「あ、本当?マジ?行く行く」みたいな感じで車出してくれて2人でねなんか海に行ったんですよ 面白いでしょ
27歳の兄と25歳の妹と2人で海に行ったんですよ で別に何ってことはないんですけど海ぼんやり見てたりとか
でちょっとゴロンって横になったりとか。でまぁ多分ね話はね 何も覚えてないですよ。どんな話したかっていうのを全く記憶になくて
車の中でもね話したと思うんですけど 実はねあんま覚えてないんですよね
ていうのはまあもともと兄もそんなにすごく饒舌に喋るタイプではなくて で私あの家に帰るとスイッチ切れちゃうんでね
あの家の中で喋らない人なんでね あの家族とあんまこうなんかごちゃごちゃ喋ったりすることもあまりないのでね
多分結構黙って車に乗ってたと思うんですよ
海についても結構黙ってたと思うんですよ 多分かき氷を食べたと思うんですけど
でまぁそんなこう海でこうちょっとねぼんやりしてたりとかでまぁ帰ってきた 夕方ね帰ってきたんですが暑かったねーみたいな感じで帰ってきたんですけど
そんなねあのシーンがあってまあそれもどうってことはなかったんですけど あの『五月のラブレター』を
詞をいただいて歌った瞬間にねその兄と一緒に行った海のことをふと思い出しまして あーなんかそういったなぁと思って
でまぁの私も若い頃からずっと仕事してるのでね そのじゃあ夏はみんな友達とプールに行くとかなんか海に海水浴に行くとかっていう
夏をほとんど過ごしたことが実はないんですよ でまぁ友達とこうなんかこう遊園地行ったとかっていう記憶も実はなくて
そもそもなんかそういうレジャーを楽しむとかっていうこともまぁ実はもう ないんですよね
うーんちょうど皆さんそういうのって高校生ぐらいからでしょ なんか友達と海行ったりとかプール行ったりとか
でもうその時仕事してたのであの友達とどっかに旅行に行くとかっていうことも経験がない まま大人になってしまったのでね
あの本当そのね『五月のラブレター』だった時にふとね兄があの何を持ったか 海に連れてってくれたことをねふと思い出して
でもそのねなんかそのシーンが別にだからさっきも言ったみたいに何しゃべったかとか 何一言も覚えてないんですけど
でまぁおそらくも私の方が多分も先に仕事してましたから 兄よりも社会人というかその仕事をしているという意味では私のがもうキャリアが長い
わけですよ当時からねまあ兄は大学卒業してから仕事をしたしてるから だからもう全然そのまあ兄も私にそのまあ仕事はこうだよねとかっていうことは
たぶん偉そうなことはたぶん言えなかったと思うので あのそういうことは話しなかったと思うんですよねでもそんなねあの『五月のラブレター』を歌った時
思い出してもう佐藤純子さん 本当怖っと思って
そんな会話を一切してないんだけどもうかと思ってねすごいなぁ そういうねこうなんでしょうね
まあもちろんその純子さんはそんなことを感じてお作りになってないと思うんですけどね そんなことをねこうちょっとね自分の作った歌詞じゃないのにその自分の思い出をこうちょっと
あの思いを起こさせてくれたりすることっていうのがね歌の中にはあるんですよ ね
まあだからすごいとかっていうことではないかもしれないんですけど。でも思いません?私よく本当思うんですけど
例えばその歌ってもう本当に経験してないことの方が圧倒的に多いんですよね 実体験としてしてないことの方がもう多いんですはるかに
もう90%でしょそうだと思うんですよ で自分で書く歌なんかでもそうなんですけどあのほぼ経験してない
あの妄想だからさっきも言った妄想ですよ 妄想の世界で作ってたりとかするんだって『それぞれの夏』っていうね
あの歌詞もね別にその2人で暮らしてたとかたあの時まだ私19とか多分それくらい 20歳とかそれぐらいだったと思うので当然その誰かと暮らしたりとかしたこともないし
でましてや相手がそのなんかエアメールが届くような海外国に行って今年は私一人でこの都会 の夏を過ごすのねっていうことも全然ないわけで
もうほぼ実体験なんてないわけですよね こんなシーンがあったらなんかいいなぁみたいなこういう時にこういうシーンあったら私は
どんなことを思うんだろうっていうことを書くわけなのでね あの実体験とほぼない。で特にやっぱり作詞家の方に書いていただいたものっていうのも
基本的に自分で経験してないことがもうほぼ 99%ぐらいそうだったりするんですよねでもフとしたフレーズでこう
さっきも言ったみたいにこう自分の思い出だったりとかふと自分がいつも考えている ことだったりとかっていうのを
に深くこう 切り込んでくるみたいなシーンがねやっぱりあったりするっていうのが
歌詞って面白いなってすごく思うんですね であの今回その『Brightest』っていうそのね去年リリースしたアルバムの中に
あの私が実は 曲を書いた『心のままに』という曲があったりとかするんですけど
作詞が丸山圭子さん、そして作曲が私森川美穂がしたという感じなんですけれども 今回あの
『Brightest』っていうのはピアニストの塩入俊哉さんが全部選曲してくださったものを 新たに編曲してくださって
まあピアノと歌ともう1本ね勝負でやるみたいな感じで作ったアルバムなんですけど その中に自分で曲を書いたりとかしたものっていうのも長いこと歌ってなくて
塩入さんが選曲してくださって改めて『心のままに』っていう楽曲を あのレコーディングするって聞いて聴き直しました私はそれぐらいもう覚えてないぐらい