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2024-08-31 39:43

#104 単三電池で動く”工作機械”は作れるのか?

最近の近況報告回です。

現在、制作中の子供向けのおもちゃの工作機械

その進捗は如何に!?単三電池で動く工作機械とは??


工作機械のおもちゃの写真→ https://x.com/sibucho_labo/status/1793406483771900133 ThinkerCAD →https://www.tinkercad.com/dashboard


Tシャツの購入はこちら→https://suzuri.jp/sibucho86


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工作機械/Tokyo Maker Faire 2024/おもちゃ/3Dプリンタ/ワークショップ/夏休み/生成AI/画像生成/豊田市/豊橋市/まちなか図書館/岐阜県テクノプラザものづくり支援センター


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サマリー

ポッドキャストでは、工作機械の重要性や子供向けの工作機械のおもちゃ開発について語られています。また、名古屋のものづくり未来塾でのプロジェクトを通じて、工作機械の魅力を伝える活動が紹介され、展示会での好反響も報告されています。このエピソードでは、単三電池で動く工作機械の開発に挑戦する様子が描かれています。特に、5台の3Dプリンターを駆使し、技術的な課題について考察しながら、子供向けの3Dプリンター体験教室を実施する様子が紹介されています。このエピソードでは、愛知県豊橋市の町中図書館で行われた子供向けの生成AI体験教室が取り上げられています。参加者が生成AIを活用して画像や言葉を表現する方法を学び、ワークショップの意義や著者が書いた書籍についても触れられています。また、単三電池で動く工作機械の可能性について探求する内容があり、オリジナルの工作機械Tシャツのデザインと販売についても紹介されています。

工作機械の重要性
ものづくりのラジオ
どうも、しぶちょーです。
ものづくりのラジオは、産業機械の現役エンジニアである私、しぶちょーが、
ものづくりに関するトピックをザックバランに語るポッドキャストです。
この番組は、東大阪機械制御の提供でお送りします。
ということで、今週も始まりました。
ものづくりのラジオですけども、
今週はね、いろいろとひっちゃかめっちゃかで、
ポッドキャストの現行を考えている暇がありませんでした。
なので、今日は、緊急報告がてら、
私の最近のものづくり事情をお話ししようかなと思います。
個人的にね、ポッドキャスト以外でもいろいろと活動してまして、
ここ数週間はね、本当に外に出る機会っていうのが多かったんで、
ポッドキャストでは話していない、
ものづくり的な私の活動のお話、結構たまってるんで、
それをちょっとね、ザックバランに話していこうと思います。
最近ね、聞いてくれ始めたよって人も、
ありがたいことにじわじわと増えていますんで、
私が個人的にどんなことをやっているのかっていうのをね、
それを改めて知っていただく機会になるかなと思います。
というわけで、今日のテーマはこちら。
炭酸電池で動く工作機械は作れるのか?です。
それでは早速いきましょう。
皆さんは工作機械はご存知でしょうか?
っていう話をすると、
お前は何回この話をすれば気が済むんだと言われるかもしれないんですけど、
何回聞いてもいいですからね。何回でもしますよ。
工作機械っていうのは、材料を削って部品を作り出す機械のことです。
工作機械は機械を作る機械という意味で、
母なる機械、マザーマシーンと呼ばれています。
機械のお母さんなんですね。
世の中にあるどんな複雑な機械も分解していくと、
小さい部品一つ一つの組み合わせなんですよ。
そういった部品が組み合わさって、世の中のあらゆる機械っていうのができているわけ。
そんな一つ一つの部品っていうのを作っているのが、
誰なのかと言えば、それは工作機械という機械なわけね。
工作機械が作った部品が組み合わさって、あらゆる機械になっている。
だからこそ母なる機械、マザーマシーンと呼ばれているんです。
という話を毎度毎度しています。
それは私の本業が、その工作機械を開発するという仕事だからです。
もう彼12年以上、その工作機械の開発に携わってきています。
これは私の本業なんですけど、実はプライベートでも今、工作機械を作ろうとしています。
それが何かって言ったら、子供向けの工作機械。
プラモデルみたいに、自分で作れて安全にものづくりを楽しめて、
さらに工作機械の役割とか重要性を知れる。
そして、ものづくりに興味が持てる。
そういう機械を作りたくて、子供向けの工作機械のおもちゃというものを開発している最中です。
イメージで言ったら、ミニ四駆に近いようなものかな。
あんまり凝りすぎずに、手軽に入手できるようなものにしたいんですよ。
もともとなんでそんなものを作ろうと思ったかというと、
シンプルに一回作ってみたいなって思ってたのもあるんですけど、
工作機械というものがあまりにも知られてない。
知名度が低いっていうのが、ずっとね、僕自身が本業で工作機械を作り続けていて気になってました。
別にみんながみんな、工作機械を詳しく知る必要はないと思うんだけど、
さっき言ったように、マザーマシンって、ものづくりをそこから支える、すごく縁の下の力持ちなんですよ。
だから間接的であっても、絶対皆さんの生活でも、工作機械って関わってるんですね。
だからこそ、やっぱり縁の下の力持ちがいるよっていうことは、
支えられる側も知っておいた方がいいんじゃないのかなと。
知るべきなんじゃないのかなと思ってるんですね。
ただ、現実としては、あまりにも工作機械を知る機械っていうのがないっていう問題があるわけです。
子供向け工作機械のおもちゃ
じゃあどうすればいいのかなって考えた時に思いついたのが、
じゃあ親子で楽しめる工作機械のおもちゃがあったら、
親も工作機械を知れて、子どもも工作機械が知れると。
しかも、工作機械も1000倍特許である。
自分で形を生み出すっていう、ゼロからのものづくりを大人も子どもも体験してもらえちゃうんじゃないかと。
自分の好きなように加工ができて形を作り出せると。
このものづくりの醍醐味というか、成功体験を子どもに味わってもらえたら、
ものづくりとか製造業に興味持ってもらえるんじゃないかなと思ったわけです。
そういう機械を作れるんじゃないかなと思ったんですよね。
機械を作って、機械を作るわけです。
今の機械っていうのは、マシンとチャンスのことね。
ダーブルミーニングになってますよ。
実際、昨今の目まぐるしいAIブーム、プログラミング教育の必修化とか色々ありますけど、
IT技術に強い注目が集まっているのは、現実問題あると思います。
問題というか、やっぱりそれが大事だという風潮はあります。
かくゆ私も、今はAI系のエンジニアもどきやってますしね。
一方で、産業の基盤である機械加工、例えば削るとか、物を曲げるとか、くっつけるとか、
そういう基本的なものづくりの技術、昔からやられていて今も使われているようなものづくりの技術に
子どもたちが触れるっていう機械がほとんどないんですよ。
それこそ、工業高校とか高専とか、すでにその専門に進むっていう決断をした子どもたちじゃない限り、
人生において工作機械に出会うタイミングなんてほとんどないんですよ。
さらに、実際触れたらいいじゃんというところ以上に色々と問題があって、
去年ね、高専で公演みたいなのをやったんですけど、そこで高専の先生たちが言ってたのは、
今は機械系の学生でもみんなプログラムとかAIに興味があって、質量のないものに夢中で、
実際の機械加工とか機械そのものとか、そういう部分にあんまり関心を向けてくれないという悩みを話してました。
これはね、なかなか悠々しき問題ですよね。
やっぱ若者の関心っていうのが、そういうITに全体的に向きつつあるということです。
だからこそ、工作機械っていうもの、ものづくりの根底を支えるようなものに、
もっと小さい頃に身近に感じてもらうと、それが大事なんじゃないかなと思います。
そういう工作機械に触れる、知る、楽しむ、そういうものづくりのプロセスの体験っていうのができたら、
ちょっと変わるんじゃないのかなと、これは根拠はないんですけど勝手に思ってます。
夜景石に水かもしれないですけど、水もかけないよりはマシかなと思うし、
ちょっとかけてみたらどうなるかなっていう好奇心もあるので、
この工作機械のおもちゃ作りっていうのをやってみようかなと思ったわけです。
これに思い立ったのは本当に1年ちょっと前ぐらいです。
そこからすぐにものづくりに着手しようと思ったわけじゃなくて、
実はまず土台、開発拠点っていうのを探したんですよ。
一人でやってもよかったんだけど、やっぱり一人だけでやっても、
ものづくりってなかなかうまく進まないっていうのはよく知ってるし、
プロジェクトとしてスケールさせづらいんですよね。
一人だと時間の限りもあるし、何よりお金かかるしね。
そもそもものづくりするためのせずみはそんなにないし。
そういう意味でいろいろと土台となる場所を探しまわって、
とある人材育成プロジェクトっていうのを見つけたんですよ。
設備装置、自社で作りたいんだけど、制御屋さんいないんだよなぁ。
と、お困りの底のあなた。
その悩み、東大阪機械制御が解決します。
PLCから電気ハード設計、ロボットティーチングから現地デバッグ作業まで、
使用書いらず、機械の制御丸投げでOK。
ちょっとした作業でも大歓迎。お気軽にご相談ください。
詳しくはこのポッドキャストの説明欄、東大阪機械制御のホームページをチェック。
見つけたのが、ものづくり未来塾というプロジェクトです。
私は愛知県の名古屋近辺に住んでるんですけど、
愛知県にはね、豊田市っていう、豊田自動車のお膝元の市があります。
その市はね、周辺全体的に非常にものづくりの熱っていうのが高い地域なんですよ。
そしてそんな豊田市の中に、ものづくり創造拠点、センタンっていうですね、ものづくり施設があって、
これ名前を聞くだけでもうワクワクしません?
センタンですよ、センタン。
で、そのセンタンっていう施設の中で、若手エンジニア向けの人材育成プロジェクトっていうのをやってて、
それがものづくり未来塾っていうね、プロジェクトなんですよ。
これは、社会に役立つものづくりをこのプロジェクトの中でして、
一気通貫で、ゼロからものを作るっていうプロセスを体験して学びましょうみたいな取り組みで、
社会課題に取り組むのであれば、何でもさせてもらえるんですよ。
しかも豊田市から予算がついてるから、市のお金で作りたいものが開発できちゃうわけ。
これはね、もう使わない手はないなと思って、すぐに申し込んで、無事審査も通りまして、
今はこのものづくり未来塾の8期生として、交差機械のおもちゃ作りに取り組めているっていうわけです。
塾生だとね、ものづくり創造拠点先端の設備を自由に使えるし、
何より8期生の仲間がいるんで、一人じゃなくて、アイデア出しから色々とね、ものづくりを一緒にやっていけるんですよ。
これはね、すごく願ったり叶ったりの環境で、
本当に色々なバックボーンを持った技術者の方がいっぱいいるので、すごく刺激もなっています。
展示会の反響
今まさにそのプロジェクトの中で、交差機械のおもちゃっていうのを作っているんです。
実際に今年の5月に、豊田ビジネスフェアっていう展示会があったんですけど、
ここにね、ものづくり未来塾としてこのビジネスフェアに出展して、
そこで交差機械のおもちゃのモックね、全然未完成で形だけのものなんだけど、
こんなものを我々は作りたいと思ってるんですよっていうコンセプトモデルをね、そのビジネスフェアに展示できたんですよ。
本当にね、見た目だけなんですけど、3Dプリンターで作りました。
一応動いてないとちょっと伝わりづらいよねってことで、
実際の加工はできないにせよ、くっつけた材料を回転するぐらいの機構はつけて、
削れそうな雰囲気だけ出して展示したんですね。
その時の機械の写真、この説明欄のリンクに貼っておきますので、興味があったらぜひとも見てください。
そしたらね、この展示会の反響がめちゃくちゃ良くて、
子供に買ってあげたいとか、孫に買ってあげたいとか、
あと、自分が欲しいみたいなおじさんたちもいっぱいいて、
すごくこの工作機械のおもちゃっていうコンセプト自体は前向きに捉えてもらえました。
SNSでもすごく反響が多かったし、
なんかものづくりの切り口としては、これ悪くないんだなという確信を得ましたね。
やっぱり工作機械っていうところでニッチはニッチなんだけど、
子供向けっていうところでやっぱりすごく注目をしてもらえているなと思いました。
そしてですね、皆さん、来たる9月。
これね、東京の展示会にもこの工作機械のおもちゃ出展します。
メーカーフェア東京2024、9月21日、22日、土日です。
工作機械の開発への挑戦
ここにも出展を申し込んで、ありがたいことに抽選通ったんで、
この2日間ですね、おもちゃの工作機械のプロトタイプを展示します。
場所は東京ビッグサイトでありまして、
私も基本的に土日両方いますんで、ぜひとも遊びに来てください。
工作機械のおもちゃの進捗を見に来るもよし、私とただ喋りに来るもよし。
イベント自体がすごく面白いイベントなんで、楽しめると思います。
そもそもメーカーフェアってね、個人のものづくりのお祭りなんですよ。
メーカーって呼ばれる、個人で面白いものづくりをしてる人たちが集まって、
自分たちの成果を見せ合ってね、ひっちゃかめっちゃかお祭りするみたいな感じなんで、
見ていてめちゃくちゃ楽しいですし、想像性をすごく刺激されます。
もし東京の近くに住んでるっていう方がいたんで、ぜひとも遊びに来てください。
私も個人のステッカー配ってますから、支部長としてのやつね。
それも合わせてもらってくれると嬉しいです。
じゃあそんなん言うんだったら、支部長さん、工作機械のおもちゃの開発順調なんですよねーと、
あと1ヶ月もないし、どんなものが見れるか楽しみですよねーと思いますよね。
えっとね、今からペースを上げて開発をしますと、
もう頑張りますとしか言えない状況なんですけども、
まあぶっちゃけ難航してます。
難航というかね、なかなか開発の時間が取れてないっていうのが一番の理由なんですけど、
まああと3週間まだあるから、3週間しかない。
いな!3週間ある!ということでね、ここからハイペースで開発していきます。
開発ペースを上げるためにですね、なんと5台目の3Dプリンター買いましたからね。
先々月1台買ったばっかなんですよ、3Dプリンター。
早くももう1台の3Dプリンター買ってしまいまして、
今私のお家にはですね、5台の3Dプリンターがね、ひしめきあっております。
しかも1台はまだ箱すら開けてないんですけどね。
もはやね、妻は何も言わない。
まあそういう思考の領域までね、到達いたしました。
なんとかこの3週間でね、この触りでもいいから、
なんか削るっていうところまで、この工作機械のおもちゃを持っていきたいんですよ。
まあ工作機械だからやっぱね、材料を削ってなんぼなのよね。
よくわかんない木の材料をくっつけてぐるぐる回してる場合じゃないです。
削らなきゃいけないの。
で、5月の展示会の時は本当にね、モックの展示で、
まあこういうものが完成したらいいですよねっていう見た目だけだったんで、
まあちょっとね、工作機械っぽいものを展示したんだけど、
まあ9月、このメーカーヘアーはやっぱね、ちょっと削りを見せたいなと。
そこでちょっと進歩を見せたいなっていうのを、個人的にはすごく思ってます。
実際プラモサイズの工作機械だって、削ろうと思えばね、多分材料削れるんですよ。
まあそれはモーターをね、パワー出るやつに変えればいいだけだからです。
7.2Vとかで動く、ラジコンのモーターみたいなのをつければね、
まあ確実に切削加工っていうのはできます。
まあそれも別にね、プラモサイズには収まるしね。
ただやっぱそれはね、コンセプトから外れていて、
ミニ四駆みたいなチープさで、工作機械として機能する。
これを目指してるんですよ。
つまりは、単三電池で動く工作機械。
それこそこう、日稼度バッテリーみたいな、洋館みたいなさ、
ザ・ラジコンの充電式バッテリーあるでしょ?
あれじゃない。
コンビニで売ってる乾電池で動く工作機械。
見たことないでしょ、そんなの。
だからそれが工作機械として本当に成り立つのか、
遊べるものが作れるのか、
それが自分のものづくりとしての、
挑戦したい技術的な課題ではあります。
技術レベルの高さとはまた違った難しい課題なんですよ。
だから非常に挑戦しがいがあります。
でもやっぱそういう高級なモーターとか、
高級なバッテリーを使った時点で、
すごく身近なものからだいぶ離れちゃうんですよね。
乾電池で動くかいなかって、
心理的に結構大きいし、
そのものの値段にも関わってくるんで、
やっぱね、乾電池2本で動くっていうところにはね、
徹底してこだわっていきたいです。
別に直列で繋いでいけばね、乾電池だってどんどん電圧上げれるんだけどね。
もしかしたら3本とか4本を直列で繋ぐことになるかもしれないけど、
やっぱ基本は2本だよね。
というところでね、今日のタイトルの
炭酸電池で動く工作機械は作れるのか、
というところにつながるわけですけど、
この答えはですね、
子ども向け体験教室の実施
こうご期待ということです。
ぜひともね、東京まで答えを見に来てください。
ちょっとここから話変わるんですけど、
最近ですね、ありがたいことに、
いろんな方面からお話をいただいていて、
先週実はワークショップっていうのを開催してきました。
これ何のワークショップかって言ったら、
子ども向けの3Dプリンター体験教室です。
子ども向けのものづくり教室をね、
私主体で開催してきちゃったんですね。
この教室を開催した場所は、
岐阜県にあるテクノプラザものづくり支援センターという場所です。
これ岐阜県の施設で、
今年ね、私がこの施設の広報大使に任命されまして、
いろいろと施設の認知拡大のために協力している、
そんな施設です。
このテクノプラザで、
夏休みの子ども向けイベントっていうのが開催されたんですよ。
ワクワク夏休みインテクノプラザっていうイベントで、
小学生向けに科学に触れてもらおうっていうイベントなんですね。
万華鏡づくりであったり、
リベット打ち体験、
あとは工場のクレーンあるでしょ、
荷物を釣るようなクレーン、
あれを使ったクレーンゲームとか、
あと生成AI体験講座とか、
いろいろあったんですけど、
その中のイベントの一つとして、
3Dプリンター体験教室っていうのをやってほしいという依頼が私にありまして、
なかなか経験することができないような体験だなと思ったんでね、
2つ返事でOKとして、
本業の方は勇気を取ってですね、
3Dプリンター体験教室っていうのをやってきました。
これ3Dプリンターはね、持参なんです。
自宅から施設に持ち込んで、
その3Dプリンターでイベントっていうのを開催してきました。
2台持ち込みました。
この体験教室どうだったかっていうと、
結論から言うとですね、めちゃくちゃ盛り上がりました。
本当に人来るのかなって最初は思ってたんですけど、
基本的にはほぼ満員で、
1回の教室が1時間くらいなんですけど、
もともとは午前中に1時間の体験教室を1回やって、
午後2回、計3回の予定だったんですけど、
申し込みが多くて、
体験用のノートパソコンを急遽増やして、
1回の体験教室の枠を9人にしたんですね。
そして開催も増やして、
午前中2回、午後3回にして、
合計5時間ですよね。
ほぼほぼノンストップで、
イベント中ずっと開催していて、
講師は私1人だし、私が主催でやってるから、
基本的なオペレーションは全部私なんですけど、
だいぶドタバタしてね、ある意味嬉しい悲鳴でしたね。
これだけ3Dプリンターのものづくりっていうものに、
興味を持ってる子がいるんだっていうので、
すごく嬉しくなりましたね。
めちゃくちゃ大変でしたけど、
いい経験になりました。
カリキュラムをどうするかとか、
ツール何使うかとか、
これも全部自分で決めたので、
決めなきゃいけなかったんで、
すごい直前までドタバタしてたんですよ。
依頼を受けたのが本当に1ヶ月前ぐらいだったんで、
お盆の間とか、頑張って体験内容を設計して、
企画書をまとめたりとかね、準備をしてました。
実際にやることっていうのはすごくシンプルで、
Tinker CADっていう、
誰でも無料で使えて簡単に遊べる、
3D CADっていうのがあるんですよ。
それこそ小学生でも、
10分ぐらい教えれば、
誰でも3Dモデルが作れるみたいな、
そのぐらい操作性のいいCADです。
しかも、ブラウザで動くんですよ。
持ってるPCのスペックっていうものに依存しないんですよ。
だからこれめちゃくちゃおすすめなんでね、
ぜひとも皆さんも一度触ってみてください。
このリンクも概要欄に貼っておきます。
話を戻しますけど、
基本的にはそのCADを使って、
ネームタグっていって、
平べったい板に自分の名前が彫ってあるような、
簡単なものをモデリングしてもらって、
それを3Dプリンターで作ってもらう、
みたいな教室なんですね。
ただね、形を作るっていう部分で、
そのネームタグの平べったいものですけど、
形は自分で作れるから、
だって自分でパソコン上で作ったものが、
実際に3Dプリンターから出てくると、
それを体験できるんですよ。
とはいえ、
子供たち的にはね、やっぱね、
平べったい板じゃ、
若干退屈なんですよ。
だから結構ね、
みんなアクロバティックな立体を作りたがるんですね。
これはすごく好奇心的にはいいこと。
だって平べったい板を作ってほしいっていうのは、
私が教室を効率的に運営する上で、
押し付けている大人の都合ですから。
なるべく子供たちの創造性を邪魔しないように、
やってあげたいなと思って、
立体でもいいかと思ってね、
立体形状も良しとして作ったんですけど、
やっぱりね、
大きいものというか立体的なものっていうのは、
印刷に時間がかかるんですね。
だから1時間の体験教室内では、
全然印刷しきれなくて、
もう3Dプリンターがね、
てんあわんやでしたね。
最終的にもうできたものを、
その場で持ち帰ってもらうのが一番良かったんですけど、
郵送するみたいなことになってしまったんですけど。
まあね、これは反省点ですね。
という苦労はあったものの、
でもやっぱりこう、3Dプリンターが動き出したりとか、
ものが完成した時とかね、
子供たちの反応とか表情を見るとめちゃくちゃ良くて、
動き出したらもうずーっとかじりついて見てるみたいな子供もいてさ、
あとは完成したものを持って、
はしゃいで走り回ったりとか、
そういうの見てると、
すごく良い体験してもらったなと、
自分でも思いますね。
今後もね、こういう機会があれば、
イベントの反響と今後の展望
積極的にやっていきたいなと思いました。
というのが、先週の金曜日にやってたことなんですけど、
実はね、
次の日の土曜日も、
全然違う子供向けのワークショップやってきたんですよ。
それ何かって言ったら、
子供向けの生成AI体験教室です。
このラジオはものづくりのラジオですけど、
私今どっちかって言ったら、本業はAIがメインなので、
個人的な活動としてはですね、
AI系のこともいろいろとやってます。
こっちのワークショップは、
どちらかと言ったら、
お手伝い的な感じで行ったんですけど、
どういうことをやったかっていうと、
AI伝言ゲームっていうね、
テーマでワークショップを開催してきました。
ということはね、画像の生成の体験なんだけど、
ただこう、生成AIを使って画像を作りましょうっていうより、
それを通じて言葉を考えるっていう部分、
伝えるっていう部分にフォーカスしたイベントです。
こっちもやることはシンプルで、
我々がとある画像を表示するんで、
それと同じ画像を、
生成AIで生成してみましょうっていう企画なんですよ。
これは目で見たものを言語化して、
生成AIに伝える。
そして正しく伝えられるか、
そういう意味で伝言ゲームなんですね。
意外と、
見ているものを言語化するのって、
すごい難しいんですよ。
例えば、
ドラゴンのキャラクターみたいな絵があったとするじゃないですか。
それをどうやって言葉にするかって、
人それぞれなんですよね。
じゃあ緑のドラゴンのキャラクターで、
羽が生えていてみたいなプロンプトを、
作る子もいれば、
頭からつま先まで、
特徴をひたすら羅列するみたいな子どももいて、
子どもがどういう風にその絵を見ているのかとか、
どういう風に表現するのかっていう視点が、
すごく如実に見えて、
なかなか表現って十人十色なんだなと思って、
面白かったです。
豊橋市の町中図書館
あとは大人が思いつかないような言葉を思いついて、
ポーンと、
AIに投げて、
それがもう本当に、
テーマとして画像そのものみたいなものを、
たった一言で作っちゃうみたいな子もいて、
なかなか子どもが持つ柔軟性みたいなものに、
すごく驚かされたワークショップでした。
ちなみに開催した場所は、
図書館なんですよ。
愛知県の豊橋市にある、
町中図書館という場所で、
ここでワークショップを開催したんですけど、
ここがすごいイケてる図書館で、
交流とかクリエイティブな活動を支援するっていうコンセプトがすごく強くて、
静かに本を読むっていう図書館っていうよりは、
すごいオシャレなワーキングスペースって感じ。
しかも図書館なのに、
図書館のど真ん中にカフェがあってさ、
そこでコーヒーを注文できたりするんですよ。
それを持って図書館内を歩き回って、
本読んだりとか勉強できたりできるわけ。
かなりイケてるでしょ。
しかも別に誰でも自由に出入りできるし、使えるし、
とてもいい空間設計がなされてました。
だから皆さんも豊橋に行く機会があったら、
ぜひとも寄ってみてください。
こういう言い方するとすごい失礼なんだけど、
豊橋にこんなイケてる場所があるのか、
という驚きが隠せませんでした。
別に豊橋をバカにしてるわけじゃないんだけど、
書籍執筆の挑戦
やっぱ豊橋って言ったらブラックサンダーとか、
路面電車ってイメージが強かったんで、
すごく志を挙げて先進的な取り組みをしてるんだな、
という印象を受けましたね。
という感じで連日ワークショップやってきましたよ。
3Dプリンターのワークショップやって、
次の日には生成AIのワークショップやってきました。
これを連日やったことで、
さらにやりたいことが増えてしまって、
今後もしやれたらいいなと思っているのが、
生成AIと3Dプリンターを掛け合わせた、
体験教室みたいなのをやりたいんですよ。
これなかなか難しいところではあるんだけど、
生成AIで3Dモデルも作れるからさ、
そこに3Dプリンターを掛け合わせて体験すると、
すごく面白いのね。
これをパッケージ化してワークショップとしてできたら、
楽しいだろうなと思いました。
実際できなくはないんですよ。
私も生成AIで作った3Dモデルを、
3Dプリンターで印刷するっていうのを、
今年の初め、1月ぐらいに1回試してるんですけど、
一応できてるんですね。
ただ色々仕組み上の問題があって、
シームレスにそれができるかって言われたら微妙なんで、
もっと簡単かつ楽しく、
ただ作るだけじゃなくて、
体験としてもっと面白くできる方法ないかなって、
今色々考えている最中です。
こうやって自分が経験したいろんなことを掛け合わせて、
面白いことどんどんできたらいいなって思います。
今後もこういうワークショップはね、
色々と学びもあるし、
伝えられることも多いんでね、
またちょくちょくやっていきたいなと思いましたね。
ワークショップも工作機械のおもちゃ作りも、
忙しくはあるんだけど、
私が8月ほぼ全ての時間を使っていたのは、
また別のことなんですよ。
それ何かって言ったらね、
書籍の執筆です。
ありがたいことに出版社さんからお声掛けいただきまして、
今ね、自分の本を書いてます。
それがですね、
なんとかようやくね、
書き上がったんすよ。
本当めちゃくちゃしんどかった。
本書くのってこんな大変なのかと思いましたね。
体の芯から思いました。
書き上がったって言ってもね、
まだ一時現行なんで、
これを出版社に納めて、
ここからゲラが上がってきて、
修正したりとかしながら、
ちょっとずつ本にしていくってことなんで、
大変なのがここからなんですけど、
とりあえず本にする分の文章は書けたんでね、
よかったです、本当に。
これね、8月末までに納めますってね、
私出版社と約束してて、
しかもずっと伸ばして伸ばしてたんですよ。
もうね、今年の1月ぐらいから、
そろそろ支部長さん、本書いてくださいって言われていて、
書きます書きますって言って、
支部長さん、本当にもう8月末がデッドエンドなんですって言われていて、
ギリギリもギリギリよね。
本日ね、8月31日、
このポッドキャスト撮ってるのも、
毎週ね、私土曜日の朝5時に配信してますけど、
今、2時なので、
あと3時間できっと配信されるんでしょうけど、
だいぶギリギリなんですね、すべてが。
なんとかね、収まりそうだなっていう感じです。
ちなみに書けたは書けたんですけど、
まだ全部出版社に出してないんですよ。
だから実はまだ終わってないですね。
だから8月31日である今日ですね、
なんとか最後まで仕上げて出すっていう感じです。
8月末に出しますって言ってね、
本当に8月末に出してたら、
社会人としてどうなんて感じなんですけど、
まあ8月末は8月末ですから。
結局今なかなか出せないのがね、
書く部分は書いたんですけど、
技術書籍なんで図がいっぱいあってさ、
文章は書いたけど、
面倒くさくて図を放置しちゃった部分があって、
そこがなかなかボリューミーなんですよね。
自分で図を全部書かなくてもいいんだけど、
こういう図を書いてくださいっていう指示を出すのも結構大変なので、
それがなんとかね、土曜日中に終われば、
8月末で全部出るっていう感じですね。
だからこれ喋り終わったと思うんですね。
まだちょっと原稿のまとめ作業が残ってるんですけど、
書籍執筆で溜まったストレスを発散するために、
今ね、ポッドキャストで喋ってるみたいな感じになってますね。
まあこれもね、悪いのは全部僕なんですけど、
最初にこの本の話をもらったのってね、
実はもはや2年前なんですよ。
2年前の11月に初めて出版社の人と会って、
もしよかったら本書きませんか?みたいな話をいただいたんですね。
で、本書くって言っても、
実は内容って自分で決めるんですよ。
これ自分で決めるっていうのは、
こういう本を書いてくださいっていう感じで依頼が来るわけじゃなくて、
なんか本書いてくださいっていう、
どういうの書けますか?みたいな感じで来たので、
そこから本の企画みたいな叩き台を3つぐらい作って、
出版社の中で会議通してもらって、
で、承認された内容で書き出せるみたいな感じだったんですね。
で、その会議通ったのが確かね、去年の2月ぐらい。
で、そこが厳密に言ったらスタートだからさ。
本当の当初の出版予定は今年の1月だったんですよね、本。
僕があまりにも書かないんで、
どんどんどんどん遅れて今に至るっていう感じなんですけど、
本当によく待ってくれたなって感じですね。
ずるずるずるずると引き伸ばして、
なんとか年内、今年年内に出るか出ないかっていう感じです。
今のスケジュールだと。
だから本来の予定よりも1年遅れです。
また本が出るときは告知しますんで、
このラジオを聞いてる皆さんでですね、
私の本に興味があるという人は是非とも買ってください。
ただ機械設計者向けの本なんで、
必要がない人がほとんどだと思うんですけどね。
これがポッドキャストの本とかだったらよかったんですけどね。
技術本です。
初めて本を書いたっていうのもあるんだけど、
正直あまり自信はないです。
こんなんで本当にいいんかなと。
役立つ本になってるのかなっていうのが、
客観的に見ても全然わかんないんですよ、本って。
だから書いた今めちゃくちゃ不安ですね。
本を書くってこんな大変なのかとしみじみ思いましたね。
本出してる人ってやっぱすごいんですよ。
非常にいい経験になりました。
っていうともうまさに終わったっていう感じなんですけど、
ここからですけどね。
ここから年末に向けてですね、
ちょっといろいろと本を今年中に出せるように頑張っていきたいと思います。
8月は本当に本にからっきしだったからさ、
本さえ終われば解放されてやりたいことができるってね、
ずっとそこを目指して頑張ってたんですけど、
本を書くために日程をずらしてしまったあらゆるタスクが、
9月にまとめて降りかかってくるんで、
結局しばらくは大変ありがたいなっていう状態が続きそうなんですよね。
ここで一個ね、ちょっと自慢していいっすか。
あのね、周りくどくないからまっすぐ自慢しますけど。
めっちゃ連載増えるんですね。
ウェブの記事の連載が2つ始まって、
あと雑誌の連載が1つ新しく始まるんですよ。
単三電池の工作機械
もともと1つ雑誌の連載1年ぐらいやってるんで、
全部これ始まると私連載4本持つことになるんですね。
これ月間の連載なんですけど、4本って結構じゃないですか。
これもう立派なライターですよね。
だから月4本連載持つと週1本書かなきゃいけないから、
結局なんか習慣みたいになるんだけど、
ありがたい限り本当にこういう話いただけるのも。
だから私ポッドキャストで喋って、記事を書いて物を作ると。
技術者のはずなんですけど、
自分が何をやってるのか正直最近よくわからないんですけど、
いろんな方面で活動させていただけて、
それによって喜んでくれる人もいるんでね。
それをモチベーションにですね、
これからもいろいろと頑張っていきたいと思います。
はい、クロージングトークです。
最後にちょっとだけお知らせさせてください。
最近ですね、私オリジナルのTシャツを作りました。
それこそ何をやってるんだって感じなんだけど、
工作機械をモチーフにしたデザインTシャツなんですよ。
私のグッズというよりは、
単純に工作機械をかっこよく印刷したTシャツっていうのが欲しくて、
プロのTシャツデザイナーさんにちゃんとお金払って、
デザインを作ってもらったんですよ。
それを今、SUZURIっていうサイトでTシャツとして販売してます。
ぜひとも皆さん買ってください。
どうしてもデザイン費を回収したくて、
それは儲けたいっていうわけじゃなくて、
デザイン費を回収してもう一種類作りたいんですよ。
違う種類の工作機械のTシャツ。
あんまり自分自身でお金持ち出すのも、
ご利用しっぽくて微妙だなって思ったんですよね。
別に自分で実費で出せばいっぱい工作機械のTシャツできるんだけど、
やっぱり一個出したやつが売れて、
それでまた工作機械のTシャツ作れるっていう循環がストーリーとして欲しくて、
売れれば売れるほど、
工作機械のTシャツの種類が増えていくみたいな感じにしたいのね。
SNSでも宣伝してますんで、
すでに数十着は売れてるんですけど、
50着ぐらい売れたら次のデザインに入れるんで、
ぜひとも皆さんTシャツ見てみて、
いいなと思ったら買ってください。
これかっこいいはずですよ。
オリジナルTシャツの販売
私はすでにこのTシャツで名古屋の街中を堂々と練り歩きましたけど、
ガラスに映った自分の姿は、
おい、いいやん!っていう感じでしたからね。
かっこよく仕上がってるはずなんで、
ぜひともまずはチェックしてみてください。
この概要欄に貼っておきます。
というわけで、今回はここまでとさせていただきます。
私は技術ブログ、支部長技術研究所も運営してます。
数値更新を目標に更新してますので、そちらもぜひ覗いてみてください。
また、Xでも毎日役立つ技術情報の発信を行ってます。
朝7時20分、夕方18時20分に必ず投稿してますので、
そちらもチェック、よかったらフォローしていただけると嬉しいです。
あと、ものづくりの視点というボイシーデンの音声配信もやってます。
こちらは月曜日から金曜日までの週5で配信中です。
10分ぐらいで聞けるものづくりの話で、ぜひそちらも聞いてください。
またですね、ここ重要ですよ。
ものづくりのラジオ、いいなと思っていただけたらですね、
番組のフォロー、また各ポッドキャスト、アプリにて評価の方をぜひともよろしくお願いします。
うん、欲しいご評価の方をね、ぜひともよろしくお願いします。
というわけで、今回の話はここまで。
以上、しぶちょーでした。ではでは。
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