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アートテラー・とにのそろそろ美術の話を、この番組は私、アートテラー・とにが、アートに関わる方をゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト番組です。
本日は、Art Watching 2024年5月号をお届けしたいと思います。
はい、ということで始まりました。リスナーさんのお便り紹介と、面白かった美術性について話をするArt Watchingの31回目です。
ということで、今月も丸さんと一緒にと思ったんですけども、丸さんがいないという緊急事態。始まる2時間前にね、収録の2時間前に体調不良ということが発覚しまして、
ご時世ですからね、それはもうもちろんね、その大事を取っていただいてということですので、しかもだから、丸さんお休みは何回かあったけど、そういう時はね、大役立ててましたけど、
今日はそういうわけにもいかないということで、そしてということで、急遽プロデューサーと一緒に美術について話をしていきたいと思います。ということで、どうもどうも。
こんばんは、プロデューサーです。
あの、俺が細々とやってるね、アートサロンやってる、オンラインでやってるわけですけど、いろんな人ゲストに招いて細々とやってるんですけど、
メンバーの方がね、こういう人と話してほしいとかリクエストがあると、結構それ俺が乗って、いいですよって言ってやるんだけど、4月、だからちょうど先月だよね、
この番組のプロデューサーの話を聞きたいというリクエストがあって、で、出てもらって。
で、なんかね、その時の常連さんがおっしゃってたのは、アートウォッチングの初回の方ではプロデューサーさんの声が入ってたんですけど、最近声が聞こえないので寂しいですみたいな感じで。
ウェジでヘビーリスナーですよ。
そうそう。それで、じゃあオンラインサロンでたっぷり喋ってもらおうって言って、なんか皆さんも復活しないんですかとか言ってたけどね、アートウォッチングは丸さんとやってますからみたくなってた矢先に今日も出ることになってる。
いやー、そうですね、しょうがない。
いやいやいや、だから子さんのファンが喜んでるかもしれないですね。
そうですよ、子さんというか、もう4年前とかだもんね。最初の初回の収録で、第1回とか第2回で僕が喋ってるところとかは、レギュラー界の方ではね。だったりするから、本当に久しぶりです。
だからあんまりさ、こういうのほら、この番組で聞かないから聞くけど、どうですか?4年やって、それこそさ、ほら、そのアート初心者とは言わないけど、まあね、美術館に行ってなくはないけど、まあまあね、初心者的な立ち位置で始めても、こう4年間でいろんなゲストに待ってきて、当然編集は俺よりしてるからね、当たり前ですけど、いっぱい聞いてるわけで。なんか変化とかはありますか?
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詳しくなった気がする。作品をそんなたくさん見てないが、むしろなんかその、なんかバックグラウンドとか、例えば、わかんない、えっと、ダリのなんかバックグラウンドとかさ、なんかいろいろ学芸員さんに生で聞けて、そういう知識が増えたよね。
あと、あれかな、現代美術の、この前収録してきた6月配信の東京都現代美術館の山木さんのお話とか聞いて、なんか現代美術の楽しみ方みたいなのが増えたなっていうふうに感じてますよ。
良いことですね。それは。非常に良いこと。アーツウォッチングでは、俺とか丸さんが紹介するじゃない。それを聞いて行ってみたとかもあるよね。
過去何回かあるよ。でもね、すぐ出てこないな。
でもまあまあまあね、行きたくなるようにね、話をやっぱりしていかなきゃですからね。
いや、それはね、本当に助かってるというか、1リスナーとしてもプロデューサーでもあるが、1リスナーとしておもろいなと思って聞いてますよ。
ありがとうございます。なんかやります?しかもそろそろ、ほら4年経つじゃない。なんか3年目はなんかね、年末にお客さん入れてとか、どうしましょう、この番組4年目。そろそろ見えてきましたけど。
いや、ちょっとプライベート仕事忙しいんであんまり。もうちょっと5年目ぐらいまで先に。
でも現状維持で続けていける。月1でね、ゲスト呼んで、月1でこのアートウォッチングのペースをね、保っていけたらいいですよね。
終わらないことが大事だと思うんで。
だから改めて言っておいたほうがいいと思います。僕が言ってもあんまり届かないから、メッセージください的な。
そうですね。この後もお便り紹介等しますが、来たお便り全部読んでますし、もっともっと送ってください。
あとできればTwitter、Instagramでのハッシュタグ投稿も皆さんの知ってもらうきっかけになるのでよろしくお願いいたします。
本当ですよね。でもなんか最近微増してますよね、フォロワーが。ちょっとずつ何のきっかけかわからんけどね。
そうですね。プロデューサーっぽい話をしよう。そしたらTwitterアカウントは今フォロワーが800人ぐらい。
おかげさまフォロワー844人しかいないんですけど、例えばその直近の弥生美術館の回の告知、いっぱいリポストしてもらってこのインプレッションが1.9万とか。
結構いってますね。
いってるんですよ。6人しかフォロワーいないのに。
06:02
すごいすごい。
あと同じように、しんびのゆんさんとじみしさんの回は3.2万ページビューとか。
ページビューインプレッションが出てて、そうなんです。
ちょっとずつ浸透してるのかな、そう考えると。
そうですね。やっぱり継続の力で初めて出会う人とかにもいろんな形で届いていってるのではないかと期待してるとこですね。
ということで、みなさまぜひぜひメッセージをね。
そうですね。あと投稿のリツイートだけでもいいのでお願いします。
よろしくお願いいたします。
なんか噂を聞いたのですが、今回の配信5月25日ですけれども、5月28日に投壇イベントあるんですか?
そうなのよ。茶碗屋の話っていうドキュメンタリー映画が、たぶん5月18日からこれこれ東中野ほか全国順次公開している。
これドキュメンタリーで、さつま焼きっていう焼き物があってですね。
この鹿児島にある珍珠館窯っていうのがあって、朝鮮というかね、そっちの国をルーツにする焼き物があって。
400年ぐらい歴史がある。これのドキュメンタリーの映画があって。
で、コメント求められたんですよ。
なんかよく映画の中に込めて一言みたいな。
あれは最終字幕から1ヶ月ぐらい前に送って、で今度それの東京都写真美術館で、
5月25日から6月14日まで東京都写真美術館ホールでもこの映画が上映されて、
その映画を見終わった後にちょっとミニトークみたいなのがあるらしくて。
それで僕が5月28日に担当することになりました。
今収録が5月の16日。この段階で20分喋れる気がしてないというかね。
でも見たの?
見たよ。見た。いい映画だったけど、なんか一人でこの映画について20分トークって何喋るんだろうって、
なんか今全然読めてないから。そうですよ。
しかもコメントも何百文字でくださいみたいなのあって。
1個送ればいいんだけど、一応気使ってAパターンBパターン両方送ったの。
ちょっと真面目なというかね、感じで送ったの。
もう一つ、さつま焼きっていう焼き物なわけですよ。珍珠感化までやって。
大まかに言うとね。さつま焼きっていうのを言葉は知ってたけど、
こんな風に歴史があったんだとかって結構すごい勉強になったの。もちろん本当にね。
だからそこをちょっとユニークにって言ったら、自分で言うの恥ずかしいですけど、
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さつま芋とかさつま揚げと同じくさつまに由来する焼き物ぐらいにしか思ってませんでしたが、
すごかったですみたいなね。
それはBパターンでこんなの使われないだろうと思って送ったら、そっちが採用されちゃってるから。
そうなんだ。
他の人はなだたる人たちがちゃんとしたコメントやってるのに、俺だけバカみたいなコメントしてるから。
そいつが登壇するからさ、ちょっとどうなのかなって思いますけどね。
なるほどね。さっきのトークの中にあった、4年間ポッドキャストをやってきて、
繋がりで言うと、民芸の人が朝鮮当時にはまって民芸のビアになったみたいな話あったよね。
日本民芸館の古谷さんの会でね。
柳宗義の。
そうそうそうそう。繋がるなと思いました。
これはね、またでも結構だから、戦国時代に、だから、徐々に徐々に徐々に連れてきちゃってるのよね。
朝鮮の投稿を。
すごいね。
負の歴史って言ったらちょっと言葉的に選ぶかもしれないけど、
それが日本の産業になっていく、この長い歴史みたいな話だね。
結構して、今もこの窯があるってことだよね。
今の方がまたすごいのよ。なんかカリスマ的なお父さんがいて、先代が。
その下で自分なりにもがいてっていう、この主人公の方がまた素敵な話で。
なんかプロジェクトX見てるみたいな。
これ今ウェブページ見てるけど、第15代とか12代とかずっと続いてるってことなんだ。
そうそう。15代が主人公で、その15代の苦悩みたいな。若き日の。
で、今度それが息子がまた次ぐみたいな話で。
すごいですね。
これはでも絶対見た方がいいですよっていう。
なるほど。
だからその映画見てすごいみんなが感動した後に、俺のトークなんていらんだろって本当に。
引き受けといてなんでも。
何も喋ることないよって思いながらね。
まあまあなんか話すと思いますので、もし似て合う方はぜひよかったら来てみてください。
ぜひぜひお越しください。
ということでじゃあお便りいきますか。
そうしましょう。
今回何?プロデューサーが呼んでください。
マルチの問題ですから。
よろしくお願いいたします。
まずは国立新美術館の遠距離建材展を取り上げた会への反響です。
ペンネームEIさんいつもありがとうございます。
ありがとうございます。
エピソード105のお二人の話が面白すぎて次も楽しみです。
地主さんの穴のエピソードが衝撃すぎ。
全くチェックしていない展覧会だったので、もう少し早くこのエピソードが公開されていたら予定に組み込んだのに。
隙間時間では行けなさそうなので。
12:02
ということです。
でも行ってほしいよね。
もうちょっとぶりだったら広島市現在美術館に巡回するから。
確かに確かに。
見たほうがいいよねこれね。
見たほうが面白かった。
これ言っていいのかね。
この穴のエピソードすごく面白かったじゃないですか。
やっぱり当日も収録中にもこれは面白い話聞けたってなって。
一瞬でも地主さんがこの話カットしてもらった方がいいかもってなった時あったよね。
あったあった。
ちょっとヒヤッとしたよね。あれ使いたいよと思って。
もちろんこのまま応援取りましたけど。
そうですね。配信前会談でも。
それも含めて多分エピソードに対して配信した気がするけど。
地主さんこの話あんましちゃわない方がいいのかなって言ってたけどね。
確かにね。作家さんの立場だとね。ちょっと作品を見る目が。
そこ見ちゃうからね。
でもやっぱ貴重。こういう話が聞けるのが貴重だなと思ってね。
面白かったね。収録が結構遅くまで閉館後にやって。
言っても2時間以上回すから。
俺は見てたけどプロデューサーはこの手の中見てなくて。
でもその後見に行ったんでしょ。
見に行った見に行った。ゴールデンウィーク。
めっちゃ面白かった。
そうですね。配信で触れた以外の作品も面白くて。
シュ・ビンさんっていう方の中国の方のとんぼの目って作品がまずすごく面白くて。
どういう作品かというと中国に監視カメラがめちゃめちゃ増えたので。
しかも結構ライブカムみたいな形でインターネットでみんな見れちゃうっぽいんですよね。
渋谷のスクランブル交差点のリアルタイムで見れるみたいなやつの中国の方がね。
それをですね。20代のコンピューターを使って約1万1000時間分の映像をダウンロードして。
それをマッシュアップして虚構の若い男女を主人公にした物語にしたっていう作品があって超面白いなと思いました。
だから字幕とかがついてね。だから登場人物は当然違うわけじゃない。色んなところに。
だけどなんか一つのストーリーに見えるんだよね、ちゃんとね。
見える見える。なんかモノローグで、彼女は明日会ってくれるんだろうかみたいなそういうのとかで繋がっていくところとかが面白かった。
全部見た?
全部は見れなかったけど。
ちょっとやっぱ時間長いからさすがに俺も全部見れなかったと思ったんだけど。
81分って書いてあるね。
なんかコインランドリーかな。クリーニングで働いてる設定だって。
あ、そうなんだ。
で、なんかお客さんがすごい切れてくるみたいなシーンがあるんですよ。
うんうんうん。
それが多分本当のマジギレなんだと思う。
あ、そうそう。リアルなんだ。
15:01
リアル。なんか曲を歌って分かって見てるんだけど、あーヒヤヒヤするぐらい。
本当にこれは起こってたことだなと思って見るからね。面白かったなと思うのはね。
そうそう、現実のカットアップでマッシュアップで曲を作るっていうそのね、
あー現代美術すごいなーと思って。
すごい。なんかさ、この人はもちろんすごいシアリーなんだけど、
もしかしたらだけど、監視カメラを使ってなんか考えてくださいって言ったら、
もしかして俺みたいに凡人でも1日こういう大切りを与えられたらそういう発想が思いつくかもしれないけど、
着いた時点でやって1分ぐらいのもんだよね。
こんななんかその、フル尺の、物量がすごいよね。ようやったなって思うかも。
根性とか熱量とかやっぱ作家ならではのパワーが感じるね。
すごいよねこれね。
これすごかった。
それ以外にもトレーバーパグレンさんっていうアメリカのアーティストの方が、
やっぱなんかその、ユンさんも言ってたけど、現代社会をどうやって見るかって話だったので、
なんかインターネットとかAIみたいなのも結構テーマになってて、
この人はインターネットをつないでる海底ケーブルを写真に撮って、
ここの海の下に海底ケーブルがあるんだよとか、海底ケーブルが上陸するなんかその浜辺とかの写真があって、
なんかいい視点だなって思った。
確かにね。インターネットって可視化をしてるみたいなもんだよね。
なんか画面ばっか見てるんだけど、この砂浜って実はインターネットをつないでる場所だったんだみたいな感じで。
そうだね、なんかやっぱりユンさんの選ぶチョイスが面白かった。
もちろんね、アーティストが面白いんだけど、チョイスが素晴らしかったね、確かに。
なので、多分まだ配信もやってるんじゃないかな。
6月の8日ですかね、まだやってたかな、確か。
6月3日って書いてある。
3日か。
じゃあでもまだやってますので、なんとか皆さん時間作って。
ぜひ見に行ってほしいです。
夜間もやってますからね、金曜とかだと。
そうですね、そうですね。
ぜひぜひ。
はい、でもう一つお便りが来てる。
はい、じゃあ次。
ペンネームゆうゆさん。
はい。
とにぃさん、まるさん、こんにちは。
いつも楽しく聞いています。
西洋美術館と大吉原展に関するお二人の話は、そういう意見を聞きたかったと思って、うんうん言いながら聞いていました。
ありがたいですね、これは。
18:01
そうだね。
大吉原展の発言、すごいヒヤヒヤしながら食べてる。
実はね、俺まで炎上の被害ないかなとか思いながら言ったら、あ、よかった届いてる。
いや、なんかこう、正論を言いやすいメディアって言うとちょっと語弊があるけどね。
なんかね、こう、言いたいこと言えた方がいいよね。
よかったです。
ありがとうございます、本当に。
続きがありまして。
先日、東京都美術館のデキリコ展に行った際に、グッズ売り場でとにぃさんをお見かけしました。
Tシャツを手にマグカップを真剣に吟味されていたので、声をかけられなかったのですが、こういう時は声をかけてもいいのでしょうか。
もし声かけてもいいのであれば、次にお見かけした時にはお話ししたいと思っています。
とのことです。
いや、かけていいですよ、全然。
こんなに話しかけられないぐらい真剣に選んだかと思ったら恥ずかしい。
そうそうそうそう。条件浮かぶよね。
これはただ、間違いなく多分僕です。
デキリコ展は仕事から内覧会で取材させていただくんですけど、ゆうゆさんは多分そうじゃない時に会っていると見かけたと思うんですね。
これはちょっと言うと、月1で出演しているTBSラジオのコネクトの5月6日の回、今月の5月のね。
デキリコ展特集を話す予定だった。
で、そうだTシャツとかグッズの話もしようと思って、急遽多分5月の2日とかかな。
チケットちょっと手配してもらって、広報事務局に頼んで。
それで行って、Tシャツはもう衣装として自腹で着ていこうと思って。
で、マグカップの話もするつもりでいたんですよ、こだわりのマグカップだったら。
マグカップの話しようかな、でもそこまで自腹で俺が買うものなのか。
これが多分このTシャツとマグカップを真剣に悩んでいるシーンです。
やらしやらしですけど、出演料のギャラは決まっているから、そこからめべりしていくわけだから。
どうすっかっていうシーンが、すごい恥ずかしいね。
全然話しかけてくれても大丈夫ですよ。
声かけてもいいんですね。
なんか昔、トニーのサインがあるって聞いた記憶があるか。
あるよ、ありますよ。
値段ってもいいんですか。
全然いいですよ。
芸能人でもないし、サインも芸能人じゃないくせにサインあるのかって感じですけど、
ほら本を出してるんで、本に結構サインがあるってよく言われるのかなりとかするので、だから書いてますし。
それこそでもね、あんま話しかけられないよね、僕は本当に。
21:01
ほぼ毎日美術館に行ってるのに。
で、一回印象的なのは去年かな、アーティゾン美術館に普通に開幕してから、
フラッと持って行った時に、アーティゾン美術館で最初受付通った後にすぐエレベーターに乗って、
3階から6階に上がるのかな。
そのエレベーターに乗った瞬間に隣にいる僕より背が高かったおじさまがいて、
かがんで僕の耳元に口近づけて、
いつもブログ読んでますって一言。
すごいじゃん。
びっくりした、あん時。
なんか言われるのかなって思って。
いつもブログ読んでます。
そのままサッと。
かっこいいね。
そういう声が提示し方もかっこいいね。
エレベーター開いたらいなくなっちゃって。
横向きだったからどんな顔か、もう後ろ姿しか覚えてない。
言っていただいたのはありました。
おもろいな。
だから話しかけていただいて嬉しいですよね。
すいません、せっかく見つけていただいたのにすごい真剣にギブンされて。
恥ずかしいとこ見られたな。
でもぜひリスナーの皆さん、遠慮せず声掛けしてぜひ話してみてください。
こんなことを言うと人を良さアピールしてるわけじゃないですけど、
結構話しかけてもらう。
ゼロじゃないですから話しかけていただいたりとかしたときに、
本当にいい人をアピールしたわけじゃないですよ。
結構いろんな人からいただき物のチケット持ってるの、自分がね。
持ち歩いて。
関係者の方って言ったりしてるから、たまる一方だから、
結構一般の方でそういう風に言っていただくときに、
良かったらどうぞってチケット持たせたりがあるから、
声掛けるともしかしたらチケットがもらえるかもしれない。
なんか企画みたいになってきた。
でも俺もいつも会期終わるまでに使い切れなくて、
結構困ることがあるから、
そうそう一般の方にお会い、一般の方って言い方ちょっと、
美術関係者じゃない一般の方にお会いするときにはね、
むしろ良かったらどうぞみたいなのがあるので。
見つけたら服の紙的な感じで。
おねだりしても大丈夫。
大丈夫です。
どうせこれからめちゃめちゃ声掛けられる。
これだったのかなって。
全然大丈夫です。声掛けいただけたらと思います。
はい、ということでウェブページへのお便りや、
ハッシュタグそろそろ美術の話への投稿をお願いいたします。
引き続き美術に関わるメッセージであれば何でも受け付けますので、
よろしくお願いいたします。
アートウォッチングニュース。
これはレアですね。
24:01
プロデューサーの怒鳴りは、
なかなかレアですよ。
このコーナーは直近で話題になったアートに関連するニュースを紹介してコメントするコーナーです。
はい、じゃあこのニュースからいこうかな。
美術館スタッフが自分の絵をゲリラ展示、
アーティストとしての道を期待するも解雇されるというニュース。
アートニュースジャパンに紹介されております。
面白いね。
ドイツのミュウヘンの美術館ピナコーテイクデアモデルネには、
パブロピカソ、フランスマルク、オスカーシュレンマーといった
近現代美術の巨匠の作品が並んでいます。
しかし4月下旬、今年ですね、
こうした20世紀の名画に混じって同美術館の従業員の作品が
無断で飾られていたことが発覚した。
事件を調査するの警察によると、
自分の絵をゲリラ展示したのはテクニカルサービス部門に所属する
51歳の従業員。
人目に触れることで将来アーティストとしての道が開けるかもしれないと
考えたという。どうやって人知れず展示することができたか
詳細はまだ明らかになっていないということですが、
最終的にはこの方はもう
解雇されたとですね。
これとに従業員男性だと思う?女性だと思う?
男性じゃないの?
単純なイメージですけど、
51歳だぜ?
51歳だぜってのは若い人なのかなと思ったら
51歳で。すごいね。
でも将来アーティストとしての道が開けるかもしれないと考えた。
どっちなんだろう?
どっちなんだろうっていうのは、だから
もともとこういうことがしたくて、美術館で働き始めたのか
それとも全くそういうのはテクニカルサービスだから
多分学芸術さんとかいないわけじゃん。でも毎日美術を見てたら
自分もって意欲が湧いちゃって
なんかなったとしたら
ちょっとかわいそうだよね。かわいそうっていうのもあれだけど
ね。
まあそうだね。なんかバンクシーみたいに
ギリラ的に見たらウケるかもしれない。
でもやっぱよく考えたらあれだよね。
このニュースだけだとさ、
どういう場所に展示してあったのかがわかんないけど
最初の文章で言うと
ピカソとかフランスマルクとかシュレンマーっていうね。
だから日本で言ったら横山大館とか
北流星とかそういうところに自分の絵を並べられる勇気がすごいよね。
現代アートの美術館でそこに置くは
まだいけそうな気がするけど
日本のところに自分の絵を飾っちゃったっていうのは
こいつはなかなかな球ですなって思いますね。
すごいね。
大物かもしれない。
だからその
すごい面白い。面白いとか言っていけないけどね。
逮捕されないって言うからよかったけど
どういうルートを考えたんだろうね。
ある日学芸員が見たことないけど
27:02
なんかすごい絵があるぞって言って
誰がこの絵描いたのはって言った時にその方が
実は僕でしたって言って
あなたは才能あるよとかなるとでも思ったのかなって
それはちょっと浅はかなよね。
そんなわけないだろうと思うよ。
どういう道筋を考えたのかわからんなこれは。
少し真面目な話をすると
この番組通じていろんな学芸員さんと
お話を聞く機会があって結構学芸員さんも
表現者なんだなって感じる時間があって
山木さんや新藤さんや小野さんって
キュレーターって言って何かを整理するだけではなくて
こういう見せ方、こういう捉われ方を
したいんだってメッセージがあるから
内部だけど表現者なんだなって最近感じてますよ。
でもそうかもね。
でもこんな人は学芸員じゃないもんね。
そんな方向な感じはしないですね。
将来アーティストの道を開けるかもしれないっていうのは
もしかしたらちょっと面白いから
なんかなるかもね。
ちょっと使いたいってなるかもな。
ちょっと気になります。
でもすごいのはやっぱり
このアートニュース、ジャパンにもあれですけど
一切この人の絵が載ってないっていう。
紹介はされてもらえないんだね。
そこが世間の厳しさ。
いいニュースです。
でも皆さん真似しないようにね。
やっちゃダメですよということで。
続いてのニュースいきましょうか。
ゲリラ的なというので言うとこのニュースですね。
これもアートニュースジャパンに載っております。
ドラクロは民衆を導く自由の女神横に
抵抗が不可欠のステッカー
環境活動家2人を逮捕ということで
またかよっていう気がしますけども
民衆を導く自由の女神が
最近修復終わったばっかりで
4月末かな、出た直後に
5月8日パリのルーブル美術館に停車されている
UJのドラクロは民衆を導く自由の女神の横に
環境活動家2人がステッカーを貼り
逮捕されるという騒動が起こりました。
この環境活動団体ってのは初めて知るので
リポスト・アリメンタイヤー
食べ物への反撃という
環境団体。この名前が入った白いTシャツを着た
活動家2人が抗議をしたということで
食料を
一つ可能にするための社会保障についてを
掲げたってことなんですね、この人は。
ドラクロは関係ない気が
革命だからみたいなことなのか。
革命だからか。
そっちの視点からの革命か。
この人たちも過去にルーブル美術館のモナリザニ
モナリザニスープ投げつけたやつ
30:02
団体だ。
なんかこうジャストストップオイルとか
こいつらはこうやってたんだこういうことを
思ったら、また他にもね
5月4日で
ポンピドゥセンターメッス
フランスですね。ギュスターブクールベの
世界の起源という作品に
女性の活動家ミートゥー運動のような
赤色の特殊なマーカーでミートゥーと殴り書き
したという。さらに
アネットメッサージの作品は逃走
避難されちゃったという。
でもこれミートゥーだって言ってるのに
って言ったらあれだけど、アネットメッサージなんて女性の
作家の作品だからね。なんで持ってっちゃったんだろうな
って思うし。こんなことがありましたと
いつもの
ちょっと俺が一番紹介したいニュースがもう一個あって
関連でね。これ5月13日
だから収録でこの週にね
80代の女2人が
マグナカルタ展示ケースの破壊を試みる
ロンドンの大英図書館
ロンドン大英図書館で10日、82歳と85歳の女が
1215年に制定され王権の制限や
都市の自由などを認めたマグナカルタ
いわゆるマグナカルタの憲法を収めたガラスケースを
のみと土で破壊しようとして逮捕された
この2人は先ほども名前出ました
ジャストスポイルのメンバーだった
前もね、この活動の話になった時に
こんなのやるなよって思ってるって話したし
まだ続いてるのかと思うんだけど
勝手にね、やっぱりそのジャストスポイルとか
環境団体とかって若い人がやってるイメージだった
今まで。だから許してない
どっかで若気の至りだなって
思ってる部分もあったわけ。許してないですよ
100ゼロでわからないわけじゃないというか
若いからこんな暴走しちゃうんだと思ってたけど
82歳と85歳がやってたら
いよいよ末期だなと思いました
動画があったんですよ、ニュース
ゆっくりだから
パフォーマンスなのかな
どうなんだろうね
1年以上もたって2年くらいやってるのかな
多分
言いたいこととか
ジャストスポイルとかさっきの食料の持続の中も
主義主張が間違ってるとは思わないんだけど
このやり方は間違ってるじゃない
どう考えたって
2年やってるのに誰にも届いてないんだもん
33:02
まだやってるのって思っちゃうから
方法考えた方がいいと思うのよね
やりたいなら
かつ目立ちたくて
どんどん過激になっちゃうんじゃないのかな
振り向いてほしくなって
82歳と85歳の女性っていうのは
一番パンチ効いてるから
若い人がやっても面白くない
打ち止めにしてほしいな
おばあちゃんがやって終わりだよ
終わりだよって思われたけど
別の標的を
最初のドラクロワンのやつも思ったけど
文化財が破壊される
アップルのCM
アイパッドの新しい宣伝
あれなんかもすごく話題になってたけど
やっぱり物が壊されるって見ててきついんじゃないと思う
単純にね
あとこの人たちが許せないなと思うのは
自分の力じゃないもの
誰かが作り上げて
守ってきたものに乗っかってるって
自分の力じゃないもの
守ってきたものに乗っかってるって
自分の意見を言おうとしてるのが腹立たしいのかな
だからさっきの
51歳の人の方がまだマシ
この主義主張をアート作品にして
作るべきだよね
結局人が作ったものに乗っかって
なんかやるっていうのは
それはその人の主張なんか耳に入ってこないよって思う
だから今回特にね
ドラクロアナも見て思いましたけど
もう打ち止めにしてほしいね
これ以上こういうね
読み上げたくないね
でもありがたいことに
日本ではまだこういうことがそんなに起こってないから
だからやってくれっていうつもりは全くないです
やらないでねって話なんですけど
最後に直近で見てきて良かった美術展について話していきます
はい、これはいつも丸さんと俺でやってますけど
これは今日俺一人でやるの?
そうです、プロデューサーはそんなにたくさん見れません
単純に僕のカロリーが高くなったってことですね
多すぎたら途中でギブアップしても大丈夫ですよ
まあでもそうね
いや本当はね、丸さんがいたら多分
多くになるだろうなと思ってたのが一つあって
それが、じゃあまず最初に言おうと思う
村上隆典、もののけ教堂、ことしキヨセラ美術館
多分ね、丸さんだったら
あの手の中にないですよって言うだろうなって
36:02
ちょっと資本主義強いみたいな
そうそう、お金のみたいな
言うと思う
多分言うでしょ
まあ物は見たっていう人たちね
見ました僕も、やっぱりすごいこう
なんだろう、村上隆典というかね
感じで、結構関係者
美術関係者の方たちも、なんか村上隆典
てんてんてんみたいな感じでね
結構言ってらっしゃったんだけど
僕はいい展覧会だったなって実は思って
っていうのは、行ってみて
お客さんがやっぱりすごいたくさんいたわけですね
海外の方もいて
やっぱりみんな楽しそうなのよ
中見さんの作品見て
ワーッと今回の楽中楽外図をテーマにした
すごい大作がきなりボンと現れて、わーすごいってなって
次の展示室に行くと幕がかかってて
中入ると今度は詩心
須作とか玄武とか
空間がでっかいのがドーンと出てきて
そこでもみんなワーッとなって、今度また新しい部屋に行くと
ドブちゃんって昔のキャラクターのシリーズがあって
さらに進んでいくと
NFTの作品があってとか、とにかくもう
次へ次へとなんか面白いことが
起こっていくっていう感じが
みんな飽きさせない感じ
エンタメ感がすごくて
これはすごいみんなの気持ちをわかってるなという
みんなってのはちょっとあれだけど
一般の方が面白いと思うものをこの人はわかってるなって
思ったのよ
僕は村上さんに会ったことないし
別に村上さんを全然ディスるつもりないんだけど
そういう方からすごい面白いと思ったのバンバンと来て
しかもそして最後に何も残んないんですね
なんか言い方の余兵がありますけど
感動もないわけです
感動ある感動
うわーすごいすごいすごい
それで余韻はないって感じ
あーすごいなんかこれを
人生が変わったとかはないんだけど
すごく美版見てるみたいな感じという
もうメソッドができてて
こうやったらドラマは面白くなる
福沢さんのすごいメソッドで多分できてる
クリフ・ハンガーっていうんだっけね
見終わった後に何も残んない
美版なんてあんまり面白かったけど何も残ってないんだから
美版
美版で人生変わった人もいないだろう
あの3ヶ月は楽しかったと思うけど
それはほらそういうドラマはまた別じゃん
人生変えられるドラマ
人によって刺さるドラマはまた別だけど
あれはあれで面白いんだと
39:02
ハリウッド映画みたいなものがあっていいし
それを否定しちゃったらやっぱり美術を楽しめなくなって
こういう風なのかどうか
確かにねこういう風になってもいいんだよね
これいいと思ったのすごくいいと思った
実際3億円もかかるんだって施工費で
試算したらそれは京都美術館払えないってなって
それで村上さんが自分で
継続納税とかやっててね
だから自分でそれもやってるから
批判のしようもないわけ
人の金使ってやってたら
村上さんが
万博とかに見習ってほしいよね
自分でちゃんとお金やってきてね
人が使ってないんだから僕はすごい
いいと思ったのね
多分それはアートがすごい好きで
本当に純粋にって人からすると
え?ってなるかもしれないけど
僕はすごいいいと思ったんだけど
強いて言うなら京都市京セラ美術館さんに
ちょっと言いたいなと思って
チクチク
チクチク美術部屋それ案件なんだろうなと思った
僕は村上隆典は
普通美術館
これまであんまり美術館行かなかった人は
ちょっと行ってみようと思って多分
結構実際行ってみたらね
であればそれで人が来てるんだから
京都市京セラ美術館のコレクション店とか
やってほしかった
ところが村上隆典やってて
村上隆典やってて他の会場では
コンピデューセンターのキュビズム展
そして片谷ジブリ展をやってたの
そうがないなとちょっと思った
呼び水にするのはすごいいいんだけど
じゃあスタートにこんなのもあるよって
なんかこうね見せてくれたら
もっと良かったんじゃないかなって
思ってしまったのがすごく気になりました
なんか今ホームページ見てると
来場者10万人突破しました
施工が3億円
僕カネー勘定しちゃうと大人が2200円だから
今2.2億収益になってますね
これだから入場の収入だけでしょ
これにだってみんな
俺はカナカでみんなブロックだとか
グッズを買ってるわけだから
もう3億になって絶対平してます
黒なるんだ
なると思う
会期も長いし
ビジネスマンとしてすごい上手いんじゃない
ビジネスマンでいいじゃんって思うんだけど
なんか芸術家がビジネス話をすると
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みんながえ?って言うのが
ちょっと僕は良くないなと思ってて
映画なんてさ、最近工業収入のことばっか言ってるじゃん。例えばコナン映画、3日で何億引きましたとか、なんかそれで指標になってるのに
美術だけはなんかお金の話はちょっとやらしいみたくなってるのは、ちょっとなんかフェアじゃない気がしたかな。だから村上隆、何億の売り上げです、工業収入何億の売り上げですって言えばいいと思うけどね。
かっこいいね、それも。
それを美術館とかギャラリーの人たちが、ああいうのはお金儲けしちゃってとかって言って、この可能性を1個潰すのは良くないなと思っちゃったかな。
確かにそうですね。美術史的に意義があるものと、びっくりこういう工業的なというかね、大きなイベントっぽいのが、2つ豊かになっていくといいかもしれないですよね。
なのでちょっとね、丸さんがいたらたぶんまた、丸さんの意見もたぶんあったと思うから、聞いてみたかったですけど、まあちょっとね、今日はあれですが。
なるほど。じゃあ次の行きますか。
はい、えっとね。じゃあ下瀬美術館。前に1回たぶん、広島の大竹市にできた美術館で、
たぶんね、去年日経大人ノーフっていうのに出た時に、広島特集で紹介した美術館の1つだったんだけど、今それが1周年経って、
茅山又造展というのをやってます。昭和を代表する画家、茅山又造の展覧会。
でね、仕事で行かせてもらって、2日間。2回行かせてもらって、そのメディア向け内覧会でギャラリートークをするみたいな仕事があって。
茅山又造さんのお孫さんと一緒にお話をしてたんだけど。
すごい話が面白くて。その話はしたいだけなんだけど。
どうしたの?
茅山又造っていう、本当に日本が革新を求めてたタイトルが今回サブタイトルでついてるんだけど、とにかく革新的な画家でさ。
その革新的って何なの?っていうあれなんだけど、猫の絵とか多くて、この人がね。猫の絵描いてて、今回メインビジュアルにも使われてるのかな。
で、茅山さんの猫の絵は結構いろんな美術館で見てるんだよ。岡田美術館でも見たことあるし、福田美術館でも見たことあるし、山谷さんもあるかな。
だからいろんなところで見てて、なんかいつもポーズが似てるなと思ってたの。
なんとなく。
そしたら、横向いててちょっと上向いててっていう。これはね、なんと型紙があるらしくて。
型紙でシルエット、さーっとまず猫のシルエット描くんだって、絵にね。
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絵っていうか紙の上にバーっと描くでしょ。その後にもう一個型紙があって、それがね、ちょっと説明が難しいんだけど、その猫の輪郭に沿って
点々で、点つなぎの穴みたいな感じが開いてるやつがあるんだって。それで、またシルエットの猫の上に、それで今度こう
塗ると、金で塗ると、点々で出てくるわ。そのシルエットを囲むように金の点が出てくるんだ。
そこに向かって内側から、その金で細い筆で、そこまで伸ばしていくと猫の毛並みが描ける。だから、毛並みここまでですよの線を回り返して、内側から伸ばして描く。
何を言いたいかというと、結局そのいっぱいこの絵人気があるから、オーダーがあって描くときに、
何だろう、手をのぐって言い方ちょっと変なんだけど、時短できるところは工夫で時短して、でも手作業で描かなきゃいけないところは、やっぱりそこはちゃんとやるっていう、
工芸的な発想っていうのかな。そのアイディアがすごい面白いなと思って、他にもいろんな展覧会ではアイディアが紹介されてたんだけど、面白かった。
これが一番伝えたいことだったんです。
かやま又津さん、猫いっぱい描いてるんだけど、多いときには18匹くらい飼わせてた。
そのうち2匹しかモデルになってないんだって。そのお気に入りが2匹しかいなくて、そのうちの1匹がヒマラヤンっていう猫があって、
それを海外の人から買って手に入れて、かやま又津さんの奥様が、すごいブリーダーみたいな方で、結構ヒマラヤンを繁殖させたらしいんだよ、このかやま家。
だから、今回メインビジュアル使われてる、かやま又津がよく描く猫の、ちょっと鼻がペチャンとなってるヒマラヤンがいるんだけど、これが日本に今いるとしたら、
基本的にかやま家から株分けされてるっていう。
ブリーダー。
ブリーダーらしくて、それですごいなと思ったの。それでね、ヒマラヤンを渡したうちの1人が、先月マルさんが話したと思う、福田平八郎。
大阪のね、展覧会やってた。福田平八郎家にかやま家からヒマラヤンが行ったんだって。
そのお礼として、福田平八郎がかやまさんに渡したのが、レース。なんか古いレースだったらしいのね。
レース布のレース。これいいものなんですよって言って、お礼で渡したんだけど。で、かやま又津のいろんなシリーズがある中でもう1個有名なのが、女性ヌードを描いてるのね。
日本画家にしたんです。当時として。ただそれはヌードなんだけど、レースを着てるんですよ。
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それは福田平八郎からもらったレースだった。
すごい話でしょ。かやま又津さん、お孫さんは当たり前のように普通に喋ってたけど、これめちゃくちゃトリビアだから、いろんなところで言った方がいいっすよ、みたいな。
この前、そういうことをとある美術館で学園さんに言ったら、とりあえずこれポッドキャストで残しといた方がいいって言われたから。この話を。
記録にしといた方がいいって言われたから、それで今日言ってみます。
そうですね。将来の研究家が、学園の方とかがここを文献扱いして。
日本がやってる学園さんたちも知らない話だったから、これは。まさか福田平八郎とのつながりで、しかもそのレースまでつながってる。
すごいつながる。
そうな話をしてみます。
言いたいことは言ったけど、あともう一個ぐらい喋っておく?
ぜひぜひ。
あまりに地方の、地方のってあれだけど、いろんなところで聞いてくれてるからですが、東京の美術館も紹介した方がいいかなと思って。
犬派・猫派という展覧会が大和根美術館で開催されています。
犬派・猫派、田原予想達、竹内製法、藤達があるから山口明までということで、いろんな絵画家が描いた猫の絵と犬の絵を見比べるというか、犬の絵もあるよ、猫の絵もあるよの展覧会だったんだけど。
単純に山種美術館でいうと重要文化財の竹内製法の半病が有名ですけども、そのかわいい猫も出てますし、さらに結構個人像のものも今回出てて。
長沢露雪の描いた犬とかもかわいいですし。
単純に犬か猫か、犬好きも猫好きもということで、いい展覧会だなと思ったんだけど。
これもね、ちょっと学芸員さんと喋ってて。
昔ね、小島美術館、渋谷区立小島美術館でネコネコネコ展って展覧会やったときに、すごい人が入ったのよ。5万人ぐらい入ったしたの、当時。
その当時学芸員さん、当時の学芸員さんが担当した人がおじさんだったんだけど、
動物大っ嫌いなのにこの展覧会担当するためになって、すごい言い合ってやったら5万人入っちゃったから、
そうやって担当して、小島美術館の。
そしたら当時の館長が、じゃあ来年犬だって言って、急遽犬イヌイヌイヌ展やる予定になって。
犬イヌイヌやったんだ。
1年間苦しんだの、その学芸員さん。
でもところが、イヌイヌ展はあんまり人が入らなかったんだって。
っていうのは聞いてたの。
なんでかみたいなことはその時も言ってて、
自分なりにずっと考えてたの、猫と犬の違いというか。
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それは、猫好きって全猫が好きなんですよ、世の中。
犬好きは自分家の犬が好きなだけなんだ、基本的に。
なるほど。
野良猫がいる町には猫好きは行くけど、野良犬がいる町があったとしても誰も行かない。
で、ここが派生するんだけど、猫の絵と犬の絵って今回出てるんだけど、
猫が好きな画家は猫のいろんな表情を描きたい、いろんな仕草を描きたいから多分いろんなの描いてる。
楽しいのよ、猫。犬はどっちかというと形式的に描かれるというか。
ここに犬がいた方がいいよなとかで描いてたりするから、
犬の魅力を引き出してやろうと思って描いてないものが多いんですよ。
そうでないのもあるけど。
この展開で見比べてみて、猫猫猫店と犬犬犬店は同じく同期開催じゃなかったから見比べられなかったんだけど、
今回改めて見てみて、やっぱ猫の方が愛情を感じる作家の。
犬はね、そうでもないんだなっていうのが。
なるほどね。
だからほら、猫派ってさ、俺も猫派だから、猫の気持ちわかるんだけど、
猫派ってさ、聞いても頼んでもないのに写真見せてくるじゃん。
うちの猫派。
犬派はさ、言われたら初めて見せた。
だからそれが多分この絵にも出てて、
猫見てみてっていう感じが猫派の猫の絵には出てて、犬派はそうでもないんだけど、
唯一ね、今回で言うと川端隆史っていう画家がいるんだけど、
彼が描いた犬の絵が2点出てるんだけど、
それはやっぱりたぶんこの人は犬が、たぶん我が家の犬が好きなんだと思うんだけど、
その犬の可愛らしさは出てたけど、
なんかこうにして、なんか単純に猫の絵が描いてある犬の絵が描いてあるって思ってみるよりも、
なんかその、もっとこう姿勢というか、
猫派と犬派のなんかモチベーションみたいなのが見比べてみると、
より面白い展覧会だったかなっていう。
おもろいですね。
なんかヤマタネも番組出てもらって、
なんかカフェで、そうそう、展覧会合わせのなんかメニューを作るみたいな。
和菓子だね。
和菓子か。
オリジナルの和菓子。
犬とか猫だとどういうテーマになるんだろうかって。
思ったのだが。
今オリジナル和菓子出たよ。
なるほど。
でもそんなに猫犬はしてないかもね。
してないね。
そうそう、なんか猫の形の和菓子みんなで食べてるのかなとか一緒に思っちゃった。
でも小林古家の猫をモチーフにした林としてっていう和菓子は、
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真正面を見据えた猫の気高い姿。
柔らかな毛並みを均等で表し、
二色よく噛んで作った貴嬌の花をアクセントに添えました。
猫の毛並みを表してみたんだね。
毛並みを表して。
言われてみれば見たようなビジュアルだけど。
そうだね。
でもほら、竹林かな、竹林。
これいいね。
これはちゃんと竹に犬がいて。
シルエットいるね。
インスタ映像ですね。
犬派が勝てる唯一のチャンスかもしれない。
唯一じゃない。
ちなみにプロデューサーどっちなの?猫派犬派って聞かれた?
どっちもそんなに言って感じないけど。
指示あげるなら猫なのかな。
犬派猫派って展覧会タイトルあるけど、
結構聞かれる質問じゃん、犬派と猫派。
猫派は黙ってても言うもんね、猫派であること。
犬派は聞かれて初めて犬派だっていうぐらいで、
発信力が違う気がするんだよね。
今の問いを聞かれて、犬派という時に、
小犬からめちゃめちゃでかい犬まで射程が長いなみたいな。
確かにね。バリエーションが多すぎる。
大型系が好きな人もいれば、ちわわ的な。
意外とブルドックみたいな人もいるしね。
幅広くて答え間違えそうな感じがする。
全員犬好きってのはなかなかいないだろうね。
ないっしょ。
しば犬もいるし、ブルドックも確かに幅広いわ。
でもそれは飼い犬とか、実家にいた犬とかで育つよね。
その人の好きな犬の形成される気がするよね。
そうだね。確かに確かに。
なるほど。
トニー、開催期間もお伝えしたいので教えてください。
下瀬美術館は6月30日まで開催しています。
これ巡回しないので広島でしか見れません。
それから展覧会犬派・猫派・山種美術館。
この展覧会は7月7日七夕まで開催しています。
いいですね。カフェのメニューも。
グッズもちょっと手元で見てたけど、やっぱ可愛らしくていいですね。
半病のTシャツが。
エビスのユニクロ限定で売ってるってメディアで見たので、
ぜひ帰りに寄っていただくといいかもしれないですね。
ぜひぜひ。
ということで、どうでした?
意外とあっという間に収録が終わりましたが、
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久々の収録いかがでしたか?
結構、わりといつもよりテンション高めで喋ってます。
そうだよね。
上げていきます。
今、今回俺が全部3つ言ったじゃん、最後。
これからどれから行くって言ったらどっかありますか?
でも今日聞いた中では村上隆行きたくなりましたね。
空間とか見てみたいです。体験してみたくなりました。
ぜひぜひ。
まるさんも早く元気になっていただければとね。
来月はあれなのかな。
まるさんが台湾に行って帰ってきたんですね。
最近疲れててみたいな話だったので。
台湾トークが聞けんのかな。
来月はまるさんの台湾トーク聞きましょう。
ちらっとプロデューサーがありましたけど、
6月は山木さん再登場ということでね。
面白かったです。
東京都現代美術館開催中の展覧会の話が来週アップされると思います。
ということで、リスナーの皆さんの感想も引き続き募集しておりますので、
ぜひぜひ教えていただけたらと思います。
ということで、本日の配信はここまでとしたいと思います。
最後クロージングのまるさんのセリフ。
プロデューサーが。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
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感想はハッシュタグそろそろ美術の話を。
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