佐藤さんといえばポッドキャストチャポンと以降のパーソナリティーを務め、いろんなお顔を持ちなんですけど、
ポッドキャスト界隈でいうとやっぱチャポンと以降。
佐藤 ポッドキャスト界隈、そうですね。よかった、界隈に入れていただけてて。
いやいや、もう界隈オブ界隈だと思うんですけど。
佐藤 ありがとうございます。
8周年なんですね。
ポッドキャスト そうなんです。9年目につい先月ぐらいから入っているので、まあまあ長く続けてきていますね。
佐藤 おめでとうございます。
ポッドキャスト ありがとうございます。なかなかおめでとうございますって言ってもらうことがチャポンと以降ないんですけど。
佐藤 あ、そうですか。
ポッドキャスト はい、なんか嬉しい。ありがとうございます。
佐藤 いや、もう本当にちょっと後で話しますけど、私も結構ポッドキャストをこの仕事始めたばかりの頃にチャポンと以降聞かせていただいて、結構影響を受けたっていうのがありまして。
ポッドキャスト 嬉しいです。
佐藤 ぜひよろしくお願いします。
ポッドキャスト はい、お願いします。
佐藤 改めて佐藤さんのプロフィールをご紹介させていただきます。
1975年、神奈川県生まれ。インテリアコーディネートの仕事を経て2006年に兄の青木光平さんとともにクラシコムを創業。2007年に北欧クラシの道具店をオープンされます。
商品のセレクトやウェブコンテンツの制作、新規プロジェクトなど運営全般を行っているほか、オリジナル商品開発などを手掛けるブランドマネージャーも兼務されています。
はい、ということで今日はですね、チャポンと以降をはじめとするコンテンツ制作のお話と、あとは佐藤さんのキャリアヒストリー、そしてクラシコムのこれはヒストリーに共通する部分があると思うんですけど、そちらを伺っていきたいなと思っております。
改めてポッドキャストチャポンと以降、これニュースコネクトのリスナーさんも聞いて、聞かれている方もいらっしゃると思いますし、まだの方はぜひ聞いていただきたいんですけど、
ぜひぜひ。
空気感がいいんですよね、本当に。
そうですか、ありがとうございます。
もうホッとするというか、何でしょうね、本当にチャポンと以降なので温泉に入っているかのような、ちょっとダウナー感ですよね。
そうですね。
ダウナー感があるんですけど、ダウナーだけじゃなくて、気づかされるようなメッセージっていうのもよく、私はキャッチすることが多いんですけど、改めてチャポンと以降、2018年に始まったと思うんですけど、この経緯を教えてもらってもいいですか。
2017年に、このチャポンと以降の前身となる、FMクラシコムっていう、当時編集のグループの中で仕事をしていた社員がつけてくれたラジオタイトルなんですけれども、FMクラシコムっていうインターネットラジオをちょっと試しにノリで始めてみようみたいなのが本当のスタートになるので、
実際、会社として音声コンテンツを試掘し始めて続けてくるっていう道のりの中では、ちょうどだから10年ぐらいにもうなるっていうことなんですけど、最初はずっとテキストコンテンツでいろんな読み物を、商品を作ったり仕入れてご紹介するのと同じぐらいの熱量で、
当時からいわゆるコンテンツというものを並べて、毎日来てくださるようなお客様を、物だったりことで楽しんでいただきたいっていうのはすごく当時からあったんですけど、そこにプラステキストコンテンツだけじゃない、何があるかなっていうところで、まだ今ほど動画を頑張ってる時期じゃなかったっていうのもあって、
音声でお客様とつながるってどういう体験なんだろうねっていうのを試してみようかっていうのを私が言い出したというよりは、その社員が提案してくれたんですね。
で、じゃあそれをやるんであれば、お店を代表する店長である佐藤さんと、私一緒に会社を兄とやっていまして、その兄の奥さんである吉部さんっていう愛称で呼ばれているスタッフがいるんですが、彼女も同じ会社で長く働いているので、この2人の関係性をパーソナリティとして音声コンテンツをやってみたらどうかっていう提案を受けて、
まあじゃあやってみるかっていう感じでスタートしたのが、ほんとに何気ない戦略とかゼロのスタートです。
それがあのFMクラシコム、2018年だったんですね。
FMクラシコムはその今のような形態とは違ったんですか。
全然違って、なんか自分たちが例えば家事をするときとか、年末にお掃除をするときにどんな音楽を聴いてますかみたいな、やっぱりラジオって言ったら音楽だよね、カルチャーだよねみたいな最初は企画で、そんなに別に音楽とか詳しいわけでもないくせに、なんかこういう音楽好き、こういう暮らしのシーンでこういう音楽がお供にあってくれたら嬉しいねみたいなのを、
なんかそんなに誰も聴いてくれるあのラジオじゃ当時なかったので、社員たちからお便り募集して、なんかそれをちょっと取り上げて喋るみたいなことから最初スタートしたんですよ。
そしたらまあ案の定、やっぱりなんか私たちの国語クラシの道具店が発信して喜んでいただけるコンテンツと、そこまでフィット感がなかったのかもしれず、それ自体はあんまり伸びなかったので、もうやめようかってなったんですね。
だけど、なんかねラジオ、そのインターネットラジオの収録自体はすごく楽しい仕事だったんですよ、私自身が。なんかこう喋るっていう仕事がそれまであんまりなくて、書く、とにかく書いたり、まあ写真に写ったりしながらお客様とコミュニケーションするってことはオンラインであったんですけど、喋るっていうのはこういうことかって、だからまあ聞いてもらえる人はまだそんなに多くないんだけど、
何かやっぱりやめるにはもったいないなっていう感覚があったので、今こんな風に数字が伸びないのって何でなんだろうっていうのを自分の中ですごく考え直した結果、やっぱりお客さんにありがとうって言ってもらえる要素が何もないんだなっていうことに気づいたんですよ。
自分たちが喋りたいことを喋ってる。
内緒はラジオってこういうものでしょっていう、なんか世の中のコンセプトで結構考え始めてる。
お客様が北欧暮らしの道具店というものにどんな心地を求めてるのかっていうのをもう一回立ち戻って考えると、やっぱりなんか暮らしの中でみんないろんな、そのお客様も子育て中の方もいればすごく働いてる方もいたり、いろんな方がいるわけなんだけど、
なんか自分だけになれる、自分一人になってホッとできる時間を生み出すのに苦労してるとか、なんかそういうことってやっぱりあるなと思うと、そういうときに共にいれるものにテーマもスタイルも変えたほうがいいなと思って、
それで日曜日の夜8時ぐらいにちびまる子ちゃんとかサザエさんとかの放送がね、テレビで言えば終わった後に、私もよく情熱大陸とか見て憤起して、よしまた来週も頑張るかみたいな日曜日を過ごしていたんですけど、
その間8時ぐらいにホクホクらしの道具店を挟み込んでもらえないかと、それで明日から憂鬱だなって人も私と一緒で多いかなと思ったんですけど、なんかちょっと緩まって、マイペースでやるかくらいの心持ちに一緒になれるような、そういったコンテンツにチェンジしようというので、チャポンと行こうっていうラジオに変えたっていう。
そんな何か右を曲折が最初の1年でこうあったんですよね、瞬く間に。
やっぱりそのプロトタイプというか、試してみてあんまりしっくりこなかったっていう時期があったってことなんですね。
そうですね。
ちょっとその別のイベントの機会で伺ったんですけど、もともと企画案段階では佐藤さんからはちょっとビジネスっぽい感じの企画を挙げていて、それを極力排除されたっていうようなことがあったんですけど、その辺り詳しく伺ってもいいですか。
なんか私は割とやっぱりこう、仕事目線でどうしても最初考えてしまうので、そのコンセプトをしっかり表した番組名、例えば何かそういうタイトルを案として自分が出したかは正確じゃないんですけど、例えて言うなら、何か例えば月曜日から頑張れるラジオとか、気持ち切り替えラジオとか、何かそういうタイトルにしようって多分言ってたんですけど、
当時その編集会社の中にいる編集のスタッフとホワイトボードでね、いろんな案を書きながら、どんなタイトルにしてどんな話をするものにしようかっていう中で、ある一人の社員が、佐藤さんが言ってることはわかるんだけど、全然関係ない意味のないタイトルにラジオはしないとダメなんですって。
で、AMとかFMのいろんなラジオのヘビーリスナーの人が一人いて、彼女がそうやってアドバイスしてくれたんですよ。なので、言いたいことをタイトルにしちゃダメだって言われて、なるほどみたいな。で、それをそのまま素直に受け取って、みんなで、じゃあ何かいわゆる何かオンナ湯とかお風呂みたいな、ちょっとそういうのでチャポンと一緒に使って、何かこう、そんなに深い良い話をしようとかではなくて、
癒しにもなるんだけど、その中で少し人生の芯をつくようなトークもテーマとして出てくるみたいな、そういうなんか温度感を大事にしようって決まってったっていう感じなので、何を言うというよりは温度、心地みたいなことをどう作るかっていうのを、本当にそこからガラッと切り替えてやりだしたら、
すぐ伸びたわけではないんですけど、ちょっとずつちょっとずつお便りがね、やっぱ来るようになったんですよ。
大きいですね。
そう、話しかけてもらえるようになった。それまではなんか、FMクラシックを見るときはほとんどお便りも来なくて、こっちが多分言いたいことを言ってた。だけど、何か話しかけたいなって思っていただけるような、もしかしたらコンテンツにそこから少しずつチェンジしていったのかなとは思います。
そうするとやっぱり、ほっとできる時間を子育ちの方とか働いている方に提供したいという、その価値から、もたらしたい価値から、それって一体何がイメージに近いんだろうってブレストをしていって、でお風呂っていうところに行き着いたというような、そんなような道に立ったってことですか。
ちょっとドキッとしたのが、私はビジネスメディア出身なんですけど、ビジネスメディアNOだと、気持ち切り替えラジオってつけたくなるんですよね。
そうですよね。いやわかります。
すごいドキッとしたんですよね。
私ね、ほとんどこの、いわゆるラジオとかポッドキャストにかかわらず、私がつけたネーミングが、過去社内で通ったことって、北欧暮らしの道具店って店名以外一個もないんですよ。
そうなんですか。
なんとなんと。
なんかあれだけです。だから生み出せたのは。
そうなんですね。
今となってはね、北欧暮らしの道具店っていうのも良かったかはわからないけど、ただ大体取らないんです。
あ、そうですか。
はい。
それはあれですか、自己分析すると、ちょっと直接的に行き過ぎてるってことか。
そういうことでしょうね。佐藤さんが言いたいことが多分出過ぎてるっていうのが社員にバレるんでしょうね。
そうなんですね。めちゃくちゃ意外でした。そうなんですか。
そうなんですよ。私ネーミングセンスないことで有名なんです。
そうですか。なんとなんと。
ただその中身に対してのブレない思いとか、こういう方向になんか行ってしまうと、やっぱり本丸から外れちゃうよねっていうことに対しては、もしかしたらすごく敏感なのかもしれないんですけど、
でもなんかそれをいい温度感とか名前にするってまた全然別の能力だなとか、別の知見を持ってる客観を入れる必要あるなっていうのは、本当になんか人生通じて学んできたことですね。
そうですね。
はい。
いやー、ちょっと私自身にも刺さるような話だったなって今思ってしまいましたけど。
そうなんですね。じゃあやっぱお便りがそれで来るようになって、結構その手応えを掴み始めたっていうことだったんですね。
はい、そうです。
お便りコーナーってもう最初からあったんですよね。
あったし、お便り待ってますって再三最後に呼びかけてたし、多分そのためのアンケートフォームみたいなリンクも概要欄に貼ったりっていうのは当時から頑張ってたんですけど、
やっぱりそのなかなかお便りがいっぱい来るっていう状態が作れなくって、でもある回から1回の配信につき、1通2通とか3通とかしか来なかった状態からそれが10通になり、20通になり、
それがだから本当に月に100通とか来て、年間だと1000とか2000来るみたいに時間をかけてなってったっていう感じなので、最初から急いだわけではないんですけど、ただその数というよりは、一個一個のお便りがですね、すごく長文で、
かつ、なんて言うんでしょう、お一人お一人がその方の仕事だったり、家族だったり人生だったりっていうのを生きてるっていう感じがひしひしとする、とても真摯な深いものが多くて、私よく暑いとかっていうキャラで、なんかこう温度高めとか言われるんですけど、
いや、リスナーさんこそ暑いっていうか、すごく学ばせられるお便りが次第にやっぱ来るようになったんですね。なので、私はこれって、なんていうのかな、自分たちのことを知ってほしいっていうのももちろんあるんですね。やっぱり国語暮らしの道具店っていうものがどういう人がやってて、どういう価値観を大事にしているか、会社かとかブランドかっていうのは、もちろんポッドキャストを通じて伝えたいって思いは当初からあったんですけど、
それ以上に、やっぱりお客さんを知りたいんですよね。なので、私分かってほしいっていうよりは、すごい分かりたい、相手を分かりたい気持ちが、やっぱり昔からすごく強くて、それが良いほうに出るときもあれば、ちょっと鬱陶しくなっちゃうときも多分ある性格だと思っているんですけど、でもやっぱりそうやってお便りをいただけると、分かることが増えるので、
これは別に直接売上につながらなくても、ずっとやったほうがいいなって、割と初期に確信した気がします。
そうなんですね。すごくビジネス的な言い方をしてしまうと、その顧客のことを知るってすごく大事なわけじゃないですか。それでたった一つのマーケティング手法に、例えばN1インタビューみたいな、デプスインタビューみたいなのがあるんですけど、それをしなくても、このお便りの数々で、おそらくきっと北欧暮らしの道具店を支持してくださっている方々はこんな方なんだろうっていうのが、すごく佐藤さんとしては理解できるってことか。
佐藤 そうですね。もちろんすべっては分からないし、あらゆる価値観ジャンルの方が別にチャポイコを好きなわけじゃないので、あるテイスト感とか、ある価値観を持って共感してくれるような方のお一人お一人がどういう方なんだろうっていうところまでしか理解はできないんですけど、
ただやっぱり、物を販売していて、例えば買いました、ありがとうございます、こんな風に使っていますって教えてくださるのと同じぐらいの重さで、私も実は今転職を考えているんです。どうしてかっていうと、こうであーでっていうことを、本当にそんなに近い距離じゃない私たちに話しかけてくれるっていうことは、
買い物をしてどう使っているかとか、もっとこういう風な作り方をしてほしいっていう時に厳しいお声も含めて商品に対してご意見をいただけるのと同じぐらい、やっぱりお客様を知れる機会なので、ある種のワンワンインタビューって私もここ数年定期的にやってはいるんですけど、それとまた別世、それをしてもいきなりズームでお客様とお会いして一対一で話したりするっていうユーザーインタビューをやるんですけど、
ここでも多分聞かせてもらえないんですよね。こういう話は。なんかサービスについてどう思いますかとか、私たちのなんかこうアプリで使いづらいとこないですかっていうことを聞くわけだけど、いや実は私店長さん転職考えててってなんないじゃないですか。
なのでやっぱりそれを公開してるので、社内にお便りが来るシート。なので編集の部門とか直接ポッドキャストのディレクションしてないチームも見に来て、そこでいろんな企画の種を考えたりするアイデアの結構ソースにもなってる。
でもそうですね、それこそKPIがどうこうみたいな話というよりも、かなりそれを社内の財産になっている感じがしますね。
もう本当に宝ですね。
そうですか。あとやっぱり語り口ですよね。そのコンテンツの中身の話を伺うと佐藤店長、佐藤さんの、あと吉部さんの、まずお二人の関係性もそうですし、語り口で結構開いてらっしゃるじゃないですか。日常生活も。
開いてます?
開いてませんか?そうではないですか。
いやわかんないです。どういうふうに聞かれているのかっていうのだけはちょっと自分たちではなかなかわかんない。開いてるって感じてくださるんだっていうのはちょっと新鮮です。
すごく感じますけどね。まずプライベートも含めて、こういうことが起きたっていうのもお話されているし、過激な意見をおっしゃってるわけではなくて、結構多分本音でその事象ごとに対してお話をされている感じがすごくするんですよね。
なので、それは開いてるってことなのかなと思ったんですけど。
確かに、そういう意味では開いてますね。
それは意識というか、どういうスタンスで普段お話しされてますか。何でしょうね、こういう状態であった方がいいであるとか、あと何をリスナーさんに提供したいとか、何か喋っている中で考えていることがあれば伺いたいなと思ったんですけど。
なるほど。フォトキャストといった音声コンテンツだけじゃなくて、あらゆるコンテンツの発信において、クラシックもいろんな編集方針が言語化されているものとされていないものと、いろいろあるんですけど、結構創業当初から社員とも共有してきたことの一つに、
いわゆるお客様に対して、先に何かを知っているとか、先に何かを見えているものとして、上から何かを言うことも絶対禁止。かといって、お客様をすごく上にあげて、私たちってまだまだこうですとか、そういうのも違います。
つまり、同じ輪の中に一緒にいて、奮闘している、そういう立ち位置での発信を絶対してくださいっていうのを、もうずっと言ってて、そこは未だになんですね。なので、大体そういう口調になっているところに、うちの場合だと赤入れが、上司からとかディレクターから入るっていう、攻めた言い方とか、面白くしようとしなくていいから、そのスタンスだけは絶対崩さないでくださいって言ってるんですよ。
でも、少しヘッジを立てようとすると、その立ち位置がおかしいことになっちゃう時が、うちの場合はあるので、やっぱりだったら面白さ犠牲にしていいので、こっちを守ってくださいっていうのを言っているので、私も無意識と意識の多分半分半分なんですけど、そうやってやっぱり一緒に働いている社員たちと共有してきた主として、それをやっぱり体現する場として、そこを使っているっていうところもあるかなと思うので、
まず、一緒にそのお客様と悩み、一緒に考え、一緒に楽しみ、一緒に答えを見つけるっていう、なんかこのことをすごくやっていこうって言ってきたんですね。
いわゆるポイントは、一緒にっていうことなんですよ。私たちが見つけた答えを示すサービスじゃないっていうことなんですよ。
なので、それをやっぱりあのポッドキャストでも体現していこうと思うと、まず正直であるっていうことがもう基本の基本なんですよね。
私たちの場合は、こういうことがあるとこうやって怯えちゃうんですけど、皆さんどうですか?であったり、例えば悩み相談っていうのもたくさんいただくし、それにある種の明確さを持って答えなきゃいけないっていうことでもあると思うので、
一緒ですよ、一緒ですよって背中なで合ってるだけでもダメだと思ってるので、ただある党の中でどうやって本当に考えてることを言うかっていうときに、
必ずエクスキューズつけてるのは私の場合はとか、これは私たちの場合はですけどねっていうのを、なんかそのエクスキューズいらないよ、もっとズバズバ言うのが好きっていう人は多分また別のポッドキャストを聞いていただくのがいいと思うんですけど、
私たちはやっぱり手と手つびそこはしつこいくらいに入れるんですよね、エクスキューズも。
なので、押しつけがましくない、できるだけ正解を言われてるというよりは、一緒に考えたいっていう姿勢がある人たちなんだということを理解していただくっていうのを決めてやってるかなと思います。
今ドラマで地獄に陥られるのが流行ってますけど、まあ細木さん的な方が好きなのは、ただはそっちって言われてる。
そうです。だからズバリ言うわよっていうのが、私もね、一リスナーとしてそっち聞きたいときもあるので、ただ自分たちがやっぱりやるべき役割とか、
あとは母体である北欧暮らしの道具店のトーンと、やっぱりある一貫性文脈を保った発信をするっていう必要はやっぱりあるので、なんかそこで無理しすぎないっていうのは、私もやっぱり年齢を重ねてきたり、やっぱり経営者としてもいろんな葛藤しながら今に至っているので、
このぐらいまで言いたいみたいなことってあるんですよ。自分のなんていうのかな、それはエゴみたいなきっとものなんですよね。聞いてほしいってより喋りたくなっちゃうことがあって、それをやっちゃいけないっていうわけじゃないので、
小出し小出しにもちろん変化とともにしてるんですけれども、ただなんかそこに取り憑かれないようにっていうのはすごい意識してますね。
そうなんですか。自然状態だとやっぱりどうしてもそれ、そっちの方に傾きがちだなという。
そういう意味で開いてるって思ってくださるのが、すごく面白いというか興味深いリアクション、フィードバックだなと思ったのはちょっとそういうところにもあって、もちろんすごく正直に話しているし、私も吉部さんもそこだけは多分すごく意識してるけど、
ただなんかセキュララと正直ってやっぱり違うし、自分が喋りたいことを何でも喋ってるかっていうと、喋ってないことの方が多いですね。
でも私もコンテンツ制作者研で役なんで、意識するところと、あとは自然体でいるところっていうののバランスっていうのは常に考えるんですけど、基準を設けて、そこからこう何でしょうね、逸脱今してないか、ただその範囲においては自由に喋るみたいな。
まさにです、まさに。
そんな感じってことですね。
そうです。時折、これってものづくりでも同じことやってるんですけど、やっぱりその許容、自分たちもできて、やっぱり一緒に作っている場でもあるけど、私たちが作っている場でもあるので、やっぱり編集権っていうのはそのいわゆるお客様側にあるわけではやっぱりなくて、どこまで行っても主催者側にあるっていうのはやっぱり一つのファクトだと思うんですよね。
なので、どのくらいまでの領域にテーマを広げていきたいかっていうことは、私たちが考えていい領域だとは思うので、あるときちょっとだけ、何て言うんでしょうな、今までだったら取り上げなかったようなテーマに踏み込んでみる回を、ちょっと吉部さんと頑張ってみたりして、なんかそっちに行くんだなっていう人もいると思うんですけど、
ただ、それはやっぱり取り扱える領域の囲いをやっぱり広げていくっていうことになるので、自分たちが楽しくしゃべり続けられるためにも、その囲いをずっと小さいままにしていくっていうのも本末転倒なので、売れそうなものばっかり作るんじゃなくて、こんなのどうかなっていう、たまにトライをして、いわゆる好きになってもらえるもの、売れるものの幅を広げていくっていうのと同じようなことをコンテンツでもやっぱり、そこは意識的にやってる部分もあります。
なんか好かれるばっかりを考えるのもやっぱりダメですよね。
そうですね。まあそうですよね。思でろうと思うと結構それってビス化されちゃいますよね。
そうですそうです。やっぱりそこを、なんて言うんでしょうね、バランス芸で、やっぱりやっていく難しさとずっと8年退治してきたなっていう感じです。
これちょっと時間が足りないな。
でもなんかすごく、あのフォトキャスト本当に、まさに専門として野村さんされているから、もうすでになんかすごい楽しいです。私も本当に聞きたいことがあるので、違うところでなんかゲストで来てほしい。
いつでもお伺いします。ありがとうございます。ちょっと今日は報酬ということで。
すいません。
こっちがキャッチャーにならせていただくんですけど。
ありがとうございます。
そうですね、すごいな。ちょっと一個一個伺いたいんですけど、ちょっと今のでもう一個関連して伺いたいのが、そのコンテンツを作る際の基準。
確かにお客さん、お客様、お客さんをその上からでもないし、まあなんでしょうね、こっちが教えてあげるみたいな、だから上下関係を置かずにフラットな関係でいるっていうのはすごくそうだなと思いました。伝わってきました。
他に何か、これ言える範囲でいいんですけど、ここは絶対に通達しないというか、ルールとして決めてる、これがクラシコムらしさなんだっていうのがあれば、伺ってもいいですか。
そのコンテンツの制作においてですね、いくつかあるんですけど、さっきちょっとどういうことを話したいかっていう話とも少し重複するかもしれないんですけど、
自分たちが例えば書きたいものとか、動画で言えば撮りたいものとか、お客様が見たそうなものとか、売れそうなものとか、読まれそうなものではなくて、基本的に自分が、自分たちが見たい、読みたいと思っているものを企画に出しましょうっていう基本姿勢が結構社内で伝えられてきてるかなと思いますね。
なので、今なんかこういうのがすごいバズってるから、こういうことを企画にしたいとかっていう話は、あんまり上がってこないのは、そもそもそういう編集方針が共有されてるので、自然とみんな割と自分を掘って、
なんか最近流れてきたあの動画、結構タイムラインで、普段だったらスルーしちゃうんだけど、指止めたな、なんでだろう私みたいな、こういう悩みと紐づいて止まったのかもしれない、それってじゃあ自分一人じゃなくて、世の中にそういう人って100人いるかな、もしかしたら10万人ぐらいいるかな、なんかそういうふうにして企画を考えてくれているメンバーが多いかなと思いますね。
じゃあその、流行ったものに対して完全に背を向けるというわけではなくて、見聞きして気になったその自分の状態をちゃんと追い下げるってことなんですね。
流行とかバズを否定しているわけではなくて、でもそれを見たときに自分がどう感じたかとか、ただ個々人がやりたい企画を全部やれるわけではやっぱりないので、本当にたくさんの方が見てくださるメディアにおかげさまで育ってきたので、やっぱりそこにある、なんていうのかな、多くの人の関心事は今何にあるのかとか、
例えば新生活を多くの人が迎えてドキドキする人が多い3月と、年末の12月とかってもののやっぱり売れ方も、あの物販もやってますので、全然違いますから、やっぱりそこっていろんな多くの人の共通するバイオリズムとかムードってあるはずなんですよね。
なのでそういったことはちゃんと取り入れて、自分だけを見てるというよりは何が流行ってるかとか、どういうことが今ニュースで取り沙汰されてるかとか、そういうことはすごく目を向けてキャッチするが、それを企画にするときにはどうだったら自分が読みたいかまで、なんか考えるっていうのは結構徹底してもらってるかなと思います。
なんか読まれそうなんで、この企画とかだと多分通らないっていう。
誤魔化しちゃいけないんですよね。本当にあなたこれ読みたいと思う?
思うってそうですよね。結構そもそもがうるさい会社かもしれないですね。
でも大事ですね。それが多分コンテンツの一貫性をもたらしてるんだろうなと思いました。
であるといいなとは思うんですけど、難しいですけどね。いろんな年次のメンバーもいるし、いろんな世代のメンバーがいるので、すごく厳しく徹底してるというよりは、なんかそういうムードが社内の中に一定流れていれば、そこは流度がいろんなものが毎日出てってはいるんですけど、毎日純度100%みたいなものではなくていいと思ってて、そこは基本姿勢としてあるかなと思います。
それでいうと、ちょっとそのコンテンツ政策全般について伺っていきたいなと思うんですけど、ちょっとチャポンというかわきりに伺っていきましたが、クラシコメさんってもう本当に多分創業の時からいろんなコンテンツを作ってこられたと思うんですけど、そして多分最初の頃はSNSで、インスタで発信していた時代があったっていうのも伺ったんですけど、ちょっとどういったことをこれまでされてきたかっていうのを少し歴史を振り返っていただいてもいいですか。
はい。コンテンツっていうと、最初はコンテンツに入れていいかわからないですけど、お客様とのあるコミュニケーションツールをコンテンツというふうに定義させてもらうと、本当にデイワンからあったのはメールマガジン、その店長が、例えば最初は今はもう私ではないメンバーが書いてくれてますけど、当時は私が一人、兄が一人って感じだったので、私が書くお手紙みたいなことから始まり、
その後は自分たちの生活だったりとか、仕事の様子とかを発信するブログみたいなのを自分たちの自社のサイト上で運営している時期も初期結構ありました。兄が書いて、私も書いてみたいな、交互で書いて。
それが、だんだん商品にまつわるコンテンツとかを売ることとはまた別で発信したりとか、ないしは売ることと全然関係ないコンテンツで突然自分の憧れの方に会いに行って、その方の暮らしを取材するみたいなのを創業から数年でトライするようになったりするところで、いわゆる読み物って私たちが読んでいるコンテンツっていうところが、結構そこに専用の部署を作って、そこを作っていくっていうことだけを、
専業でやる舞台を社内に作ったのが2012年とか、そのぐらいですかね。
で、同時にそこからフェイスブック、それからインスタグラム、あとは当時はラインアットみたいなものも、いろんなコミュニケーションチャンネルとして台頭してきて、そういったものも運営しながら、2017年ぐらいから動画、コンテンツ、それからさっき冒頭でお話に出していただいた音声、みたいなことで、
あらゆるチャンネルでテキストコンテンツだけではない、いろんな携帯パッケージでお客様とコンテンツでつながるようになっていった、みたいな。あとは映画とかもやりましたね。
2020、あれ何年だったかな。
映画ドラマもされてますね。
はい、ドラマも。はい、ウェブドラマも作りましたね。
なんかいろいろやってるんですけど、大丈夫ですかね。
いやいやいや。
説明が難しすぎました、今。
一番興味深い部分だなと思ったんですけど。
でもこれはやっぱり、会社としてやるわけじゃないですか。
そしてこれも多分、本当にいろんなところから聞かれると思いますけど、やっぱり会社の事業活動として、明確に意味があると思っているからやられてるってことですよね。
もちろんです。
その、どういう整理の仕方というか、会社の戦略上、どういう位置づけになってるんですか、コンテンツというのは。
戦略として会社でこう説明しているのは、いわゆる何だろう、広告だったりとか、ポイントだったり、いろんなキャンペーンだったりっていう、
反則活動に大きくは依存しすぎず、そこは自分たちでコントロールできる範囲の中であるっていうことを実現するために、
私たちってそのコンテンツを使って、発信をいろんなチャンネルでして、そこでお買い物客になる前の方たちと、まずコンテンツを通じてつながって、
あれ、なんか自分の好きな世界かもとか、私と結構共感できるような暮らし方かもとか、そういう人たちとまずコンテンツで知り合って、
毎日毎日いろんなチャンネルであらゆる動画、音声、テキストっていうコンテンツをお届けし続けているので、来訪頻度っていうのが自然と上がり、そこで関係性が培われていき、
あるとき、有料コンテンツっていうのはうち今のところ一個もないんですけど、ペイウォールじゃないですけど、そこを超えて、
有料課金っていう言葉を使わせていただければ、それが初めて商品を買うっていうタイミングに、私たちの場合になるんですよね。
で、例えば一回お買い物をしていただいたってなったときに、そこからも本当に頑張りどころなんですけれど、
買ってよかったって思っていただける商品を、これは完璧にできてないと思うので、あんまり偉そうには絶対言えないんですけど、
がっかりされてしまうこともあると思うので、ただ、できるだけ買ってよかったって思ってもらえる購入体験を一回そこで築ければ、
また何かが流れてきたときに、あ、またじゃあお洋服買おうかなとか、なんか北欧の書記買おうかなって思っていただけるっていう、
なんかコンテンツが結構全ての起点であり、いろんな、それこそ音声だと小学生ぐらいからお便りが来ているし、
私の両親の世代、70代、80代の方からも、なんかあなたのお話とか聞いてて懐かしく当時思い出すわ、なんてお便りとかもいただくんですよ。
広いですね。
なので、ある種のマルチジェネレーションって説明してるんですけど、世代も越えて、ある価値観とか暮らし方が好きだなっていう共通点を持った人がすごく集まってください。
それってやっぱりコンテンツで一定作られてきたことかなと思うし、届けられるコンテンツを好きになってもらえれば、
その方の人生の中でずっとこのお店と付き合いたいなって思ってもらうのって、私ってすごく本質的なマーケティングなんじゃないかなと思っていて、
なので、そのことを実現するためにものすごく必須なものとして、結構社内でも数十人そこを作る人だけで100人の中でいるので、マジで本気でやってるんですよ。
そうですね。100人中数十人ですか。本気ですね。
本気です。
前ちょっと別のインタビューで言われたんですけど、あれですよね、基本的にはもう全部自社で作られていて。
はい。もちろん撮影を外部のカメラマンさんに入っていただいたりとか、もちろん編集をお手伝いいただいたり、
今は協業する外部の制作パートナーさんも増えてきているので、100%内製ではないですが、でもディレクションは100%内製です。
だからもうそこの何でしょうね、起点のところは絶対ずれるようにしてるってことですね。
そうですね。中の人でそこはやれるようにしてます。
本気ですね。
本気ですね。むしろ私はやっぱりそのことを含めた場所を作りたいっていうのが、自分自身の若い頃からやりたいことだったんだと思います。
あおきさんのインタビュー、あおき子お兄さんのインタビューで配読したんですけど、
あの北欧暮らしの道具店を始めて3年ぐらい、2010年ぐらいに年賞が1億円ぐらいになったと。ただあんまり利益が残らなかったというインタビューを配読しました。
で、結構その広告費とかいろんなところに出が多くて、そんなに利益率が高くなかったっていうのがあったんですけど。
兄が愕然とした瞬間として。
やっぱりそういう学びっていうのも、だったらもうそれを自分たちのコンテンツ作りに生かした方がいいんじゃないか。そこもやっぱ背景ってあるんですか?
もうまさにです。なんかそれが分かってから作り出したというよりは、私が2011年に子供を産むために産育休に入るタイミングがありまして、
その時までは私結構お客様の対応とか、経営者ではあってもほとんど現場の業務をやってたんですね。
お客様の対応とか、あとはバイング、商品の仕入れとか。だけど自分が半年ぐらい公務までお休みしなきゃいけないってなったときに、兄の協力もあって、そういったところを社員に渡してお休みに入ったので、自分が帰ってからやる仕事がなくなっちゃったんです。
なので、やる仕事作んないとな、今足りないもんなんだろうって考えながら、受入しながら自分のサイトを見てて、そこで効果買いながら、あまりに時間があって暇なので、大変なんだけど、時間だけは過ぎていくので、
そこでいろんな売ることと関係するコンテンツとか、誰かをちょっと取材するようなコンテンツとかを勝手に作り始めちゃったんですよ。で、私まだお休み中だったんだけど、こんなコンテンツできたから、バナーも作ったからちょっと出してみたいなのを、当時のメンバーに連絡して出してもらうみたいなことをしてて、最初は多分社内も首かしげてたと思うんですよ。
佐藤さん何やりだしちゃったんだろうみたいな。だけれど、ただ商品ページで物を売ってたっていうところから、私はこんな風に家で使ってますっていう記事を別に作ったら、最初出した時よりもコンバージョンが3倍4倍になったんですよ。
凄いですね。 コンテンツの力すごいっていうか、その時まだコンテンツとか言えてなかったと思う、言葉遣いも。なんか記事すごいみたいな。 そうですね、文章書いたのすごいみたいな。すごいみたいな感じ。なので、なんかそのあたりが、あ、これってこっからやるべきことかもしれないって私も兄もなって、ぽつりぽつりとやった中で、当時まだ楽天とかにも出していたので、あれみたいな、利益が残らないぞっていう、
兄の切実な気づきがあり、あ、だったらこういう方角に同じお金を使うなら、投資した方が、いわゆるそのお客様のLTVであったりとか、利益の残り方っていう面においては、結構メリットがあるんじゃないかっていう、そのスイッチはもう完全に兄です。
私はなんかその、いきなりなんかおかず作り出しちゃうみたいな人で、そのおかずが何を成すかっていうことを見立ててくれるのは、やっぱりすごいなって思います。見立ての主ですね、彼は。
そうなんですね。結構そのノーミスの使い方がそこはお二人違っていて、マッチしてるってことなんですね。
なので私が例えば一人でコンテンツを作り出して、なんか上手くいく流れっていうのを見出してても、じゃあこことここを比較した時に構造としてこうすればこうなるかもって一人で思いついたかなっていうのは、やっぱり自信ないですね。
佐藤さんはやっぱり、今これが必要だと思ってるのと、これを作ったら面白いんじゃないかが先に来るってことですか。
そうですね。なんかそれがなんとなくまだ誰も言ってないとか、意味さえ見出せてないっていう時に、何でしょうね、湧き上がってくるっていうその謎のタイプですね。
それを一人でとか、今だったらもう一人でできないので、誰か社内、ないしは社外の仲間に声をかけて、形にまずしてみるんですね。
それはドラマとかも、ひとりごとエプロンとかも全くそうです。ある日、こういうものがあったほうがいいかもって思ったりして、ただそれをノリで作れる立場ではないので、こういう予算をかけて、こうやれば結構合理的に作れるなっていうとこまで考えて、一回形にしてみると、
なんかそれが起こしてくれる事象っていうのがある時と、なんか全然何も起きない時があって、全然当てられるわけじゃないんですよ、私も。ただ時折何かの事象が起きた時に、やっぱりそれを兄だったり他の人が見てくれて、
あ、これってこういうふうに彫っていけば、もっとこうなるんじゃないっていうふうに評価してくれて、私もそこで、あ、そういう意味だったのかみたいになるっていうのが結構多いです。
いやー面白いですね。佐藤さんやっぱ01ってことですね。
ねー、なんかかっこよく言うとそういうことになっちゃうんですけど、01なのかなー。でも、そういうタイプですね、本当に。
そうなんですね。だからそれは本当になんか、みなさんのどこが考えるのが強いかっていう特性がこうマッチしてる感じがありますよね。
なので、なんかどちらかが一人ずつでやってても、今の形にはならなかったよねって兄弟でよく言うのも、本当にそういうピースとピースみたいなところはあるかもしれないですね。
ドラマ映画の話も伺ってみたかったんですけど、ちょっと恐縮ながらなんですけど、たぶん今ドラマ映画を作ろうというふうになかなかこうならない気がするんですよね。
ウェブメディアと動画と音声は想像できるんですよ。あとSNSも想像できるんですよ。ただ、映画ドラマはどういう考えの変遷というか、経緯があったのかなっていうのをぜひ伺ってみたかったんですけど。
いやもう本当恥ずかしいんですけど、チャポエコと一緒で、最初はなんか面白そうみたいな。
そこが来てなったわけですね。
なんか意味はやればわかってくるだろうみたいな。しかも最初ドラマを作った経緯は、やっぱ前進となる企画がありまして、北大倉小道具店がちょうど2017年に開店10周年を迎えるっていうタイミングで、やっぱり一つ10周年とか、来年20周年なんですけど、大きな不死名じゃないですか。
なので、やっぱ10年も続けられると思ってなかったからこそ、なんかお客様にありがとうっていうのをどういうふうに表現しようかってやっぱり考えたんですよ。
それでウェブCMだってなって、なんか動画もここから結構出口していく必要性をびんびんに感じてた頃だったので、なんか割とクオリティーがしっかりした動画のメッセージをCMとして作ってみよう、CMというかウェブCMとして作ってみようみたいになって、
ある1分ぐらいのお話し仕立ての脚本を私が書いたんですね。
で、じゃあ、つって兄に見せたら、すごい面白いって言ってくれて、じゃあ僕がね、ちょっとお願いしてみたい製作会社があるから、そこにちょっと行ってみようってなって、そこに兄もウェブCMやりたいってすごく案として出してくれてたので、2人で行ったんですよ。
そしたら、え、なんかクラシコムさんのサービスで30秒とか1分くらいのウェブCM作るって、なんか面白くなくないですか?ってズバッって言われて、私も兄も、え、面白いと思ってきてるんですけど、面白くないんですか?みたいになって、
それで、実はね、みたいなクラシコムさんみたいな会社にこそやってほしいアイディア、自分たち1個持ってて、実は似たような世界観の会社さんに1回提案したことがあるんですけど、うまく通らなかったんですよっていう話があって、その会社さんのことも私たちすごくリスペクトを持っている会社さんで、どういう案ですか?って言ったら、
いやね、お客さんにありがとうって言いたいんだったら、物語を作った方がいいですって言われたんですよ。もう全く一ミリも発想いなかったんですね。なので、え?みたいな、フィクションですか?みたいに私と兄になって、でもなんかその瞬間、兄も私も、え、なんか面白いねってなったんですよ。なかなか2人が一致して、瞬間そうなるって少ないんですよ、今でも。
どっちかがいぶかしげな顔するんですけど、これだけはね、2人ともその瞬間に、え?なんか全然思いつかなかったねってなったんですよ。なので、そこから予算はWeb CM作るのは確か6倍ぐらいになっちゃったんですけど、ただ、やっぱりしっかり利益が出る構造っていうのも、そこまでのいわゆるコンテンツの戦略とか、さまざまな活動で作ることができてたので、
まあその一部を拒絶して、今までやったことがないトライをして、なんかそのここから20年までのその10年に、何を巻き起こすかっていうのは、今までやったことのないことをやるべきだっていうような肌感はどっかに2人ともあったので、
あ、ドラマか。ちょっと滑るかもしれないけど、やってみようみたいな感じで、じゃあちょっと兄から佐藤さんがエグゼクティブプロデューサーっていうことの立ち位置で、やってみようかって言われて、エグゼクティブ?みたいになったんですけど、やってみたんです。
で、最初は本当私も首かしげながら立ち会ってたんですけど、脚本をチェックさせていただいたりとか、美術とか料理とかを考えていくにあたって、あ、これって今までのコンテンツと商品と同じ考え方でプロの人と向き合えばいいんだってことがわかったんですよ。
最初自信なくて、私なんかが映像とかわかってない私が、なんか言うべきじゃないことがたくさんありそうってすごい怖かったんだけど、あ、でも自分が持ってる芯の方に引き寄せて、そっちで抽象化して、どうしたいかお伝えすればいいんだっていうふうになってたっていう感じですね。
それすごいなんか転換というか、面白くなくないですかって言葉がやっぱ、結構ズバッと。
ズバッときました。
あったんですね。
はい。それで最初はおばけのテーブルっていうのがスタートしていて、本当に怖かったんですよ。お客さんびっくりしちゃうだろうなと思って。なんでECサイトがドラマとか作ってるの?みたいな。
でも私たちその余裕があるから作ったとかでは本当になくって、本当に今までやってきた商品とかコンテンツと同じようにお客様に喜んでほしかった。なので喜んでもらえるかだけがすごく怖かったんですけど、結果的に公開したら、もう想像以上の反響で、ものすごい量のご感想が届き、
一番作ってみてわかったのは、この場所にいていいんだと思ったっていうようなご感想が本当に多数来たんですよ。
北欧暮らしの道具店というのが店というよりは場であり、そこがなんか発するメッセージだったり、なんか作ろうとしてる世界にいていいと思わされたみたいなことが、物語だと、私たちってこういうこと大事にしてるんですって語らなくても、十分深い深度で没入感の中で伝わるんだっていうのが、もちろん全員じゃないと思うんですけどね。
ただそういう方もすごくたくさんいたので、新しいつながる形見つけたみたいな。
そうですね。たぶんこれまでもそういったことは伝わっていたと思うんですけど、たぶんそうじゃなかった方とか、深度っていうんですかね、深さがたぶん全然違う形で伝わったってことなんですかね。
お客様に対してはそういう深さがあるし、やっぱりある種の驚きを持つニュースではあったと思うんですね、当時。
そうですよね、はい、思います。
え?みたいな、物販の会社がドラマを作ったらしいみたいな。なので、それはやっぱり会社としても、よりどういうことを大事にしていて、何をやらんとしていて、なんかどういうことを証明したい会社なんだろうっていう興味を持っていただくっていうことに、やっぱりそれはつながってたと思うので、
2022年に上場っていう一つの節目が会社としてもありましたけど、やっぱりドラマをやったり映画をやったりっていうことで、お客様だけではなくて、いわゆる社会の中で、少しずつそういったところに着目していただけるようになるっていう、結構大きな起点にもなったかなと思いますね。
そうですね。いやー、すごいそんなストーリーがあったか。めちゃくちゃ面白いですね。
そうですか。
ちょっとですね、佐藤さんのライフヒストリーを伺いたいなと思っていたら、もう半分以上時間が経っちゃったんで、すいません本当。私の気になりすぎていろいろなところが伺ってしまったんですけど、ちょっとだけ創業の時の話を伺いたいなと思いまして、
元々お兄さんと一緒に創業をですね、2006年に立ち上げられて、北欧暮らしの道具店は2007年翌年なんですけど、それ以前ですね、創業に至るまで、他のインタビューだと結構佐藤さんいろんなことをされていた、20代の頃があったと。
あと、何ならちょっと履歴書を見せるの恥ずかしかったっていうのは、コメントもチラッと拝見したんですけど、当時、創業までどういう生活だったのか、そのあたりから伺ってもいいですか。
もうだから20代、30代の始まりに兄とこのクラシコムっていう会社を起業しているので、20代は何でしょう、兄もそうなんですけど、私もなんかアルバイトとか派遣社員で、本当になんか1年で辞めちゃうとか、続いても2年半で辞めちゃうとか、本当いろんな職を点々としてたので、
こないだ苦労動だったか、ちょっとチャットGPTだったか忘れちゃったんですけど、履歴書が賑やかって評価してくれて、そういう言い方いいなと思ったんですけど、ただちょっと恥ずかしいぐらい、いろんな仕事を点々としました。
カフェだったり、本当に英国式のリフレクソロジーみたいな感じで、結構人の体とか心を何かの主義で癒すみたいなことを、アロマとか勉強した時期もあれば、ちょっと固い会社に勤めてみようかなみたいな感じで、少しOLっぽいことをした時期もあったり、なんかいろいろです、本当に。散らかっております。
なんかその、やることはいろいろで、根本というか動機は繋がってる感じはあったんですか。
そうですね。繋がっていたって言っていいかどうかっていうのは分からないんですけど、私結構子供の頃からたどると、20代よりさらに前に遡ると、なんかすごくこの人の暮らしっていうものに、自然と好きとか興味っていうのがあって、
で、よりそれがやっぱり、自覚的に理性的に興味を持つようにどんどんなっていったのが20代なんですね。なので、なんかすごく漠然とした表現しかできなくて、ちょっと申し訳ないんですけど、なんか自分もそういうことを必要としていたからなのか、
誰かの生活が、自分自身の仕事によって、ちょっとでもポジティブになったり、豊かになるようなことを仕事にしたいっていう、すごく概念的になっちゃうんですけど、そういうことがしたいっていう思いが、結構明確に20代ずっとあって、本当恥ずかしいんですけど、でも恥ずかしいって言っちゃいけないな。
なんかそうやって奮闘されてる方も世の中にいるかもしれないんで、なんか例えばそれが物を書く仕事になればできるのかなと思って、なんか突然どこに発表するでもないエッセイを書いてみたりとかね、それこそ誰かがホッとできる場所だって考えると、喫茶店を始めればいいんじゃないかと思って、あるカフェにバイトで働いて、カフェの修行したりとか、そういうことはちょっと一貫してやってたかもしれないですね。
今につながってますね、完全にその動機っていうのは。
大平 結果論なんですけど、もうめちゃくちゃ偶然なんですけど、なんかお店やりたいっていうのはすごいあったんですよ。雑貨屋さんとか、それがオンラインストアになるとは全く予想してなかったんですけれども、リアルで、やっぱり何かそういう人がホッとできる場所を作りたいって思いが、なんでなのって言われると、もうそういうのって難しくないんですよ。
多分いろんな、もう覚えていないような経験も含めて、要素になってるかなとは思うんですけど、そういうのをお持ちだったってことを思うんですね。
大平 そうですね。
でも今、webでECを展開されていて、コンテンツも制作されているというのは、すごい全部つながってるなって感じが。
大平 そうなんですよ、結果的に。なので当時、あまりにそのどういう仕事につけば、誰かの暮らしをちょっとでも豊かにするお手伝いができるのかっていう職業名がわからないから、結局てんてんとしたわけなんですけど、結果、それが果たせると思って北欧暮らしの道具店を始めたいきさつではないのに、始めたことによって、やりたいことだったって後でわかるみたいな感じで、不思議ですね。
そうですね。人生の中には必要な時間だったような感じもしますけど。
大平 そうですね。
今の企業に直接つながるお仕事としては、インテリアコーディネーターの仕事。
大平 なんかね、勇気出して最後にそこに触りに行ったんです。なんかね、怖かったんです。もうそこが聖域だったんです、インテリアの仕事って。なので、もうそれやってダメだったら、もう私ちょっと絶望しちゃうと思って、カフェかなとか、ちょっとこう距離をとって近いようなところをやってたんですよ。
大平 もうね、インテリアの世界って、もう通用しないってなったら、もうちょっと落ち込むとかっていうレベルじゃないなと思って。でもそれはもういけないなと思って、そこの文庫を20代後半で、なんか叩いたんですよね。ある時、覚悟を決めたんです。やっぱりそこからですね、でもある意味。
大平 それやってなかったらね、北欧化したところでやれなかったです。北欧にまず興味は持たなかったし。
大平 でもなんか、本当に自分が好きでやりたいものって、行くのにちょっと勇気が要りますよね。
大平 そうなんですよ。それはね、やっぱりすごくやっぱり心の奥の方の何桁も何桁も暗証番号をかけてるような金庫に触るやつなんですよ。
大平 そうですね。大事にしてもらってそこにあるんですもんね。
大平 だからやっぱりそこで失敗しちゃったりとか、挫折しちゃうっていうのが本当に怖くって、でもなんかそこをやっぱり叩いてダメならダメで答え出さないと、なんか何がその暮らしにまつわる仕事に行き着けるのかわかんないなって、ちょっと成熟してったんですかね、20代の終わりぐらいに。そういうちょっと覚悟も少し決まっていって、叩いたいっていう感じですね。拾ってもらったっていう。
大平 はい。
思い切って飛び込んでよかったってことですよね。
大平 そんなことの起点になってますね。
その中で、その勤務してる時にお兄さんから誘われて、会社がないって言われたんですか。
大平 そうです。
いいよってなったんですか、その時は。
大平 なんか、やっぱりやっと拾ってもらって入れた会社ではあったけれど、私もやっぱりいずれ、何でしょうね、自分で何かを起こしたいっていうタイプではあったんですよ、兄と同様。
やっぱり雇用される立場ってよりは、いつか企業っていう言葉は私にはなかったけど、お店とか、自分で何かを始めたいっていう、たぶん野心みたいなのは持ってたタイプだったので、ずっとそのインテリアのデザイン事務所で働いていくかっていうのもわからなかったから、もし掛け持ちでいいんだったら、お兄ちゃんが誘ってくれたその事業をちょっと手伝ってもいいかなって思ったので、
名前かすぐらいでしょうみたいな、人生で初めて実員を作った瞬間なんですけど、本当に手伝うぐらいの気持ちで、兄もたぶん妹しか誘う人いないみたいな状態だったから、それが本当にクラシコムのスタートです。
最初は、北欧クラシコム道具店じゃなくて、不動産にまつわる事業だったんですよね。 そうなんですよ。いわゆる、公屋さんと借り主さんが直接ダイレクトでやり取りができるっていうような、マッチングのサービスを作るみたいなのを考えて、それがあまり上手くいかずというか、あまり立ち上がっていかなかったっていうところから、私が北欧というテーマに出会っていたので、まさかさっきの話と近いですね。
なんかその、01じゃないけど、先に北欧行ってて、なんかあるぞあそこにっていうのを、なんかすごく身体勢含めて感じていて、後でその兄と一緒に生き直すっていうのが、買い付けを踏み、買い付けしたからWEBショップを作りっていう感じで、兄の見立ても入っていって事業になっていくっていう流れです。
最初のじゃあ、不動産のマッチング事業は、その佐藤さんのその人の暮らし、暮らしにはかかってると思うんですけど、そこにそんなに関係したものでなかったってこと?
そうですね、なんか企業とか会社作る練習くらいに最初は持ってました。もちろん兄が一生懸命自分なりに考えた事業アイデアだったので、なんかあの、軽視はもちろんしてなかったんですけど、一生懸命一緒に資料作ったりとか、なんかVCを回るための資料とか私が作ったりとかって手伝いはしてたし、それはそれで会社ごっこみたいな感じで私はやってたんですけど、
でもその最初のサービス自体は兄のアイデアであるし、そんなに口を出せるものではないと思っていたのし、自分がやりたいことど真ん中だったかっていうと、それはちょっと最初は違ったかもしれないですね。
そういうことですね。どちらかというと経験ってことですね。で、まあそのあんまりそこは、それはちょっと残念ながら上手くいかなくて、で、ただまあその北欧にお二人で、最後の社員旅行でしたっけ。
向井 そうですね。最初で最後っていう兄がよく言ってますね。
と、あのしたら、そこでやっぱりですか佐藤さんとして、これはなんか日本でいけそうだっていうのをつかんだんですか。その北欧で見聞きしたっていうか。
佐藤 いやーつかんでないですね。私はあんまりつかんでないっていうか、まあもともと自分ももうその北欧の、それこそ鴨食堂とかも割と放映されて近かったですし、なんかすごくそのインテリアデザインの観点からも、あの北欧諸国のデザインに興味を持ち始めていたし、
当時やっぱり北欧初のビンテージの食器とかがすごく日本で流行し始めていて、そういう本が出たりして、私もなんか夢中になっていってるちょうど最中だったので、北欧に行ったときに、なんかあの、わ、もうすごい自分が欲しいと思ってた絵柄のカップとかが飲みの位置で、え、こんな値段で買えるとかですよね、私は。
でも、兄はそれを横で見てて、え、持ち帰ったら何倍になるかなとか、やっぱりもうちょっとちゃんとそれが事業とか、仕事としてのので、それをとらえて、その佐藤さんがこんなキャッキャ言ってるっていう現象ってなんだろうみたいなのは、でも客観的に観察してた部分もあるのかなと思うので、そこを私がつかんだって言うとちょっと語弊があるかなと思うんですけど、
一緒に行って、一緒に科学反応でつかんで帰ってきたみたいな感じだと思います。
その時の佐藤さんのその、見たものに対する感じ方としては、これ売れそうじゃなくて、これ私が使いたいが最初に来たってことですね。
ただ、兄と行く前に私、夫と行ってて、その時にもえらくそういうことを含めて、すごく好きだ居心地がいいなとか、なんか冬の北欧に最初、私、夫と行ってるんですけど、なんかこう、ここ行きがしやすいなみたいな感覚があり、それだけをお土産話に兄に言ったら、自分も一緒に行ってみたいということで。
じゃあ、ちょっと授業もうまくいかなかったし、最後の社員旅行で行くかって言って、行った時に、次はやっぱり見て見てって、これが私が言ってた、こういうカップとかが日本で今すごい人気なんだよ、兄ちゃんみたいな。私もすごい集めたいところなもんで、みたいな。
だったらこれ、ただ旅行に来て終わると思ってたけど、買い付けて帰って、それを日本で売れば、もう一回少し資金をね、増やすことになるかもしれないので、レシーテは買い付けましょうって兄に言われて、えー、みたいな、そういう準備もしてきてないけど、みたいな。
ただ、まあなんか、なんて言うんでしょうね、お客様まだ当時見えてなかったですけど、私自分が、その、わあ欲しいって思う以上に、誰かの生活にそれが入っていく姿を想像した方が、もう10倍買い付け楽しかったんですよ。
その自分に、兄と行った時に気づきました。自分のものを買うよりも、もう100倍楽しいみたいな。それが、あ、これだ、私がやりたかったのって、結構着想していくきっかけになりました。
やっぱりでもそれも、インテリアデザインも含めて、暮らしについていろいろされていたじゃないですか。特にインテリアデザインは、その食器、雑貨っていうのはダイレクトに影響するから、そこが繋がったんですかね。
自分の好きともコネクトしてるし、でも自分の好きを使って、自分が別に楽しくセンスよく暮らしたいとかってよりは、誰かが、そういう暮らしってどうですかって言って、ものを差し出したときに、
あ、このカップが私の食器棚に来たことで、ちょっと育児中、クサクサする気持ちが、なんか一瞬癒されたとかって言っていただくっていうことが、たぶん一番やりがいがあることなんだっていうのが、なんか後でわかっていったんですよね。
物っていうのは、そのコミュニケーションの間にあるものであって、それをどういうふうに選ぶかとか、どういうものを選ぶかっていうことで、なんか別に店とかを、喫茶店とかを作れなくても、やれることだったのかみたいなのが、ほんと発見っていう感じです。
見つけられたわけなんですね。
すごいな。
そこで見つかるんですね。
そこで見つかるっていうのは、予想してなかったですよ。
でもまあ予想できないからこそ、なんかインパクトがあったかもしれないですね。
狙ってたら、たぶんこうならなかったのかもですね。
ちょっとそろそろお時間が迫ったんで、まとめというか最後の質問にかかろうかなと思うんですけど、ちょっとごめんなさい、時間の針をだいぶ最近まで戻しまして、
2022年に上場されましたよね。さっきもジラッとおっしゃっていただきましたけど。
で、やっぱり上場だと、マーケットにオープンにするということ、公開会社になるということなんで、マーケットからの期待に応えなきゃいけないっていうことが、かなり前提条件として現れてくる中で、
佐藤さんご自身のその、今のお立場であるとか、もしくは物を作るっていうことのその考え方、実際の行動、それは何かこう変わったり、ひょっとすると影響を受けた部分っていうのはありましたか。
そうですね、ちょうど4、5年が経過するタイミングかなって思うんですけど、もちろん全然心持ちが変わってないっていうと嘘になるなと思います。
やっぱりその会社があるプライベートなものからパブリックな性質のものに、やっぱりそこを規定に変わり、今までステークホルダーとしてやっぱりこう自分の視界に含めながらコミュニケーションを取っていた方たちの中に明確にやっぱり株主とか投資家という方たちがいらっしゃるという景色の変化っていうのはあるので、
やっぱり最初の頃は自分の発信一つにしてもなんか変にプレッシャーを感じてしまったりとか、こういうことを言ってるとどう思われてしまうんだろうっていうのが対お客様というよりは投資家の方だったり株主の方に対してどう移るんだろうみたいなことをなんかやっぱり気にしてしまうみたいなこともなかったと言ったら嘘なんですけど、
でもやっぱり徐々に基本姿勢を変えずに、まあそれこそ正直、公正、親切じゃないですけれど、自分たちがどういうことはできると思っていて、どういうことは今はしないと決めているのかっていう、やっぱりその期待値を適切に調整していくっていうコミュニケーションっていうのはやっぱりあらゆる発信の中で時に勇気を伴うこともあるんですけど、
意識するようになったっていうのは、それがない中で正直でいた時代と、やっぱりそういった景色が自分の視野に入ってきた中で、また新たにその正直さを更新するみたいなことにおいては、やっぱり変化はね、あったかなと思います。
あと、ものづくりであったりいろんな施策に関しては、やっぱり私の今の会社の中の役割だと、プライベートブランドっていうものを本当に成熟させ、成長させていくっていうことが、本当に北欧暮らしの道具店としてのD2Cの事業にダイレクトに、もちろん売り上げとか利益っていったことに対しても非常に大きな影響があるので、
やっぱりものの作り方っていうところで、今までにはない、どれくらいその自社でコントロールするかっていう幅だったり深さみたいなところは、やっぱり上場をすごく広げていくトライをしてるかなと思います。
単にいい企画を、いい制度でお届けするっていうことだけではなくて、まだ全然完璧にはやれてないんですけれども、品質面だったり、それからサプライチェーンのマネジメントっていう課題において、どこかの国だったり、どこかの工場だったりっていうところに依存しすぎない体制っていうのは、会社がやっぱりより万弱なものになっていく必要があるじゃないですか。
なので、いろんなそのリスクをわかった上で、いろんなカードをちゃんと選択肢として、まだ問題が起きてないうちから準備しておくっていうようなことの活動っていうのは、実はすごく私のリソースの中では増えているので、
今日すごいコンテンツとかチャポンと移行の話をたくさん聞いていただいたんですけど、今日お話ししたことのほとんどは、もう私の鑑賞部門のマネージャーにほぼ任されており、最後の午後のチェックもしてないコンテンツがもうほぼなので、私は結構こんな記事なんだとか楽しく読んだり、こんな動画なんだみたいな。
割と自分が出演するものはしっかりリディレクションしてるんですけど、自分の実際の経営者としてのリソースっていうのは、今言ったようなところの活動にかなり割いてるっていうのが現状ですね。
そういうことですね。やっぱり会社としてちゃんと安定的に運用できる、そしてステークホルダーに安心してもらえるようにするというそこに注力されているということですね。
そうですね。私、安心だけじゃなくて、やっぱり何か私たちが希望してる様っていうのは見ていただく必要があると思うんですよね。
やっぱり、この名柄、今はこうだけどこういうふうになっていくんじゃないかなとか、それを創業した青木さんや佐藤さんっていうのは、こういう目線でこういうことをやっていきたいっていうことは希望として持ってるんだっていう。
なので、何でしょうね、この先の希望探しと、やっぱりその希望を試すっていう最初のトライと、それがサスティナブルに続いていく、やっぱり体制作りっていうところが、今自分の、たぶんすごく創業者、経営者としての大きな役割かなと思うので、
何を希望できるかな、希望どっかにあるかなみたいなのをすごく探す視点で、いろんな人に会ったり、いろんなところに行ったりっていうのをしたりしてますね。
それを見つけて、そしてそれをお発信をしていくっていうお仕事ですよね。ちょっと最後に質問なんですけど、創業から関わってこられるって多分変化として感じられてるんじゃないかと思うのが、特に上場すると関わる人の人数が圧倒的に増えますよね。
そうですね。 ですよね。だからそれこそ、北欧暮らしの道具店が、たぶん好きなユーザーさんがいらっしゃって、その方々に向けてのコミュニケーションっていうのが、ずっともう根幹ではあると思うんですけど、たぶんそうじゃない方の関係者が増えてくるっていうのが、今直面されてるのかなと思うんですけど、そのあたりっていうのは何か変化というか、やることが変わったりとか、大変さだったり、そのあたりってありましたか。
私自身は、なんかそういった方たちと会いたいして、何かを直接説明しなきゃいけないシーンっていうのが、兄よりはやっぱり少ないので、たぶんそういう苦労だったり、努力みたいなのは、たぶん兄とか兄の周囲でIRの活動とかしてくれてるスタッフとかは、たぶんすごくもっと切実にやってくれてると思うんですけど、ただ私自身もやっぱり自分が責任を持っている、上位機においての説明責任っていうのがあるじゃないですか。
で、それをやっぱり授業の結果で示していくっていう責任を担っているので、やっぱりそのすごく好きですとか、面白いことやってますねっていうポジティブな目線で見てくださっている方ばかりじゃない方たちに、そのことをちゃんと論理的になんか構造を立てて、説明していくっていうことに関する、やっぱり訓練みたいなのは、やっぱりこの数年、すごくやっぱり施されてる気がするし、
出ていかなければいけない場所によっては、やっぱりそれをすごく個人としても意識するようになったと思うんですね。ただ、私結構そのいろいろ頑張っては見てるんですけど、今日きっとお話ししていただいてもわかっちゃってると思うんですけど、なんて言うんでしょうね、それ用とかが難しいんですよ。バレちゃう。無理してるの。
なので、やっぱりちゃんとそういう深い理解がある相手じゃない方にわかるようにちゃんと構造立てて説明していくとか、これがどういう観測を持って行っていることなのかっていうのが、これがいいと思うからなんです、じゃあ伝わらないじゃないですか。なのでなぜなのかとか、エビデンスでそれをちゃんと数字出すとか、そういうのは意識してるんですけど、
ただ、その中、折々に自分の言葉でしゃべるっていうのを最近すごいより意識してます。平たく言うとカッコつけないっていうことなんですけど、なんか怖いからね、やっぱりカッコつけたくなるんですけど、より伝わらないっていうことがわかってきたんで、やっぱり自分にしか出てこない言葉っていうのも、もしかしたらあるのかもなって自分をちょっと信じてあげて、
どういうステークホルダー、どういう理解度の方と会うときも、できるだけ自分の言葉で説明するっていうのを最近ちょっと立ち返るようにしてます。
でもなんかそれは魅力として伝わってる感じはしますけどね。
ちょっとわかんないです。この人言ってることわかんないなっていうシーンもたくさんあると思うんで、本当にいろんなシーンで激鎮して帰ってきてますけど。
そうなんですね。
でもそういう体験させてもらえること自体は、すごく磨かれるのでね、落ち込むんですけど、でもやっぱりすごくありがたいなと思います。
いやちょっとその、上場はおそらく結構な変化だったんじゃないかなと思いまして。