2022-09-23 31:37

Ep.037 決済手段としてのポイント ※補足あり《ポイントのこれまでとこれから》Part3

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ポイントでの決済に関する企業側の事情や、派生してクレジットカード・ブランドのビジネスのすごさにも話が及びました。

【しげさんからの補足】

『クレジットカードの手数料3%がVISAに支払われる』という趣旨の発言をしげがしていますが、厳密にはVISAだけに支払われるのではなく、クレジットカードに関連する会社に分配されることになります。その中でも国際ブランドと言われるVISAには、手数料の中から0.05%が支払われることになります。失礼しました。詳細は経産省の以下の資料のP16以降をご確認願います。 第⼀回の議論の振り返り、クレジットカード、電⼦マネー、コード決済に係るコスト構造、消費者周知のあり⽅、店舗調査の進捗について(2021)

◆参考リンク

金融に革命をもたらす「組込型金融」(エンベデッド・ファイナンス)の可能性:なぜ、注目されているのか(1/2 ページ) – ITmedia ビジネスオンライン

メルカリ

メルペイ

わが国の事業会社による銀行参入と規制上の論点 

大蔵省/日本版ビッグバンとは

信用経済・評価経済とは何か?信用や評価が可視化される時代の生き方 | Money Lifehack

「知らなかった」ではすまない、新会計基準適用後のポイントプログラムへの影響

2022年度決算短信・説明会資料|楽天グループ株式会社

新米経理必見!3分でわかる業務手順 第23回「ポイント付与の会計処理」 | KaikeiZine

ビックカメラ、「100人に1人タダキャンペーン」実施──6月17日から – ITmedia PC USER

Visa、Mastercard(R)、JCBの違いとは?国際ブランド選びの注意点も解説

アングル:次の1兆ドル企業はビザ、マスターか キャッシュレス化が追い風 | ロイター

割賦販売とは|知るぽると

代金引換 | 日本郵便株式会社

◆パーソナリティ

しげ (Shigehisa Murakami) @cool_warm

株式会社ファインディールズ代表取締役/GOB Incubation Partners CFO/iU情報経営イノベーション専門職大学客員教授。学生時代は経済学を専攻。金融機関で不良債権投資、プロジェクトファイナンス、ファンド投資業務等に従事した後、スタートアップや地域の中小企業のファイナンスの支援等行う。2021年12月に初となる著書「決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門」(PHPビジネス新書)を出版した。

ファインディールズ Fine Deals Inc.

会計とファイナンスで読むニュース の記事一覧

決算書ナゾトキトレーニング 7つのストーリーで学ぶファイナンス入門

まさき (Masaki Endo) @mskpogo

ゲーム会社→EdTechスタートアップ転職→非上場大企業勤務ののち、ビジネス系フリーランスを経て、2020年に合同会社エンドオブオーシャンを創業。1人会社で実態はフリーランス。

合同会社エンドオブオーシャン

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SONOSTA、知ってもお金持ちにならないが、お金を知ることは楽しい遊び 投資、金融、経済を楽しみながら考えるポッドキャストです。
語るのは、私、合同会社End of Ocean代表でお金にまつわる人間心理に興味があるまさきと
金融業界で10年以上働いた後、今はスタートアップファイナンスの支援をしたり、経済メディアで寄稿したりしているしげえです。
それでは、第3回目は決済手段とポイントということで、いろんな決済手段というものとポイントの関係性みたいなところをお話ししていければと思います。
しげえさん、よろしくお願いします。
いろいろポイントについての話を考えてきましたが、今回は決済手段としてのポイントというところなんですけれども、
楽天が一番分かりやすいです。楽天ばっかりで、前回、僕後悔楽天の話みたいになるんですけど。
いやいや、まあいいんじゃないですか。
当然楽天、世界初のECのモール型っていうのを作って、いろんな小売りの人が楽天で店を出店をしてやり取りをすると。
そうなると、当然ECなので、当時はたぶん代引きとかあったかもしれないですけども、当然カード決済になってくるわけなんですよね。
特にインターネットでの購入、当然ポイントが付くっていうのは決済が関係してくる。
となるとやっぱり決済事業って非常に大事ですね。ポイントのもう元締めみたいなものになってくるんで。
すると、カード事業をやったほうがすごくいいですよねと。
なぜかというと、流通総額って言うんですけど楽天のモールの中で売り上げが増えれば増えるほど決済額が増えてきます。
それに対して手数料を取れるカード、手数料を取れるならそれがやる収入にもなってくるので、
カード事業を展開していきましょうっていうような流れになってきて。
おそらく、ちょっと分かんないですけど、ECみたいな事業と金融、決済としての金融を結びつけたのはたぶん楽天がかなり最初のほうだと思って。
確かに楽天が2005年にKCカードっていうカード会社を買収したんですよね。
たまたま私の学生時代の同期がKCカードに就職したんで知ってたんですけど、当時から。楽天に買収されたみたいなことを言ってたんですね、当時2005年に。
当時実は結構それに対して株式資料の評価はあんまり高くなかったんですよね。
それは審判事業をやったりとか、いろいろ審判事業としての不良債権があったりとか、過払金とかいろいろリスクがあったんで、
なんかちょっとイマイチと思われてたんですけども、振り返ってみれば、今結構なですね、企業が金融に手を出してるっていうふうに言ってまして、
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これも包括的に言うと、エンベデッドファイナンスっていうような表現がされますね。
エンベデッドファイナンス。
エンベデッドって組み込むっていう意味なんですけども、組み込み金融。一番最近の事例で分かりやすいのはメルカリですね。
メルカリの場合は、もともとC2Cとしてのeコマースっていうのをやってたんですけども、そっからメルペイっていう、電子マネーに行ったりとかして決済に。
当然、メルカリで売買して手に入れたお金っていうのは、今ではメルカリで売って得たお金っていうのをメルカリ上で買い物できたんですけど、
メルペイがあるとそれ以外のソフトでも使えたりするっていう、メルカリ経済機能を作れるっていう、そういったやり方がありますね。
いや、でもそうですよね。僕もメルカリちょこちょこ使って売ってたりしましたけど、売ったお金またこれメルカリで物買うしかないのかとか思ってたら、
3年前ぐらいかな、メルペイが出てきて、これで松屋で牛丼が食えるっていうことが分かって、お、いいじゃんって思いましたね。
やっぱそうなんですね。ちょっと私が実はそこまで、そこの辺の手触り感なかったんですけど、やっぱり当時メルカリでしか買えないっていうのは結構、それ以外でも使える方が良かった。
だから後、縁で振り込みで引き出そうとすると手数料取られるみたいなのがそんな仕組みだったんだな、微妙だなみたいな。
かといって別にすぐ欲しいものもないし、とか思ってたら松屋で使えるってなって、松屋は例ですけど、使えるって思いました。
そうですよね。なので、結局これまで金融業っていうのがずっと既成産業だったんですけど、日本でいうと2000年以降その辺がだいぶ緩和されてきてですね、
例えばソニー、イオン、セブンイレブン、ローソン、先ほどローソンみたいな感じがみんな銀行を作りましたし。
確かにソニー銀行とかイオン銀行とかセブン銀行って全部あれもう21世紀の話なんですね。
そうですね。で、これらの企業の特徴としてはやっぱりそもそも流通額が非常に大きいっていうことになってきて。
確かに。
継続的に使ってもらう、そういった中でカードも発行すると、元々のポイントっていうのは未来、もう一回使ってもらうためのロックインとかLTV長くするというような仕組みと、金融の決済がめちゃくちゃ相性がいいんですよね。
はいはいはい。なるほど。確かにそうですね。そこは言われてみれば確かにすごい相性いいですね。
なんかイメージとしてやっぱり僕の中でも、子供の時代にはそういった消費者が買い物するお店とかに始まる銀行っていうのじゃなくて、いわゆる昔の、昔とかメガバンク、今でいうメガバンクとかその前のそれぞれの銀行の時代の銀行で口座作ったみたいなやっぱ印象が強いんで。
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はい。
なんかやっぱそれと買い物する場所っていうのがなんか頭の中でちょっと距離が離れちゃってる感じがするんですけど。
でも、最近生まれて今育ってる途中の人たちからするとむしろそのイオン銀行とかセブン銀行の方が、いやもうだってセブンで買ってそこに銀行あるの便利だし、いやそれが第一オプションでしょみたいな感覚持つような多分って思いましたね。
そうなんですよね。だからまさにそのちょっと1回目の時にそのポイントの歴史として4段階その古典的なスタンプみたいなシールみたいなのがあって、次時期型のポイントカード移行したら顧客管理できない。
で、Tポイント共通ポイントさらに独自ポイントっていうような動きがあるんですけども、今やっぱりその顧客情報をたくさん持ってるようなプラットフォーム型の企業っていうのは金融にやっぱ行きやすいっていうのがあるんですね。
例えばLINEとかもそうですよね。LINE証券を作ったりしてますけど、とかPayPayとかも。PayPayはソートバンクグループにはなってるんですけどもYahooショッピング。
Yahooですね。もともとYahooでYahooショッピングでその流通量たくさんありますと。で、するとやっぱり電子マネー行った方がいいですしっていうようなところで、結局もともと顧客情報をそもそも持ってる会社。
もしくは流通総額がそもそも大きい会社っていうのはその決済が必然的に絡んでくるので、でもそれを他社のカード会社と決済そこで取られちゃうんで。
たしかに。
それとも自らも事業をやった方がそこも取れますよねと。
たしかに。それは言われてみれば至極当然で。でもあれですよね。さっきのしげさんの話だったときは規制があったからそれまではやっちゃダメってなってたってことですよね。
金融は銀行とかは完全にそうでしたね。
小売業が金融業をやってはいけないってことになってたってことですよね。
そうですね。で、それが1997年だと思うんですけども。
大橋、はい橋本、橋本内閣で当時金融ビッグバンっていうのがありまして。
はい、ありましたね。
もう少し日本の金融がちょっと古いと。すごく鎖国です一言で鎖国状態。金融村の鎖国に対してもう少し開いて競争力を高めていくの大事じゃないですかっていうところでそういう動きが結構出てきたっていう。
ほんと。はいはい。じゃあそこが発端なわけですね。
そうですね。
はいはい。なるほどです。
で、当然海外はもっと全然先にいってて、アリバマとか有名ですけども、アリペインは当然強いですし、Gマシン用、ゴマシン用みたいなところで信用情報を使ったところも全てもう低量化して評価経済でやってるみたいなところまでも行ってしまってる感じですね。
はいはい。確かに。
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そうですね。で、ちょっと思い出したらそういえば妻もですね、結局去年ぐらいですかね、なんかいろいろ気付いたみたいで、ロックインされようと。どれにしようかなと。
そうですね。どれにしようかなってなりますよね。
どれにロックインされようかなって。
いやいや、なりますよ。
で、それとやっぱ妻はもうちょっとペイペイがいいと。
おー。
ペイペイ銀行の口座開いて、ペイペイカード、当時ヤフーカードでしたけども作って。
はいはい。
基本決済はペイペイで全部いって、口座もそれでいくみたいな感じに。
へー。
吹き切りましたね。はい。
面白いっすね。何がしか自分の消費構造とかを見渡したときにペイペイ、ヤフーそのあたりに相性良さそうだなって判断をしたってことですよね。
そういうことですね。
なるほど。確かに。
で、当然でもこれちょっとポイントって古典的なポイントを思い出してもらいたいんですけど、10回使ったら1回無料とか20回使ったら1回無料っていう意味で、
長期的に使ってもらえるから、いわゆる割引っていう話なので、ポイントをバンバン振り出すっていうことは、その分企業に対して費用がかかってるっていう、そういうことになってきますね。
そりゃそうですよね。そりゃそうだ。
で、例えばこれ企業からしたらどうコストになるかって言ったらポイント引き当て金っていう形で費用計上をすることになりますね。
なるほど。
はい。多分ちょっとあんまりイメージ分けづらいと思うんで、具体例で言うとですね、楽天、ポイントと言えば楽天のイメージが結構強いかもしれないんですけど、
楽天のポイント引き当て金がだいたいですね、2021年12月期、これは1800億円ですね。
1800億円が楽天のバランスシートっていうか。
バランスシートの将来1800億円分ぐらいポイントとして支払う可能性があるから、これはこのまま持っておかなきゃいけないお金っていうことですよね。
そう、として計上されてるっていう金額なんで、普通に考えて結構大きいですよね。
で、これはストックとしての積み上げなので、過去、だからポイントって例えば今日もだって使うのは2年後とかもあったりするじゃないですか。
はいはい、ですよね。
なので毎年ポイントは当然使われてまた増えるっていうようなことを何度も何度も繰り返すっていう。
そうですよね。
そういう仕組みになってるんですけれども、純粋に増えた金額で言うと、
確かそれでもやっぱり1400億円増えてますね、ポイント引き当て金として。
12:03
それは1年で?
1年です、1年で。
1年で?
1年で1470億円。
で、これどれだけ大きいかっていうと、楽天の広告宣伝費、これ670億です。
だから広告宣伝費の倍以上ポイントに使ってるっていう、そういう計算になりますね。
なるほど。
今の話、楽天グループでかいんで単体の話なんですね。楽天グループ単体で年間1400億円のポイントがあって、広告宣伝費670億なんですけども、
そもそもの募集団、売上高ですね、利益の減少の売上が7800億円です。
単体です。7800億円のうちの20%くらいポイントってことですね、そうなると普通に考えて。
そんな出してるのかと思いますけど。
はいはいはい。面白いですね。
ということは、いかにポイント囲い込みっていうのに対して、割合の高さを見るとやっぱり楽天っていうのはポイント囲い込みをすごい頑張ってる企業だっていうことが、
それの割合でも分かりますよね。
そうですね。だから結局今入ると楽天ポイント10倍とか、それのほうが広告めちゃくちゃあると思うんですけど楽天カード入れますよ。
いや、しょっちゅう見ますよ。でももう俺会員だから関係ないんだけど思いながら見てますね。
なんでやっぱそれだけ費用としてお金はかかってる。でも広告宣伝費よりもかけてるくらいなんですけども、当然ポイント使わなければその分利益として戻ってきたりはするので。
はいはいはい。なるほど。
結構だから、今って多分クレジットカードのポイントとかの主流はどっちかっていうとポイント期限がないっていうケースが。
ないのが多いですよね。
昔はその永久ポイントって結構特別な一部しかやってなかったんですけども、今はもう使ったら更新とか。
そうですよね。
もしくはもうそもそも僕が持ってるクレジットカードは無期限ですね。もうポイント減らない感じになってるんで、それで一応ずっと切れるやつもあれば切れないやつもあったりするっていう感じですけども、
実際でも前見た記事とかで結構使わない人も多いみたいですねポイント。そのまま消えるやつは消えちゃうっていうパターンですね。
それ消えたら企業側としては言っただけど得ですよね。
得ですね、得です。だから一旦そのポイント引き当て金という費用計上をしてって塞いで計上されてるんですけど使われなかったその分利益として戻ってきますね。
使われなかった分が。
なるほど。それはあれですね。興味深いところですよね。なるほど。
なので逆に最初の1回最初入ってもらえればずっと使ってもらえる。だからちょっともう昔ですかね、2,3年前ですけどPayPayとかが大盤振る舞いでPayPayを1回入れたら500円チャンスされるとか。
あと何だっけ、当たったら数万円まで返ってくるとかでiPad買って全部当たって帰ってきたみたいなツイッターとか盛り上がってましたよね。
15:09
ありましたよね。いやでも僕も今思い出しましたけど十数年前ですけどデジカメ買ったら100人に1人無料みたいなのやってたんですよ。
ありましたね。だいぶ昔。
で僕実際当たりましたよそれで。
マジっすか当たったんだ。
デジカメ買った4,5万ぐらいのやつがもう無料だったんですよ。
それすごいですね。なんかそれ乾電池買って当たっても全然嬉しくないけどデジカメ買って当たったら嬉しいですね。
でただあれねやっぱり100人に1人っていうことは当然客単位か分からないんですけど100人分に分解すると1%割引なんですよね。
でそれやっぱり100人に1人って言われるとすごくインパクトあるじゃないですか。
そうですよね。でも確かに確率計算上は別にいろんな金額の買い物する人がいても100分の1だったら1%っていうだけですもんね。
1%なんですよ。それのそうなんですよ。だから実は1%割引なんですけどやっぱああいう見せ方をすると最近あんまやらないですけどね。
なんかちょっと。
うん。
なんかあったんですかねちょっと分かんないですけど。
しかも変な話その100人に1人の話しちゃいますけど例えばしげさんの買ったデジカメが4万円だとしてもあの会社としての仕入れ原価がもし2万円とかだったら別に会社としてはその2万円じゃんっていう。
そうなんですよね。
ですよね。消費者は4万円得したと思ってるけど。
そうなんですよ。だから実はこの辺が結構ポイントとか割引のなんていうかいろんな発展系が実は我々の身の回り多くて例えばさっき言った松屋とかあのココイチとかってあんまり割引やんないんですよ。
あーなるほど。
ただクーポンがトッピング無料とかなんですよ。
はいはいはいなるほど。
次回来たらトッピング無料とかそうすることによると100円割引をするか100円のトッピング無料にするかどっちが会社的に得なんですか。
確かに。
消費者はパッと見一緒ですよね。100円割引なのか100円のそのトッピングなのか。
確かに。
ただ当然原価を考えると100円トッピングの方が利益が乗るんですよ。
確かにまぁちょっと松屋なのかラーメン屋なのかわかんないけどそうですよねだって100円引きにしちゃうと100円売り上げが減っちゃうけど100円分のラーメン屋で卵をつけますって言っても卵の原価なんか1個15円とかじゃんみたいな。
そうなんですよそうですよ。
って考えると15円の支出でお客さんは100円得したと思ってるから。
そうですよ。
これいいっすね。
顧客ロイヤリティ高めるみたいなのがあって。
それは賢いっすね。
ちょっと今僕言われるまで気づいてなかったんでちょっと今後はなんとかサービス無料っていうクーポンとかチケットには厳しい目で見ていきたいと思います。
そうなんですよ。だから確かあれなんですよ。ココイチとかって飲食店ではたぶんちょっと珍しい寄りでずっと値上げしてるんですよ地味にずっと値上げしてるんですよね。
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そういうデータが調べていくと逃げ方あり。
面白い。
消費者の満足度がそんなに下がってないのはトッピングつけてるんですよ。値段上げてるんですけどトッピングしててトータル一緒ですよねっていう形で値段上げ続けてますね。
そうかでもさっき言った通りトッピングは減価そんなかかってないから。
そうなんですよ。
うまいですね。
だからその辺がポイントの進化版として。
大体トッピングも当然その日。
次来たらトッピング無料とかそういうのもあったり。
さっき言ったロイヤリティーのね。
ロイヤリティー高い。それでじゃあトッピングつくなら安いしいいこうかみたいな話に一応なってくるみたいな。
なるほど。
そういう仕組みがあったりはしてるので実はそのポイントっていうのはすごく効果的ではあるんですけど結構コストとしてそのまま乗ってしまうけど使わなければそんなに費用かかってこない。
もしくはポイントじゃなくても実物ですよね。
そういった飲食でいうトッピングとかをつけることによってなんとかですね。
顧客ロイヤリティーを高めていく。
それが金融とかに乗っていくみたいなのが今のビジネスになってますね。
面白いですね。なるほど。
そんな風になっていたのか。
実は今ずっと金融ポイントの話をしてるんですけども極めて実は大事なポイントがありまして。
我々の使ってる、ちなみにまさきさんの使ってるクレジットカードこれ話せる範囲でいいんですけどどこにありますでしょうか。
普段使ってるのは多いのはAmazonのクレカかな。
なるほどですね。ちなみにこれねもう一つ質問があってAmazonのクレカでどのクレカを使ってますかっていう。
あとマスターカードかな多分。
そうなんですよね。おそらく日本で言うとマスター、ビザ、JCB。
そうですね。
もしくはMexはちょっと。
Mexは日本だとあまり見ないですね。
ほぼちょっとブランド的な扱いですけど。
であって結局我々が使ってるクレジットカードっていうのは多くはこの3つ。
中国と銀レイカードとかになりますけど。
この3つをドヤの上に乗ってるわけなんですね。
なんでAmazonであろうがそれEONであろうが楽天であろうがそのベースってビザやマスターなわけなんですよ。
なるほど確かに言われてみれば楽天カードとかLINEカードとか何とかって言っても全部結局ビザかマスターかJCBかっていうロゴついてますね。
それを選べるぐらいいいですよね。
例えばクレジットカード2つ目作るなら1個目ビザ持ってるから2個目はJCBにしようかみたいな多分そういう選び方かなと思うんですけど。
ありますあります。
私もその結果3つ持ってますね。ビザもJCBと。前持ってるから。
もしビザ使えないところがあれば。
今じゃあんま効かないですけど昔はCMとかで言うとビザは世界中で使えます。
いろんなところで使えますっていうのがバリューだったじゃないですか。
実はそういった中で今ですねビザ。
時価総額ですね。世界12位です。
世界12位ってことは日本のどの企業よりも上ですよね。その時価総額ランキング。
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トヨタで37位とかなんで。
全然トヨタよりはるか上じゃないですか。
はるか上です。でまぁだいたい5、60兆なんですよビザで。
でトヨタは30、35兆ぐらいなんで。
実はビザがしかも世界で12位ってことはだいたいトップにですね。
ガーファとテスラとかいるわけなんで。
その次の分がもうビザなんですよ。
そもそもの質問なんですけど、
ビザとかマスターカードっていう会社はその決済において何をやってるんですか。
それで今日結構分かりづらいじゃないですか。
一言で言うと、例えばまさきさんがなんていうかインターネットショップを開設するとするじゃないですか。
僕がビザカードで使うじゃないですか。
お客さんとしてってことですね。
僕の店で買い物をすると。
で1万円の商品を買うとするじゃないですか。
それとその3%、だいたい3%の手数料をまさきさんがビザに払うんですよ。
あーと、なるほど。
それはしげさんがビザカード、ビザのなんとかカードで決済したらってことですよね。
そうです。
僕の店で。
で現金で使ったら1万円相間入ります。
はいはいはい。
となると、これまさきさんなんでこれビザ入れるんですかっていうふうにパッと見文字が3%当たられるならみたいな。
そうですよね。
でこれは明らかに企業側のベリットとしては、やっぱクレジットカードを入れることによって将来の支払いと今現金なくても買えるっていうことがあるんで、購買を促すんですよね。
確かに、そっかそっか。
お客さんの側がそうですね。
お金、現金だったら現金なかったら買い物してくれないことあるけど。
そうです。
カードは言ってしまえば借金みたいなものだから。
はい。
なるほど。
それで代わりに手数料3%払うっていうのがビザのビジネスモデルです。
だから、今、昔、一昔前ってやっぱりその今お金なくてもビザで買えますみたいなビジネスモデルが結構多くて、それの一番分かりやすいのがマルイですね。
マルイっていうのはそのやっぱりカップ販売で大きくなった会社なんで、洋服1万円分買ったとしても今月としてあれば3000円でいいんです。それを5回に分けて払えますっていうようなビジネス。
ですし、当然カップでも払えたりするんです。そこで手数料も取れるし。
カップっていうのはちなみに悪いっていう字になんか読めない漢字を書くあのカップですね。
あのカップですね。カップっていうのは分割払いっていう意味ですね。
はいはい、そうですね。はいはい、なるほど。
分割払いする代わりに手数料を載せますよ。
今1万円のものを買いたくても買えなくてもそれを2000円で5回払い。その代わりトータルで1万500円払いますみたいなそういうイメージですね。
はいはいはい。
手数料5バーっていう。
なるほど。なんかそれってそのビザとかマスターとかJCBっていうそこの通さないカードっていうのって、
24:01
例えば楽天ぐらい大きい会社だったらビザとかマスターじゃなくて楽天の楽天カード作ればいいんじゃないのとか思っちゃうんですけど、
そんな簡単じゃないんですかね。
あのやっぱね、加盟店を増やすのめっちゃ大変ですね。
うーん、なるほど。
ゼロからその顧客を作る必要があるじゃないですか、加盟店を。
はいはいはい、なるほど。
今それゼロからやるんですかっていう話になっちゃうんですよね。
でもビザとかはもう世界中で加盟店持ってるんで、でしかも楽天が1から今から頑張ったとして、
加盟店がないところでそのカード使えないってなっちゃうと使いづらいじゃないですか、どう考えても。
それってつまりあの読み取り機とかそういうことも含めて。
それも含めてですね。
だからお店によって、あ、ビザは使えるけどマスターは使えないんですよみたいなお店あるじゃないですか。
はいはいはいはい。
今でいうとスイカは使えるけどIDレジカードは使えないんですとかって。
そういう難しい感じの、なんていうかその店舗版。
でもそれ昔から店舗だったんですけど、今ってまさやもしやもうインターネットの販売での取引がめちゃくちゃ多いんで、
それでもうビザやJCB、マスター使えるケースが多くなってくる。
となってくると、例えば楽天カードって結局ビザの上に載ってるのにどうやって儲けてるんですかっていう話になるじゃないですか。
そうっすよね。だって3%とか払っちゃってるのに。
これはあんまり表に出てないっていうか、金額が多分オープンになってないんで厳密に分かんないんですけど、
なるほど。
ビジネスとしておそらく3.3%とか取っておいて3%をそのビザに払うっていう仕組みですね。
あー、だから少し上乗せしてるってことですね。
少し上乗せしてるですね。少し上乗せしてる。
あー、なるほど。
で、それを負担するのは消費者じゃなくて加盟店側なんで、だから消費者から見ると全然そのクレジットカードの費用感が全く見えてないんですけども、
そうですね。
生産者側からすると、実は結構クレジットカードに入ってるし、
世の中のクレカが増えれば増えるほど、基本やっぱビザとかマスターにチャリンチャリンチャリンチャリンのお金が入るっていう仕組みで、
多分そこはもう何というか、短期的にまず崩れないと思いますね。
だからそのビザとかマスターの仕組みに乗っていないもの、GCBとかも含めてそのクレジットカードブランドに乗ってないのが、
例えばそのスイカとかは全然別系統ってことですもんね。
いや、それが難しいんですけど、結局スイカのチャージ何でしてますかってクレカでしてるじゃないですか。
なるほど。
スイカのチャージを、例えばそれが改札でやるのか、スマホでやるのか。
スマホでやるときに、僕は基本クレカでチャージしてるんですよ。
するとそこで乗ってくるっていう話ですね。
銀金で駅の自動券売機でチャージして、それで駅のスイカのタッチ機とかで買い物するとか、電車乗るだったら、
ビザマスター的なところとやりとりはないから、自分たちの経済圏にいられるっていう話ですよね。
27:04
そうですね。
ただやっぱりチャージすぐしないといけない、厳しいっていうときに、
一昔までは毎回みんな券売機してたんですけど、今はApple PayとかGoogle Payあるんで、僕とかはもう全部チャージしてます。
そう考えると、
クレカあれにしても、
クレカでチャージ。
そういうことか。
あとはあれか、だからその同じような話で言うと、
PayPayとかもクレジットカードでチャージせずに、銀行から引き落としでチャージしたらクレジットカード会社は出てこないで、PayPayにお金を入れられますよね。
そうです。
なんだけどそこがカードチャージにすると、ビザとかマスターとかを一回経由してるから、結局手数料払ってるんですか、あれ。
生産者側が払ってますね、販売側。
消費者のインセンティブで言うと、
例えばチャージしましょう。
チャージするときに銀行からの引き落としチャージとクレカチャージどっちがいいんですかって言うと、
普通に考えるとクレカチャージだとクレカポイント付くんでそっちがいいんですよね。
だからみんなクレカによっていくっていう。
なるほど。
っていうことはまあいずれにしてもそのなんとかペイとかスイカとかも結局チャージの主体がクレカだとするならば、
そっちが流行っても別にそのビザとかマスターみたいなカードブランドには手数料がどんどん入ってくるから。
そうなんですよ。
これめっちゃ儲かるじゃないですか、ビザとかマスターとか。
それが時価総額12、トップ14、世界で12。
だからもうJPボルガンとか従来的な銀行より今ビザの方が時価総額上なんですよ。
すごすぎますね。
金融でトップじゃないですかね、ビザってもしかしたら。
ちょっと後でビザの株価を見てみようとか今思いましたけど、
株価とかね、買ったら儲かるかなとか今ちょっと思っちゃいましたけど。
でもあれですよ、実はこの10年でビザの時価総額株価10倍になってるんですよ、10年で。
しまった、もう遅かった。
だからやっぱり結局10年前って、13年前ですかね、スマホ決済ってあんまなかったんで基本ウェブで買い物はネット経由じゃないですか。
うん。
下手したら僕15年前とか大引きでしたよ。
うん、いや僕も大引きで物買ってましたよね、ネットで。
もう大引きとか半分死後ですよね、半分というか。
はいはい、いやもう死後ですよ。
でも当然今だとポイントで、クレカ使う時だとポイントつきますから、
じゃあクレカの方が絶対いいですよね。
そのベースは全部ビザに持ってかれてるっていう。
すると結局上辺のところで楽天で買い物を作るから楽天カードを作るのか、
AmazonでポイントつくからAmazonカードを使うのか、
イオンで使うのかイオンなのかみたいな違いぐらいしかないんですよ。
すると結局またロックインの話になってくるんですね。
なるほど、いやーすごい仕組みがあるなと。
ポイントとイコールではないですが、そのポイントにつながってくる決済の裏側っていう意味で言うと重要な話ですね。
30:03
結局ポイントも、本質は継続的に使ってもらいたいっていうのは、
別にそれがポイントじゃなくて甘くなるのみたいにね。
クーポンでも何でもよくて。
するとやっぱりクレジットカードを使って決済をしてもらう。
しかもそれを決済する対象が自社の製品なんです。
するとポイントもたくさんつきます。
すると継続的に使ってもらいます。だからカードも押さえましょうかみたいな。
そういう流れになってるから小売り打つ。
わかりやすいのはAmazon楽天、イオンとかですけど、
やっぱクレジットカード需要頑張りますねっていう風になりますね。
なるほど。
クレジットとかエポスカードの悪いとかはやっぱりカード事業で、
もうフィンテックってカード事業がどこまでフィンテックなのかちょっとわからないですけど、
フィンテックってすげえ儲かってますね。
いやーちょっとそのあれですね、あんまりそういう部分を意識してなかったんですけど、
ちょっとそういう目で今後は金融を見ていこうかなと思いました。
はい。ありがとうございます。
じゃあ今日は金融とポイントということですね。
第3回は以上となります。
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それではまたお会いしましょう。さようなら。
さようなら。
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