【11月02日】世界最大の暗号資産取引所で63億ドルのハッキング被害、背後には北朝鮮か?
2026-11-02 05:17

【11月02日】世界最大の暗号資産取引所で63億ドルのハッキング被害、背後には北朝鮮か?

News Connect(ニュースコネクト)あなたと経済をつなぐ5分間

1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかるニュースを解説。朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聴きいただけるとうれしいです。

▼出演 佐々木真奈美(経済キャスター・スピークプラス代表) 

https://x.com/manamisasaki

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https://speakplus-lesson.com/

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https://chronicle-inc.net/support

▼参考ニュース

https://www.bbc.com/news/articles/ckpdg3ql4169o

https://www.nytimes.com/2026/10/31/technology/binance-hack-crypto-north-korea.html

https://www.afpbb.com/articles/-/3660306


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サマリー

日本国内で相次ぐ個人情報流出を背景に、世界最大の暗号資産取引所バイナンスで起きた約63億ドル規模のハッキングを取り上げる。エンジニアのノートパソコンへの侵入を起点に、複数人が不正送金を行い、痕跡を消す高度な手法も使われた可能性がある。FBIは北朝鮮政府支援のラザルスグループの関与を断定したが、北朝鮮側は否定している。バイナンスは損失を負担し、被害額の90%を保証、約30億ドル相当を凍結した。個人向けには、取引所への資産集中を避け、二段階認証やパスキーを使い、パスワードの使い回しや不審なリンクを避ける対策が示される。

国内の個人情報流出とバイナンスの巨額被害
おはようございます。 2026年11月2日月曜日、ニュースコネクト、あなたと経済をつなぐ5分間、経済キャスターの佐々木真奈美です。
この番組では、1日1つ5分間で世界のメガトレンドがわかるニュースを解説していきます。 朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけると嬉しいです。
さて最近皆さんのパソコンのメールボックスに、企業から重要なお知らせや個人情報流出の可能性についてのお詫びといったメール届いてませんでしょうか。
私の元には先月からほぼ毎日のように何かしらのお詫びメールが届いて、またかという気持ちになっています。
今、日本国内でサイバー攻撃による個人情報の漏洩が本当に止まりません。
少しニュースを振り返るだけでも、無印良品を展開する良品計画で最大2726万件、牛道チェーンの松屋でおよそ238万件、
さらには全日空、ANAでもおよそ37,800人分の名前や予約番号などが流出、中にはパスポート番号や国籍情報が含まれていたケースもありました。
ため息をつきたくなるような状況ですが、実はこのサイバー攻撃の猛威、決して日本企業だけでの話ではありません。
デジタル資産が急速に普及する中、世界ではさらに桁違いのある意味で歴史的な事件が起きてしまいました。
世界最大の暗号資産取引所、バイナンスを襲った過去最大規模のハッキング。
暗号資産、仮想通貨取引大手のバイナンスは10月29日、外部から不正アクセスされ、
およそ63億ドル、日本円にしておよそ1兆円相当の暗号資産が影響を受けたと発表。
調査によりますと、アメリカ連邦捜査局、FBIは10月31日、北朝鮮が関与していたことが分かったとしています。
攻撃の経緯とラザルスグループの関与
暗号資産史上最大の被害は一体なぜ起きてしまったのでしょうか。
バイナンスの初期調査によりますと、まずエンジニアのノートパソコンが侵害され、
そこからハッカーが出勤システムにアクセスし、不正な送金を行った可能性が示唆されています。
共同最高経営責任者のリチャード・テンシによれば、攻撃は単独犯ではなく、複数人によって実行されました。
しかも、自己破壊メカニズムなど、自分たちの足跡を消すための極めて高度な手法が用いられていたとしています。
この未曾有の事態に対し、バイナンスは迅速な対応を見せました。
彼らは声明で、盗難資金による経済的な損失はバイナンスが負担する、ユーザーの負担にはならないと断言。
既に被害額の90%を保証し、盗まれた資産のうち、およそ30億ドル相当の凍結をすることにも成功しました。
お伝えしましたように、FBIはこのハッキングの背後に、北朝鮮の政府支援ハッカー集団、ラザルスグループがいると断定しましたが、北朝鮮側は簡易を否定しています。
利用者ができる暗号資産防衛策
では、私たち個人が大切なデジタル資産を守るために、現実的な対策としては、
積極的に取引する分だけを取引所に置き、長期保有する資産は自分で安全に管理するというリスクの分散、
そして利用するプラットフォームの規約や財務状況、保険の有無を自分自身の目でしっかりと確認することが不可欠になります。
その他、二段階認証の設定、パスキーの切り替え、パスワードを使い回さないこと、
一箇所で漏れたら他もいもづるしきに破られます。
また、メールやSMSのリンクを安易にクリックしないことも、サイバー攻撃から自分の情報を守るためにも、まず個人でできることだと言われています。
サイバー脅威と日常の習慣
今日お話しした暗号主さんのハッキングも、私たちが日常的に受け取る企業からのお詫びメールも、根っこにあるのは同じサイバー空間の脅威です。
攻撃者は組織のシステムの脆弱性だけではなく、時にはエンジニアのたった一台のノートパソコンや従業員の些細なミスという人の隙を狙って忍び寄ってきます。
どんなに巨大な仕組みでも、最後にそれを守るのは一人一人の小さな習慣かもしれません。
ニュースコネクト、お相手は笹木まなみでした。
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もしこの番組を気に入っていただけましたら、ぜひフォローいただけると嬉しいです。
それでは、良い一日をお過ごしください。
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