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ここはとある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、
閉店間際、今はBGMだけが響いています。
いや、店の奥から誰かの声が。
そう、今日も店主の岡崎が残業がてら、
あーでもない、こうでもないと、洋服話に花を咲かせているのです。
フィッティングルームのさらに奥、SAF ONLYと書かれたその先にある狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
今日ね、収録してる時間、ギリギリまでね、常連参加られたんで、
その場のノリで、じゃあ一緒に撮ろうぜみたいなね。
はい。
ので、常連さん来ていただいてて、紹介させていただきます。
イケピ、イケキタ君です。
イケキタさん、よろしくお願いします。
お願いします。
初ラジオやね。
初ラジオです。
でね、このイケピっていう、僕はイケピって呼んでるんですけど、
このイケピは、実は先週かな、少し話させていただいたけど、
パトリックっていう、僕のオリジナルブランドのパンツがあるんですけど、
それを実際に塗ってる縫製工場さんが、もともとうちに来てくれてるお客さんなんだけど、
たまたまね、イケピも公務員だって、洋服が大好きすぎて、そっちの道に入ったっていう感じだね。
はい、そうなんです。
入ってどれくらいだっけ?
もう今入って1年半くらいですね、まだ。
けどあれから1年半経つよね。
そうですね、はい。
でね、イケピがそこのね、とある縫製会社に勤め始めることで、そこ結構有名な縫製工場さんだから、
それがあって、そこの営業の方が、うちのお店にも来られて、
じゃあうちで縫えるものは縫わせていただきたいです、みたいなこと言ってくれて、いろんなアイテムがスムーズに。
うっすら聞き寄ったんですけど、なんか改めて聞いてちょっと自分びっくりしてます。
いや、縁が縁を繋いでっていう感じよね。
いや、本当にありがたい話です。
こちらこそ、はい。ありがとうございます。
いやいやいやいや。でね、これコーチから帰ってきて1発目やけど、コーチにも遊びに来てくれてるんですね、イケピ。
インスタで見た感じで。
そうなんですよ、はい。
ちょっと羨ましいなって思いましたね、行きたかった。
初めて、はい、僕もコーチに。
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コーチが初?
コーチ自体が初めてでした、はい。
人生初めて?
そうです、はい。
コーチどうやったの?
いや、なかなか、僕もそういうイベントがないと行く機会がないと思ったので、岡崎さんに誘っていただいて、はい、行ってみたんですけど、
でも何人かいろいろ他のお店の出展の方とかおられたんですけど、雰囲気もすごい調和していたというか。
まあね、あのタコクラっていう会場自体がすごいかっこよかったから、かっこいいからね。
あと他の出展してくれてるアンティークショップとか花屋さんとかね、鉄作家さんとか、やっぱりこう、僕が好きなテイストの人たちが集まってくれてるから余計にね、なんか一体感はあったんじゃないかな。
久しぶりにね、3年ぶりにコーチやったけど、まあ良かったかなっていう、やっぱり繰り返し継続してやりたいなっていうイベントやね、彼は。
皆さん何か変わったことをされてる、植物であったりとか、それが、服もそうですし、うまく調和していたというか。
イケピみたいに徳島から来るお客さんって結構いたんやけど、やっぱりそういう人たちからすると、普段のお店じゃないから、なんか普段お店に置いてないようなものも一緒に見えて、その延長で洋服も見えるっていうのは、旅行がてらそうやってね、楽しい、徳島から来た人は楽しんでくれてた感じはある。
そうですね、はい。
新感覚ですよね、多分ずっとこのお店に。
そうやね、だからまあ洋服だけを見に来るっていうよりかは、なんかこうトータルでって感じやから、まあ多分面白いイベントではあるんじゃないかなと思う。
そうですね、普段見れないものも見れました。
うん、確かに確かに。
何が印象に残ってますか。
そうですね、やっぱりこのスロー&ステディの中にも鉄製の銃器いろいろあるんですけど、それを作られてる鉄作家さんの作品実際に見て、その方にも説明していただいて、それはすごい雰囲気があってよかったですね。
なるほどね。
そうやってね、作り手さんと直で話すこともないもんね。
はい。
確かに。で、コーチの人みんな温かいからね。
そうですね、はい。
まあ、泊まりで来てくれて。
そうなんですね。
夕方ぐらいに、夕方ぐらいに来たんかな。
はい、そうですね。
で、まあ夕方から夜まで店ぐるぐるいろいろ見てもらって、その後他の常連さんも同じ日に来てたから、まあ男3人でね、飯行って。
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はい。
うまかったよね。
本当に、そうですね、コーチのご飯、徳島もすごいおいしいと思ってたんですけど、またコーチ、おいしかったです。
何食べたんですか?
怒ってる。
いや、いいなと思って。
協力してくれるいろんな人におすすめのとこ聞いて、そこまで高くなくて、大衆的なとこやけど、おいしいってとこいっぱいあって、コーチって。
そこの一軒を行ったんやけどね。
はい。
カツオも食べたし、そこはね、カツオとかそういう刺身系も結構あるけど、野菜とか蒸し料理屋さんなんや。
そうですよね。
蒸し料理。
はい。せいろで蒸した料理、メインにしてるような。
めちゃくちゃうまかった。
おいしかったです。
やめてください。
おいしかったね。
お腹が空きます。
ね。
やめましょう。
まあ、だから冬もね、また行こうかなと思ってるんで。
いや、ぜひ行きたいです。
はい。
普段なかなかお店では話せない。
そんなことないと思うけど。
そうですね。
そうですね。
なんかお店で話してる延長。
まあまあ、確かにはい。
ちょっとここで出せるような話題とかってあるんですか。
別に出せん話はしてないと思う。
そうなんですね。
そうですね、はい。
そうしてないよね。
そうです、はい。普段の感じで基本的には話してましたね。
本当ですか?
いや、本当です。はい。
ちなみにどんなお話というか。
そうですね。
まあ一つ印象的に残っているのは。
はいはいはい。
まあ接客していただいた。
まあ若い女性の女の子だったんですけど。
はい。
あー食事行ったときね。
あ、そうです。はい。
まあなんか最初岡崎さんがお勧め何かあるみたいな質問したんですよ。
店員さん。
あ、その女性の店員さん。
女性の若い方に。
そしたらまあその方入ってまだ1週間だけなので。
あまりわからないですという感じだったんですけど。
はい。
なんかまあ心地のいい人っていうのもあるのかもしれないんですけど。
すごいその方も気さくな人で。
えー。
まあ1週間で慣れないと思うんですけど。
いろいろこれがおいしそうですとか答えてくれたり。
えー。
そうそうそうそう。
なんかすごい可愛らしいね。
まあほんまに河ちゃんと同じ年ぐらいの大学生ぐらいの女の子が。
はい。
ね。
いろいろほんまにあの全然わからん中ね。
はいはいはい。
結構細かく教えてくれて。
はい。1週間ですもんね。
そうなんですよ。
教えてくれたっていうか。
はい。
これどうですかねって感じだったけど。
それはい。
会話しながらみたいな。
そうそうそうそうそうそう。
えー。
そこすごい人気店で結構広くてね。
はい。
あのいろんな店員さんがあの料理持ってきてくれるんやけど。
はい。
その子来るたびに料理どうでしたって聞いてくれてめちゃくちゃ可愛らしかったよ。
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確かに可愛らしい。
いいですね。
はい。
えーそんな。
はい。
気さくで。
いやとてもそうなんですよその。
とてもそうなんですよ。
いや可愛かったんですよ。
それで岡崎さんが。
はい。
そうなんですよ岡崎さんのその話しかけ方もうまかったというか。
いやそんなことないと思う。
いやなんかこう気さくに。
はい。
もうちょっと2,3言話しただけでねえあの友達なのかなぐらい。
なかなか真似僕には真似できないような。
うんうんうん。
いや別にナンパじゃないよ。
いやいやそんな。
言うてませんよ。
ナンパじゃないよ。
そうですねはい。
そんな感じではないんですけど自然な感じで。
なんかああいう何かテクニックみたいなものって。
あー。
岡崎さんあるんですかね。
いや確かに気になりますそれ。
何テクニックって。
僕ああいうね気さくに。
全然喋らんかったよな。
そうなんですか。
全然喋らんくてその女の子が帰って。
あのちょっとハンコシツみたいな感じじゃないですか。
はいはいはい。
でそれ失礼しましてガラガラって入って失礼しましたってガラガラって閉じて出ていくんだけど。
閉じた瞬間に可愛いって。
そうですね。
言ったけたらええやんって。
確かに。
いや言えないんですよそれが。
それを言うとね。
あのもっか彼女募集中のイケピの新しいドアが開くかもしれない。
いやそうなんですけど。
確かに確かに。
テクニックも何もねそんな大したこと言ってないけど。
はい。
多分あれやと思うその年齢が僕41で向こうはもう大学生やから。
はいはいはい。
もう下手した親子ほど離れてるやん。
そうですね。
だから安心してるっていうのもあるんじゃない。
あー。
最終なんか横座ったからね。
え?
座った?
座った座った。
そうですね。
もう横座ってどうでしたとか。
めちゃくちゃ心開いてくれてますね。
いや僕はちょっとどっちかって言うとドキドキするよそれは。
まあそうですね。
親子ほど離れとーって言っても。
そうなんですか。
やっぱりイケピ遠い面に座ってたし。
はい。
そんなねドキドキしそうな素振りを見せるとこいつハメ外しみたいなね思われて嫌やから冷静にあれだったけど。
急に横座られたらドキッとするよね。
確かにね。
岡崎さんでもするんですね。
いや僕でもそれするんですから。
しますよ。
そういう間柄っていうか。
いやでも基本的に河ちゃんも何回も聞いたことあると思うけど僕お店行ったら大体オススメなんですかって聞けへん?
いや真っ先に聞かれますよね。
うん。だってわからんしなんか初めて行ったところは特にね。
はいはいはいはい。
その延長でなんかこう優しく返してくれたりとかしたらありがとうとかかわいいねとか。
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かわいいねっていうのは結構日常的に言うよね僕多分。
うん確かに。一緒にご飯行った時とかもよく言われてるなぁとは思いますね。
そのなんていうんだろう。こう男女の関係を発展させようと思ってかわいいねって褒めようわけじゃなくて。
なんかもう洋服をかっこいいねって似合ってるねっていうのと同じくらいのテンションでかわいいですねってありがとうとか。
なんか明るくていい感じですねとか。
人を褒めるっていうことは嘘じゃなく日常的にあるかもしれん。
接客の時から。
テクニックはないけどそんな大それたテクニックないけどもしかしたらその褒めるっていうのは人より多いかもしれん。
確かにはい言われてみればそうかもしれないですね岡崎さんは。
なんかこうおるやん。
僕40何回も言うけど我々の歳になってくると飲み屋さんで店員さんにねおいちょっと持っていてとか。
聞きますね。
なんか遅いよみたいなとかなんかすごい高圧的に言うおじさんっておるで。
そういうのにそういうのにって言ったらあかんけどそういう人になりたくないよね。
できる限りいいお客さんだったなって思われたい。
それはそうありますね。
その延長かもね。
そこから出てくる。
もちろん男やからさ。
ここだけの話よ。
下心はないよ全くないよゼロい。
でもやっぱり男として女の人を褒めて喜ばせてあげたいみたいなのはちょっとあるんかもしれん。
本能的?
本能。
そうそうそうそう。
だけどなんか僕結構ヘッチャラって言うもん。美人やねとか。
よく聞きます本当に。
全然言うでしょ。
お店に来られた方のついて来られた女性の方にもおっしゃられてるなとかもありますし。
例えばカップルで来られてて男の人が結構そういうの言われたら逆に腹が立つっていうタイプもおるやん。
いらっしゃいますか。
自分の彼女のことを美人だなんだって言われたないわみたいな人っておるよね。
そういうのは空気感でわかるからそういう人には絶対言わんやん。
空気感で?
絶対あるある。それはある。それは洋服見てて二人で来られてても洋服二人で見てる様を観察してるとわかることやから。
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ただ褒めて正直に褒めてお二人とも悪い気せんのかなっていう人の場合は正直に答える。
見極めてからなんですねやっぱり。
それは誰彼構わず美人ですね可愛いですね綺麗ですねっていうのはちょっとおかしいじゃん。
確かにそうですね。
それはわかんないよ。
でも言えるタイミングでは褒めるっていうのはあるかもしれないもしかしたら。
なるほど。
だって単純にお世辞でもありがとうって返されたりするかもしれんけど悪い気はせんじゃん。
全くしないと思いますね。
だって悪い気せんのやったらこっちも言うのたたやしさ。
別に正直に思ってることやし言わなそんな気せへん。
ウィンウィンじゃん。
お互いウィンウィンな感じですね。
そこまでライトに言われると向こうは向こうで逆に距離を詰めにくいというか男女の関係としてもなりにくい。
ライトに最初から言ってると。
すっきりした関係線みたいな感じですね。
僕が一番苦手なやつですね。
毎回ガチやもんね。
そうですね。
自然体がヘビーに。
ライトとは真逆になってしまうので。
がっつり重いってことね。
そうですね。
なのでそういう岡崎さんの振る舞いっていうのはちょっと羨ましいというか。
それでも慣れじゃわきっと。
慣れですか。
だって僕も若い時からこんなんでね。
言うわけじゃないし。
違ったんですね。
どっちかっていうと僕は。
時効やけん言うけど。
時効です。
20歳ちょいぐらいの時はめっちゃ態度が悪かったと思う。
そうなんですか。
店員さんとかそういう人に遅いよとかって結構言うタイプだった。
友達とか先輩に言うなとかって諌められようとタイプ。
そうなんですね。
どっちかっていうと当時の職場の先輩とかと一緒にご飯に行ったら。
僕が一番下だったりするじゃん。
そしたらやっぱり頼んだものが遅かったりしたらやっぱり良くないなとかって言うんで。
店員さんに当たったり。
詰めるっていうかそこまで言わんけど。
そういう言ってしまうことがないことはないタイプだった。
今とちょっと反対ですよね。
そうですね。
想像がつきにくくて。
そういう時、若い時はそういうの言ってて。
言ったことが毎回毎回じゃないよもちろん。
でも年とともにそんなの言ってもみんな一生懸命やってるし。
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しゃあないよねっていう。
仕事とか社会のことを理解するのが僕はもしかしたらちょっと遅かったのかもしれない。
すぐもう服が好きだから17とかから服屋さんだよ。
逆に閉鎖的というか、社会のことを学ぶ前に洋服屋さんに入ってるから。
だから結構世間知らず、今もそういうとこあるけど、あんまり周り見れてなかったかなっていう気がする。
そっからが勉強期間だった。
勉強してるっていうよりかはやっぱり友達に怒られたりとか感じ悪いよとか、そういうことを怒られるたびにそんなつもりないのになと思いながら、
じゃあそれだったらみんな頑張ってるから褒めてやろうみたいな。
そっちに変化していって。
気悪くならんじゃん。
それは人間やから、あまりにも遅いとか、
例えば明らかに向こうのお店側のミスで頭からビールかけられたとか、
そんなことないかもしれんけど、そうなってくるとそれ違うでしょって言うかもしれんよ。
でもどっちが悪いとか、店側が悪いとかそういうことじゃなく、
怒ってる全てのこと、例えば店員さんが僕らが頼みすぎてこぼしてしまったとか、
そういうのはしゃーないやん。
たとえ僕の服にベシャってかかったとしても仕方ないやんそれは。
そんなこともあるよねって。
そういう部分はマイルドに。
すごくマイルドになってきたね。
イケピーはそういう振る舞いがしたいと。
そうですね。どうやったらできるのかなといつも考えてる。
できるでしょイケピー。
できそう。
できていたらもっと。
イケピーも結構長いこと付き合ってた彼女と1年くらい前か?もっと前?
1年ちょっと前ですね。
お別れして、そこから彼女を募集中やもんね。
そうです。
結構ね、こと細かく相談載ってますけど。
いつも岡崎さんにはいろいろ。
出会い系アプリをやって、
結婚する出会う4割が出会い系アプリでしょ。
そうですよね。
イケピーも3ヶ月くらい結構やったよね。
21:01
やった期間本気でやりましたね。
結構な人数あってるのよ。
そうなんですよ。ありがたいことに会っていただいて。
結果?
ピークの時にはLINEのトークに悪い意味ではなく何人も女の子の名前が並んでて。
悪い意味じゃなくね。
僕も人気者なんだなと勘違いした時期もあったんですけど、今も結果綺麗にゼロですね。
お付き合いする女の子にも出会えず。
そうです。
お友達にもなることも。
人数は残っていないという。
それが出会い系の特徴なのかもしれないよね。
出会いが軽いだけに去るのも軽いというか。
それは感じます。
やったことないけどね。
でもそういうもんなのかもしれないね。
やっぱり人と人が紹介なり偶然の出会いなのか分からんけど、
そういうので感情を見つける方がいいかもしれない。
今はそういうタイミングで立ち返ってはいますね。
直接の出会いを。
デジタルに行ってアナログに帰ってきて。
本当にそういうことですね。
デジタルの限界を少し感じましたね。
デジタルっていうのは使いこなせてなんぼやから。
やっぱり誰でも使える簡単なツールではあるけども、
IKPとかは直接話してじっくり人間関係を構築していった方が、
逆に近道になるんじゃないかなっていうね。
それすごく思いましたね。
そういうことを多分常に思ってるから、
僕がやってる日常会話とかにも特別なスペックがあるんじゃないかみたいなことを
勘違いしがちなIKPです。
それはそうですね。
みんなやってるぞ。
スロー&ステディープレゼンツポッドキャスト
バックヤードトゥークローゼット
話はまだまだつきませんが、そろそろ閉店のお時間です。
聞いた後、クローゼットの洋服たちが今よりきっと好きになる。
来週もあなたのご来店、お待ちしております。