1. 志賀十五の壺【10分言語学】
  2. #532 言語は本能か? from Rad..
2023-03-25 10:00

#532 言語は本能か? from Radiotalk

Dark L のエピソード
https://radiotalk.jp/talk/950521
クレオールのエピソード
https://radiotalk.jp/talk/568590
生成文法のエピソード
https://radiotalk.jp/talk/715642

主要参考文献
『言語を生みだす本能(上・下)』 (スティーブン・ピンカー、NHKブックス)

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#落ち着きある #ひとり語り #豆知識 #雑学 #教育
00:06
始まりました。志賀十五の壺。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
ミキプルーンの苗木です。ギフトとお便りいただいております。
まずはギフトをマレーグマさん、ジュンさん、ケンカさんからいただいております。
どうもありがとうございます。 それとお便りは、
田渕瀬奈さんからギフトと一緒にいただいております。 暗いエル、なるほどということでね、これはおそらく
英語のダークエルの話をしたエピソードについてのね、お便りですね。 ありがとうございます。
これはね、 ピープルがピーポーみたいに聞こえたりする
わけなんですけど、まあそういうふうに、うーとかね、おーっていうような
ふうにね、日本語母語話者には聞こえるエルの 編集っていうかね、発音の
仕方っていうのがあって、まあそういうのをダークエルって言うんですね。暗いエルというと。 まあまだそちらのエピソードを聞いてない方は
概要欄にURLを貼っつけておきますので、 ぜひこの後聞いていただけたらと思います。
もう一つお便りいただいております。 レイレイからギフトと一緒にいただいております。
ありがとうございます。 知恵、いつもマナービの収録をありがとうございます。
今回もやられました。 最新回の収録2で。
形容詞で大きい単位のものが一般的な単位で、小さい単位はそれを強調しているのかい です。
説明あってるか微妙だ。 えーとこれはだからあれだ。
生の短さについてについてっていうようなね、 エピソードを配信してますので、
これいつかな? 前々前回ぐらい?
前々前世みたいですけど、前々前回と前々前回とかなんかそのぐらいだと思うんで、
すぐ遡れますのでそちらも併せて聞いていただきたいんですけど、 要は
生の短さみたいに言うと、 短いことが
前提となっているみたいだね。 逆に長さっていうのは
長さわずか 1センチとかね。短くっても長さっていう言い方ができるみたいな。
まあそういった話を2回言い続けてね、 撮っておりますので、
遡って聞いていただけたらと思います。 お便りは続きまして、母語ってなぜ無意識で使えているのでしょうか?
なぜ私は今まで疑問に思わず話してたのでしょうか? と自問自答しています。
03:02
これについてシーはどう思われますか? よかったら考えをお聞かせください。ということで、これは簡単で
簡単でっていうか僕の中ではもうある意味決着がついてるんですよ。 というのは母語話者っていうのは天才ですから
天才ですからで思い出したけど、スラムダンクの映画は良かったですよ。 まだ公開しているのかな?
ちょっとねもう1回ぐらい見に行こうと思ってるんですが、 スラダンの話は置いといてですね。
母語話者っていうのは天才なので 正しい形しか口から出てこないんですね。
天才っていうのは 説明ができないから天才なのであって
まあ話はそれでしまいというかね。 僕の中ではねそれで
一応説明というか納得はしているんですよね。
ただこの天才というのが本能だというふうにね 言い換えてもいいかというと
まあ結構ねこの辺は 難しくって
例えばねその虫によっては明るい方に寄っていく虫がいますけど あれと同じようなレベルで人間っていうか人っていうのは
言語を扱う能力があるっていうふうに 考えていいかっていうことですよね
言語ってねいろんな側面があるので ある面では確かにその人間が本来的に持っている
本能のように感じられることもあれば 逆に、逆でもないけどその民族とか共同体が継承している
その文化的というかね社会的側面もあるんですよね でその間をこう揺れ動いているようなとこはあって
まあ片方は言語本能説と言っていいようなもので まあ生成文法とかね言われる学派というか
流派というか流れがそういったものなんですよね 人間というのは生まれながらにして
本能としてね言語能力っていうのを持っていると まあその理由っていうのは
まあ確かに納得できるものもあるんですよ 例えば子供が話し始めるのに
その必要なインプットの量っていうのが明らかに少ないんですよね 貧困なインプットにも関わらず子供っていうのは
母語を話すことができるようになります あるいはクレオールって言われる
言語のタイプがあるんですよね それは言語接触によって生じた
その場限り的なね言語ピジンっていうのがあって でそれを母語とするような子供が現れると
06:08
でそのようなね言語のことをクレオールって言うんですけど まあこのクレオールの話は過去にやってるから
URLを貼っとこうと思いますけど そういうふうに
新たな言語を作り出す力っていうのも人間は持っているので やっぱり人の脳の中には
その言語に関する 箇所っていうかね
まあ本能としてそういったものがあるというのが言語本能説と言えると思います で言語を生み出す本能っていうねピンカーという先生が書いている本があって
でこれは言語学関連の本の中では最もパンピーに読まれているものの一つだと思うんですけど まあタイトルからわかるようにね言語は本能だっていう説をしてるんですよねこの先生は
まあちょっと言い過ぎちゃうかなみたいなとこもあるんですけど 言語は本能だっていう立場に立ちすぎててというか
逆のそのさっき言った 言語相対論みたいなものを真っ向から否定してるんですよね
つまり母語によって 思考が異なるとかものの見え方が異なるみたいな
そういった見方を断固拒否みたいな感じなんですよね まあ最近の研究では
母語が思考に何らかのね あるいは認知に何らかの影響を与えてるっぽいっていうことがわかってるので
言語が思考や認知にまるっきり影響を与えないというわけでもないんですけど まあ本能でもないとも言い切れないですよねやっぱりね
さっき言った生成文法 という立場では
人間の 頭の中には生まれながらに普遍文法とね言われるものがあって
そのために人間は母語を習得できるんだみたいな話になるんですけど まあこの生成文法の話も過去にやってるので
また url を貼っておこうと思います というわけで
母語を無意識に使うことができるのは 天才だからと言っていいと思いますとりあえずはね
天才だから理由とか考える必要はないんですが それを本能と言い換えていいかどうかは
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まあいいような側面もあると思うんですけど
言語のすべての側面がその本能として説明できるわけでもないと思います ただどこまでが本能でどこまでが
文化的社会的なその継承されたものかみたいなね のは結構難しいですよね
真っ白黒をはっきりつけられる0100で決められるようなものでも ないかもしれません
というわけでまぁ今回はあんまりはっきりした答えではないですけど まあそういった感じで終わろうと思います
それではまた次回お会いいたしましょう 番組フォローも忘れずよろしくお願いしまーす
お相手はシンガー15でした
10:00

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