00:11
さあ、始まりました。アートテラー・とにのそろそろ美術の話を。この番組は、アートテラー・とにがアートに関わる方をゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト番組でございます。ということで、第2回目ですね。もう早くも、第2回目は第1回目に引き続き、プロデューサーの道夫さんにゲスト参加いただき、今回は僕の自己紹介を兼ねて、アートテラーという人とは何なのか、とにという人物は何者なのかを、逆質問のような感じで、じゃあね、語っていけたらなというふうに思っております。
そもそもやっぱりアートテラーって、その世界唯一のご職業ということで、何なのそれみたいなのが、多分そのポッドキャストで広く、より知らない人にも聞いていただけると思うので、アートテラーって何なんですか?
簡単に言うと、アートのストリーテラーなんですよ。アートのストリーテラーのアートとテラーで、造語ですよね。もともと美術に興味を持った時があった。大学卒業するギリギリぐらいなのよ。
そこね、気になってた。やっぱりその学生時代、お笑いが好きな人だったから。
でもだけじゃなかったでしょ。これ映画物だった。あの時さ、映画のレビューをサークルの部屋、サカンって言ってたけど、サカンに置いてたのよ、何か見に。
そうだそうだ、映画めっちゃ見てたよね。
そう、あの時映画の。
で、サークルの部屋に置いてたじゃん。俺何かわざわざレビュー書いて、誰のためでもなく。何かこうみんながちょっとチェックしてくれてたでしょ。
で、きっかけとしては、マストリーテラーだけど、きっかけとして相方が言ったわけですよ、当時お笑い芸人のね。
その相方が金持ちだったのよ、あの相方は。
あーはい、お坊ちゃんだったよね。
お坊ちゃんだったでしょ。毎年さ、親の金でサマースクールとか行くわけ。
やれカナダだ、やれ今年はアメリカだ。
で、俺らが大学4年の時に、あいつがイタリアに行ってフィッツィー美術館に行って感動して帰ってきたらしいの。
なんかすごかったの。
ボッティチェリーの春とか。
でね、これから美術の時代だみたいなこと言い出したの。
変な風になって帰ってきたの、1ヶ月ぶりに会ったら。
で、美術館に一緒に行こうって言われて。
もう全然興味なかったし、映画がすごい好きだったから、その間になったら映画館に行きたいなって言ったら
2人とも当時千葉に住んでたけど、上野の美術館を一緒に行こうって言われて。
交通費と展覧会のチケット代出してあげるって。
おもちゃまだな。
じゃあ行くよ。しぶしぶついて。
それがね、フランドル絵画展みたいな感じだったの。
で、メインはね、フェルメールの画家のアトリエ。
今、絵画芸術ってタイトル変わっちゃったけど、当時画家のアトリエで。それをね、見に行ったの。
03:00
その当時さ、俺フェルメールも知らなかったの。
まあ、知らないっすよ、あの時の大学生は。
でさ、行った時にさ、相方が絵見てさ、感動。
なんかアテレコするわけ。おばあちゃんのセリフとか。
ああ、はいはい。それはなんか現体験っぽいですね。
面白かったの、それが単純に。面白いなみたいな。
なんか美術に対して構えてたのに、相方が今日ボケるから。
面白いなって思ったし、それとね、これ当時、
ずっとネタ作ってるの俺だったから、ツッコミだったけどね。
そうすると、ギャグ漫画とかコメディ映画とか見てる時に、
どうしても分析しちゃうわけ。こうやって笑わせたいんだなって。
でね、美術品もね、結構笑わせにかかってるのがあるのよ。
見える。
見える見える。農民画とか見てると、
酔っ払ったおじいちゃんとかが寝てて、
そこに犬が近寄ってってるシーンとかあるわけ。
次の瞬間にペロペロ舐められるのか、
最悪おしっこかけられちゃうのかなとか。
笑わせにかかってるのね。そういうシーンが随所にあるわけ。
なのに、誰も笑ってないのよ、美術館で。
いや、そうでしょ、だって。
みんな芸人じゃないじゃん。
当時の人は笑わせてた。だってギャグだから。
美術ってさ、だって今絵画って、
いろんなジャンルがあるわけでしょ。
今はだってテレビもあるし、映画もあるし、雑誌もあるし。
でも当時の視覚、ビジュアル文化ってそれしかないんだから、
そこでお笑いやりたい人もいるし、ギャグをやりたい人もいるし、
泣かせたい人もいるし、いろいろといるわけじゃん。
だから、笑わせてるものもあるのに、
一緒くたにね、絵画って真面目なものってイメージでみんな見てるから、
笑ってないのを見た時に、
当時はバリバリ芸人だから、
震えたよ。これは地獄だろうと思って。
当時のギャグ絵画家にとっては。
絵画家っていうのはギャグ画家?わかんないけど。
お笑い画家がいたと思うの。お笑い担当の人。
もう滑ってる状態よ。
かわいそう、成仏できない。
解説本あるけど、見た時に、
これちゃんと伝えてあげる人がいないといけない。
美術って相方と見に行って単純に面白いなと思ったのと、
フェルメールの意味で感動してすごくいいなと思ったのと、
もう一つ、これちゃんと語る人がいなきゃいけないなって思ったのも、
同時にいろんなことが押し寄せた。
その日に。
美術をちゃんと伝える人がいればいいのになって思ってたけど、
当時芸人だから、いればいいのになをずっと思ってた感じ。
でも結局その後、いろいろとあって解散するんだけど、
結局人にも現れなかったのね。
美術を解説。
いるよ、美術評論家の方とか、解説する学芸人さんとか。
でも皆さん、喋りのプロではないから。
やっぱり自分はお笑いから入ってるから。
喋りで興味持たせたいなってのもあって、
だからアート界のストーリーテラーって意味で
アートテラーって名乗ったのね。
だからそれが本当にきっかけだし、
名乗ってるけど、やりたい人いたらもっと名乗っていいと思ってるの。
だからアートテラー、俺なんか世界ただ一人って言われてるけど。
06:01
早く弟子が欲しい。
ギルド?
ちょっとつまんないアートテラー出てきてほしい。
ちょっとつまんないのがいいの?
俺より面白いの出てきたら仕事売られちゃうから。
一回目で言ってた構成作家視点もある。
ちょっと面白くない人出てくれたら、
一人だから毎回自分と比べられちゃうわけよ。
だから前回のトークショーの方が面白かったみたいになっちゃうじゃん。
本当はずっと面白いのに、自分で言うのもなんだけど。
だからちょっとつまんない人が出てくれたら比較して、
トニーさんって意外と面白いんだなって分かってもらえるから。
なんでそんな人の巻き込んでまたメンタルを。
大変なのに一人でずっとやり続けるってさ。
ボケもツッコミもずっとやってる。
やっちゃうじゃん。いろいろと考えるけど新しいことは。
やっぱそれって大変よ。一人でやり続けるって。
アートテラーズになるものができて、
ある種同じことをやるような人が出るとして、
そういう人はどういう素質があって欲しいんですか?
アートがあんまり好きじゃない人多分できないし。
どういうのを求めます?
やっぱり仕事だからお金って必要だと思うんだけど、
別にポッドキャストだからカッコつけてるわけじゃなくて、
後からついてくると思って。
一人で生きてるからね。一人見ながら。責任感もないし。
だからなんか食べてけてるじゃん。
だから別にお金をそんなに。
いや全くなかったら嫌だけど、
そんなにお金と思ってこの仕事いくらと思ってやってもないんだけど、
ある時期にね、結構アートテラーズやってみたいって人が
結構何回かあったの。
それでちょっとお話聞かせてくださいみたいな。
例えばアートツアーやるとしたら、一回いくらで受け取ったらいいですかとか、
執筆するといくらですかっていう。
お仕事されてる方が転職してやろうとした時に、
まずお金から入っちゃうと、
僕はそれはちょっと違うんじゃないの?と思ってて。
究極、これすごいおせっかいな仕事だと思ってんの。
最初は理想論があったの。アートを広めたいって。
今もあるよ。アートを広めたいよ。
それをやってみたいって時に、全然食べていけなくて、
30くらいまでアルバイトしながらだったから。
コンビニのね、夜勤やりながら。でもそういうもんじゃん。
芸人もそうやってやってるから、全然変わらない路線だったの、自分としては。
だからお金なんて、後からついてくるって別にカッコつけてるわけじゃなくて、
芸人もそんなもんじゃん。
番組もらう時に若手が、「すいません、ギャラいくらですか?」って言わないから。
だからいつか食べていけるようになるんだろうなっていうさ、
甘いっちゃ甘いんだと思うけど、
で、アートテラーって仕事ね。
当時は仕事にもなってないんだよ。年間でいくらもないし。
でもこういうことやってますって言うと、
結構皆さんが褒めてくれるわ。
それは大切な仕事だよみたいな。アートを広めるっていいねって言うじゃん。
それにアグラを描いてたなって思う。
天狗時期があった。
09:01
天狗というか、もう受け入れてたの。
自分もそう思ってやってるし。
でもね、ある時期から、
転職したいっていう人を批判するつもりは全くないよ。
だけど、アートがなくてもみんな生きていけてるじゃん。
いやー、そういう建前で。
別にアートなくて困ってる人はいないと思う。
でもそういう人たちに、
新しくアート好きになってくださいっていうのは、
俺がアートが好きなだけで、押し付けなのよ。
それで、さらにお金までくださいって、
最悪のやつだと思う。1000円くれみたいな。
アート面白いよ。
俺の回って面白漫画やるから1000円くれって。
だからお金いらない。
お客さんからお金取ったことがない。アートツアーも無償でやってたし、
公演だって美術館が払ってくれるもんだから。
そっちからはもらうよ。ちゃんと。
でも、アートが好きになりたいって人にいくらくださいってやれないの。
俺は。
例えばヘビメタが好きです。
ヘビメタだったら、ヘビメタテラーだったら、
多分アートテラーほど良い仕事の人は言われてなかったかもしれない。
ヘビメタの人が好きでそういうのは申し訳ないけども。
アートっていうものが良いものすぎて、
アートテラーって仕事がすごく良いもののように見えてるけど、
ヘビメタとか、例えばゴキブリテラー。
俺はゴキブリめちゃめちゃ好きで、ゴキブリの良さを広めたい。
そして1000円ください。
うざいし、ふざけんじゃねえよ。
仕事を受ける時とか仕事の段階の立ち位置として、
アートを広めるっていうことは、おせっかいなことをしてる。
だけどそれでも広められる自信があるからやってる。
昔はね、
アートはいいもんだから教えてあげることが
いいことと無条件に思い込んでたけど、
今はちょっとそれはなくなってきたから、
そういう気持ちがある人だったらやった方がいいと。
アートがすごい好きだから、このアートを広めたくてっていう人が
さらに無償でできないんだったら、
アートがいいものなんだから、
お金を取って当然って思うんだったら、アートテラーではないと思う。
なるほど。
弟子みたいな言い方したから若手みたいな感じだけど、
60,70のだっさらした表金のアート的とかの
おじいさんとかがとりあえず近くに寄ってきたら
どうなのか。
ボランティアガイドってあるのよ。
それはちょっと僕は反対してる部分があって、
ないよりはあった方がいいんだけど、
ボランティアさんだからって任せちゃうと、
その人がただ美術好きな話をしたいだけの人もいらっしゃる。
中にはね。もちろんちゃんとした人もいっぱいいるよ。
だけどそれはボランティアだから美術館側も言えないわけじゃん。
もっとこんな話してくださいとか。
ただただ自分のしたい話だけの人にもし当たってしまったらね、
最初に美術好きになりたい人が、
なんか全然面白くないわって言って消えちゃうかもしれない。
だから僕はガイドさんは少なくとも交通費でもいいけど、
何かしらやっぱり金額がなくて責任感がないと、
12:02
そういう人が立たないとやっぱりダメだと。
だから僕は美術館側の仕事は基本的には無償は基本ないから、
それはもらってる以上、
自分のしたい話をしてるってつもりはない。
やっぱりこういう話が必要だろうっていうのを考えてやってるから。
それはすごくいい話で、
多分それがアートテラーとは何かみたいな境目というか、
みたいなところをうまく表現できてるな。
だからそこはちょっと自分の中で考えてるところだよね。
アートテラーって名乗ってるじゃん。
アートのストーリーテラーで。
全然まだ浸透しないの。こんだけあっても。
しょうがない。それは俺が悪いんだと思う。
一回横浜美術館でね、
横浜美術館でデビューしたんですよ。
アートテラーって名前考えたわけ、自分で。
最初の一番最初の呼び込み、
イベントの日の館内放送30分後に
アートテラーの
福屋になってますやん。
そっちが考えろって言うから必死に
アートテラーって名前考えたのに。
5分前のやつもアートテラーだったの。
いじってさっき言われましたけど
アートテラーじゃないですからね。テラーですからねって。
お客さんはクスクスとなってね。
終わった後に音声を呼び込んだ方が
すごい申し訳なそうに
芸人だから強めに言ったけど
別にそんなに怒ったわけじゃないですけど
覚えましたからテラーですよねって。
3ヶ月後にもう一回アナウンスでね
タゴチャになってるやんみたいな。
テラーの方だけは。
結局今は最初だったけど
例えば仕事でね
展覧会自分のお金払ってみた時に
一応領収書を切ってもらうんだけど
カタカナでアートテラーですって言っても
カタカナのテラーって止まる。
カタカナのテラーって何なのって思うじゃん。
カタカナのテラーだったらテラーの方が派だし
JRでねこの前新幹線大領収書
アートペラーにパピプペのペラーになってて
なんかこの人たちも
言いながら何だろうペラーって思ってくれよと思うの。
でもトニーの滑舌もあるじゃん。
でもねそれがあってさ一番酷かったのが
今回横浜トリエンナーレ2020やってるんだけど
事務局から言っても俺横浜美術館デビューしてるんだよ。
関係も深いのよ。県名がアートテラピーって書いてある。
どんな間違いよ。
いいね。でもアートテラピーとか世の中が
セラピーと一緒になってるのか知らないけど。
もういついざここまで来たかと思ったからね。
名前をね知ってもらうことがねこの番組でね
ぜひぜひアートペラー知ってもらうしなと。
それは本当に宣伝で。宣伝したいと思います。
届いてほしいです。そこからですよ。
時系列で大学卒業をして
15:02
お笑いもやりつつ
美術と出会いがあって
ミクシーで批評を書いてたんだっけ?
そう。だからさっきも言ってた。
美術興味持ったのよ。面白いじゃんと思って。
美術の日記を書き始めたのね。
それは映画のレビュー返したのがすごく大きくて
映画のレビュー返したんだけど
映画ってさ言いたいこと最終的に言えない部分あるじゃん。
ネタバレしちゃいけないから。
それを思いながら書いてたの。
一応みんなが読んでくれるから読み物として書いてるんだけど
肝心の面白いこと言えないわっていうジレンマがあったの。
それがさ展覧会は好きかって言えるぞって。
それが楽しかった。展覧会見てる面白さよりも
もしかしたら展覧会の批評を書いてる。
批評っていうかレビューね。書いてるのが面白かった。
それはたぶん映画のやつでずっとジレンマがあったからこそ
バーンと跳ねてやってるのに
これは怒ってるわけでもなく
全然みんなさいいねくれないの。
それ以外は面白日記みたいなのを書いてたの。
トーチミックシーで。
それはねみんなCBSえちばない放送研究会の皆さんも
くれるの。コメントとか。
美術の話になった瞬間にみんなシーンとするの。
だからそれがさやけになるというか
あんなに映画の時には言ってくれるのに
もっと面白く書かなきゃ。もっとみたいな感じで書いてたのね。
そしたら結局ね
美術ファンがいっぱい読んでくれるようになったの。
リアルな友達じゃなくて
美術友達?
ミクシでつながった美術好きの人が面白い面白いって言ってくれてて
それを実際話聞きたいって人が結構増えてきたのよ。
だって200埋まるんだよコメントが。
あの当時で。
びっくりしたよ。
それでトニーさんの話実際聞いてみたいですって人もいらっしゃったんだけど
美術館にコネなんてないから
できたらいいですよねみたいな感じのコメント。
半年ぐらいそういう色んな人が書いてくれても
やれたらいいですよねぐらいだったの。
ある時に美術の記事だけ振り返った時に
なんかすごい自分が軽薄な人間に見えてきた。
その返してるだけじゃん。
だから実際頼むだけ頼んでみて
ダメだったらダメでしたって言わなきゃなと思って
別に美術の専門家じゃないから
毎回そのためにすごく勉強して書いてたの。
だから人前で喋れる自信がなくて
唯一マグリットっていう画家がベルギーの画家なんですけど
マグリットはすごい好きだったから
やったら1時間なんか喋れるかなっていうのがあって
たまたま横浜美術館でシュルレアリズム展が
その時やってたから横浜美術館さんに連絡を入れたの。
実はこういうコミックシーンで
話聞きたいって人がいるから
最初はミュージアムガイド的な感じで
18:01
コソコソと他のお客さんの迷惑にならないように
やらせていただくんでいいですかって言ったら
そういうことだったらいいですよ。
それをさ、やれることになりましたと。
次の美術日記の時に重大発表みたいな感じ。
でね、その時
リアルじゃなく美術好きな人
200人いたの。マイミクさんの中でね。
だいたいざっくり。200人中俺は
5人くればいいなと思ってた。
なぜならその時お笑い芸人やってましたし
某吉本工業ってとこなんですけど
チケットノルマが厳しいんですよ。
10枚くらい買うの。
記事で書いてるんだよ。
美術好きな人も
記事がすごい面白いから
お笑いも応援してますと書いてくれてるわけ。
ライブの告知とかしても誰も来ないんだよ。
俺はさ、あの時は美術好きな人が
ツインツインってコミだったけど
美術を広めたいというよりは
当時はツインツインだからね。
だから200人のうち結局は
なんだかんだ言ってお笑いライブ来てくれないから
5人くればいいでしょと。
それがね、40何人。
奈良とか多いんだから来てくれるって。
横浜美術館に連絡入れて
40何人になりそうなんですけど
それで会場を貸してくれたんですよ。
部屋をね。そこで一時が話してみたらどうですかって言って
やらせてもらって
それがね一番最初の人前で喋るデビューというか
オフラインイベント
そこはツアーにもつながるの?
ミクシーのだけのイベントで40何人いらっしゃって
その時はアートデラって名前なかったよ。
それをたまたま見ててくださった横浜美術館の
今辞めちゃったんだけど
山野太郎さんという学芸員さんがいらっしゃって
外観だけで中身もそんな人なんですけど
ひどいやつですね。
最初に対応してくれた学芸員さんというのは
人生で初めて会う学芸員さんだったんだよ。
美術館に行くけど学芸員さんと会わないから基本ね。
本当にソフトな感じで眼鏡かけて優しい。
こういう人が学芸員さんなんだって人とやりとりしてたんだけど
役者みたいなのが来て
お前か何かおもろいことやってるやつを。
俺もその人は学芸員と思ってないから。
そんな人は僕の中では学芸員じゃないから。
泥塗るなよみたいな。
それまですごい楽しい日だったのに
怖いのがずっと腕組みして見てるの。
なんなんこれ。
お客さんがいらっしゃってるから頑張ったけど
その学芸員さんが
お前おもろいからこれをうちの美術館の
公式イベントにしていこうって言ってくれて
21:01
その時は吉本工業に僕はいたんで
吉本の芸人って言うと
いわゆる闇営業になってしまうの。
トレンド。
だから名前考えろって言われて
美術漫談誌ってどうやってやるか。
それで考えたのがアートテラー。
天野さんがいたからその場所にも行ってるし
名前も天野さんがいなかったら僕はアートテラーになってなかった。
これあれですね。
ポッドキャストのリンクも貼っときますね。
天野さんとの出会いのブログ記事。
書きました。
そういうことがあったので
1年くらいは二足のわらじでしたね。
アートテラーとしての自分とツインツインとしての自分がいましたね。
ちょっと脱線しちゃうんですけど
吉本の養成所も通われてたんですよね。
通った。
NSCの12期生なんですよ。
ジャングルポケットとか渡辺直美ちゃんの同期ですから。
一緒に合同コンテをやったからね。
サイトウ君出身地も一緒だし
年齢も一緒だし
珍しいよね年齢。
なぜなら相方が帰国資料だから
相方は1年ずれちゃったの。
同級生だったから学年ずれたから
大学卒業してから1年間フリーターやってて
NSC入るタイミングもずれた。
基本的にNSCって高校入ってから卒業するか大学入ってから卒業するかだから
同い年がほぼいなかった中で
たまたまサイトウ君だったんだけど
ダンスとか
踊りを練習するの?
腹筋させないの?
そういうの。
コントとかお笑いのね。
授業というよりはネタ見せなの。
朝行くでしょ。
授業行くじゃん。
ネタやれるやつは名前を書いて
それこそさ
一級上の先輩がね
当時は厳しいわけ。お前らみたいな。
チョコプラさんだよよく考えたら。
今考えたらチョコプラさん
松尾さんとかにビクビクしながら
怖かった当時は。
今はそんなことないよ。
うちらが同級になった時も教える時には
厳しくしてたって言ってたから
たぶんしなきゃいけないんだと思うけど
くじ引きのように1番から順番に書いていって
講師の先生が来たら
1番は何とかコンビネタやってみようみたいな。
やって公表されて
これが1時間半授業で行けるところまで行くから
くじ運が悪いとせっかく行ってるのに
何もせずに終わるってのが多くて
24:03
だいたい5割6割かな
くじで選ばれるのが
うちらはちょっと尖ってましたし
中学校から組んでやってたし
うちのサークルの発表会とかも出てたじゃん
やれた上で入ってるのよ
基本的にはNECで8割ぐらいは
中でコンビ組むから
完全体として入ってくる人
ほぼいないのね
それこそ放送研究会の舞台とかで
10分とかやったりしてるわけじゃん
当時は1分ネタの時代だったんですよ
エンタの神様とか入り始めて
ショートで終わらせないと
だからお前らギャグやるみたいに言われて
それをやらないのねうちら
尖ってるから
うちの天才肌の相方
やらないでしょ
だんだん放送作家の先生に嫌われちゃってて
分かってくれるお笑い好きの同期は
ツインツインすげーよ
調子乗ってんのね
分かる奴らが分かりゃいい
そういう授業やってたけど
最終的に放送作家の先生に
いよいよもうダメかなって思った時に
漫才師の大阪の
前田誠二さんっていうダウンタウンの同期の
すごい有名な漫才師の方が
秋ぐらいから講師やってくれる
前田さんにはまらなかったら
もう無理だと俺ら思って
調子こいてるわけよ
放送作家にはまらなくてもいいんだよ
そんな言うことも聞かずに
俺らの実力は漫才師なら分かってくれると思って
ネタをやった時があってその日は運よく1番だったの
そのネタが
多分すごい面白かったらしくて
普通にやった後に
こうしちゃういいよじゃあ次
まず俺がダメ出されたの
大山っていうのが
じゃあもう一回1からやってみろって言われて
また1からやらせてもらって
それをずっと繰り返してその日授業1時間半それで終わった
他の人たちはものすごいキレてて
ツインツインの2ちゃんのスレッドが立ったって言われた
あいつら何なんだみたいな
同級生が悪口書いてたらしい
下ネタの名前のコンビが
みたいな感じで言われてた
それがあったんで前田さんの選抜クラスに
入れさせていただいたんで卒業させてもらって
卒業ルールとか
600人くらい入るんだけど卒業公演に出た人たちが
27:02
残る
卒業公演に出なかった人はそのまま採用
卒業公演に出た後に契約というか
登録できる
前田さんの卒業何人か出せる枠を持ってるんだけど
それぞれの講師が
前田さんに選んでもらわなかったら吉本にも入ってなかったし
あれは本当にものすごい
そういうフィルターの機能ある
さらに脱線すると
税金の納め方とかあれは習うんですか
習わないよ全然
多分当時
当時めちゃいけ辞められた方が
あの時だったから
コンプライアンスの授業があったよ
あったあった
ホニョホニョ軍団に誘われた女の子が近くにいたよ
俺もなんか別件で会ったことはあるけど
でもそうそうそういうのあったわ
なるほど面白い
じゃあちょっとそろそろ
面白い話
じゃあちょっと戻すと
あとあれか
聞きたかったのはね
アートツアーですね
アートツアーもすごい長い時間とか結構やられてて
やってるよねアートツアーはね
これはね結構自分の中では大きい
ターニングポイントだなと思ってて
バイトしてたんですよ
やっぱりアートツアー始めた頃全然食べていけないし
でバイトがねコンビニの夜勤とそれから土日はね
ホテルの配膳をやってた結婚の時間
これちょっと自分で言うと自慢になってしまうんですけど
どのバイトやってもバイトリーダーになるんですよ
バイトの才能があるんですよ
分かんないけどどれやってもね
そういうことで1回だけ脱線して来てもいいから
レンタルビデオのゲオで働いてた時があるんだけど
映画がすごい好きだったから
地元の
才能が発揮されるのがあって
当時5本で1000円みたいなキャンペーンあるでしょ
それをやるとその1週間後に
地獄のような数が返却されるじゃん
俺映画当時好きだったから
どこの棚に何があるか分かってるから
自分の中でこういったらいけるってなるの
仕事が休みでも夜中1時くらいにかかってきて
大山だからオーヤンって言われてたんだけど
オーヤン来てくんないって言われて
ビデオがもう返せないと
行くよって言ったら当時ついた俺の通り名が返却の神様
返却の神様が来たの
尊いなぁ
返却するかみたいな感じ
一番人生輝いてた瞬間ね
エッチなビデオも場所も覚えてる
30:02
でもやっぱり女子からも
あれが早く返せることが褒められてたもんね
カテゴリーとかなんか面白そう
俺も別に男だからそういうの見るけど
別にそこまで詳しくなんなくていいけど
返却の神様としてはそこもスピーディーにいかなきゃいけないから
女性陣からすごい褒められてた
だからそうやって何やってもバイトリーダーになるんだけど
結婚式場でもいよいよ俺黒服着させられ
敗戦ってね
結婚式場でサーブするんだけど
それがまず親戚テーブルを任されるようになる
さらになんかもう支持する係までなってて
いよいよ俺これままだと
社員にさせられるとこまで来てしまったの
キャプテンさんに気にられちゃってて
それで俺どうしたらいいんだろうみたいな
お仕事もないし
でもアートテラーってさ
しかも横浜美術館でやらせてもらえるようになったんだけど
結局横浜美術館展覧会ごとに呼ばれるんで
展覧会って年間に多分3,4回しかないから
年間4回くらいしか仕事がないわけ
でもどうやって広めていくんだろうってわからない
これアートテラーで俺は広めるって言ったのに
何してるんだろうって思った時に
じゃあ少なくても土日にアートツアーみたいな感じで
美術館行きましょうってことをやったら
少なくても十何人増やしてるわけでしょ
これを
最初は多分
バイトの休みの日に
たまに休みがあるからやってたんだけど
いよいよ社員になる時に排水の陣で
その給料分減らし
給料ゼロにしてアートツアー無償でやってるから
排水の陣よね
賭けに出た感じかも
これをやって広まらないんだったらもう
手はないと思ってたから
それでやり始めたの
でも当然それでも全然だから何って話でしょ
別にアートツアーってやってることで
やっぱり2,3年やってくと美術館側から
うちにも来ませんかとか
逆に連れてくことによって学園さんがガイドしてくれたりとか
しかも俺がお金取ってないってのは分かってくれてるから
それでやってくれて
そこから広がっていったから
あそこでやっぱり自分
生活一気に苦しくなったけど
あの賭けはやっぱり大きかったと思う
あそこで自分の中では人生で一番
賭けた時はあそこだった気がする
そうだね
アートツアーの集客宣伝みたいなのは順調だったんですか?
当時ねミクシー前世紀だったから
全然早かった
1日で生まれる日とかも全然あって
だから月に1回どれか選んでくださいって言ってた常連さんには
33:02
すごい
毎回参加したくなるようにいろんな企画
梯子するツアーとか建築ツアーとかいろいろやってるけど
やっぱり広めたいが一番だから
もちろん常連さんで何度も来ていただくのはすごくありがたいけど
その分初めての人が参加できないと
だからその一時期前世紀とかは
今もそれなりに店員は埋まってるけど
常連さんには月1回どれか選んでもらっていいですか?
みたいなことは言ってるよ
広めるようにしてるかな
いい話
それを年間80ぐらいはやるのよ土日祝日
休まないでやってるからね基本は
ゴールデンウィークなんて一番つまんないよ俺にとっては
ああそうなの
世の中の人はいっぱい楽しむけど
ゴールデンウィーク来るために7連休とかの時なんかは
7本企画考えなきゃいけないから
大変だったけどそれは休まないって決めてるからやってるし
あとブログもね
ブログめちゃめちゃ記事が多いっすね
あれ毎日書いてるからね
1日も休んだことない
年始年末はさすがに休むけど
アートツアーとアートブログは決めてて
毎週土日やるっていうのは自分の中では
もうあんなコンテンツ量の
美術ブログはないんじゃないですか
美術ブロガーさんって何人かいらっしゃるから
あると思うんだけどブログだけで言ったら
毎日書いてる人は少ないと思うけど
自分で言うのもなんだけど展覧会批評だけじゃない
いろんな企画をやってるので
展覧会だけだったらもう少し楽なんだけど
たまにネタ的な企画とか
一年投資の企画とかやるんでしょうか
それを一応ペースとしたら3日間
展覧会レビュー書いて
何か企画もっていう
ペースをずっと保ってるんだけど
毎回悩む2週間先まで大体自分の中で
コンテンツ表を作ってやってるんだ
この日に取材いかないとこれ書けないなとか
それやりつつ今ね連載もさせていただいたり
とかしてるでしょ
一応ちゃんと全部連載は落とさないようにしてるんだけど
どうしてもその日に書けなかった
連載頼んでくださる方って大体僕のブログ読んで
面白いと思ってくれる人がやってくれてるからね
いいんだけどすいません今日この日はちょっと
どうしても間に合わさないでも翌日の午前までに書きますんで
でもブログはアップしてだよねって言われて
うんですよねみたいな
見られてる人そりゃそうだよねって
私のブログのうちに書いたじゃないですか
ブログ毎日書いてるんでみたいなこと
でもブログがあったからやっぱり仕事
くれてる人もいるしやっぱりあれプラットフォームになってるしね
36:00
もう一個はブログの中で
自分の中では感動した自分の中だけで
国宝ハンターっていう企画があるんですよ
それはとりあえずそれから話してもいいのかな
前付き合ってた彼女がいまして
たまたまね美術館に一緒にいた時に
国宝が何点来ましたみたいな
展覧会が多いんだよある時期から
だからその時に俺もうそろそろ国宝100件ぐらい見たんじゃないかなって
言ったの修学旅行とかも含めて人生でだよ
国宝これ100ぐらい行ってると思うよって言ったら
また出たよトニーさんのモルクセみたいな
すごい距離感で
いつも芸人だからみたいな
絶対100見てるからって言っていやいや嘘嘘そんなんないって言われたから
今日まず今ゼロにしましたと
ここから見たるわよみたいな
それから始めた企画だったの
そこから居酒屋から始まった
それがやっててもブログの企画の中でもあんまり跳ねない企画だった
何だかよく分かんないし国宝見に行くことに何が面白いんだ
なぜ数を築き立てるのか
重要文化財とかを相手にすると国宝だけ見てもある
アートデラーって何でも進めるのになぜ国宝なんだみたいな
これがある時500件くらい超えた辺りから
いろんな人からあれ見てますよとか今度どこ行くんですかとか
言ってもらえなくなって最終的に本になったのよ
国宝ハンターが
だからコツコツやってると形になるんだなって
自分ですら国宝ハンター
今分かんなかったから最初の1,2年
何やってるんだ俺はみたいな意地だけでやってるから
それが本になった瞬間は感動したよね
感動したよね
前付き合ってたから本になった時は付き合ってたんですか
付き合ってなかった関係なかった
でも今コロナだから国宝ハンターできないけど
1026ぐらい見てるから
だいぶ来てるし
ブログの企画がそういうことになるんだな
感動したかな
ブログを見てて思ったのは
どんな生活してるの
美術展はしごもするの
忙しいの
よく分かんないボリューム
何してんの
ミシュランガイドっていう企画
展覧会レビューね
三つ星二つ星一つ星
これを書くことによって一つ星つけると
うちは三つ星じゃないんだ
面白度ではないんですよ
一つ星だけど書き方としては
歴史が好きな人には面白いと思いますよとか
現代アートのこういう人には刺さると思いますよって書き方をしてて
どれくらいの人たちに響くかっていう割合なのよ
39:01
そういうのをやってるだけで
もう一つ言いたいのは
結構ね書いてないけど行ってる美術展もあるの
行ったけど
今コロナだから空いてるところは少ないけど
基本的に700、800巡って
これは紹介したいなっていうのを紹介してるから
こういうこと言うとねやらしいけど
書かれてるだけいいじゃんみたいな
だから結構出回るんだけど
ブログの記事になってないってことはあるよ
だから日中は基本2個3個は巡って
当時はね
伊津監督全部自腹や
自腹なのそれともご招待も受けるの
最近は招待あるよね
後にクラスになるとね
招待になるともう言いたいこと言えない
言えないこと言えなくなっちゃうけどさ
本当に一つ星つけて
それをとある美術館とかから
二つ星にならないですかって言われるときもある
あるあるある全然ある
しかも店長も見せてもらって
だけどその時に言うのは
結局最終的には読者さん側に立ちたい
あれなんてやってるかって
好き嫌いあるんだから食べ物と同じように美術だって
だけど世の中の美術番組って好きしか言わないし
まずいって言わないじゃんあえてなかなか
でもまずい時だってあるし
だからそういうことを言いたくてやってるから
やっぱりそこは自分の感性の部分というか
自分が一般のお客さんとずれてないつもりでいるから
そこは合わせたいのね
そんなに美味しくないものを美味しいっていう
何度もやり取りしてるからなんとかさんのことも分かる
でも僕はここで二つ星とか三つ星つけて
それを信じていった人がいて
あれこれ違うあれいつもトニーさんだったらもっとつけないのになったら
次にもし本当の二つ星つけた時に
それが信用されなくなっちゃうから
だからこれはそういうことですよみたいな
当たり前っちゃ当たり前なことですよね
って言ってそうやって認めてもらってるから
でもやっぱり三つ星つける時は勇気がいる
それだからこそね
本当の本当にこれはっていう時に出すし
逆のパターンは
一般の人はあんまりスルーしてる展覧会だなと思ったけど
これを三つ星つけることによってより行ってくれるんであれば
批判くるかもしれないけどもう行っちゃおうとか
一番悩んでるよ
でもそういう風にさっき言ったように書いてない展覧会もあるから
紹介してないのもあるので
だから日中見て家帰ってきてから記事書いて
寝るまで仕事してるから
寝るまでやってる時は多いよ本当に
42:02
美術館空く時間から午前中行って
2件はしごして家帰って記事をテキスト書くみたいな
そういうのが基本なんだ
一人暮らしたからってのもあるけど
何かのんびりしてる時間はないし
あとアートテイラーで休みって1日もない
今日も平日なのに
何かしらやってるアートに関しては
ブログの影響力ってのは
どれくらい何人くらい見てるのとか
すごく経年長くなってきて
月間でも大したことない
10万人くらいが月間で見てくださってるみたいで
見てる人は結構いらっしゃると思うの
ありがたい話で
日常で一回も顔さされたことないから
あんなに仕事が顔でてるけど
パラレルワールドの人が見てるんじゃないのかなって
たまに思う時から
衣装着てウロウロしてたな
1回だけ会った
トニーさんですよね
ブログは多分違う世界の人が
トニーが衣装着て美術展ずっとウロウロしたら
それでちょっとうざいかな
こういうジャンルの人がいないから
やっぱり忙しくなってくると
ブログにかけれる時間も減ってくるじゃん
そうすると最近トニーさんのブログ面白くないなとか言われちゃうけど
だからやっぱりちょっとつまんないアトテラーがいてくれれば
だからこのブログも
そうは言ってるけど一応ちゃんとオチまでやってるよとか
このポッドキャストをきっかけにそういうお問い合わせとか
私もアトテラーやります
全然ロレン分けするするしたい人はしてくださいアトテラーを
ウェブページにリクエストフォームも今回作ってますんで
そうだね
もう一つぐらい質問いく
メディア出演
テレビやラジオにもゲストに出られてて
時々出させていただいて
一番印象に残ってるやつ
なんだろうテレビ
テレビはノンストップさん出させてもらった
不死テレビのね
バナナマンのしたらさんがやってる番組にも参加
ああいうの出てるんだ
ゴフコテンだったかな最初
スタジオ行って紹介するのはやったし
あとね印象で言ったら
何回か色々出させてもらってるんだけど
BSの番組でそれこそまた
ホキ美術館の番組があった
45:01
ホキ美術館を紹介する番組
ホキ美術館の収録
司会が俺と元NHKのアナウンサーの
住吉美希さんだったの
住吉さんだったの
アート興味持ち始めた時に
一番見た番組がBSで当時やってた
NHKの番組で
迷宮美術館という番組があった
司会が丹田康則さんと住吉美希さんで
アートの番組って面白くないものが多いなという立ち位置なんだけど
クイズ形式で
アートの色んなことを教えてくれる番組なの
それを見て色々覚えたのもあったの
その住吉さんとまさか自分が司会やるんだ
っていうのもすごいテンション上がったし
5年くらい前の仕事だと思う
台本見たら住吉さんクイズですって
俺が住吉さんにクイズ出すとこがあるの
ついに俺が住吉さんにクイズ出す顔になった
すごい興奮した
さらっと読んだけど番組上
内心住吉さんにクイズを出して
カラーポイントを出すんだ
当たる度にカラーポイントを出すんだけど
それを思い浮かべてあれは自分の中でもすごく印象に残った
いい人だったし
そんなのやってたね
バカリズムさんのBSの番組出させてもらったのとかも
すごい印象的だったし
だから仕事として
まず宮部美雪さんと中野京子さんの
コワイエを書いてる
コワイエの展覧会の関連メントで
中野京子さんが宮部美雪さんが
宮部美雪さんも中野京子さんがお好きだったので
トークショーがあったの
これの司会やらせてもらったの
中野京子さんもいまだにお世話になってるしすごくお世話になってるけど
ちっちゃい頃から宮部美雪さんの小説すごい好きだったから
まさか宮部さんに会えるとはっていう日だったの
それも感動したし
埼玉県立近代美術館で
浦沢直樹さんの展覧会があった時に内覧会に呼んでいただいて
質問もさせてもらえたので
俺一番好きな漫画が浦沢直樹さんだった
それも感動したの翌年だったのかな
バカリズムさんが好きな芸人で一番なの
会いたい人全部あった
ガッキーを見た時があった
ガッキー生高いって
生命大進化みたいな展覧会が
東京国立博物館であって
内覧会の日にガッキーさんがね
プレゼンター的な感じでいらっしゃる
普段そんな見派出さないの
本当は見派だけど
なぜならアートテラーとしていってるのに
ガッキーに来てる人なのに
その日はプライドをかなぐり捨てて
48:02
マスコミの順番待ちのところに並んで
本当に綺麗すぎて
別格なのよ
綺麗な人とこうしたのだと思ったし
なおかつその展覧会が生命大進化の展覧会で
ピカビアっていう単細胞生物から
魚になり恐竜になり人類になり
最後人類コーナーでホモサピエンスの
それがアウストラルピテクスとかズワイゴスとか
並んでるような展覧会なの
進化ってすごいなーの後に
さらにすげー進化の人見てるから
ピカビアからあんなんなって言って
こんなんなんのみたいな
俺も感動しちゃったもん
あの感動ね
やっぱりあそこであったところの感動
いろんなことさせていただいてるね
そうすると
最後に質問にしますけど
将来こういう仕事したいとか
どうありたいとか
弟子になりパートナーになりは
仕事の職種とか
これね究極論だと思ってて
そういうやつ
映画の見方教えますって
いないじゃん
文学とかもそうだけど
アートテラって職業があること自体が
不健康な不完全な状態というか
変な状況じゃん
だからみんながアート
普通に興味持っていけばいいわけで
かっこつけたわけじゃなくて
究極はアートテラって仕事なくなったら
ゴールだなと思ってて
そしたら今度は
何か別のジャンルに
やれればいいのかなと思って
必要としてくれる人がもしいるのであればね
やってみたいこととしては
展覧会をプロデュース的な
してみたいなと思ったら
2020年9月に開幕する
富山県美の展覧会で
ちょっとだけキュレーションやらせてもらうことになったんで
なんか夢を叶えた
カンムリ番組もしたかった
もう死んでも大丈夫
話聞いてマジレスすると
アートテラはなくならないかな
これから生まれてくる芸術とかは
別に説明不要とか
親しみやすさが出てくるかもしれないけど
古典的なものとかは
学芸員さんじゃないけど
51:02
わかりやすく伝えてあげないと
よくわからないものになってしまう気がしますね
トニーという名前でやってるけど
今今年で38の年になるけど
トニーという名前が痛くならないまでは頑張りたいよね
いつまで経ってトニーって言ってんだみたいな
それも
そろそろね
初心者の設定とか言っちゃよくないけど
わかんない人代表でやってるけど
これはさ
何十年間わかんないんだって
すぐ抜けていっていいんじゃないかみたいになっちゃうから
どこまでこのキャラクターでいけるのかなっていう
未だに汗水晒して頑張ってるけど
この汗水晒してるのが
面白いと思ってもらえてるうちが花で
汗水晒してるのが痛く見えないまでは頑張りたいなっていうのは
確かにね
芸人さんだとわかんないけど
これだけは自分も見えてないけど
目の前にある仕事
頂いた仕事は何でもやるし
必要としてくれる人がいればやっていきたいし
この番組は今後も長く続けていくんであれば
この番組としての理想としては
僕のいつもお世話になっている
お世話になっている
お世話になっている
学芸員さんや関係者の方をゲストに招くんだけど
このポッドキャストで新しいスター学芸員を見つけたい
今まで何度もやってきてくれてる人は
気心知れてるからあれだけど
この人こんな面白さがあったんだってのを
引き出せるような
最初も言ったけど
俺はファンが増えないけど
この番組から新しい学芸員さんのファンが増えるといいなと思う
それはマジでリスナーの人と
未知との遭遇
やばい知識やばいキャラクターみたいなのを
本当に幸せだと思うので
それが目標かね当面の
この番組は不定期配信ですので
そろそろみんながビジネスの話を聞きたいなって時に流れるのが
そろそろビジネスの話をだと思います
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感想はハッシュタグ
そろそろビジネスの話を
ハッシュタグそろそろビジネスの話をでよろしくお願いいたします
また今後聞きたいテーマやこんな人を呼んでほしい
というゲストの依頼がありましたら
番組のウェブページまでお願いいたします
ということでお付き合いいただきましてありがとうございました