ども、しぶちょーです。ものづくりのラジオは、産業機械の現役エンジニアである私、しぶちょーが、ものづくりに関するトピックをザックバランに語るポッドキャストです。
この番組は、東大阪機械制御の提供でお送りします。 今回はゲスト回となってます。本日お招きしますのは、東大阪機械制御のドラフターさんです。
そうですね、スポンサーとしてこのものづくりのラジオについていただいている方です。 なので今日はですね、初のスポンサーゲスト回となっております。
と言っても、そんなに物々しいものではなく、今日ゲストで来てくれるドラフターさんはですね、個人的に私と付き合いが長い友達です。
もうかれこれね、今年で5年ほどの付き合いになりますかね。 そのあたりの話もね、コラボの中で話してますけど。
ドラフターさんはね、私と同じく機械設計者だったんですが、いろいろとその後転身されてまして、今は制御設計という仕事を主にやっている技術者です。
このね、ドラフターさんのキャリアの積み方というか、転身の仕方がなかなかね、私の周りでも例を見ない。
そんな転身をしてるんで、そのあたりの話もね、ねほりはほり聞いてます。 すごくね、興味深い回になっていると思いますので、ぜひともね、最後まで聞いてください。
例によってゲスト回はね、二部構成となってまして、今回はドラフターさんってどんな人っていうことを深掘る回になっています。
ということで、今日のテーマはこちら。技術者と転職、キャリアチェンジで制御設計の道へ、ゲストドラフターさんです。
それでは早速行きましょう。はい、ということで今回はですね、ドラフターさんにゲストに来ていただきました。よろしくお願いします。
はい、ドラフターです。よろしくお願いします。 じゃあ、まず初めにですね、ちょっと簡単に自己紹介の方だけお願いしてもいいですか。
はい、大丈夫です。 皆さん初めまして、ドラフターと申します。仕事は産業用機械の電気制御設計をしております。
年齢は今34歳で、住まいは大阪なんですけど、会社は愛知県にあって、普段はフルリモートで働いています。
それと会社員とは別で、個人事業主もやっており、東大阪機械制御という野望で活動しております。
よろしくお願いします。はい、よろしくお願いします。でね、この今東大阪機械制御っていう言葉を聞いて、僕のリスナーの人はね、ちょっとハッと
あ、聞いたことあるかもって思う人がほとんどだと思うんですけど、あのこのものづくりのラジオのスポンサーとしてですね、
ついていただいている方でございます。本当にありがとうございます。いえいえ、こちらこそね、スポンサーやらせてもらえるってすごくね、光栄というか、多分第一号ですよね。
そうですね、第一号です。第一号ですよね。突然ね、なんかがっつり入ってきたんで、みんなびっくりしたかもしれないですけど。
あれ、もともとスポンサーって取ろうとしてたんでしたっけ?私が勝手にお願いしたんですよね、確か。そうです。でも、あの結構タイミングが良くて、僕の中で、ちょうどですね、番組に何社かスポンサーをつけたいっていう目標を掲げてたんですよ、もともと。
そうなんですね。
そうそうそう。一つちょっとスポンサー取りたいなと思っていたときに、ちょうどタイミング良くドラフターさんから話があって、ぜひともっていうところでお願いさせていただきました。
で、あれから反響結構あって、そんなことやってんの?みたいなので、ドラフターさん経由で、こういう方も興味あるみたいですよって声をかけてもらったりとか、全然違うところから、なんかスポンサーやってるんですね、みたいなのが結構お話きたりしてですね、急遽スポンサープランみたいなのを作って配布してます。
へー、そうなんだ。
本当にありがたい限りですね。
私もね、激安でお願いして。
いやいや、もう本当にありがたい限りなので。だから人が増えてきたらね、だんだんその人たちが値段を上げていくと思うんですけど。
そうそうね。でもこの前、支部長さんのラジオがきっかけかどうかわかんないですけど、愛知県の会社から連絡があって、仕事うまいこと打ち合わせも済んで受注して、でもう仕事も終わってきたまで言ってるんですよ。
あ、そうなんですね。まぁちょっとフックがこっちかわかんないですけど。
そうなんですよ。でも愛知県の会社なので、もしかしたら支部長さんのラジオがなんか誰かが聞いて紹介してくれたのかもしれないですし、めちゃくちゃありがたいというか、やらせていただいてすごく私としては嬉しいというか、いいなって思いましたね。
ありがとうございます。少しでも役に立てても、なんかリスナーにアピールして、ちゃんと刺さるかなっていうか繋がるかなっていうのが僕としては不安だったんで、そう言っていただけると、それがちょっと結果として繋がったものかどうかを置いといて、何か何かしら価値を感じていただいてるんだったら、これからもちょっと面白い番組どんどん作ってですね、協力していこうかなと。スポンサーさんに歓迎していこうかなというところでございます。
ありがとうございます。今日はよろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
今日はドラフターさんでいいですよね、呼び方は。
そうですね。本名は当然あるんですけど、この番組ではドラフターっていう名称で。
その名ありますから、それは。
はい。
じゃあドラフターさんから説明させていただきます。
ドラフターさんの経歴についてちょっとお伺いしたいんですが、その前にちょっと思い出話というか、僕とドラフターさんの出会い、付き合いの話で。
ちょうど今日お話しするから、いつ一番最初にコンタクトを取ったかなっていうのをちょっと振り返ってみたんですよ。
そしたら、一番最初はドラフターさんからTwitterですね、当時TwitterのSNSのDMをもらったと思うんですよね。
そうですね。
それが2020年の4月の18日でした。
じゃあ4年ぐらい前ですね。
4年ぐらい前ですね、4年前。あれ4年前なんだと思って。
はいはいはい。
その時は僕ブログ始めたばっかで、ブログ始めて多分2ヶ月3ヶ月ぐらい。
そうですね。
SNS始めてもそのぐらいですよね。
うん。
その時にドラフターさんもブログを始めるという話で。
はいはい。
どういうツールを使っているんですか?みたいな質問から多分お付き合い始まったと。
確かにそうですね。
いう感じなのをさっき振り返ってきました。
そうか。
それで言うと多分私がすごく覚えているのは、その一発目は私が連絡した、何の内容かすごく覚えてなかったんですけど、連絡したのを覚えているのと、
多分同じ年の正月かな。
はいはい。
次の正月にすごくなんか熱いメッセージみたいな、交換した記憶があって。
あー、あの、何だったかな。
なんかその、ものづくりの思いみたいな。
だからものづくりってやっぱり人を幸せにするためにあるんだよみたいなのを確かブログに書いた。
それに対するメッセージですね。
そう、それに対しては私もすごく共感しましたみたいなのを感想を送って、
そんで確かね、その次に会社ではなかなかそういった熱い思いというかを語れる機会がないので、こういったことを語り合える人がいて嬉しいですみたいなのをもらって、
そこからはやっぱりこの人ってなんかちょっと違うというか、
ただ、なんていうかね、例えばツイッターで言うとフォロワーを集めたいとか、なんか承認を得たいとか言うだけじゃなくて、本当にたぶんものづくり、本当にものづくりに対してちゃんと向き合ってて、
もといえばオタクっていう感じでもなくて、本当に人に対して向き合ってるというか。
あー、ありがとうございますね。
っていうのがあるんだなーっていうのを感じて、そこからすごくね、ただの相互フォロワーの関係だけじゃなくて、もう少し一段上の関係になれたかなって、
私としては勝手に思ってましたね。
いやいや、僕もそうですよ。ドラフターさんと一緒に情報発信とかもそうです。SNSで同タイミングで始めて、一緒に走ってきた方で、
僕の中ではやっぱりリビさんとドラフターさんと私ってなんかこう同期というか、同じ時期に同じような分野で一緒にやってきたっていう仲間っていうすごい強い意識があるんで。
で、今はね、ここからちょっと経歴の話行くんですけど、いろんな、みんなちょっとずつ違う方向にして、それぞれいろんなことやってるんで、すごいなんかこの4年間で、最初みんなで出会った4年間でだいぶ道が変わったなと。
確かにそうですね。みなさんリビさんも含めて、私も支部長さんもがっつりみなさん機械設計をやってたというか、っていう感じで、多分4年前はそんな感じだったと思うんですけど、
じゃあ今がっつり機械設計やってるのって、私はもう全くやってないですし、多分支部長さんも図面を描く、本当に会社で図面を描くって多分ほぼやってないんちゃうのかなと思ってて。
いや、本当にそうですね。がっつり機械設計もうやってないんですよね、正直。
そうですね。で、リビさんも今電気制御とかをチャレンジされてるので、だからみなさんこうね、全然機械からは少し離れて、まあ離れては、がっつり離れてはないけど、ちょっと触手としては離れたって感じですよね。
そうそうそう、だからこの4年の変化って面白いなと思って、しかも多分その変化って発信も必ず影響してるじゃないですか、多分情報発信をした、ブログをしたとか、何かこう他の人と関係性を持ったみたいなところも多分いろいろ影響してると思うんですよね。
全然ありだと思いますね。
ちなみに、ドラスターさんが工場に就職して4年間働きましたと、その後ポリテック行こうって思ったきっかけって何なんですか?
あー、それでとまず私、高校を卒業するときなんですけど、
はい。
私が行ってた高校って、なんかね、めちゃくちゃ新学校ではないんですけど、偏差値で言うと60いくかいかないかぐらいの学校だったんですよ。
で、その当時はだいたい同級生が300人ぐらいいるんですけど、
はい。
そのうちの260人ぐらいは4年生の大学行くんですよ。
あー、はいはいはい。
で、20人、30人ぐらいが、特に女の子ですけど、なんか短大に行ったり、
はいはい。
専門的なことやりたい人は、なんかヘアメイクとかやりたかったら、そういう専門の学校行くみたいな。
で、就職する人は本当に1人2人で、だいたい警察官とか、消防士とか、じゃあ公務員ですよね。
うんうん。
に行ってる感じだったんですよ。
で、私も高3の夏まで普通に勉強して、大学行こうと思ってたんですけど、
はいはい。
なんかふと思ったんですよね。
なんか、別に行きたい大学もなかったし、やりたいこともなかったんですよ。
はい。
勉強したいことがなかったので、なんかやりたいことないのに、でも大学ってお金かかるじゃないですか。
そうですね。
当然、私立だったら1年に100万とか普通にかかりますよね。
かかりますね。
で、別に僕は働きたくもなかったんですけど、勉強を別にしたいわけではなかったんですよ。
はいはい。
別にどっちもやりたくないんだったら、お金かかんないほうがいいかなと思って就職したんですよね。
あー、結構なんかすごい判断ですね、それ。
そうです。別にもったいないというか、別にやりたいことないんだったら、はい、就職しちゃおうかなと思って、
で、別に工場で何かやりたいというわけでも全くなかった、物作りしたいわけでもなかったんですけど、まあまあなんとなく工場に入ったって感じだったんですよね。
うんうんうん。
はい。で、まあ工場で働き始めて、そこは家電のリサイクル工場だったんですけど、よく家電をばらしてたんですよね。
あーはいはいはい。
例えば、冷蔵庫とか洗濯機とかテレビ、今ほぼないですけど、ブラウン管のテレビとかをばらしてて、こうリサイクルできるものとできないものを分けたりとか。
あーはいはい。
はい。とか、もう少しそれがたぶん1年目、2年目ぐらいで、そこがちょっと何ていうかね、昇格というか、ちょっと違う仕事になって、保全ですかね、その工場の機械を見たり保全みたいなことをやってたんですよ。
うんうん。
で、働き始めて、まあ3年ぐらいの時に、なんかふと思ったんですよね。
なんか工場を見てて、設計をやりたいなってふと思ったんですよね。
この工場を設計したいみたいな。
ふと思って、設計やろうかなって思って、いろいろ調べてたら、やっぱり、なんていうか、転職は難しいと。
大学で専門的なことを学ばないと、機械設計者にはなれないって書いてあったんですよ、当時は。
うん。
っていうのを鵜呑みにして、大学に行こうって思ったんですよね。
あー、なるほど。
はい。で、大学も行くんだったら、まあ機械工学科があるようなところに行かないといけないって書いてあって、最初は法政大学とか、東京の法政大学とかの機械科とかに行こうかなと思ってたんですけど、なんかもう少し調べてみたら、ポリテックカレッジってものがあると。
うん。
で、そこでは専門的なスキルを身につくと。
うん。
で、例えば機械加工、旋盤とかフライス盤も触れると。
うんうん。
これは、しかも学費も安いと、法政大学に比べて。もうこれはめちゃくちゃいいと思って、ここに入ることにしたって感じですね。
あー、そういうことですか。もう機械設計やりたいっていうのがあった状態で、大学を選ぶってなったら絶対そうですよね。ポリテックカレッジが、かなりそこに特化した内容になってるってことですもんね。
そうですね。もうめちゃくちゃいいと思いますね。まあ今でもその選択肢は、僕は正解だ、まあね、何が正解か、正解かなんてないですけど、僕はその選択をしてよかったなって思ってますね。
うん。いやでも、すごい参考になる人多いと思いますよ。なんか一回やっぱ社会に出ちゃってから、もう一回学ぼうって言って、こう舵を切るのって難しいじゃないですか。なかなか。
そうですね。うん。
それを実際にやって、その後、ポリテック出た後は機械設計者として就職してるんですもんね、メーカーに。
そうですね。してますね。
すごいですね。もうやりたい方向にズバッと舵を切っていった感じですよね。
そうですね。あとまあ、私ポリテックで機械を学んでよかったなって思うのは、先ほどお伝えしたようにポリテックカレッジっていろんな学科あるんですよね。
はい。
まあ建築とかもあるんですけど、僕はこう機械をやっててよかったなって思うのは、例えば情報科ってプログラマーになるために勉強するんですけど、正直パソコン1台あればどこでもできるじゃないですか。
そうですね。はい。
学ぼうと思えばどこでもいつでもできるじゃないですか。
はい。
だけど機械を学ぶ、例えば旋盤の使い方を学ぶとか、まあ機械加工を含む、旋盤の使い方を学ぶ、溶接を学ぶとか、それこそじゃあマシニングセンターを学ぶってなったら、個人だと絶対無理なんですよね。
ああ、そうですね。その通りですね。
うん。こういうのってやっぱり学校、本当に専門的な学校か、まあ大きな企業の研修所みたいなところでしか触れないわけじゃないですか。
うん。
だから、なんかそれも良かったなと思ってて、やっぱそこでね、言ったらプログラマーはいつでもなれるけど、ある意味こう、機械加工ってやっぱり学べるところって少ないから、そういった意味でも機械化にまず入って良かったなって、今にしては思いますね。
ああ、それね、僕もめちゃくちゃ思います。
そうですよね。渋長さんも工業高校ですもんね、確か。
そう、僕も工業高校で、僕はドラフターさんとは逆で、周りの人はほぼほぼ100%就職するっていう環境だったんですね。大学に行く人なんてクラスの中に1人か2人いれば多い方。
で、僕は抵抗推薦っていうのがあったので、ほぼほぼ何もせずに大学に入りますよみたいな推薦があって、それで行けるぞって言ったんで、僕、機械のこともうちょっと勉強したいなっていうのがあったんで、そっから大学に入ったという感じなんですが、それも機械システム工学科っていうですね、大体機械化と一緒ですね。
そこにちょっとだけプログラムの話とか、制御の話が入ってくるような学科に入ったんですけど、やっぱ今は結構プログラムを独学したりして、AIの分野にちょっと足を突っ込んでるんで、そういう勉強してるんですけど、やっぱやればやるほど、プログラムってやっぱ手元で打って動くようになって、わーすごいって思う。
やっぱ機械やってた人間だと、機械を物にするってすごい時間かかるし、物が必要だから、手元で完結することないんですけど、プログラムって動く仕組みが手元でパパッと作れて、一応ね回るじゃないですか、こううまくいってます。だからそのトライアンドエアが手元でできるのすげーって感動したんですけど、逆に機械のトライアンドエアを繰り返すのってやっぱ設備がいるし、環境がいるし、お金がいるので、
それを会社なりとか、そういう学校なりでやらせてもらえるんだったら、絶対それ経験したいと思うよなっていうのは、僕の中で思ってる。ただ、ドラフターさんが今言ったのと全く一緒ですね。
そうですね。若い方とかもし進路に悩まれてる方は、何ですかね、時間とかお金がかかるものを学んどいた方がある意味というか、そういうこと、プログラムなんていつでもいったら学べるっちゃ学べるんで、そういった意味でも、何ていうかね、そういった価値基準で進路を選ぶっていうのも一つのアリなのかなって、こうね34にして思いますね。
ああ、いいですね。それ結構伝えたいこと一つですね。もちろんね、プログラムを簡単に学べるかって言われたら全然そうじゃないし、らしいんですけど。でもやっぱ、あのね、最近、あ、最近って言っても去年かな。去年、高専に講演に行ったんですよ。
ああ、はいはいはい。 大手の学校に、社会人の技術者ってこんなんだよみたいなのを講演してほしいって言って行ったんですけど、その時になんで、まあ僕それで会社に行ったんですけど、会社の技術者の一人として行ったんですけど、なんで白羽の矢が立ったかっていうと、その機械科の学生たちが機械に興味を持ってないと。先生たちがそれ悩んでると。
なんかやっぱ、みんなプログラムをやりたいとか、質量のないものにすごく興味があって、クラウドのシステムを作りたいみたいな子が多いんですね、機械科の中でも。
ちなみに、あんまりしゃべりたくなかったのがあれですけど、1ヶ月で辞めたのはどういうことがあるんですかね。
そうですね。そこに転職したきっかけっていうのは、これも後から出てくると思うんですけど、SNSで転職したんですよ。
こんな素晴らしい待ち工場の経営者ではなかったんですけど、3代目かな、50年とか60年続いてる2代目か3代目の方だったんですけど、がやってる、
当時ツイッターの発信を見て、こんな面白い発信をしてる人がいると。待ち工場なのにこんな最先端で新しいことをやって、志も高い人がいるっていうのをまず見つけたんですよ。
そこに別に転職しようとか最初は思ってなかったんですけど、たまたまそこの会社が家から車で10分くらいの距離で、たまたま人も募集してたんですよ。
なのでこれは運命じゃないかなと思って転職したんですよね。
私は転職した時にDXをやりたかったんですよね。
はい。
支部長さんのものづくりのラジオでも度々出てくると思うんですけど。
そうですね。しゃべってますね。
そうですね。DXをやりたくて待ち工場に入ったんですけど、当然巡視する時も社長というか3代目の方にこんなことやりたいっていうのを伝えてたんですけど、
やっぱりそこのギャップというか働いてみてギャップがちょっとあったっていうのが一つと、あとはその時に子供がちょうど生まれたんですよね。
一人目の子が。
そうですね。一人目の子供が。で、私は子供が生まれてもなんとかなるというか、DXやるんで当然新しいことも学ばないといけなかったんですけど、
待ち工場の通常の業務というか、もうやらないといけなかったけど、通常の業務をやりながらDX、電気とかITのことも学びながら育児もできると思ってたんですけど、
思えのほか育児ってやっぱ大変で。
そう。
で、支部長さんもお子さん2人いるからわかると思うんですけど、で、私の場合は奥さんもやっぱ働いてるので。
なるほど。
はい。で、個人事業主なので奥さんは。なので育休とかもなかったんですよね。
なんかそういうのもあって、結構子育てを真剣には自分の中でやろうと思ってたのもあって、で、やってみたらめちゃくちゃきつくて。
これはちょっときつすぎてこんな環境でDXができるわけないというか。っていうのがあって、やめたって感じですかね。やめさせていただいたというか。
そうですよね。いろいろ新しいことが一気に重なったって感じですよね。
そうですね。
人生のビッグイベントがそこに集中してますもんね。
そうですね。機械設計から職種転換もしようと思ってたし、子どもも生まれたし、で当然引っ越しましたんですよね、その時に。
そうですよね。確かそのタイミングで家買って引っ越ししたとかですよね、確か。
そうなんですよね。奈良でずっと住んでたんですけど、子ども生まれるっていうことだったので奥さんの実家近くに引っ越したんですよね。
はいはい。
っていうのがいろいろあって、ちょっと無理かなというか、ここでずっと働くとイメージがわからなかったので、それだったらダラダラやるよりはすぐやめてほうがいいかなと思ってやめちゃったって感じですかね。
無理に続けたら体が持たないと思うので素早い判断だなと思いますね。
迷惑はいっぱいいろんな人にかけてしまったんですけど、今思うと1ヶ月でやめて良かったなというかありますかね。
あとやっぱりそこで1ヶ月しか働いてないんですけど、やっぱり学んだことってめちゃくちゃあって。
例えばどういう。
そうですね、そのツイッターで発信していた社長さんの言葉というか働き方がやっぱりすごく印象的で、その方ってマチコーバ内で使う装置の機械設計もやって、電気のハードの設計もして、PLCとかソフトもやってたんですよ。
結構エンジニア系なんですね。
そうですね、めちゃくちゃエンジニアで、しかもその間に営業もやりながら工場管理のアプリとか作ってたんですよ。
すごいですね。3代目の人ってことですよね。
そうです。
マチコーバの後継ぎの人ってことですよね。なかなかあれですね、多才というか。
めちゃくちゃすごいんですよね。その方がよく言ってたのが、やればできるって言ってもらってたんですよね。
この言葉がすごく残ってて、その方も別にずっと、多分大学では機械を学んでたと思うんですけど、そっから就職先は建築というか、建設系の会社だったんですけど、
なので別に電気とか学んでないんですよね。
で、当然アプリの作り方なんて専門的には学んでないんですよね。
当然営業もやったことなかったんですよね。
だけどやりながら覚えるというか。で、その人が言ってたのが、やればできるからって言ってたんですよね。
やっぱそれが今の自分の糧というか、なんか構造指針にもなってて、やればできるんじゃないかっていうのはあって、それはすごく学びましたね。
いいですね。でも辞めるときは円満対象と言うんですけど、揉めることもなくというか。
そうですね。私は一方的にもう無理なんで辞めさせてくださいって感じなんで、円満か円満じゃないかって言ったら円満ではないと思うんですけど、それはしょうがないよねって言ってくれたので、まだ良かったかなって感じですからね。
なるほど。で、次は今勤めてる会社に転職されたってことですね。
そうですね。今の会社に転職したのもSNS転職だったんですよね。
で、この会社はちょっとまたこれも経緯をたどると長いんですけど、一社目に勤めたところの時から私ブログとかSNS、Twitterですよね、やってたんですよ。
その時から今働いてる会社の社長と仲良くて、色々やり取りもしてたし、後はその会社の求人の広告を自分のブログに貼ってたりしたんですよ。
っていうような繋がりが元々あって、で、一社目の働いて5年半ぐらいの時に、転職活動を本格的にやろうと思って、転職活動しますみたいなのをSNSで言った時に、
その時の社長、今の社長ですね、声をかけてくれて、良かったうちで働かないって言ってくれたんですよ。
だけどその時は私、マチコーバーに行こうと決めてたのでお断りしたんですけど、で、マチコーバー辞めるタイミングで、
じゃあね、働かないわけにはいかないので、家族もいるしどうしようって思った時に、その社長のことが頭に浮かんだんですけど、
ただ、DXをずっとやりたかったので、DXをやるためには電気とか制御のことについて学ばないといけないなって思ったので、またちょっと話が遡っちゃうんですけど、
Twitterで電気についてすごく発信されてる方がいて、ブログとかもやられてて、PLCのことについてすごくブログを書かれてる方がいたので、
その人の弟子になりたいなと思って、その人にコンタクトを取ったんですよ。
あなたのもとで働かせてくださいみたいな。
そしたら全然いいよみたいな感じで軽く言っていただいて、その方が勤めてる会社がちょうど今の社長というかのところだったんですよね。
そうなんですか。
そうなんですよ。
そういうことだったんだ。
そんなことあるんですか。
そうなんですよ。
今の会社の採用スタイルは結構SNSから人を取ってるので。
そうですよね。有名ですよね。あるドラフザーさんって会社名公表してましたっけ。
会社名はLinkedInとかには書いてるけどどうかな。
言わなくてもいいですけど。
僕も会社知ってるんで。
SNSオールスターみたいな人たちが揃ってるようなすごい面白い会社ですよね。
僕もそこの社長さんとは一回お会いしたことがあります。
そうですよね。
話したこともあるんですけど、めちゃくちゃ面白い方ですけど。
そうなんですね。僕はもともと社長の方とつながりがあるから、ドラフザーさん。
そこを経緯でそのまま素直にすって入っていったのかなと思ったんですけど、違うんですね。
師匠として制御した人がいて、その人にコンタクト取ったらそこの会社の人だったってことなんですね。
そうですね。
なるほど。じゃあもう今の会社に転職された時点で機械設計じゃないってことですか。電気として入った。
電気制御として入ったってことですか。
すごい面白いキャリアの。面白いって言うとちょっと語弊があるかもしれないですけど。特殊というか。
そうですね。普通は高校卒業してとか、例えば高専からメーカーに入ってとか、高校卒業して大学なんか機械学科とかに入って、
もしかしたら全然使えないとダメかもしれないし、っていう怖さみたいなのもありましたね。
そこに飛び込んでいくっていうのが本当すごいなって思いますね。
いやー、なかなか、やっぱ僕も技術者なんで分かるんですけど、会社の中にいて新しいことやらせてくださいは、比較的声を発することができればできるんですけど、
排水の陣じゃないですか、その転職とか。
そうですね。
それを結構バシッと切って、ボンっていくじゃないですか。
そうですね。
そこが、やっぱその立場を僕がもし取った時に、やっぱすごい、当然さっき言ったように負荷もかかるし、大変だと思うんですよ。
ああ。
で、それを多分今聞いた中でも何回もしてるんですよね。1回だけじゃないですか。まず最初に工場からポリテック行く時も、それはそういう転身じゃないですか。
そうですね。
ポリテックから就職は新卒で入ってますけど、そこからまち工場に行くっていうのもそうだし、まち工場から電気設計者として今の会社に入るっていうのもそうなんで。
普通の人が1回経験すればもうお腹いっぱいってことを3回ぐらいこう、自ら進んでってる。そのバイタリティーがすごいなって思いますね。
それで言うと修正というか、同じところに入れないとかもあるかもしれないですね。ずっと同じことができないというか。
ああ、はいはいはい。
それこそ私たぶん人生で18から、18で家出たんですけど、そっから、話全然変わるかもしれないですけど。
ああ、一緒一緒。
たぶん引っ越し10回ぐらいしてるんですよね。
ああ、そう。
多分1年に1回はいい時期かもしれないですけど、2年に1回とか結構してて。で、就職した工場は東京にあったんですけど。
はい。
支部長さんもご存知だと思うんですけど、ポリテックカレッジって全国にあるじゃないですか。
ああ、ありますね。はい。
当然関東にもあるんですよね。千葉とか、東京近くにも確かあったと思うんですよ。関東にはあったんですけど。
はい。
でも私、わざわざ関西のポリテック行ったんですよね。
おお、はいはいはい。
なんか、それはなんか、なんかずっと生まれてからずっと関東にいたので、なんか1回関西行きたいなみたいな。
うんうん。
っていうのもあって、なんか関西に行ったんですよね。だから多分そういう習性というか。
ああ。
同じところにいれないんだろうなってなんか勝手に思うんですよ。
なるほど。
だからね、ある人から見たらすごいとかね、こうすごく勇気あるとか思い切ったことをするって、なんかポジティブに見てくれてる人もたまにいるんですけど。
まあまあその視点で見てましたね。
自分の中ではもうただ同じところにいれないとか、同じことが継続できないだけなんですよね。
ああ、もう環境を変えたくなっちゃう。
そうですね。
それはそれでいい、面白い機質だと思いますけどね。まあその本人がね、変えるたびにちょっと負荷を受けてるっていうと。
そうですね、はい。
ちょっと大変だとは思いますけど。
はい。
ああ、ありがとうございます。なんとなくドラフターさんの前容というか経歴がよくわかりました。
はい。
で、今はあれですもんね、その電気制御として会社に勤めながら開業されてる。
そうですね、個人事業主としても2024年、今年ですかね、の4月に開業しましたね。
それはまあ副業というか。
そうですね。
独立とはまた別の話だと思うんですけど、そういう働き方してもOKですよっていう感じなんですね。
そうですね、会社自体も少し変わってる会社で、一番最初に自己紹介のときにお伝えしたように、私の住まいは大阪なんですよね。
はいはい。
だけど会社は愛知県にあって、で、従業員人数も大企業みたいな何千人とか何万人いる会社じゃなくて、30人ぐらいの会社なんですよ。
で、営業所が大阪にあるわけでもなくて、本当に家で仕事してるんですよね、大阪の家で。
で、この会社は今で言うと普通なんですけど、普通というか結構一般的になりつつあるんですけど、フルリモートを推奨というか、全然やってもいいよっていう会社で、
さらに時間の自由も利くというか、別に月何時間働けばOKという会社なんですよね。
なので、たとえば私が平日の月曜日、たとえば8時から17時復業してても、土曜日に会社の仕事しとけばOKみたいな。
じゃあ月単位というか、あるまとまった単位で会社の仕事をしていれば別に問題ないよ。
はい、問題ないよっていう感じですかね。
でやってることは、別に会社でも今の事業も、自分の事業というか、仕事も一緒なので内容としては。
なので、特に私としては復業してるって感覚もないですかね。ずっと同じ仕事してるイメージですかね。
その中で自分の事業か会社の仕事の勝手が分かれてて。
いやーなんか面白いですね。
だから復業って感覚じゃないですね。やっぱり復業ってなんですかね。
それこそどうですかね。たとえばブログ書くとか。
ああそうそう。僕はもうそっちなので。
そうですね。YouTube作るとかだと思うんですけど、私の場合やってることって、
PLCのソフト作ったり、ロボットティーチングしたり、電気のハード設計したり、それから出張行って機械のデバッグやったりとか。
会社でも同じ仕事だし、復業というか自分の事業も同じ仕事なので。
そうですね、復業って言われたら復業なんだろうけど、自分の感覚では復業ではないですかね。
はい。
あ、変わりました。ごめんなさい、ちょっと話が逸れちゃうかもしれないですけど。
今の電気制御設計やってるじゃないですか。
多分僕このものづくりのラジオの番組の中で機械設計の話は散々してきてるんですけど、
電気制御どういう仕事なのかってあんま語ったことなかったので、
ドラフトさんの口からちょっと簡単でいいんで、こういうものを作るんですよとか、こういう部分をやるんですよって話ちょっと聞かせてもらってもいいですか。
あ、はい、大丈夫です。
はい、クロージングトークです。
いやー、なかなか面白い話聞けましたよね。
来週は技術的な話も入ってくるので、さらに楽しみにしておいてください。
ドラフトさんがやってるSNSとか事業東大阪機械制御については、
ポッドキャストの概要欄にリンク貼ってありますんで、
制御屋さんいないんだよなと困ってる人がいたらですね、ぜひともチェックしてみてください。
はい、こっからちょっと違うお知らせなんですけど、頼まれたのでね、宣伝させていただきます。
今、リーマンサットプロジェクトという団体がクラウドファンディングを開始しております。
リーマンサットプロジェクト、これどんな団体かっていうと、
趣味の宇宙開発をテーマとして、サラリーマンたちが集まってですね、宇宙のものづくりしようぜっていう団体なんですよ。
この人たちめちゃくちゃ面白くてさ、本当に仕事じゃなく趣味で集まっている人たちなんだけど、
自分たちで人工衛星作って宇宙に打ち上げちゃったりするんですよ。
すごいですよね。
またね、今度リーマンサットプロジェクトさんはこのものづくりのラジオにゲストで出てくれるっていうんで、
呼ぶ予定になってますんでね、楽しみにしておいてください。
で、リーマンサットプロジェクトさんが今ですね、作った人工衛星を打ち上げる資金を集めるべくクラウドファンディングしてます。
私もねこれ一口支援してまして、もしもねご興味あれば皆さんもクラファンでどういうものかチェックしてみてください。
リンクはねこのチャプターに貼っておきます。
もし余裕があればぜひともね支援してあげてください。
まあねどんな団体かって見るだけでもいいと思いますけど、かなりねやっぱ面白いですよ。
ということでねそういう宣伝もねじ込ませていただきました。
今回はここまでとさせていただきます。
私は技術ブログ、支部長技術研究所も運営してます。
週一更新を目標に更新しておりますので、そちらもぜひ覗いてみてください。
またXでも毎日役立つ技術情報の発信を行っております。
朝1時20分、夕方18時20分に必ず投稿しておりますので、そちらもチェック、よかったらフォローしていただけると嬉しいです。
あと、ものづくりの視点というボイシーでの音声配信もやってます。
こちらは月曜日から金曜日までの週5で配信中です。
10分ぐらいで聞けるものづくりの話です。ぜひそちらも聞いてください。
あ、そうそう一応ねボイシーのイベントもね告知しておきますと、
1月13日、成人の日ですね。
21時からですね、ボイシーの方でコラボ生配信というものをやる予定になってます。
お相手はですね、同じくボイシーパーソナリティの沢直さんという方です。
造形作家の方でね、かなり界隈では有名な方ですよ。
プレゼンの神と呼ばれるですね、元マイクロソフトの沢窪さんの奥さんでもありますね。
沢直さんとコラボしますんで、もしもよろしければね、13日の21時からコラボ配信やる予定になってますんで、遊びに来てくれると嬉しいです。
なのでぜひそちらも聞いてください。
このものづくりのラジオ、いいと思っていただけたらですね、番組のフォローまた各ポッドキャストアプリで評価の方をぜひともよろしくお願いします。
ということで今回はここまで。以上、渋長でした。ではでは。