本を読むことによって、感受性まで磨かれていく。
柔らかくなるっていうかね。
一方で、音声メディア。地上波ラジオってあるじゃん。
はいはい。
FMとかAMとかね。
ポッドキャストとかじゃなくて。
なくてなくてなくて。
1970年って他のSNSとかは当然なかったから、4割の人がラジオ聴いてたんだって。FMAもね。
メインのメディアぐらいの感じですね。
今どれくらい聴いてると思う?
40%から確実に減ってるでしょうね。
10%ぐらいになってるんですか?
2%。
2%!?
そんなに減ってるんですか?
そう。
で、かたやポッドキャストしかり、ラジコとかね。
ああいう自分のタイミングで聴ける音声メディア。
アプリとかあるもんね。今はね。
ってのは過去10年で2倍。
ここ10年で。
ポッドキャストで言うと全体の約17%。日本人のね。
すごいね。
17%が使ってて。
そんなに?
10代で34%。20代で27%。
やっぱり若い人ほど。
17%ってすごいですね。ポッドキャスト。
すごいよね。
人口全体でってことですかね。
全体でってか全員に聴いてるわけじゃないかな。
そうそうそう。
だから音声、ラジオ離れじゃなくて、
その接種の仕方の変化っていうのが起こってるけど、
音声メディア自体はやっぱり盛り上がってる傾向にある。
そういうことか。そろそろ。
だから読むことと聞くことで言うと、
やっぱり読んでる人ってのはどんどん減ってる。
そういうことか。
けどやっぱりちゃんと聞いてる人っていうのは増えてる。
っていうなんかちょっとチグハグな感じの現象が今起こってるっていう状態かな。
なんかそういう音の方が現代に合ってるんですかね。今の。
何かしながらできるじゃん。
だから本ってやっぱり時間を作って、
人と喋りながら読めんじゃん。
そうっすね。
聞く本。
おかちゃんが言ったときハマっとったやつね。
そうそう。オーディオブックとかね。
ああいうのはだから伸びてるってことじゃない。
そうかそうか。タイパっていうんですかね。今でいう印象ね。
さっきの説明書の話じゃないけど、
なんか読むことも聞くことも、
映画見ることもそうだと思うけど、
なんか共通して言えるんって、やっぱ立ち止まる時間っていうのをくれる気がする。
立ち止まる時間。
これ見たい、これ聞きたい、これ読みたいっていうものに対して時間を作る。
確かにね。考える時間を与えてくれますよね。
それこそさっきも言ったけど、美術館とか行ってもね、
なんでこの絵が描かれたのかっていうのを読んで、
その絵をまた見たら、またちょっと感じ方変わりますもんね。
作品見てさ、圧倒されて、鳥肌立って、
なんか言葉にならん感動を覚えるとかあるじゃん。
ありますよね。
感動って感覚的なもんじゃん。
そうですよね、まずはね。
感動しようと思って感動する人がいるところなんで、勝手に感動するっていうか、
それから一歩進んで、感動した理由をその背景から知ることができるっていう。
それは確かにめちゃくちゃ納得しますね。
しかも洋服は身にまとうじゃないですか、さらにね。
絵だけだったらもう見るで終わりですけど、
その上でさらに洋服って身にまとうから、
より身につけるものって納得した上で着た方がいいって思いますよね。
展示会中めっちゃずっと喋ってて、
美容院をなんか想像して。
美容院ですか。
美容院ってさ、美容院さんってさ、髪の毛を切るし、頭、頭部を触るじゃん。
だから安全、危ないからちゃんとした資格がいるじゃん。
もちろんね。
それは人の体を傷つける可能性がある仕事だから危ないから、
っていう部分で国が認めた国家資格っていうのがあるんだっていうのはわかるのよ。
納得ですね。
でも人体においてさ、顔以外の部分の方が圧倒的に大きいわけで。
まあ確かにね、面積で言うたら完全にね。
かっこいい髪型にするっていうのもめっちゃ大事やし、
当然ね、第一印象、顔から入るっていうのもあるから大事なんだけど、
あと服着て何か怪我をするとか、そういう危険性はないよ。
もちろんないから資格がないんだけど、
パーツのウェイトで言うとめちゃくちゃ大きいから、
首から下足の先まで全部にまとってるのは衣類だから、
服屋さんこそちゃんとした、結構厳しい資格とかあってもいいんじゃないのって、
なんかふと思った。
なるほどね、確かにね。
ちょっと話ずれるけど、
それぐらい真剣に背景も含め考えていくべきじゃないのって。
確かにね。
飲食業はそういう資格がいりますからね。
食品衛生とか。
危ないじゃん、変なもの食べたり。
そうですよね。
住居とかもありますよね、資格が。
建築士とか家とか。
土地とかもね。
だからこそ読書とか、ラジオとか、何でもいいんだけど。
映画でも何でもいいんやけど。
それこそ美術館行くも最高にいいし。
感性を磨くようなことをみんなちょっとの時間でもいいから、やっぱりやった方がいいなって思った。
そうですね。
毎週こうやってラジオでね、いろいろ話してるわけじゃないですか。
やっぱりそれを聞いて、いろいろ感じてくれて。
で、ここに来てくれたっていうね。
僕も嬉しいです。
そうなんや。
なんか大したこと喋ってるんじゃない?
特に僕は。
いやいやいや、そんなことない。
あなた口数がもう少ないだけで、あと受け答えが適当だから。
やけど、でもこの二人の絡みを聞いて、それこそ本当に近隣の香川とか、高知からも来てくれたし、大阪からも来てくれたし。
そうなんすか。
聞いてますって。
めっちゃ嬉しい。
どこで知られたんですかって言ったら、ポッドキャストで。
めっちゃ嬉しいですね。
真面目にやってるんだろうなっていうことぐらいは伝わってるんかなって。
それが全てじゃない?僕らからしたら。
そばそんなに好きじゃないけど、そば食べに行こうって思ったっていうのって。
めっちゃ嬉しいですよ。
めっちゃ大事じゃん。
すごいことですよね、それってね。
だって服好きではないことはないけども、そんなになのに服屋に来るって。
すごいことですよね。
みんなじゃあこれでとか、すっごいスムーズやから、見た目も結構綺麗な、上手にスタイリングされてる人ばっかりだったから、
当然こっちは洋服好きなんだって行くじゃん。
家に全然買ってないんですよ。
そうなんですね。
そう。
決めるの早くないですかって。
聞いてるんでみたいな。
なんかそれってやっぱりすごいなって。
そうですね。
だから我々とか商品をプロダクトなり料理なり提供してる人ってのは、
特にいろんなものをインプットしてやっぱり磨いていかんといかんなっていう。
そうですよね。
普段アウトプットしてる分ね。
そう。やっぱり入れていかんと。
入れていかんと確かに。
好きできますもんね。
そのポッドキャスト聞いてくださって来てくれた方っていうのは、
やっぱりそれだけ普段から聞いてくれてるからこそ、商品の良さもわかってくれてるんでしょうね。
せめてね。
はいはいはい。
動画で見せてるんだったらわかるよ。
ああそうか。こんなものですっていう、わかりやすく。
音声って何もわからんじゃん。
伝え方一つですもんね。
そう。だって蕎麦って想像つくじゃん。
まあそうですよね。
めっちゃうまい蕎麦って。
こっちの蕎麦は食べてなくても、めっちゃおいしい蕎麦っていうのはわかるじゃん。
イメージはできますよね。
イメージは。けど服ってものすごいいろんな種類があるから。
そうですよね。
何も想像できんじゃん。
確かに。
フロントに熊野をプリントしてるかもしんないよ。
してないとは言うてないですからね。
言うてないじゃん。
してないとは言うてない。
だから脱線したけど、感じるだけで終わってない人ってやっぱ深いのよ。
そういうことか。
感じて考えてる人って、独自の言語で質問が来るから、こっちも考えさせられるみたいな。
やっぱり高速時間は、本も映画も長いけど、映画は特に途中で切ったら、途中からまた見直すとかちょっとできにくいじゃん。
難しいですね。
難しいじゃん。
僕もできないタイプです。
できんじゃん。だから本よりもさらに時間を作ってガッと見ながら。
本はね、間しおり挟んで続きみたいなね、できますけど。
さっきも言ったアルゴリズムでしたっけ。
もう一回言ってみ?
アルゴリズムね。
向こうがどんどんオススメして出てくるようなものね。
それだけじゃ教えてくれない出会いみたいなのもありますもんね。
やっぱり自分で探しに行ってからこそ。
それが大事なんだと思う。
その過程が大事だってことですもんね。
だから先に感動するか後から感動するかっていう美術館の理論と一緒でさ。
気になるところだけ先読んで。
なるほどね。
で、いけるかもってなったら他のところからスタートするっていう。
なるほどね。
それでいいのよ。
それはちょっとできそうな気がする。
だから結構大事なのはやっぱりちゃんと本屋さんに行く。
そういうことね。
本屋さん行ったりアマゾンでもいいんやけど自分がやっぱり興味あるものをポチって人に勧められるものとかじゃなくてね。
なるほどね。読んで満たそうやなっていうのをまず見つけて。
それでちょっとでもいいよ。
例えば300ページあるんだったとしたら30ページ1割だけでもいいよ別に。
だったら読める気がする。
いやけど慣れてなかったらその30ページ読むのしんどいな。
しんどいと思う。
まあまあ確かにね。
だからもうめっちゃ興味ありそうな30ページだけとか20ページだけとか。
そういう選び方でもいいんですね。
それでもうその本置いといてまた次の本読んでみたいな。
はあなるほど。
で、なんかこうノリがわかってきたら読書の。
はいはいはいそういうことね。
そしたらもうその横に置いとった本をまた1から読む。
そういうことか。
なるほど。確かに走るためにはちょっと歩いて運動せなあかんすもんね。
そう僕もだって。
そういうことですよね。
10冊買って最後まで読んでる本って多分4冊ぐらいじゃない?
あそうなんですか。
4冊5冊半分ぐらいじゃない?
ああそういう読み方でいいですね本当に。
もういいやってなってる本とかも結構あるよ。
なるほどなるほど。
でまたちょっと気が向いた時に。
なんか急に目に止まったりするのよ。
ああそうなんですか。
今まで全然気にしてなかったのに。
もうポンって置いとったのに。
もう一切読んでない本とかあるんやけど。
なんか急に目に止まって待ってとってガッて読んでしまうとか。
でその本にしばらく感動させられるみたいな。
ああそうなんですね。
勉強させられるみたいな。
洋服も急に目に止まる服ありますもんね。
クローゼットの中から。
全く一緒。
そういう感じなんですね。
全く一緒。
なんか読んでるんだろうね。
あああるんですね。
あるんじゃない?
その時の自分を読んでる。
絶対あると思うそれは。
そういうのを日常生活のちょっとの間に毎日ちょっとずつだけでも入れていくと
1年先5年先10年先とかで人生が大きく変わるっていうのは間違いない。
確かにね。
生活に本があったらね。
本を読んで知識をいっぱい入れてるから出世する成功するじゃないんだと思う。
感じて考えるっていうのを繰り返すとそういう脳になってくるんだよね。
慣れていくんでしょうね。
日常生活で当たり前に生活してるいろんなことであれこれ考えていくようになるじゃん。
多分答えとかじゃなくて考える脳になるんだろうねきっと。
それが生む効果がやっぱり大きいんじゃない?
そうですね確かにね。
若い時みたいにさ結婚してるし毎日毎日お酒飲んでっていうわけじゃないじゃん。
だから家帰って10分ぐらいとか。
確かにね。
ちょっとした時間でもそういう時間があれば。
いいんじゃないでしょうか。
いや本会に行こう。
ほんまやな。
確かにちょっと気になる。
確かにね。
蕎麦の本でやったりとか洋服の本でやったり美術の本でやったりめちゃくちゃジャンルがあるわけじゃないですか。
そんな見に行くだけの面白さやなと思って。
だってそれでもタイトルだけ気になったのを読むっていうのも文字読んでるじゃん。
そうですよね確かにね。
だから別に買わなくても本屋さんに行っていろんな本の表紙だけでも読んでいくっていうのもインプットだよ。
そうですよね。
そんなとこから始めてみたら。
ほんまですね。
無理に買って読もうっていうんじゃなくて。
それだったらハードルだいぶ低いね。