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ここはとある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、
閉店間際、今はBGMだけが響いています。
いや、店の奥から誰かの声が…
そう、今日も店主の岡崎が、残業がてら、ああでもない、こうでもないと、
洋服話に花を咲かせているのです。
フィッティングルームのさらに奥、STAFF ONLYと書かれたその先にある狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
お、お上手。
僕は、まあ、一番もらってうれしい、うれしいものが100点だとすると、もうね、99点のもの以外は、ちょっともう、いらないって。
めちゃめちゃなこと言う。
結論はほんまに、物はもうあかんっすね。食べ物とかがいいです。ちょっといいレストラン行ったりとか。
消えてなくなるものがいい。
食べ物は何でも好きなんで。
なるほどね。自分の100点じゃないと、ちょっとうれしい顔できんという。
そうです。顔にちょっとどうしても出ちゃう。
そういう喧嘩の種やな。
そうだな。だったらご飯がいいと。
なるほどね。
丸く納めるために。
そこは言わんのでしょ?
ご飯はですか?
いや、もうあの、下手なもんくれるなよとは言わない。
確かに飯もそういうのあるもんな。
言わないです。
あー、なるほど。いや、ご飯だけでいいわけじゃん。
ご飯がいいって言う。
あー、なるほどなるほど。
さくは?
僕、結局、欲しいものって洋服じゃないけど、まあ身につけるものになるんで、その中でやっぱり、アンダーウェアのパンツであったり、肌着、まあ下着。肌に直接触れる。
まとめると、まあ目に。肌から見えんけど、なんかいいものみたいな。
マフラーはダメってこと?
マフラーは絶対ダメっすね。
服と一緒っすね。
服と一緒でしょ?見えてるんやから。
まあ言ったら、洋兵もさくも、洋兵は食べ物で消えてなくして、目に見えんって。2人とも一緒やな。
確かに。解決の仕方が違う。
目に出てくるものは自分のこだわりが強いけん、欲しくないってこと?
欲しくない、まあそうですね。欲しくないし、やっぱ物って嬉しいは嬉しいじゃないですか。物なんで。でもやっぱりその服であったり、マフラー結局気になるし、そういう服もかわいそうやなって思って。
じゃあ食べ物はダメなんですか?プレゼントとして物は欲しいっていうのは担保してるんですか?
やっぱり物欲しい。物は欲しいけど、目に見えないところに落とし込んでいきたい。
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落とし込んでいきたいってそれ。
彼女次第のとこあるけどな。
大変やな。頑固やね。
岡崎さんも大変でしょ。
いやそんな言っても、確かに全然使わんような物はちょっと嫌やけど、
でも傭兵が例えば100点以外受け付けませんっていうことではないよ。70点くらいあったらめっちゃ嬉しいよ。
でも大体の場合、歴代の思い出を振り返っても、サプライズで物をもらうってあんまないな。難しいって言われる。
それはそうでしょうね。
何が欲しいってやっぱりダイレクトに聞いてくれて、その予算みたいなのを提示されて、その中で僕がじゃあこれ買ってっていうパターンが圧倒的に多いな。
具体的にどういうのが欲しいんですか?今とか例えば。
今?僕が欲しい…今これが欲しいっていう物って僕結構少なくて、ずっと使い思う物だったりするのが多いんやけど、香水だろ?香水とか今の時期結構感想はだいぶ。ハンドクリームとか。
例えばハンカチとか。もらったら嬉しいよ。
マスクも?
ボールペンとか?
それでも難しくない?岡田亜紀さんくらいの知識がいっぱい持ってるものみたいな。
言うんちゃうんすかよ。僕らはちょっと特殊かもしれない。難しいな。
ハードルは?
やっぱり彼女はすごい大変かもしれないな、プレゼントを。あげる側は大変かもしれないな、こういうお仕事しよったら。
やっぱり自分で選んで物の場合は買ったりしたり。
でも彼女だったら、いい洋服着てもいいもん持ってても嫉妬してるね。その中であげるとなると難しいな。
普通のサラリーマンの方とか、学生の方とかやったら?
普通のって、一般的にはサイズに左右されんようなものがいいんじゃないかな。
例えばボールペンとかハンカチとか、サラリーマンされててスーツで仕事してる人だったら仕事用のバッグとか、そういうのあげると嬉しいんじゃん。
だってバッグにしろ財布とかにしろ、買い替えのタイミングって自分で決めとる人って少なくて、そろそろ変えなあかんかなってずっと使い続けてる人多いから、
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うちのお客さんとかでもこの時期はね、彼女さんとか、バッグとか、趣味趣向を僕らが知っとう場合は洋服も勧めれるけど、一般的には全く知らんお店で買うってなったらそういうものを買うのが一番ベターじゃない。
確かに財布とか周りに多いですね。
うん、絶対そういう方がサイズが違うかって交換せなあかんとかになったらちょっとげんなりするやん。そういう方がいいんじゃない。
確かに僕らの場合は財布もちょっとハードルやっぱり。
いや間違いないよ。
一般的ではないですよね。
まあ確かに。難しい。難しいかもしれない。洋服屋さんに物をあげるって難しいな。
サプライズとかじゃなくて一緒に買いに行くみたいな。
結局そうなるよな僕らは。やっぱり一緒に買いに行ってこれって言う方が間違いないものが手に入る。
一緒に買いに行くんだったら僕も全然。
マジ?
え、なに?
サプライズしてほしい。
一緒にあるよな。例えばヨヘが洋服欲しいってなったら洋服屋に彼女と行くってことかな。
ちょっと無理やん。
なんでですか?
僕欲しいもんって基本洋服ぐらいなんでゲームとかもあんまりせんし。
まあ服屋に行くん結構気引き締めて行くんで。洋服好きなんて言うんでしょうね。
そういう場所に彼女は連れて行きたくなる。
戦場じゃないけど。もちろん服を楽しみに行くっていうのも当たり前ですけど。それだけじゃなくてやっぱりちょっと一発。
欲しいものは服しかなくて。服がメインで。で彼女からもらいたいものは目に見えないアンダーウェア類で。
でそれが家やからって一緒にプレゼントを買いに行こうっていうのもいいや。
ちょっともうそこは。
一生彼女できない。
なんてことやねん。
あんまりそういうのないけん理想だけ高いんですよ。経験がないから彼女と二人で。
相手にそういう理想を押し付けたらダメだよ。
だから一回気を引き締めて引き寄りで行って目を押し付けて一旦帰って彼女連れてきて行ったりするんですか?
でこれが欲しいんや俺はっていうのもあかんんですか?
いやそれはまだ今の話今彼女一生できんって言われたしそれ考えようかな。一旦考えるわ。
いやいやでも作の場合はそういうものを自分の大好きなものとかそういうことじゃなくてやっぱり最優先は彼女を作ることやばい。
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いやいや分かってるし。
やっぱりそこらは妥協していった方がいい。
もちろんせなあかんのかなと思ってるんですけど。
いや楽しいと思うよ。
楽しそうですもん。
自分から降りていかんとね。
降りれん人が何より100点以外いりませんね。
だから食べ物で降りてるところなりに。
降りるも何も食べ物だったら大体美味しいんでしょ。
だから降りずに。
成立をしてるもんね多分。
じゃあ逆にようやく彼女にあげる時ってどうすんの?
彼女も100点以外ダメっていう可能性もあるよ。
いやもうこれねちょっと頭おかしいって思われるかもしれないけど。
あげる方になったらもう僕はもう自信満々にあいつは絶対これで喜ぶって言うと僕はもうゴリゴリ。
自分のセンスで。
サプライズでも当てに行きます。
僕が選んだ場合でも100点当てれるって思ってしまうタイプ。
それ僕も同じかも。
僕も絶対に仕事から洋服屋さん洋服はもらわんのよな相手からは。
でも相手にあげるプレゼントってやっぱ洋服やな。
洋服っていうジャンルにおいては大体当てれるやん。
得意分野。
着とる洋服とかブランドとかつけとる香水とかもろもろをトータルで考えてこれだったらいける。
しかも付き合う彼女がおったとしたらその彼女が知らんブランドあげたり。
めっちゃわかります。
すごいな。
絶対にこれねって思われたらない。
そういうとこ行きたい。
サクは?
全然イメージかな。
確かに。
イメージしてみ。
でも全体に一緒っすよそこは。
調べまくるっすよ。
だからそういう女の子の服とか。
一緒じゃないですか二人とも。
なんでそっちに入れてくれるの。
なんでちょっと距離置くんすか。
だから調べて。
一緒っすよ。
でもめっちゃ調べそうやな。
調べるっすよ。
まとめると僕も含めて三人とも相手にあげるときはサプライズがいいってこと。
100点どこか120点ぐらいドヤ顔で狙いに行く。
けどもしかしたら彼女が内心がっかりしたかもしれんよ。
それはオッケーにするってこと?
それはもう踏みつけて。
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譲っていただいて。
結果出るもんな1ヶ月後2ヶ月後で使ってくれてなかったらあかんかったよなってわかるもんな。
そこはねやっぱり仕事柄な。
当てたいよな。
いい心がけやね。
サプライズする方は楽しくてしょうがないし考えよる時間とか。
それは楽しそう。
岡崎さんもサプライズするのとかめっちゃ好きなんですか?
好きやな僕も。
結構好きやし。
あれかもね。
若い2人には言いたいけども。
女の子にプレゼントをあげるときね。
メインのプレゼントを買いましたと。
これは120点だろうっていうものをあげました。
2人とも。
2人ともっていうかゲーム通りには1人やけど。
余裕余裕。
言うのはいいでしょ。
2人ともあげるとして。
どうあげる?
どうあげる?
そのプレゼントだけをクリスマスプレゼントとしてあげる。
僕は手紙付きで今までも。
手紙とプレゼント。
70点。
入ってない。
僕はやっぱりモノに120%込めたんで。
いい感じの放送はしますけど。
手紙書くっすよ。
手紙も書いて。
便箋みたいな。
手書きですよ。
パソコンで打ち込んど。
今時みんなそういう人もいるでしょ。
いや、おらんで。
それはおらんよ。
ちゃんと手書きの手紙を付けるってヨウヘンも言ったけど。
それ大事よ。
70点やな俺の中で。
大事なもん忘れてない?
全然思いつかない。
大事なもん。
むしろプレゼントよりも大事なものかも。
手紙読むみたいな感じですか?
読んであげる?
もういいわ。
ケーキ。
ケーキは彼女が焼いてくれとったりするかもしれんし。
ケーキの段取りはこっちがあげるものの違う。
そっかそっか。
花束ですよ。
花束と手紙っていうのは絶対良いよ。
それクリスマスプレゼントの話ですか?
違う違う。
クリスマス、誕生日。
何の記念日でもないふとした時。
でも。
花束じゃなくてもいいよじゃん。
一輪でもいいよ。
花束と手紙。
それは絶対にいるよ。
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いやなんかちょっと気がすぎて。
やりすぎみたいなね。
かなっていうのは正直若い人代表として。
僕も全く同じですね。
出たよ。
だからあえて今それが聞くんかなっていうのは。
あえてもヘッタクレもない。
ストレートだったんですか?
あえてもない。
もうね、ここの洋服と同じですよ。
何十年何百年経っても。
何百年は言い過ぎたごめん。
すごい時間経っても。
この花と手紙っていう組み合わせに風化はない。
5歳6歳の幼稚園児童子で。
何々くん好き何々ちゃん好きみたいな。
付き合っても付き合ってないかわからんような2人だろうが。
60歳同士だろうが30歳同士だろうが。
全ジャンル全女性にすべからく喜ばれるのはその2つですよ。
岡崎さんいつから?
ずっとやってますか?
ずっとはないけど。
いつ頃ぐらい?
どうだろう。
確かにそれめっちゃ気になる。
どこからその。
誰から伝授?
でも僕の上の世代の人たちっていうのは。
やっぱ花っていうものを女性にあげる。
花束を女性にあげるっていうのが。
結構今よりも日常的に行われよったわけよ。
え?
キザって言うと。
いやキザじゃないって。
キザじゃないんですね。もはや。
だからそういう文化っていうか。
それはやっぱり女の子。
いやこんな花いらんよ。どうせすぐ枯れるしみたいな。
女の子言うけどもやっぱ嬉しいよ。
そら。
損はせんですよね。
損とかちょっと。
損得なんそれって。
だからもうこのね。
ちっちゃいちっちゃいお店のね。
スタッフ。
あなたたち2人ですよ。
でもだけにはちょっと教えておきたい。
もうあなたたちが何かをあげるとき。
女性に。
異性に何かをあげるときは必ず手紙と花束をセットにしなさい。
プレゼントより大事かもしれないですね。
そう。
なんなら。
でなんかその花束と手紙を
はいはいこのプレゼントはいみたいな渡し方じゃなくて
ちゃんと順番を。
順番なんですね。
順番ですよ。
こうドカーンじゃないんですか。
違いますよ。
できんわな。
いやいやいや。
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箱の上に手紙乗ってると。
違う違う違う。
花束渡すやんまず。
え。
まず花束。
花束1。
めっちゃ勉強になる。
でずっと置いとったらこうなっちったりするかもしれないから。
もう花束はすぐに。
花束1。
1。
プレゼント2。
あー。
手紙3。
手紙こうプレゼントこう包装紙開けますわな。
開けましてこうこう。
えーありがとう嬉しい欲しかったやつとか言ってくれたりするやん。
はい。
でその余韻がちょっと収まってきたかなっていうときに手紙をプッと渡すわけ。
もうそれ間違いないですよ。
今も昔もこれからも。
絶対それはした方がいいよ。
やっぱ花って女性はみんな嬉しいんですか?
嬉しい。
結局。
絶対嬉しい。
絶対に。
いやそのめちゃくちゃ喜んどうかどうかは知らん。
はい。
だからそうはないプラス。
それは男としてパッケージングやな。
あーはいはいはい。
男性のパッケージとして。
何かを女性に何かをあげるときは花束なしではダメですよって。
なるほどそういうことですね。
花束は絶対当たり前のように渡す男になっていこうぜって言う。
あー。
そっか。
それでよろく花大っ嫌いやからとか。
花アレルギーってあるんかな?
僕はもう花粉はあるんやけど。
花粉はあるかもしれんけど。
はい。
絶対ダメな人じゃない限り。
そうですよね。
草花が近くになったらもうダメになるとか言う人。
いやおらん。
僕は今までおらんけどおるかもしれない。
そういう人には花には変わるもの。
増加でもいいよ極端な人に。
もう。
増加でもいい。
えー。
その行為というか。
花を渡る挨拶みたいなものを言うと。
そうですそうです。
朝起きておはようって言うと一緒ですよ。
あー。
それがどうこういうのが野望ってことですね。
そうですね。
花を渡ったら当たるの。
そうですね。
キザとかね。
そういうのがおかしかった。
ちょっとやりすぎで。
そういうことじゃない。
そういうことじゃない。
あー。
これね、若い子たちに足らんかもしれない。
絶対足らん。
足らんというか知らんというか。
作さんは手紙もたれてなかったですけど。
なんやねん。
プレゼントで。
知らん。知らんかというか。
だってこの前な。
はい。
ローランドっていう歌舞伎町のね。
ホストの。
金髪の話題の人の本読んだわけよ。
えー。
確かになと思ったんやけど。
男は女性に振り回されとるのが一番幸せですよって書いとって。
うんうん。
一人の女性にプレゼントをあげるにしても何にしてもね。
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花も買って手紙も書いて。
これいいかな。
まあその。
そうそうそうそう。
考えて考えてしたりする行為って。
外から見ると彼女のために振り回されてみたいなとかあるやん。
はい。
でもそういうことも含めて幸せ。男の幸せですよって書いて。
あー。
それはすごいわかる。
えー。
だから例えば花とかも。
はい。
僕らで言うと花をあげなさいと言ったものの。
はい。
花とかもね。毎年は同じ花じゃダメね。
ちゃんとね。
ちゃんと今年はバラ。去年はバラにしたから今年は何にしようかなと。
えー。
バラと何々しようかなと。
はい。
いろいろ花一つでもちょっと考えて。
あー。
それが振り回されるってことか。
いろいろ一生懸命考えて喜ばしてあげるっていうことでしょうね。
岡崎さんは結構振り回されてたんですね。
まあそうなるわな。
いや僕はもう常に振り回されてた。
えー。
もうすごい振り回したから。
そうなんです。
すごい。半端ない。
半端ない。
でも僕は結構どっちかっていうと女性男性関わらず人に振り回されるタイプ。
あー。
まあ心配症というかあれですね。
いろいろやってあげたい。
そうそう。相談ごとしかりないから。しかり。
でもそれをやる時って意外と元気だったりするよ。
あー。
なんか自分がこうこの人が単純にどうやって言ったら元気になってくれるかなとかって考えて
どうやってやったら喜んでくれるかなって考えて話聞くやん。
はい。
でそれをやってると自分のメンタルケアにもなる。
あー。
それをやっぱやってる。
そうそう。まあ確かに親切。気持ちいい。
でも全然傷を深掘りするようなことはせんよ。
どうしたのどうしたのどうしたのどうしたのって聞かんけど
相談された時に結局相談しよう人って自分の中である程度答え決まっとったりするやん。
あー。はいはい。聞いてほしいみたいなやつですよね。
とかもう悩んでもどうしようもないことでへこんでたりするパターン多い。
だけどなんか聞いてあげてなんかこう元気になってくれるような言葉をなんて言ったらいいんかなと思ったら
ちょっと自分も勉強させてもらう。
あー確かに。
得る感覚です。
だけどそれそういう不感覚な話よくわからへんけど。
まあ。
まあけどかなり花束と手紙は大事ってことですよ。
でまあ服屋さんで働く人たち男性とお付き合いしよう。
彼女女の人はサプライズは考えるなということでまとめると。
そうですね。
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物にこだわりが強い人っていうのはやっぱりサプライズしたいかもしれんけども
事前に聞くか情報を得るか行きつけのところ店があるんだったらそこの店主とかお店の人に聞くか一緒に買いに行くかしかないわな。
スロー&ステディプレゼンツポッドキャストバックヤードトゥークローゼット話はまだまだつきませんがそろそろ閉店のお時間です。
聞いた後クローゼットの洋服たちが今よりきっと好きになる。
来週もあなたのご来店お待ちしております。