【7月1日】日本の自動運転関連企業、初の上場。世界の現在位置は
2026-07-01 06:25

【7月1日】日本の自動運転関連企業、初の上場。世界の現在位置は

News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間

1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかる重要ニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。

▼出演:

野村高文(Podcastプロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表)

https://x.com/nmrtkfm

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https://note.com/t_nomura/n/n43e514e703b4

▼参考ニュース:

These companies are battling for robotaxi dominance

https://www.usatoday.com/story/cars/research/2026/03/18/robotaxi-autonomous-competitors-tesla-waymo-zoox/89207133007/

New Tesla ‘Full Self-Driving’ class action hilariously cites Electrek

https://electrek.co/2026/06/29/tesla-fsd-class-action-quotes-electrek/

Trump's DOT proposes new rules for driverless vehicles

https://www.businessinsider.com/no-brakes-trumps-dot-pedal-free-tesla-zoox-2026-6

Waymo Recalling Almost 4000 Autonomous Vehicles for Driving Into Construction Zones

https://www.roadandtrack.com/news/a71664171/waymos-recall-driving-into-closed-construction-zones/

China is closing the gap with U.S. on self-driving tech

https://www.cbtnews.com/china-closing-the-gap-on-self-driving-tech/

Baidu's Apollo Go Overtakes Waymo as Chinese Robotaxi Operators Claim Three of Top Five Global Spots

https://equalocean.com/news/2026062521966-baidus-apollo-go-overtakes-waymo-as-chinese-robotaxi-operators-claim-three-top

WP29が自動運転「レベル4」の国際基準採択で合意 2027年1月発効予定

https://www.aba-j.or.jp/info/industry/27469/

自動運転技術のティアフォー、上場へ

https://tier4.co.jp/

The human eye may hold the fix for self-driving cars

https://newatlas.com/technology/eye-inspired-photomemristor-self-driving-cars/

Why Are We Still Driving?

https://www.nytimes.com/2026/04/30/opinion/waymo-self-driving-cars-andrew-miller.html

Robotaxi Expansion Tracker 2026

https://presenc.ai/research/robotaxi-expansion-tracker-2026



▼Podcast Studio Chronicle公式サイト

https://chronicle-inc.net/


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サマリー

日本の自動運転技術企業TIER4が国内市場で初の上場を果たし、世界の自動運転技術の現状が注目されています。アメリカではWaymoがロボタクシーを数千台規模で展開しリードする一方、中国はBaiduのアポロGOがWaymoを追い抜き、技術格差を急速に縮めています。日本は国際的なレベル4自動運転基準の策定を主導し、人間の網膜にヒントを得た光メモリスタのような新たな安全技術開発も進んでおり、自動運転の未来に期待が寄せられます。

導入と日本の自動運転企業の上場
おはようございます。
2026年7月1日水曜日、ニュースコネクト、あなたと経済をつなぐ5分間、パーソナリティーの野村貴文です。
この番組では、1日卒5分間で、世界のメガトレンドが上がるニュースを解説していきます。
朝の支度や散歩、通勤、家事の時間等にお聞きいただけると嬉しいです。
早いもので、今日から7月1年の下半期が始まりました。
昨日ですね、中国の新しい法律、民族団結進歩促進法についてお伝えしましたが、
今日はですね、直接日本と関係するニュースが入ってきました。
中国政府がレアアースなど軍事・民政両方に使える物資の日本行けの金融リストを拡大しました。
新たに三菱電機の関連会社や防衛省の研究所など20の企業団体が金融リストに追加され、合計40団体に達しました。
また輸出審査を厳しくする警戒リストにも複数の日本企業が追加されました。
高井首相の昨年の台湾有事発言以来、中国は日本への締め付けを強めています。
日本政府は一つの国のみを標的とする輸出管理措置は国際的な貿易ルールに反するとして強く抗議している状況です。
さて、自動運転技術を開発する日本企業TIER4が先月29日に東京証券取引所から上場を承認されました。
今月22日に東商グロース市場に上場する予定です。
自動運転技術を専業で扱う会社が国内の市場に上場するのは初めてです。
今日は世界の自動運転の現在位置を取り上げます。
世界の自動運転技術の現状とアメリカの動向
まず、現在自動運転は実証実験から実用化のフェーズに移行しつつあります。
この分野で世界をリードしているアメリカでは、Google系列のWaymoがトップを走っています。
自動運転で客を運ぶロボタクシーについて、現在、サンフランシスコやマイアミなど全米で数千台規模の自動運転車を展開しています。
それを追うのがテスラで、テキサス州を中心に数十台を展開しています。
また、Amazon参加のZOOXはサンフランシスコやラスベガスで数十台をテストしている最中です。
自動運転は認知・判断・操作の3ステップで成り立ちます。
カメラやセンサーで周囲を把握し、AIが状況を分析して行動を決定、そしてアクセルやハンドルを制御します。
各社でやり方が違うのが、この最初の認知の部分です。
多くの企業は、高精度なレーザーセンサーやミリ波レーダー、カメラを組み合わせるマルチセンサー方式で安全性を優先しています。
一方でテスラは、高価なセンサーを使わず、カメラの映像のみで周囲を認識するビジョン方式を追求しています。
こうした民間企業に対して、アメリカ政府も動いています。
アメリカの運輸省は、自動運転車からブレーキペダルをなくしてもいいという提案をしています。
これがなくなると設計が自由になります。
今後は自動運転ならではの違う形の自動車が生まれるかもしれません。
自動運転の課題と中国の台頭
ただ問題も発生しています。
WAYMOのロボタクシーが本来入るべきではない閉鎖された高速道路の建設現場に侵入する事故が発生しました。
その結果WAYMOは今月17日、4,000台の車をリコールしました。
そんなアメリカの背中を猛追いしているのが中国です。
現在中国は低価格車両への運転支援システムの標準化や新車開発のスピード、レベル3の運転の早期認可など国を挙げて技術開発とデータ蓄積のスピードを上げている状況です。
アメリカとの技術的な格差を急速に縮めています。
ロボタクシーの分野では、AI企業のバイデューが展開するアポロGOが運行台数や利用件数でWAYMOを上回る勢いを見せています。
そして国内だけではなくスイスなど世界市場への進出を本格化させています。
その他の民間企業も数千台規模の自動運転車両を走らせており、中国はアメリカに追いつき追い越す勢いです。
日本の国際貢献と未来の自動運転技術
日本はどうでしょうか。冒頭に触れた通り、自動運転技術を展開する企業が初めて上場します。
資金上達の規模を拡大し、グローバルな開発競争に食い込んでいくための動きといいます。
さらに日本は国際的なルール作りにも貢献しています。
国連の自動車基準調和世界フォーラム、通称WP29では、自動運転のレベル4に関する国際基準が採択されることになりました。
一般的にこのレベル4ですが、特定の条件下においてシステムが完全に運転を担い、人間のドライバーを必要としない状態を指します。
この新たな国際基準ですが、実は日本が提唱してきたものです。来年2027年1月に発行する予定になっています。
日本がルール作りを主導してきた分野だけに、日本企業にとって優位に働く可能性があります。
今後の自動運転はどうなっていくのでしょうか。特に安全面を担保するための新たなアプローチについて触れておきます。
現在の自動運転システムが直面している視覚的な認識の課題を解決する手段として、生態システム、つまり人間の目の構造からヒントを得た研究が進められています。
具体的には光メモリスタと呼ばれる技術です。光メモリスタは人間の網膜の仕組みを模倣し、自動運転の安全性を高める仕組みです。
カメラの映像データをAIに送って分析すると、データを転送する間のタイムラグが生じます。
それに対して光メモリスタは、光を感知するセンサー自体がその場で情報を処理します。
これは人間の網膜が行っていることで、遅延をなくして瞬時の反応を可能にします。
このような技術開発が現在進んでいまして、まだまだ課題がないとは言えませんが、人が運転していない自動車が街を行き来する時代もそう遠くはないかもしれません。
先ほどの例にもあった通り、自動運転の安全性を飛躍的に高める鍵が、私たち人間の網膜の仕組みにあったというのは興味深いなと感じました。
AIやテクノロジーが進化し世界を驚かせるように見えても、実は気の遠くなるような時間をかけて進化していた人間の身体、この精緻さを再現しようとする段階なのかもしれません。
そう考えると、私たちが当たり前のようなものを使っているこの身体には、まだまだ計り知れない可能性が秘められていると気づかされます。
エンディング
ニュースコネクト、お相手は野村貴文でした。
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それでは良い一日をお過ごしください。
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