だからこの当時どういう思想でデスティニーが作られていったんだろうっていうのは、そういう部分が面白かったね、俺はデスティニー見ながら。
フリーダムからデスティニーに話が移っていって、こういうSFチックなことを描きたかったんだなぁみたいなことっていうのは非常に分かりやすかったんで。
これをたぶんテレビシリーズで真の成長者として見させようという感じだったじゃないですか。
たぶんテレビの1話とか私も見ててそんな感じだった。
いやもうそうですよ。
そうでしょ。ところが、真に対する印象っていうのが決して上がらないまま、まとめ見ながらでも思ってましたからね。
なかなか上がらないな、これは。しかもいわゆる以前からのキャラクターの方がガッツリ出張ってるじゃないですか。
そうですね。
だからこの辺もたぶん前後調整してあるんだろうなと思いながら、まとめは見たわけですけれども。
でも分かりましたよ、こういうことをやりたいんだろうなっていうのはなんとなく分かったので。
そこもスペシャルエディションの方が断然分かりやすいんで。
全体的にSEEDってキャラクター同士のセリフの回しが遠回しなんですよね。
すごく心の中で何考えてるのかっていうのを想像しづらい遠回しな物言いをみんなするので、
この時こういう考えだったんですっていうのはナレーションとかでまとめられてるとなるほどねって思えるんですけど、
そうするのがちょっと難しいというか、よほど考えないとたどり着けないような感じのシーンが多いので。
デュランダル議長のあの嘘んくささみたいなものが、ある種彼は彼なりの正義を持っていたわけですよね。
正義というかこうしないとこの世界終わるんじゃねみたいな。
ある種あれはシャア・アズナブルなわけじゃないですか。
バッチリあるんですよね。コズミック・イラ終わってるからねやっぱり。
それを経て最終的に出てきたデスティニープランじゃないですか。
あれも突然すぎて驚きはあったんですが、でも今の時代だったらなるほどなっていう感じもあるじゃない。逆にね。
っていうところもあって非常に面白かったです。デスティニー。
っていうところでフリーダムに来るわけですね。
いや面白いですよ。面白かったお話も。
今回のお話はデスティニーの完結編っていうか、デスティニープランっていうものに対してどう決着つけるかみたいなところも多かったので、
やっぱ見てると辛いですよね。
だからこれができるとはともかくとして
シンが独り立ちできる
終わり方ができれば多分よかったんでしょうけど
あの流れでシンが主人公にやっとなったなっていう気分にはなれなかったですもんね。
全然主人公じゃなかったし。
そうなんですよね結局ねっていう感じは非常によくわかりました。
もうその辺はやっぱり描き方的にいまいちって言われても仕方がないのかなという気はします。
それだけじゃなくそのキラも
一体お前は何がやりたいんだみたいな感じのキャラクターになっていきましたよね。
そうですねシード時代はやっぱダメなところとかもありながら
もう物悩みしながら生きようっていう人だったんですけど
デスティニーでも何も悩みがなくなっちゃったみたいな挙動をとってたんで
もうキラのこと何にもわかんなくなっちゃったなって思ってたんですけど
神様みたいな感じになっちゃってたもんね。
ただその神様がやっていることが果て正しいのかっていう風になってたのが
あの時のキラヤマトだったなっていう感じはあります。
プリーダムでだいぶ心が回復してきたから
ようやく悩むっていうところに戻ってこれたっていう話を聞いて
なんかごめんっていう気持ちになりました。
あの時キラさんのことようわからんわとか言ってごめんねみたいな。
人は成長するんだなというそういう意味ですね。
成長、成長というのかそれを。
成長でしょ悩んでこうね
たっかんした気分になってでもそれじゃなかったんだっていう感じで
キラはまた悩む男に戻ってきたわけじゃないの。
まあ人を照れるようになったは成長だと思いますけど
本質は変わらなかったんだなっていうことが分かったんだなっていうか。
それがまあまあこのプリーダムだったなっていうところだと思うんですけど。
そんな中で今回は真をちゃんと描いてたなという部分はあるけど
いただいたコメントはアスランですね。
まあみんな気になるでしょあいつは。
いやー出てきたシーンが漏れなく全部面白いからしょうがないよアスランは。
アスランは愛されキャラなんですか?
まあ昔からよくわかんないけど面白い人ではありましたよ。
なんで?みたいなことが多くて。
ネタにはされやすかったですよね。
一番ネットでいじられたキャラクターアスランなのは間違いないと思いますよ。
ジョナンの総統位みたいなね裏切るしみたいな言葉あったんですけど。
でもまあここまで公式がやりだしたのはすごかったですよね。
そうですねなんかアスランのことをキャッキャってこうからかって遊んでたら
でもステラの描写はあれで本当に良かったのかは一向の余地があるような気がするんだけど、
あそこら辺とかも本当にあれ?ここ笑っていいシーンだよね?ね?ね?って思いながらちょっと周りキョロキョロしちゃいましたもんね。
いや、あれはお笑いのシーンじゃないの?っていうね。
だいぶあの頃にはこれもしかして笑ってはいけないシードなのではなかろうかってことに気づきつつありましたけど、すごい周りキョロキョロしちゃいましたね。
あの、もうあそこら辺は全部いつ笑ってもOKなシーンに入ってたと思うので。
俺ね、あのパーティーの後ぐらいからこれは今回結構シリアスと見せかけたギャグの可能性あるって思って見ちゃってたんですよね。
ここは俺はウガチすぎかなと思うんですけど、すげえこう、何?着飾ったセリフがすごく多かったりとか、あのラックスの手と手を触れ合った瞬間にピーンって違う空間になるみたいな、ああいうシーンとかも。
まだ真面目に、真面目とそのギャグの境目をめちゃくちゃ吸ってるなって感じはしましたよ。狙ってる感じが。
バランスですよね。
サプライザーさんからはもう笑っていいのはわかるんですけど。
そう、オルフェのね、志物くんの演技も含めてですよ、それは。アウラのユカリも含めてですけれども。
もう狙ってるなっていうところはね、非常に感じてました。
その狙ってるのかどうなのかっていうところが、突然そのシードみたいにパリンって割れる感じが。
狙ってるシーン、ちゃんと意味的にも狙ってるシーンだし、笑ってもいいんだよって両方のシーンっていうのは結構俺は多かったような気がする。
オルフェとラックスの触ってピキーンってなるシーンとかも、あれって要は遺伝子的にはあそこの2人はもう完全にベストマッチで、
本当だったらキラがいなかったらあれって普通の人だったら運命の出会い、一目惚れみたいな状態なんじゃねえかなって。
でもそれはもうキラがいるからそうはならなかったっていう話でもあるし、もうなんかもうあの演出は面白いよねっていうところでも笑っちゃうし。
それを言ったら相性が一番いいことになってたアスランさんがバカみたいじゃないですか。
元婚約者なんですよ。
確かにあそこそういう手であれか、婚約したから。
だからこの設定はなかったから当時は。
いや違う、出生があれですよ、第3世代の出生率が低いから婚姻統制をしてたんですよ、コーディネーターってシードの段階で。
なるほどね。
それでアスランとラックスが言い名付けになったとか、確かそんなんなんじゃなかったかな。
そうそう、あってるあってる。
この2人なら子供できるかもしんねえっていうので、言い名付けになってっていう話ですよ。
いやそれが、遺伝子とかね、そんなん関係ないんですよ、お前が大切なんや、お前やぞっていう。
あれすごくいいセリフだったし、いい話だったんだけど、強烈な振られ方してるんだなここって思うと、やっぱちょっと笑っちゃうじゃない。
ここの塩梅が面白いなって、真面目に考えることもいっぱいできるし、ゲラゲラって笑うこともできるから、すごい自分でその時の触れ合い方を選べる作品になってるなって思う。
アスランがキラぶん殴るシーンとかもそうなんだけど、めちゃくちゃいいシーンだし、これまでずっと言えなかった、みんなが弱いから僕が頑張らなくちゃいけないんだっていう本音を、あの傲慢な本音を引き出したのはすごくいいシーンだったんだけど、
でも、やめてよねみたいなことまだ言うみたいな男で笑っちゃうし、それ言った後に殴られるまでは分かりますよ。でも一方的に寒風されるじゃないですか。
確かにお前よりも強い奴がいるんだから頼れよって言うんだったら、確かにボコボコにする必要はあるんだけど、一発もくらってやらないとこほんとアスランだなって思うし。
あれ一応言い分としてアスランの方が正しいのに、シンが殴りに来て、アスランを殴りに行って、結果アスランとキラがぶん殴られるっていう流れも酷いし。
いや、ギャグですよね。
なぜ言わない、なぜ頼らないって言って、思いっきり言ってるけど、お前さシードデスティニーの時、ほんまお前それそれ君やったねっていうところがすごいあったりとかして。
でもアスランってね、自分でやっちゃって懲りたことをみんなが繰り返さないようにああいう忠告をしてくれてるんだけど、言い方とやり方がド下手くそすぎていつもあんなっちゃうんだよね。
たまたま今回は周りがちゃんと分かってくれて見守ってくれてたから、シン以外は。
そうね。
優しいよね、もう慣れてきてるからね、その対応ができるってだけでね。
俺の知ってるアクスクライムはそんなこと言わないとやーって言われててね。
そう、元婚役者ムーブをかました時は、え?みたいな反応をみんなしてて。
しかもそんなシーンだったよね、ほんとにね、みんながね。
ちゃんと一回睨んでるのもめっちゃ笑っちゃったしね。
まあとにかくアスランは愛されキャラなんだなっていうのが、やはり分かりましたね。
マキさんからのコメントです。
シード、シードデステニーとも、年間通じて好きなシーンを何度も視聴している派なので、本劇場版も公開を楽しみに待っていました。
前編シードらしさ満載でとても良かったです。
相変わらずキラーは強いし、戦闘シーンもド派手でかっこいい。
ムーさんの不可能を可能に、などお約束も入っていて大満足。
市民への攻撃というか、大量破壊兵器の使用と被害の甚大さもシードらしいと言えるでしょうか。
今回はシーンが最強?かもしれませんが、やっぱり一番はアスランですよね。
アスラン最高。
なんかねすごい小物感がいいんですよね。
だからイングリッドが本当にオルフェのことが好きで好きでっていうのがないと、
オルフェが実はいいやつなんじゃないかっていう予知すら生まれず、
こいつ終わってんなってなっちゃうからイングリッドは必要だった。
オルフェのために必要だったんだ。キャラ立てのために。
価値で存在が決まる。価値を実証しないと、価値を示さないと存在する意味がないっていうところで、
でもその存在を証明したところで自分の幸せの幸福の欲求が満たせないっていうキャラとしてイングリッドは、
そういう面でも必要だからすごい大事なキャラクターではあると思うんですけど。
それにしても可哀想すぎた。
そうですね。この映画の中で一番可哀想だったのはイングリッド。
髪の毛が青いし。
青髪のヒロインは負けヒロインみたいないつもの伝統にのっとったやつなんでしょうがないね。
俺たちもガンダムださんからのコメントです。
フリーダム、ストライクフリーダムと今までキラへ翼を預けていたラクスがプラウドディフェンダーに乗り、
ストライクフリーダムとドッキングする姿はまるで自身がキラの翼そのものになったようで、
ミーティアの曲とも相まりエモすぎて気絶するところでした。
ドッキングする合図としてラクスがエンゲージと言っていましたが、
軍事用語と婚約のダブルミーニングになっているように感じこれもまたエモすぎましたね。
それにしてもマイティストライクフリーダム強すぎるでしょう。
あらゆるビーム攻撃を防ぎきるフィールドに敵陣から放たれた無数のミサイルを一瞬にして消し去る稲妻兵器、
小惑星の裏側にいる複数の敵艦を小惑星ごとぶった切る飛体ビーム。
ていうか飛体ビームに関しては一モビルスーツに搭載していい兵器じゃないだろう。
強力すぎて画面がネガポジ変換しちゃってるじゃないか。
とりあえずあのカップルを怒らせるととんでもない威力のビームを撃たれるということがよくわかりました。
はい、ありがとうございます。
マイティストライクフリーダムガンダム。
長い。
いやー、ラクスですよ。
ラクスの話題全然出ませんでしたけど。
主人公だと思いますけどね、ラクスは。
ヒロイン、めっちゃヒロインでしたね。
私好きでしたよ。
私、ラクスこれまで好きだなって思ったことなかったんで、今回初めて人間として好きになれたなっていう感動があって。
何考えてるかわかんない人だったし、ちょっと狂騒感もあったから。
そうですね、確かにね。
うーんっていう感じの、わからない人っていう印象がずっと続いてて、なかなか寄り添えなかったんですけど、蓋を開けてみればめちゃくちゃ普通の人だったっていうのが今回わかったのが非常に良かった。