【7月17日】エヌビディアCEO来日、日本でフィジカルAI連携、国産AIのプロジェクト発表
2026-07-17 05:00

【7月17日】エヌビディアCEO来日、日本でフィジカルAI連携、国産AIのプロジェクト発表

【このPodcastについて】

News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間

1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかる

ニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。

▼出演:

野上英文(Bloomberg Managing Editor, Japan Digital Lead)

https://twitter.com/Hi_noga3

▼出演番組

Big Take Asia:ユニクロ・柳井正氏に直撃、アメリカ内陸部制覇の執念(Podcast)

https://www.bloomberg.com/jp/news/features/2026-04-09/TD7WYFKIUPT000

▼支援プログラム「Chronicleサポーター」については、こちらをご参照ください。

https://chronicle-inc.net/support

▼参考ニュース:(いずれもブルームバーグ)

神田、秋葉原が「エヌビディア劇場」に-革ジャンCEOの人心掌握術

https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-07-16/TI8VT2KJH6V400#gsc.tab=0

エヌビディアの技術活用、富士通・ファナックがフィジカルAIで協業

https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-07-15/TI70NPKJH6V500#gsc.tab=0

国産AI開発のソフトバンク連合、エヌビディアのGPUを大規模導入

https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-07-16/TI7EBSKJH6V400?srnd=jp-homepage#gsc.tab=0

半導体株が背負う16兆ドルの重圧、サムスン好業績でも止まぬ疑心暗鬼

https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-07-08/THUW6XRKV2UV00#gsc.tab=0

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サマリー

NVIDIAのジェンソン・ファンCEOが来日し、日本の産業界を巻き込む「NVIDIA劇場」を繰り広げました。富士通やファナックなど大手企業がNVIDIA主導のフィジカルAI新連合に参画を表明し、さらにソフトバンク連合による国産AI国家プロジェクトでは、NVIDIAの次世代AI半導体「Rubin」が大規模導入されることが発表されました。これは日本の人手不足解消やAI分野での国際競争力強化を目指すもので、今後の「ジャパンAI」の動向が注目されます。

NVIDIAジェンソン・ファンCEOの来日と日本での活動
おはようございます。2026年7月17日金曜日、ニュースコネクト、あなたと経済をつなぐ5分間、パーソナリティを務みます、ブルーンバーグマネジングエディターの野上英文です。
この番組では、1日1つ5分間で世界のメガトレンドがわかるニュースを解説していきます。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。
全国的に暑い日が続いています。寒がりの私も最近は長袖をまくるよりも半袖を着る日が増えました。
そんな中、黒の革ジャンを羽織り、時折Tシャツ姿になっていましたが、東京の街を沸かせた人物がいます。
アメリカNVIDIA、ジェンソン・ファン・CEOです。
15日の夕方に秋葉原に現れたファン・CEOは、かつて経営機器にあった自社を救ってくれたセガのイベントに立議に出席します。
その後、夜には神田に移動して、焼き鳥屋でキヨクシアや東京エレクトロンなど半導体大手のトップたちとグラスを傾けました。
会談した赤澤経済産業大臣も革ジャン姿でツーショット写真に収まるなど、政界まで巻き込んであっという間に東京、日本をNVIDIAセンプ、NVIDIA劇場に変えてしまいました。
フィジカルAI分野における日本企業との協業
16日、日本の産業界を代表する大企業からNVIDIAとの協業発表がありつきました。
ファン・CEOが前日、「今週はジャパンAIの幕開けだ。」と予告していました。
中核となるのが次世代技術として世界が覇権を争うフィジカルAIです。
これはスマホやパソコンの画面の中だけで完結する従来のAIとは異なって、
AIという高度な頭脳をロボットや自動運転、工場の生産ラインといった物理的な体、フィジカルに組み込んで、現実世界を自律的に動かす技術を指します。
この分野において、富士通やファナテック、川崎重工業、安川電機といったロボティックスや工場の自動化の大企業たちが、
NVIDIAが主導する新連合コスモスコーレーションにこぞって参画することを表明しました。
さらにNVIDIAはトヨタ自動車とも提携を拡大し、実験都市ウーヴンシティにAIプラットフォームを導入するといいます。
三菱重工業とは、冷却システムにNVIDIAの技術を採用することを発表しました。
日本政府は2040年度までに、このフィジカルAI分野に10兆5000億円もの官民投資を込み込んでいます。
深刻な人手不足に悩む日本に対して、ファンCOは優れたアイデアは多いが働き手が足りない。
自動化とロボティックスで経済は再び活気を取り戻せると語って、
トップ外交で日本の製造業の心臓部に一気に食い込み、自らのエコシステムへと引き込んでいきました。
国産AI国家プロジェクトとNVIDIA Rubinチップの導入
そしてその中でも一際大きなニュースとして扱われたのが、
日本政府と民間が一体となって進める国産AIの国家プロジェクトです。
ソフトバンク、ソニーグループ、NEC、ホンダといった合計44社が出資して設立された新会社、
NVIDIAによる次世代で最先端のAI半導体、ルービンを一挙に27,500個以上も搭載する
大型AIデータセンターを2027年4月から構築すると発表しました。
その稼働は今からおよそ2年後を見込んでいます。
このルービンですが、今世界中で激しい奪い合いになっている主力半導体のさらに先を行く
未来のスーパー頭脳と呼べる最高峰チップと言われています。
これを日本初のプロジェクトがこれほどの大規模で確保したということが極めて異例のビッグディールとされています。
日本政府も巨額の財政支援を計上していまして、海外のAIモデルに依存せず
日本が強みを持つハードウェアやものづくりの技術を活かして
ロボットを自立制御するAI、この分野で世界のシェア3割を握る
第三極を目指すという国策プロジェクトとなっています。
ジャパンAIの未来とNVIDIAの戦略
ファンシーは16日の夜にも記者団に対して
今日の発表はあくまで始まりに過ぎず、今後さらに日本にインフラを構築していくと語り
AI需要の強さを強調しました。
今日取り上げましたジャパンAIの幕開けは
人手不足を救う本物のゲームチェンジとなるのか
それとも加熱する巨大なAIバブルの絶頂なのか
今後の動きが注目されます。
番組エンディング
ニュースコネクト、お相手は野上英文でした。
番組の感想はカタカナでハッシュタグニュースコネクトを付けてXに投稿してください。
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それでは良い一日をお過ごしください。
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