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2023-05-25 15:22

#008 跳弾しようぜ弾丸ツアー / 夜行のバスに乗っかって

【そうだ 甲府、行こう。】水天宮前駅:Z-10 / エアコンの存在感 / smartDIYsに行ってきた / 金属マーキング楽しすぎ / 旅に行くならジモコロ / 銭湯と美味を求めて / 美味しいカブは小籠包 / 弾丸ツアーの軌道が逸れる / 行きは特急&帰りはバスで / 夜行デビューは大学生 / 夜の高揚感と連帯感 / ベスト見送り交通機関とは / 不自由ゆえの長尺音楽 / 俺のケツが硬いうちは / 夢か現か LONG SEASON / 無目的な旅でもいいじゃない


しゃべっている人:淺野義弘 ⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/asanoQm⁠⁠⁠


◆参考リンク

低価格、オープンソース、ユーザーコミュニティ——個人で買えるデジタル工作機で市場を切り拓くsmartDIYs(fabcross)

ワインと桃だけじゃない! 山梨・甲府の地元編集者が全力でオススメする観光スポット10選+1(ジモコロ)

98.12.28 男たちの別れ / Fishmans(Spotify)


◆ おたよりはこちらから

⁠⁠⁠https://forms.gle/FaCDP4aKZr1kq4TWA

半蔵門線の英語アナウンス
東京メトロの半蔵門線に、水天宮前っていう駅があります。
社内のアナウンスで、次は水天宮前、水天宮前、水天って言ってたんですね。
で、「え、なになに?水天?水天?」と思ったら、
半蔵門線の駅に全部Z1からZ何とかまで数字が振ってあって、
それの英語アナウンスで、水天宮前、水天って言ってたんですよ。
水天と水天でめちゃめちゃ踏んでるじゃんと思って、
最初、日本語と英語の違いなのか、僕の聞き間違いなのかわかんなくて、
なんだと思ったんですけど、それを文字面で見た時にめっちゃ興奮して、
これ絶対その駅のアナウンス作る人も、
水天と水天って似てるなぁ、だけど別に意図してやったわけじゃないし、
んんんんんみたいな、真面目にやってる中で生まれた不可抗力の面白みたいなものが潜んでいる気がしていて、
思わず生まれた不可抗力のギャグみたいなものがすごい好きです。
それでは行ってみたいと思います。
そぼろげ!＀色丼ラジオ。
改めましてこんにちは。
この番組は毎週のちょうど真ん中、木曜日の正午にお届けしているひとりがたりのポッドキャストです。
ライターでものづくり工房の管理人であるアサノが、
仕事のことや遊びのこと、真面目なことや変なことなど、
毎週2つのトピックについて取り上げ、2色丼のように味わっていくラジオです。
暑いし寒いし、なんか大変な日々ですね、すごい。
春めいていくのかな、夏めいていくのか、わかんないみたいなタイミングで。
引っ越してきて、古いエアコンがついてたんですけど、
それのリモコンというか操作がおぼつかないし、ちょっと怖いなっていうので、
新しいのを付け替えたりしてギリギリ間に合いました。
存在感がすごくて、若干もうちょっと冷静になってもよかったかなと思いつつですけども、
快適な暮らしには背に腹を抱えられないということで、
納得しつつやっていきたいと思います。
それでは今週も行ってみたいと思います。
山梨県の弾丸ツアー
山梨県の甲府に行ってきました。
1日かけて朝9時くらいに家を出て、
新幹線に乗って1日甲府で過ごした後、
夜8時のバスで帰ってくるみたいな弾丸ツアーみたいな感じですね。
何しに行ったかというと、
ものづくり工房の準備をしているんですけど、
そこに置くための金属マーキング装置というのを探しに、
というか体験しに行ってきました。
レーザーカッターとかは木を切ったりアクリルに彫刻したりするみたいなアイテムなんですけど、
それって種類にもよるんですけど、
CO2レーザーと呼ばれるものって、
あまり金属の彫刻には向いてなくて、
今僕、墨田区にそういうラボを作ろうとしているんですけど、
そこって結構古い工場とか工場がたくさんあって、
割と金属系の掘り出し物というか、
加工がしたいみたいな需要があるんじゃないかということを相談して、
なんかちょっといいものないかなと思って探したところ、
山梨県にですね、スマートDIYSさんという、
日本の工作機器メーカーというところがあって、
そこで体験ができるっていうのでちょっと気になってきてきてました。
このスマートDIYSさんは、もともとLEDの検査装置みたいなものとかを作っていたんですけど、
自分たちで3Dプリンターみたいなものが欲しいよねっていうことを話したところ、
手頃なものがないし、作ろうとすると大変だっていうので、
じゃあ自分たちでも開発しちゃうかって言って、
それで工作機械の製作と販売を始めたっていう、
すごいDIY精神というか、
物作りマインドに溢れている人たちでやってる会社さんで、
実際にそれで3Dプリンターよりも、
まずはその部材を切り出すためのレーザーカッターがいるだろうということで、
最初はすごい手作り式のというか、
組み立てで楽しめるレーザーカッターみたいなものを開発したり、
そこからどんどん会社の規模も大きくなって、
でも手の届きやすい価格で、
かつ日本の企業さんなんで、
すごいサポートも丁寧みたいなところで、
割と安心して使えるメーカーさんかなというところで、
僕も金属装置を体験しに行ってきて、
めちゃめちゃ楽しかったですね。
あまり金属のものにマーキングするっていうことが経験なかったんですけど、
普通のレーザーカッターとは方式が違って、
爆速でしたね。
普通のレーザーカッターって、
いわゆる印刷のプリンターみたいに、
一回右行って左行ってみたいな、
往復してやっていくので、
その分時間がかかるというか、
レイヤーごとに分かれてやっていくので、
割と時間かかるんですけど、
その装置はガルバのレーザー式っていって、
レーザーが当たるミラーが回転することによって、
左右に移動するとかじゃなくて、
ミラーの回転によって加工ができるっていうので、
フワン!みたいな感じで、
すごい速さでやれていたので、
めちゃめちゃ興奮しました。
めちゃめちゃ興奮しましたって、
係の人にもお伝えして、一緒に喜んでたりしてましたけど、
しかもたまたまですけど、
その方が僕がものづくり系のメディア、
ファブクロスとかで記事を書いていることを知ってくれてたみたいで、
めちゃめちゃ嬉しかったですね。
あまりこういう経験がなかったので、
山梨弾丸観光
やっててよかったなみたいなことを感じました。
その用事自体は、
1時間ぐらいにその体験を始めて、
1時間ぐらいがっつり触らせてもらって終わって、
そのまますぐ帰るのももったいないしなということで、
航風駅周辺で観光というか、
いろいろなことをしてみたいなと思って、
ブラブラしてました。
航風は初めて行くので、
どうしようかなと思ったんですけど、
これはぜひ皆さんにもお勧めしたいんですけど、
ジモコロというウェブメディアがあります。
オモコロから派生した47都道府県の地元とか地域を
結構テーマにしているメディアで、
テーマに文章を書かせてもらっているんですけど、
そこにですね、各地域ごとの
おすすめスポット10選みたいな記事のシリーズがありまして、
これを読めば間違いないですね。
僕も旅行行くときとか、
時間ができそうなときに、
ジモコロ山梨みたいな、
ジモコロプラスその地域の名前で書くと、
すごいその地域の人たちが書いた
おすすめの場所とか会社の歴史みたいなことが
ブワーッと出てくるので、
旅のガイドでもあるし、
その場所について書かれた書籍みたいでもある
というところで、
行くための喜びというか、
ワクワク感がすごい出てくるし、
実用性もめっちゃあるというので、
皆さんも真似してみてください。
僕も今回その山梨交付に行くにあたって、
ワインと桃だけじゃない、
山梨交付の地元編集者が
全力でおすすめする観光スポット10選プラス1
という記事を読んで、
その通り、ほぼその通りに動きました。
3時ぐらいに時間ができたので、
そこからバス乗って交付駅周辺まで行って、
そこからゴミ醤油さんという、
ゴミ醤油という名前だが、
今は醤油ではなく味噌を作っている
みたいなところに行って、
味噌買ったり、
そこ行ったら甘酒とか出してくれて、
めちゃめちゃ嬉しかったですね。
すごい熱かったので、
優しいと思いながら味わったりとかして、
お土産買って、
その後は、
草津温泉という銭湯、
銭湯温泉というんですかね、
500円ぐらいで入れる場所なんですけど、
厳選掛け流しみたいなところで、
夕方から風呂入って、
銭湯温泉と小籠包
すごいボーンとして、
もともとお風呂とか好きなんですけど、
旅先で入る風呂ってすごい、
体が疲れてるっていうのもあると思うし、
時間の使い方が割と余裕があるので、
すごい好きなひと時なんですけど、
そこに入って、
地元のおじいちゃんとか、
すごいたくさんいていいなぁ、
みたいなことを思いつつ、
いい具合に歩いて、
お腹も減ったので、
三福という中華レストランみたいなところで、
かつカフェっていう場所で、
ワインですね、やっぱり、
甲州ワインみたいなところの飲み比べみたいなやつで、
6種類も飲ませてもらって、
その中でお気に入りのワインを、
また一杯飲むみたいな。
そこがね、地元産の野菜みたいなことを、
すごい丁寧に扱っていて、
ちっちゃい、
よく居酒屋のメニューみたいな、
看板に何とかの何とかみたいな、
書いてあるじゃないですか、
ほうれん草のソテーみたいなこととか、
でもそこは株みたいな、
これが何ですかって聞いたら、
すみません、これじゃ分からないですよね、八百屋みたいで、
みたいなすごい感じのいい点数が教えてくれて、
それをもう株の、
ちっちゃい株なんですけど、
それを丸焼きにしましたみたいなので、
これほぼ小籠包ですよとか言ってて、
そんなことないでしょと思いながら食べたら、
ほぼ小籠包でしたね。
めちゃめちゃジューシーで、
なんか株ってこんな一口で放り込んだら、
ジュワーみたいな、
そこの塩と相性よくてめっちゃうまいわとか、
小松菜のクタクタに似たやつに、
株であえてその汁ごと飲んでください、
みたいな、
それとかと一緒にワイン飲んで、
最高ですね、みたいな感じで、
楽しかった、美味しかったです。
旅の醍醐味
ちょっと帰りの時間がわたわただったので、
全然心残りがあるんですけども、
また行きたいなというふうに思えるような場所が
たくさんありました。
全部行きたいとこ行けたわけではなくて、
たまたま閉まっていた喫茶店みたいなこともあって、
残念だなという部分はあるんですけど、
まあまあそれも旅の醍醐味というか、
全部が全部、
予定ぎっちりに埋めちゃうと
結構疲れちゃうこともあると思うので、
一泊できたらいいなと思ってたんですけど、
まあ次の日は普通に仕事もあるしっていうので、
一日の中でできるといいなという感じで、
弾丸ツアーみたいな感じになって、
弾丸と言いつつも、
Googleマップ見ながら目的地まで行って、
ダメだ、じゃあこっち行こうみたいな感じで、
ブラブラするみたいな、
夜行バスの文化
弾の跳ね返りみたいなことを楽しみながら、
進んでいました。
幸福すごい良かったですね。
新幹線なら2時間くらいで東京から、
2時間もかかんないくらいで着くので、
ほんと1日でいろんな場所巡れたなという、
充実感がたくさんあって、
すごい久々にいい息抜きになった1日でした。
また行きたいです。
旅の帰りは、
バスで帰ったんですね。
夜行バスではなくて、
夜初のバス。
夜8時に甲府を出発して、
10時半に新宿に着くみたいな、
バスに乗りました。
理由は新幹線より安い、
新幹線の特急か、
新幹線より安いというのが1つと、
単純に夜走る長距離バスが好きというのがあります。
これを人に話すと、
本当ですか?
ケツ痛くないですか?
って言われるんですけど、
僕はまだケツが丈夫なのもあると思うんですけど、
夜行バスという文化自体が好きなんですよね。
一番最初に体験したのは、
おそらく大学1年生の時のことで、
ものづくりのワークショップ、
3ヶ月くらいかけて、
自分たちで、
1から作品のアイデアを考えて、
練習工作して、
プログラムも書いて、
作品としてまとめて、
そのコンテストに出す、
すごくいいワークショップがあって、
それに参加して、
入学して、3ヶ月後の7月、
東北の方にある大学で、
そういう練習工作のコンテストみたいなやつやってたので、
それに出そうというような趣旨の活動に
参加してました。
本番の日は、
自分たちで作品を持って、
そこの大学まで行くということで、
夜行バスで、
我々1年生は移動しました。
その時、たぶん人生初な気がしますね。
そもそも、
夜に集まることって、
特別感があるし、
高揚感があるなあというのと、
別に社内では騒ぐとかはないんですけど、
定番ですけど、
夜のサービスエリアの雰囲気とか、
ちょっと降りてパン食べるとか、
飲み物飲むみたいな、
ああいう雰囲気に惹かれているところもすごいあって、
そこからも全然体に負担は感じなかったので、
いいじゃんと思って断ることに、
夜行バスを使っています。
大人になってから夜行バスに乗ると、
自分と同じような年齢の人とかもいたりして、
新幹線もあるけど、
あえて夜行バスに乗っているんだなあとか、
それは金銭的な理由とかもあるかもしれないですけど、
あえて乗っているみたいな、
この待ち時間とか、
ボーッとしている時間みたいなところが、
きっとこの人も嫌いじゃないんだろうなあ、
みたいなことを勝手に思って、
連帯感みたいなものを感じたりしています。
待ち時間とかも含めて、
結構好きなのかもしれないですね。
あと、よくテレビドラマとかで、
見送りのシーン
見送りのシーンってあるじゃないですか、
遠方に旅立つ人を送るシーン、
これでエギナルランキングを作ったら、
どうなのかなと思って、
夜行バスでの別れ、
そして新幹線、あるいは飛行機とか、
いろいろと思うんですけど、
ちょうど最近見た、
ネットフリックスの、
まいこさんちのまかないさんっていうドラマシリーズでも、
最初のシーンが、
長距離バスに乗る人を見送るみたいなところで、
手渡して別れるみたいな、
音楽を聴く時間
まさに見送るの典型みたいなシーンでした。
新幹線とか、
電車とかって、
走って追いかける人いますけど、
あんまりバスを追いかける人って、
見ないような気もします。
夜っていう情景も含めて、
シーンというか、雰囲気がすごい好きなのかもしれないですね。
実際そのバスの中で、
何やるかっていうと、
航風からの帰りは、
ずっと電気がついてるタイプのバスだったので、
お笑いのザ・セカンドとかを、
ずっと見てたんですけど、
電気が真っ暗になる、
夜発、朝着みたいなバスだと、
やること限られるじゃないですか。
電気つけてるのも迷惑だし、
体もぞもぞすんのもあれだし、
本も読めないしっていうので、
大体僕が何やるかっていうと、
すごい音楽を聴くんですね。
しかも音楽でも、アルバムを通して聴くとか、
1曲40分があるみたいな、
すごい長い曲を聴くことがあって、
その時間がすごい好きなんですよね。
普段も時折音楽は聴くんですけど、
なかなかこの時代というか、
アルバム1曲通して聴くみたいなことって、
結構難しいかなと思ってて、
こんだけいろいろ何かができる時代に、
イヤホンつけて、
その再生機器の前に座って、
40分、1時間ぐらいずっと、
ムッと聴くって、
あんまりないというか、
想像できない気がするんですよね。
ただ夜行バスに乗ると、
それ以外のことができないから、
嫌顔でも曲を聴かされるんですよね。
夜行バスでの音楽鑑賞
それも曲を聴かざるを得ないというか、
他にやることがないっていう、
不自由な環境だからこそ、
その曲を聴いて、
ずっと浸れるみたいなところがあるのかなと思って、
それにワクワクしているのかもしれないですね。
ちゃんと最後まで聴き終わることもあれば、
途中で寝てしまうこともあるんですけど、
だいたいその寝落ちするときって、
すごい気持ちがいいものなので、
それはぜひ皆さんもおすすめというか、
そういう楽しみ方があるんだみたいなことを
思ってくれるとありがたいかなと思います。
お尻が痛いのはまだ大丈夫です、僕は。
血が若いうちはまだまだ続けていきたいなと思います。
フィッシュマンズというバンドのライブ版、
男たちの別れっていうのがあるんですけど、
それがめちゃめちゃ良くて、
多分全体で2時間くらいのアルバムで、
しかも最後の曲が40分くらいある
ロングシーズンっていう曲なんですね。
これが多分シラフで40分聴き続けるっていうのは、
なかなか日常では難しいんですけど、
その曲調とか展開も含めて、
すごい夜のバスの風景とマッチする、
バス旅の楽しみ方
夜景眺めながら、
ちょっと朦朧とした意識の中で、
その聴き続ける時間っていうのがすごい好きで、
あれはやっぱ、
遠征というか遠出するたびにやって、
毎回毎回最高だなって思いながら、
過ごしたりしています。
幸福に行ってきた話、
そして生き返りの交通期間、
たまにはバスもいいぜというような話でした。
久々に仕事じゃない旅行みたいな感じができてたので、
楽しかったですね。
目的がありすぎることも良くないな、
っていうのかもしれないです。
職業柄、どっか遠出するんだったら、
1軒2軒取材を入れたいな、
みたいなことをどうしても頭をよぎってしまうんですけども、
そういうのじゃない、
単純な楽しい旅行ができて良かったかな、
というふうに思っております。
そぼろげ二食丼ラジオは、
毎週のちょうど真ん中、
木曜日の正午にお届けしています。
概要欄にある感想フォームなどから、
コメントをお伝えいただけると励みになります。
それではまたお会いしましょう。さようなら。
15:22

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