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2023-07-29 34:40

#90|実はちゃんとわかっていない?「マーケティング」から考える洋服トーク。

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─[ INDEX ]─────── 「おすすめの本を教えてください」そんなリスナーさんからのご要望にお応えして、マーケティングについて非常にわかりやすく書かれた名著『ドリルを売るには穴を売れ』についてのあれこれをあなたのクローゼットへお届けします。 ─[ ABOUT ]───────

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00:02
ここはとある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際、今はBGMだけが響いています。
いや、店の奥から誰かの声が…
そう、今日も店主の岡崎が残業がてら。
ああでもない、こうでもないと、洋服話に花を咲かせているのです。
フィッティングルームのさらに奥、SAF ONLYと書かれたその先にある狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードからあなたのクローゼットへとお届けします。
はい、じゃあ今週もお便りからご紹介します。
徳島県ラジオネーム、岡義さん、20代の男性の方ですね。
いつも楽しく拝聴しております。
以前ノートだったか、ポッドキャストだったか、岡崎さんのおすすめの本をまた聞いてみたいです。
現在私は社会人として一般職に勤めながら、プロの方を前にお恥ずかしいですが、
趣味が好じて自身でデザインしたオリジナルTシャツを販売しています。
そんな不勉強な僕も、岡崎さんのおすすめされていた本は楽しく読ませていただきました。
今またおすすめの本があれば、ぜひご享受ください。
はい、ありがとうございます。
徳島のたまに来てくださっているお客さんですね。
本当ですか。
見たことないかな。
おすすめの本ね。
ちなみにマコちゃんって本読む人やっけ?
僕全然読まないんですよね。
全く?
全くと言っていいほど読んでないですね。
漫画も?
漫画も、昔はちょいちょい読んでましたけど、今は全然ですね。
苦手?
そうですね、カツジを読むのが苦手かもしれない。
なるほどね。
確かにね、マコちゃんとか蕎麦屋さんやし、朝めちゃくちゃ早いし。
まあね、そうなんですよ。
結構ね、疲れて帰ってきて本読む時間を追って、
習慣やから、読み始めたら意外と読めるようになるんや。
なるほど。
とはいえ僕も半年前ぐらいまでは、1ヶ月10冊みたいな目標を掲げて読み終えたんやけど、
最近全然読めてない。
そうなんですね。
月にね、1,2冊は最低読もうと思って読むようにしてて。
なるほど。
で、最近読んだ本で、この質問くれた岡由さんも、
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自身でデザインしたオリジナルTシャツを販売していますって書いてる。
書かれてますね。
それもあったんで、もうタイムリーにめちゃくちゃオススメな本があった。
そうなんですか。
早速紹介しようと思うんやけど、
ドリルを売るには穴を売れっていう本を紹介させてもらおうかなと。
ほうほうほう。
聞いたことある?読んだこと。
いや。
佐藤よしのりさんっていう方が書いてる経営コンサルティング会社の社長さんの本。
2007年、結構昔。
お前ですね。ちょっと前。
に発刊されて、つい最近2023年4月時点で34回増殺。
ごっつい。
大ベストセラーの。
物を売ったりサービスを売ったりする全ての人が参考になるマーケティングの入門書みたいな感じで。
ほんとにいろんな方が紹介されてる名書です。
なるほど。
マコちゃんこのそもそもドリルを売るには穴を売れってこの意味わかる?
意味ですか?
あれですよね。ドリルって穴を開ける道具ですもんね。
けど、穴を売れ。ちょっとわからないです。
考えてみたが。
考えてみたんですけど。
要するにドリルで、ドリルっていうのはマコちゃんの言うように穴を開ける道具じゃん。
ドリルじゃなくても壁なり何なりに穴がきれいに開くんだったらドリルじゃなくていいよねって話よ。
なるほど。
ドリルを買うってことは結局穴が開けたいから買ってるっていう。
物を買う時の何に価値があるから買ってるんだよっていうことを考える行為よね。
考えようぜっていう本。
なるほど。なんとなくわかりました。
わかる?だからドリルがかっこいいから買う人はおらんじゃない?
そういうことですね。結果穴がきれいに開くからドリルが欲しいっていう。
なるほど。
そういうこと。
僕もマコちゃんも小売業と飲食っていうね、店舗経営やってるんで、
このマーケティングっていう言葉を意識してなくても普段の経営に必ず入ってるんよマーケティングって。
そうなんですね。
この本の出だしがすごい面白くって、
今日あなたが何気なく買った商品や昼食に何気なく入ったお店、
それはすでに誰かのマーケティング戦略にはまった証だってところから始まる。
なるほど。
あなたの買い物すべてがマーケティングの戦略の上に立ってるよってこと。
知らず知らずのうちにマーケティングにはまってるからそれを選んでるってことなんですね。
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例えばマコちゃんが健康診断でちょっとビタミン不足かもとか野菜とか果物とか野菜たくさん摂ってくださいねって言われたらどうします?
何で野菜摂ります?
野菜摂るとなったらサラダ食べたりとか野菜ジュース飲んだりとかですかね。
ですよね。
中にはもう例えばサラダ食べるのはめんどくさいから、
もうその必要なビタミンだけサプリメントで摂ろうっていう人もおるよね。
確かに確かに。
さっきマコちゃんがサラダとか野菜ジュースとかって言ったやん。
言いました。
でその野菜ジュースをじゃあ野菜が少ないからってなぜ飲もうかって思う?
なぜ?
思った?
そうですね。まあ手っ取り早くこう野菜が摂れる。
めっちゃイエス言うてる。
そういうことなんですよ。
この本で書かれてるの。
手軽に野菜を摂ろうと思ったマコちゃんがついつい手に取ったのは野菜ジュースだったっていうのは野菜ジュースメーカーの戦略なんですよ。
マーケティングにハマってる。
そういうことです。
なるほどそういうことなんですね。
農家さんに直接行って摂れたてちぎりたての野菜をそのままかぶりついたらいいやんってなる人少ないよね。
何かのサプリメントだって考える人はそのサプリメントで効果的に摂れるよねっていうその価値を
そのサプリメント会社の戦略に何となくの擦り込みでハマってるってことね。
確かにそう言われると戦略なんですねそれも。
この本なんやけど半分が物語なんよ。
半分物語仕立てで半分がそのマーケティングの解説になってるんですよ。
だからその物語っていうのが経営なんで赤地続きのイタリア料理店がありますと。
そのお店を経営してる会社の社長さんからこれ以上赤地を垂れ流すんだったらもう2ヶ月後にこのお店潰します。
結構ギリギリやね。
潰したくないよねっていうことで立て直しに入社すぐの女性社員が抜擢されるわけ。
その女性社員が一見何も協力してくれてないような上司。
実は裏に回ってすごい協力してくれてるんやけどそういう上司とか。
例えばたまたまその新入社員のいとこのお兄ちゃんがマーケティングのコンサルとかをやってる有名な方で
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その方に連絡して3人4人とかでチームを組みながら徐々にマーケティングを学んでそのお店を建て直していくっていう物語。
その物語の時系列と共に体系立ててマーケティングの説明がされてる本。
ちょっと面白そう。
面白いしめちゃくちゃわかりやすい。
いいですねそれ。
池井戸潤さんが脚本書いてドラマにしてほしいぐらい小説としても面白い。
そんな感じなんですね。
そんな感じです。泣ける。
めちゃくちゃ気になる。
基本に変えるけどそもそもマーケティングって言葉の意味分かってるようで分かってないと思うけどどういうことでしょうか?
マーケティングとは。
マーケティングとはお客さんに選んでもらうためにするお店の戦略じゃないかな。そんな感じですかね。
35点。
厳しい。
40点ぐらいあるかな。
よかった。
戦略立ててってことなんやけどそういう部分はあってるんやけどこの本で書かれてるマーケティングっていうのは価値を提供してお客さんに。
大価を得ることだよって書かれてて。この物語部分では繰り返しマーケティングではお客様の心の中で常に起こってることだよって書いてるんですよ。
だからさっきのマコッちゃんの野菜ジュースみたいなことが常にいろんなそれぞれの心の中でちっちゃいものから大きいものまで何かを買うっていう行為に対して発生するその心境裏側にあるその価値みたいなことを考えていくのがマーケティングだよっていう。
心の中で起こってることですね。
そうそうそうマーケティングっていうのはもうそれぞれが常にやってることだよっていう。
でそのさっき言った価値。マーケティングの基本っていうのは価値を提供するってことなんやけどその価値の源っていうのがあってそれが人間の欲求なんですと。
欲求から来てるんですか そう例えば野菜を取らないからとかそういうことなんやけどそれが大まかに人間の欲求っていうのは3種類ありますとって書かれてて。
でその3種類っていうのが自己欲求と社会的欲求と生存欲求ですよって説明してくれてるんですよ。
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でどういうことかっていうとねその自己欲求っていうのは自分の気持ちを満たすために買うもの。
例えばうちの洋服とかはどっちかっていうとうちのお客さんとかがうちの洋服買うのは自己欲求に近いよね。
まあ自己欲求プラスその外からの見え方まあ次に説明するけど社会的欲求にも通ずるんやけどね。
社会的欲求っていうのはそれを着たり身につけたり所有することである一定のステータスを感じられる。
例えば高級時計とかそういうね社会的欲求それを満たすためのその消費行動っていうのは社会的欲求。
で最後に生存欲求っていうのがあってこれは生活をしていく上での欲求なんやけど
どうせだったらお金持ちになりたいとかどうせだったらいい車乗りたいとかどうせだったら大きな家住みたいとか
そういうその生きていく上での生活していく上での欲求に分かれますよっていう。
そうその人間が価値を認める価値の源っていうのは欲求であると。
でその欲求は自己欲求社会的欲求生存欲求の3種類だよと。
で続いて続いてついてきてな。
続きます。 続いてきてな。
さらにその真相真理で求める価値その価値っていうのもさらに3パターンに分類できると。
欲求と別に価値。
その3種類の人間の欲求から出る価値っていうのはさらに3パターンに分類できますと。
でそれが手軽軸、商品軸、密着軸の3種類だよっていうのが。ちょっとよくわからんでしょ。
そうですね今の段階ではちょっとどういうことでしょうかね。
だから全てのお店とかサービスとか商品とかっていうのはこの3パターンに分類できるんやけど
手軽軸っていうのは手軽に例えば洋服で言えばユニクロさんみたいな。
なるほど。
そう安い値段でそこそこハイクオリティなものを手軽に買えるよっていうお店商品。
まさに手軽な感じ。
手軽軸ね。で商品軸っていうのは例えばその話題のお店だったりとか話題のブランドだったりとか
最新の素材を使った洋服だったりとかかなりこだわった商品だったりとか
っていうのをメインにそれを売りにやってるようなお店だったりっていうのを商品軸で動いてるお店ってことで。
商品軸。
そうで密着軸っていうのは例えば僕らがよく行くねトリゲンっていうバスへの焼き鳥屋さんがあるんですけど
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そこにトリゲン行こうってなる時ってトリゲンの焼き鳥が食べたいって言ってるんじゃなくて
あのおばちゃんと喋りたいっていかん。だからお客さんとお店の人の距離がすっごい近くて
なんなら僕らそんなに頼まんでも僕だったらお味噌汁好きやから今日お味噌汁いらんのとか言ってくれるやん。
だからそういう自分たちが常に欲しがってるような食べ物を知ってたりするような
すごい密接っていうことね。
確かに密着してますもんねそういう意味では。
そうそうそう。でそれをなんかその本では時計とかを例に出して書いてて。
だから手軽に買えるカシオの時計とかG-SHOCKとかだから商品クオリティで勝負するロレックスとかね。
そういうのでこういろいろ説明してくれてるんですよ。
時計で分けるんですね。
例としてね。
例としてね。
例として例として。であのこれまこっちゃんのお店そば屋さんだったらどうなるんだろうってちょっと考えながらやったんやけど。
そば屋だったらどれかな。結構田舎の方でやってるんで密着とかですかね。
いやまこっちゃんの場合まこっちゃんは基本的に裏でそばずっと売ってるやん。だからお客さんと密着かっていうとそうじゃないよね。
そうですね。
お客さんとほぼほぼしゃべらんでしょ。
ほとんどないですね。
いらっしゃいませとかありがとうございますっていうのは言うけどそれ以上の会話はないやん。だからまこっちゃんの場合は密着軸じゃないよね。
そうなんですね。となると商品ですかね。
そうそうそう。だから手軽軸っていうのは結局そばを売ってるんやけどかなり安めの値段でなんだろう手打ちそばではなくてただのそば。
そば屋ねそば屋。
もう俗に言う食堂に近い感じ。
チェーン店とかそういう。
そういうところが手軽軸って言われるそば屋さん。完全にまこっちゃんがこの3パターンで考えると商品軸だよね多分。
確かにそう言われると手打ちでね。
その独自の手打ちでこだわって独自のブレンドで作るそばやん。
そうですね。
だからたぶんまこっちゃんの場合は商品軸だろうな。
なるほどうちは商品軸。
でその3パターンの軸によって選ぶべき戦略っていうのがそれぞれあるのよ。
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なるほど。
っていうのが書かれてて。で僕らはマーケティングっていう言葉はなんとなく知っとるけどそこまで深掘りせずにお店をやってる人間や。
結局その流行ってるお店、流行らないお店っていうのは結局こういうマーケティングが偶然でも狙ってでもちゃんと合致しとるところっていうのはやっぱり人気が出る。
なるほど。
でまこっちゃんの場合で置き換えるとね。商品軸ってやっぱ商品を売りにしてるってことでしょ。
そういうことですよね。
その商品の付加価値を高めるためのまこっちゃんのその今のお店の場所。だから徳島県で言ったら少し西の方にあるよね。
そうですね。
ちょっと離れたところにあるけどポツンとあって結構緑に囲まれた場所にあるやん。
であの立地条件っていうのはまこっちゃんのそばをより良く見せるツールとしてはすごい良い条件っていうか良い雰囲気やん。
そうですね。
だからたまたままこっちゃんが選んだあの場所っていうのはまこっちゃんがお店の軸として商品軸でやってるっていうのに合致してるわけ。
なるほどなるほど。
そうだから年々年々来る人も増えて今結構行列になってたりするやん。
おけさまでなんて。
だからそういうことなんよね。
そういうことか。
だからそれをうまく使いこなすというか自分のお店の特性だったりそういうことをちゃんと考えながら戦略を立てていった方がいいよっていうことが書かれてる。
なるほどねたまたまやけど今までは僕らはね。
だから要するに結局どんな人に来てもらいたいかどんな人がうちのサービス商品を好んでくれるんだろうっていうのはまず考えて。
その上で自分のお店が手軽なのか商品軸なのか密着軸なのかってまず考えますってこと。
なるほど。
さらについてきてね。
さらにあるんですね。
さらにその3つを決めます。その3つに適した戦略っていうのはしっかりあるからその戦略で勝負するっていうのを決めた上で4P戦略っていうのを。
次は4ですね。
そうこれもうここからが結局実践編なんよ。4Pとか5なんかようわからんなってなるかもしれんけどここからがもう実際にお店でやることなんよね。
4PっていうのがどういうことかっていうとプロダクトのP。
プロダクト。
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プロモーションのP。
プロモーション。
プレイスのP。
プレイス。
プライスのP。
プライスね。
要するにどんな商品をどうやって宣伝してどんな場所でどの値段で売るか。
なるほどなるほど。
提供するかっていうことをちゃんと決めていく作業。
なるほどね。
そうそうそうそう。
全部の頭文字がPやから4Pなんですね。
そうそうそう。
なるほどなるほど。
例えば吉野屋さん。徳島とか田舎やから例外の部分はあるけどやっぱ基本的に吉野屋さんどこにあるんだろうって想像したら大体駅前でしょ。
確かにね。人が通りに多い。
吉野屋っていうのは安くて美味しい牛丼を手軽に素早く食べていただく。
安い早い美味い。
そういう商品を求めてるのはやっぱり時間がないビジネスマンだよね。だから駅前じゃないとダメだよねっていう実際にその戦略を自分のお店に当て込んで決めていく作業。
確かに全部入ってるプライスプレイスプロモーションプロダクト。
そういうこと。
確かに。
それをちゃんときれいに整えていくっていうのがお店の成長戦略としてはマーケティングとして大事だよっていうことがすっごいわかりやすく書いてくれてて。
それがマーケティングか。
そうそうそう。でそのマーケティングでこの本で紹介されたんやけど素晴らしく成功してるのはディズニーディゾートだよってディズニーランドとかだよっていうことが書いてて。
でディズニーっていうのは結局この3つの軸で言うと商品軸なわけ。
商品なんですね。
そう。なんでと思う?
商品。物は売ってますけど、体験とか。
そうそうそう。
あーなるほど。それも商品なんですね。
そう。サービスやからね。
なるほど。サービスか。
別に形あるものじゃなくてもそれを売りにしてるサービスとか体験っていうのも商品やからね。
そうかそうか。商品ですね。
でディズニーの場合圧倒的商品があることない。
ミッキー。ミニー。
そう。唯一無二のミッキーミニーっていうオリジナルキャラがいるやん。
確かにね。
でその上でディズニーっていうのはすごい人数が年間来てるんやけど家族連れが圧倒的に多いんやって。
その家族連れ、だからディズニーが提供してる価値っていうのはどういうことかっていうと
家族と一緒に素晴らしい体験素晴らしい思い出を共有して思い出を作る場所っていうので成り立ってるわけ。
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それを成り立つその価値を提供して対価をもらってるんやけど結局それ入場しますでチケット払うよね。
僕ら素人やからチケット代が収益のほとんどかなって思いがちやけど
実はディズニーってチケット代って全体の売り上げの44%しかない。半分いってない。
そんなもんなんですね。意外。
意外賞。で、物販が34%。で、飲食が22%。
要するに家族でそこに行って体験をする中で喉も渇きます。お腹も空きます。
ディズニー、ミッキーとか圧倒的なキャラがいるグッズも欲しくなります。
そうなっていく中で長くいてもらうっていうのがやっぱり大事になってくる。
だからディズニーのパレードっていうのは夜やってる。
なるほど。最後の最後にね。
だからちっちゃい子供はあのパレード見たいやん。で、アトラクションも乗りたいでしょ。
だから丸一日いるのよ。平均この滞在時間が8時間超えてるっていうデータで出てて。
だから8時間いたら当然物も買うし食べるし飲むしっていうことで素晴らしくそのマーケティングが完璧にきれいに整ってるっていう。
なるほど。そうなんですね。
すべてのそのお店、飲食店に行けば内装を含めてすべてに思い出が思い出作りの一環になるような
そのクオリティの高い内装、食器もすべてね。やっぱディレクションされてるっていうことよ。
そこでしか体験できないことですもんね。ディズニーランドって。
だから結局そういうなんて言うんだろう。僕らからパッとマーケティングって聞くとすっごい難しそうに感じるけど
実はそうじゃなくてみんなが心の中で普段やってることをしっかりお店とかサービスとかに落とし込むっていうのがマーケティングだよっていう。
なるほど。
もうすっごい本当に何回も言うけどめちゃくちゃ読みやすいわけよ。
ちょっと面白そうですね確かに。
ちなみにスランドステディーを当てはめてみたわけよ。さっきの軸ね。どこと思う?
えー手軽ではないですよね。
手軽ではないよね。
商品軸でもありそうやし密着軸めちゃくちゃ密着型ですもんね。
めちゃくちゃって言った。だから密着軸、圧倒的密着軸だようちは。
なるほどなるほど。
だからそのお客さんにお客さんそれぞれにあったものをこっちが提供してる。その好みに合わせて提供してるしもうお客さん同士のとか僕店員さんとの距離も狭いやん。狭いというか近い。
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めちゃくちゃ近いですよね。
圧倒的密着軸なんやなってこれ読んで思って。そうなってくるとたまたま僕はブランドの価値を下げたくないっていう理由でずっとセールしてないよ。
その密着型のお店っていうのはそのディスカウントはよろしくないわけよ。
そうなんですね。
握手ってないよ。よくないっていうね。なんでかっていうとお客さん同士僕らも距離が近いやん。でせっかくその定価で買ってくれたお客さんが仲良いお客さんがたくさんいるのに時期が来たら安くなるっていうのはその仲良くなったお客さんに対して失礼でしょ。
なるほど確かにね。
それはやったらダメで、例えばその密着型のお店がするべきことっていうのはその値段を下げることじゃなくて、例えば仲良いんだから定期的に例えばこう洋服談義のための飲み会を開くとかそういうバリューの方がいい。
確かに。
だから感覚的にやってることは穴がち間違ってなかったねっていう。
確かに密着軸に沿ってますね。
だからマコッちゃんほど大人気そばショップではないけども、10年続いたっていうのはたまたま本当にそういうマーケティングがちょっとピッチであってるか整ってるかって言ったら全然そうじゃないけど、大きくはぶれてないかだからっていうことにも言える。
狙ってなくてもそうなってたからしっかりした軸があったんですね。
残ってるっていう言い方もできるし、逆にもっともっとこれから上を目指していくのであれば、僕もマコッちゃんもこういうことをちゃんと意図的に計算して考えて戦略を立てていくべきよねっていう。
そう、だから例えば僕らもインスタグラムで写真をあげる。写真がかっこよかったらいいやんって思うけど、実は写真のクオリティはそこまで重視してないというかみんなね。
じゃなくて必要な情報、僕とかマコッちゃんのお客さんたちが望んでる情報をいかに的確に発信していくかっていうのが大事ですよっていう。
そのためにはその3つの軸4Pをしっかり絡めて整えて発信しなさいよっていうことよ。
なるほど、そういうことか。
30:01
そうです。
確かに全然考えてなかったですね。
いやこれって、僕本としてすごい読みやすくていい本やから紹介したけど、実際お店とかに当て込んで話すると何百万とか都会の方だったらもう下手したらすごい何千万かもしれんぐらい
やっぱりそのコンサルティングとかそういうことを整えていくってお金がかかるんだよ。
なんかそこをできるかって言ったらやっぱ僕らの場合絶対難しい。
だから完璧にするっていうのをこの本を読んで完璧にしていこうじゃなくて、自分たちができる範囲で整えていこうっていうのはできるやん。
お金かけなくてもできること。
例えばお店をやってなくてもこの質問をくれたおかよしさんみたいにその副業として趣味の延長としてTシャツを売ってるっていうことだけ一人でやってる事業だったとしても
趣味だったとしてもこういうマーケティングを落とし込むことでやっぱり販路は売り上げとかは変わってくるよね。
何もしてないのと比べたら全然変わってくるでしょうね。
なんかそのやった瞬間から売り上げが上がっていくっていうよりかはこういうのってやっぱ積み重ねやから正しいマーケティングを駆使して何年も積み上げることでトータルの見え方が完成していって結果うまくいくみたいな。
なるほどもうそうか今日したから明日売り上げが伸びるっていうものではないってことですね。
とは思うけどただやるのとやらないのでは全然やっぱり違うしこの本がこれだけ売れ続けてるっていうのはやっぱりこうみんなが重要だと思ってるってことやから。
なるほどなるほどそうかそうかそういうことなんですね。
そうだからこれをきっかけにこれから何かしたい人でもいいし何か売りたい人でもいいし何かお店を作りたい人でもいいしぜひ手に取っていただけたらいいんじゃないかなと。
ほんとですねちょっと勉強になりますね。ちょっと僕も読みたくなってきました。
読んだ方がいいよマコちゃんぜひこれは。
面白そうですね物語になってほしい。
でもう読み終わったから僕貸してあげるマコちゃんちょっと全然貸すんやけどこれはねこの本に関してはなんか手元に置いておいて何回も何回もこう全部繰り返しっていうんじゃなくて
ヨーショヨーショで読み返すとか見直すみたいな意味でもっとってもいいかもね。
なるほどやっぱり違います何回かを読み返していったら。
なんかこうそのさっき言ったその3つの軸に合わせたその戦略の具体例みたいなのがしっかり書いてくれという表でそれを見直したりとか自分がやってることあってんのかなとたまに不安になったらこう読み返したりとか。
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ヨーショヨーショ 確認するために。
そうそうそうそうそういう使い方の方がいいんかなっていうのはあるね。
ヨーショヨーショ なるほど。じゃあ買います。
いいんじゃない?文章を読む入門としてもこれ以上ないぐらいわかりやすいものが。
ヨーショヨーショ そうですね物語だったらまだちょっと読むかなっていう気になるでしょうね。
なりますね。
ぜひ試してみてください。
ヨーショヨーショ ちょっと読んでみます。ありがとうございます。
はい。
ヨーショヨーショ というわけでねソラン・ド・セディ・ポッドキャストバックヤード・トゥ・クローゼットこの番組では随時これをお聞きのあなたからのお便りをお待ちしております。
ヨーショヨーショ 洋服に関する素朴な質問疑問あるいは番組への感想など何でも構いません。お便りはすべて当エピソード概要欄からお送りください。
はい。今週もありがとうございました。
ヨーショヨーショ ありがとうございました。
ヨーショヨーショ ソラン・ド・セディ・ポッドキャストバックヤード・トゥ・クローゼット話はまだまだつきませんがそろそろ閉店のお時間です。
ヨーショヨーショ 聞いた後、クローゼットの洋服たちが今よりきっと好きになる。来週もあなたのご来店お待ちしております。
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