1. 志賀十五の壺【10分言語学】
  2. #367 ハマるきっかけ(トーカ..
2021-10-01 09:26

#367 ハマるきっかけ(トーカーも聞いてね!) from Radiotalk

関連トーク
「ラジオトークを始めたきっかけ」
https://radiotalk.jp/talk/248932

Twitter
https://mobile.twitter.com/sigajugo
LINEオープンチャット
https://line.me/ti/g2/1-H1J1-BG2v9VTOvbipREA?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default
オリジナルグッズ
https://suzuri.jp/sigajugo
おたより
https://radiotalk.jp/profile/165482/questions/create
BGM: MusMus
http://musmus.main.jp/

#落ち着きある #ひとり語り #豆知識 #雑学 #教育
00:01
志賀十五の壺です。
物事を始める時っていうのは、大抵というか必ずきっかけっていうものがありますよね。
話題なり、章なり、きっかけっていうものがあると思います。
物によっては、そのきっかけっていうのが酷く印象的で何度も思い出されるようなこともあると思うんですけど、
また物によってはね、全然きっかけっていうのが思い出されないっていうものもあると思います。
僕はこのラジオトークというか音声配信を始めたきっかけっていうのがどうしても思い出せなくてですね、
過去のトークをちょっと遡ってみたら、ラジオトークを始めたきっかけっていう、まさにそういったトークがございました。
それを聞き直してみたら、そこでもう分かんないって言ってましたね。
きっかけを覚えてないみたいな話をしてました。
そのトークを撮ったのが、この音声配信を始めて1月半ぐらいの時に撮ったものなので、
まあその時は覚えてないんだから、今だって覚えてなくて当然だと思います。
うーん、ほんと何だったんだろうな。
まあラジオ自体はすごい馴染みがあるみたいなことをそこで話してて、まあそれは確かなんですね。
僕自身は、まあラジオっていうのはよく親しんできた人間だと思います。
うーん、でも、まあ自分自身で、そのラジオDJをやってみたいとか番組持ってみたいとか、
そういったことを常々考えていたわけでもないですね。
少なくとも意識的にはそういったことは全然考えたことなかったです。
まあ無意識にそういったことを思っていて、まあそれがラジオトークという形で現れたのかもしれません。
まあいずれにせよ、この音声配信を始めたきっかけっていうのは僕の中では謎のままだし、
まあ別に、まあ無理に明らかにしなくてもいいんではないかなと思っています。
まあ似たような話はそのトークでもやってます。
まあこういうふうに全くきっかけが思い出せないっていうものもあれば、
すごくね印象的なきっかけっていうものがあるものもありますよね。
僕にとっては言語学がそれです。
この番組は言語学ラジオっていうことでずっとやってきていて、まあ言語学の話をよくしています。
で、その中で多分話したことあると思うんですけど、
僕が言語学にハマったそのきっかけっていうのはね、今でも明瞭に思い出されて、
それはね中学の国語の授業でしたね。
まあ文法っていうのをやった時に、中学の時に。
まあ大抵あれは退屈な授業っていうかね内容なんですけど、僕にとってはまあ雷みたいなものだったんですね。
03:06
まあその時のことはよく覚えていて、
日本語の話ですからね、日本語の動詞はうだんで終わるっていうのをまあ習ったんですよ。
まあ合わせて形容詞はいで終わるっていうのも多分習ったと思うんですけど、
まあそれを聞いた時にすごい衝撃を受けてですね、
まあ3つの衝撃っていうか3重の衝撃でした。
まあ一つは、そういうルールがあるっていうことをですね、
普段喋っている日本語にそういう美しいルールっていうかな、
全ての動詞は必ずうだんで終わるという、まあ文法ですよね。
食べる、行く、書く、飲む、走る、止まる、何でもいいですけど、
必ずこういった品詞、動詞と呼ばれる品詞はうだんで終わります。
まあ順序としては本当は逆なんですけど、
うだんで終わる、まあある種の単語のグループを動詞と呼んでいるので、
まあそういう美しい規則があるということですね。
で、これが一つ目の衝撃でした。
二つ目の衝撃は、そのことを自分が知らなかったということですね。
まあ中学の時の授業だからそれまで十何年間母語として日本語を話してきて、
同時に英語っていうのも学び始めたわけですけど、
自分が無意識に話してきている日本語にそんな規則があることに加えてですね、
それがまた自分が全く知らないことだったということも衝撃でした。
知らないくせに、まあ自分の口からはね、正しい日本語しか出てこないわけですけど、
なんというかね、一種の気味悪さみたいなものもありましたね。
で、三つ目の衝撃は、周りはそれほど衝撃を受けていなかったということですね。
自分にとっては動詞が無断で終わる、そしてそのことを知らないっていう二重もの衝撃があったんですけど、
周りの生徒をね見回してみても、いつもと同じように退屈そうに聞いているだけっていうか、
まあその時に僕には他の人が格別面白いと思わないものを面白いと感じられる感性があるっていう、
なんていうかな、そういった自信じゃないけど、まあそういったことを感じてですね、
でその感覚っていうか感性っていうのは今でも守りながらね、引き継いでこられていると思います。
まあこういうふうにね、僕が言語学にハマったきっかけっていうのはもうはっきりしてるんですよね。
今言ったように3つの衝撃があって、まあ過去に話したことあるトークだからよくしたものもあるんですけど、
06:02
もし皆さんの中で、この番組をきっかけに言語学にハマったとね、言ってくれるほど嬉しいことはないっていうかね、
まあ不正あきらみたいになりましたけど、もしそういう方がいらっしゃったら、この番組もね、まあやってた意味があると言うとあれですけど、
まあやってて良かったなと思いますよね。ただまあきっかけ自体はどうでもいいと言えばどうでもいいんですね。
まあ今みたいに話のネタになるっていうかね、一つのエピソードとして話せるっていう、
まあせいぜいそれぐらいで、さっき言ったように僕はラジオトークを始めたきっかけっていうのは全く覚えてませんけど、
まあそれでもこれだけ続けてこられたので、まあどうでもいいと言えばどうでもいいんですよね。
まあそのことはさておき、僕が言語学にハマったきっかけは、まあ中学の時の国語の授業だったわけですけど、どうなんでしょうね。
世の中の言語学に興味のある人っていうかね、勉強している人っていうか、そういった人たちが何をもって言語学に興味を持ち始めたのかっていうのはね、
まあ一つ気になりますね。何なんだろうな。 外国語に触れた瞬間かもしれないし、
僕の場合は文法がきっかけでしたけど、 まあ音かもしれませんよね。言語の音から言語学にハマっていく人もいるだろうし、
あるいは日本語の単語と外国語の単語の食い違いっていうかね、 なんかうまく重ならない部分があるっていう意味の方から言語学にハマる人もいるでしょうね。
いろんな入り口があると思います。 まあね、そういういろんな入り口を用意するっていう一つの場としてね、この番組が機能すればいいなぁと思ってます。
ただまあ100人が100人、みんなが面白いと思う番組でもないと思うんですね。まあどんな番組でもそうでしょうけど、
さっきも言ったように僕が言語学にハマったきっかけっていうのは、 周りがあんまり面白がってないっていうのが一つキーとなっているので、
まあ万人受けする番組ではないだろうなっていうのは自分でよくわかってるんですね。 それと同時に需要が全くないとも思わないです。
この番組需要がないっていうのはある意味でうぬぼれてると思うんですよね。 自分が面白いと思ったものが
他の誰にも刺さらないってことはないと思うんですよ絶対。 まあ相対的なもんはあるでしょうけど多い少ないは。
なんていうかなぁ、自分の番組需要がないっていうことは 自分が面白いと思うものは自分だけのものだっていうね。
まあ偉い思い上がりだと思います。 ただまぁ、こびたりすり寄ったりしたらダメでしょうね。
09:05
リスナーってそういうのは思ってるより敏感だと思うので、そういうことしてしまうと途端につまらない番組にはなるんじゃないかなと思います。
はい、というわけで今回のトークはここまでにしたいと思います。 最後まで聞いてくださってありがとうございました。
また次回のトークでお会いいたしましょう。 お相手はシンガー15でした。
09:26

コメント

スクロール