1. そろそろ美術の話を...
  2. Art Watching 2025年11月号
2025-11-29 1:12:31

Art Watching 2025年11月号

リスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術展について話をしました。

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://sorosoro-art.vercel.app/ep/202511⁠⁠⁠⁠ 番組の感想は、⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#そろそろ美術の話を⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ でお願いいたします。

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今月の展覧会

サマリー

今回のArt Watching 2025年11月号では、ニュージーランドの自然体験やアートとのコラボレーションワークショップの情報、さらには寄り道バスツアーの企画について話されています。特に、室橋近代美術館のバスツアーでは、美術の魅力を楽しむ機会が紹介され、リスナーからの反響にも触れられています。また、千葉県立美術館では、デュセルドルフ市から招かれたアーティストによる共同制作が行われている様子が伝えられ、クリストフ・ビーデマン氏が千葉で作品を制作し、展覧会期間中にはアーティストトークやワークショップが予定されています。東京国立博物館の池撤去計画に関する論争や、アーティストの原田有希氏による小説「青の順と」に関する書評も取り上げられています。前者では改修計画に対する意見が分かれ、後者では参考文献の取り扱いに対する指摘がなされています。 2025年11月号のエピソードでは、篠田さんの本の借用に関する衝撃的な事実やその影響について考察がなされています。また、畠山美術館の新館の展覧会や、千葉県松戸市を舞台にした清水由紀さんの作品も紹介され、多様な視点からアートの楽しみ方が探求されています。今回のエピソードでは、メトロポリタ・メランコリアと千葉に関連する展覧会の詳細が伝えられ、特に夕乃木紗美朗氏の没後初の大規模展についても言及されています。千葉のアートシーンや作家たちの作品、そして彼らの人生観について考察しながら、アートの重要性や美術の楽しみ方について語られています。

ニュージーランドの自然とアート
はい、アートテラー・とにがそろそろ美術の話を、この番組は私、アートテラー・とにが、アートに関わる方をゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト番組です。
本日は、Art Watching 2025年11月号をお届けしたいと思います。
さあ、始まりました。リスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術性について話をする、Art Watchingの49回目です。
ということで、50回目が間もなくということですけれども、今月も丸さんと一緒に、美術について話をしていきたいと思います。
よろしくお願いします。
さあ、ということで、先月、丸さんの体調が良くなかったということで、皆さんも心配していたと思いますけど、どうですか?体調は。
すっかり良くなりまして、遅い夏休みでニュージーランドに行ってきました。
ニュージーランド?あら、なんでまたニュージーランドなんですか?
大自然を感じたくて、山小屋に泊まりながら歩いてきました。
ちょっと絵面があんま思い浮かばなかった。なんかニュージーランドってそういう感じなんだ。
なんか羊とかがいるイメージというか、なんかよくわかんないけど。
羊もめっちゃいました。
国土の何パーセントだったかな。ほとんどが自然みたいですよ。
えー。アートはあるの?ニュージーランドは。
アートは、一応街にアートギャラリーみたいなの小さいのありましたけど、見なくていいかなっていうような感じ。
それこそね、この番組で数ヶ月前にアボリジナルアートを取り上げたんで。
全然そういうんじゃなかったんですよ。
あ、そうかそうか。ニュージーランドか。多分一生行かないだろうな。
そんな今から言わなくていい。
海外にまずそんな行かないからあれだけど、行くとしたらやっぱりアートのところ選びそうだからね、自分だったらね。
ワークショップの告知
ニュージーランドってよっぽどのことがないと思ったけど、何が一番印象的だった?その自然の中でも。
何が一番。
でも本当にちょっと歩くだけで、結構生えてる植物とかも変わるし、あと湖がすっごいたくさんあるんですよ。
湖の中の土のミネラルの成分がそれぞれ違うんで、色が全然違って、
すごいコバルトブルー、エミラルドグリーンみたいな色だったりとか、もうすごい綺麗でした。
ちなみに食事はどういうものなんですか?
食事は微妙です。
具体的に何を食べたかが知りたく。
ポテトとか美味しかったです。ハッシュドポテトとか美味しかったです。
でもニュージーランドの自然も浴びて、またさらに体調とか心身ともにいい感じなんですか?
はい、いい感じで。
まるさん、何か告知があるって聞いたんですが。
そうなんです。11月30日日曜日に元日本代表のプロスポーツ選手たちと一緒にワークショップをやります。
子供向けの10時から年長さんと11時半から小学生の、そこで。
情報が多すぎてちょっと入ってこない。まず元スポーツ選手、日本代表、何のスポーツ選手ですか?
ラグビーのスポーツ選手。
ラグビーの?
はい。でも毎回いろんな選手が来るみたいなんですけど。
斉藤選手、斉藤選手。
え?ラグビーの?
斉藤裕也さんっていうラグビーの選手で。
それはニュージーランドつながりでってことですか?
全然ニュージーランドと関係ないんですけど。
この人とやるワークショップってのはアートなの?アートは関係ない?
この人たちは普段スポーツを通していろいろ自ら考えて行動するとか、そういうことを育てるワークショップをやってるんですけど、
アートとぜひコラボしたいっていう話になって、
ちょっとアートの時間をスポーツの体を動かす時間の間に挟んでもらって、
創造性を育んでいこうっていう取り組みをします。
が11月30日。
はい、11月30日。
私のインスタとかでもまた告知しますので、
夢の島公園でやります。
新木場のあたりってことですか?
これはお子様向け?
お子様向けで、年長さんの方は保護者の方1名一緒に参加できる。
同じ時間にヨガの体験もあるみたいなんで、そっちに親御さんは行っていただいて、お子さんだけっていうこともできます。
へー。
ちょっと想像がつかないですが、逆になんかね、気になった人もたくさんいると思うんで、
まるさんのインスタグラムからチェックしてみていただければと。
ちょっとストーリーとかで発信しようかなと思うんで、お願いします。
寄り道バスツアーの企画
はーい。
トニーさんは最近どうでしたか?
いつも通りの、何でもいろいろやってますけど、
大きなので言うと、11月1日か、
もろはし近代美術館のバスツアーのバスガイドをしてきましたね。
どこからバスが出て?
氷山から寄り道店という展覧会が行われてたんですよ。
寄り道するように展覧会どこから見てもいいよ、みたいな展覧会があって、
それの関連企画として寄り道バスツアーということで、氷山駅からバスが出て、
寄り道しながら始まりの美術館に行ってみたりとか、
ランチのロッジみたいなところで特別に出してもらって食べて、
美術館に行って、その後に五色沼に行って、
みたいな寄り道しながら氷山に帰っていくっていう。
楽しかった。15人定員のツアーで、
バスもちょっと小さめのバスだから、
満席だから3人と3席は補助席も使って、
出店していくんだけど、面白かったですよ。
みなさんわきあいあいとして、僕はずっとバスガイドなんで、
道中盛り上げながら、学芸員の佐藤さんと一緒にトークをしながら、
盛り上げていくっていう感じでやってたんですよ。
室橋勤大美術館も休館、冬眠期間に入っちゃったんであれですけど、
ツアーの数日前に打ち合わせをして、
来週よろしくお願いしますみたいな感じで遠いから、
Zoom使って打ち合わせをして、来週よろしくお願いしますみたいな話をした。
翌日にX状で、室橋勤大美術館に爆弾が仕掛けられたっていう。
われわれじゃないんだけど、実際いたずらだったと思うんだけど、爆弾仕掛けられた。
爆破予告。
前の週の日曜日にXということで、明日予告が来たんで臨時休館しますみたいな感じだった。
結局何もなかった。
あんな楽しく打ち合わせしたのに、爆弾が翌日そんな大変なことになったんだと思ってて。
嘘みたいな。
だからバスツアーの日まで、本当に犯人はムカつくけど、
バスツアーの日じゃなくてよかったなと思いながら。
よかったです。無事に。
無事よかったよ。一応ちょっとナーバスだからさ。
でもバスツアーでみんなも気になってると思うからね。
突っ込まないわけにもいかないから。
ということで今日始まりましたけど、爆弾騒ぎもなくてよかったですね。
佐藤学園が富士山、すぐ言うのやめてくださいみたいな。
言われて、それはよくなかったみたいな感じでね。
ツアーの時に美術館で担当の学芸人さん、斎藤さんで学芸人さんが案内してくれてた。
女性の方でふんわっとした方が案内してる中に、たまたまダリの絵の中に爆発を起こした絵みたいなのがあった。
それはいいのかなみたいな。
一瞬ヒヤッとした。ツアーの皆さん。
ここで今爆発の話していいのかなみたいになったけど。
まあまあ楽しく盛り上がりましたけど。
おつかれさまでした。
バスツアーに来てくださる方は半数以上が室橋近代美術館のファンの方で。
室橋近代美術館のファンってことはダリのファンだから、半分の一ぐらいがスペインのダリ美術館に行ったっていう人たちで。
コアの人たちになってしまったから。
楽しかったけど、楽しかったからまたやりたいですねって話になったけども、室橋近代美術館は来年1年間休館ということですから。
やるとしたら再来年かな、やるかもしれない。
ですので、皆さん気になる方はぜひぜひ再来年行こう、お楽しみにしてくださいということで。
だから、言ったらマルさんがニュージーランドでいろんな綺麗な湖を見てきたけど、
俺はそういう意味では福島のウラバンデの色んな綺麗な五色沼を見てきました。
そうですね、ちょっとリンクしてますね。
ちょっとだけリンクしました。
ということで、そんな1ヶ月を過ごしたということで、ここからはお便りに行きたいと思います。
前回お便りがなかったとお伝えしたらお便りをたくさんいただきました。ありがとうございます。
本当にありがとうございます。
本当にありがとうございます。
読めないぐらい来たんでしょ、今回。
初めてじゃないですか、そんなの。
でも嬉しいし、読めないぐらい来たから読み上げられない方もいらっしゃるんですけど、
これで皆さん安心して、出さなくていいってなったら来月来なくなっちゃうんで。
ちょこちょこお願いします。
まだこの状態は続いてると思ってください、皆さん。よろしくお願いします。
来たやつ読んでいきましょう。
まずは番組ウェブページへのお便りです。
ドイカズミさんからです。
トニーさん、マルさん、いつも楽しく拝聴しています。
50万再生おめでとうございます。
なのにお便りが少ないとのことだったので、私の最近見た印象的な展示を書いてみました。
それはグッジ銀座の横尾辺り展です。
展示追加があり、前期後期両方見学しました。
空間全体を使ったインスタレーションやたくさんの新作に圧倒されました。
描かれた日付を見ればほぼ毎日1枚描いているような感じで、
90歳近くであの制作パワーはどこから来るのか驚きの連続です。
しかもこれが無料でいいのだろうかと思いました。
お二人ほど頻繁にはいけませんが、また気に入った展示に行ったら投稿しますね。
また公開収録やってほしいなー笑い。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
50万再生してお便り少ないっていう、そういう番組ですけども、
みなさん助けていただいてありがとうございます。
グッジ銀座のは僕も前後期行きました。
私も見ました。確かに豪華ですよね。
普段は入れないというか、立ち入り禁止の屋上の部分まで使ってインスタベーションになっていて、
すごく見ごたえのある展覧会だったし、確かに90歳近くであの制作パワーがあって確かにね。
本当びっくりですよね。
そして同意さんは公開収録来ていただいたんですね。
来ていただいたんだ。またやりたいですよね。
5年経ったのに。
またなんかね、やれたらいいですね。
またその時にはぜひお越しいただけたら嬉しいなと思います。
さあ、続きまして。
次にエピソード141、142の高田晃子さん出演会への反響がありましたのでご紹介します。
やべひろあきさんからです。
資生堂ギャラリーで開催中のパースペクティブス、この世界の捉え方を鑑賞。
ちょうど作家の話をポッドキャストで聞いた後だったのでいつも以上に楽しめた。
続いて斎藤潤子さんからです。
トニーさんいつも配信楽しみにしています。
高田晃子さん、増子さんの作品は東京都庭園美術館消息スルーで拝見してまた見たいと思っていたので、
2人のやりとりの中で作品が思われる話を聞けて嬉しかったです。
斎藤さんからはさらにメッセージをいただいているのですが、ここで割愛させていただきます。
はい。
はい、続いて飯合さんからです。
資生堂ギャラリーに行った後に高田姉妹の顔を聞きました。
とても好きな回だったので3回も聞いてしまいました。
展覧会のキャプションが理科科学関係が苦手な私にはスッと頭に入ってこなかったのですが、
展覧会の背景と高田姉妹の影響
お二人のふわりとした語り口で制作過程のエピソードも交えて聞けたことで理解が深まった気がします。
できればもう1回展覧会を見に行きたいと思っています。
あと双子の方は何もしなくてもいろんなことが似ているし理解し合っていると思っていたので、
お二人の相手の意図していることがわからない。
意識しないといなくなるといったところのお話はとても興味深かったです。
飯合さんはこの投稿後も再度鑑賞してきて感想を送っていただいております。
ありがとうございます。
高田姉妹の会話だからすごい反響があったっていうことですね。
確かにお二人お話面白いですもんね。
本当にありがたいですけど、俺の俳句の下りは多分誰も何とも言ってこなかった。
こんなにメールが来てるのに。
確かに誰もコメントしてない。
高田姉妹2人に刺さったらもうそれで十分です。
そこが目的ですからね。
そんな高田さんの高田亜紀子・松坂パースペクティブス、この世界の捉え方は12月7日まで開催中ですので、
まだこの配信の後もやっておりますので、ぜひぜひ皆さんに見に行ってください。
マナさんはもう見に行ったの?
まだ。
デュセルドルフとの交流
行かなきゃ。やばい。終わっちゃう。
本当に行ってみてください。
さらにまた今回メールが来てる。
トニーさん、マルさんこんにちは。いつも楽しく番組聞いています。
千葉県立美術館で開催するデュセルドルフ市からのアーティスト受け入れ、成果展の広報を担当しています。
もしよければ番組内で本展について取り上げていただけないかと思いご連絡しました。
ドイツから乱日したアーティストが千葉県内で大材製作をして作り上げた作品を展示する予定です。
千葉県といえば、のトニーさんの出身県ですよね。
ご興味を持っていただけそうでしたら概要をお送りしましたので、ぜひご検討ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
トニーさん出身県ですよねって。
そうなんですけど、これ多分いつも千葉県立美術館の中の広報さんからやり取りをしてるから、
それとは別に多分このイベントの中の広報さんがいらっしゃって、その方から来てるってことだもんね。
だから多分概要のまま言われずとも行くんですけど、千葉県立美術館には抑えられてるからね。
でも千葉とドイツが姉妹都市なんかな?
デュセルドルフは姉妹都市みたいですね。
デュセルドルフ、知らなかった。
担当学芸員の陣野さんっていう方が、もう本当に数年前からお世話になってるので、
せっかくなのでね、これだけだとよくわからないので、ちょっと今から電話して聞いてみようかと。
今からですか?繋がりますかね?
初の試みなんですけど、逆電話というか。
出なかったらもう出なかったでしょうがないですけど、かけるだけかけてみようかなと思います。
ドキドキ。
もしもし、陣野さん聞こえますか?
もしもし、陣野です。
どうもお世話になってます。
すみません、急に電話してしまって。
千葉県立美術館に関する展覧会のお手紙が届きまして、
それについて深掘りしたいなということで、急遽お電話させていただいております。
ありがとうございます。
改めて自己紹介していただいていいですか?
千葉県立美術館で研究員をしている陣野有沙と申します。
今年で就職して6年目になるんですけれども、専門は日本の近代美術師なんですけれども、
それだけにかかわらず、今回の展覧会でしたり、幅広くいろんな企画をやっているところです。
よろしくお願いいたします。
お願いします。
千葉県立美術館、最近ちょこちょこ通わせていただいているんですけれども、
最近現代アートに力を入れているなと思っていたんですが、
ついにアーティストインレジデンス的なことも始めたんですか?
そうなんです。実は去年から始めているんですけれども、
去年は千葉県ゆかりのアーティストをデューセルドルフ市に派遣をするというところを始めて、
今年はデューセルドルフ市から千葉県にアーティストの方がいらっしゃるっていうのの1年目になっています。
そもそもですけど、なんでデューセルドルフなんですか?
実はデューセルドルフ市と千葉県が2019年度から姉妹として経営を締結をしていまして、
もともと市と県の交流自体は2004年から続いていて、相互に施設団を派遣したりイベントをしたり交流をしていたんですけれども、
2019年度に正式に姉妹都市の提携が結ばれたというところがあります。
だから千葉には東京ドイツ村があるんですか?
ちょっとさ、どうか。
あれは関係ない。
ちょっとさ、どうかっていう感じなんですけど。
ドイツ村だから古いですけどね、たぶん歴史はあると思うけど。
なんとなく千葉とドイツはそういう繋がりがあるんですね。
そうなんです。
今回は今ちょうどこの収録の時に海外のアーティストの方が今ちょうどいらっしゃっている状態ってことですよね。
はい。もう今まさしく千葉県立美術館のアトリエを使って滞在制作をして、頑張って作品を作られているところです。
どれぐらいの期間滞在されるんですか?
2ヶ月間滞在をされてまして、10月の後半くらいから12月の中旬まで滞在をされている予定です。
そもそもなんですけど、どんなアーティストがいらっしゃっているんですか?
クリストフ・ビーデマンさんという写真のアーティストさんなんですけれども、1994年生まれの方で、
明平出身なんですけれども、今デュセルドルフの芸術アカデミーを出られた方でして、
デュセルドルフ市内で今、拠点に写真でしたり、ドローイング作品の制作を行っている方です。
その方が千葉に来て、千葉を舞台に作品を作るっていう理解でいいんですか、そしたら。
そうですね。千葉を舞台に、あとは千葉近くの東京だったり、
京都だったりっていうところもいろいろ旅をされている方で、結構その方が都市の風景を主題にした作品を制作をされている方でして、
自分の足でいろんなところを歩いて、
普段私たちが見慣れている都市とか風景っていうものを、すごくいろんなところを断片的に切り取っていくことで、
実はいつも見ていて気づかなかったような、新しい都市の姿だったりとか、世界の見え方みたいなものを写真を通して表していくっていう方なので、
千葉でしたり、いろんな皆さんが見慣れているはずの都市の風景っていうものを主題に制作をされています。
それにはジーノさんも立ち会って一緒に回ってるんですか。
そうですね、一緒に行くときもあれば、ご自分で黙々とやってるときもあればっていう感じで。
一緒に行ってて、こんなエピソードありましたみたいなのあります?最近で。
最近は、ちょっと前に稲毛とか幕張の方に一緒に行ったんですけれども、
海鮮丼を、稲毛に市場があって、そこで海鮮丼が食べれるんですけれども、そこで初めてウニを食べたっていうので、すごい感動されてたって思います。
イーフォーの感動ですか。
ドイツってウミナシ県でしたっけ?
ウミナシ県じゃないけど、ウミナシ国。
ちょっとだけあるんですけど、たぶん生魚とかをすごい食べるっていうこと、でもすごい日本食が好きみたいで、
デュセルドルフが、そもそも日本の人がすごくたくさんいらっしゃる都市っていうのもあって、日本食とかもすごくある都市でして、
結構日本食はもともと好き、日本の文化も好きっていうふうにおっしゃっていたので、すごい楽しまれています。
いやだって、ウニ苦手な人って結構多いですもんね。
気持ち悪いですもんね、食べ物なのかみたいな。
気持ち悪くないと思ってる人もいる、俺は好きだけどね。
私も好きです。
アイデアの人晴らしたらね、確かに思うけど。
そういうのはでも、クリストフさんはそういうのを見て感動したらやっぱ写真とかパシャパシャ撮るんですか。それともそれは別なんですか。
そうですね、なんか食べ物の写真も撮られてたんですけど、その時すごい興味持たれてたのは、
結構食堂の中で働いてる方だったりとか、関係者の人たちが、本当にローカルな食堂っていう感じのとこなんですけど、
そこでみんながご飯を食べてる風景っていうのにすごい興味を持たれてました。
海外の人から見たら、それはやっぱちょっと不思議な光景なんですね。
なんかまた、だからやっぱりさっきの話じゃないんですけど、見え方が全然違うっていうのが、だからこそすごくわかるというか、だなって思って見てました。
今クリストフさんの写真をちょっと検索して見てるんですけど、確かに切り取り方が独特な感じがあります。
楽しみ。
これは展覧会は実際にいつからいつまで見れるんでしょうか。
展覧会はですね、12月の3日の水曜日から12月の14日の日曜日まで、千葉県立美術館の第6展示室という、皆さん無料で入れる展示スペースでやっている予定です。
クリストフ・ビーデマンの作品
会議短いんですね。
そうですね、本当に短いんで、ぜひお見逃せなく。
もう、そうですよね、巡回するわけでもないから、本当このためだけのってことですもんね。
はい、もう本当にここでしか、今年ここでしか見られない展覧会です。
クリストフさんのオール新作ってことですか。
はい、もうオール新作千葉で制作をしたもので、会場の作り方とかもすごいこだわられているので。
そもそもクリストフさん、ビーデマンさんが日本で紹介されるのも今回が初めてと考えていいんですかね。
はい、実はご本人、ドイツの国内では結構お取られたりとかもしている方なんですけど、
国外での展覧会歴はなく、日本に来るのも初めてということです。
初来日、そもそも本人。
そうなんです、初来日なんです。
これは期待ですね、そう言われて。
はい。
展覧会の期間中にイベントとかもあったりするんですか。
そうですね、展覧会の最初の、初日の12月3日の2時から3時まで、アーティストトークを展示室内でやる予定でして、
ほこ本人と聞き手として私が入って、ちょっと掛け合いのような形で、作品とか千葉での滞在についてお話ししていただくのかなと思います。
あとは、最初の日曜日ですね、12月7日の日曜日の1時から2時半にワークショップをやります。
このワークショップがですね、ちょっと面白くて、事前申し込みで15人先着なんですけれども、
参加した自身が、事前にちょっと自分が、
テーマを決めて、写真を撮影して、iPhoneとかで持ち寄っていただいて、
それについてアーティストご本人もその参加者の一人のような形になって、
みんなでその写真について話し合うっていう、語り合いというワークショップをする予定です。
すごい面白そうですね。
だいぶ面白そうですね。贅沢なワークショップ。
そうですね。
いや、なんか千葉、いつの間にかおしゃれになりましたね、こういう展覧会が。
ありがとうございます。
今までの千葉じゃ考えられないって言ったら失礼かもしれないですけど。
いや、どんどん変わってますね。
変わってますね。
そうですね。今後も、なので来年はまた千葉のゆかりのアーティストの方が、
デューステールドルフに2ヶ月間滞在して、
で、再来年はまたデューステールドルフから千葉に来るってことです。
で、その後に、またまた、
来年はまた千葉のゆかりのアーティストの方がデュッセルドルフに2ヶ月間滞在して
再来年はまたデュッセルドルフから千葉にアーティストの方が来るっていうのを続けていく予定です
東京国立博物館の池撤去計画
だからそのうちもこれをずっと続けていったらそれのなんかアーカイブの展覧会もやれそうですね10年後とか
また今度は個展とかそういう形で千葉でまた展覧会をしてくれる方が出てきたりとか
そういうことがあったらいいなっていうちょっと期待というか希望を込めて
あと逆にこれ聞いてる今アーティストで俺も私もデュッセルドルフ行きたいという人は今すぐ千葉市にお住まいになっていただけると
千葉県に住んでいただければチャンスがあるかもしれないですね
元々住んでたか活動拠点が千葉県にあるっていう方でも申し込みができるので
詳細は多分もう少ししたら千葉県立美術館のホームページだったりに出てくるので
はい我こそという方
我こそという方いいですね
じゃあ改めて展覧会最後に告知改めてしていただいていいですか
はいでは改めて12月の3日から14日までですね
デュッセルドルフ市からのアーティスト受け入れ聖火展という展覧会を開催予定です
千葉県立美術館第6展示室というところで行いましたの千葉港駅から歩いて15分ほどのところにある美術館です
あの本当にさっきの話もあったんですけれどももうこの機会にしか見れない本当にこの千葉での滞在でしたり
逆さの視点というものが詰まった展覧会になりますので皆さんもぜひお越しいただけたらありがたいです
はいどうもじんのさんどうもありがとうございました
ありがとうございました
ということでちょっと初のここでまるで電話つながるっていうやりとりちょっと初めてでしたね
はいいやーいい話聞けました
これこのくだりがありだったら今後ねなんかの尺埋まらない時には知り合いにかけていくシステム
あのどこかの番組みたいですね
今後もやっていくかもしれませんが
ただこのコーナーはね皆様からのお便りがたくさんあればもうこのコーナーしなくて済みますので
しなくて済みますのはあれですけどね
お便りだけがお便りですので
ウェブページへのお便りやハッシュタグそろそろ美術の話をの投稿を引き続きお願いいたします
美術に関わるメッセージであれば何でも受け付けますのでよろしくお願いいたします
アートウォッチングニュース
はいこのコーナーは直近で話題になったアートに関連するニュースを紹介してコメントをしていくコーナーです
さあ今回のニュースこちらですかね
毎日新聞のニュースでございます
頭白の顔池を撤去へ東京国理作物館の改修計画SNSで議論にというニュースでございます
もうねこの配信の時にはちょっとちょっとだけ遅れたニュースになってると思いますが
今ね収録中はちょっとまだホットなので取り上げております
日本最古の博物館としても知られる東京国理作物館通称頭白が
庭の池を撤去すると10日発表しSNS上で議論を呼んでいます
大規模な改修計画の一環で博物館の顔として長年してしまってきた池の撤去に
惜しむ声や批判が相次いでいるということでございます
100周年にあたる2038年に向けて
24年11月に長期ビジョンを策定しました
その最初のプロジェクトとしてその11月10日に発表されたのが
前提の池を撤去し芝生の広場を作る東白オープンパークプロジェクト
みんなが来たくなる博物館のテーマに前には前提の池を撤去し広場を作る計画だ
23年3月に完成予定で当館は新しくなった広場は
この作ではビアガーデンなどに活用すると説明しているということなんですが
賛否両論、どっちかというと否が多いのかなという気がしますが
さあマルさんこのニュースどう思いましたか
なんか芝生でビアガーデンとかって結構どこにでもあるから
そんなのここに作らなくてもいいんじゃないですかね
せっかくのこの池に移った姿とか好きでしたけど
そうね、じゃあマルさん反対
今のまんまでいいよっていう
今のまんまで通路のところにビール屋台を行けばいいんじゃないですか
左右の通路に、池を眺めながらビアガーデンすればいい
いやでももうほんと俺もおおむね同じ意見だなと思う
まあでも芝生自体がなんか良くないとは思わなかったんですよ
その池を潰すかって言ったら潰さない方がいいけど
芝生を設置すること
美術館に芝生を設置して人を呼び込むっていうのはすごいいいことだなと思う
それはいい
東博って上の公園にあるんだからそもそも広場があるじゃんっていう
都心の中のアーティゾン美術館とかがあそこを広場にしますとかは全然ありだと思うんだけど
そもそも公園の中に近くにある美術館じゃんと思うし
あと東京国立博物館の本館の裏側は広い日本庭園があるからあそこも緑があるじゃんと思って
なんでこれをわざわざ池を潰すのかなとは思ったんだけど
でも俺これまた難しいと思ったんだけど
人が集まるのは僕は歓迎なんですね
美術館博物館に人が来ることはすごいいいと思うから
イベントやって人が来るとかもすごいいいと思うんだけど
これ多分このニュースでSNS上で問題になったのは
イメージ図が良くないなと思ったんですよ
イメージ図ここには載ってないですね
イメージ図が3本ぐらい東博が発表してて
最初の1枚目みたいな広場があってっていうのはすごい微笑ましく見れたんですよ
別に池じゃなくてもいいじゃんこれでと思った
なんだけどサイトに載ってるやつで言うと2つ目はイベントやってるんだけど
2つ目で3つ目が夜のコンサートやってるCG図があるんだけど
ステージが本館の入り口を隠してるのね
ステージの背景がね
本当だ
池が濃厚とかじゃなくて本館の入り口を潰してて
なんとなくイベントが盛り上がってるんだけど
俺はイベントは盛り上がっていいと思うしイベントやることは賛成なんだけど
イベントをやることによって博物館に行ってみようってなるんだったらいいんだけど
この絵を見てるとイベントだけ盛り上がって
博物館にそのまま流れてる人がほぼいないんですよ
動線が
そこがこれの意味不明なところというか
やることは別に反対はしないんだけど
やってもいいんだけど結局これって今ただ庭が盛り上がってるだけだよねって見えちゃうのが
そういう創作がやるべきことなんですかって思ってしまった
だってこういうビアガーデン的なイベントは上野公園でいつもやってるじゃん
それをわざわざここでやる必要はあるのかなって思っちゃったし
ここでやるなら行った人が中に入りたくなる
そこまでやっぱりこの図で見せてくれたら
こんなふうに反発は起きなかったんじゃないかなって思いました
そうですね
上野公園でのイベントすぐ目の前ですもんねいつもやってるの
それがスイッチしただけじゃんって思っちゃうんだよなっていう
税金の無駄遣いだ
ただ池を別に残すか残さないかは
俺は別に実はそこまで池に思い入れをしたくないって言ったら
池が好きな人もいるからそれはもちろんその人の意見を尊重するけど
俺は別に池が芝生になることは別にそんなにあれなんだけど
最近ニュースであの池を潰すなんて
逆さ博物館が見れなくなるなんてみたいな感じで
逆さ博物館、逆さ富士ならぬ、逆さ博物館が
今まで一言も言ってたかみんなって思うの
集めるとなったらみんなありがたい
急にあの逆さ博物館が見れなくなるって言ってたけど
聞いたことない、今までに
その逆さ博物館っていうフレーズをと思うから
急に盛り上がり始めたな、逆さ博物館がと思った
山ほど透白言ってるけど、言ってたっけ今までみなさん
確かに、初めて聞きましたね
なくなるとなった瞬間にみんなが
あの大事な逆さ博物館がなくなってしまうって
それは違うだろうとちょっと思っちゃったかなっていう
でもなんかあれなんだって
その池とか噴水を維持するのはお金がかかるっていうのもある
そういうことなんですね
でももしそれを言うんだったら
池と噴水がお金かかるとするんだったら
なんか都知事がお台場に噴水作ろうとしてんじゃん、よくわかんない
そうなんですか
話題になってるけど
そっち作んなくていいから
そのお金逆さ博物館に回してくれよって思った
だったらね、逆さ博物館の方が人来るんだから海外の人も
お台場をカジノみたいな噴水で盛り上げるぐらいだったら
そのお金はこっちに回してくれりゃいいよなと思ったし
ほんとそうですね
もう少しこのねなんかそのビジョンがさ
なんかみんなが来たくなる博物館の実現の第一歩がこれじゃない
いややってもいいんだけどこれが第一歩ではない気がするし
ここでね今議論がたぶん盛り上がってて
たぶんもう一回考え直すと思うから
なんか次のねそのどうなるかは見たいなと思うけど
考え直すんですかね
誰が決めてるんだろうこれ
こういう建設会社とかが儲かるようにこういう風にしてるんじゃないですか
ちょっとそう思っちゃうよね
だからリニューアル図がちょっと良くないし
リニューアルもう少し考えてほしいなと
リニューアル図見たらうわーってなりましたね
なるよねこれなんかさ本館の入り口隠すなよって思うの
いやいやいやそれはないだろうって思う
それをさ頭白が上げちゃだめだよって思う
いや本当ですよ
でも東博も嬉しかったと思う
批判とか反対の意見もあると思うけど
こんだけ皆さんが愛着持ってくれてたって気づくのはすごい良いことだと思うし
仲の人たちも大変だと思うけど
それだけファンが多かったっていうことが分かったわけだから
それは良いニュースだったのかなと思うよね
出来上がってから言われるよりはマシだよね
ということでどうなるかちょっと引き続き注目したいと思います
もう1個ぐらいいきましょうか
はいお願いします
原田有希の書評
はいこちらですね東京アートビートで報じられたニュースでございます
アーティストの原田有希が篠田節子の小説青の順との書評で
辞書のラッセンボンドの累乗指摘
願わくば適切な手続きの下で記されてほしいということでございます
篠田節子さんのアート×ミステリーの小説青の順とという小説があってですね
これに対する書評を原田有希さんが書いたんですが
原田さんが言うところに
原田さんアーティストでいろんな作品を発表してますけども
ラッセンの展覧会をかつて共同企画したことがあって
その成果としてラッセンとは何だったのかという本を出品
それから他にも取るに足らない美術ラッセン心霊写真レンダリングポールの
氷田クリスチャンラッセンなど
ラッセンに関する本を4冊これまで出しています
その青の順との単行本の刊末には参考文献のページがあるんですが
複数の署名がリストアップされている割には原田さんによるラッセンボンドの署名がいつでも記されてないと
原田さんとしては本を読む限りは
原田さんが言うには僕が共同で企画したラッセンというのは
一連のラッセンの中で繰り返し投げかけてきた問題意識と一致するということで
篠田さんの小説は原田さんの本を参考にしてるはずじゃないか
それなのに意図的に参考文献が外れてるということに対して
苦言というのかあれかもしれないですけどね
ちょっと指摘をしてるということなんですが
それに対して周囲者は
篠田さんの本の借用問題
図書館では借りた事実はあるものの内容を読まずに返却したため参照はしてないと篠田さんが言ってると
これひどいですよね
そんなことあんのかなって思う
よくどっちかっていうのが分かってもないですけども
それは無理があるんじゃないかというニュースですよね
なんで記載しなかったんでしょうかね
これは本当に推測でしかないからね
よく分からないです
読んでないのでちょっと言えないですけど
篠田さんが参考にしてるんだけど
参考に自分で全部オリジナルの小説だから多分
自分で全部一から作ったっていう
それがたまたま篠田さんが書いた
ラッセンの人物像とたまたま一致したみたいなことを言う
っていうことなんだろうねこれは
どうですか
これも原田さんとインスタでつながってるんですけど
インスタで投げかけてたのも途中経過とか
いろいろ発信されてたの見てたんで
だいぶモヤっとな気持ちですけど
別にこのうちの番組で別にそういう
休談したりとかそういう番組でもないからねこういうニュースがあったっていう事実を
今取り上げてるだけだからあれなんだけど
分からないじゃないだからですね
篠田さんが本当に読んだか読んでないか分からないんだけど
篠田さんってやっぱり一流の小説家だと思うんだけど
その篠田さんが本を図書館で借りてたのかっていうことに一番衝撃を受けました
買ってくれ買えよって思うそこが一番引っかかった俺は
そんなことするの?みたいな
よっぽど専門書だったら図書館で借りてもいいと思うの
国会図書館でしか借りれない
だって篠田さんの本なんてAmazonで買えるじゃん
これを大御所が図書館で借りてたってそこに引っかかったかな俺は
見るポイントが
その辺りがちょっと怪しく思っちゃうなって
怪しまれちゃうよって思ったよっていう気がしましたね
結局これをきっかけに篠田さんのラッセントは何だったのか読みたくなった人は絶対いると思うからね
ぜひ読みたいなと思うし
逆に言うと青野純都も読んだって方はね
ぜひぜひ原田さんの方のフィクションのリサーチの結果の方も
すごい何年もかけてリサーチされたあれですから
それもぜひ読んでいただきたいなと思います
こういう時にちょっとねやっぱあれだなと思ったの
でももう一個思ったのはニュースとして
結局篠田さんが回答してるわけじゃなくて
その本だったら襲影者がね
バックに襲影者がついてて襲影者が何か言ってるみたいな
SNS上のね襲影者の悪種だったとかいう意見もあったりするけど
襲影者が大派手になってるけど原田さんの場合
それはギャラリーであったり美術館であったり
原田さん個人でやってるっていうことはちょっとかわいそうだなと思った
原田さんを守るなんかね
団体であったり企業であったり美術館であったり
そういうのがあって襲影者なんて確か大企業だから
原田さんが一人で頑張ったって
やっぱりどっか無理が出てきちゃうじゃん
こういう時ってやっぱアーティストって弱いなって思っちゃったかも
そうですね
なんとか書と一緒にって書いてあった気がするけど
襲影者ほど大きなところじゃないし
結局はそういうパワーでネジ伏せられるじゃないけど
なんかずるいなって思いましたよ
引っかかったなと思いました
本当に原田さんにはこれに負けずに
これからも作品期待してるしね
色々と見たいなと思います
畠山美術館の展覧会
元気出してください
元気出してください聞いてないと思うよ原田さん
聞いてないと思うけど
でも元気出して届くことを祈っております
最後に直近で見てきてよかった美術展について話していきます
はいじゃあ丸さんからいきますか
はい
畠山美術館の新館開館1周年記念
好き者の現代展です
はいどうでしたこの展覧会は
この展覧会は畠山美術館のコレクションと
あと杉本寛さんのコレクションと
見せる展覧会なんですけど作品とコレクションを
だから元々畠山美術館の創設者の江原製作所
創設者の畠山さんがもともと好き者だった
お茶の屋出しなんでいた方で
それで色々お茶の道具だったりコレクションされてるんですけど
現代の好き者が杉本さんだったらっていうことで
いつもの杉本さんのダジャレも満載の
でも見せてるしなじなは素晴らしいものばかりの展覧会です
畠山記念館だったのが江原畠山美術館にリニューアルして
その新館ができた新館自体が杉本さんの監修した建物だったっていう縁で
やってるっていうねだから杉本さんの建物で杉本さんのコレクションと
取り合わせを楽しめるっていう展覧会ですよね
建物もめちゃくちゃこだわってますよね
木材もそうだしメジもそうだし階段のところの手すりだったりとか
エレベーターも特注エレベーターだった
こだわってるなと思って
確かに見応えのある展覧会だったねこれはね
杉本さんはまた来年東京国立近代美術館でも展覧会やるってのが発表されたし
精力的に活動されてるなと思いますよね
しかもこの展覧会がきっかけで今出品されてる作品が
もしかして世紀の大発見かもっていう
法隆寺近道の国宝の釈迦三像の台座の一部かもしれないなっていうものが展示されていて
今回の展示がきっかけでその展示の準備の期間で調査してる中で判明したそうです
しかもそれをもともと持ってた人は畑山卒王とも交流のあった増田鈍納っていうね
またやっぱりこの人も昭和を代表する茶人でね好き者の方ですが
その人が持ってたものがなぜか杉本さんがお持ちになってて
それがこの展覧会の準備中に分かるっていうね
展示これもだからすごい公開されてますので注目ですね
注目です
俺は個人的にそういうのもすごく良かったけど杉本さんが最近自分で埴輪も作ってるらしくて
杉本さんが自身で作った親子の埴輪がめちゃくちゃゆるキャラっぽくて可愛かったですね
あんだけ可愛いとやっぱり蹴る気にはならないだろうなっていう風に思いましたよね
蹴っちゃダメなんですけどね鹿は
可愛い鹿がいましたのでぜひご覧いただきたいなと思います
あと結構謎解きみたいな感じで杉本さんの取り合わせがダジャレも入ってたり
イズミっていうタイトルの杉本さん器もいろいろ作っていて
白いねガラスのお茶碗なんですけど
イズミっていうタイトルでちょっと中覗いてみたら
点々がついててアディシャンのオマージュなんだろうなーとか
便器のねイズミ作品のね
だったりあとは
もう結構ちょっとでも説明しちゃうと面白くないから見てもらった方がいいか
これはそうなんだなって気づくのが楽しいんで
12月14日までですからね皆さんぜひ行っていただいて
千葉県松戸市のアート
お庭も素敵です
確かに
じゃあトニーさんどうですかおすすめ展覧会
今日先ほど陣のさんに無理やり電話出ていただいちゃったので
っていうのもあるんですが
その展覧会とは別に今展覧会がそもそも開催されてまして
それがねオランダかける千葉撮る物語って展覧会です
リュッセルドルフと姉妹都市だったのも知らなかったんですけど
同じくらいオランダと千葉県も実は姉妹都市とは言わないけど
国際交流事業2023年度から開催してるそうで
それでオランダと千葉の写真家の展覧会
これも写真家の展覧会なんです
今やってまして非常に興味深かったです
まずは日本の作家で清水由紀さんという作家さん
写真家であり小説家の方で
この前も東京都現代美術館のモットー・アニュアルにも出演された人なんですけど
清水さん千葉に生まれて千葉に在住の方なので
これまでも千葉を舞台にしたたとえば立山市とか稲毛とか
そういう千葉県内を舞台とした作品や小説を発表してると
今回も新作を作るんですが今回は松戸市千葉県松戸市っていう
ここにかつて徳川明武っていう人が住んでたんです
俺もちゃんと知らない
徳川明武っていうのは徳川義信江戸幕府最後の将軍の義信の弟なんですね
14歳の頃には義信の代理としてパリ万博に参加してる人なんですけど
この人は帰国してから水戸藩の藩主を務めて
藩籍法官があると水戸藩が今度は藩知事水戸藩の知事になると
さらに数年後に陸軍将尉になると
徳川家ですからね元の人なんだけど
29歳で隠居しちゃうんだって
松戸に屠城亭っていう建物を建ててそこに移り住んで
趣味や狩猟を楽しんだ人なんですが
この人はあだ名がカメラの殿様っていうあだ名がついてて
写真撮影の趣味だったということで
秋武さんが撮影した写真っていうのが結構残ってる
屠城亭が歴史館に併設されてそこが持ってるらしいんだけど
そこを清水さんがリサーチして
今回展覧会は全体2部屋を使ったインスタレーションなんですけど
秋武が撮影した写真が実際に展示されてるんですね
その当時だから結構早い段階の写真日本における
千葉にて考えたら相当早いんだと思う
その写真っていうのが松戸の近辺を写真撮ってる風景を撮ってるっていうことで
清水さんはそういう写真を参考にして自分も松戸を巡って撮影した
秋武が撮った写真と今のカラー写真が合わさって紹介されてる
そこだけでも結構面白いんだけど
清水さんがやっぱりストーリー作るのが上手い小説家もやってますからね
今回ちょっとだけ僕も内覧会でちょっとその返りは感じたんだけど
屠城歴史館っていう屠城亭の歴史館の学芸員さん男性の方が結構お話上手
お話好きの人らしくて話が止まらないらしいんですよね
その学芸員さんをモデルにしたKっていう人物
それから清水さん本人を多分モデルにしたSっていう
この2人が会話するバナーがいっぱいこの会場にあって
会話形式で徳川喜多家ってどんな人だったのっていうのとか
こんな人だったよっていうのがQ&Aみたいな感じで紹介されて
それを読みながら進めていくみたいな感じなんだけど
とにかく徳川喜多家ってすごい記録マンだったらしくて
写真もいっぱい撮るし日記もいっぱい書くし
でも記録はするけど自分の心情は一切書かないっていう不思議な人
それをでも写真というのも実はそういうもので
結局写真って心情が映らないわけで
だからこの人の生き様とその写真はリンクするんじゃないかとか
そういうようなことまで考えていって見せていく
さらに千葉県立美術館のコレクションも合わせながら見せてて
すごくよく出てきたインスタレーションでしたね
僕も千葉県民だって言いながらも松戸市にほとんど行ったことなくて
この途上亭なんて全然知らなかったけど
行ってみたくなったし
すごくこれは千葉県民だけじゃなく
千葉県民にはぜひ見てほしいし
千葉県民じゃない人にも楽しんでほしいなと思った展覧会です
興味深いです
それとはまた別にオランダの作家さんを今回招聘してて
サラファン・ライさんとダビット・ファンデル・レウさん
男女この2人パートナーでもあってユニットとして活動してると
この2人の写真作品が日本初来日初公開されてますってことなんだけど
シュルレアリズムっぽいスティールライフ生物のシリーズと
それからロックダウンのコロナ禍のニューヨークを舞台にした
メトロポリタ・メランコリアの展示
メトロポリタ・メランコリア2つのシリーズが展示されてるんだけど
かっこよかったんですよ作品はシュルレアリズムっぽさもあり
ロシア・アバンギャルドっぽい構図がかっこいいですね
さらにニューヨークだからソウルライターっぽさもあって
いい意味で古い感じ、エモいのかな
今風じゃないんですよちょっと一昔前の写真のようなんだけど
とにかく写真はかっこよかったんですよどれも
すごいかっこよかったんだけどこれは俺の感想ですね
かっこいいなと思ったけどかっこいいなだけだ
ルイジギリっていう展覧会を見てイタリアの人が撮ったら
すごいなんかこう助長性を感じるというか
日本人じゃないイタリアの作家が撮ったイタリアの光景なのに
すごく感情が揺さぶられるというか報酬を覚える
この二人の作品、多分これ意図的にそうしてるんだと思うけど
かっこいいけどかっこいいで終わってしまうっていう
ストーリーとかが生まれるわけじゃない
だからある意味清水さんのところで見た徳川竹の記録に近い感
めちゃめちゃかっこいいテクニックめちゃめちゃあるんだけど
あくまで記録って感じがしちゃって
徳川竹との写真との対比ですごく面白いなと思ったけど
なんかやっぱ写真って面白いなって改めてね
逆にやっぱり写真に心情がある写真も見てるからね
いろんな作家も見てるから
逆にこういうことができるんだってすごく興味深くて
しかも千葉県立美術館始まって以来
開館51年目にして初の写真展ってことですので
それも含めて興味深かったので
だから今この展覧会はね1月18日までやってますけど
だからそれこそ陣野さんが担当してるステルドローグの
12月3日から12月の14日までだった
そこに行けば両方合わせて見てますから
オランダとドイツと千葉のコラボレーション
ぜひ皆さんにね見ていただきたいなと思って紹介しました
千葉の展覧会の魅力
あとちょっと話長くなっちゃったんだけど
すぐ近くの千葉市美術館でもね
今千葉美術散歩って展覧会がやってて
だからこっちも千葉を舞台にした
展覧会なんですよ
なんかトニーさんが千葉のアンバサダーみたいになってる
なってんだけど
これはねちょっと見に行って
ほんと率直な感想
千葉を舞台に千葉というバオキリックにした展覧会ってことで
千葉をね舞台にした展覧会なんだけど
これがさ
千葉の美術教育の拠点となったのが
教育の拠点となったのが旧西千葉中学
今の県立千葉高校なんだけど
戦後千葉のアートの拠点になった国松賀郎
そういうすごく千葉の美術
アートシーンを紹介する展覧会なんだけど
それこそ千葉に関わる方として
田中一村とかね
東山海っていう作家の作品もあったんだけど
取り上げてるのが千葉の学校だとか
ちょっとごめんなさい知らなかった国松賀郎とかだから
出展作家が菅谷本三郎
濱田誠二和田清志遠藤武郎
鈴木月戦田岡春景とか言われたけど
ほんとにほぼほぼ誰も知らなかった
なんか千葉県人で
千葉出身で千葉のアートテラーだってやってきた
自分ですらもうほとんど知らなくて
こんなマニアックな展覧会やるんだってくらい
びっくり
なんていうのかな
知らない人の暴走会に紛れ込んだような
もっと楽しい
楽しいんだけど
作品はどうなんですか
面白いのももちろんあるんだけど
ここまで知らない人が出てくると
初めて展覧会で人見知りを起こした
知らんとこに来ちゃったみたいな話がして
本当知らない作家だったけど
無縁寺慎長っていう人がいて
鬼滅の刃の登場人物みたいな名前の人がいる
本名藤井さんって人だったんだけど
そういう知られざる千葉に関する
アーティストが紹介されてる展覧会だったので
めちゃくちゃマニアックなんだけど
たぶんこんなマニアックな展覧会できるのは
千葉市美術館とかだけだろうなと思ったので
潔いなと思いましたね
たぶん千葉県民以外は
たぶんポカーンってなるんじゃないかなって思って
こういう展覧会ってのも
意義はすごくあるなと思ったので
ここで俺が言っとかんと
誰も来ないだろうなと思ったので
夕乃木紗美朗の展覧会
ちょっと言ってみました
ということで皆さん千葉県
実美術館の後にモノレール乗って
千葉市美術館にもぜひ行ってみてください
ルースさんが見た展覧会
もう1個いきましょうか
オペラシティアートギャラリーで開催中の
夕乃木紗美朗 永遠の今展です
夕乃木さんといえば
染色で有名な作家さんですけど
本当に夕乃木さんの
作家さんですけど
初期の作品から
裁判年の亡くなる2ヶ月前に
作った霧絵の作品まで
ずらりと盛りだくさんで展示されている展覧会です
本当は
2024年去年
101歳で惜しまれつつ
この世に去ってしまった だから夕乃木さんの
没後初となる大規模開古展
っていう形ですけれども
確かに見応えは
見応えが
布の作品以外も人形だったりとか
立体の作品があったりとか
こんなのをやってらっしゃったんだっていうのが
見れて結構驚きでした
確かに
結構今回
夕乃木さんの言葉もすごく大事にされていて
顔立てのタイトルが
夕乃木さんの言葉になさいとかして
そこもすごくいいなと思ったんだけど
その紹介されている言葉ですごい印象的だったのが
物心がついたのは80歳になってからって
書いてあって
すごい言葉だなと思って
私も感動した言葉を
インスタに載せました
長いけど
毎日が新しい今日なんだよっていう
ラストで紹介されていた
でも本当に
夕乃木さんってずっと
第一線で活躍されてきたのに
柔らかい心を持ち続けているっていう感じで
そこがすごいなって思いましたね
だから今回
時系列に並んでいて
初期の作品って多分
師匠に学んでいるか
芹澤圭介さんに学んでいるか
芹澤圭介的な印象のある
民芸のクラシックなものなんだけど
それがどんどん自分らしさをやっていくと
すごく明るく
すごく
プリミティブな感じだし
どんどん洗練されていくし
確かに洗練されて
そぎ落とされていく感じ
作品の印象が
年を重ねれば若返ってるなっていう印象が
すごくあったのに
だから今までも
ユノキさんって僕はベンジャミン・バトンみたいな人なのかなと思ってたけど
80歳で物心衰立したから
本当にこの人はベンジャミン・バトンだったんじゃないかなって
思ったよね
どんどん若くなる
最後に紹介された霧絵
薬がなくなる2ヶ月ほど前に
制作されたコラージュの霧絵
7点ぐらいあるんだけど
そのうちのひとつが
四角に切っただけの黒い紙が貼ってあるんだけど
あの四角はもう
誰が切ってもいいじゃん
ぐらい四角なんだけど
あれは101歳
101歳生きてきた人じゃないと出せない
線ですね
あれはもう
達人の域というか
なんなんですかね
あと丸を切って穴開けてるやつとかもすごかった
今年見た中で結構
トップクラスで感動したうちの
これだったかも
こんなシンプルでいいのじゃないけど
たどり着く
美食家が最後にお茶漬けでいい
っていうような感覚
そぎ落としていくものが美なんだなって
思ったから
若返ってるけども
やっぱり
積み重なっていくものって
芸術家の腕というか
センスとかそういうものってやっぱり
積み重なっていくんだなと思うと
101歳の方のそれは結構衝撃的だったね
そうですね
ずっと楽しんで
作り続けてきた方だったんだろうな
っていうのが
作品からにじみ出てる
だから
とりあえず
長生き願望とかなかった方だけど
井上さんの楽しそうな言葉と
楽しそうな人生を見ると
とりあえず
自分の中では
すごい勇気をもらうというか
展覧会として
美術を楽しむっていうのももちろんだけど
美術だけじゃなくて生き様を知るっていうのも
学ぶっていうのも展覧会
なかなかすごく感じる展覧会でしたね
ということで
今月もいろんな話をしてきましたけども
ぜひぜひリスナーさんの皆さんも
良かった美術家の感想ぜひ教えてください
次回50回目ですけども
50回であると同時に2025年がいよいよラスト
12月
早い早い
おそらくですけどもハッシュタグ刺さった美術展で
送ってください
それも踏まえて発表していくことになると思いますので
早いな
来月まで考えとかなきゃいけないんだねお互い
そうだ11月か今
そうですよもうあと1ヶ月ですよ
この配信の時には
そして
2025年は5周年
番組5周年のスペシャル
イヤーではあったけどもそんなスペシャル感なく
今日の今日までお届けしてきましたけども
年末はなんかスペシャルな回があるということで
ございまして次回の配信
業界が驚くすごいゲストになっております
ザグミのゲストになってますので
それも踏まえてね12月皆さんお楽しみに
配信待っていただけたらという風に思います
ということでまるさん今回どうなったでしょうか
今日本当に盛りだくさんで
突然の電話もありましたし
今度だからあれだよね
リスナーさんもだからね
今まで送ってくださいって言って
あれだったけど
電話でもいいよって人がいたら電話繋いでもいいわけですよ
生の声を
できたから
チャレンジングだ
プロデューサーさん中世の
我こそは
生電話もやってたらいいなという風に思っております
そんな感じで本日は締めたいと思います
この番組は不定期配信です
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感想はハッシュタグそろそろ美術の話を
今後聞きたいテーマやゲストは
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01:12:31

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