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左右にポケットのあるズボンを履いている時、右側のポケットにはハンカチ、左側のポケットにはティッシュを入れましょうって、小学校の頃習って、朝の回とかで毎回両方ちゃんと履いてるかっていう確認をするぐらいの、その習慣が今も根付いてて、ティッシュはないことはあっても右側には常にポケットが入っているみたいな話をしたら、周りの人に驚かれて、でも逆に問いたい。
ならば、そのポケットには何が入っているんですかと。
そぼろげ!色丼ラジオ。
改めまして、こんにちは。この番組はライターで、ものづくり工房、京島共同特工所の管理人である、Asanoがお届けする一人語りのボッドキャストです。
仕事のことや遊びのこと、真面目なことや変わったことなど、毎回2つのトピックについて取り上げ、2色丼のように味わっていきます。
まあ、時代が変わってスマートフォンが入っているっていうのは一つあると思うんですけど、ハンカチとかはないと。
僕はすごい汗っかきとか鼻水が出やすいみたいな体質もあるので、その左右の相棒があることですごい安心するんですが、逆に空っぽだと不安になるんじゃね?みたいなこととか、
カバンの中に入っててもサッと取り出すのってちょっと手間じゃないとか、いろんなことを思ってしまうんですが、
これはどうなんですかね。意外と三つ子の魂100までみたいなところで規定されているのかもしれません。
右ハンカチ、左ティッシュ、これだけでも覚えて帰っていってください。それでは今週も行ってみましょう。
先週確定申告が終わったっていう話をしました。その中でですね、やっぱり自分の出費を見直す機会がありまして、固定費と変動費みたいな感じですよね。
月ごとに変わるものと、毎月こんだけかかるよみたいなところで、固定費を削減しようみたいなことはよくある話じゃないですか。
家賃とか急に変えることはできないんで、他のところで何かないかなってみたら、いわゆるサブスクの類が見えてくるわけですよね。
もちろん仕事で普通に必要なアドビーのクリエイティブクラウドとか、Zoomの有料枠みたいなやつはまあ必要だなぁと思いつつ、
でもちょっとこれなんかノリで入ってそのままにしてしまったものが結構あるなってことを思って、それを見直したりしてました。
いわゆる映像配信系のプラットフォームが2個3個と被っていることって、まあなくはないと思うんですけど、
僕の場合は一時期ね、なんかプライムビデオとネットフリックスとディズニープラスに全部入ってるみたいな合流してる時期があって、
まあそんなにいらんだろうというか、ただ一つのプラットフォームでさえちゃんと見切れてないのに、お前なんやねんみたいな感じを持って、
これをちょっと冷静に断捨離みたいにしてました。
ネットフリはね、UIさすがにいいんですけど、意外とAmazonプライムとかと被ってるところがあるし、
ディズニープラスは主にマーベルの作品しか見ないんで、今は最近更新が途絶えたりとか、
そんなにちょっと熱が冷めつつあるので、まあそれは無しにしようということでお別れしましたね。
プライムビデオの中でも全然見切れてないものがあって、まあこれを一個集中してちゃんと見てあげようみたいな気持ちになってるのが今って感じです。
エンタメ系で言うとあと、週刊少年ジャンプの定期公読、毎週月曜日の深夜24時00分、ちょうど週刊が始まったってなった時に配信されるってやつにはもうずっと入ってます。
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これは日本という国に暮らしている以上、そこのメリットのかなり大きい部分を占めてるんじゃないかと言えるぐらいの楽しみにしてるというか、
最新の今激アツのワンピースとか、いろんな流行りの根源にあるものだなと思うので、これはもう義務感のようにというか、読まなあかんだろうぐらいの感じで普通に読んで楽しんでます。
人によっては憂鬱な月曜日の始まりを迎える時に少年ジャンプがあることで、まあちょっと1日の始まりは楽しくなるっていう、
僕結構真剣に少年ジャンプが月曜日に発売されることによって、人類全体の経済性とか活力がちょっと日本の中では上がってるんじゃないかなって思うんですけど、
まあそんぐらいの憂鬱な月曜日を朝から盛り上げてくれる楽しみとして、これはなんか外せないところかなと思ってます。
で、こっからなんかちょっとまあ話してみたいなと思ったんですけど、不必要かもしれんが課金してるものってのが結構あって、
特に今年、去年ぐらいから始まったのが、ファンクラブというか、有料会員制度みたいなやつ、具体的に言うとデイリーポータルZを励ます会、
イメージキャストサポーターズ、そしてピンピン団地ってやつなどに入ってるんですけど、それぞれ月500円から1000円ぐらいを払っているって感じで、
ウェブメディアとかポッドキャスト番組のファンクラブって位置づけなんですかね、
この月額、お金を払ってそれを運営の費用とかに当ててくださいとか、機材の購入とかに当ててくださいみたいなシステムがあって、そこに入れていると。
僕がこれを払うことによってなんかめっちゃ得があるかというと、まあまあその有料会員向けのコンテンツが見れるとか、近況報告も見れるっていうこともあるんですけど、
なんかそれよりも僕の好きなものが続いて欲しい、だから何かしてあげたい、してあげたいって言ったらこれが欲しいかもしれないですけど、
そこにその力になれるのであればみたいな感じでやってることによる心理的、僕がハッピーになる性の方が結構強いかなっていう気がしていて、
何ならその有料会員向けのコンテンツとか更新されたらめっちゃ早く見なきゃみたいな感じにはあんまりなってなくて、
時間ができた時にふと眺めてみて、ああ、なんか見れてるなーみたいな感じでニヤニヤするみたいな感じが結構多いんですよね。
これはね、生活がすごい困窮してきたらわかんないですけど意外と優先度高いところかもしれないですね。
なんか金額にしたら別にそんなに大したもんじゃないんですけど、こういう些細なサポートをする時の心構えって、
なんかあなたの1票は無駄じゃないですよみたいなことをこっちが自主的に思うことが結構大事だなぁと思うんですよね。
否定するのはすげー簡単で、まあ別にお前の500円があろうがなかろうがみたいな、お前の1票があろうがなかろうがみたいなこと思えるんですけど、
それを言い始めたらポジティブになる理由がない、なり得ないので逆に考えるんですよ。
ここの1票を入れたことによって999票だったものが1000に達するかもしれないとか、
僕が500円を寄付することによって月の支援金額が29500円から3万円になるかもしれないみたいな、
この一桁変わることの喜びって結構でかいなと思ってて、これはなんか自分の工房とか売り上げとか見てる時とかにも、
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なんかでっかい桁が変わることの喜びってすごい、なんか地味ながら大きいものがあって、
きっとここに自分はキーをできてるんだって思う、勝手に思い込んでいくみたいなことをすると、
なんかよりそのハッピーになれるというか、自分の行為に意味があるみたいなことを思うための施行法だなと思うんで、
実践してみるといいんじゃないかなと思うんですけど。
まあ自分の心理的安全性のためにお金を使ってるって感じかな。
いわゆるファンクラブ会員みたいなやつにあんまりお金を使うイメージって今までそんなになかったんですけど、
なんなんですかねこれは。
ウェブメディアとか音声配信とか、目から耳からダイレクトに入ってくるじゃないですか。
テレビとかと違って、まあ自分の好きなタイミングで見れるから、逆にその毎週更新されたタイミングで見るとか聞くとかっていうので、
短さがすごいギュッと近づいてきてるように思うんですよね。
なんかテレビ番組とかってちゃんと追いかけなきゃいけないとか、ライブ行かなきゃいけないみたいなことがあるけど、
そこでちょっと都合が合わないと離れてしまうみたいなことあるんですけど、
自分のタイミングで好きな人たちが喋ってる、好きな人たちが書いてるものとかを接収できることによって、
そこへの愛着とか、これがなくなったら悲しいみたいな気持ちがどんどん高まってきたのがなんかこう数年なのかなとか思っていて、
そのためには全然やったるでみたいな感じがしてますね。
この感覚が何に近いんだろうって思うと、
推し勝つってほどじゃなくて、どっちかというとお賽銭箱にお金を入れるみたいな、
あれって本気でそのお寺とか神社とかの経営を支えたいからこのお金を使ってくださいみたいなこととは違うと思うんですよ。
あれはなんかそれはまた別のルートで寄付があると思うんですけど、
賽銭箱にお金を入れて二礼二拍手一礼してお願い事をするって、
なんかどっちにもメリットがあるというか、
お寺側もそのお金をいくばくかの上に使うだろうし、
それを投げ入れてる自分の側にもプラスのハッピーがあるわけじゃないですか。
そういう意味ではその寄付みたいな感覚とかお賽銭みたいな感覚に近いなと思っていて、
あれもお祈りが通じて実際に効果があるかって言ったら、
そんなん自分の心持ち次第じゃないですか。
なんとか言ったら怒られるかもしれないですけど、
そういう意味で一つお金を売買にして自分の心の安寧にプラスをするというような感じのサブスクリプションが今にやってる。
しかもそこはなんかメンタルヘルス的なというか、
直接エンタメを接種するわけじゃないが、
自分が楽しく暮らすためには欠かせない部分として、
なんか固定費に組み込んでもいいのかなみたいな気持ちで、
僕の家計簿には月額の枠の中に入ってるって感じですね。
どんぐりFMというポッドキャストの最近の話で、
レイリーポータルZが運営会社が変わって独立しますって時に、
その励ます会っていう有料サポーターを募集していることについて触れてる会があって、
そこでレイリーポータルZはインターネットのふるさと、
だから納税しようみたいなことをどんぐりFMの中で喋られてて、
その感覚がすげえ納得したんですよね。
ふるさと納税もなんか全然自分とは関係ないとこに入れて、
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ちょっとプラスの返礼費が返ってくるっていう意味で、
まぁ若干ちょっと実利的なところはあるんですけど、
それよりかは自分がそれこそ20年前とか25年前とかから見て育ってきたところが、
お母さんに仕送りを返すみたいな感じというか、
両親に20年以上支えてきたものに対して、
何か今大人になった自分がお返しできることがあるとすれば、
それはするのがいいよねっていう、
お母さんお父さんいつまでも元気でいてねみたいな気持ちに乗っけて、
この毎月クレジットカードから幾百かのお金が差し引かれるという気持ち、
あれをただの数字として見るんじゃなくて、
そういう心のやりとりがあるんだなぁみたいなことを乗っけるっていう、
ような感覚にいるのがすごい正しいなぁと思って、
だから僕、有料会員になると広告の非表示とかになったりもするんですけど、
なんかまあそれはいいやって言って普通に無料会員向けのページで見て、
めっちゃ広告を表示しながら見てるとか言ってるんですけど、
まあこれも広告表示されることで向こうにプラスがあるならいいかなみたいな、
そんな気持ちでやってたりするっていうような感じですね。
うーん、サブスクの話なのかなんかわかんないですけど、
こんな感じで自分の掛け本を見てみると、
精神的なところに結構欠けてるなぁって思ったような感じです。
これがもっと肥大化していくとちょっと怖いことになるかもしれないんですけど、
えーその時はまた冷静になるのかなって感じで見ていくんだと思います。
今週とあるボードゲームのプレイ会に参加してきました。
香る感覚と書いて香感覚、
香り×意心伝心、お公開で言葉を連想、
共感覚が試されるボードゲーム香感覚、
こういうボードゲームがありまして、
これがエンチャントチャントゲーミングというグループが開発したボードゲームで、
そこにちょっと前からの知り合いの人が関わっていて、
クラウドファンディングをやるよみたいな感じで、
半年前くらいかなにプロジェクトをやっていたので、
そこにバーッと支援して、
そのリターンという形でプレイ会に参加、
アンド実物ももらえるという感じでやってきました。
クラウドファンディングはやっぱり消息がすごい大事だと思うので、
見た瞬間にサッとお金を入れるみたいな、
ちょっと気になったもの、
いずれ支援するかもなって思った瞬間に、
その勢いでページを切り替えることなく、
ちゃんと課金するみたいなことを体に身につけているんですけど、
これもちょっとさっき前半話した、
自分のためにもやっているお金の使い方みたいな部分に通じるかもしれないですね。
このゲーム香感覚、どういうゲームかというと、
ちっちゃいよくあるカードゲームタイプぐらいの箱の中に、
お香が入っているんですね。
お香の専門店、アザブ神華堂っていうところが調合した、
5種類の香りが入っていて、
ティーバックみたいなというか、
麺みたいな感覚の中身が若干透けているみたいなところの中に、
いろんなお香の植物というか、
木とかの種なんですかね、分からないですけど、
そういうのが入っていて、
それぞれちょっとずつ違う匂いがする、
5つの袋が入っているんですね。
それとは別に、お題カードみたいなやつがあって、
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この匂いは何に近い?みたいなことが書いてあるんですよ。
それぞれテーマがあって、
宇宙で言ったらどれに近い?
1、太陽、2、月、3、土星、4、冥王星とか、
会合で言ったらどれに近い?
1、帰りの会、2、忘年会、3、新年会、4、なんとかみたいな感じで、
プレイヤーの人たちは、
親の人がまずその匂いを嗅いで、
そのさっきの上がっていた項目の中から1つ決めますと。
で、他のメンバーたちがまた同じ匂いを嗅いで、
この親の人にとってこの匂いは、
これなんじゃね?とかこれなんじゃね?みたいなことを話して決めて、
最終的に親が選んだ選択肢と同じものを当てられたら、
成功!みたいな感じで進んでいくっていうゲームです。
これをね、やらせてもらったんですけど、面白かったですね。
なんかそもそもボードゲームのテーマとして、
匂いを扱うっていうことがめっちゃ新鮮で、
まずないじゃないですか。
てか僕は体験したの初めてだったんですけど、
よくそのボードゲームカフェみたいなとこ行くと、
一緒にお菓子を食べながら遊んだりしますけど、
このお菓子とかの選択が、
ちょっとプレイに影響してくるみたいなところが、
ちょっと新鮮だなって思ったのと、
その匂いって結構、やっぱ人によって全然感じ方が違うし、
なんならこの季節によっても感じ方が違う。
今は花粉の時期なので、プレイ中みんな、
何度も何度も嗅いで、
これやべえ、わかんねえ、バグった!みたいなこと言いながら、
やってたのがすごい印象に残ってるんですけど、
そういう曖昧さの中で、
でもこの人にとってはこの匂いかな?みたいなことを推測していくっていうのは、
うん、なんか初めての経験でしたね。
僕がそれ初めてプレイしたんで、
その5つの種類ある匂い嗅いでも、それぞれ違うんですよ。
でもその、なんかちょっと据えた匂いだなーとか、
優しい匂いだなーとか、
最初は優しい香りだと感じたけど、
なんか奥の方にちょっと獣っぽい匂いがするなーとか、
で、この獣っぽい匂いがするから、
お題で言う必殺技で言ったら、
カメハメハじゃなくて、
10万ボルトかなー?みたいなことを、
結びつけていくっていうのが、
ゲームの個性というか、になっていて、
今喋りながら、このゲームの面白さを、
言葉で伝えることの難しさをめっちゃ感じてるんですけど、
っていうのも、その5つの種類の匂いが入ってるんですけど、
結構ね、めっちゃ分かりやすくはないんですよ。
めちゃめちゃ刺激的だなーとか、
なんか海の匂いがするなーみたいな、
分かりやすいものが入ってなくて、
これってどうやって選んだんですか?って、
製作者の人たちに聞いたら、
そこは結構意図していて、
分かりやすく、これはレモンだ、とか、
これはブドウだ、みたいな匂いが選ばれてしまうと、
そこにイメージが先行して、
くっついてきてしまうと。
あのブドウの匂いあるよね、
だからこれこうなんじゃね?っていうことで、
そのぼんやりしたものじゃなくなっちゃうから、
ゲームとしての面白みが多分減っちゃうだろう、
みたいな話をしていて、
なるほどなーと思って、
匂い嗅いで、これはレモンだ、
レモンって黄色いから、
月をイメージしたんじゃないか、みたいな感じで、
その匂いと、匂いという面白さを題材にしてるのに、
なんかそこに別の視覚情報とか、
文字の情報が乗っかってきちゃうことで、
ゲームの本質がブレてしまうがゆえに、
めちゃめちゃ言葉にしづらい匂いを、
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そのアブストラクトな状態のまま扱うために、
この5種類に選択したんだっていうような話を聞いて、
すごい面白いなと思って、
なんか人間はその物に名前をつける、
出来事に名前をつけることによって、
現象を理解していくっていう性質があるなと思っていて、
不安だとか好きだとか、
怖い、楽しい、美味しいみたいな、
あのよくわかんないものに名前をつけることで、
対象を捉えられるようになる。
けどそれとある意味、
なんかモヤモヤしたものを、
固定化させてしまう行為でもあって、
それによって共通理解が進む、
人と会話ができるようになるというメリットはありつつも、
なんかそこの本来含んでいた複雑性みたいなやつを、
遮障してしまう部分はあるはずなんですよね。
今回はその香りを題材にした上で、
そこを固定しないで、
複雑なものを複雑なまま扱うために、
ふわーっとした感じ。
で、しかもそのお題の選定も結構特殊で、
匂いと宇宙の惑星とか、
なんか帰りの回とかってあんま結びつかないじゃないですか。
でもそこをもしかしたら、
この匂いはちょっと懐かしい雰囲気があって、
汗臭い感じもするから帰りの回かもなぁ。
で、この人にとっての帰りの回っていうのは、
ちょっと良い思い出なのか悪い思い出なのか、
もしくはオフ会とかに参加して、
若干ゴミゴミした香りに近いなのかもなぁみたいな、
そういうことを推測エスパーしながら、
当てていくっていうところの、
なんかそれこそタイトルにも入ってる好感覚、
共感覚って匂いを嗅いでこれが赤いとか、
楽しいみたいなことを想像するっていう、
なんか言葉にしづらいシナスタジア、
連想が繋がっていくことの面白さが入ってると思うんですけど、
そういう普段使ったことのない脳みその回路が繋がっていく感覚があって、
すげー楽しかったですね。
プラファン自体は終了してるんですけど、
おそらくどこかで手に取れるものにはなってると思うので、
興味が湧いた方はぜひ遊んでみてほしいですね。
ということでなんか結構イベントごとが多かったというか、
年度末らしい忙しさもありながらも、
ちょっと外に出る機会が増えてきた今日この頃です。
わりと楽しいことが今後も続きそうなので、
頑張っていきたいと思います。
そばらけ二食のラジオはこんな感じで配信しております。
また来週元気にお会いできたら幸いです。
それではさようなら。