SONOSTA 知ってもお金持ちにならないがお金を知ることは楽しい遊び、投資、金融、経済を楽しみながら考えるポッドキャストです。
語るのは私、お金にまつわる人間心理に興味があるマサキと
金融業界で10年以上働いた後、今はスタートアップのファイナンスの支援をしたり、経済メディアで寄稿をしたりしているしげです。
はい、ということでお送りしていくんですが、今回はですね、井上義彦さんをゲストに迎えて何回かにわたってお届けしていきたいと思います。
井上さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ということで聞いている方は井上さんって初めて聞いた名前だと思うので、
どんな方かっていうのをちょっとこれからご紹介していきたいと思うんですけれども、
ちなみに井上さんはなんか自分のことはどんな感じで紹介してますか?
自分のこと?
手短に自己紹介してって言われたらなんて言ってるんですか?
手短に自己紹介…急に難しいお題が来ましたね。
そういうこういう番組なんで。
まあなんか好き勝手やってますって。
なるほど、好き勝手やってる。
じゃあ好き勝手やってる井上さんなんですけど、一応僕とですね、しげさんとは何年かの付き合いがありまして、
もともと教育研修の会社がありまして、井上さんは実はそこの会社の社員でしたと。
で、僕としげさんはその会社となんか業務委託で仕事をしてたみたいな関係になってますと。
なので、僕もしげさんも井上さんと一緒に仕事をしてたことがあるって感じですね。
そうですね。
そうですね、今回に際して井上さん一番最初と私とどこで、いつ何で会ったか覚えてます?
それはね、なかなか思い出せないんですけど、GOBさんの会社さん?
はい、私の前いた会社ですね。
そうですね。きっかけだったんじゃない?なんか読書会とかそんな感じ?
私思い出したんですけど、本当に7年前です。2018年。
2018年。
当時、淡路町近くに見てもの会社がありましたよね。
ありました。
その時にGOBがその辺にオフィスみたいなのがあって、1階に定食屋みたいなのがあったんですけど、
ありましたね。
そこで飯田さんと井上さんがいらっしゃって、僕ともう一人なんかいた気がするんですよ、誰か。
モヒカンの人じゃないですか。
田中さん。
田中さんじゃないですか。
田中、そうですね、正幸さんって元NRIの方。で、なんか4人でランチしたのが一番最初、2018年。
で、その後に井上さんがその2階を使ってですね、2階の場所があって、当時サイエンス勉強会やってましたよね。
やってました。
で、なんか肉をサイエンスするのをやって、なんかいろんな5種類ぐらいの英語の肉かなんかを食べ比べながらやってましたよね。
そうですね。やってましたね。
あれ、正幸さんそれいらっしゃいました?
はい、いました。
あ、で、その時、僕その時だから正幸さんとまだちゃんと喋る前ですよ。
あ、そうかも。だいぶ前。
で、その後に別の志探求っていう勉強会で僕正幸さんと喋ったんで、肉の会では多分会ってたんですけど正幸さんと喋ってない頃ですね。
懐かしい。
2018年の9月か10月か11月ぐらい。10月です。
7年前なんですね。
7年前ですね。
あの時はサイエンス夜話っていうシリーズでやってましたね。その肉を食べる会の時は。
そうですよね。だから肉をうま味を科学するみたいな感じですね。うまいって何なのかっていうか科学的に見るみたいな。
知り合いで中山さんっていう牧場系してらっしゃる方がいて、その方が普段スーパーとかで売ってるお肉って英語が一番いいみたいなの書いてあるけど、
あれって単純に差しの入り度合いが基準になってるだけで、おいしいかどうかは別とかね、そういう話があって。
あそこは赤身でも、赤身だと英語じゃならなくてもっとレベルが低くなっちゃうんだけども、赤身のうま味を科学しておいしいお肉を作ってらっしゃって、牛を飼ってらっしゃったりとかする。
そうですよね。
それをいろいろと講師いただきながら食べて学んでましたね。
当時オフィスが淡路町とか小川町とかあったりあって、まさきさんもその辺によくオフィスに業務委託としていらっしゃってたんですね。
そうですね、2018年、僕も週一、二ぐらい見ても、別に隠してないですよ。
それこそ前回ゲストで出てくれた森本さんもその見てもっていう会社の社員だったので、井上さんもそこの社員だったっていうことで。
前に出た飯田さんっていう方もそこの社員だったっていう。
そうですね。
そこのご縁ですよね。
そうですね。
まあだからこんな感じで結構面白い人がいる会社だったわけですけど、井上さんは結局何年から何年まで見てもっていう会社にいたんでしたっけ。
2018年から2022年の1月までかな。
4年ぐらい。
4年ぐらいいましたね。
そのときはざっくりどんなことやってたんですか。
初めの頃はね、実際の見ても人材開発のコンサルティングだったり、法人さん向けの企業研修のデリバリーをやってたりしてたんですけども、
そのときは初めの頃は、例えばチームビルディングとかそういうテーマの企業研修の講師をちょっとやったりしてましたね。
その後、eラーニングの映像の制作もしていたんで、その映像制作のプロジェクトマネージメントとかをやったりとか、
もう後半の方は現場にはあんまり出なくて、法人向けのそのeラーニングとか企業研修とかコンサルとかそこらへんの事業全体を統括する事業責任者をやってました。
私もイヌイさんの企画と言いますか、ご提案で財務関連の動画を多分5本ぐらい作らせていただきましたね。
ありがとうございます。
本当にありがとうございます。今でも売れてます、あれは。
そうですか、よかったです。
そっか、あれ。
僕には1円も入ってません。
すいませんか、ちょっと別の機会でイヌイさんに歓迎させてください。
いや、本当に本当に冗談抜きで。
しげさんはあれですね、著作権っていうかあれがあるから売れると少し入ってくる。
売れると、はい、売れる度に報告は来てですね。
そこらへんのレビニューシェアの仕組みとかもね、僕作りましたね。
そうですよね。だから今話聞いて思ってたけど、やっぱり結構イヌイさんは仕組み化してったり、なんかそういうのをやってくの強いですよね。
まあそうかもしんないですね。
なんかその同じことを現場でなんか別にやってるだけではないというか、そっからじゃあどうやったらもうちょっと組織的になんか再現性できるのかとか広がっていくのかとか、あと外巻き込んでいけるかとか、やっぱりそういうとこ強い人だったなっていう感じはするなあ。
その時までね、見てももうeラーニングの動画とか売ってましたけど、基本的にはお客さんが受託開発した映像プログラムが汎用的ならば、じゃあeラーニングのコンテンツにしましょうみたいな感じで、割と戦略的じゃなかったんですよね。
なんか流れでやってたというか。でもそれじゃあ本数揃えられないし、やっぱりこれからどんどん動画を使っていく時代でもありましたから、どんどん量産していこうということで、自分たちだけでコンテンツもオリジナルコンテも作ってましたけど、もっと外部の方々の知見を取り入れてコンテンツラインナップをどんどん急拡大していこうということで、村上さんとかはじめ、いろんな方にお手伝いいただいて。
そういう仕組みを作りましたね。
ですよね。で、まさにその流れの途中でちょうどコロナが起きたから、やっぱりそのeラーニングとか含めてオンラインで勉強するっていうことの重要性が飛躍的に上がったっていうのがあって。
すっごい売れましたね、やっぱりコロナになって。で、うちの見ても当時のeラーニング動画のビジネスのポイントは、MP4ファイルを30万とかで売ってたんですよ。他社でそんなことないんですよ。
なるほど。
そうするとMP4渡すだけだから、下手したらコピーされた終わりじゃないですか。っていうのもあって、他社はそんなことやらないですけど、うちは日本人だから大丈夫でしょうみたいな。
で、さらにそのコピーコントロールしようとしたら、そのプラットフォームが必要になるわけですね。
そうですね。
そうしたらeラーニングのシステム、このeラーニングのシステムを使うと動画見れますみたいな。eラーニングのシステム、そのプラットフォームごと売らないといけない。
そうすると、お客さんの中で既にプラットフォームを使ってたスイッチングコストが高くなるし、導入しづらいから、もうMP4単発で30万とかで売ればええやみたいな。そういう発想が割と受けてね、よく売れました。
そうですね。だから当時はサブスクが非常に伸び盛りなタイミングで、たぶん一従業員、たぶん1万円とかで、それが50人いたら50万円ですねとか、そういう感じなのを、井上さんの仕組みはMP4をそのまま売り切りにする。
やっぱり社内では誰でも見ていいですよっていう、人数縛りじゃないっていうことをやって、それぞれ人数が多い企業にとっては、その方が安いんですよね、結果的に。
安いですね、そうですね。
っていうのが大きかったんですかね。
だからやっぱりそれって普通だと、いやいやその著作権が危ないからシステムごと売らなきゃみたいな常識に割ととらわれがちなんだけど、井上さんは別にお客さん信頼して、なんか日本人だし大丈夫でしょうとかも含めてだけど、
そうしたらお客さんに届いて買いやすいかとかも含めて、なんか設計してその辺の仕組みを進めてる人だったなっていうのが改めて思いますね。
そうですね、マンパワーも限られてましたしね、できることは限られてるんで、そこはなんかそっちはリスク取っていった感じですね。
結果的にすごく売れたと。
そうですね。
そうですよね。
その時はあれですか、今回の話の結構ポイントになってくる自分で取り組んでいる事業っていうのもいきなり始めた感じですか?
そうですね、伏線はあってですね、
2020年の1月にサーキュラーエコノミー先進都市といわれているアムステルダムに、
サーキュラーエコノミー、循環型社会作りみたいな、
そういうサービスとかをやっているスタートアップとか、視察しに行ったんですよ。
それが遡るときっかけなんですけども、
その時に日本でやっとSDGsとかが世に広まってきてた感じの時なんですけども、
その時にたまたま知り合いが、その方がオランダに住んでいる方なんですけど、
その方がヨーロッパって実際SDGsとかじゃなくてパリ協定とかに基づいてこんな感じでサスナビリティ追求する社会作りになってきてるんだよみたいな、
ちょっとセミナーみたいなイベントがあったんですよ。
それに行って、おーSDGsじゃないんだ、すごいと思って、
実際見に行こうと思って、それで見に行って、
実際のそういうテーマを掲げてやっているスタートアップの人とインタビューさせてもらって、
彼らが言うには、うちらがやっていることは社会とか環境に良いのはもちろんなんだけども、
ここにゴールドが埋まっていると思うからやってるんだよっていう、
社会的価値と経済的価値両方ちゃんと求めているところが面白くて、
なるほどね、これはなんか面白そうと思って、なんかそういうこと俺もやりたいなというのは2020年から思ってましたね。
なんで独立する時もそういうサーキュラーエコノミーに変わることをやろうと思っていたと、
あとちょっとマニアックな話ですけど、
微生物と掛け算したいなと漠然と思ったんです。
サーキュラーエコノミーってこの、例えば製造して使って捨てるっていうリニアエコノミーじゃないですか。
製造して使って捨てる、捨てたものをまた原料として製造する、
捨てたものから製造に戻すっていうここのリングができるとサーキュラーエコノミーになるんですけども、
生物の世界だと捨てられた、例えば動物の死骸とか落ち葉とか糞とか、
捨てられたものを微生物が分解してまた植物の栄養になって新たな循環になるわけですよね。
なんでサーキュラーエコノミーの大事なこのリングのところと微生物が担って役割って一緒なんですよ。
なんでこれが微生物をキーにしてサステナビリティですね、
サーキュラーエコノミー作れるサービスでやったら面白そうやなと思って。
そういうのやりたいなと思ったのが最初です。
はい。っていう思いから始めた授業なんですけど、聞いてる方は結局何の授業なのかまだわかんないと思うんですけど。
じゃあ一言で言うと何授業だったんですかあれは。
そういう話を周りの友人とかにしてたら、一人の友人から発酵飲料で昆布茶、梅昆布茶じゃない甘酸っぱい昆布茶っていうのがあるんですけど、
昔紅茶キノコとか言われていたような。
あれを作ると発酵させてると上に白い膜ができると。
それが実はセルロースの膜でっていうのを聞いて、それなんか面白そうと思って。
実際作ってみたら上にセルロースの膜ができて、それを乾燥させたりするとレザーっぽいものができるんですよ。
だからこれ、このセルロースのシートなんかうまいこと使われへんかなって。
これ面白いなと思って。
それでいろんな応用分野を考えてたんですけども、ファッションやったらワンチャンいけるんじゃないかなって。
その頃マッシュルームレザーとか、動物由来でもないし石油由来でもないレザーみたいなカテゴリーが出てきたので、
ファッションの領域だとこれいけるかもと思って。
それでその微生物由来の100%植物性のレザーのようなものを開発する事業を始めました。
そんなものあるのかって多分今聞いてる方多いかと思います。植物性レザーって呼んじゃいますけど。
でも今井上さんの話で結構ツッコミどころになって、試しに作ってみましたって言うんですけど、
普通の人は試しに作れないんですけど、どうやってまず作ったんだろうみたいな。
全然試しに作れるものなんです。
昆布茶って誰でも培養して作れるもので、
よくヨーグルトを植え継ぎながら自家製ヨーグルトを作って食べてらっしゃる方がいますね。
ほんとそんな感じで、ちょっとやり方さえ知ってれば、その後その種さえ手に入れられれば誰でも作れるものなんですよ。
とは言いつつですけど、井上さん実はさっきご経歴の時にほとんど触れてなかったんですけど、大学院は生物系でしたっけ。
そうですね。分子生物学を学んでましたね。
だから一回その辺りゴリゴリアカデミアではやってる人っていうのは一応前提にはありますよね。
マスターまで行きましたけど、その後はシステムエンジニアだったりとか、だいぶライフサイエンスから離れてたんですけども、
いつかライフサイエンスに戻りたいなと思いは常にあって、それで20数年かけてライフサイエンスの分野に戻ってきたという感じですね。
そこがさっき言ったオランダのサーキュラーエコノミーからの知見というか、アイデアとそれとつながってきたってことですよね。
今思い出しましたけど、そのオランダ視察も私も行く予定だったんですよ。
そうですよね。
2020年3月なんですけど、2020年3月っていうのがちょうどコロナで海外渡航もちょっと制限がなかったんですけど、
もし日本人が海外でコロナ発覚したら多分ニュースになるレベルのような感じで、私以外にも本当は多分5,6人ぐらいですよね。
行く予定で、僕チケットも買ったんですよなんなら。
オランダに行くチケットも買ってたんですけど、キリキリタワー2人で行かれてましたよね。
大畑さんですかね。
そうです。
2人で稲城さんだけ行かれてちょっと行けなかったっていう。
だからあの時ね、5人ですね。
5人で行く予定でした。
けどやっぱりそのコロナがね、満員し始めそうな予感がしてる時ですね。
緊急事態宣言が出たあたりぐらいですよね。
緊急、まだ、ヨーロッパの後でしたっけ日本がそういう状態になったのって。
確かね、春休み入る前なんで3月10日とか8日ぐらいが緊急事態宣言だったんですよ。
だから僕がね、帰ってきた時が3月2日とかだったんですよ。
そうですそうですそうです。
その1週間前から渡航して。
だからね、4,5日帰るのずれてたらヨーロッパから帰れなかったみたいな。
帰れそうですよね。
そんなギリギリのタイミングだった気がします。
その時ヨーロッパは別に街の目普通でした。誰もマスクとかしてなかったですし。
そんなみなさんまだコロナを恐れてる雰囲気はなかったですね。
そうですよね。で、当時井上さんがスケボー、今もかもしれないけどスケボーにハマってて。
スケボー持って行ってましたよね。
スケボー持って行って、オランダの市内でスケボーを走ったの写真は見た記憶があります。
はい。
そこでそのヒントを得て、微生物の着想時代はミテモ時代なのか辞めてからなのかってどっちなんですかね。
微生物自体はその、まあ辞めて、なんとなく考えてた感じですね。
視察行ってから、サーキュラエコノミー面白そうと思いながら、ミテモ時代も微生物と似てるなみたいな。
バクゼンと思ってましたね。
サーキュラーの考え方、概念時代が。
そうそうそう。
で、ちょうど僕3年前、今思い出してみますけど、多分3年前、2022年の12月ですけど、
井上さんが多分創業して、なんかパーティーみたいなところを前のラブでやられてたんですよ。
はいはいはい。
で、あれは筑波ですかね。
で、結構山の上の方に登って、山田電機かビッグカメラで働いてた人がやってる、なんか旅館みたいな。
そうそう。
違いましたっけ。
そうそうそうそう。
なんかあって。
コミンカをね、リノベーションした。
で、そこのラボ、ラボ、
そうですね。
まずラボ行ってからその後、なんかコミンカやってたんですけど、バーベキューですよね。
そうですね。
で、ラボを見せてもらったんですけど、あのバイオウェキみたいなのあるんですよ。
で、今おっしゃってたセルロース作るみたいな。
で、あれはまあ、素人じゃ無理だと思いましたね。
あ、そうですか。
あれを3週間なんかするみたいな。
3週間待つんですかみたいな。
でもさすがにこれはね、バックグラウンドがあるからできる技と思いましたよ。
ありがとうございます。
そう、今ラボって話が出ましたけど、あれはユニミスさんがその事業を始めてすぐになんかラボっていうかを借りた?なんかやってましたよね、実験室みたいなの。
初めはね、自宅でやってましたよ。
あ、そうなんですね。
そうそう、自宅でやってて、ほんとスモールスケールで小さいスケールでやってて、それでもうちょっと量産して色々試したいなと思って、
それでたまたま知り合いが、その小民家でリノベして民泊してる知り合いが、近所にクラーあるから、石蔵、地区70年くらいの元々米蔵として使ってたクラーがあるからそこ使っていいですよみたいな。
でお借りして、そこでちょっともうちょっとスケールを大きくして培養したりして、色んな実験をしてましたね。
だから温度コントロールとかもおっしゃってましたよね。
そうですね。
エアコンとかつけっぱんしにして一定にしないとうまくできないんですよね。
そうですね。
なんか今それを聞きながら僕は思ったのは、美生物が相手だから、そういう生物をちゃんと管理していかないと欲しいものが作れないっていうことは、結構手間がかかるなって今聞きながら思ってました。
面倒見るもそうだし、例えば冷暖房とかもそうだけど、結構お金かかりそうだなとか今聞きながら思ってました。
まあでもね、実際はそうでもない。ちゃんと条件とか仕組みさえ整えてあればほったらかしなんですよ。
昆布茶で作ってるって言いましたけど、昆布茶ってメインは作酸菌と酵母なんですね。
作酸菌がソセリオスのファイバーを出すんですよ。
なんで、作酸菌なんでオスを作るじゃないですか。
そうすると培養液がすごいpH2とか酸性なんですよ。そうすると他の雑菌は培養液生えられないので生きられないんで、
例えば菌を扱うってなったらすごいクリーンルームとか無菌室とかでないと他の雑菌が必要に生えちゃうみたいなイメージあるかもしれないですけど、
全然無菌室がそんな高度な設備いらないんで、超簡単にそこら辺の部屋でも全然培養できるような手間のかからない。
そういう面でも設備でも軽くできるし、実際手間としては培養液を作ってそれを培養素に入れて2週間ほっとくだけなんですよ。
で、2週間後に収穫して、で、また培養液を次に出して、また2週間目、ほんと製造するだけで言うとほんとそんだけなんで、手間は実はかからない。
それはごめんなさい、ほぼ一人でやってたんですか。
ずっと一人でやってました。
今お話しされてたそのPHとかいろいろな知識は高校生物レベルの大学とか大学院で学んだ知識が必要なことでどっちになるんですか。
高校生物でしょうね。
高校生物ですね。ほぼ僕記憶ないですね、高校生物。
取ったかも記憶ないですけど。
それで収穫した素材はどういう商品になるんですか。
収穫した素材は。
てかプロセスがあるか、誰がどう加工してっていうのがあると思うんですけど。
それを洗浄したり乾燥させたり、加工をして商品化にしていこうと。
まずは元々考えていたのは植物性のレザーのメーカーになろうって言ってたんですよ。
うちはメーカーとしてその素材を量産をして、それをいろんなブランドさんであったりとかに供給していくみたいな。
なるほど。
トーレみたいな感じですかね。
トーレとかそうですね。
トーレをインプロに素材提供するみたいなヒート的な。
スタートアップ会が出たスパイバーとか。
人工タンパク質とかですよね。
あれをいろんなブランドに、アパレルブランドに供給していくというようなことを最終的なモデルとして描いてましたね。
実際、素材をどっかのアパレルの会社とかに売ろうみたいな交渉とかもしに行ったりしたんですか。
とはいえ全く新しい素材だし、特性もユニークというか、
なので、まずは自社でその素材を使ったアパレルブランドを立ち上げようとしました。
それでいろいろと実際に実売実績を作って、それをエビデンスに売り込もうとしていたというか、他のブランドさんに売り込もうとしていたという感じですね。
アパレルブランドがしたかったというよりも、自分でアパレルブランドをやって売れますっていうことが目に見えてから素材メーカーとしてやっていこうみたいな。
実際、聞いてる人はどういう商品だったのかっていうのが気になると思うんですけど。
そうですね。あ、そうだ今日持ってきてるんですよ。
持ってきてる。今カバン取ってきますよ。
と言っても聞いている方は見えないので、僕としげさんが見て。
そうですね。
ちょっとしゃべって、へーっていう感じになると思うんですけど、今井上さんが取り出してるんですけど。
これが名刺ケースです。
はい、今僕の手元に茶色い名刺入れがあります。
この素材は全部100%うちの素材で作った名刺ケース。
植物性レザーで。
植物性レザー。
今しげさんに渡しました。
本当にでも皮とあんまり、ちょっとそれは手触りは違いますけど、
これ植物性ですって言われたらわかんないですね。
それを金が一生懸命作りましたって言われてもえーっていう感じですよね。
そうですね、確かに。
信じられないみたいな。
名刺入れ、これが結構大名刺というか看板商品ですか?
そうですね、その名刺入れとあとは13インチのPCが入るようなPCケース。
なるほど。
それは今日持ってきてないですけども、作りまして。
で、それも実際に販売し始めたのは25年の7月かな。
25年って今年?
そう。
今12月収録ですけど、半年くらい前ってことですね。
だいぶ時間かかったんですね、その商品の販売まで。
そうですね、やっぱりいろいろとそこまで持っていくのに工夫が必要でしたから、
いろいろ乗り越えるべきハードルはいくつもあったんで、
それを乗り越えながら今年の半年前、8月とかにローンチしました。
私がラボ行ったのが22年の12月だと思うんですよ。
で、発売したのが25年の7月ってことは2年半くらい。
そうですね。
ラボの頃は多分ね、その後に一度確かにラボも引っ越されましたよね。
そうですね、はい。
なのでそこ、例えばスタートアップの場合は、
今の話だと井上さんほぼ一人で全部やられてたと思うんですけど、
例えばそれでベンチャーキャピタルとかにディープテック的な文脈とか、
実際スパイバーさんとかは本当にもう数十億っていう調達をしながら素材開発してるわけじゃないですか。
あとそのキノコの素材とかもあったりする中で、
ある意味そういうベンチマークはあるじゃないですか。
実際スパイバーさんもタンパク質由来やってたし、
うちは植物性由来なんですっていう時に、
やっぱり時間かかったっていうのはその分、なかなかご自身でやるし、
手元資金がないんでいきなりガンと突っ込めないっていうのがあると思うんですけど、
その辺で東志科さんってどういう反応があったかというとね。
あんまりね、その時ね、
その2022年とか最初の頃とか、東志科さんとも話全くしてないですね。
全くしてないですね。
そうなんです。もう自己資金のみでやってまして、
ありがたいことにですね、これまで自分のスキルを生かしてですね、
いろんな法人のお客さん、クライアントワークをしてたんですね。
コンサルとかエンジニアみたいなことをやったりとかして、
それで売り上げ作って、自分の給料と開発資金を賄ってたんです。
ずっと自己資金でやってて、そこでお金をすごい突っ込んだからといって、
すごくスピーディーに前に進むかいうと、
あんまり自分自身そこをイメージできなかったというのもあって、
もう自己資金のみでやってたって感じですね。
微生物相手なんで、何でしょうね、
製造スピード上げようと思っても上げれないわけ。
なるほど。
2週間って物理的にかかりますからね。
ウェブを作るのとは違うんだな。
SaaSとかだとエンジニアを大量に突っ込んだら早くできるかもしれないですけど、
確かに。
そういうもんでもないので、
あとはある程度ちゃんと売れる道筋が立ってから、
そのときに本当設備投資が必要ってなったら、
そういうとこ頼ろうとは思ってたんですけど、
それまではそんな高度な設備も必要ないですし、
さっき言ったみたいに、
人手が必要でもないですし、
割とお安く事業開発ができるような、
ラッキーにも種類のものだったんで、
それで自分でやってましたね。
たぶんそこ、ある程度売れるとこまで自分だけで持ってきたら、
ダイリューションもあんまり少なくて済むでしょうし、
株式用ですね。
そうですね。
株式のダイリューションも少なくて済んで、
自分の持ち分が高いままもいけるだろうっていうのもあって、
それでずっと自己資金でやってました。
そうですよね。だから今思い出しましたけど、
井上さんと秋葉川どっかでランチのときに、
融資の相談を受けたっていうのを今思い出しましたね。
日本政策金融高校が融資についてアドバイスをいただきましたね。
なので自己資金でやられてたという感じですね。
私の記憶では、たぶん去年か何かで、
何かの入賞かされてた気がするんですけど、
何かの投票とか。
ビジネスコンテストとか。
何かで1位か何かでやってましたね。
あれは今年の7月だったかな。
じゃあ同じ時期ですね。発売したちょうど時期ですかね。
あれは東京イノベーションベースTIB。
あれTIBだったんですね。
TIBのあそこショップもあって、
そのショップに出展できるコンテストみたいなのがあって、
そこでコンテストに参加して、
1位、2位化してそのショップに並べさせていただいたっていうのがありますね。
じゃあTIBで植物性レザーの名刺入れとか売ってたんですか。
そうです。
有楽町にあるね。
そうです。
そのスペースで。
そうです。
それは1位になった時の投票してくれた人の感想とか、
実際TIBでの顧客の感想でどんな感じだったんですか。
そうですね。やっぱり植物性、100%植物性由来ってところはストーリー面白がってくれて、
レザーのようでいてちょっとやっぱり質感が違うであったり、
そういうところ面白がってくれたりはしていただいてましたね。
なるほど。すごいですね。
そこまで時間をかけながらご自身でたどり着いていったっていうのが非常に面白い。
あんまり聞いたことのない。
しげさんそれこそいろんなベンチャーの支援はされてると思うんですけど、
金から素材を作ってやろうっていうベンチャーはほとんどそんな人支援したことないですよね。
まあそうですよね。
それこそ、僕は接点ないですけどスパイバーさんともその話になってますよね。
もともとはクモの糸を再現するみたいなスタートアップ企業で、もう10年以上前からありますけどね。
山形の会社ですかね。
うちがやってるこういうレザーのようでレザーでないものって、
ビーガンレザーっていうカテゴリーとしてよく言われたりしたんですけど。
そうなんですか。じゃあ世界的にはビーガンレザー。
ビーガンレザーなんです。
ビーガンだから動物性由来じゃないものレザーっていうことなんです。
もともとある合成比較とかもね、言っちゃあ動物由来じゃないから、
石油由来だからビーガンレザーって言えちゃうんですけど、
そういうのも含めてビーガンレザーっていうカテゴリーでいろんなものがあるんですよ。
でも世の中よく流通しているビーガンレザーで、
アップルレザー、リンゴの絞りカスを使ったアップルレザーとか、
あとはサボテンの繊維を使ったサボテンレザーとかがあるんですね。
僕が調べた限りだと、やっぱりそういうアップルとかサボテンの割合って、
3割から4割、高くても5割ぐらいなんです。
残りはポリウレタンでもともと合成比較で使われているものを混ぜてるんですよ。
どういうのもリンゴの絞りカスだけでシート状のものは作れないじゃないですか。
サボテンの繊維をかき集めたところでシート状のものは作れないから、
接着剤が必要になる。
接着剤のために従来のポリウレタンが使われているんです。
シュールルームレザーはだいぶ割合が高いのかな。8割9割とかなのかな。
でもやっぱり接着剤はどうしても必要なんです。
でもうちのはもう100%植物性とか100%ポリウレタンなしの、
混じり気なしのものでできてるっていうのが一番の強みという特徴ですね。
世界的に見ても差別化されてるって感じなんですかね。
そうですね。
それはすごいな。
だから100%植物性ぐらいとおっしゃってたんですね。
そういうのよく見てたんですけど、そもそも今おっしゃった他のやつがリンゴとかは3割ぐらいとか、
サボテンは多くて3、4割っていうのを知らなかったんですけど、
それ聞くと改めてすごさを感じますね。
ありがとうございます。
第三者機関の認証もとって実はいましてですね。
そんなのあるんですか。
アメリカの認証プログラムで、バイオプリファードプログラムっていうのがあるんですけど、
その製品が何%ぐらいバイオベースでできてるのかっていうような、
そういうプログラムが政府公式のものがあるんですけども、
そんなのあるんですか。
農務省がやってるやつですね、アメリカの。
そこでうちのは100%っていうのは証明されてますね。
これはいつ取得したんですか。
これはね、8月ぐらい。
今年の?
2025年の。
なるほど。
となるとむしろ今年はいろいろ成果が出てきて、
そうですね。
飛躍のタイミングっていう位置づけかなと外から見てるとは感じるんだな。
今聞いてる方も2年半かけてついに販売して認証もとって飛躍の年かなっていう風に今聞いてる方思ったと思うんですけども、