2024-06-01 57:59

第72回:カレーテーマパークの再建を任されたらどうする?PRによるマーケ術

今回は、「カレーテーマパークの再建を任されたらどうする?PRによるマーケ術」というテーマでお話しします。

LINEコミュニティでみなさんにケーススタディとして考えてもらった内容と、以下の参考資料をもとにPRの考え方を読み解きます。


■参考にした本

咖哩なる広報 ~伝説のテーマパーク「横濱カレーミュージアム」奮闘記~

https://amzn.to/3Kn0FIz

サニーサイドアップの手とり足とりPR 大手PR会社で実際に使われている実践マニュアル

https://amzn.to/4bXnSN9


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00:03
皆さん、こんばんは。あした使える聴くネタ帳| マーケターの真夜中ラジオの時間です。
この番組は、アラフォーマーケター2人が最近気になるトピックを取り上げ、それぞれのマーケカンで掘り下げていきます。
最近話題の一人マーケターをはじめ、情報や試験が少ない中で知識を模索する皆さんのヒントになる視点をお届けしていきます。
淡路島でコピーライターをやってます。ジンボーです。よろしくお願いします。
スタートアップの思いが伝わるマーケティングを実現する株式会社エイレクネクト代表の宮本です。よろしくお願いします。
今日のテーマはカレーテーマパークの再建を任されたらどうするPRによるマーケ術です。このテーマを取り上げた理由は何でしょう。
これまで72回マーケターラジオでやっていきながらPRを中心テーマに取り上げたことってあんまなかったかなというふうに思ったのでPRやってみようかなと。
僕はスタートアップとかを中心に支援をしてたりとか、もともとやってたのもDNAの中での新規事業であるエニカという個人管理会社アプリのマーケ責任者をやってたんですけど、
予算がないスタートアップにとってPRに取り上げられることってとってもインパクトがあります。
エニカで個人管理会社を普及させる時にも最初はすごくPRを重視をしていて、
実際スーパージェイチャンネルで10分取り上げられるだけでも1日で1ヶ月分の獲得件数があったりとか、もう祭りになるというか、サイトのアクセスが集中しすぎて止まりそうですみたいな。
会員数が見たことのないぐらい増えていったりして、スラックでお祭りが始まるみたいなこととかありましたけど、すごいインパクトあるなと思ったのでPRをやってみようかなと。
今回そのPRを考える上で、華麗テーマパークの再建を任されたらどうするっていうテーマで、事前にLINEコミュニティでケーススタディとしてお題を答えてもらったので、それを元に進めていきたいなと思ってます。
実は今回華麗テーマパークの再建というところで元ネタがありまして、本の名前が華麗なる広報、華麗の漢字の字ですね。華麗なる広報で伝説のテーマパーク横浜カレーミュージアム奮闘記という。
横浜カレーミュージアムは伝説か知らないけど僕初めて聞いたわ。
っていうのが昔あったらしいです。今はもうないんですけど。
これがあってマジックスパイスとかも今も随分普及してるもんね。
最初の火付役だったらしいです。
当時横浜にラーメンミュージアムみたいなのがあるじゃないですか。今でもあると思うんですけど。
03:03
あれがすごく流行ったので、じゃあカレーもできんちゃうみたいな感じでカレーで作ったらしいですね。
そうなんだ。ラーメンミュージアムって2000年ちょっとぐらいだからカレーはそのちょい後ぐらいなのかな。
ちょい後ぐらいに作ったみたいな。
でもラーメンとカレーは違うので、同じように作ったらうまくいくわけでもなく、最初に井上さんが入った時はもう全然ダメダメだったらしいですね。
なるほどね。
井上さんが入ってこのカレーミュージアムをどう建て直したのかっていうのがこの本には書いてあって。
この井上さんはもともとPR人ではないんですよね。
でもこの横浜カレーミュージアムでいろいろPRのことを実践をしてうまくいって、今PR戦略コンサルタントとして活躍をされていて、メディアでPRに関する連載をしたりとか、宣伝会議で連載を持たれてたりとか、そういう方ですね。
あとはもう一冊、サニーサイドアップの手取り足取りPRっていう本で、大手のPR会社で実際に使われている実践マニュアルを本化したと言われている。
この2冊の本を元に今回の本題のところはお話をしています。
あとちなみに今回本編の中でLINEコミュニティでどんな皆さんの回答があったのかっていうのを紹介をしますが、また2週間後、74回かな?の僕の回でもまたケーススタディー化をやろうと思ってます。
次のテーマは、淡路島の玉ねぎ餃子屋さんで考えるチャンネル制作。
そういうのあるんだ。
これ勝手に作りました。
勝手に作ったんだ。
工場は大きい、だから餃子はたくさん作れるけれども店舗の席数が少なくて、しかも増やせませんという餃子屋さんが淡路島にあります。
でね、玉ねぎは淡路島有名ですよね。
名産品ですね。
あるというところが売上拡大のためにどんな販売チャンネル拡大を考えていったらいいのかっていうのを74回の時のケースのテーマにしたいと思うので、またLINEコミュニティで投げかけますので、
アイデアを考えていただければ取り上げたお話できればと思ってます。
いいですね。
というわけで、本編別撮りしているのでジモさんにも収録聞いていただいて、一緒に皆さんの意見も聞きながらカレーテーマパークの再建を任されたらどうするってことをマーケティングに考えましたが、どの辺が明日使える企画ネタになりそうですか?
そうですね。マーケターにとってPRを身につけると鬼に金棒だなって思うんですよね。
06:02
独特な世界ではありますけど、そんなにめっちゃ難しいわけではなくて、癖を抑えれば割とキャッチアップできると思うんですよね。
ただ、マーケティング的な発想だけでは根本的な掛け違いがあるので、そこを埋め合わせればうまくいくみたいな世界かなと思うんですよね。
僕もソフトボールと野球ぐらいの違いかな。基本的なところは一緒。サッカーと野球だと全然違うから。そこはちょっとうまくいかないけど、ソフトボールと野球ぐらいの近さなので。
でも、ボールの大きさがちょっと違うとか全く同じではないので、そこのところを抑えるとすごく生きるし。
マーケティング観点で言うと、予算かけずに認知とれるってPRしかないのでね。圧倒的な認知とれるので、テレビなんて見なくなってると言われながら、やっぱりテレビ取り上げられたパワーすごいですからね。
すごいよね。
なので、PRだとどんなことができるのかっていうこともちょっと考えながら聞いてもらえると楽しめるかなと思います。
それでは本編ぜひ聞いてみてください。本編は約39分あります。途中で聞けなくなった時のためにもここでポッドキャストをフォローしておくと便利です。それでは行ってみましょう。
よろしくお願いします。
さて宮本さんの今週のピックアップテーマはこちら。カレーテーマパークの再建を任されたらどうする?PRによるマーケ術です。さあ今週はどんな内容なんでしょうか。
はい。今回このお題については事前にLINEコミュニティに募集をして、カレーテーマパークの再建を任されたらどうするっていうのを聞いてました。
でタイトルにあるPRによるマーケ術っていうのはそこでは言ってなかったので、そこはない状態で皆さん考えてきてもらってます。
なのでちょっとそのあたり紹介しつつできたらと思ってます。
まず一つ目カレー屋さんが複数集まるフードテーマパークの再建を任されたらどんな復活方法を考えますか?ですね。
コメントいただいてたあさこさん。いつも楽しくラジオ拝聴しております。面白い企画ありがとうございます。考えるのとても楽しいです。という声をいただいております。
ありがたいですね。
ありがたい。こういう声嬉しいよね。
そうだね。
結構ねしっかり3つそれぞれにきちんと考えてくれていてすごい素敵なんですけど、まず再建を任せた時の考え方として、
新横浜ラーメン博物館みたいなもんですよねと。メニュー条例をプラス各店舗のラーメン購入という感じなので、カレーテーマパークも同じようなもんだろうなと思ってますと。
で、この入場券を購入する時に、購入時にアンケート回答してプレゼントみたいなキャンペーンを行って、顧客属性を把握して施策を作っていったらいいんじゃないかというご意見ですね。
09:05
確かに顧客の顔が見えないとわからない部分もあるので。
そうだね。検賞機だとデータが集まらないもんね。
何歳かとかどういう人かとかわからないから、そうやって調べようという顧客理解アプローチですね。
なんか印象値でやってると割とずれるみたいだね。
メジャーリーグがこれまでデータチャージ取ってなかったけど、ちゃんとデータ取ったらターゲットが10歳くらいずれてたんだって。
えー。
マジかって話なんだけど。
それで割とそういう人たちに向けていろいろ変わってるんですよ。ピッチクロックって20秒以内にピッチャーが投げないといけないとか、スピード化とかデジタル化とかすごいしてるんだけど、
そのせいらしくてめちゃくちゃ上手くいってるらしいんだよね。
なるほどね。
ちゃんとデータ取りましょうが、割とめっちゃ大事かもね。
確かにね。パッと見ればわかるようなこともデータ取ったら、やっぱりパッと見ると目立つ人に目が行ってしまうから。
そうだよね。
なるほどね。
なるほど、確かに。
次、えいちさんの回答。
再建ということはお客さんが集まらない理由がある。一皿でお腹いっぱいになっちゃうとかですかね。だとするとカレーパンなどサイドメニューを増やしたり、ビュッフェ形式などいろんなお店のカレーを少しずつ試せると嬉しいなと思いました。
素晴らしいね。読み解きが素晴らしいよね。再建ということはもうこういうことですよねっていう。
でも仮説から行かないとわからないと思うので、確かにカレーパンとか別のメニューがあると、カレーは食べたけどカレーパン買って帰ろうかなと思ったりもすると思うので。
売上げって顧客数×購買数で、カレー食べる量はさすがに変えれないから。
そうだね。胃袋急にデバグならないもんね。
そうそう。お腹いっぱいになっちゃうからね。一回食ったら。購買数を上げるっていう意味で、確かにそういうのも面白いなと。
1問目そんな書いてありました。2問目。マーケティング予算はほとんどなく認知も少ないですが、来場客数を増やすにはどうしたらいいですか?
浅子さんは顧客理解派なので、年代とかターゲットをすごく仮説を書いてくれていて、メイン顧客を10代から30代の数人で遊ぶ場所を探しているグループと20代から40代カップルと考えました。
20代から30代グループだとすると、大食い選手権を開催して、フードファイターYouTuberとコラボみたいな形で企画のキャンペーンをやったら、遊ぶ場所を探しているので参加する人もいるんじゃないかっていうそういう企画ですね。
いいですね。
あとは20代から40代カップル向け施策としては、女性はカレー1食分で満足なのでサラダボールサイズカレーを用意する。量がいろいろ調整できて、いろんなカレーを食べれるってことですね。
12:09
ちょっとだけのカレーでいろんな店舗に行って回る。魚市場で自分で海鮮丼作る的な。カレーの皿だけ持って、A店のカレーのルーをちょっとかけて、B店のカレールーかけてとかそういう感じですかね。
これもすごい当たってる気がするよね。香川のうどん巡りとかってみんな賞を頼むじゃないですか。回りたいからね。ラーメン屋博物館も確かそうだよね。1杯と半分みたいなのがちゃんとあるよね、どの店舗もね。本店では出せないと思うんだけど。
だってね、ラーメン博物館行って1店舗で終わりだったらラーメン屋行ってるぞとか思うよね。そうね、確かに。これは確かにそうだなっていう感じですよね。あるよね。お食いもいいなと思うよね。
ユーチューバーとコラボするってことは、ユーチューバーの番組にも出れるってことなので、そこはいいよね。ただまあ、マーケティング予算がほとんどなくてのどこまで見るかですね。多分いってフードファイターユーチューバーに来てもらって、イベント参加してそれユーチューブにあげるとかだと、有名な人だとやっぱり数百万とか普通にかかったりすると思うので、そこがどこまでできるのかっていうところはありですね。
ユーチューバーに金払うというよりは若手のグループだと多分話題化したいとか盛り上がりたいとかだろうから、そこの絵になる何かみたいな感じで言うと、バケツに入ったカレーとか面白そうじゃないですか。
特島にタライうどんっていうのがあって。
あるね。ジンボとラジオやってるとかがわネタがめっちゃ出てくるって面白い。
タライうどんは特島のどなりっていう場所の谷間にあるところなんだけど。
あのロープウェイかなんかどういうところ?
谷間のうどん屋が5軒くらい並んでるところは普通に車で行ける。すごい絶景。すごい絶景でタライうどん食うんだけど。名前が面白いね。
実際、谷間はわら屋っていう結構有名な店があって、家族とかで行くともうタライに4人分のうどんが全部バーンって入ってて、そこに鍋を続くようにうどん食べるっていう。
なかなかね、本間のタライやからね、昔のお風呂入るみたいな。
ブリキのタライ?
ブリキじゃないけど、木のね。
そうだね、タライ枝もそうだね、木のタライ。
木のサイズでうどん食うってなかなかないから、絵としては。
ないね、面白いね。
そういうのはありかなと思ったね。
15:02
そしてえいちさんのアイディアは、カレールーの商品、SBとかハウスとかとコラボして、みんなのお気に入り隠し味を持ち寄るのはいかがでしょう。いわば地獄鍋ならぬ地獄カレー。
アレンジレシピの共有もできるのでコミュニティーマーケットもできそうですと。
そうね、隣の家のカレーは気になるみたいなところあるかもわかんないね。
確かにね。地獄カレーとかね、すごいよね。
地獄鍋ってあるんだ、闇鍋じゃなくて地獄鍋ってのがあるんじゃない?
闇鍋だね、きっとね。
闇鍋の意味だね。
そういうこと言ってるんじゃないかな、きっと。
最後の質問としては、芸能人が推薦する店、カレーラーメンの有名店、納豆カレーが売りの店、出店するならどの店舗でしょう?っていうような質問には、きのさんのアイディアは、これはカレーラーメンの有名店がいいんじゃないかと。
理由としては有名店の既存ファンに向けて告知ができるので、その人が来ると。
有名店なのでカレーラーメン頂上決戦キャンペーンみたいな形で、推したいカレーラーメンを投稿してX上で口コミ作ったりとか。
対決の構造があるので、開催時期を夏休みの甲子園に設定して、夏の暑い戦い文脈で夕方ニュース番組へのPRをするとか、いうアイディアですね。
有名店の既存ファンに向けてだけだと、そこに行けばいいじゃんってなるけど、そこを推したい気持ちをうまく煽るのが上手いね。
こういう頂上決戦とかね、更新的な盛り上げをすることで、そっちに行く動機づけを知るっていうのが上手いですね。
最後、あさこさんのアイディアは、芸能人推薦の店で、もし一郎さんが推薦する店だと言ってみたいと思いました。
予算的に難しいでしょうかって感じですね。
なるほどね。
確かにね、カレー好きの有名人といえばってリンクも貼ってもらってますけど、1位一郎、2位関根勤三位相場まさきらしいんで。
そうだね、一郎に理想のカレーは何ですかって聞いて、それをチャットGPTにレシピ化してもらったやつを出すみたいな感じで、いいよね。
面白いね、確かに。
一郎さんの許可がいるからね、これ企業でやろうとするとね。
そうだね、お金かかるかもね。
個人的試作としてはいいけどね。
その辺がなかなか、一郎に頼むとね、すごい金額かかるだろうなと。
でも虎ノ門に一郎が通うカレー屋さんあったから、そこに出てもらうとかでも大体できそうやけどね。
確かにね、そうだね、それはできそう。
一郎さん通って通い詰めてるわけじゃないような感じもしたけどね、1回来たくらいじゃねえのって思ったけど。
大きく違うね、それは。
そうだね。
みたいな意見をもらっていて、今回紹介をするのは、オープニングでも紹介した、
18:04
仮なる広報っていう本で、実際この横浜カレーミュージアムというものを復興した人の話があるので、
その辺りを紹介しながら、どれが答えとかないんだよね。
皆さんの答えもすごい意味がありそうですが、
実際うまく成功させた人はどうしたのかっていうところを紹介できればなと思ってます。
で、このケース考える上で、他のケースもそうですけど、
マーケティングの軸は何なのかなっていう風に考えるといいかなと思ってて、
やっぱり売り上げって考えると、顧客数×購買数ですよね。
購買数ね、さっきカレーパンとかそういうアイデアはあったけど、
まあでもそこまでは増えないと思うので、やっぱり顧客数の方が増やしやすいだろうなと。
あとはフードテーマパークと考えると、リピートってそんなに毎週毎週行くとかってきっとないと思うので、
テーマパークだから新規顧客獲得?
ちょっと旅行のついでに寄ったりとか、
あさこさんのあった10から30代で遊ぶ場所探してる人がちょっと行ってみようかなみたいなことがあると思うので、
そういう意味では新規獲得が重要だろうなと。
となるとやっぱり認知施策が最重要であると。
でもマーケティング予算ほとんどないっていうのが条件なんですよね。
ってなった時に予算がなくても集客できる認知が取れるっていう風になると、
ネタがあるならPRがすごく強いだろうなと。
しかもこのカレーテーマパーク、テーマパークってやっぱりすごくPRが強いですよね。
そうだね。
テレビで色々と見るし、USJとかディズニーとかもシーンエリアできると必ずテレビ取材って絶対入るし。
軒並み取材するもんね。
やっぱりテレビ的には絵にすごくなりやすいので。
そうだよね。
そこは強いですね。
テレビの人ってマジでもう絵が撮れるかどうかをめっちゃ考えるというか、
それ市場主義みたいなとこあるよね。
そうですね。
だから逆に言うと視聴者にウケるかどうかは絵次第。
そりゃそうですよ。
そりゃそうだよね。
なんかそこが新聞とか文字メディアとの違いでさ、新聞から来たようなディレクターとかいるわけ。
なんかすげえ影で、新聞だからさ、分かってねえんだよなとかってめっちゃ言われてるから。
絵なんだよ、絵みたいな。
だって撮れないもんね、1秒も放送できないんだからさ、みたいなこと。
そうだね。
思いもならないもんね、そこはね。
でもだからそもそも取材するか取り上げるかっていうのも、
これはこういう絵が撮れるなっていうことがある程度イメージできないとそっちに取材しようってならないから。
大事だよね、やっぱりね。
21:01
テーマパークはやっぱ強いよね、その意味では。
もし仮にECだけとかだとそもそもやっぱ絵がないので難しかったりとかするけれども、
テーマパークとなると絵が撮れるのでPRでうまくいけないかってところを変えるのがポイントになりそうかなと思ってます。
実際このカリーナル広報PRという井上さんがやったこととしてもPRを重視しようということで、
じゃあ中心テーマは何にするかってなったときに、
もともと東京にある有名なカレー店が横浜にもあるっていうだけのフードテーマパークだったらしいですよね。
なんか微妙だね、もともとの狙いがね。
わざわざ来なくていい、トライで食べに行けるっていう感じだったらしい。
神田ボンディーとかのやつが横浜でも食えるって。
横浜でも、神田行きゃいいやって話になるからね。
そうね。
難しいと。
で、そこでテンポをちょっと入れ替えて、テーマとしてご当地カレーっていうものをテーマにしたそうです。
日本って、実は北の北海道から南の沖縄までその土地ごとのオリジナルカレーがあるので、
実際8000店のカレー店を食べ歩き、4000種類のレトルトカレーを食べて、
テンポを各地方の代表的な店にして、7店舗から14店舗にした。
すごい絞り込みだね。
絞り込み。
8000店のカレー店舗は誰が食べたんだろうね。
もうこの日の井上さん自身が食べたらしい。
すげえ食いしん坊じゃん。
日数が合わないんだけど、朝昼晩と食ったってこと?
ほんまやな。8000店のカレー店を食べ歩きって、
確かに朝昼晩と食べたとしても、8年間かかるね。
だよね。だからあれかな?手分けして探したのかな?
ってことかな?かもしれないね。
ですよと。
じゃあ後藤地カレーテーマパークにして、PRで盛り上げていこうというところで、
PRを成功させるためにやったこと3つも結構面白くて、
ポイント1つは年間100個のイベントを開催すると。
すごいな。
あとは年間リリース300本を配信する。この人数が全部すごいですよね。
毎日メディア回りをするってことなんで、行動量はすごいですね。
行動量すごいな。PRに振るって決めたら思いっきりやるんだね。
思いっきりそれに振り切ると。
年間100イベントも大変じゃないですか。365日しか年間ないですからね。
ないね。
3日に1回イベントをすると。
当然カレー店の協力を取り付けるのに苦労したと。
そうだね。
でも企画も大変だから、カレー企画チームカリディアンというコミュニティを作って、
カレー好きの編集者とか、カレーメーカーの人とか、食べ歩きファンとかを週1回集めて、
ミーティングしてアイデアを集めるってこともやったらしいです。
24:03
いろいろイベントやった。
2つ目、年間リリース300本配信するってことで、もうリリース打ちまくってなんぼなので、
いかにニュースがあるかっていうのを探して、
例えば、頑固親父のカレーうどん店に初めて女性のうどん打ち登場とかね。
インド人のイケメン店員入店とか。
カレーを食べてほしい芸能人ベスト10とか、そういうのもニュースリリースしていったそうです。
そうなんだ。
300本行こうとするとやっぱりここまでやらないと。
そうだね。もうあれだね。カレーのマスメディアみたいになってるね。
あ、そうね。カレーのことはここに行けみたい。
実際プレスリリースの中にもトピックスっていう囲み記事を作って、裏話Tipsみたいな。
カレーのことね、メディアの人がみんな詳しく知ってるわけじゃないので、
本線から外れてもちょっとネタみたいなのをリリースに必ずつけて、
そのリリースを見てると、カレーのことをなんとなくわかるっていう状態を作ったりしたみたいですね。
あとはこう、メディアの人のエピソードとしては、
カレー好きの男女を集めた合コンパーティーを企画して、
カレーミュージアムは少子化問題にも貢献しますとPRしたら、
ただの合コンをよくそこまでニュースにしますねと記者に言われたそうです。
まあ言われる。でもそこまでやったってことですね。
まあでもカレーかける何って考えたときに、
やっぱりマッチングっていうのが1個あったんだろうね。
何でも思いついたやつは、もうとにかくやっていったんだろうね。
まあでも本数大事よね。
たべちょくとかもメディア露出すごいしてた時って、
1週間に1本とか2本とかのペースでリリースしてたからね。
ああそうなんだ。
すっごい量のプレスリリースしてた。
まあでも普通に考えれば単純接触効果で、
一番その認知を上げるべき、
メディアの人たちに対して認知を積み重ねていくっていうことでもあるもんね。
そうそうそう。
どれが当たるか分からないので、
その意味では一発で一中するっていうよりは、
もうたくさん打てばどれか当たるよねっていう形。
うん。
それは判断するのはプロの編集が判断すればいい。
思わぬところから取り上げてくれることの方が、
多分跳ねるんだろうからね。
そうですね。
タベチョクとかは、
日本全国の一時産業のものが出てるので、
そういう意味ではすごいPRを作りやすくって、
例えば岡山県の豪雨で災害があれば、
岡山県を盛り上げるために、
岡山県の一時産業のものを応援消費しましょうって、
そういう特集をしたりとか。
だから何かあれば、
その特集を作ってプレスリリースするって形だったので、
一つ一つは手軽に企画をして、
プレスリリースを作るってことをやってみたみたいですね。
うんうん。
最後3つ目。
毎日メディア周りをするというところで、
メディア周りを専門にするアルバイトを募集して、
27:00
トレーニングを実施したと。
なので、プロの人とかじゃなくて、
アルバイトの人が、
社交的な人なら指して難しくないってことで、
リリースを持って出かけていって、
売り込んでいくってことをやっていったらしいです。
これも新しい視点だね。
確かにね、
記者の人とかもプロであるかどうか関係ないので、
リリース自体は年間300本あるから、
このアルバイトの人にも華麗なことは相当擦り込まれてると思うので、
それだけでもだいぶ記者の人と話ができたんじゃないかなと思いますね。
そうだね。
有名なブランドであればできないじゃん、こういうのって。
要は、築き上げたブランド価値を既存する可能性があるので、
やっぱり広報のプロとかに責任を持たせるけど、
認知ゼロですっていうときの場合は、
別に失うものがないんだから、
逆に数を打たないといけないみたいな、
ゼロから1に上げる作業をするときは、
こういう発想でもいいんだなって今思ったね。
そうですね、確かに。
大企業とかはね、守りの広報というか、そういうのが多いですもんね。
そうね、基本的にはそうですよね。
だから、攻めも守りもどっちもちゃんとできないと、
やっぱり既存したら一発で消し飛ぶものでもあるからっていう怖さがあるからね。
確かに、大企業はそうですね。
そうだよね。
でも、ここの井上さんがすごいなと思ったのは、
今では誰もが知っているスープカレーは、
このカレーテーマパークから起こったブームらしいですね。
もともとは北海道の一つのローカルフードでしかなくて、
普通に全国の人が知っているものじゃなかったけれども、
井上さんが一番おいしいと思うマジックスパイスというお店に、
もし今本当に一番おいしい店が東京に出店しなかったら、
スープカレーは永久に東京で流行りませんというふうに説得をした。
すごい。一世一代の説得だな。
でも、これで出店しましょうということで、マジックスパイスが出店してくれて、
さっきのPRで、実はスープカレーという商品が北海道のローカルフードであっておいしいんです。
それがメディアに出て、スープカレーっておいしそうっていう形になり、
スープカレー店が都内に出店するラッシュになり、
大手のメーカーもスープカレーを発売しという形で、スープカレーというものが一般的になったらしいです。
なるほどね。
すごいよね。
スープカレー出始めの頃って、ちょっと鼻で笑うみたいなのがあったじゃないですか。
シャバシャバのカレーなんて誰が食うんだよみたいな。
僕も例に漏れず一人だったんですけど、
そうなんだ。
このマジックスパイスが下北沢に東京で唯一出してるんだよね。
30:03
そうなんだ。
マジックスパイスは北海道と下北沢と、あと名古屋と大阪にそれぞれ出してるんですよ。
東京だと下北だけなんで、よく行ってたんですよ。
よく行ってるどころじゃなくて、土曜日の風物詩みたいな感じにしてたから、
僕500回くらい行ってるんだよね。
マジすごいね。
だから詳しいんだけど。
なるほど。じゃあ美味しかったんだね。
美味しいどころじゃないね。死ぬほど美味い。
毎週土曜ってすごい一浪並みにカレー食ってたわけや。
カレーそうだね。食ってたね。
12年で500回くらい行ってるから、多分トップクラス行ってんじゃないの?
平日も下北で働いてて、週2,3回行く人もいたのかもしれないが、
そういう人を除けば多分俺トップ10に入ってんじゃないかな。
確かに。
店入ったら窓際のお気に入りの席があって、そこで無言で通されるっていう。
そうなんや。店の人もわかってるんや。
店の人ももちろん500回行ってるからね。
でもいつも残りな感じで。
そんなにスープカレー食べてたとは知らなかったな。
この方のおかげだね。僕が生き甲斐のようにしてたお店を。
きっかけはこの方なんですね。
ほぼ誘致も優れてるくらいの感じやもんね。
こういうのでカレーテーマパークを盛り上げていった。
面白いな。PRをする上でどの辺がマーケット処方として考えなきゃいけないかっていうと、
PRってデジタル広告とかと違って、
例えばお金をかけただけ成果が出るとかとは全く違って、
デジタル広告とかFacebookの広告とか、
例えば15万かけたら15万なりの成果は出るんですけど、
PRってお金をかけても、100万お金をかけても全くうんともすんとも言わないこともあれば、
お金を全くかけずにめっちゃ跳ねることもあるっていうところがあるなと。
PRする上でメディア受けするようなストーリーがあるかどうかっていうのはすごく大事で、
僕もエニカの時にやった失敗談、ちょっとメディアに出たけれども思ったほどいかなかった企画があって、
子育てカーシェアっていうのをやったことがあるんですよね。
これ何かというと、カーシェアユーザーで家族連れが乗ると思うんですけど、
カーシェアの車両ってどの車両にもチャイルドシートがついてないんですよ。
ジュニアシートはついてるんですけど、
ジュニアシートっていうのは大体4歳から10歳ぐらいの時に子供が使うやつですね。
チャイルドシートって0から2歳ぐらいの時に使う、もっとがっつり結構大きいやつとかがなくて、
33:05
僕はカーシェアユーザーっていうのがチャイルドシートがなくて困ってるんじゃないかっていう仮説を立てたんですよ。
カーシェア難民になっているんじゃないかっていう調査PRを作って、実際調査をして、
いってカーシェアやりたいけれどもチャイルドシートがなくて困ってるって人が調査をしたらいたので、
それを調査PRをして、エニカはオーナーさんの車、個人の車をシェアで乗るので、
オーナーさんがチャイルドシートを持ってればそのまま貸してくれるんですよね。
なので、一般的なカーシェアでチャイルドシートがなくて困っている人に、
エニカの個人カーシェアならオーナーのチャイルドシートを借りられるからいいですよって、
そういうPRを作ってみたという形でやったんですが、そんなにちょくちょく取り上げられたぐらいで、
全然世の中事まではならなかったと。
やっぱりそれはPRってもともとある文脈に乗らないと取り上げられなくて、
こっちからカーシェア難民がいるとかって、
そういう文脈ができればエニカ的には嬉しいけど、
世の中にそういう文脈はないものを作ろうとしているので、
そこはやっぱり難しかったなっていうのが今なら思います。
そういうPRストーリーを考える上で、オープニングでも紹介した
サニーサイドアップの手取り足取りPRという本でどう考えるのかというと、
まず3ステップで商品サービスというのは答えに設定をして、
この商品サービスが答えになるような社会的な問いかけを考えてみると。
社会課題とか生活者の内容とか。
で、その問いかけと答えがつないだ文章化をするっていうのが
手法ですということを書いてました。
まあそうだね、これがストーリーっていうことだもんね。
まあでもそのメディアの人がどういうことを考えているかわからないと
こういうのを作れないので、
マーケターが顧客理解を見ているようにPRをやるんだったら
メディアを理解するためにメディアに会っていったりとか、
あとは記事の作者、記事を書いたライターが誰かっていうのが
投稿記者欄で見えたりもするので、
そういうのがあったらそういう人に連絡をして話をしていくとか、
そういう形でメディアの人と同じような思考を持っておくっていうのは
大事なんだなと思いますね。
まあそうでしょうね。
メディアの人って思っている以上にすごい偏っているじゃないですか。
偏ってますね。
まあ独自ら勤務だし、そもそも記者になりたいとか
そういうめっちゃ狭い関門を通って入っているからすごいプライドもあるし、
ものすごく多分普通のビジネスパーソンでは
圧倒的にないっていう人たちなので、
やっぱり直接話を知らないと本当にわからないよね。
そうですね。
僕もエニカの時にPR会社に入ってもらってましたけど、
36:02
でもPR会社経由だと手触り感がわからなかったので、
メディアの人と会う時に連れて行ってもらってましたね。
小田えばのフジテレビに行ってみたりとか、
行ってるとこも行ったかな、一緒に行って、
そこでメディアの人と話をしてみると
この辺が訴求として足りてないんだなとかっていうのがわかったので、
しかも忙しいじゃないですか、メディアの人って。
忙しいよね。
その感覚とかもわかったのは良かったなと思いましたね。
だからここまでは、お口の手前までは
ちゃんと料理して持っていかないと食べてくれないみたいな風に考えといた方がいいよね。
そのままこの記者だったらこういう形で記事を書いてくれるだろうっていうのはイメージできないとね。
いや、二鉄ですわみたいな人たち多いもんですよ。
そんなプレスリリース見て飲み砕いて、気を利かせて記事書いてくれるみたいな余裕ねえよみたいな人が多いからね。
多いよね。
プレスリリースも大量に出ているわけだからね。
PRの面白いところは、当たり始めるとたまつき的にどんどん次の露出に繋がっていくっていうところがあって、
エニカとかもテレビ、一回スーパージェイチャンネルに出たらその後他のテレビも決まったりとか、
そこから雑誌も決まったりとか、逆に雑誌で特集されてそこからテレビに行ったりとか、
いろんなところで一個のきっかけがどんどん次のメディアに繋がっていったりするので、
それも別にお金をかけずに勝手にどんどん認知を取ってくれるので、
そういう好循環に回るとPRは面白いというか、ワクワクする感じがしますね。
まあそうだよね。
メディアの人が一番恐れているのって、ニュースを落とすっていうところじゃないですか。
だからそこの恐怖訴求だよね。
他社が取り上げてるのに、うちが取り上げてないってなったら、「なんで取り上げてないんだ?」みたいな。
PR来たのに取り上げてないとか、「何冒頭してんだ?」とかってめっちゃ怒られるからさ。
なるほどね、確かに。
そこ大事だよね。
みんなサラリーマンだからさ、一番怒られちゃいけないところを恐怖訴求で攻めるっていうのは超大事だよね。
確かに。
マーケメディアとかだとだいたいGoogleネタがすっげえPV撮れるんですよ。
へえ。
それもそうだよね。別に本人がGoogle好きかどうかじゃなくて、Googleの動向を追ってないとヘッドアップ打つじゃないですか。
検索の条件っていうか、ランキングの変わったりとかそういうこと?
そうそうそう。打ち手が遅れて自社のトラフィックが半分になったとか、超怖いじゃないですか。
だからあれ強制的に見てるんだよね、みんなね。
へえ。
そこの恐怖に指すのが一番効きますよね。
なるほどね。
39:00
本質的ではないけどね。
その次の次ぐらいにあなたがどうなりたいかみたいなその自己実現ベネットに指すみたいなのあるんだけど、やっぱり向上的に一番効くのは恐怖に指すっていうのが強いんだよね。
なるほどね。
うん。
確かに。
メディアの人はニュースを落とすことが怖いから、1個どっか取り上げたら2,3話が続くっていうのはそういうメカニズムだよねっていう感じがするね。
最後に1個目を取り上げてもらうためにメディアバリューを高める8つの価値っていうのがさっきのサニーサイドアップの方に書いてあって、この8つをニュースとして作りましょうと。
まあ難しいんですけどね。一応8つ紹介をしておくと、希少性限られてるんですね。市場性、世の中に市場があるとか。新規性、日本初とか。市場性ナンバーワンとか。
あと季節性、父の日とか母の日とかですね。あと将来性ありますよとか。意外性、最後信頼性、第三者とか公的な評価を隅つきみたいなこういうのを揃えていきましょうと。
まあわかるけどね。実際やるのは難しい。
まあでも基本だよねここはね。まずここから考えていかないとね。何も進まないね。
そうですね。だからね結構マーケターの思考とは別なんですよねPR思考って。
別に商品買う時に希少性とかナンバーワンとかそこまで気にならないじゃないですか。美味しいかとか買ったら幸福になるかとかそういうことが購入する人としては興味があるけれども。
まずはニーズに合ってるかどうかだもんね。
そうそうそうそう。でもそこはないんだよねメディアは。
メディアはだから新しいニュースを届けるものだからってことで希少性とか新規性市場性なんだろうね。
そこが違うから広告の訴求とも違うしLPとかとの訴求も違ってPR用の訴求はPR用の訴求でメディア向けに考える必要はあるなと思いますね。
だからそういう観点で言うと最初に皆さんがアイディアをもらった中では甲子園のタイミングで上場決戦をしてみたりとか。
フードファイターYouTuberとコラボするとかこういうのはやっぱりメディアが注目する要素がいくつか入っているのでPRにつなげやすい企画なんじゃないかなと思いますね。
そうですね。応用できたら良さそうですよね。
季節性に新規性を掛け合わせるとかさ。夏もどんどん暑くなってるしみたいな感じで。徐々に変わってるもんね。季節のニュアンスもね。
だからそこから生まれる新しい気持ちなりニーズなりに刺すとうまくいきそうだよね。
そうですね。1個だけだとやっぱりそこまで突き抜けることないので複数掛け合わせてできるといいなと。
42:07
エニカの時思ったのが希少性って薄れていくんですよね。エニカも最初は個人関係者で他人の車を乗るなんてそんなことってありえるのかみたいな感じで希少性だったり異外性で取り上げられてたんですけど、
だんだんと普及をしてくると、なんかそれメディアで見たことあるから別に希少性とか異外性とかはどんどん減っていくっていう形なのでメディアには出にくくなる。
そうなったら別の軸でニュースを作っていくとかっていうのが必要で、その時代の状況に合わせたマーケティング施策とかPRは特に必要な部分でしたね。
皆さんは今回の話を聞いてどんなことを考えましたか。ツイッターのハッシュタグマーケターのまいなかラジオかLINEコミュニティで教えてください。
LINEコミュニティのURLは概要欄からご覧ください。誰でも匿名で気軽に参加できます。
さて今週のアシタツカエル菊根田町マーケターのまいなかラジオもそろそろ締めのお時間となります。
本編でマーケターにもPRの知見大事だよねっていうところで、マーケターのキャリアを考える上で代理店がすごく多かったりとか専門領域化をしているので、
部分最適の専門家は育成されるけど全体最適とかを考えれる専門家って育成されにくいなあということを僕は常に課題を感じてるんですよね。
広告の人は広告だけ、SNSの人はSNSだけ、PRの人はPRのだけっていうことが多いので。
でもスタートアップのマーケやる上で1個だけやってる人って難しくてやっぱりいろいろなことを知っていて、
こういう場合にはこの手段がいいからこれを選ぼうっていうのがすごく大事だなと思ってるんですよね。
そういう体験ができる場として再度学べる副業の募集をしようかなと思ってます。
いいですね。
これは去年の夏ぐらいかな、学べる副業というのも募集をして、
マーケターは普通に仕事をしていると部分最適の専門家になって全体の戦略を考えることが少ないので、
エールコネクトで副業をしてそこを学びませんかというのが学べる副業で、
前夏に募集した時も1人そこで応募があって、今もずっとその方には副業で手伝っていただいているので。
ラジオ様々ですよ。
そうっすね。
ちゃんと応募があるんだなと。
なかなかピンポイント採用ってすごい大変じゃないですか今。
そう、採用すごいよね。
いろんなチャンネルに記事とか募集出して、ようやく一本釣り何人か取れるかどうかみたいな感じ?
45:07
そうですよ。
なかなか優秀じゃないですか、このレディオ。
レディオは全然壊れかけのレディオじゃないね。
壊れかけのレディオ。
いけてますね。
採用と違って副業なので、そういう意味では別に今の本業をやめずにできるし、時間のコントローラーしやすい形で。
僕自身も元々DNAにいた時に副業した結果として独立できたっていうところもあるので、こういう学べる副業という形で一緒に仕事ができたらいいなと。
実際今もエールコネクトの仕事は4人ぐらい副業で手伝ってくれてる人がいて、広告の専門の人とかCRMの専門の人とかそれぞれの人にちょっと手伝ってもらって。
これまで広告が専門だったけれども、僕と一緒に仕事をする中でマーケ全般のことも一緒に学びながら、実際スタートアップの案件を一緒にやるので、そういう機会ができるんじゃないかなというふうに思っているので、
ぜひ興味がある方は概要欄に問い合わせ先を書いておくので、問い合わせいただければなと思ってます。
いいですね。よかった。このURLを読むのかと思った。
www.notion.soeelyellconnectbcみたいな。
読めないね。
ちなみにこれはもういろんな方に学べる副業でやってもらってるので、どういう体験だったのかとかっていうのも書いてもらってるんですよね。
そうなんだね。
そうすると、例えばなぜ学べる副業をしようと思ったんですかっていうふうに聞くと、いきなりマーケティング戦略を考えるってことはやりたいけれども、なかなかそれが今のポジションの中では難しいし、
転職で行くっていうのも、やっぱり採用する側もマーケティング戦略考えてない人に急に考えてもらうっていうのも難しいので、そういう経験を積みたいけれども積みにくいっていうところがあって、
なのでマーケティング戦略立案に関わる経験っていうのをしたいっていうところで学べる副業をやってくれたっていう体験なんですね。
素晴らしい体験だったな。
そうなんです。
そういうことがあって、誰かと一緒であれそういうことを起源したんですってなれば、次の転職の時には、じゃあやってみるにもなるかもわかんないもんね。
そうですね。横で一緒にやってきた案件の中で、こういうふうに考えたっていうプロセスがわかるので、そのプロセスを次の転職先だったりとか、本業の中でも活かせるだろうなというふうに思いますね。
そうですね。
実際結構ゆるい副業って言ったらあれですけど、ワンワン的なタスクのミーティングとかしながら、本業のマーケの相談とかも普通にめっちゃ載ってますからね。
48:05
そうなんだ。
今こういうのを考えてるんですけど、こういうのどう思いますとかって言われたら、それこうじゃないとかっていうディスカッションとかもしている。
じゃああれだね、そこの無料コンサルもつくわけだね。
そうそうだね、無料コンサルもつくっていう。
いいですね。
僕もマーケティングは大好物なので、課題があると聞けば解きたくなるっていう感じなので。
多分マーケターの人聞いてもらってると思うので、ちょっと興味があれば一緒にやってみるのはいかがでしょうって感じです。
いいですね。
こないだパーティーの中村さんのコラム読んでて、中村さんってバイトから電通正社員になった唯一の人間なんだけど、
へえへえ。
割とこんなことできるかなって言ったら、とりあえずやります、できますみたいな。
受けるのとちょっと膨らますんだって、こういうのもできるかもみたいな。
今の中でピンボールとかのゲームが実際にできるかもみたいな感じのことをちょっと膨らまして言ってやり遂げるみたいなことで、
割とスピード出世をした人なんだけど。
へえ。
いや大変だな、のしあがるなって思ったけど、
その人が言ってて面白いのは、損失回避バイアスっていうのが人間にはあるから、
例えば、じゃんけんをして勝ったら1万円あげます、負けたら払いますっていうゲームで、
1万円だと、勝って負けても1万円だと誰もしないのね。
要は負けたら1万円だけど、勝ったらどこまでもらえたら50%50%なるかっていうと、
勝ったら2万5千円あげる、負けたら1万円払えって言った時にだいたい釣り合うんだって。
へえ。
損失回避バイアスっていうのは2.5倍ぐらいかかると思った方がいいから、
何かある時の不安というのは割る2.5で考えるべきって言ってて、
あ、確かにって思って。
面白い、なるほどね。
面白いよね。
僕フリーランスだからすごい刺さって、
フリーランスでボーっとしたら同じスキルの切り売りでどんどん陳腐化していくじゃないですか、
だから新しいことを手挙げてチャレンジしないといけないんだけど、
その時の損失回避バイアスはやっぱりかかるから不安だったりはするわけですよ。
はいはいはい。
僕もね、ガリガリの刈り取りのところのプロみたいな会社に、
こうした方がいいですよとかっていう仕事とかやってるんだけど、
それもめっちゃ怖いけど勇気を出してやってるみたいなところはあるよね。
刈り取りの専門家に対してジンボさんが刈り取りのアドバイスをすると。
そうそう。
いやーこの語り口だとちょっと誤解が生じますよねみたいな。
だからコピーの目線から見た刈り取りのアドバイスとか、
でも意外と上手くいくんだよねみたいなところとか。
でもそれもハラハラドキドキだけど、
51:01
そうしないと壁は突破していけないわなみたいなところがあるので意識してやってるんだけど、
でも副業とかだともう少し緩やかにね。
しかもちょっと教えてもらいながらできるみたいなところがあると思うんだよね。
私の専門はここです、ここちょっとチャレンジしてみたいから、
一緒にやりながら学びたいですが、割と通じるじゃないですか。
それができるのは副業だけだと思うんだよね。
そうですよね。
僕みたいなやつで言うと、はいできますって言って死ぬほど勉強して認めてもらうしかないから。
それはそれでヒリヒリするからね。
副業っていいなと思ったね今。
確かにね。
本業だとね、こういう役割あるけどどうやってみるって言われてやりますって言ってできるようにしないといけないし、
転職の時もできますって言ってやれるようにしないといけないし。
そうね。
そういうのがある中で副業の場合は正直にここまでできてここまでできないんで、
ここを伸ばしたいですっていう話をしてもらえれば一緒に上げられるし。
僕が副業の人とのやり方としてチームメンバーみたいなマネジメントをしてるんですよね。
だから目標とかを聞いて、こういうことをできるようになりたいんです、
じゃあこういうことをやっていってそれを高めようかみたいなそういうワンワンもやってるんですよ。
普通ね、副業って、例えば広告の副業だと広告の部分だけやってくださいって言って、
それができるできないで判断してると思うんですけど、
それだとこの事業でやりたいと思っているマーケターキャリアの課題っていうのは解けないので、
そこを解くためにやってる部分もあるので、
そういう意味でも僕自身もそういう機会があったら参加したかったなと思う機会ではありますね。
そうだよね。
いいね。教育者ですね。
そうですね。いやでも僕的にもメリットがあるんですよ。
僕的にもやっぱね案件いろいろやっていく中で、
当然ながら一人でやってると一瞬で工数パンパンになるなってことがわかったので、
どうこれを拡大していくかってなった時に、
なかなかね一人の会社にいきなり採用っていうのもそんな簡単なわけではないので、
副業で関わってくれる人の工数をうまく案件に入れていきながら、
でもその人の学びにもなるっていう形をどうやったら作れるかなと。
だからそこは僕自身もチャレンジ中です。
こうやったらうまくいけんじゃないかって思いながらも、
そういう形がこれまであったわけではないので、
でもそこが独立したからこそできるチャレンジだから面白いなとは思ってるけど。
そうだね。ゆりやかに繋がりながら徐々にパートナーになっていくみたいなのって大事だと思うんだよね。
54:06
今で言うと割と採用とかもゼロイチじゃん。面接1回、2回、3回、もう決めろみたいな感じで。
1回採用しちゃったらね、こんな人だったんだってなってもなかなかおさらばできないみたいなのあるじゃん。
採用難しいもん。
全然ダメだと思うんだよね。
本当に構造的な問題があるよね。
全部副業からにした方がいいと思う。
絶対いいと思う。だって3回の面接じゃ見抜けないし、入ったら当然やめさせられないし、
普通にエージェント経由だと年収の3分の1払うわけじゃないですか。
エージェントなんて適当だからな。
人材業界は儲かるけどさ、世の中的な最適な会ではないと思うんだよな、あれは。
ないよね。かといってさ、昔の会社に確認取るやつあるじゃないですか。レファレンスチェック。
レファレンスチェックね。
レファレンスチェック。あんな悪く言うやついねえだろ。
いいこと言ってくれる人に書いてもらうもんね。
書いてもらうしさ、確保現行料なしかよみたいな、あれも腹立つよね。
文字数制限ないでやるの?みたいな。
すごい心配性の人だったら、それによって人の人生が左右されるんだからって言って、丸一日にかかる人もいると思うよ、あれ。
すごい社会迷惑だと思うんだけど、あんなの。
一旦何かしら規制した方がいいよね、あれ。
こういうチェックはいいけど、こういうことをさせるのはダメとか、こういうことをさせるならギャラを払うとかしないとマジでやばいと思う、あれ。
やっぱりそんだけ質問量が多いというか、サクッとできるもんないんだね。
サクッとできるもんじゃないし、書くものと選ぶものがあって、この人はこういう状況でコンプラを守りますか?とか聞かれるんだけど、
でもさ、1年2年一緒に仕事しても、そういう状況になったときねえから知らねえよみたいなあるじゃん。
わからんな。
その時に、そういう状況がないのでわかりませんって選択肢がないわけ。
5段階で絶対守る、そこそこ守る、まあまあ守るみたいな感じで。
だからさ、そんな適当な質問設計するのってどうやねんとかさ、ただ働きさせといて。
いやもうわけ。
とかなんかいろいろ腹立ったけどね。
でもね、その求職者とか転職したい方は本気だからね。
ぜひ登録してほしいって依頼するし、なんかいろんなところで誰もが不幸に幸せになってない。
そうそう。
全員が幸せにならない。取る方も参考にならないし。
57:01
そのレファレンスチェック会社が文句あるだけだよね。
そうだよなあ。
そんなことやったら本当に日本の生産性なんて一生上がんねえよって思った。
なるほど。
すみません、話が反れましたね。
反れましたね。まあでもあれですよ、そういうこともなく体験ができる。
学べる副業はそれをすべてを解決するソリューションですね。
だと思うんですよね。もっと僕だけじゃなくていろんなところで普及すればいいんじゃないかと思ってます。
いい感じに着地してホッとしますよ。
明日使えるキクネタ帳、マーケターの前中ラジオではマーケティングに役立つ情報を毎週配信していきます。
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ではまた来週の土曜日、ポッドキャストでお会いしましょう。さようなら。
さようなら。
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