が変化する体験を提供しています。 展示の公式インスタグラムでは、展示物の進化や変化を随時アップデートしています。 個々の展示物は自撮りを促すための拡散を目指しており、展覧会は観客に受動的な体験ではなく、作品を変えて拡散活動に参加させることを意図しています。 また、デジタル空間の拡散とは異なり、展覧会を通じて外に出た観客は東和田のスペースを実際に体験し、日本人の民族性と受け入れる性質についても言及しています。 尾角典子さんの拡散展は、2024年の7月6日から9月8日まで、スペースとわだし現代美術館サテライト会場で開催されています。

メディアアーティスト尾角典子の自己紹介
アートテラー・とにのそろそろ美術の話を、この番組は私、アートテラー・とにがアートに関わる方をゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト番組です。
本日はメディアアーティストの尾角典子さんをゲストにトークをしていきたいと思います。
ということで、尾角さんどうもよろしくお願いいたします。
お願いします。
番組、これ4年目なんですけど、初めてプロデューサーが今いないっていう。
めっちゃ響いてる。
しかも会場も響いてて、大丈夫かなと思いながら。
今、僕どこに来てるかというと、戸羽梨現代美術館に来ております。
青森に来てまして、収録機材だけ持って単身乗り込んできましたということで。
ここで今展覧会をやっている尾角さんをゲストに迎えてトークをしていきたいと思っております。
ということで、じゃあまず、尾角さん自己紹介。
自己紹介。尾角典子というもので、京都出身なんですけれども、大学生からイギリスのロンドンにある大学に留学して、
大学院まで行って、その後にビザが切れるからって言って日本に帰ってきて、
そこからデザイン系の仕事をしてたんですけれども、やめて。
やっぱり学生時代、ロンドンで過ごしてたので、どこかに楽しかった思い出がロンドンにあったから、
やっぱりロンドンに戻った方が楽しいかもしれないみたいなのがいろいろあって。
そしたら、ワーキングホリデービザが2年、ちょっとうまく言えてないかもしれないけど、いいですか。
それで帰るぞってなって、イギリスに帰って、そこからまた10年ぐらいずっといるんで。
何の話でしたっけ。
自己紹介。
いいですよ、いいですよ。全然いいですよ。
ロンドンの話はポイントとして、最初に僕はさらっと言っちゃいましたけど、
メディアアーティストのっていうふうに紹介しちゃいましたけど、名乗るときはどうなのって。
これ難しくて、大学院、あ、ごめんなさい。
イギリスで大学院って言ったらアニメーション学科行ってたんですよ。
卒業した後ってアニメーターのって言ってたんですけど、
でもアニメーションのフェスティバルとか行っても、なんかちょっと自分はここじゃないかもしれない。
しっくりこない。
だからって言って、アートのオープニングとか関係者と会って、
何してるのって言われて、アニメーションって言って、あ、そうみたいな感じで終わるんですよ。
私って何みたいな期間が結構長く続いて、
それでもうどっちかに振り切らないと、やっぱり人は理解してくれないのかなって思って、
アニメーターのほうに進もうとしたり、アーティストのほうに進もうとしたりとかして、
でもある日、もう中間でええやんみたいなこと言ったんですよ。
もう何かよくわからないけど、私はここって決めたら結構すっきりして、
でも何してるのって言ったら、結構まだ名前がないっていう感じです。
でもその中間の時に名乗るのはメディア・アーティストなんですか?
いや、本当にメディア・アーティストとしてやってる方とは、やっぱりなんかちょっと違う感じがするので、ちょっとよくわからない。
じゃあまだ新しい情報というか、作ってはないんですか?
作ってないです。一回人間って言ったことがある。
何やってるんですかって言われたら人間。
もうよくわからなくなる。
岡本太郎以来でしょうね。
なんか職業は人間だという。
人間はーとか言って、笑ってその人は去っていったって感じだったんですけど。
じゃあ今こと、でもヘンラーマンよりは肩書きをしてるんですか?
だからアーティストって言うと、きっと大きく捉えられてくださるので、
アーティストっていうふうに名乗るのが一番優しいのかなと思います。
人間に関してはやっぱり確かに、言われた方としてはどう対処してるかわからないですよね。
オレもみたいな。
会社なんて全然わからない。
だからちょっとそうなんです。
展覧会の場所と作品
岡本さんが今小和田市現代美術館の、現代美術館じゃないといったらサテライト会場という
ちょっと特殊な場所で今展覧会をされているということなんですよね。
今日この話をたっぷり聞いていこうと思っているわけなんですけど、
これをお客さんに説明してもらっちゃっていいのかな?
じゃあどういう場所でまずやってますかという。
アーティストの三人組のアキアを展示室へと改装した作品で、
スペースっていう場所が小和田市の現代美術館から歩いて7分ぐらい、
10分ぐらいのところにあるんですけれども、
それはスナックだったところ、民家みたいなところを、
2階の部分を展示室として改装した場所になっているんです。
難しい質問です。
2階を改造したって言ったら、そうかってみんな思うかもしれないですけど、
イメージとしては、古い建物みたいな、スナックがいかにもあるみたいな建物がポンとあって、
その2階部分だけ、いわゆるホワイトキューブが突き抜けている感じというか、
何か所で出したみたいな感じで。
最初見たとき、ガンツの世界観というか、
突如としてそこだけホワイトキューブがポンと現れたような、
その不思議な建物がもともと作品として作られたんですよね。
そうですね。建物自体が作品ですよね。
そこが、もともとは目が作ったときには目の作品が展示してあったんですけども、
2022年からその中をギャラリーとして使っちゃおうみたいなことになって、
何回か展覧会が行われている。
ここで今回展示をされているということですね。
場所としてはスペースという場所になります。
ここで展覧会が今行われているわけですが、まず展覧会名は何でしょう。
展覧会名はハッシュタグ拡散という展覧会名で、
その中に置いている作品名としては、
言語は外部から来たウイルスという、ウィリアム・バローズの本から引用した文章をタイトルとしています。
これ、まずそもそもここで展示してほしいという依頼はいつぐらいに来られるんですか。
去年の夏ぐらいだったような気がします。
そのときの率直な第一印象というか、依頼来てどんな印象でした。
そりゃそうでしょうけど、本当の本当のやつじゃなくて、
どう思ったとかリアクションを聞かないといけないと思ったのはわかるんですけど。
去年の12月にお話をいただいて、現場を見に行ったんです。
写真では見ていたんですけど、行ってみると異様な感じがして、面白い場所だなと思いました。
この場所でやるのが楽しみというか。
楽しみでしたね。
エクスペリメンタルでもいいよみたいな感じだったんですけど、
誰かの作品の中に存在する作品という構造がすごい面白いと思って、
それにちなんだ作品を作りたいと思ったんですね。
その外側の作品とすごく密接に結びついている作品にしてきたらいいなと。
単なるギャラリーというわけじゃなくて、人の作品の中に自分の作品が入るっていう。
確かに複雑ですよね。
有名な建築家の方が作った美術館の中で展示しているとかあると思うんですけど、
中に入るとこの人の建築家の建物の中にある作品というのはちょっと薄れると思うんですけど、
目さんが作ったスペースはすごく外側と密接しているなと思ったので、
そこから着想を得て作品を作り出した。
今回作品は本当にこのために作った作品ですよね。
完全新作ですね。
じゃあ具体的にどんな作品なのかというのを。
まず作品の中に作品が入るというところから、
今出たウィリアン・バルーンズの言語は外部から来たウィルスというのが着想として得たということですか。
最初は内側と外側がすごく密接に関係している作品を作りたいと思い始めて、
その後にウィリアン・バルーンズの言葉を聞いたことがあって、
ウィルスとすごく似ているというのが気づいたんです。
その構造というか、物の中に入っていくという言葉だったんですか。
ウィルスってカギ穴があう、コロナの時にちょっと勉強していたんですけど、
スパイクがあるみたいな。
タンパク質が人間の受容体みたいなところとカギがあう人のところにカギがはまって中に入り込んでいくと、
ウィルスってタンパク質とかDNAとかRNAの情報しか持っていないものなので、
外部にいるときは何の活性化とかもしれないですけど、
中に入り込むことによって受容体の人の細胞分裂の機能を使って増殖するという。
中に入ると活性化するという機能を持っているので、
この作品も中に入ってくるのはお客さんじゃないですか。
彼らの情報を使って中にある作品が活性化する。
何かを作れないだろうかというふうに繋がっていったんです。
ここがスタート地点ってことですね。
最初に何も知らずに来ちゃうとって言ったらあれですけど、
やっぱり2020年以降にコロナ禍で作品を作る人が増えて、
ウィルスとかっていうのもキーワードで使われてきたので、
なんとなくそうかと思ったけど、そういう単純な話ではないんですね。
そう聞いていくと。
はい。
だからコロナ禍だからウィルスをテーマにしたってわけじゃないと思うんですよね。
そうですね。もっとウィルスの構造というか機能に着目していたかもしれないです。
ウィルスと目さんの持っているスペースと、
そこに来るお客さんとの関係が似ているというところから入っていっている。
作品の中に入ったお客さんによって展示が変わっていくっていうのが、
この展覧会の大きな肝じゃないですか。
それからもうちょっと気になるのが、タイトルがハッシュタグ拡散。
これはどういう意味?
それも作品の構想を練っていく上で、
お客さんのデータはウィルスでいうとDNAの情報だとしたら、
お客さんの情報を身近に引き出せる簡単な情報って何だろうと思ったら、
名前っていうところにたどり着いたんですね。
名前っていうのが一番ピュアな、生まれた時から持っているデータだし、
簡単に引き出せると思って。
そういうのがどんどん減っていった時に、
ウィリアム・バローズの
Language is a virus from outer spaceっていう文章があって、
その後にローリー・アンダーソンが
このクオート文を元に作った作品があるんですよ。
また音楽作品みたいな感じ。
その時に彼女がつけたセカンドタイトルみたいなのが、
That's why I'd rather hear your name, not see your faceだったんですよ。
それは日本語訳で言うと、言語は外部から来たウィルス。
だから私はあなたの顔を見るより、あなたの名前を聞きたいって言ってるんですよ。
どういう意味なんですか?
あなたのイメージを見るより、言葉を聞きたい。
そういうやつだったんですね。
もともと名前を引用するって言ったから、
繋がったピッタリってなってて、
ウィリアム・バローズ、ローリー・アンダーソンって来て、
私がまたそれを引用していったら、
一番最後にチョンってつけたいってなって、
ウィルスと、今回はSNSとかデジタルのものも使うって言うやつだったので、
ウィルスって拡散って言うし、SNSとかも拡散って言うから、
お客としてハッシュタグで拡散って最後にピュンってつけてたんですよ。
それが残って拡散点になったって言うから。
そういうことなんですね。
なるほど。
でもそこにたどり着けば、いろんな文脈があって。
じゃあ具体的にどんな展示なのかというのを、
紹介していけたらなと思うんですけども、
今日プロデューサーがいないから、プロデューサーからの指示で、
リスナーさんにどんな展示か伝わるようにフォローしてくださいって書かれてます。
はい、わかりました。
じゃあ頑張っていきたいと思います。
展覧会「ハッシュタグ拡散」について
じゃあまず展示スペースのスタートというか、どこから紹介しましょう。
人型に振り抜かれたパネルが入り口に入ると立ってるんです。
それはさっき言ってた人型っていうのは人間の形なので、
その人型の前にひらがなで入り口って書いてるんですけども、
読める人はその人型をすり抜けるダメージがある。
日本語がわかる人はってことですね。
それがさっきの言ってたウイルスでいうスパイクタンパク質のカギ穴みたいな。
日本語を読めない人にとってはひらがなが文字として、
情報として入ってこないからそこが入り口とは思わないわけですよね。
思わないんですよね。
ちょっと左側をよけると普通にくぐり抜けなくても入れるので、
それはやっぱり読めた人はそこが入り口なんだって入ってくると思うんですけども、
その時点でウイルスにやられてるというか、
ウイルスなんですけど、言葉っていうものに理解できるから、
それに従って動かされてるというか、
自分が動いてるのか動かされてるのか、その関係性みたいな。
自発的に動いてるようだけど、入り口だから入れっていう指示を受けてやってるってことなんですね。
受動的な実は。
美術展示「入口」の体験
その入り口って理解できるのも、自分の内側で言葉っていうのが形として入ってきて、
アクティベートされて自分の内側で自分の情報、自分の日本語っていう、
例えばこの場合日本語っていう情報がウイルスでいう細胞分裂の機能だとしたら、
自分の内側に入ってきたことで入り口っていうのを理解するから、
それで行動が始まるみたいな。
僕は昨日ちょっと見させてもらって、一応そのお客さんの説明で、
メディアの方もいらっしゃって見せてもらったんですけど、
普段はあのスペースは誰かがいて、
例えば監視員さんみたいな人がいて、こうしてくださいとか言わないんですよね。
基本は無人で、情報で指示でやるしかない。
だから読んで分かる人はアクティベートになるし、
分からない人はサーッと出ていくのもアリかなと思って、
人が全員やらなくても中に入って出てくるウイルスもいるだろうし。
なるほど、なるほど、そうかそうか。
それで入り口入ります。
一般的な美術館だといろんなところにキャプションと呼ばれる説明文が壁に貼ってあったり作品に貼ってあったりするんだけど、
やっぱり衝撃だったのが入っていくと、
入り口も実は床に入り口って書かれていて、
綺麗に整列されていないというか、ランダムに文字が書かれている入り口。
自分がウイルスになってパネルを抜けると、また床に文字がいっぱいブワーッと書いてあるんですよね。
カルタがあるって感じ。
そんな感じですね。
そこでCGを読み取るしかないんですね。
最終、どう見てもいいですよって今話だったんだけど、
なんとなくお客さんが淘汰している次の皆さんの動きはどうしてほしいんですか?
壁にあるオリジナルのスペースの写真、外側から撮った写真と、
オリジナルの説明文、スペースという建物はこういう建物ですよっていうのが書かれているのがあるので、
元の文章があるので、それを読んでほしいです。
なんかちょっと不思議だなと思ったんですよ。
入ってしまうだけ。
それだけ壁に飾って、いわゆるキャプションのように書いてあって、
なかなか美術館とかギャラリーに入って、ギャラリーとか美術館そのものの説明って受けることないじゃないですか。
そうですよね。
どうやってこれが貼ってあるんだろうと思った。
でもあれって、銘さんのスペースっていう作品の説明みたいなものですよね。
それ自体はそうだよなってないですか。
そこからってことですよね。
そこからですね。
そこから動くと今度。
今度はモニターが2台立っていて、よく音楽が流れているみたいな感じで、
耳を澄ましていただくと音楽が、実は流れていたんですけど、
耳を澄まさなくとも音楽が聞こえていると思うんですけど、
指示の中にも音を聞くみたいなのがあるので、音にちょっと注目してもらうと音楽が鳴っていて、
よくよく聞くと説明文みたいな歌歌ってるぞって歌詞が。
その右側のモニターを見ると、ちょっとスペーシーな、スペーシーって言わないっけ。
スペースっぽい。
スペースっぽくもないか。
画像先生?
そのスペースが目の作品のスペースのことを言っているんです。
違います。
ややこしくなっちゃうから。
これは目のスペースを一旦置いておいて、建物っぽい、建物写真みたいな。
しかも建物写真というか、僕が見た感じで言うと、建築展で建築家が作る予想図みたいなイメージというか、
ちょっとCGっぽいというか、そういうような写真が建長のモニターの上にありましたね。
ちょっと未来っぽいなって印象がありましたけど。
その下に謎の文字という。
謎の文字。
ありましたね。
この謎の文字は。
謎の文字は知り滅裂なんですけれども、
とりあえず最初の一文と最後の一文がオリジナル文章と同じなので、
よくよく観察していただくと、こっちの文章がなったのかなみたいな。
先ほど見た目の作ったスペースの説明文がここの、ちょっとリンクするなみたいな。
観察して、ゆっくり見ていただくと、気づく瞬間があると思うんですけど、
さささって言っちゃうと、ふーんって終わる。
意味不明な文章だなって終わっちゃう。
意味不明な文章だなって終わっちゃうと思うんですけど。
でもまだまだ気づくタイミングはまだまだあると思うんですけど。
慌てない。
慌てない、慌てない。
左側の画面を見ると、
名前を入力してくださいという、
さっき言っていた来てくださるお客さんたちの名前を教えてくださいというふうに、
指示があるのでひらがなで、
それに従って、指示に従って名前を入力していくと。
それもしかも文字で入力するというよりは、ボタンがあって、
その前にTHE FIRST TAKEみたいな感じで。
そうです。
ボタンを押して、自分の名前を音声で入力するということですよね。
そうです。音声に、音声がこだわって音声にしたんですけど。
じゃあ入力しますと。
例えば僕だったら、本名だったら大山敦志なんで、大山敦志って言うわけですね。
そうするとどうなるの?
入力されると、入力していただいた名前がひらがなになって、
そのひらがながランダムにさっき見た文章の中に組み込まれていくんですね。
文字数は変わらないんですけれども、何かの文字と入れ替わって、
どんどんどんどん死離滅裂の文章を皆さんの名前で作り上げていってるみたいな感じ。
だから僕だったら大山敦志って、その7文字が別の7文字と入れ替わるってことですね。
音楽と建物の変化
そんな感じです。
これがどんどんどんどん人が来て、名前を言えば言えるほどどんどん文章が変わっていっちゃうっていうことなんですね。
これはどういう仕掛けというか、AI的なものですか?
AI的な、AIにでもアルゴリズムというか、こういうふうにしてくれという指示を出してるんですけど。
これはこのために作ったプログラミングってことですか?
そうですね。
手伝ってもらったんですけど、こういうのをやりたいっていうので、手伝ってもらってやりました。
文章がわーっとやってきてきて、それが先ほどちょっとおっしゃった、聞こえてくる音楽にも関係してくるってことですね。
そうです。そしたら音楽が切り替わって、自分の名前を含んだ音楽が流れるんですけど、
オペラ調だったり、J-POP風だったりとか、いろいろ。
ジャズっぽいのもありましたね。
それはそこの人の名前が入って文字がちょっと変わっていったテキストを歌っている。
テキストからイメージして曲が作られる。そして歌になっていくってことですか?
そうです。そのテキストから生成された画像も変わっていくんです。
さっき言った建物の写真というのもそれに合わせて変わっていくってことですね。
聞いているだけだったら想像つきにくいかもしれないですね。
今までもこういうAIを使って作品をやったことはあったんですか?
それに近いのはやったことはあります。
今回そのAIを使ってみようと思ったきっかけとか理由はあったりするんですか?
やりたいなって思ったことがたまたまAIを使ったらできるっていうのもあるんですけど。
前の作品とかって放射線とかに関係する作品だったんですけど、
そのときも放射線とかってみんな悪いものだとしてみますけれども、
それは量がありすぎたらダメっていうのもあるんですけど、
でもやっぱりイギリスから日本にもっと帰ってくるようになって、
日本の東洋的な視点って素晴らしいとすごく思うようになって、
例えば矢を寄ろずの考えとかすごい興味があって、
西洋とかだとダメなものはダメみたいなのがあるんですけど、
日本ってもうちょっとまあまあ、みんなまあまあ、じゃあ一緒にこっちに来いよみたいなのがあると思うんですけど、
言い訳することはわかります。
だから放射線とかも矢を寄ろずの荒見玉でもないですけど、
神様として迎え入れられないかみたいな感じで。
今なんとなく世の中的にはマイナー生命が放射能をなくそうみたいなことだけど、
じゃなくて放射能は放射能の良さがあるよみたいな。
あるよって言い切るのはあれなんですけど、あるというか、
じゃあ一緒にどうやって共存していくかっていうのを考えられる民族だと思うんですね。
完全にフィートしちゃうんじゃなくて。
そういうのもあったので、AIとかもみんな怖がってたりとかするところもあるけれども、
じゃあこれから共存していくんだから、どうやって一緒に賢くてもいけるんじゃないのかっていうところを考える方が生産的というか。
特にアーティストとかクリエイターの人ほど、
AIが出てきたことによって仕事が取られるんじゃないかとか、
必要性があるのかとか言ってるけど、
そうじゃなくて、AIとできることをやっていこうみたいな感じなんですよ。
そんな感じかもしれないですね。
それがすごい面白いなと思ったのが、人の名前が入って文字情報が変わっていく。
そこだけでも十分新しいなというか、ありそうで見たことなかったなと思うけど、
それを音楽にしてみようというのはどういう発想かな?
音楽は全体的に見て、アートとデザインの立場からしてみると、
デザイン的にあの空間を見ると、音楽がない場合ってすごく見えない部分ですけれども、
音楽があることでパッケージというかバランスが取れるっていうのはまず一つあったんですけど、
それをやったことによって意味のない文章をAIが一生懸命歌ってるのとか、
すごく滑稽に聞こえるんですけど、
そういう風に使えるのはいいなと思います。
AIが意味のない文章をベロベロベロベロみたいな感じで歌ってるのがすごい面白い。
展示の進化と変化
でも結構僕の主観かもしれないですけど、名曲でしたよね。
名曲多いですね。
昔、多分皆さんそこまでじゃないかもしれないですけど、
僕が大学時代とかにBダッシュっていう歌手が出てきて、
チョっていう曲が有名なんですけど、
全然デタラメな歌詞を歌うみたいなのがちょっと一時期流行った時期があるんですよ。
シルエリストでもそういうのありましたよね。
ベロベロベロベロみたいな。
スキャットマンとは言わないけど、意味不明な言葉を歌うけどメロに聞こえるみたいなのは、
そういう意味では見たときに懐かしい感じがしたんだけど。
確かにそうかもしれない。
あんまり歌詞がなくてもいい曲だなみたいな。
例えば僕が聴いて、いい曲だなと思って、これみんな聴いてほしいと思っても、
誰かが名前を次に入れちゃったら、もう二度とその曲は聴けない。
それはもったいないですね。
もったいないですね。
保存はどこかにしているはずなので、将来イベントとかでパーティーしたら楽しいかもしれないですね。
なんかよくわからないけど。
それこそ音楽はあるかもしれないですけど、
昨日おっしゃっていたのが、音楽も変わるし、文章に合わせて建物の画像というか変わります。
この建物の画像は何か残るっておっしゃったんですか?
インスタグラムに随時アップデートされるように設定してあるので。
インスタグラムというのはこの展覧会の公式インスタグラムなんですか?
この展覧会の公式インスタグラムです。
それをじゃあもし今、いきなり皆さんの戸惑に急には手前に住んでてこれないかもしれないけどフォローすると、
誰かが変えた瞬間にそれがインスタで見れるんだ。
今100枚以上あると思うんですけど、それがちょっとずつ進化していってるなっていうよりかは、変化していってる感じなんですよ。
進化っていうことはプラスの方向に変わってくるようなイメージですか?
進化は積み重なっていく感じっていうイメージなんですけど、変化っていうのはトントントンと変わっていく感じ。
ベクトルがないんですね。
文章は1文字ずつというか数文字ずつ変わっていくので進化してる感じなんですけど、
映像は変化していってる感じで、そこにも自分の興味ポイントがあって、
なんか進化と変化って、私たちは進化とか考えるけど、結局本当は変化しかしてないんじゃないんだろうか。
そういうところってことですか?
わかんないですけど、人類はどういうか。
全体的に考えたりするのが面白かったです。
しかも最後の作品があって、振り向くと銀色のまた人型みたいなパネルがありましたけど、これはちなみにどういうものですか?
それは入り口にあった人型にくり抜かれたパネルのくり抜かれた部分なんですけど。
なるほど。最初に入った入り口の人型抜けた部分がそっちや。
そこに顔をはめれる。
顔の部分がまたくり抜かれてるんでしょうね。
よく観光地とかに行くと、ここ来たよみたいな。
顔はめパネルといわれる。
展覧会の目的と観客の参加
そこにトワダの展示室に来たよみたいなスペース、サテライト会場とか書いてるので、記念にそこで写真を撮って。
ちゃんとありましたもんね。スマホ台も置いてありましたもんね。
自撮りもできて。
それはやっぱりみんな最近って自撮りして、ハッシュタグとかつけてインスタグラムとかで拡散するので、拡散を促すための拡散。
プラスやっぱり鏡張りにしたっていうのは、内側が反射して見えるっていうのがまたちょっと象徴的かもしれないですけれども、鏡っていうのは内側が反射してるもので、それは内側にあるものでっていうことで。
それを外に出すために拡散する。
だから観客として普通展覧会って受動的に受け取るもののようなイメージがあるじゃないですか。
じゃなくてこの展覧会が入り口って分かって入った人は、その人自身がウイルスとは言わないみたいなもんだから、作品をもう変えてっちゃうし、さらに拡散活動までさせられるというか分からない。
なんか面白かったのが、東和田のスペースのインスタグラム見てた人がコメントとしてもらったのが、こういうスペース、こういう場所なんだって思ってきたら違うみたいな。
だからそういう意味で面白い。
僕もだから収録、今午前中にやらせてもらってますけど、昨日見た段階ともうこの時点で違う。
スペースの光景が変わってるんですね、この時点で。
そうか。
デジタル空間と物理的な拡散
なんか面白いなと思ったのは、拡散しようって言っても、何だかんだ言って拡散できるのってデジタル空間の中にしか拡散できなくて、
物理的な自分たちの世界の拡散してないけれども、それを受け取った人間が東和田のスペースってこういうものなのだっていうふうに外に出てきてる。
もう一個外に、ちょっと抽象的になっちゃいます。
なんか今までだったら人間と人間の会話の中でやりくりしてたところの間に、
デジタルスペースっていうのが今入ってきてる段階だからっていうのがある。
面白い。
そこにデジタルが今入ってきたから、じゃあどうやって、さっきも言ってたように共同しようか。
アルゴリズムっていうのも結局私たちの入力によって決まってくるから、それにもうちょっと意識的になって、
その後世続いていくアルゴリズムと共に生きるであろう世代たちに、どういうアルゴリズムを残せるかっていうのも言いたかったのもあったので、
その入ってきた人が入力したことによって変わる音楽と文章を次の人が見れるようにしたっていうのもある。
だから自分も入ってきたときに、これ前の人やっていうふうに気づくと、
自分が入力したことによって、まだ来てない人のことを想像してほしいというか、
次来る人はこれを聞くんだっていうふうに思いながら帰ってほしいというか、見えない次の人を想像する。
繋いでいくわけですね。
展覧会の意味と拡散の象徴性
繋いでいく、本当の一連の流れの自分は一部であって、
自分の入力によって結果も変わってくるしっていうのに対して意識を持てるような機会になったみたいな感じです。
でもすごい良い曲流れして、自分の名前入力したら最悪な曲になったら嫌ですよ。
わかんないけど、そんなことないかもしれないけど。
でも繋いでいく。
これがさっきの話に戻したかったんですが、放射能に対してあまりネガティブな印象を持ってないって話だったけど、
ウイルスもちょっと前までは嫌なイメージというか、ウイルスをいかに除去するかみたいな話だったけど、
この話でいうとお客さんは別にウイルスに対してそこまでネガティブなイメージも持ってない。
持ってないかもしれない。もしかしたら当事者じゃないからとかそういうご意見もあるかもしれないですけれども。
決して悪いものだけじゃない。
もうちょっと大きい目線で見ているというか、そういうのはあるかもしれない。
ウイルスがなかったら突然変異が起こらないとかあるから、別に完全になくしちゃいけないものでもないわけですよね。
自然界にある放射線って大切で、放射線を勉強していたときもアルファ線というんですか、
それが細胞を破壊してくれるから新しいものが生まれる。
温泉とかも同じことだと思う。
ラド温泉とかラジオ温泉とか。
ラジオ温泉とかああいうのって筋肉と一緒ですよね。
筋肉を鍛えるときって、
一回細胞を壊す。
壊すから修復するために筋肉を作るみたいな感じなんで、
一回壊してくれるものがあるから新しいものが生まれるみたいなものはあると思うので、
そういう意味ではウイルスとか突然変異を壊すというよりかは何なんでしょうね。
コピーの間違いとかそういうイレギュラーなことが起こってくれるから、
そのものは進んでいくし、
あと神話とかを読んでてもトリックスターとか。
出てきますね。
ああいう人がいて、書き乱すから話が面白くなるわけですね。
確かに確かに。
あと、昔コンピューターを使った、ちょっとした作品を作ったっていうことだったんですけど、
人間とコンピューターの伝言ゲームみたいなのをやったんですけど、
伝言ゲームって結局何が面白いかというと、
変わっていくから面白いわけだって。
ああ、確かに。バラエティ番組とかでもやってるけど、
そのまま通ったら全然バラエティ番組面白くないですね。
そこで変わったんだけど面白いから。
変わっていくことに対して面白いと思えるような目線でいると、
きっとそういう交差点とかウイルスとかもありすぎると、
自分の身に危険が及ぶと、怒りしてくれよって思うかもしれないですけど。
でもそれで言うと、僕も常々一つ考えたことがあって、
天狗の理論と言いますか、
天狗って元々鼻が長い天狗、外国人だったみたいな説あるじゃないですか。
でもどう考えたってあんなに鼻が長くないじゃないですか。
僕なりに考えて妄想するのが好きだから。
たぶん伝言ゲームしてる中で、
途中にアカシアさんばさんぐらいにモル人間がいたんだと思うんですよ。
一人ぐらい。
だから最初は初めての外国人の時に、
鼻高かったよって言って、どれぐらい?
いやもうちょっとこんなもんだったと思うんですよ。
へーって言って次の人も、
この前聞いたんだけどこんなもんだったぞっていうのが出てきたの。
そこはたぶん3,4人目ぐらいに、
この前なんか聞いたんだし、鼻がめちゃめちゃ高いやついたって言った時に、
20センチとか20センチとかこんなんだぜって言ったやつが出てこないと、
ああいうことにならないじゃないですか。
だからたぶん世の中の変わったものとか伝承とかって、
たぶん途中に一回めちゃめちゃモルやつがいて、
めちゃめちゃモルやつの話聞いて、
そんなわけないだろうって言って、
一周もされるんだけど、
めげないモルやつを信じたまったくようなやつがいて、
そのおかげでたぶんこういうことになると思ってて。
結構伝言ゲームのそういうところってすごく面白そうだなと思ってて。
それこそさっき言ったトリックスターってないけど、
必ず一人チョケたやつがいるから伝承とかも。
キリストが、もちろん宗教だから難しいかもしれないけど、
キリストが例えば海の上を歩くときも、
本当はちょっとだったのかもしれないけど、
あそこで歩いてたってことですか?
そっちに乗ったやつがいたのが伝説に変わるかもしれないし、
なんかそういうのすごい面白いなと思ってて。
変わっていくのを受け入れられる民族性もあるような気はするんですよね。
日本人っていうのは。
特に日本人がって。
西洋から戻ってきてそう思うのかもしれないです。
あんまり海外でそういうモルとかがないんですか?
あるとは思うんですけど。
それは面白がらないのかな?
かもしれないです。
でも面白いことそういうことを考えてると、
急にフリップしちゃうときもあるんですよ。
あれ?日本人のほうが結構規則に縛られるほうが好きだったりするとか、
変わることよりもみたいな。
だからもうどっちがどっちっていうのはないのかもしれないですけれども、
受け入れるっていう性質はきっとどこかにあると思うので、
そういうのを楽しんでもらっていいです。
間違ってないじゃないですか。
その点を見ると、その時点を見ると。
確かに。
でもこの展覧会は最初に入り口っていう文字が読めた人が入れるっておっしゃったけど、
逆に私、現代美術館の中も海外のお客さんもいらっしゃって、
海外の方が来て、海外の方が文字を入れて変えるのも全然ありってことですね。
ありです。
日本人、読める人だけのものじゃなくて、
逆に外国の方が来たら、外国の方が来たで面白いなと思ったんですか。
思います。
意味がわからなくても、もしかしたら面白いかもしれない。
歌自体意味もわからないし、
さっきまた誰かと話してたんですけど、
昔って意味のわからない英語の曲とか聴いてもなんかイケてるみたいな。
一緒に口ずさんだりとか歌えないくせに。
で、後々意味がわかったら楽しくなるじゃないですか。
でも意味がわからなくても楽しめるっていうのは。
確かに。
これ全然本編と関係ないから、プロデューサーに切られると思いますけど、
結婚式場で僕バイトやってて、すっごいいい結婚式だったのに、
最後の退場曲がバックストリートボーイズのI Want It That Wayだったんですよ。
失恋の曲なんですよね。
多分、シンゴジンプは知らずにかけちゃったと思うけど、
なんかすっごいいい結婚式だったのに、最後。
多分かっこいいで選んじゃっただけだと思うんだけど、
曲わかる人たちはちょっとザバザバしちゃう。
いいのかなみたいな、わかれちゃうのかなの人たちだと思うんだけど。
多分そういう日本人は曲かっこいいで選んじゃうってあるからね。
イケてるみたいな、なんかそういう。
それはそれで面白いですね。
ちなみにこの配信が8月10日予定しておりまして、
8月18日にパフォーマンスが行われるということなんですが、
こちらはどんなことが行われるのでしょうか。
一応、7月6日から始まった展示会で集めたアーカイブ画像とか、
多分文章とかの中間報告会的なパフォーマンス的な、
おしゃべり的なみたいなのを全体にパフォーマンスという。
観客さん自身がやられる。
場所はスペースのそばで。
小原資源大美術館のほうで。
どんな感じでやる予定なのか。
中間報告会で、やっぱりアニメーション出身だから、
集めたアーカイブの画像を繋げて音楽を流して。
パフォーマンスって言ってるのに、何かやるのかなって感じかもしれないですけど、
中間報告会に近い感じがします。
昨日、観客さんがプレスの時に、
自己紹介の中でパフォーマンスもされてるみたいな。
パフォーマンスは普段どういうパフォーマンス?
パフォーマンスと言っても、ライブで元々あるショートクリップみたいなのを、
ライブ編集VJみたいなことですか。
ちゃんと物語性があるので、
ライブシネマっていうほうが近いかもしれない。
そういうことをやるかもしれないってことですね。
そうですね。
ライブシネマとかのパフォーマンスをする時って、
いつも音楽をやってくれてる人とペアになってやるので、
今回は一人でやりくりするので、
どういう規模感になるかわからないですけど、
これとはまた別のサイドプロジェクトとして、
イギリスでこういうTシャツを着てらっしゃいます。
これピカソの上に貼ってるんですけど、
こういう文字が書いてある。
何て書いてある?
ダディオインザスカイって書いてある。
そういうスローガンがあって、
ダディオって何?
ダディオってお父ちゃん。
ダディってことですね。
ダディ。
お父さんが空に?
お父さんが空にいる。
シンクロニシティとか起こった時に、
ダディオが空にいるねみたいな感じで、
ダディオインザスカイっていう友達がいて、
このスローガンでどこまで行けるかみたいな話を。
じゃあ別にイギリスでは有名な言い回しじゃなくて、
その友人が言ってること?
言ってることなんですけど、
だからどこまで行けるかっていうので初めて、
じゃあそれTシャツを作ろうとか言って、
Tシャツでこういうアイロンプリントを着て、
いろいろやってたんですよね。
一回これ私お父さんの法事のときに出て、
本当に空にいるときに?
本当にいるときに。
そしたら黒いトレーナーに金色の文字で
ダディオインザスカイで法事に行ったんですよ。
そしたら親戚とかなんでそんな格好して来たの?
でもこれはお父さんが空にいるって意味なんだって。
いい話、入りなさいみたいになって、
行けたみたいな。
いいスローガンは法事には行けるみたいな。
そういう感じで。
もともと別に法事に使う言葉にはないけど、
これはフォーマルでも行けるんですね。
フォーマルでも行ける。
法事とかそういう場所でも行けるっていう。
行けるのはその客さんの一族だったからですよ。
一般の友達なんて行けない。
行けない。
行けなくないですか。
でもお坊さんが最後に説法みたいなので、
亡くなった方はみんな仏さんのところに行って修行するけれども、
ずっと行ったっきりじゃなくて、
たまに戻ってきて、
あなたたちのことを空から見守ってますからね、
って言ったんですよ。
確かに。
シンクロポッターみたいなダディオインザスカイ。
だからあとあれですよね、
千の風になってもそうですかね。
お墓には決していなくて、
風になってもそこにいますからね。
行けたみたいな感じで盛り上がったのがあって、
それ以来こういうアイロンプリントで文字を切って、
いろんなスローガンみたいなのを作ってるんですけど、
この時に18日に、
今回の展示って名前の由来のやつなので、
みんなでこのアイロンプリントの生地で、
名前をみんなで書いて切って、
交換しあって、
意味がわからないのか意味がわかるような、
文字の組み合わせを使ったTシャツもみんなで作りたいなと思って。
それいいですね。面白そうですね。
ひらがなで作るんですか?
ひらがなで作りたいです。
いいですね。
トニーさんの名前と私の名前とか、
みんなの名前が混ざって、
おかかとかになるかもしれないですけど、
何になるかわからないですけど、
それをランダムにピックアップして、
文章を作ったりしてもいいし、
新しい言葉と生まれる。
そうですね。
ダニエル印刷会も、
今ちょっとずつ浸透しているわけですよね。
イギリスでは。
こうやってことわざって生まれていくのかもしれないですね。
そうかもしれないですね。
もともとこんなにいろんな寛容器が浸透しているってことは、
500年くらい前にオカクさんみたいな人がいて、
犬も歩けば棒に当たるって言い続けた人がいたから。
いたから、そうですね。
じゃあこれがもしかしたらね。
今度はさらにここで新しい言葉が生まれるかもしれないですね。
かもしれないですね。
これはホームページから流れれば、
情報が載るってことですかね。
小和田市現代美術館の。
そうですね。
はい、ということで、
そろそろお時間が来まして収録を終えたいと思いますが、
オカクさん改めて告知をお願いいたします。
拡散展の開催概要
オカクのりこのハッシュタグ拡散展、
2024年の7月6日から9月8日まで、
スペースとわだし現代美術館サテライト会場にてやっております。
ぜひ来てください。
これはとわだし現代美術館の展覧会を見た人が見れるだけじゃなくて、
このサテライト会場だけでも見れちゃうということですね。
せっかくとわだしに来たら、現代美術館を見ていただいて、
両方見ていただけるといいかなと思います。
ちなみにとわだしに来てみて、
最後の質問ですが、
この辺も一緒に回るといいよと、
オカクさん的に何かありましたか?
とわだし。
特にはないということで、
ぜひスペースを見てください。
設置にすごく時間がかかっていたので、
まだ見ていないというのは、
僕は個人的に好きだなと思ったのが、
オカクさんのスペース、
スペースにまたはカクさんのスペースの中で、
窓際に椅子があって、下に座れると書いてあって、
ちょっとぼーっとできるというか、
とわだしの街並みをぼーっと見れる場所があるので、
そこでぼーっとするのもいいかなと思いました。
私はスペースの近くのファミリーマートに
すごいお世話になっていて、
何かどこかありますかと言われたら、
ファミリーマートしか思いつかなかったから、
ああってなって。
確かに東京からわざわざ来て、
とわだのファミリーマートに行こうぜは、
なかなかないですよ。
別にファミリーマートはいいですけどね。
すごい素敵な店員さんたちでした。
その接客が素晴らしかった。
接客が素晴らしかった。
東京よりも全然いいですよ。
いや、もう皆さん全国素晴らしいと思うんだけど。
ファミリーマートの中で狙ってるんですかね。
よくないですね。
でも、やっと設置も終わってオープンしたので、
とわだ市を回っていきたいと思います。
ぜひぜひ、のんびりとわだ市を
使っていただきたいなというふうに思います。
次回もお客様ゲストに
美術についてのトークを続けていきたいと思います。
49:44

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