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  2. #7 君の本棚をたべたい
2022-05-05 22:29

#7 君の本棚をたべたい

今回は、なんと本業の書店員さんがゲスト。青山ブックセンター文芸書担当、青木さんと一緒に、お互いの本棚を見ながらお話しています。ちなみにタイトルの元ネタは、住野よる『君の膵臓をたべたい』です。隔週金曜日更新。


※2022年5月末を持ちまして、青山ブックセンターコミュニティは、閉鎖となりました。

サマリー

第7回目のホンヤスキーラジオでは、青山ブックセンターのあおきさんをゲストに迎え、おうちの本棚について話し合っています。番組では、各自の本棚を眺めながら、さまざまな本の魅力が語られています。エピソードでは、様々な本棚のスタイルとその整理方法についても触れられています。また、青山ブックセンターのコミュニティー会員募集やリスナーからのメッセージ募集についての情報が紹介されています。

ラジオの開始とゲスト紹介
こんにちは、マーチンです。
キッシーです。
ホンヤスキーラジオ第7回目始まりました。
この配信は、東京渋谷にある本屋、青山ブックセンターを拠点に、
本と本屋の魅力をゆるりと話していくトーク番組です。
本の棚を眺めながら、一緒に話しているような、そんな雰囲気でお送りしていきます。
なんとですね、今回は私のですね、大好きなゲストの方にお越しいただいております。
はい、青山ブックセンター本店、文芸所担当の、あおきさんです。
よろしくお願いします。よろしくお願いします。
もうみんな大好き、あおきさんなんですけども、まず最初にですね、
あおきさんのご紹介を、私の方からさせていただこうかなって思ってます。
あおきさんはですね、2016年に青山ブックセンターの当時あった六本木店の方に入社をされて、
2018年に青山ブックセンターの本店、今ある渋谷の方ですね、
こちらに移動になられているという形になります。
今担当いただいているので、文芸所とか、あとはイベントの関連を結構メインに担当されている方となります。
で、そのあおきさんとですね、一緒にこの企画でですね、話してみたいと思います。
本棚の紹介
はい、今回のテーマは、「おうちの本棚が見てみたい!」
というわけで、それぞれのおうちの本棚をただただ眺めるという企画でございます。
じゃあ今回はですね、事前におうちの本棚の写真を撮ってきていただいてて、
それを眺めながら会話をしていこうかなって思うんですけど、
え、どうする?誰から行く?
誰から行く?やっぱゲストから行きます?
あ、私ですか?
じゃあ私から行きますね。
はい、お願いします。
事前に写真撮ってきてて、お見せしますね。
こちら!
ラジオを聴いている方には、
全然見れても全然わかんないですよね。
公開した時に、インスタグラム、実は本屋スキーラジオってやっていて、
そちらにも載せようと思っておりますので、
というところで、私の本棚はこちらですね。
えっと、何掛けなんだろう?
1、13、14、15なんですよ。実はマスで言うと。
なんですけど、一番下の棚と、一番下の棚はお酒とかめっちゃ置いてあるんで、ちょっと外してきました。
本じゃない部分ですね。
そうなんですよ。
私はですね、一応カテゴリー別にしてまして、
ラーメン屋さんで言うとさ、一番左上がメインじゃん。
あれ?違う?
ラーメン屋さん。
推しのラーメンって一番左上の自販機に売ってません?
推しの特選ラーメンとか。
券売機の話ですよ。
券売機の話をしています。
私、写真家の石川直樹さん大好きで、写真集めちゃくちゃ買い漁ってるんですね。
で、それがめっちゃ置いてあります。一番左上は。
だから写真集ベースに置いてあって、あとはデザインの図録みたいなやつとか、なんかそういう絵本とかもあるし、ちょっとサイズがでかめのものですね、があって、
で、その隣はデザイン系の本がめっちゃ置いてあります。ついに手に入れたナス本とかですね、飾ってあります。
で、下の段は、左側はですね、これも推し。
陰芸雷さんとか茶の本とかそういう系が。
ここね、こう濃い普通とか置いてある。
深澤直人さんの普通。
そうです。
ちょっとサイズ小さめで内容濃いめでのやつたちが置いてあります。
満ちる腕とかも確か置いてありますね。
伊藤根さんだ。
うん、あとドロップとか。これは独立化書店で写真展やってたので、購入させていただいたやつですね。
猫ちゃんみたいの何ですか?
猫ちゃんみたいなのは、虎年の虎の飾りです。
あんまりちょっと本屋で買ったとか、そういうのも関係なかったよね。
ちょっとですね、すみません。
マジで関係なかった、申し訳ない。
虎年の猫ちゃん。
はい、虎年の猫ちゃんですね。
かわいい。
はい、というエリアで。
続いては、もう完全にもやしもんゾーンですね。
もやしもんと、漫画編集者が田舎暮らしをしたら異世界だった県が並んでます。
その下がですね、もうこの辺から青山ブックセンター付いているんですけど。
そうですね。
実は深海はですね、青山ブックセンターじゃなくて、ご本人から買ったんですけど。
現地で?
現地で、現地というかフェスに出展されてて。
で、直接僕買い作ったんですよとか言われながら、この本すごいよく見ますという話をして購入をした経緯があります。
で、ここのエリアとこの下のあたりは、もうどっちかっていうと青木さんなんですよ。
文芸所担当が選んだ何線みたいなやつがいっぱいあります。
オンラインの?
そうそう、私結構それ好きで。
マーチさんがもう毎回買ってくださるの、私はずっと売り上げ見ながら見てましたよ。
売れたよって、オンライン担当の子から選書セット売れましたよ、みたいな。
マーチさんですって言って。
諸バレっていう個人情報。
マーチさんが買ってくれました、みたいな。
そうなんだ、じゃあなんかちょっと宛名書きにコメント書こうかな、みたいな感じの。
嬉しいですね。
普段選ばない本が絶対入ってるし、基本的に全種類私が買ったことがない本の時に、文芸所担当が選んだとか、漫画担当者が選んだみたいなやつを購入してて、
なので、もう全然私が普段意識して選択しないエリアを、ボーンとピューンって来るので、すごい嬉しいんですよ。
個人の本棚の特徴
ありがとうございます、そんな直接あんまり選書セットで褒められたことないから嬉しいです。
そうなんですね、嬉しい。
1個前の回がですね、単価回だったんですね、このラジオ。その単価回の時に、手元のもので単価のものあるかなと思って確認したら、あるんですよ。
あるんですよ、この初夏湖文庫記が入ってて、しかもこれ網羅されてると思って。
そうなんですよ。
これ、ちょっと選書の話になっちゃうけど、本棚の話から。選書の話になっちゃうけど。
どうぞどうぞ。
文芸所の中で単価を入れた理由ってあります?これって多分1個前のですよね、選書の。
多分年間のベストかな、年間か多分下半期かもしれないですね、もしかしたらベストで作ったやつで。
でも私は基本、選書セット作る時は、全部入れるのを意識してて、国内小説、海外文学、エッセイ、
で、詩と単価と俳句の中からは、どれか1個は必ず入れるっていうのは、ちゃんとバランス見て選んでて、
で、一応あとは、もうちょっと金額とかもあって、もうちょっと足したいってなった時に、
もう少しちょっと自分の好きなやつを、自分の棚のところぐるぐるぐるぐる回って、ちょっとピックアップして、
で、こう、一応これでいいかなっていうのを全部こうガッてまとめて、ちょっと引きで見て、
なんかちょっとこれとこれは、やっぱなんか好きなものだから、やっぱちょっと傾向が偏っちゃうんで、
で、偏りすぎてるなって思って、なんかもう女性作家しかないみたいな、とかもあるから、そういうのあとちょっと抜いて、
もうちょっと違う作家さん入れたりとか、ちゃんと結構全部バランス見て作ってます。
あ、すごい。それにヒットしてくださって嬉しい。
ヒットしちゃいましたね。しかも結構時間が経ってヒットするっていう感じでしたね。
聖書Zを購入した時は、ふむふむって言ってパラミしてたぐらいだったんですけど、
それこそその、なんかが好きな人の話をがっつり聞いたら、見え方がまた変わって、
あ、俺ってそういう意味だったんだみたいなので、より深掘りできるというか、感じがしてめちゃくちゃ良くて。
いや、ありがとうございます。
興味の幅が広がるのいいなってちょっと思ったよっていう。
あの無意識を意識化するっていう話をよく山下さんが本屋さんでやりたいこととしておっしゃってるので、
それオンラインの選書でできるのすげーとか思い出しちゃったりしました。
全然本棚の話とか関係ない。
いやでもなんかその、逆にその自分の棚っていうか、売り場を作ってる棚からいつも、
まちさんはお買い上げされてるわけじゃないですか、
なんかそれの行き先がこうなってるんだなって思うと、なんかちょっと嬉しかったですし、
なんか私はこういうふうに並べないなっていうのでも、全然しっくりしてる。
なんか本当にまちさんの色が出てるっていうのがすごい良いと思います。
あ、褒めてもらいました。ありがとうございます。
本屋好きラジオ。
じゃあいよいよゲストの。
これが1枚目が、私の実家の家の本だな。
実家の部屋、私の部屋の本棚の上部と、
2枚目が下の方に置いてるやつと、
あと漏れちゃった子たちの写真です。
なんか基本的には、最初は私もジャンルごととか、なんかもうちょっとちゃんと置きたかったんですけど、
結局どんどん増えてきちゃって、置けずやっつけで入れるみたいなのが結構あるのが実家の本棚。
漫画とかも、なんか6巻とか7巻ぐらいまでは、ちゃんとカバーついてないままちゃんとやってるのに、途中途中めっちゃカバーついてて、しかもカバーも統一してないから、
なんかちゃんと。
本つけてるんですね。
そのまま、焼けるのがすごい嫌いで。
なるほど、本焼けますよね。
で、そのままつけてさしとくんですけど、漫画は関数でそのまま並べてるからわかりやすいけど、
なんか普通の本とか、もうこの下の方のこのカバーついてるやつとか、私この本なんだかわかんないです。
カバーついてると、確かにわかんないですね。
でも、ABCの昔のカバーの時の時代のやつだから、なんかその時に買ったんだろうなっていう。
そういう追い方をする、いいですね。
なんだろうなみたいな。
面白い。確かに買った本屋さんとか、買った本屋さんのそのカバーの変遷。
どうしてますか?
私はですね、基本カバーしてもらわない派なんですよ。
ノーカバー派ですね。
でも、ABCのカバー可愛いから、時折カバーかけてもらって、それを汚したくない本の時に使わせてもらって。
なるほど。
だいたいそういう時雨の日とかなんですけど、ぐしゃってなってしまって、ひゅーってなるっていうのがお決まりコースですね。
キッシーさんとかもほとんどカバーついてなかったですよね。
本棚の整理スタイル
でも、僕、新しい本屋さん、行ったことのない本屋さんに行ったりしたら、付けてもらったことが多くて。
で、結構取ってあったりするんですよね。
ABCさんのもすごい好きいっぱいあるんですけど、ABCさんのとかも。
でも読んだら外して戻すというところまでをワンセットにはもうなっちゃって。
なるほど。買う時はカバー付けて、読んだら外して棚に入れる。
まだ積んであるやつはカバーがした状態で上に積んである。
そうですね。
分かりやすいですね、それだと。
長いとこ入れてあったら、これなんだっけって気になるじゃないですか。
さしてあったら。
気になってますね。青木さんの本棚がそうなってますね。
まさに私が、ズボラな瞬間がちょっと見えたかもしれない。自分も。
いいですね。で、これが?
これが実家の本棚。
実家の本棚も、物置部屋みたいなところに、壁一面の本棚があって、自分の部屋にあるのが一軍本。
物置部屋にあるのが、この本棚だと写真集とか入らないんで、写真集と、あんまり読まないであろう、読みきった文庫とかが全部そっちにあるんですけど、
その次の送った写真が、この物置部屋の壁にある本棚の中で、たぶん唯一見せられるであろうコーナーの写真集とか、
雑誌、絵本とかの置いてあるところです。
すごい。やっぱサイズがバラバラになるとこういう、カテゴリーがサイズバラバラカテゴリーみたいになりがちですね。
そう。で、私たちここ、写真見ててわかると思うんですけど、めっちゃズボラなのが、ここに絵本があるのに左に飛んで絵本があるとか、
本当に適当にこの人入れたんだろうな、みたいな感じのが結構見えてて、和菓子とかここに実用系があるのに、写真がいったと思ったら、刺繍があって、さらにまた写真集挟むっていう、もうすごい。
本棚、本屋さんだとやらない並び順ってことですね。
これちょっと恥ずかしい。でも本当にこれはズボラなだけなんで。
これここが写真集とか、ちょっと文芸紙、モンキーとか大きいので入らないやつ、大判のやつがここにあるのが3枚目。
で、最後に今住んでる家の本棚がないので、壁に、壁に沿って積んでるんですけど、本を。
壁に沿って積んでて、でまたこの東京の生活史がいい感じにストッパーになってくれてるんですよ。
確かに分厚いですね。
そうなんですよ。
なんかちょくちょく読んでるんですけど、東京の生活史がこのタワーを支えてくれてて、
しかも今回ちゃんと写真撮るように、普段は本棚がないから縦にさしてなくて、横に平積みみたいな感じで、壁に沿って全部積んでるんですけど、
ちゃんと何がどの本って分かるように、一旦全部背拍子側に積み直したんですよ。
なるほど。
そうすると、本屋さんあるあるで、5冊ずつ積んでる平積みあるじゃないですか。
ありますね。
ここの背拍子の方が、一番紙がぎゅって詰まってるから、この同じ向きで積んじゃうと、なだれが起きちゃうんですよ。
そうですよね。
だから、この5冊ずつとかにやってて、私も自分の本棚、地震でよくこのタワー流れがちなので。
なるほど。
結局、5冊ずつじゃないけど、バランスうまくなるように積んでたんですけど、今日は全部ちゃんと積み直しました。このために。
なるほど。
本屋好きラジオ
本棚早く欲しいです。
作りましょう。
すごいこだわりがあって、一番下の段っていうか、本棚自体に足がついてるやつが欲しくて。
そういうのもあるんですね。
直置きがすごい、直置きっていうか、本棚でだいたい一番下、地面と本棚がだいたい接してる棚板が嫌で、ちょっと数センチ空けたくて、足がついてるやつがどうしても欲しくて、探して探して、あって、まだ買ってないっていう。
そうなんですね。
なんかちょっと、カビが嫌だなって思って。
そうなんですよね。
一番下って結構カビないですか?
カビますね。結構入れ替えます。
じゃないと締めちゃいますもんね。
本棚の下の面に除湿シートみたいなのがあって、それを使ってみようかと思ったんですけど、それよりも普通に衣装ケースに入れる用のやつも割とスリムなので、
それを本の上のちょっとした隙間の方にスンって入れて、見てますね。
結構吸い取ってくれますか?
そうですね。まだ本かびてないですね。
あ、すごい。
うち結構湿気多いんですけど。
なんか、吸って取った時に本かびてたら結構悲しいじゃないですか。
結構悲しいですね。
なんかそれが嫌で、ずっと私が憧れの本棚があって、買ったらまたちょっと報告しようと思います。
ぜひ。うれしい。見たい。
そしたらたぶんちゃんと並べられるんで、こういう感じじゃなくて。
またなんかちょっと違った棚の表情に。
それはそれでお知らせしたいなって思います。
ぜひ。
というわけでですね、それぞれのご自宅の本棚を見てきましたけれども、いかがでしたでしょうか。
みなさんのおうちの本棚についても、ぜひコメントだったり、SNSなどで発信いただけると拾いに行きますので、よければコメントいただければと思います。
以上ではですね、おうちの本棚が見てみたいのコーナーでした。
ゲストの感想
本屋好きラジオ。
はい、ここでお知らせです。渋谷にある本屋青山ブックセンターでは現在コミュニティー会員を募集しております。詳しくは概要欄をご覧ください。
また本屋好きラジオではお便りも募集しております。こちらも概要欄をご覧ください。
はい、じゃあ締めに入っていくんですけれども、青木さん今回初めてゲストとしてお越しいただいていかがでしたか。
緊張しました。
そうですよね。めちゃくちゃわかります。
でも一応今までの回全部聞いてて。
ありがとうございます。嬉しい。
こういうこと喋ってる。私も混ざりたいってすごい思ってたので、今日参加できてすごい嬉しかったです。
嬉しいです。
レギュラーになりたいぐらいの声をいただいたので、ぜひ。
そうですね、オリに触れてまたお越しいただけると嬉しい。
いやもう純レギュラーいっぱい作って、もしね、なんならレギュラーにぜひお越しいただくのもありかなって思います。
それでは本屋好きラジオ、お相手はキシーとマーチンとそして青木でした。
22:29

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