1. サッカーはシンプルだ!
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2022-12-24 25:14

#004 【ハッシー論①前編】日本サッカー界の未来 子どもたちとサッカー

【今回の内容】  子どもにサッカーを指導するハッシーノが、日本サッカー界の未来を語る

【選手紹介】 背番号4 ハッシーノ背番号9 月乃セラビ背番号92  たいき

サッカーを愛しすぎているハッシーノとたいきが、サッカーを全く知らないサッカー弱者の月乃セラビと共に、フラット3のフォーメーションでサッカーを語る新番組がカタールワールドカップ2022W杯 日本代表初戦とともに開幕!

Podcast番組『サッカーはシンプルだ!』 毎週土曜日午前10時配信予定⚽️

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00:01
サッカーはシンプルだ
私が感じていることとか、思いをね、ちょっと語りたいなという、そういうコーナーにしたいなと思うので
コーナー名は、ハッシーロンで
ハッシーロン、超いいじゃないですか
ハッシーロン、いいですね
ぜひ聞いてください
楽しみですね
お願いします
いろいろね、話したいことっていうか、あるんですけど
今回初回なんで
僕の価値観というか、すごく思っていることをまず喋りたいなと思うので
ちょっと真面目な話になるかもしれないんですけど、聞いてください
何か突っ込むところとか、聞きたいことがあったら、その都度お願いしますね
了解です
まず僕は今サッカーをやっていますが
同時に子どももサッカーをやっているんですよね
はい
子どもがサッカーをやっていると、僕の時代とは今は全然時代が違うなというのはまず思うのと同時に
あんまり日本のサッカーの底辺というか、育成のところがまだまだ成熟していないなってすごく感じているんですよ
ごめんなさい、一応お子さんの年齢というか、小学生か中学生か高校生なのかを聞いて
ありがとうございます
子どもは3人いるんですけど、一番上が中2です
中学生サッカー
二人目が小5
小学生
一番下は小2ですね
ありがとうございます
3人ともサッカーをやっています
僕らの子どもの頃ってそんなサッカー盛んじゃなかったので
03:01
Jリーグができるできないぐらいの時期だったので
サッカーってそれこそボールを蹴ってゴールに入れるスポーツぐらいの認識で
多分サッカーしてたんですよね
今はそうじゃなくて、いろんな海外の強いチームとかいろんなサッカーを見る機会、触れる機会がすごくあるので
手本となるものがたくさんあふれているはずなんですよ
だけど昔ながらの、昔ながらのって言うとちょっと語弊があるかな
わかりやすく言うと試合中とか練習中に水を飲むなって昔はあったじゃないですか野球とかでも
そういうノリ、ミスがあったら走る、罰走みたいな感じで走らせるとか
昔はよくあったイメージなんですけど
今もそれがまだあるんですよ、現実
そういうチームがたくさんあるんですよね
指導者、コーチとかが怒鳴り散らしていたりとか
子どもたちに人格否定するようなことを平気で言っているようなチームまだまだめっちゃあるんですよ
そういうのを見ていると日本のサッカーはまだまだやなってすごく思ってるんですけど
問題はそういうチームに子どもを入れる親がいっぱいいるっていうことが僕は一番問題だと思っていて
自分の子どもがそんなボロカス言われたり罰走させられたりするチームにもかからず
自分の子どもをそこに入れる親がいるんですよ
伝わりますかね
それは親も分かってて入れてるんですか
分かってて入れてる、そうなんですよ
昔でいうと先生に叩かれるとかは全然普通にあったと思うんですけど
愛の無知じゃないけどみたいな風習というか
大罰を大罰と言わない時代があったと思うんですけど
今ってそれは絶対教師は大罰はしないじゃないですか
06:04
でもサッカー界で大罰じゃないけど
子どもたちをそういう扱いをいまだにするチームに
いまだに入れる親がいる分かった上でっていうのがちょっと理解できへんくて
いろいろ知り合いの人とかサッカーに詳しい人とかも話をする機会があるんで
そういう話をするんですけど
やっぱり勝ちたい勝たせたい強いチームに入れたいっていう親の心理が
そうさせてしまっているんですよね多分おそらく
そういう厳しい厳しいというかありえない考えられへんような発言とか
指導とかをしているチームであっても強ければ
そこで子どもプレーさせたいって思う親がいるんですよ
何が言いたいかって勝つために子どもたちにサッカーをやらせるっていうのが
育成を日本のサッカーの育成を妨げてるっていうことに
ちょっとみんな気づいてほしいなっていう話なんですよね
ありますね
なんかちょっと前に柔道の全国大会が
団体戦がなくなったみたいなニュースがあったんですけどご存知ですか?
ごめんなさい団体戦がなくなった
団体戦がなくなった
団体戦やったかな個人戦?
あれ個人戦やったかなどっちかがなくなったんですよ柔道の
小学生年代の
それは親とかコーチ指導者が子どもたちを勝たせるために
例えば体重を増やさせたりとか
外からすごいヤジとか大きい声で指導したりとかっていうのは目に余ったので
柔道界的にちょっとこれは子どもの教育上っていうか
柔道の普及の意味からも
それはあれですね競争環境をなくしたってことですか?
勝つことを目的とした環境をなくそうっていう
柔道をするのではなくて
競争環境をなくしたということですね
09:02
競争環境をなくしたということですね
なくそうっていう
柔道をするのが試合に勝つためにしている
子どもたちに勝つための柔道をさせている
勝つための指導をさせているっていう現状が目に余ったので
そういうような一回なくそうということで全国大会がなくなったんですよね
その話から他のスポーツでも全国大会をどうするんだという議論にある程度なったみたいなんですけど
でも全国大会に出たいという子どもももちろんいるわけで
どんなスポーツでもそうなんですけど
そうですよね野球なんてところにそうですよね
そうですよねだからそこをちょっとなくすなくさへんという議論は
ちょっと難しいし結論出すのはどうかなというところもあるんですけど
言いたいことは勝つために子どもたちにスポーツをさせがちな日本っていうのが
スポーツの後進国
後進国というとまたこれも言い方悪いんですけど
成熟してないことを表してるんじゃないかとすごく思ってるんですよ
でサッカーがこんだけ盛り上がって
日本もすごく強いチーム強い国になりつつある中で
指導とか育成の部分が全然できてないところを
もう一回考え直しほしいなってめっちゃ思ってるんですよね
サッカー界に対して
昔だと公式戦ってだいたいトーナメント戦だったんですよ
大輝さんの時も多分どうかな
僕らの時はずっとそうだったんですけど
1年間で3回ぐらい公式戦っていうのがあるんですけど
全部トーナメント戦
ほぼ全部トーナメント戦だったんで
弱い学校っていうのは1回負けたらそれで終わりなんですよ
つまり年間で3試合しか公式戦が行われない
でも強いチームは5回も6回も毎回勝っていくので
年間で言ったら15試合とか20試合ぐらいすると
それは例えば小学生とか中学生の年代で
そんなに試合数差をつけること自体どうなのかっていう議論がすごく起こったことで
最近の公式戦っていうのはほとんどリーグ戦で行われるようになったんですよね
12:00
僕リーグ戦だった記憶があります
本当ですかそうですよねそうなんですよ
そうやってハード面というか運営側が
いろいろ考えて変わってきてるんですよサッカー協会も
公式戦をほとんどリーグ戦にしていったりとか
試合に出れない中学生とか高校生の1年生だけの大会を開いてみたりとか
サッカー協会的にはいろいろ考えていて
僕社会人のチームをやっているので
毎月日本サッカー協会の広報誌みたいなのが送られてくるんですけど
送られてくるというか買わされて読まされている感じなんですけどね
そこにもいろんなことが書いてあるんですけど
今サッカー界は育成と教科のバランスをちゃんと取り出しているよというようなことが
常に書き出されているんですよ
育成と教科
そうですね昔はサッカーを普及するためには
日本のサッカーを強くしたいそのためには普及しないといけない
いろんな場所でたくさんの子どもたちにサッカーをさせたい
それは強くするためみたいな方針があって
今は強くするためだけじゃなくてサッカーを楽しんでもらおうという
場作りとか環境作りをすごく行うようにサッカー界もなってきているんですよ
なんかねちょっと図を見せられないのがあるんですけど
三角形ピラミッドみたいな図が二つあって
三角形ピラミッドみたいな図が二つあって
強化するためのピラミッドと育成のためのピラミッドみたいな
育成じゃない普及のためのピラミッドを別軸みたいな感じで考えて
両方とも発展させましょうみたいな動きに今なってきているんですよね
昔は
昔は
トップチーム日本代表みたいな
強い選手たちを育てるために
普及させて下の年代からこう吸い上げていって
トップの選手を
強いチームを作ろうみたいな考え方だったのが
これだけじゃなくてもう一つ
大人老人の
トップチームを育てるための
大人老人シニアの世代になってもサッカーを楽しめるような環境づくりのために
子供の頃からサッカーを楽しめる場を
勝つためじゃなくて楽しむ場を提供しましょうというこういう三角形も
作れるように作りましょうという動きを今サッカー界はしだしているんですよね
だから昔は強い選手を育てるために
強化と普及を両立させようとしてきているんですよ
15:03
でも子供の環境では
今なお強化一本の動きがすごく強くて
親もそう
確かに
子供に対して
そこをちょっと僕はすごい見ててもやもやするんですよね
まさに部活がそうですもんね
そうなんですよね
だからそういうチーム
例えばさっき言ってたように
サッカーは
子供に対して
勝ちなさい強いチームに行きなさいっていうような考え方がまだまだ根強いので
そこをちょっと僕はすごい見ててもやもやするんですよね
例えばさっき言ってたように
指導者が見ていて不快になるようなチームに
子供を入れなければそういうチームはなくなるはずなので
指導者保護者ですかね
僕らが見ていて不快に思うような指導者のいるチーム
暴言を吐いたりとか
子供の扱いがひどい指導者のいるチームに
子供を入れなければそういうチームは自然となくなっていくはずなので
たとえ強くても
そこに入れないでほしいんですよね
そういう声が多分あんまり普段生きていても聞こえないと思うんです
現場を目にしたい限りは
普通にサッカーを見ているだけとかサッカーをしている大人たちには分からなくて
自分の子供とか子供のサッカー環境を見たときに初めて
そういう状況に気づくというかそういうチームを見て初めて気づくので
これに気づくのがすごく時間がかかるなって思っているんですよね
で最近ちょっと話長くなってごめんなさいね
新聞かな何かで見た記事に
日本代表に入っている選手
大学出身の選手がすごく多いと
これは海外ではありえない話だった
そうですよね
これは一つの見方としては
大学の育成がすごくうまくいっているとか
大学の見直されている
大学の良さというのがすごく見直されているとか
子供を大学に入れたい
18:00
とりあえず大学にも生かしておきたいという
親の価値観がそうさせているっていう
大学に対してプラスの見方が一つあるんですけど
もう一つ見方としては
そもそも高校とか卒業してプロに行くような選手がたくさんいる中で
日本代表に入る選手が大学卒業して入ってくるような選手がいるということは
高校卒業時点での序列を逆転しているわけじゃないですか
高校卒業時点でプロになれたらプロになっているけど
プロになれない選手が大学に行って
大学で伸びて日本代表に入っているということは
逆転している
これはつまり
育成に問題があるんじゃないかっていうところを見直した方がいいんじゃないか
っていうようなことが記事に書いてあったんですよね
伝わるかな
僕それ同じ記事読んだかもしれない
読みました?
若い時からエリートの扱いを受けて
お金とか環境とか与えられて育てられた選手よりも
上に行く選手が大学を卒業して出てくるということに
育成の部門でもうちょっと考えた方がいいんじゃないかみたいな記事が書いてあったと思うんですけど
それを見て時に僕が思ったのは
それって多分育成
子供たちの小学生とか小さい時の育成の指導者が
さっき言った暴言を吐いたり
子供をちゃんと扱えない指導者の下で
作家をしてきた子供たちが
そこまでじゃないにしても
指導者として子供たちの才能を見抜けなかったりとか
ちゃんとした環境を与えられなかった選手が
大学に入って初めてすごくいい環境をいい指導者に巡り合って
本当の能力を発揮しただけなんじゃないかって思ったんですよね
その記事を読んだ時に
分かりますかね
本来その子たちのポテンシャルとか才能というのは
素晴らしいものがあったにもかかわらず
日本だと子供のチームでの移籍とかほとんどないんですよね
なので最初に入ったチームを基本的には抜けれないので
そのチームで成長していくのが一般的
なのでそういうちゃんとしたチームに入れなかった
ちゃんとしたチームって言うとちょっと言い方アレなんですけど
その子供に合った環境とか
その子を伸ばせる環境じゃなかったところに入ってしまうと
21:01
ちゃんと伸びれずにそういう環境に行って初めて
本来の成長ができたんじゃないかって僕は思ったんですよね
分かりますかね伝わってるかな
分かります分かります分かりますし
さっき僕同じ記事って言ったけど多分違う記事ですね
本当ですか
似たような内容で多分違う記事かも
僕が読んだのは中学校と高校とって
その6年3年3年区切りの育成じゃ
その3年ごとに目標が変わっちゃうから
小学校の時はその小学校のその地区の地方大会優勝目標に
でその3年後はその中学校のその監督の思想のもとで
中学校の全国大会優勝を夢に
で高校では高校大学では大学校って言ってその
通っている学校ごとに学校ごとにというか年代ごとに目標が変わっちゃってて
Jユースとか海外のアカデミーみたいに
最初からちっちゃい頃からプロのトップチームで
プレーをすることを夢にしてプレーしてるわけじゃ
させてるわけじゃないから構造的に海外とは違うよねっていうような記事でしたね
そうですねそういう話もありますね
それでいくと海外は
基本的にクラブチームなんですよね
日本みたいな部活っていう考え方じゃなくて
地域に目指したクラブチームに入ります
プロになるかどうかは別として一貫して
いいサッカーを
させるというかいいサッカーをするための指導を育成を
どのチームもやっているんですよね
試合に勝つためとかそういうためのことを教えるんじゃなくて
いい選手になるためにいいサッカーをするための指導をどのチームも基本的にはやっている
でもさっきの大輝さんの話だと
3年区切りの日本の部活だと
その大会で優勝するためにはどうしたらいいか
勝つためにはどうしたらいいかっていう育成になるので
根本的にも全然考え方が違うということと
あと海外でいくと
いい選手はどんどんトップチームに
ビッグクラブにどんどん移籍をしていくし
そのビッグクラブの中でも年代が下であろうと力があれば
どんどん上の年代でも試合に出ていくということが
24:03
普通に行われている環境なので
本当にサッカー選手をみんなで育てているみたいな
どこにいようとサッカー選手を育てているっていう
感覚があるんじゃないかなと思うんですよね
サッカーの先進国と言われるような
セラビさん的にクラブチームの株組織みたいなイメージつきます?
株組織って言うとアカデミーから上がってきて
みたいなイメージです
今日はここまでです
次回へ続きます
25:14

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