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2025-07-05 35:23

#191|Shein規制とEUの本音「未来を決める買い物」から考える洋服トーク

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今回は、フランスで可決された「ウルトラ・ファストファッション規制」を入り口に、超高速・超安価ファッションが、どこまで社会や環境に影響しているのか、さらには京都のラーメン屋さんの話などを今夜もアレコレとこのバックヤードからお届けします。

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あなたには、クローゼットにしまったままの思い出、ありませんか?大切な人との思い出の一着から、どうしても着ることができなくなった、ほろ苦い一着。あるいは、あの服があったから頑張れたこと、あの服を着るとつい思い出してしまう話、などなど。あなたのクローゼットで、ハンガーにかかったままの「服にまつわるエピソード」何でもお聞かせください。送り先は、お名前・ご住所・連絡先を明記のうえ、「メールフォーム」から。お便りをご紹介させていただいた方には、番組ノベルティを差し上げます!あなたのとっておきの「Story of Closet」をお待ちしています!


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(c) BACKYARD TO CLOSET / SLOW&STEADY

00:02
ここはとある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際、今はBGMだけが響いています。
グリーンウォッシュって知ってます?急ですけど。
急だろ。
いや、店の奥から誰かの声が。
そう、今日も店主の岡崎が残業がてら。
ああでもない、こうでもないと、洋服話に花を咲かせているのです。
フィッティングルームのさらに奥、スタッフオンリーと書かれたその先にある狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
正解ですね。
正解ですか?
さすがですね。
よかった。
これで間違えたらちょっとまずかった。
いや、なんで聞いたかといったら、お手寄りをいただいてまして。
愛知県カエルさんからですね。
こんにちは。いつも楽しい配信ありがとうございます。
ヨーロッパでウルトラファストファッションとクラシックファストファッションの話に進展がありましたね。
以前岡崎さんがおっしゃっていたライセンス性によるアパレル生産のお話が現実のものとなる日も近いのかもしれません。
この件に関してお二人のご意見をお聞きしたいです。
ありがとうございます。
これ何ですか?僕ちょっとわからないんですけど、ウルトラファストファッションとクラシックファストファッションの話に進展って何があったんですか?
ざっくり言うと、ウルトラファストファッションっていうのは、イコールシーン。
一着1000円未満とか、1000円前後っていう本当に超安いものを生産して大量に売るっていうものをブランドなのかな?企業なのかな?がウルトラファストファッションで。
それ以外のザラとかH&Mとかユニクロとかね、既存のファストファッションをクラシックファストファッションっていうブランドとして、今回きっちり分けましたと。
そういうことなんですね。
で、その中で今回の進展っていうのはおそらくやけど、スーパーファストファッションじゃなくてウルトラファストファッションか、に対して結構規制がかかっていくよっていう。かかっていくのが決まったのかな?
これどちらかというとウルトラファストファッションに絞った。
そう、法律。なんだろうな。さっきのグリーンウォッシュではないんやけど、環境問題のためにっていう名目でやってるけど、その実、なんかシーンを追い出すみたいな感じの受け取り方を知ったかな?僕は。
03:22
そういう取れ方ですか?お母ちゃんは。
環境スコアっていうのを設けて、耐久性とか、何の素材を使ってるかとかCO2の排出とかっていうので点数つけて、その点数が低いもの。
言ったら環境問題に全く寄与してないというか、考えてないようなアイテムに関しては税金をかけますという。
それは商品一つ一つにスコアがついていくってことですか?
一着一着に税金がかかるという。
そういうことですか。
話だと思う。
それでいうとウルトラファストファッションの洋服はスコアが低いっていう扱いになってるってことですか?
もちろんもちろんそうなってる。
既存のファーストファッションにはかなり緩やかな規制みたいな感じになってるから、単純にシーンやめてって言ってるような気がして。
そういう思惑もやっぱり裏にはあるかもという。
あるかもっていうか事実あるだろうね、これは。
だって、ウルトラファーストファッションとウルトラとクラシックの1年間のサイクルでいうと、
シーンはザロに10倍の商品量を投入してるんだったら現状。
ってことは10倍の回転、そもそもファーストファッションってめちゃくちゃ回転早いのに、
その10倍ってなるともう信じれんくらいのスピードで生産して販売して生産して販売してっていうね。
ウルトラやね、ほんまに。
本当にウルトラだから。
実際CO2、二酸化炭素の排出量っていうのも年々上がってますよねって。
そんだけ作ってたらね、やっぱり。
年間60万点。
60万点!?
60万アイテム作ってるから。
去年の2024年よりCO2排出っていうのは、これは多分輸送にかかるCO2とかも含めてなのかな。
06:01
多分CO2の排出も13.7%増えてるっていう。
そんだけ量があったらやっぱ回数も増えるってことですもんね、送る量の。
だから環境スコアを作って罰金制度みたいな。
罰金っていうのかな、税金っていうのかわからないけど、そういうの導入していきますよっていう。
確かに心潰しな気はしますね。
そんな感じで言ってる人も多い。
逆に言うと、クラシックファストファッションは量は10分の1、ウルトラファストファッションに比べたら作られる量ですか?
それこそエコ素材というかリサイクル素材みたいなのに全体の40%ぐらいがそんな素材使ってますっていう話なんだけど。
使ってるんですね。
使ってるんだけど、言ってもその一番の問題は量作って量売るっていうのが大量に販売してそれが大量に廃棄されてみたいなことが今問題になってるし。
やっぱりそこなんですね。
なんせ量を減らしましょうっていうのがやっぱり一番大事なことになっちゃうかなと思うから。
今確かにいくらリサイクル素材を使ったとしても量が増えとったら意味ないですもんね。
ちなみに俗に言うファストファッションの一着新しいの買うとするじゃん。平均何回着ると思う?
ファストファッションで買った服を。
捨てるまでもしくは着なくなるまで。
20回ぐらいは着ますかね。
って思うじゃん。
7回なんだって。
7回?
1週間。買って1週間でもう着なくなる。
そうなんですか。
みたい。平均ね。
平均でね。
だから多分買ったけど着てないっていう人もめちゃくちゃ多いんだろうね。
安いけ普通に買っとこうかぐらいの感じで買って結局着ず。
けどそれちょいちょい効きますよね。
買っとこうかみたいなね。
まとめて買おう。安いしねみたいな。
福袋とかもう本当に最たる例だよね。
福袋。
福袋買ってさ、自分が気に入ったものが一着あればラッキーぐらいじゃん。
そうやね。
安いから。
今思えばそうだね。
例えば3着4着履いてて、他の3着とか金じゃん。
俺も昔経験あるけど。
福袋ね。
そういう売り方買い方をすると絶対無駄なものは出てくるし。
そう、ほんまやね。経験あるっすよ。
確かに。
09:00
うちで扱ってるようなものを買ったとして、どれぐらい着てるんだろう。
どんなんすかね。
もちろん差はありますけど、持ってる中で。
7回っていうレベルの話ではないと思うんですけどね。
多分10倍?
100回近く着て、まだまだ全然これから着ていけるから。
言ったらどんどん回数増えていくよね。
そうよね。
手放さん限りはね。
より愛着も湧いてくるし、味も出てくるし。
確かにね。
そんなに少ないんですね。
7回か。
けどファストファッションじゃないんですけど、
ガチでリサイクルとかSDGsとか気合い入れてる企業あるじゃないですか。
ブランドとか。
パタゴニアとかね。
昔からパタゴニアは有名ですけど。
サギタルレーよね。サギタルレーっていう言い方も変やけど。
なんかね、パタゴニアのオンラインストアじゃないところ見よったら、
もうパタゴニアのホームページがわからんようになってくるような記事ばっかりじゃないですか。
環境問題とか、今の現状をわかる新聞みたいな。
そうそうそうそう。あれすごい。
プロサーファーがコラムっていうかね、インタビュー記事書いとったり。
環境問題に関する弁護士さんとかがインタビュー載せてたりね。
売上の1%は事前団体に寄付しますとかね。めちゃくちゃずらーっと書いてますもんね。
そもそもブランドの方針として、新品買うより直してくださいって言ってるもんね。
そういうことね。リペアサービスみたいなの載ってますもんね。
ちゃんと直して切れるんやからって。
間違いないですね。当たり前のことなんやけど。
そう。まさにまこっちゃんが言ってくれたけど、当たり前のことなんやけど、
実際それをやると、物販してるブランドって売上下がるんちゃうみたいな感覚で、
やっぱそこまで本気でできんっていうのがあるんだろうけど、
やっぱパタゴニアとかサイト見て、それこそそういう記事読んで、
いろいろ見てるとね、なんか欲しがるんよね。
逆にね。わかるっすわかるっす。
いいなって思ってしまう。
そういう部分大きいですよね。気がついたらオンラインストア行っとうもんね。ネットによっても。
そんなブランドってあります?他。
あるよ。いろいろあるけどね。
でもパタゴニアは代表だよね。
あとスウェーデンのアスケットっていうブランドね。
スウェーデンのアスケット。これは結構一時期話題になってたから。
そうなんですか。
なんかファックファストファッションみたいな。
12:03
ごっつい。
そう。めっちゃ直接的なメッセージを街で代々的に掲げて、
それ多分すごい話題になってたと思う。
それはインパクトあるね。確かに。
で、なんかその新品、時代に沿ったもの作りませんみたいな。
どういうことですか?
全アイテム永久定番ですみたいな。
そういうこと。流行りスタリとかじゃなくてっていうこと?
なくて。定番しか作りません。
その中でもTシャツとかは、着丈の違う3パターンがあって、
サイズも5パターン、6パターンあって、
その中で自分に合ったもの、ぴったりしたものを買って長く着てくださいっていう。
なるほどね。Tシャツだけでも色々形があるから。
言ったらサイズアウトしないように、今の現状の体型から、
例えばワンサイズなりハーフサイズなり大きいの買ってくださいねみたいなのが多分あると思う。
そういうことね。
ぴったり合わせてくださいっていう。
本当に好みの形もあるだろうし、そういうのにも合わせれますと。
言ったら既成のブランドってサイズが3展開あったとしても、
着丈ってそこまで大きく変わらんから、身長がすっごい高い人って難しかったりするじゃん。
ちょっと短かったりとか着丈が。
縮みもあるから。
そういうのもちゃんと完全に対応するから、不必要なものは買うなよっていう。
なるほど。筋が通ってますね。
スウェーデンでしたっけ。
もともと経済学科なんかをやってた学生さん2人が起業したんやけど、
学生とかその世の中の環境問題とかにはすごいもともと敏感だったんで、
その上で洋服を作るってなったらどうあるべきかみたいなのを考えてやってるからね。
スウェーデンとか北欧の方はね、そういうのにすごい早い先進国な気はしますよね。
確かに早い。
やっぱり影響も大きいんでしょうね。温暖化とかの影響が、海面変動とかね。
やっぱり氷が溶けたら海面が上がるから、北欧の国とかはね。
確かに確かに。実際ね、被害が結構目に見えてあったりするからね。
だからこそあるんでしょうね。
それはあると思う。
今後そういうアスケットのようなブランドが主流になってくるような時代になるってことですかね。
今ファストファッションがどうなんですかね。売上的にもファストファッションでずっと上がってるんですかね。
上がってる。
やっぱ上がってるんですね。
だからこんな話するたびに言ってるけど、じゃあ例えばこちらの蕎麦屋さんがね。
15:01
まんま言ったけど、手打ち蕎麦屋さんが増えてる曲線と、チェーン店での蕎麦屋さんが増えてる速度って考えてみ?
確かに。そりゃそうか。
絶対主流にはならない。
そりゃそうですね。
時間がなくて、お金がなくて、っていう中で駅の横にある駅蕎麦。
だったら安くて、言ったら10分で食べれるよね。
ぱぱっとね。食べたいときあるもんね。
だからそれを選ぶ人が多いからってことでしょ。
大企業がフランチャイズじゃないけど、店舗展開して、言ったら大量に作るからこそ安くなる。
そうなんですよね。
安くなったものを全人類というか、どんな人にも着れるようにしてるじゃん、ファーストファッションは。
だから言ったらそこがなくなるっていうのはないし、ある程度の規制がかかってきて商品が変わってくるっていうのはあると思うけど。
なるほど。商品自体が素材とかですか。
でも基本サイクルっていうか、量が例えば作る量に規制がかかった場合、今よりどんどん少なくはなるかもしれないけどね。
けどね、もし仮にね、今のファストファッションの立場と、アスケットとかのブランド、もし入れ替わる世界が、そういう世界線があったとしたら。
何かが起こって。
何かが起こって。
99.999999%ないけども。
ないけども。
何かがすごいことが起こって。逆転したら。
逆転した場合、ファッション業界健全になるんですかね。
いや、どうなんだろう。面白いねそれ。
でも一つ言えるのは、逆転した時点でファストファッションはなくなるよね。
だってその大量に作って大量に売るっていうのがビジネスモデルやから、それができるようになったら運営はできないから。
だから言ったら消滅するよね。
なるほど。ということは結局は消費者がファストファッションを選んでいるから、ファストファッションが今主流にある。
もちろんですよ。そりゃそうよ。
結局は意識の問題ってことですかね。
だから元々ニーズがあるからそうなってるわけで。
まあまあ確かにね。
だから逆転するっていうのは、今すぐに世界中の車がなくなったらCO2出んから。
18:07
まあ確かにね。
言ったらもう昔はみんな歩いてたり、馬乗ってたり、それにしなさいって言ってるようなもんだよ。
そこまで時代を戻るってことですね。
携帯電話絶対使ってダメとか。
そうやね。
したら混乱起こるくない?
逆にもう一度それを手に入れてしまっている世の中ですからね。
現実的じゃないよ。
でもファストファッションで年間買うお金、買う金額、枚数っていうのに規制がかかるっていうのはありえるかも。
例えばお子さんが多い家庭と、言ったら独身の方と、家族構成とか何のためにこれ買ってるんですかっていうのを
どこかに提出して、じゃああなたは年間これぐらいで大丈夫だよね、洋服っていう。
なので洋服を買う枚数に制限かけるとか、今現在実際EUとかでやってるけど回収ボックスみたいなのがもうできてるけど。
リサイクルのために。
でもそれもいろいろ言いたいことはあるし、問題はあるからね。
だから難しいんだけど。
いろんな意味で規制がかかるんじゃない?
それはありえるよね。
あと僕が夢物語的に言ったライセンス制度。
作るものに対してもブランドにしてもある一定の規模を超えていくと、もう枚数の制限。
不良在庫にならないようにちゃんと健全にやりなさいとか、そういうのが多分出てくると思う。
バーバリーも売れ残りはブランド価値下げるために燃やしてたとかって言いますもんね。
ブランド価値もそうやし税金かかるしね。
不良在庫に税金かかるからね。
だから燃やした方がマシって言ってね。
セールでも売れないように燃やしてたりしてる。
何税になるんですか?
うちもそうなんだけど、基本的に買い取り全部買い取ってるから。
個人商店の場合は僕の資産、自分の資産になるよね。
そう、オーナーの資産になるし、会社の場合は会社の資産になる。
だからそれに対して税金がかかる。
知らんかった。そうなんですね。
21:02
これは炎件燃やすっていうのもあるんですか?
だから本来は在庫持たんほうがいいんやけど、ある程度の在庫を持たないと規模拡大できんからね。
そういう話でしょ。
いろいろ深い闇がありますね。
そう、いろいろあるんですよ。
だからどうなんだろうね。
何が正しいとかはちょっとよくわからんすね。
正しく、正しい正しくないっていうので考えるのは怖い。
決めつける、どっちかに決めてしまうのは。
それは自分の立ち位置によって大きく変わるじゃん。
立ち位置。
例えばユニクロの工場、海外の工場で勤務してる主婦の方がいて、
そこで働いてる給料が生活の過程になってる人たちからしたら、何言ってんだっていう話やし。
そりゃそうですよね。ありえないことですからね。
で、ファーストファッションの廃棄にかかってね、どんどん埋め立てられて捨てられて、
もう海岸線ズワーっていってゴミの山みたいになってるようなところに住んでる人からしたら、
やっぱりこう、たまったもんじゃないし。
そりゃそうですよね。
だから地球っていうものに人格があったらもうやめろって言うだろうし。
だから本当に立ち位置と場所によって全然正解が変わるから。
それぞれがね。
何がベストみたいな話はなんだろう。難しいけどね。
難しいですね。
だからとはいえね、僕にしても洋服、こっちゃんにしても食品っていう資源。
限りある資源というか、まあまあ天然のものを言ったらコットンだって植物やし、蕎麦と一緒じゃん。
だからそういうものを使って生活の糧にしてるわけじゃん、僕らはね。
だから僕が思ってるのは、なんか自分の範囲でしっかりやっていこう、伝えていこうっていうのを
ある程度全員がやっていける世界線。
だからどこのポジションの人も好きかってやらないっていうか。
なんかちょっとずつ全員が歩み寄るっていうことしか難しいと思うよ、これってね。
本当ね、僕一人が世界のことを考えたとてね、やっぱり自分自身でちょっと変えていかんと。
グリーンウォッシュとかっていう言葉が出てるわけやから、
100%そういう言葉が出る以上、政治的な話っていうのも当然あるけど、
24:09
やっぱりEUがそうやって廃棄に関して規制を設け始めてるっていうのは、
結局環境問題としてはかなり危機的な状況っていうのは間違いない。
もうそういうことなんですね。
だから本当に作る人、洋服を生み出す人にも規制かけていいと思うし、
会社とかブランドとかね、買う人の制限というか、みたいなものも考えていってもいいと思うし。
どこかで大きなメスを入れんとね、結局はずっと同じことの繰り返しになっちゃいますもんね。
ウルトラファストファッションがなくなったとしても、
次のシーンが出てくるから。規制をかいくぐって合法な状態でうまくやる会社っていうのは絶対出てくるから。
それを求める人っていうのが爆発的に多いから、どうしても仕方ないよね。
そうですよね。やっぱり人間は便利なもので、ポチッとしたら安く手に入るならそれがいいっていう人も多いですから。
それはもうなくならんけど、それぞれが考えるしかないし。
考えるしかないですもんね。
となるとやっぱりどこかで大きな決断をして、規制をかけて。
どこかでドンって変わるっていうよりかは、本当に本当にゆっくりゆっくりゆっくり変わってって、
たちまち地球の環境が大きく変わり始めてるっていうのがみんな分かった時点で、まずいって焦るじゃん。
そうですね。実感しないとね。
もうその頃には遅いけどね。
そういうことですよね。
手遅れになって気づくっていうのは、実際に人間がね、今までやってきた過ちの繰り返しというか。
だからどうなんでしょうね。
なんかすごい大きな話だね。
いや、ほんま難しいもん。これほんまに着地が難しいもん。
まこっちゃんは実際どう思うの?
実際ですか?
どうあるべきだと思うの?
正直な話、僕もユニクロさんとかはね。
仕事で着るインナーだったり靴下だったりとかでよく買うので。
もう全くなくなってしまうと困るとは思うんですけど。
27:02
とはいえね、やっぱりなんだろう、環境とか考えたらフランクリーダーをずっと着たいなって思いますね。
フランクリーダーでいたい。
フランクリーダーでいたい。
だからなんかそういうことでいいんじゃない?
まあそうですよね。
僕にできることといえばもう。
そう、それぞれができることを言ったらクローゼットを定期的に見て無駄なものをなるべくなら買わないようにする。
もしくは一度買ったものを長く使う。
そうですね。
っていうことをみんながちょっとでもね、分かってくれたりするとやっぱり徐々に変わってはくるよね。
そうですよね。
もしかしたらね、そういうなんだろう、長く着続けることが一番オシャレだみたいなのが主流になっていけばね、みんなが大切に服を着るようになれば。
そうやね。
ユニファーストファッションはなくならなくても環境負荷もちょっと減らせるかもしれない。
うん、かもね。
かもしれない。
かもしれないね。
全てがかもしれないですけど。
ほんまにそうだね、そんな気がするね。
ところでさ、これ今度京都いいか?
京都ですか?どうしたんですか?いいですね。
ラーメン食べたいよ。
京都のラーメン。
なんかあるんですか?
キイチっていうラーメン屋さんがあってね、予約制なんだけど、すごいマコッちゃんに食べてほしくて。
何ですか?お蕎麦?蕎麦じゃなくて。
さっきの話、環境の話とすごい通ずるんやけど、昆布使ってる?マコッちゃん。
うちですか?昆布使ってます。
何使ってる?
なんか昆布って取れんくなってきてるんでしょ?
あーそうですね。
今。
だんだん減って値段もちょっと上がってきてね、大変ちゃ大変なんですけど。
取れんくなって値段が上がってるんだけど、そもそもが売れなくなってるんでしょ?
あ、そうなんですか?
そう。
えー、使うとこ減ってるんですかね。
確かに出しのもととか便利なものがいっぱいありますからね。
そういうことでしょ?やっぱりね。
だから、それでとあるね、その何代も続いてる京都でやってる新生の昆布屋さんが、もう昆布売れないと。
で、周りの昆布屋さんとかの状況もひどく悪くなってきて、
で、手に入りにくくなってるっていう現状も含めて、昆布の素晴らしさっていうのを発信したいっていうので、
100%化学調味料使わずに、メインの昆布の出し。
昆布プラス、こうなんかいろんなものを使って、
昆布の素晴らしさっていうのを発信したいっていうので、
30:02
で、100%化学調味料使わずに、メインの昆布の出し。
昆布プラス、こうなんかいろんな魚介類とかを水出しでしっかり天然の出し取って作るラーメン屋さんがあるんだって。
それが京都にあるんですか。
で、なんかすごい話題になっててミシュラン取ったらしいんだけど、行きたいね。
なんかすごい、マコちゃん連れて行きたいって思った。
そこはね、本当にこう時代性はらんでるというか、
昆布の現状とか、その真昆布はこうで、リシリ昆布はこうで、ラウスはこうでみたいなことを、
なんか水出しで出し取って、それをまずテイスティングさせてくれるんだってお客さんが。
そのそれぞれの昆布の出しを。
で、テイスティングしながら、なんかこう語ってくれるんだって。
で、その場で削って、鰹節みたいにね。
で、それを使ってラーメンが出てくるっていう。
なんかライブ感もあっていいですね。
そうそうそう。だから環境がこうなっていくからこそ、こうしていこうみたいな。
やっぱ強く思ったりとかして、今までと全然違ったアプローチで伝えたいことを伝えようとしてる人なわけで。
ラーメンなんだから。昆布屋さんがラーメンなんだから。
それがすごいですよね。なんか昆布とかだったら和食にいきそうな感じですけどね。
実際京都やから。でもやっぱりできるだけ多くの人にキャッチーな料理を。それもすごいし。
ギャップがいいですね。
そう。だからそういうのがミシュランとかとるってことは、やっぱ時代としては高く評価されるっていうお店とかそのやり方っていうのはやっぱりそういう方向に動いてるっていうのはあるよね。
そうですね。味だけじゃなくて、そういう背景も含んでの評価なんでしょうね。
だから本当に僕も行きたくて。全然業種は違うけど、こっちはすごい近いじゃん。
そうですね。
でも自分の置かれてる状況を打破するために演出も踏まえてこだわってやってるところ行くとね、すごい勉強になるかなって。
聞いただけでもちょっと勉強になりましたもんね。
だから今多分絶対予約取れんだろうから。
そんな人気なんですね。
そこの方針としてはラーメンはすごいお安いのよ。1000円ちょっととかね。
まあ普通の。
でもその代わり下の階がもともとやってる昆布屋さんで、そこでいくらか買ってくださいみたいな。
そういうことね。
そういうこと。けどそれって本当にこれからの時代、すごいいい戦略やし、なんか僕はすごいいいなって思ったの。
33:10
そういうラーメンでまずインパクトで昆布を知ってもらって、で実際に買ってもらって手に入れてもらってっていう流れもちゃんとできてるわけなんですね。
そうだよね。だからそれもその人の発信数、言ったら1日数十杯限定なんよね。
あ、なるほどね。
もう通常のラーメン屋さん、うちはラーメン屋さんじゃないんでって言ってるから。
そうかそうか。
だからそんなに量作れないわけよ。
なるほどね。
でもそこに来たお客さんにはせめて伝えたいっていうのって僕らがやってることにすごい近いんじゃないかなって。
本当ですね。
だから見習いたいなと思って。
ほんまですね。
ちょっと行ってみよう今度。
いいですね。
うん。
ちょっとほんま勉強になるな。
いや、絶対なると思う。
それでミッシュランとか言うから、例えばすごい金額のラーメンとかだったらなかなかハードル上がるけど、
旅行がてら行って食べれるぐらいの金額やし。
そうですね。
マコちゃんは実際お店で使う材料じゃん。昆布って。
はいはい。
だからそのお店の仕入れもできるし。
確かにね。実際味わえるわけやね、それを取ったものをね。
だから行きたいね。
いいですね。
うん。
京都にラーメンか。
すごいよね。
なんか全部が面白いですね。
うん。
行きましょうよ京都。
行きましょう。
行きましょうね。
スロー&ステディプレゼントポッドキャスト
バックヤードツークローゼット
話はまだまだつきませんが、そろそろ閉店のお時間です。
聞いた後、クローゼットの洋服たちが今よりきっと好きになる。
来週もあなたのご来店、お待ちしております。
35:23

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