1. そろそろ美術の話を...
  2. Art Watching 2022年4月号
2022-04-23 42:20

Art Watching 2022年4月号

00:00
はいアートテラートにのそろそろビーズの話をこの番組はアートテラートにがアートに関わる方 をゲストにお迎えしてトークを繰り広げるポッドキャスト番組です
本日はアートウォッチング2022年4月号をお届けしたいと思います
はいさあ始まりましたリスナーさんのお便り紹介と面白かった美術生について話をする アートウォッチングの8回目です
ということで今月もマルさんと一緒にビーズについて話をしていきたいとおもいます よろしくお願いしますさあもう8回目だって
早いですね先月の収録 つい先週やらなかったっけぐらいの間 1ヶ月があっという間
まあなんかネタもねなんか溜まってるのか溜まってないかわかんないけど色々とやってきた 溜まってますよ
よかったよかった よかったです
じゃあ早速じゃあまずお便り紹介からいきましょうか はい
じゃあ読ませていただきますペンネムビンゴさん 水戸芸術館の井関さんの話も面白かったです
井関さんが企画された内藤玲さんの展覧会を反省しましたが 1989年の佐賀町から内藤作品を見ているものとして水戸芸術館の展示は最高峰の一つ
でした トニーさんは内藤玲さんの作品はあまりピンとこられてないように感じますが
あんなささやかな者たちで庵野場の制圧力は人知を超えています 世界の方が内藤玲さんを評価しているように感じます
日本を代表する作品だと思う ぜひまた様々なアートの背景や作品への深掘りを聞かせてください楽しみにしています
ということで はい
あれ俺そんなピンとこできてなかったの? そうなんですか?
いい展覧会だなと思ったって話をした気がするんだけど、まあそうか、ビンゴさんが聞いた感じだとピンときてないなと思ったんでしょうね
まあまあでもそれはちょっと図星なのかもしれない
いやー
あのでもこのねあのコメントは僕も読んでたんですよ あの送られてきた時に
でその後にあのこれ丸さんも一緒に行ったんだよねあの1989年の佐賀町の展覧会を
その3331地をだったところで再現展示をやっててもう予約制でねこの日しかいけないみたいな日にたまたま
そうですね、あのオルタナティブ小池和子展の中の一つの展示ということですね
再現したんだよね89年のこのビンゴさんが見られたものをね
そうですね佐賀町プロデュースしていた小池和子さんの展覧会ということでもうめちゃめちゃ豪華な作家さんたちが作品が集まって
森村泰正さんはいる杉本博さんはいるみたいなね
そうそうそう、ご本人にもたまたまお会いできてね
03:02
そうなんですよもうね、めちゃくちゃ素敵な方で
あんな人になりたいなと思いました
80おいくつだったよね
なんか若かったですね
全然見えなかったですね
そして全然偉そうにしなくて
なんていうんだろうあの優しくて柔らかい雰囲気の方でしたね
すごい感動で、内藤さんの作品もよくて
一人ずつしか入れないんで丸さんが先に入って僕は先で待ってて
そしたら次に入ったんだけども、泣いたんでしょ
そうなんですよ、なんかあれこれ持ち時間10分でしたっけ15分
10分10分
で茶室みたいな部屋に真ん中の方にちょこんと作品があるんですけど
そこをうむうむと思ってしばらく見てて
最後の終わりの何分だろう後半だったと思うんですけど
なんかふっと涙が流れてきて
なんて言ったらいいんだろうもう瞑想体験みたいな感じですね
素晴らしいと思う本当に素晴らしいなと思いました
もうその話を聞いて俺も入ったんだけど
まあすごいいいなと思ったけど涙が出てこなかったんで
多分それがビンゴさんが見抜いたところなんだと思う
俺は感受性がないから、なんかただねすごかったの
なんか内藤さんは実際ね初日は来たらしいんだけど
毎日来れなかったんだって今回の展覧会ではね
当然ちょっとお忙しいから
でそのなんかこの茶室みたいな空間の真ん中に
種子とかあるみたいな小さな種子が置いてあるとかね
葉っぱとかがあるんだよね
でそれがねその坂町時代1989年の時は
内藤さんがまだ若かったから一人出るたびにこう直してたんだって
もうその完璧ななんか多分場所ってのがあるらしくて
そうなんかちっちゃなもう本当親指の爪くらいの大きさの
なんて言うんでしょう丸いお皿みたいのがあって
そこに花びらが3枚乗っかってるんですけど
その花びらの角度とかも1時間ごとにリモートでチェックされて
直してるって言ってましたよ
今回展覧会の時にはね
それすごい大変ですねって言ったら
いや89年の時には内藤さんが1回1回直してたからって言ってたんで
それはだからやっぱその場を制圧するっていうのは
その今回そのBingoさんのこの実際生で見られてる方のね
貴重な意見だと思うこれは本当に
本当にねなんかそんな話だけ聞くと花びらの角度ね
なんか数ミリとかわかんない
0.何ミリ曲がったところでって思っちゃうけど
あの体験をするともう何も言えないですよね
なんかあの千利休のあの一輪座しのエピソードを思い出したというか
そういうものの空間アートっていうかね
いやもっとなんか私もっとすごい千利休見てないけど
06:04
もっとすごいんじゃないかなって思う
子宮の体験とか
子宮にいた時の経験とか
なんだろう人間が知識とか知能とかをつける前の
まる裸の心の状態みたいなのに戻されるような気持ちがありましたけど
素晴らしいね
この番組にまるさんいてくれてよかった
またなんか俺が浅いこと言っとるのって
りんごさんに思われそうだったの
りんごさん聞きました?
今のまるさんのがこの番組の公式見解ということ
至急ですよそうですよ
それは涙流れるよね
でも頭で考えるより先に涙出てくるっていうのがね
でもこれ大事
だから俺は本当にどうしても仕事柄ってのもある
言い訳しちゃうけど
やっぱり頭で見ちゃう人間だから
どうしても仕事柄を伝えなきゃいけないからっていうのがあるんだけど
とりあえず話す人だし
でもねやっぱりまるさんの感性が大事だよね
なんかすごいよかったよかった
でも私も頭で考えがちな時ありますけど
ないとーさんの作品はそこをスイッチオフにさせる力があるなって改めて思いました
いやちょっとねぜひ終わっちゃった展覧会なのでね
終わったんですけど
あれですけどもしかしたらやるかもしれないので
ちょっと皆さんぜひぜひここないとーさんを押さえておいていただきたいなと思います
数年で一番よかったぐらいよかった
本当に
さあ他にあれなんかありますか?
来てますか?
#そろそろ美術の話をで何人かのリスナーさんがダミアンハーストのことを投稿してくれてました
先週とか前回とか
ちょっと賛否両論とか色々話し合ったやつですね
リスナーの皆さんもこう思うこう思うって言ってくださってるっていうね
ありがたいですね
ありがたい
やっぱこういろんな意見があるとね
どうしてもこの番組は2人でやってるように思われてるけどね
本当に皆さんで作り上げていくコーナーだと思っておりますので
ぜひぜひ皆さんの感想もどんどん教えていただけたらなと思いますし
もしかして仮にダミアンハーストがねこれ聞いてくれてたら
ダミアンハースト本人が僕はこうなんだよって言ってくれてもいいです
そろそろ美術の話しようでぜひ
発売されたらどうしよう
そういうふうに思いますので
ぜひぜひよろしくお願いいたします
さあということでまだ前半時間も余裕ありますので
この前ね来覧会で一緒にいた時に
ちょっとこう美術映画の話になりましたからね
まるさん
そうですね過去の放送でリスナーさんから
フニさんのブログで美術映画票が厳しいっていうご意見ありましたよね
前半回にはちょっとヌルいのにね
美術映画には厳しい
言われましたもうズボシですその通りですという
09:00
確かにひどい映画もありますよね
それでちょっとねこの前少し話で二人で言ったのが
小田切城さんがやってた藤田ね藤田嗣晴の映画
別に小田切城さん悪いわけじゃないんですけど
藤田にしてはおしゃれイケメンすぎたっていう
藤田に見えないんだよね最後まで全然
なんかねピンとこなかったなってのがあって
それもそうだしなんて言うんでしょうね
あのセットとか設定とかセリフとかも全部安っぽい
この映画は久しぶりにひどい映画だなと思いましたよ
自分でさこの書いた記事を読み直したんだけど
まぁちょっとネタバレも若干入っちゃうんで
ちょっと聞きたくない方は2分ぐらい飛ばしていただけたらと思うんですけど
なんかねラストに近づくにつれてね
映画に狐の話題がたびたび登場したんだって
したんだって俺も見たのがもう数年前だからあれなんだけど
藤田嗣晴って猫好きで有名な方だから
なんで猫じゃなく狐なんだろうと思ってずっと見てて
しかもなんか宇多川博史が書いた
王子ヨネの勢いが登場したのよ
なんか本当CGの狐も登場したので
まさに狐につままれたような気分になりましたって書いてあった
自分で
なんかそんな映画だったんだな
そんなのあったかな
もうあまりに面白くなさすぎて
藤田の映画だしなと思って頑張ってみたんですけどね
そうなんだよね
後半が特に面白くなかった
あとは面白くなかったといえばっていうのもあるんだけど
藤田に比べたら他の映画ほとんど面白いと思うんですけど
そこなんだね藤田が
結構底辺くらい面白くなかったな
これ美術の映画ってパッと思い出すな
北斎
矢嫌悠也くんが
田中敏さんがバーティー北斎やるんだけど
俺はその2人はねキャストいいと思ったの
いい役者さんと舞踏家の方だったね
北川宇多丸を玉木いろしさんがやったりとか
えーたさん?
そう、そう、えーたさん
竜星だね彦
えーたさんの年齢も違うし
なんかいろいろキャスティングドーナーがあって
俺一番びっくりしたのが「蔦谷十三郎」っていうね
その江戸時代の映画のプロデューサーを
安倍博史さんがやってるんだけど
途中で蔦谷十三郎が
なんかもう世界に打って出るんだみたいなことを言うの?
映画の中で
言ってますね、決め台詞みたいなね
絶対本物は言ってないと思う
そんな世界を見せないんだけど
安倍博史さんが言ってるから
12:00
俺もうテルマエロマエなんかなと思う
ローマからタイムスリップしてきた設定なんかな
みたいな感じで
すげーごちゃごちゃしちゃったのが思ったし
田中みんさん俺すごい好きだし
田中みんさんの演技もすごい好きなんだけど
途中で、北斎にしか見えないのよ途中はね
ただ一瞬北斎がね
使ったペルシャンブルーを手に入れた瞬間に
それを雨の中で自分で浴びて踊るっていうシーンがあった
あれ謎ですよね
謎、急に田中みんに戻ってから
このシーンいるっていう
しかもその別にペルシャンブルーの説明もなく
いきなりその映像が流れるから
はーみたいになりますよね
要は北斎演じたのに急に田中みんになったのかと思って
あのシーンがちょっと謎すぎて冷めてしまいました
あの映画はちょっとなんか
監督の自己満映画みたいな感じしましたね
俺より丸さんの方が厳しい
いやいや、私映画も結構好きだから
良くないものは良くないと
逆に丸さんおすすめは?
これは良かった美術映画
ゴホの永遠の門っていう映画
俺見てる見てるそれは
エリアンシュナーベル
アーティストなんですけど
自ら監督をやってっていう映画で
これは相当良かったですけど
どうですか?トニーさん
これはね、いや面白かったんだけど
ただいろんな人がやってるゴホを見てるんだよね
ティム・ロスがやったゴホとか
カーク・ダグラスの炎の人ゴホとか見てきたので
その、ウィリアム・デフォーさん好きなんだけど
ウィリアム・デフォーがこの時64歳なのよね
その64のウィリアム・デフォーがゴホを演じてて
やっぱり演技力あるからゴホに見えるんだけど
どう頑張っても50過ぎのゴホにしか見えなかった
30代のゴホには見えなくって
あ、これ30代の設定なのか
38歳だからねゴホなくなるのは
もう、ゴホで、なんか演劇で見てるなら
なんか納得できるんだけど
そういうことってよくあるなと思うんだけど
映像でもうなんかだから途中ゴホが失踪するシーンがあるんだけど
いやもう64のおじいちゃんが激走してるから
もう心配になっちゃって
もうなんかこう入りきれなかったなっていうのが
通りが良かったから
俺演劇だったらこれ良かったと思うって感じだった
あーなるほどそういう見方もあるんですね
そうそうそう、でもマラさんは絶賛かも
私はめちゃめちゃ良かったし
ブリム・デフォーさんの実年齢が
全然気にならないぐらいの演技だったと思う
ボロボロになるんだよね最後の
いやもうね、ゴホにしか見えないし
あとはこれ本人の言葉なのかな
結構作中にいろんな良い言葉が出てくるんですよ
なんか「描いてる時は考えない」
「考えるのやめて感じるんだ」
「僕は自分の内と外にある全てのものの一部だ」とか
15:02
そういう感じのがいろいろ入ってきて
すごい良かったんで全部メモしました
そうそうだから気にしなければ全然ね
いいんだと思う
なんか俺が変に突っ込んでみちゃうから良くないんだろうな
いやーこれは良かったなぁ
他にもあります?
他はホドロフスキーのサイクマジックっていう
これドキュメンタリー映画なんですけど
映画監督のホドロフスキーが
実際にちょっと心を病んでたりとか悩みがある人たちを
一人一人カウンセリングして解決していくっていう
ドキュメンタリーで
土に埋めて生まれ変わらせるとか
全身ゴールドで塗って裸のまま街歩くとか
罰ゲームみたいな感じがするけど
罰ゲームみたいな感じなんですけど
本人たちめっちゃ良かったみたいな
じゃあそれは別にコメディではないんだ
コメディじゃなくてホドロフスキー本人も
超大真面目で救おうと思ってやってて
アートセラピー
彼が開発した独自のアートセラピーなんですよ
このやり方の方法をサイクマジックって言うんだよね
そうやってて
ホドロフスキーって結構ぶっ飛び系の
映画監督だと思ってたんですけど
あのすっごい心が優しい人なんだなって
これを見てね認識しましたね
だから優しい軸が一本沿ってて
ぶっ飛び系のことをやってるっていう
ホドロフスキーの映画好きな人も逆に
これ見てからまたさらにもう一回改めて見ると
また見方変わるだろうし
そうなんですよ
いいねこれ俺見てないわまた全然
もうね感動した
見たいと思います
トニーさん他には?
俺はオススメ何?って言われたら
よく言うのはジャコメッティ最後の肖像っていう
ジェフリー・ラッシュがジャコメッティやってるんだけど
ジャコメッティしか見れなかった
なんかねこれどういう映画かっていうと
ジェームスっていうアメリカ人が
アメリカ人の青年がジャコメッティの
モデルに頼まれるの
で2、3時間で描き終わるって言われて
気軽に受けるんだけど
その日には描き終わらなくて
しょうがないから翌日も行くんだけど
その日も描き終わらなくて
結局ジェームスはアメリカに帰れなくなっちゃう
帰国キャンセルを何回もさせられるっていう
これなんか実際あった話らしくて
コメディっぽいタッチで
まあでも言ってもジャコメッティが
それだけ作品に対して妥協しないっていうことなんだけど
18:03
その反対側の立場から見ると
単なる巻き込まれたコメディになっちゃうって
結構それはコントを見てるみたいな感じで
ジャコメッティがそういう人だからこそ面白いというかね
これはね結構面白かったかなっていう
ちょっと見てみます
ただなんかあの
笑いに振り切ってるわけじゃないので
完全コメディじゃないから
なんかもっとコメディに振り切ったら
もっと面白くなったのかなっていう
この設定はすごく面白かったなっていう映画でしたね
ジャンルドラマになってますもんね
そうそうそうそう
これはねちょっと興味持っていただけたらなと思っております
いやまだまだいろいろとありますし
多分ねリスナーさんの中では
こんなのもあるよって人もいると思うので
もしよかったらそれもそろそろいいですよね
教えていただけると嬉しいです
ぜひぜひよろしくお願いいたします
さあということでここからは
直近で見てきてよかった美術展について
話していきたいと思います
じゃあ僕からいきましょうか
僕はですね本庄直樹展
アンリアルユートピア東京都写真美術館で開催されています
これは5月15日までですかね
そうですねこれね面白いですよね
多分ね作品は皆さんどっかで見たことあるんじゃないかなと思うんですけど
街を実際に空撮というか高いところから撮ってって
それがミニチュアのように見えるっていう写真で
おなじみの作家さん
2006年に木村伊兵衛賞を受賞されていますが
その本庄さんの都内では初となる大規模展覧会
ジオラマの作品がいっぱい
ジオラマに見えるような作品がたくさんあるし
新作もあるしということで
これ内覧会の日多分丸さんも一緒だったと思うのと
内覧会の日に急に内覧会しきってる広報の方から
「とにさん質問よろしくお願いします」みたいな
むちゃ振りされて
確かにとにさん質問してましたね
本庄さん実際いらっしゃるのが
質問してくださいって言われて
なんかもうほらちょっと面白いこと言わなきゃいけないみたいな
なんかプレッシャーじゃんでもほら
本庄さんが主役だから
なんかボケるわけにもいかないしと思ってどうしようと思って
ひねり出した答えというか質問が
なんかこの空撮で撮ってるんだけど
当然その皆さん下にいてくださいとか言ってるわけじゃなくて
偶然で撮ってるから
これまでに撮っちゃいけないもの撮っちゃったことってあるんですか?
みたいな写真撮った現像もしかもあれなんだよね
デジカメじゃないんだよね
そうそうオーバーのアナログカメラ
そうだから現像はもう降りてきてから
ヘリコプターが撮っても降りてきてからとかだから
なんかすごいの写ってたこととかあります?って聞いたら
最初に出た答えが
ヌーディストビーチ撮っちゃったって言う人が
うん言ってた
それはもうボツになったって話を
これはもうそこだけでのお話でしたので
21:01
ちょっとここでしようかな
あとなんだっけ民族少数民族の神聖なお祭りを
たまたま写っちゃってて
それやばいそれで打ったね
ダメって言われたって
なんか少数民族のアメリカのね
その先住民族のって言ってたんだけど
訴えはガチの裁判って言ってたもんね
そりゃそういうもんなんだろうけど
なんかねその民族にとっては本当に大事なお祭りだったみたい
俺がねあとねちょっと紹介したのは
いろんなシリーズ有名なシリーズだけじゃなくて
いろんなシリーズが今回紹介されてるんだけど
ライトハウスシリーズっていうのが
今回紹介されてますね
これがね深夜に本庄さんが住宅街を
都内の住宅街を徘徊してその
なんだろう電気も消えてるじゃん基本的には
でもそのちょっとついてる明かりとかで
長時間録音して撮影するシリーズだって言うんだって
もうじーっと息を潜めて写真撮ってるって言うんだけど
それがね今回展示されてたのがいろいろと
そのタイトルに例えばねライトハウス
豊島区東京とかあるんだけど
明らかにもう人んちの門の前の写真があったの
怖いぜこの人もし自分ちがこの家知らん深夜に
この本庄なる写真家が勝手に
俺んちの前撮ってるのかいみたいになるから
なんか許可も取ってなさそうだったから
恐怖恐怖深夜にこの人が徘徊してて
写真撮り回ってるのかと思ったら
急に怖くなってきたっていうのがありましたんで
ちょっといろんなシリーズがあって面白かったんだけどね
あとねあのあれポラロイドカメラのコーナーがあったんですよ
なんかすごいおしゃれでしょ
なんか今風でエモい写真がねいっぱい飾ってあって
これ何なんだろうと思ってたんだけど
そうあったよね
はいありましたね
本庄さんって学生時代から写真始めて
その写真の撮影の練習のために
ポラロイドを撮ってたらしいんですけど
なんか切り取り方がすごいおしゃれ
なんかね
ありましたよね
今風なんかインスタ写真みたいな感じだったよね
そうそうそうなんでしょ
でなんか最近インスタグラムで
そのポラロイド写真中心に
紹介する公式アカウントができたそうで
本庄さんの公式アカウントってこと?
本庄直樹展の公式アカウント
これね名前が
本庄HONJO_EXHIBITION
展覧会だから
っていうのであるんで
チェックすると見れるんだそれが
見えます私も早速フォローして見てます
自慢自慢
おしゃれなのよこれ本当この写真
いわゆるだからまだ
ジオラマっぽい写真とはまた別のってことだもんね
24:01
そうですね
オーバーカメラはずっと最初から使ってて
今も変わらずそのカメラなんですけど
そのカメラの練習のために撮ってたシリーズっぽいですよ
ちょっとぜひ僕もインスタチェックしてみたいと思います
では丸さんは何か良かった展覧会?
超個人趣味展開なんですけど
ジョージ仲島展
こちらもう終わってしまったんですが
鎌倉山で開催されてた昔の家具の
木を使った家具の人です
ジョージ仲島
もう亡くなってる方だよね
そうですね
吉村潤三とかと交流があって仲良かった
鎌倉山の展覧会やった建物が
吉村潤三が手掛けた住宅
それを改修した今インクギャラリーっていう名前で
なんかね展覧会やる時しか開かなくて
本当たまにしか開いてない
インクギャラリー自体のホームページはあるの?
それもないの?
確かあったかな
あったけど前回のが結構前でした
もう何ヶ月おきとかじゃないレベル?
1年に1回ないかも
そうなんだ
この展覧会も数日ぐらいしかやってなかった?
そうですね
3月26日から4月3日までしかやってなくて
ほぼ1週間ぐらいだ
そう
私も結構行きづらい場所にあるんですよ
鎌倉山の奥の方で行ったらかなり混んでました
口コミで広まってたんだ
何でしょうかね
それかジョージ・中島ファンが来てたのか
復刻版の椅子とかがいろいろ置かれてるんですけど
座れるんですよ
座った瞬間にうわっ!めちゃくちゃ心地いい
でもさインスタに今見させてもらってるんですけど
もう木でしょ
座面も木じゃない?
このファーは川張りのソファーとか
ヨギ棒とかでファーはわかるけど
木でファーの経験って
なんかちょっとアホみたいなこと言ったけど
それで私もびっくりしちゃって
フワとかじゃないんですけど
フィットする感じ
しっくり
フィットでもう永遠に座ってられるみたいな
こんなにこんな木の椅子初めてだったのでびっくりしちゃって
結構木の椅子とかだとずっと座ってるとほら痛くなってくるじゃん
まあそんななんかいっぱい人がいるから
何十分とか座れなかったんですけど
でも座った瞬間から心地が良くて
すぐわかります
27:01
0.何秒ぐらいでわかる
こんなに早いの?
もうすごい
でこのインスタの一枚目に載せてる写真が
アームチアなんですけど
この切り出されたアーム部分の木
ここに手を置いたらもうスルスルで
片方にしかないんだね
片方にしかないんだけど
ねえ柳子ここに手を置きながら
プレゼント買ってあげたいって思っておりました
いやらしい話
え、なんかねえこのアームチアいくらだったかな
100万くらい?
そんなに?
そう
でもいつか欲しいと思うくらい良かったです
でも一生座ってられるんだもんね
家買うとこやば
そうそう
一生この1個でいいから
だから家買わなくて
椅子1個あればもう何とかなるもんねそしたら
そうなんだっけ最近あの
eスポーツとかで流行ってる
AKレーシングのチェアとかね高いのあるからね
なんかああいうのを買うくらいだったら
もうジョージ仲島
この番組もAKレーシングの考察かな
いい?
はいはいはい
ごめんなさい
いい?この番組
ジョージ仲島の家具作ってるところに
茶飲みに行こう
確かにね
いやいいなあそういうのでもいいね
今年あのほら東京都美術館でピンギュールで
あの北欧家具の展覧会がやりますから
あれ夏じゃないかな
いつでしたっけ
だからねそういうインテリア好きとかね
デザイン好きの方にもね
こう刺さる展覧会かなという気がしますので
インクギャラリー次はいつかわかりませんが
ちょっとチェックしておいていただけたらなと思います
他には何かありますか
展覧会でというか今やってる展覧会とか
えーとねあのソンポ美術館のシガネルと丸探店
ういとこついたね
これでちょっと渋めなんですが
でも面白かったです
鳥さんもご覧になっていました
でなんでこれご紹介したいかというと
あの展覧会の入場者数と動画の動画が上がってるんですけど
公式アカウントに
この数に応じて最大1億円をくらいの支援を
ソンポさんがね
ということで
あの連携してっておっしゃってましたね
そうなんですなんかもう素晴らしい
展覧会料が多分入1600円なんだけど
でももう大人に限らず子供が行っても
1人行ったら1600円って計算になるそうなので
10人入ったら16000円
100人行ったら16万円みたいな感じで
この最終的な入場者数が
×1600が送る間に寄付されるっていう
そうあとその動画遠方の方で見に行けないっていう方は
動画を見ていただくと
いくらだったっけ
1再生でいくらも入るみたいです
30:01
これはねだから
そうそうそう支援もしてますんでね
展覧会はどんな感じでした?展覧会自体は
印象派の作家さんなんですけど2人とも
名前が2人ともアンリーで
アンリー・マルタンなのよね
レアらしいよね
そんなにめちゃくちゃ有名な作家さんではないですよね
フランスだとちょっと再評価が高まってきてるっていう感じらしいですね
日本では数年前にやっぱ
ソンポ美術館でアンリー・ルーシュ・ダネルの
本展覧会はやってるんだけど
マルタンは多分初めて名前がこうやって出たんじゃないかな
まあ2人はざっくりどんな人かっていうと
この時代にはピカソとかね
マティスとかモンドリアンとか色々といて
20世紀初頭だから
みんなそういうのやってる時代
みんなというか芸術家が
全員的な芸術家が出てる時代に
ずっとこういい絵というか地味な絵というか
固定的な絵を描き続けた人たちなんだよね
当時ね
今でいうと日本の偉い人みたいな感じらしいです
フランスの
僕が見た感じで言うと
シダネルっていう人の絵の特徴は
誰もいないところにいないテーブルに
そこにテーブルの上になんかもう食事とかね
瓶が乗ってるとか
なんかそういう絵とかあとなんだろう
家を描いてるんだけど暗い
夜の家を描いてるんだけど
明かりが内側から灯ってるとか
なんか人が描かれてないんだけど
人の気配を感じるみたいな絵を
シダネルは多く描いてて
マルタンっていう方は
なんかね人を描いてるんだけど
なんかすごい不穏
なんかちょっとこう不穏なのよね
何だろうね
人物がぼんやりしてるのか
だから人がいるのに人がいないように
感じるっていう
ちょっと不思議なね
同じアンリさんなんだけど
同じ時代に活躍して
2人も友情があったらしいんだけど
ちょっと作風が似てるようで
異なる作家だったなっていう印象ありましたね
どっちが好きですか丸さんは作品として
そうですね
シダネルの方が好き
家に飾るんだったら断然シダネルですね
なるほどね
丸さんはちょっと彩度高めね
ぱっと見明るいんですけど
その人物がぼんやりしてて
若干不穏な空気が
映画に例えると
ミッドサマーって見ました?
ミッドサマーっぽい
なんだろうぱっと見桃源郷っぽいんだけど
怖いみたいな
なんか女の子を描いた絵が2つ並んでたんだけど
その2人とも焦点が合ってないんだよね
で顔が少しぼんやりしてるから
よくある海外テレビドラマの
33:02
失踪する村みたいな
少女がなぜか失踪する村みたいな感じの
失踪した少女2人の写真を見てるような感じだった
わかる
死亡フラグついてるみたいな
すごい不穏な感じ
だからその丸さんと
逆にシダネルのその良さが
暖かい感じがうまく中和して
プラマイゼロになってるっていう中で
そうですね
いい感じに溶け合ってるっていう段階だったな
っていう気はしましたね
そうですね
なんか印象派で
こうも性格違うんだっていうのが
見比べられて面白かったです
でこの点なんかさっき丸さんも言ったように
これ展覧会行くだけで
それがね支援に繋がるってことですからね
ぜひぜひ足を運んでいただきたいな
というふうに思います
思います
それから6個紹介したいというか
もうしないとって
してきますって言っちゃったもんね
これね
丸さんから言いますか
先日トニーさんと2人で
ハローミュージアムアークの方に取材に行きまして
今やってる展覧会は
「雲をつかむ」っていう展覧会で
第1期と第2期に分かれていて
来年の1月9日までやってます
これね言ったら
あの初めましての広報さんがね
この番組聞いてますっていう
嬉しかったです
声の人だって言われましたもんね
ありがとうございます
声の人だって言われたけど
まあこの美術館
あの知ってる方もいらっしゃると思いますけど
原美術館でね
もともと品川にあった
あの美術館が2000年にね
あのみんなに押しまれつつ
建物を廊下に建てることで
閉館しちゃいまして
大好きな美術館だったんですけど
その姉妹館という形で
原ミュージアムアークというのが
群馬の渋川市にあったんですが
原美術館が閉館したということで
この2つが統合する形で
原ミュージアムアークと新たに名前を変えて
2021年からスタートしたんですかね
あのもともとの品川の原美術館にあった作品もね
こっちに移設されて
いくつか見れるようになってます
すごいよ
なんか懐かしいのもあったし
この作品やったら
奈良吉友さんのね
常設作品とか
森村さんの作品とかが
そうそう森村さんの作品
あのトイレの作品なんですけど
1人増えてましたね
品川自体は1体しかなかったんだけど
渋川にはね
あのバックヤードにもう1体あったから
それを2つ合わせる形の
なんか合わせが満月橋みたいなところに
森村さんの作品があるという
森村さんのね
人形があるっていう作品があります
あのなんか一番印象残ってる作品とかありますか
ちなみに雲を掴む展会場で
展の中じゃなくても常設でもいいですけども
はい今の企画展の部屋で
丸三角四角っていう展示室があったんですけど
36:03
杉本博史さんの作品がぐるっと
33限度の渦道をとってるシリーズですね
それが壁際にぐるっと光めぐらされていて
真ん中にリチャード・ロングの石があって
石の絵みたいなのがあって
見上げると屋根が
資源口が入るようになってるんですけど
三角の屋根なんで
そこで全体的に丸三角四角
なりたってるし
すごいいい空間でしたね
あそこか確かにね
これは外にあったね
オラファー・エリアソンの
あーそうだそうだオラファーもよかったですね
UFOみたいなのね
腹っ端にいるんだが
そのオラファーの作品が一個だけポツンとあって
銀色の丸い建物なんですけど
なんだこれと思って中入ってみると
なんか上がドームになってるんですけど
ドーム状の上のところにプリズムが
レンズが設置されてて
そのプリズムを通して
中に虹ができるという作品なんですが
枯れてないと全く虹ができないっていうことだった
でもやった時はたまたまね枯れてたんで
よかったです
すっごい綺麗に見えまして
その光の角度によって
中の虹の出来方も違うっていう
どんどん刻一刻と変わっていくそうなので
そこも楽しめそうだなと
そうなんです
あとあれじゃないですか
ベンチ鈴木康博さんの日本列島のベンチっていうのが
あるんですよね
日本列島の形をしたベンチで
意外と北海道とか
工程さもその日本列島の通りになってるから
北海道結構下の方にあったりとか
そうですよね球体の丸みを再現してるんだよね
これなんか僕なんかやっぱ千葉県出身だから
千葉のところ座ろうと思ったんだけど
やっぱちょっと暴走半島を座ったら
折れちゃうんじゃないかなと思って
すごい心配したんだけど
あれなんだよね
ちゃんと全部強度計算してるので
のと半島も座れますって言ってましたからね
一番折れそうなとこだけど
どこでも座れますと言ってたんで
ホームページの一番1ページ目に
ドーンと大きい写真載ってるんで
でなんか下にね年輪みたいなの書かれてて
床の方に何すかこれって聞いたら
なんかどうも群馬の渋川市っていうのが
日本のへそって言われるところらしくて
それも兼ねてそういう作品で
そのへその部分が中心に来るように
あのなんか木の年輪のイメージって言ってたよね
そうです
へその部分が渋川市ですね
ぜひぜひここも行っていただきたい
なんかやっぱり超テンション上がりますよ
ここは私近くにえっと牧場もあって
39:02
親子連れとかでもいいかも
あとちょっとねあの車伸ばせば
あのいかほんせんもありますね
温泉好きの人はいいんじゃないでしょうか
私もちっちゃい頃家族で何回か連れてってもらったの
すごいよく覚えててぜひぜひだから
原美術館なくなっちゃった悲しかったけど
まあこういう形でまだ原美術館が続いてくれたんだっていうのが
なんか原美術館ファンとしてなんか僕はすごく嬉しかったので
皆さん原美術館の思い入れがある方はね
あの足を運んでいただけたらなと思います
ちなみに僕らはちょっと取材で行ったのが
3月末4月頭ぐらいだったんだっけ
はいでここからの広報さんからね
その僕らの番組聞いてる広報さんから連絡ありまして
そのねメールにね桜が満開の写真が添付されて何かなと思ったら
去年の写真だったんだけど
4月下旬に来るとこんなに桜が満開ですっていう写真がくれてきたんで
来る前に4月下旬に来たらどうですかって言ってくれればいいのになと思いました
行った時は何のロックも何もされてなかった
そうね俺は急に行くって言っちゃったのもあったんですけどね
ですのでこれから行かれる方はこの番組配信されている頃が
ベストシーズンじゃないかなというふうに思いますので
ぜひぜひ車で行ったらね東京からだったら1時間半2時間かかんないと思いますので
さっと行ってみてはいかがでしょうかということで
はいおすすめです
はいということでまあ今回ね見所の多い展覧会
見所の多い展示が目白押しですね
ということで野田丸さんあっという間でしたけれども
いやあっという間でしたね
ちょっとご紹介しきれないけどもっといっぱい展覧会あるから
そうなの
多分ねこの配信がだから4月23って今聞いて思ったけど
これを聞いてゴールデンウィークの予定を考える人もいると思いますからね
あそうか
ゴールデンウィークハラミュージアムウォークぴったりじゃないですか
あと今回紹介してないですけど
ポーラ美術館も展覧会始まってますね
ポーラ美術館もいいですよリフターが
サイコーラクサツカクのリフターが相当多め見えてる
30億円
30億円
だから逆にね今度また来月にアートウォッチングやりますんで
ゴールデンウィークここ行ってきましたよ
みたいなね
あの投稿なんかもいただけると嬉しいなというふうに思っております
お願いします
ぜひ美女性の感想ハッシュタグをつけてお寄せいただけたらと思います
ということで本日の配信はここまでとしたいと思います
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