1. そぼろげ!2色丼ラジオ
  2. #002 役所でもらえる攻略本 / ..
2023-04-13 16:59

#002 役所でもらえる攻略本 / マサラタウンのサトシ

しゃべっている人

淺野義弘:https://twitter.com/asanoQm


◆参考リンク

最初からいい音質で配信したい人のためのポッドキャスト収録・編集ガイド + iPadを使った音声編集の流れ(2022改訂版)

https://note.com/sngazm/n/n1537f8aa9090


おやきと甘い豆/体が地元を覚えている

https://note.com/asanoqm/n/n9bbdd8f91e2c

説明書の重要性
ポッドキャストを始めるにあたって、いろいろ機材を揃えたんですけど、 ヘッドホンもちょっとモニター用みたいなやつを買ったんですね。
で、結構ちゃんとしたやつなので、先端が普通のイヤホンと違ってちょっと太めの、 これさ、音楽用だぞみたいな感じのあるじゃないですか。
あれで、買ったレコーディング機器に挿んないってなって、 あーちょっと変換を変えなきゃなーとか思って電気屋行ってたんですけど、
で、スマホに撮影したマニュアルをよく読んで、これサイズなんだっけなーって調べてたら、 なんかデュアル仕様みたいなのが書いてあって、
なんだそれと思って家帰ってみたら、その先端のノズルをこうひねると中からちっちゃい端子が出てきて、 無事刺さるっていうことがあって、
あーなんか、説明書読むって大事だなーと思いました。 はい、えーそれでは行ってみましょう。今週のそぼろげ二食丼ラジオ。
えー皆さんこんにちは、そぼろげ二食丼ラジオです。 この番組は毎週の真ん中、木曜日の正午に、楽しいことや悲しいこと、
嬉しいことや変なこと、仕事のことや遊びのことなど、 毎週2つのテーマについて喋っていくという一人語りのラジオです。
先週初めて作業して、なんとかギリギリ間に合ったみたいな感じだったんですけど、 おかげさまで聞いていただけた方もいらっしゃるということでとても嬉しかったです。
でね、冒頭に話したマイクの件なんですけど、あの初回は普通にイヤホンで聞いてたんですけど、 ヘッドホンで自分の声を聞きながらできるみたいな状況になっています。
始めるにあたって、始め方が全然わからなかったんで、どうしようかなーって思った時に、 僕がよく聞いているイメージキャストというすごい面白いポッドキャスト番組があるんですけど、
そこで喋っているあずまさんという方がノートの記事で、これさえあればしっかり撮れるぞっていうことをすごい丁寧に書いてくださっていた記事があって、
もうそれの通りに言われるがまま取り揃えてセッティングをして編集しているというのが今の状態です。
ヘッドホンの端子に関しては多分普通の人だったら気づくだろうみたいな感じで、 僕だけが勝手にトラップに引っかかってたみたいな感じになってますけど、
これから始めようみたいな人にとってはすごい参考になる資料かなと思うので、 ぜひ概要欄のリンク等々を見てみてください。
引っ越しの苦労
でですね、今週話そうかなと思ってたことは、このいかに説明書が大事かっていうことと、
あとはちょっと最近の引っ越してきた場所で感じたことですかね、 地元って何だろうみたいなことについて話していければなというふうに思います。
それでは行ってみましょう。
説明書って本当によく書いてあるんですよね。 新しい機会を挙げてこれどう使うんだろう、まあノリでいけるやって大体の人が思うと思うんですけど、
僕もその礼に漏れずやってきたがゆえにそういうことになってしまったというわけですけどね。
ちょうど2ヶ月前ぐらいかな、引っ越しをしたんですね。 今は墨田区の京島っていう押上、スカイツリーがあるところから北に一駅ぐらい行った場所に引っ越してきてるんですけど、
その引っ越しをするにあたって自分のその生活力の無さをバチバチに感じたというか、
なんかこんなにもいろいろやることあるんだってすごい絶望じゃないんですけど、あの自分の生活力の低さがとうとう嫌になったことがありました。
一応単身パックみたいなやつを申し込んで、そして自体の料金はそこそこ抑えられたんですけど、全然なんかスケジュール間に合わなくて、
結局最後の日ギリギリに配品回収に来てもらって、なんかちょっとそんなするんだぐらいの金額を取られたりとかして、
日付が超えるってタイミングになっても全然もう終わんないよみたいな感じになって、
最後はタクシーを呼びつけて出し切れなかった荷物を何度も何度も送りつけるみたいな、
なんて無駄なことをしていたんだ僕はみたいな、すごい反省じゃないけど嫌になっちゃうみたいなことがありましたね。
あんだけ短期間にタクシーアプリで同じ道を行き帰りした人間は早々いないんじゃないかなというふうに思います。
同じタクシーの運転手さんが来なかったことはちょっと唯一の救いかなと思うんですけど。
まあその時に感じたのは、引っ越しをしようとすると、まあもちろん引っ越し業者を呼ぶこともそうですけど、
学校が教えないこと
水道だ、ガスだ、電気だっていうのを変えなきゃいけないじゃないですか。
であるいはインターネットの環境も変えなきゃいけないとかで、まあまあまあやることが多いと。
僕一人暮らしをし始めて、今ここが3軒目になるのかな。
学生の頃に学校の近くに借りていたのと、で前の家に引っ越してきたのと、そっからこっちですね。
でもなんか前回の時も、なんか半ばよ逃げみたいな、いやよ逃げじゃないんですけど、
あの最後めちゃめちゃゴミ袋が出ちゃって申し訳ないなみたいなこととか、わたわたと。
引っ越し業者の人にあんまりこれ綺麗に畳まれてないですねみたいなことを言われたりとかしながら、
すいません、すいませんと言いながら引っ越してきて、
まあ結局それでトラブルとかには巻き込まれてないんですけど、
なんか思うのは、こういうことって学校じゃ教えてくれないよねって思うんですよね。
数学とか英語とか社会とか、社会ってあるけど引っ越しの仕方ってそこに含まれてねえなみたいなことを思ったりして、
小学校の頃は家庭科とか生活って科目もあったような気がするんですけど、
そういうところで教えてくれてたらちょっと練習できたのになとか、
ここまで大変な思いはしなくて済んじゃうんじゃないかなってことを思ったりとかしたんですよね。
確定申告とかもしようとすると、ゼロからのスタートで手引きみたいなものってやんなきゃいけないじゃないですか。
わかんない。
役所でもらえる攻略本
ドラクエで言うと最初ってスライムとかドラキーとか弱いやつを倒してからドラゴン、ボス倒して龍を倒すっていうレベルアップのシステムがあると思うんですけど、
こと確定申告に関しては、いきなりドラゴン出てくるみたいな感じでレベルアップの仕様がないんですよね。
ちょっと申告するみたいなことがないので、そりゃみんな戸惑うよなっていう感じがして、
ちゃんと勉強していけばちゃんと節税できて自分にメリットがあるっていうのは理にかなったシステムだなぁと思うんですけど、
勉強しないとバカを見るっていう側面もあって困ったもんだなというか、いや生活の教科書が欲しいなって思ったんですよね。
とかとか言いつつ、今こっちに引っ越してきて手続きとかも色々やってバタバタとしながらようやく終えて、
市役所に行ってマイナンバーカードとか住民票とか色々と調整していった時に、説明書じゃないけどこの街の案内みたいなやつをもらったんですね。
それは多分引っ越してきた人に向けて配られるしおりみたいな16ページぐらいのパンフレットみたいなやつで、
多分今までだったらどうせ最初のこと書いてないんだろうなぁと思って片付けちゃうかなぁと思ったんですけど、
あまりに自分のだらしなさに気が付いたのでそれをちょっとちゃんと手に取って読んでみたんですけど、これすごいですよ。
あの街の成り立ちとか、街はこういうエリアがあって、ここにはこんなものがありますとか、文化的にはこういうことがあるんですとか、
季節ごとのイベントとか書いてあって、もうめちゃめちゃ丁寧にイベントが書いてある。
詰まった時にはここに行きましょうって言って、街の公共的な区役所含め、ゴミを捨てるにはこうすればいいとか、病院はここですとか、
何かトラブルがあったらここに電話してください、ここのウェブサイトに行ってくださいっていう情報がギュッと詰まっていると。
これね、生活の攻略本なんですよ。生活の攻略本は役所にあります。
知らなかった。知らなかったというか、僕はそれを見て見ぬふりをしていたというか、見ようとしてなかったってことなんですよね。
説明書は世の中にめちゃめちゃあるけど、それをちゃんと読んでその通りに行動することってあまりにやってこなかったなってめちゃめちゃ思って、
ちょっと反省じゃないんですけど、当たり前のことをちゃんとまとめたものがあって、それをちゃんと読んで実践するっていうことのすごさってやっぱあるなと思ったんですよね。
前回、日記を書き続けることってすごいなって話をしたんですけど、それと同じで、当たり前に暮らしを記録して、その当たり前にのっとって生活をする。
このことの尊さというか、ちゃんとできてる感じっていうのは、その詩折を読めて、ああ、ちゃんと見なきゃなと思ったし、
逆にこれにのっとっていけばある程度の鷹が外れてないというか、生活のベースはできるなという安心感もあって、
異色十をちゃんとやっていくぞ、みたいな気持ちがすごい培われた、そんな日々でした。
図書館の発見
皆さんもぜひ、町の攻略本と思って、そういうパンフレットとか目に通してみると、意外とすごい面白い情報が載ってたりするんで、やってみてください。
次の引っ越しの時、全然そんな気はないですけど、きっともうちょっとまともに動けるんじゃないかな、みたいなことを思いました。
引っ越し来て、1ヶ月、2ヶ月経つというところで、町の中をぐるぐる回るっていうことを結構やってるんですね。
ずっとデスクワークが多いので、そればっかりじゃよくないなと思って始めてることで続けてるんですけど、
この中で図書館を見つけたんですね。
当たり前なんですけど、駅前にすごい図書館があって、久々に、図書館って僕多分高校生とか中学生とか予備校行ってた時ぐらいに地元の図書館に通ってた記憶はあるんですけど、
大人になってから行った記憶がほとんどなくて、
逆に本っていつからか買うことが当たり前になっていたんですよね。
でもなんか無料で使えるし、夜までやってるっていうので、ひょらっと行ってみて、
久々にそういう図書館カードみたいなやつを借りてやったんですけど、
まあすごいですね、図書館って。
無料で、無料でというか、税金払ってるんでしょうけど、本が借りれると。
で、雑誌とか新聞とかも並んでて、これ読んじゃっていいんだ、みたいな。
当たり前だけど、すごい喜びというかを感じて。
小さい頃の僕はあそこで勉強机とかを借りてやってたりしたんですけど、
単純に自分の興味あるものとかを眺めてるだけでもすごい面白いなと思って、
こういう感じでお金を使っていただけるなら、もう是非是非という感じで思いました。
これもその役所で配られている街のパンフレットみたいなことと一緒で、
公共のもの、当たり前にあるけど実はすごいものの枠の中に改めて認識させられて、
ハッとした、ある環境はちゃんと享受していかないとなって思ったっていう表現が正しいですかね。
それがあるなというふうに思いました。
面白いなと思ったんですけど、墨田区の図書館なんで、街の人コーナーみたいなやつがあったんですね。
墨田区にゆかりがある人、作家や漫画家の作品を集めたブースっていうのがあって、
有名なところでは、かつ回収とか、この街を舞台にした漫画みたいなものっていうのがたくさん並んでて、
作家別に並んでるんですけど、その濃度がすごい面白くて、
落語家の生まれた土地ですとかっていうので、有名な人の伝記みたいなものとか並んでるのはわかる。
誕生した土地、この墨田区のなぎなぎ町で生まれた人の話がありますとかっていうのもわかる。
でもなんかよくよく見てみると、2ヶ月間ここに住んでいた記録があるとか、
小さい頃3年間過ごしていたみたいな人も並んでるんですね、そのリストに。
地元との関係性
それなんかゆかりがあるとはあるけど、そこまで影響を与えてるのかなとか、
その感じでここに並べちゃってるのはちょっと無理矢理じゃないけど、
すごい多分その人当人としては、そんな別に住んだ環境ないけどなみたいなこととか思ってそうだなっていうのがあって、
個人的にちょっと微笑ましいというか、そのやっちゃえ感というか、
もう無理矢理関係性を見出してエコヒーキするみたいな感覚って、
ちょっと腐り落ちるというか、そうでもしないと地元感ってあんまり養われないんだろうなって思ったんですよね一方で。
僕生まれは長野県の長野市なんですけど、小さい頃、本当幼稚園に入る前までぐらいしかいなかったんで、
全然長野弁とかも出ないし、あるかちょっとあんまりわかんないぐらいの感じだし、
大学とかで長野県出身の人と話をしても全然、すいません生まれはそこなんですけど、
全然記憶はないし話も盛り上がれないですみたいな。
劣等感じゃないですね、何か申し訳なさみたいな感じでいたんですよね。
じゃあ何かお前の地元はどこだって言われて、
何をもってその地元を宣言できるんだみたいな感覚ってあると思うんですよね。
僕は多分暮らしていた時期だけで言えば、
引っ越してからの高校を卒業するまでの浦安が長いとは思うんですけど、
浦安に住んでた頃は本当学校行って帰って寝るだけみたいな場所だったんで、
そんなに町として何かを見出したみたいなことはあまりないと。
地元というか住む場所みたいな感じなんですよね。
そういう感覚っていうのがずっとあって、大学の近くに住んでた時も、
そこは昨日として寝て起きて学校に通うための拠点みたいな感じだったので、
ここが地元ですみたいな感じってあんまりなくて、
なんかちょっとそこに寂しさというかコンプレックスというかみたいなやつを感じる部分もちょっとあったんですよね。
寄生することに憧れがあるというか。
そんなことを思いつつ、最近その仕事で知り合った方々が長野に拠点を持ってたりするっていうので、
それもある種、自分で無理やりカッコつけたというか、
たまたま知り合いの人たちがたまたま自分の生まれた町の近くでイベントをやっていくので、
僕は長野市で生まれたらしいと。長野市で生まれたし、その場所にもちょっと興味があるから行ってみますということで行ったんですね。
だから行ってしまえば、そこの細かい風景とか場所とかって全然正しく記憶には残ってないんですよ。
でもなんとなく、なんかこの街並みしっくり来るなとか、ここで食べる漬物の味とか、なんかちょっと好きかもみたいな感覚がちょっとずつ思い出されて、
思い出されてというか、もしかしたらこじつけてるのかもしれないんですけど、
ちょっとずつ自分に馴染んでくるなみたいな感覚があったんですね。
その時は確か1日2日で普通に帰ってきたんですけど、そこからまた数年経ってまた長野に行く機会があって、
今度は何泊か1週間とか泊まるみたいな、ワーケーションみたいな感じで行ったんですけど、
そうなってくると、その場所のこういう場所オススメですよとか、こういうとこ行ってみてくださいっていうオススメの情報とかをたくさんもらって行ってみると、
やっぱりその好きな場所がどんどん増えていくというか、めちゃめちゃいいなーって思うところが増えてきて、
それこそ本当に小さい頃なんで全然記憶はないわけですよ。
記憶はないし、生まれたと思われる、小さい頃過ごしていただろうと思われる団地とかを見に行って、
まあ確かにちょっと知ってるかなーぐらいの感じなんですけど、かくたる記憶はないが、
でもだんだんこれ好きになってきたなとか、ここで居心地がいいなって思える肌感覚みたいなやつを、
なんかもうそれは自分で宣言していけばいいんだみたいなことを思ったんですよね。
僕、別に生まれた時2年しか住んでないですけど、出身地はここですと言ってもいいんじゃなかろうか。
自分がそう思っているんだったら、それを誰かに言われる筋合いもないしというか、地元みたいなもんですっていうことを思って、
その場所に対して自分が帰属している、帰属って言わなくてもいいのかな、愛着をすごい持っている場所っていうことを言えれば、
なんかまあそれがもう地元として言えるんじゃないかっていうことを感じて、そこからすごい気が楽になったし、
その考えで言うと別に地元は一つじゃなくてもいいというか、長野も好きだし、今の京島も好きだしみたいなところで、
いろんな場所が自分にとって落ち着ける場所、居心地のいい場所で、いつでも戻ってくるとか、
いつでもそこで時間を過ごしたいって思えることになっていくんだろうなって思ったんですよね。
興味の取っ掛かりを見出す
ちょっと遠回りしちゃったんですけど、その隅田の話も、図書館側としてはこの人は隅田にゆかりがあるって指定することによって、
僕らも区民もなんかそうなんだっていう興味の取っ掛かりが持てるわけじゃないですか。
なので別にどこがこじつけっぽく思えたとしても、なんかそれを咎める理由もないし、
そういうところから無理やり、無理やりというか、自分に関連づけて興味を持つっていうのはすごい良いあり方なんじゃないかなってことを思ったという次第です。
なので参考にすべきはマサラタウンの里志なんですよね。
彼、どこに行っても俺はマサラタウンの里志だって言ってて、相手が聞いてもないのになんかすごいレペゼンしてますよね。
多分彼はすごい自分の街への愛着がめちゃめちゃあって、世界いろんな地方を回ってもいつも心にマサラタウンがあるという感じで、
地元を代表する気持ちがすごいほとばしっている少年だと思いました。
はい、という感じでお話してきました。
そぼろげ二食丼ラジオ、説明書をちゃんと読もうという話と、攻略本とかがある街、そこで地元感を感じるみたいなことについて話をしてきました。
初回の放送を僕が聞き直して、ちょっとお前どういうふうに見られたいんだというか、ちょっとまだ気取ってる感じがあるかなと思わんでもないみたいなところがあったので、
割と今回はリラックスして話した、できたんじゃないかなというふうに思っております。
番組の終了と次回予告
はい、ということで今回のそぼろげ二食丼ラジオはここまでとしたいと思います。
また来週木曜日、週の半分頃にお会いできると幸いです。
それではさようなら。
16:59

コメント

スクロール