ステマとSNS
2026-06-25 04:59

ステマとSNS

「インフルエンサーに依頼するとき、とりあえずハッシュタグに『#PR』って入れてもらえば大丈夫だよね?」 「2023年に強化されたステマ規制、実はよくわからないまま何となく運用してしまっている…」

そんなお悩み、あるあるなんじゃないでしょうか。悪気はなくても、知識不足のまま依頼を続けていると、企業のブランドイメージに致命的なダメージを与えてしまうリスクがあります。

結論から言うと、「PR」と書いておけば万事解決というわけではありません。一番大切なのは、最終的に「見た人が一目で広告だと分かるかどうか」です。曖昧な状態のまま運用せず、社内できちんとガイドラインを定めて誠実に運用することが、結果として一番の近道になります。

今回は、多くの担当者さんが陥りがちなステマ規制の盲点や、実際に問題となった具体的なケースを5分でわかりやすく解説します。

📌 今回のトピック

  • 「PR」と書いたのにNG?ホームページへの埋め込みに潜む意外な落とし穴
  • 画像の端っこならセーフ?消費者庁が見ている「一目で広告と分かるか」の基準
  • ステマ規制だけじゃない!プラットフォーム固有のルール違反とSNS外への影響

「広告だとわからない方が効果が高い」という先入観から、つい分かりにくくしたくなる心理もあるかもしれません。しかし、今のユーザーはステマを見抜く目を持っています。せっかく予算とエネルギーをかけた宣伝が「ステマだ」と言われて逆効果にならないよう、正しい知識を持って誠実な発信を続けていきましょう。

👤 パーソナリティ紹介 沼田 宗一朗(スマートシェア株式会社 SNS研究所 所長) 10年以上にわたりSNS全般の支援・キャンペーン支援に携わる。個人としてもX(旧Twitter)フォロワー1.8万人のアカウントを運営。企業のSNS自走化を応援すべく、日々情報発信中。

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サマリー

2023年に強化されたステルスマーケティング規制について、インフルエンサーへの依頼時に「#PR」と表記すれば問題ないという認識は誤りであると解説。広告だと消費者に一目でわかることが最も重要であり、ホームページへの埋め込み時などに広告表示が見えなくなるケースで問題が発生している。規制を正しく理解し、社内ガイドラインを定めて誠実に運用することが、ブランドイメージを守り、結果的に広告効果を高める近道となる。

ステマ規制強化と「#PR」表記の誤解
インフルエンサーに依頼するとき、PRって書かせとけば大丈夫なんでしょ? っていう感じの理解で依頼をしている人、ちょっとだけ危ないかもしれないです。
5分でわかるSNS、始まります。 スマートシェア株式会社、SNS研究所所長の沼田です。
2023年、ステルスマーケティング規制が強化されました。 ステルスマーケティングというのは、消費者に広告だってわからない状態で広告を出すというものですね。
いわゆるインフルエンサーの方にお金を出して依頼して、何か宣伝の投稿をしてもらう。 その時にその投稿が自主的な投稿だよと企業は依頼してない、お金出してないですというような見え方をするような宣伝広告の出し方をしてはいけないよということですね。
これはSNSじゃなくても、何か第三者を企業が予想ってこういう声がありましたよということで紹介するとか、ポスターとかでも消費者の声として嘘の内容を出すとかそういったことも規制されています。
この表現で大丈夫かなとか、インフルエンサーの方々、依頼するときにこういう依頼の内容で大丈夫かなってちょっと曖昧なままやっている担当の方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。
PRというハッシュタグをつけてSNSに投稿しているというパターンが一番多いんですけれども、
PRって書いておけばまるまる大丈夫だよというわけでもないんですよ。
もちろんその投稿自体はPRと書かれていれば、PR投稿なんだな企業に依頼されてお金なり対価をもらって投稿しているんだなということがもう消費者には明らかにわかるんですけれども、
PRと書かれた投稿をホームページに埋め込んだときに、PRが見えない状態で掲載しちゃったで問題になったというパターンもありました。
広告なのに広告とわからないという状態がダメなわけなので、PRという表記以外でもそれが明らかであれば基本的には問題ないという話になるんですが、
埋め込むときにPR見えないようにしちゃったらそれはダメですよね。
本当にこっそりとかわかりにくい画像の端っこに入っているとかですね。
そういうパターンだと問題になることがあると思います。
広告だと一目でわかることの重要性
こういった口コミを何かに利用しようとなったときに、ステースマーケティング規制の話もそうですし、プラットフォームのルールもそうですし、
それぞれのルールとかガイドラインを正しく理解していないと問題が起こることがありますので、
SNS上で何か問題が起きるということだけではなくて、それを印刷するとかホームページで使うとかですね、
SNSの外でいろんな影響が出てくることがありますので、この辺りの知識はしっかり持っていかなければいけないということになります。
最終的には見た人が一目で広告だとわかるのかというのがステースマーケティングにおいては一番大事な部分です。
これ大丈夫かなと思ってわからないまま運用していくよりもしっかりルール、ガイドラインを社内でも定めて運用していくことをお勧めしております。
誠実な運用とステマ規制の結論
結局こういうのって真理としては宣伝だってわからないほうが広告効果が高いよねというもちろん先入観はあると思いますし、実際そうだとは思います。
ただそれって消費者を騙すということになるよねということでこういう規制がされているわけですので、
やはり正直にというか誠実に商売をしていくということが大事だよという当たり前の結論になりますね。
SNS上でステーマ的なアクションというのは消費者庁的にももちろんNGですし、一般のユーザー的にもこれステーマだよなというのはもう見抜く目を持っている時代になっています。
せっかくエネルギーお金かけて宣伝の投稿をしたのにそれがステーマだろうと言われてしまうようなことがあるので、
逆効果になるぐらいであればしっかりこういうルールを守って誠実に運用していった方が結局プラスになりますよとそういう面もございます。
隠そうとするからステーマになるわけです。隠さなければ問題にはなりません。
今日は以上です。5分でわかるSNS。また明日。
04:59

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