1. 【10分言語学】志賀十五の壺
  2. #876 漢字とスワヒリ語に共通..
#876 漢字とスワヒリ語に共通する分類のしくみ:部首と名詞クラス from Radiotalk
2026-07-11 11:23

#876 漢字とスワヒリ語に共通する分類のしくみ:部首と名詞クラス from Radiotalk

おたより▶︎https://bit.ly/33brsWk
X▶︎https://x.com/sigajugo
オリジナルグッズ▶︎https://suzuri.jp/sigajugo
Instagram▶︎https://www.instagram.com/sigajugo/
LINEオープンチャット▶︎https://bit.ly/3rzB6eJ
note▶︎https://note.com/sigajugo
BGM・効果音: MusMus▶︎http://musmus.main.jp/

#落ち着きある #ひとり語り #豆知識 #雑学 #教育

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:00
本日のエピソードのテーマは、名詞クラスです。 この名詞クラスについては、過去のエピソードでも取り上げたことがあります。
代表的な言語で言えば、スワヒリ語。 スワヒリ語を含むバントゥー諸語で見られる現象で、
名詞をクラス分けしている、いくつかのグループに分けているというような、簡単に言えばそういう話なんですよね。
この名詞クラスという現象は、バントゥー諸語、アフリカのバントゥー諸語だけではなくて、パプアニューギニアの言語にも見られたりとか、
地球上のいろんなところで観察される現象ではあるんですが、 日本語には名詞クラスというシステムはありません。
ありませんが、よくよく考えてみたら、これは漢字の部首って言うんですかね。
漢字の構造とよく似てるなぁということに最近気づきました。 BGMです。
始まりました。4月15日のツボ。 俺が昔、夕焼けだった頃。
弟は小焼けだった。 名詞クラスっていうのは、さっきも言ったように名詞をいくつかのグループに分けるということなんですけど、
そういった意味ではヨーロッパの言語でよく見られる 文法性、名詞の性、グラマティカルジェンダーと
似ているといえば似ています。 ヨーロッパの言語を学んだことある人であれば、名詞に男性名詞とか女性名詞とか
そういったことを習ったと思います。 あるいは中性名詞っていうのが加わることもあると思いますが、
これは名詞のグループ分けなんですよね。 男性名詞と女性名詞等に名詞が分けられて、それは必ずしも
自然界というか現実世界の性に基づいているわけではありません。 無生物であっても男性名詞だったり女性名詞だったりします。
言語によってある言語で男性名詞だったものが別の言語で女性名詞だっていうこともよくあることなので、
かなり詩的なものなんですよね。そこに何というか必然的なというか自然的な法則っていうのがあるわけではありません。
この文法性っていうのが何なのかというと、 例えば形容詞がその名詞を修飾するときに男性名詞であれば形容詞も男性形にする必要が
あるとか、あるいは漢詩を女性名詞につく漢詩であれば女性形にしなきゃいけないというふうに
その名詞と絡む関連する要素がその名詞本体の性によって
03:04
一致しなきゃいけないというか形を揃える必要があるんですね。
名詞クラスっていうのも大体これと似たようなシステムですが、名詞クラスっていうのはヨーロッパの言語の文法性に比べてまず数が多いです。
たぶんバントゥ系の言語、アフリカ、サハラ、イナンというかねアフリカのバントゥ諸語であれば
10以上クラスがあるんではないかと思います。 単数と複数で名詞のクラスが変わるっていうこともあるんですが、いずれにせよ
ヨーロッパの言語の文法性に比べて数が多いです。 それとバントゥ諸語の
名詞クラスっていうのは かなり自然的なものが多いです。
例えばスワヒリ語であれば、3類と言われているクラスは植物のクラスです。
まあ典型的に第3類に入るのは植物のクラスで、 ヨーロッパの言語の文法性に比べたらわかりやすいんですよね。
ヨーロッパの言語と違って、今言ったように第3類みたいな、123っていう単純に番号を振ってるだけなので
男性とか女性っていうとどうしてもそれに振り回されちゃうというか、引っ張られるところがあると思うんですけど
バントゥ諸語の名詞クラスは単純に番号を振ってるだけなので ある意味味気ないですけど
わかりやすい側面もあるかなと思います。 今第3類の話をしているのでそのまま第3類の話をしますけど
この第3類の名詞に入るのは意味的には植物の名前名称が多いんですけど
この第3類に属する名詞っていうのは必ずムという音で始まります。 Mのムっていう音で始まるんですね。
でまさに木という単語がムティと言って このムというのが含まれているんですね。このムというのが
第3類の名詞であるよということを表す瀬戸寺なので
このムで始まる単語、瀬戸寺ムを持っている単語は第3類であるということが専門的な言い方をすれば
形態的にわかると見た目の上で判断できるということなんですね。 これがヨーロッパの言語の文法性と同じように
このムで始まるというか第3類の名詞に関わる 形容詞とかあるいは数詞とかにも同じムという瀬戸寺が付くことになるので
06:00
ちょっと日本語風に考えると ムティっていうキーに関わる
ときは ム大きなとか
ム一本のみたいな 大きなとか一本のみたいなものにも第3類の瀬戸寺のムというのが付くことになります
さらにはこのムという要素は動詞にも現れたりするので 無倒れるとか言うと主語は植物である
第3類であるっていうことが動詞の形だけでわかるんですね
このような名詞クラスのシステムは日本語にないなぁとずっと思っていたんですが 少しだけ似ているものとして
漢字の構造というか部首というのがあるなぁということに最近思い至りました 漢字で植物に関する
部首として草冠やキヘンっていうのがありますよね でそういった草冠とかキヘンみたいなのが
スワヒリ語の その名詞クラスを表す瀬戸寺ムみたいなものに近いかなっていう感じがします
植物を表す名詞は桜とか松とか 梅とか
こういったものの漢字は共通してキヘンが入ってますよね でこれはスワヒリ語のムに
少しだけ近くって 当然重大な違いはいくつかありますがその一つは漢字っていうのは表記上の問題というか文字の問題なのでそのキヘンが発音されるわけではありませんね
それに対してスワヒリ語は 音の問題なので
そこがまず重大な違いです それと
キヘンのつく漢字だからといってそれに関わる 例えば形容詞とかそういったものに全てキヘンがつくわけではないですよね
それはもう一つの漢字桜だったら桜それだけの話であって 関わる
要素すべてに接頭時ムがつくっていうようなスワヒリ語とは全く違います ただ名詞クラスっていうのはイメージとしては漢字の部首みたいなものだと
考えてもいいんじゃないかなと思います 今言ったように植物を表すんだったらキヘンであったり草冠がつく
水だったら山髄 動物だったら獣変とかねこういったものは非常にわかりやすいですよね
でそういうふうに漢字も ある意味部首によってグループ分けされているわけですが
09:08
スワヒリ語も接頭時によって 名詞をグループ分けしているそれが名詞クラスということです
で初めて見る漢字であってもキヘンであれば なんか植物に関係することなんだなっていうことが推測できるように
スワヒリ語でも接頭時ムで始まる ムで始まる単語であればもしかしたら聞いたことなくっても植物の名前なのかなっていうのが
なんとなく予想できるのかもしれません 考えてみれば漢字の部首変とか
作りとか冠とかそういうやつですかね まあそういった漢字の構造っていうのはかなりシステマチックというか
まあ今言ったように奇変とかね山髄とかもそうですし 金変だったら金属に関わるものかなとか
その構成の要素によって 意味的に漢字を分類しているわけですよね
でそれが名詞クラスに似てるっていう まあそういったことなんですけどそれとは別に漢字のシステマチックなところはその意味を
担ってない方は大抵音を表しているっていうことですね 例えば今の金変の話で言うと金変に同じと書いて銅となるわけですけど
これは銅というのが金と同じだ 金メダルは銅メダルと一緒だみたいなまあそういったギャグもあったりしますがこれはそういう
わけではなくて金変の方が意味を表していて 同じの方が音を表しているので意味と音の組み合わせで多くの漢字っていうのは
出来上がっています こういったものを専門的に形成文字と言いますけど
その形成文字の意味を担う部分が 変とか冠みたいなものが
バントゥー初号の名詞クラスとなんとなく似てるかなというね まあそういったお話でございました
それではまた次回のエピソードでお会いいたしましょう 番組フォローまだの方はよろしくお願い致します
お相手はシガ15でした
11:23

コメント

スクロール