前回に引き続き、本日お招きいたしますのは、株式会社FAクラフトCEO、おっきーさんです。
まだ20代でありながら、製造業に関するスタートアップを創業して、ガツガツ活躍されているというおっきーさん。
前回は、そのおっきーさんの経歴的な部分をお伺いしましたが、今回は実際におっきーさんがやっている事業が何なのか、
それを深掘っていきますよ。
前編を聞いてないって方はですね、ぜひ、シャープ129から聞いてください。
というわけで、今日のテーマはこちら。ITで買える設備保全、止まらない安心を全ての産業へ。ゲスト、おっきーさんです。
それでは早速いきましょう。
そんな保全の現場に対して、自分なりにITを使って価値を出したいというところで、起業されてやっているわけじゃないですか。
ここからおっきーさんが具体的に今やろうとしていることについて質問したいんですけど、今の事業内容ですね。
今どういうことに、ざっとでいいんですけど、取り組んでいて、どういう内容を事業にしているのか、そこら辺の話聞いてもいいですか。
はい、ありがとうございます。
ざっくり言うと、部品管理、もっと言うと予備品管理に関する課題を解消しに行くようなことをやっています。
予備品って聞いてイメージって分かれますか。
予備品って言うと、予備として持っておく部品ってことですよね。壊れた時のためにみたいな。
はい、まさに壊れた時に予備の部品があるかどうかっていうところで、機械が停止している時間が抑えることができる。
機械の停止時間を長期化させないために持っておく部品を予備品と定義しているんですけど。
スペアパーツっていう言い方もいいんですよね。それはちょっと違う感じですか。
そうですね、保全産の業務として共通言語になっているのは予備品管理。
どの企業の保全産、あるいは生産技術の方もそうなんですけど、予備品管理に関する困りごと何かありますかって結構オープンな聞き方をすると、やっぱりどの会社も困りごとは抱えているっていうところがあって、
これはその事業規模だったりとか業界とか関わらずに共通の課題っていうところがあるので、予備品管理のところにちょっとフォーカスを当てて今やってるんですけど、
大きく取り組んでいることとしては2つありまして、1つは今エクセルとか紙で一生懸命部品管理をしている。
それは予備品ストックがこれだけあるよっていうのをエクセルで管理してます。
そうですね。今実際に一緒に搬送させてもらっている会社さんでいくと、3000から4000ぐらいの部品のリストがエクセルにまとまっているんですけど、
結構ある。
そうですね。これを日々突発修理のタイミングで部品の出し入れとかをすると、どうしてもエクセルの数の例えば調整ですよねができずに、あるいは漏れてしまっていて、
実際は物がないんだけどエクセル上では在庫が1ある状態のままだから、
それ怖いですね。
はい。いつまでたっても発注がかからなくて、同じことがあったときに物がないじゃんっていうような、これはちょっと課題のうちの1つではあるんですけど、
そういう現状を変えていくためのご支援というところをさせていただいているのが1つですね。
2つ目のところは、これも部品に関連するところではあるんですけど、部品の廃盤状況を自動で検出してアラートとしてお知らせをするっていうサービスをさせてもらっています。
廃盤っていうのはもう作られませんよっていうメーカーからもう作りませんよって言われた予備品のことということですね。
そうですね。多分これ実際に業務に関わられている方が聞くと結構あるあるというか頷いていただけるところかなと思うんですけど、
例えば予備品としてある会社の部品を持ってたとするじゃないですか。その部品がいつ生産終了になるかって現場には届かないんですよね。
そのメーカーの例えばホームページだったりとかそういうところを見ると案内は載ってたりするんですけど、それがしっかり現場に届く形になっていないので、
気づいた時に例えば壊れた部品が廃盤品になっていて、廃盤品になっていると当然部品入手するの大変なので、
そうならないようにメーカーが廃盤情報を出したタイミング、要は廃盤になりますよって言ってじゃあ明日から生産終了になりますっていうふうにはならないんですよ。
大体半年からそれ以上の期間をもって発表されるので、そのアナウンスがあった時にお客さんの工場に対して実際に使われている部品がいついつから生産終了になるので、
今のうちにちょっと部品を手配しておくだったりとか、廃盤になった後も修理できる事業者さんを見つけておくだったりとか、
あるいは後期機種への置き換えの計画をちょっと検討していただくだったりとかっていうところを先回りしてお伝えすることで事前に対策を講じていただくような。
廃盤になった場合って基本的にはそれの後継品が出てるか、それかコンパチで置き換えられるような違うメーカーのものを置き換えるかっていう、それかこれだったらこのぐらいあればある程度いいだろうっていう量をあらかじめ入手しておくとか、そのぐらいのパターンですか対応としては。
そうですね、今おっしゃっていただいたところが多いかなとは思いますね。ただやっぱりその後継機種に置き換えるってそんなに簡単なことではなくてですね、当然物にもよると思うんですけど、例えばPLCを置き換えるとかってなると大工事じゃないですか、当然技術的な話とかもあれば予算的な話とかもあれば。
ごめんなさい、僕全然イメージしてる部品が違いましたわ。すげー小物の継手みたいなそのぐらいのものの今感覚でちょっと話してたんでコンパチとか言ったんですけど、そうですねでっかい電気部品そのまま合計に移しますよってなったらそれは大工事というかすごい大きな話になりますよね。
そうですね、やっぱり結構私の出身の畑が制御系電気系というところもあるので、実際に突発修理で部品が故障して部品の予備がないときに後継機種に限らず代替品って言って、要は他のメーカーの部品でも互換性のあるものはないかっていうのを探したりとかするんですけど、それって結構経験とか知識とか。
あーまあそうですね、知ってないとが求められるところなんですよね。
まあ僕も機械設計やってますけど、部品選定するときにこのメーカー潰れたらもう二度と手に入らないよねみたいな部品ってやっぱリスクあるから取りづらいですよ。
このメーカーのこの部品使っておいて、これ万が一廃盤になってもコンパーチブルだから同じアナログ関係で同じ仕様で違うメーカーだよねみたいなのがあるようなものをなるべく選定してそういうバッハとして持つのがいいよねみたいな形で選びながら部品選定することあるんですけど、それもやっぱ知ってないとできない。
あとコネじゃないですけど、やっぱねある程度こう照射を通していろんな情報をもらってないとできないんで、一概に誰でもできるようなもんじゃないですよね。さらにそのもう決まっちゃってるものであればなおさら。
時間をかけてゆっくり選定していいって言われたらそんなに気負いというかないんですけど。
もう止まってる状態ですよね。
止まっていてもう製造さんも怒ってるしっていう環境の中で経験の例えば浅い人がやれるのかって言うと多分そもそもそんな選択肢にはならなかったりする可能性もありますし、実際にこれはある会社の方から聞いた話なんですけども、廃盤管理をするにあたって廃盤になった部品、自社で使ってる部品が廃盤品になって、
多分後継品これだからって自分で選定するんですよ。ただ、合ってるかどうか確信を持てないからそのメーカーの方に聞いたらしいんですね。これってほぼ確実と思うじゃないですか。メーカーの方に聞いたら。
ただ、やっぱりメーカーの方も経験の浅い深いがあるっていうところで、正直自信は持てないんですけど、多分それで合ってると思いますみたいな話もあったり。
聞いた意味なーってなっちゃうよね。
要は機械って30年40年前から使われてるものも現場にはたくさんあるので、そういうところで情報の非対称性っていうとそれまでではあると思うんですけど、そもそも困る前に選定を打てるような仕掛けと言いますか、そういう助けができるようなサービスっていうところをやってたりします。
なるほど。予備品管理のデジタル化みたいなところと、あと廃盤ですよね。廃盤する前に連絡したりとか、その廃盤処理っていうんですか、廃盤の検出みたいなところでITの力を使って保全の課題を解決しようというところを取り組んでると。
あと何かこう、薙の時期にはありませんでした?SNS上に大きい現れない一定期間みたいなやつが結構あって、生きてるのかな大丈夫かなって思いながら。
本当にご心配おかけして申し訳ないです。
割と何だろう、お気守さん最初に出てきた2022年の8月ぐらいに結構バーって出てきて、毎月なんか、毎月だったかな、集まりやりますぜみたいな感じで。
はいはい、交流会ですね。
交流会をたーっとやってたじゃないですか。
やらせていただきました。
僕もね、それで出て、そこですよね。
そのお気守さんが名古屋でやってくれた交流会で、多分初めてお会いした、実際にお会いしたっていうところだと思うんですけど。
で、何か次は大阪だ、やれ東京だみたいな。
結構飛び回ってたじゃないですか、日本中を。
いやー活動されてるなーと思ってから、ぱったり急にSNSに現れなかった時期があって。
多分関係者みんな心配してたというか、黒岩さん大丈夫かなみたいな。
いやー本当ですよね。
っていう時期もあったと思うんですけど、そういう薙の時期は、今は企業できて、まあ今からこうやっていくぞって形になってると思うんですけど。
そこに至るまでの期間の苦労みたいなやつがある。
なかなか表には出てこないところの。
やっぱそこがね、割とポッキーさん知ってる人は聞きたいというか心配してた分。
そうですね。
まあ言える範囲でいいですけど。
悩んでたよーとか、遊んでたよーとか、遊んではいないと思うんですけど、こういう葛藤があったよみたいなあれば。
何回ピーボットしました?
作ってから辞めたのは1回なんですよ。
ただコンセプト的にこうじゃないか、ああじゃないかって言って、まあ仮説検証って言うんですかね、は言うても4,5回とかだと思うんですけど。
そうですね、一番最初たぶんあった時って人でしたっけ?
そうです。FA業界の職人マッチングサービスっていうような形。
あ、そうですね。だから元々やった転職支援の内容も影響を受けつつのFAというかもうその保全とかそういう技術者、働く人に対してのサービスみたいな感じでしたよね、確か。
そうですね、そうなんですよ。
それこそ職人さんのプロフィールじゃないですけど、スキルとかをしっかり見えるような形にして。
それはまさにその転職のサービスやってた時のノウハウみたいな感じですもんね。
そうですね、なんか人と人をつなぐみたいなところはもしかしたら強みなんじゃないかなみたいなことを自分でも思ったりだとか、実際に困っているっていう話も聞いてたりするので、
最初こう起業する前ですね、いろいろヒアリングを進めていた時に、というので一つテーマとして取り組ませていただいたところですね、最初は。
で、そこから大きくピヨッとして今の形になっていると思うんですけど、その事業はなんかやっぱうまくいかなかったというか、なんかちょっと違うなっていう感じがあったんですか。
えーっと、これもどこまで話すかなんですけど。
全然話せる範囲で全然いいですよ。
なんて言うんですかね、教科書を読み込みすぎてしまったんですよ、柄にもなく。
情報収集をしすぎた的なイメージ?
というよりかはあれですね、スタートアップとしての失敗しない事業の立ち上げ方みたいなところで、例えばインタビューをひたすらこうしたほうがいいとか、当たり前じゃないですか。
とか小さく作って小さく試すとか、っていうのを教科書的な失敗しない進め方みたいなところに結構こだわってやってたんですけど。
お手本通りにやろうとしすぎた的な感じですか?
そうですね、お手本通りにやろうとしすぎたっていうのがおっしゃる通りだなと思ってて。
実際お手本ってあるんですか?こうすれば成功なんてないじゃないですか、スタートアップに。
失敗角度を下げるやり方はあると思うんですけど、その失敗角度を下げた先に、じゃあまずやろうと思って取り組むものって本当に自分がやりたかったものなんだっけってなっちゃったんですよね。
なるほど。
自分がやりたいこと、一つテーマを決めてやろうとした会社でありサービスでありっていうところを見失ってしまって、
会社が大きくなっていくにつれて、自分だけの会社じゃないというか、そもそもそれはもちろん大前提なんですけど、
一番最初の時って、より創業者の思いとか、この領域でこういうことをやるんだっていう強い意思だとか、そういうものが必要だと思うんですけど、
いわゆる成功法にのっとれそうなサービスは何かみたいな観点で考えちゃうと、なんか自分の中でブレが生じてしまってですね。
で、そうなると当然、何かどこに向かってるのか分かんなくなってしまうというか、そういうちょっと薙の状態というか。
なるほど、そういうことだったんです。
いや、何か肌から見てたら薙で見えないんですけど、あれだけ活動的に動いてたオッキーさんが動かなくなったってことは、何かこう今すごい悩んでるとか苦労してるんだなっていうのは多分見てる誰もが思ったみたいなことだと思うんですよね。
だからそこから、でもそこの薙の時期を越えて、今はFAクラフトっていう会社でこういう事業を立ち上げて、バンソン企業モダン社がつきながらやってるってことですよね。
そうですね、薙の時代とは言いながらも、
動いてますよね。
そうですね、実際にいろいろ全国の工場とか保全の方々のところに行かせてもらって、現場を見させてもらって、日々いろいろ、それこそサービスも何もない状態の会社が突然来て、
で、Zoomで月一でいろいろヒアリングとかカフェ打ちとかさせてもらってたので、
それ付き合ってくれた会社が?
そうですね、そういう会社が何社かあって、それもやっぱり誰もが知るような会社の方だったりとかするので、
そういう企業の方々が期待感を持って接してくださっているっていうところは一つ励みにもなっていましたし、
この領域でしっかりやっていくっていうところの、そういう人たちとのコミュニケーションも実は裏にはありましたと言いますか。
なるほど、ごめんなさい、薙なんて表現してしまって、まあまあ中では動いてて。
ちなみに今の、ピボットして今の形、予備品管理と廃盤の話のところになるきっかけになったことってなんかあるんですか?これにしようみたいな。
そうですね、いっぱいあるんです。いっぱいあるというか、ヒアリングですかね、一番は。
例えば、修理の記録を紙で残しているっていう話であったりだとか、それこそ図面探しに時間かかってるとか、そういうちょっと細かい話も知らすといくつかあるんですけど、
保全業務の中で、おそらくこの辺りが困ってるんじゃないかっていうのをいくつかアンケートの項目に切り出して、
知り合いだったりとか、これまでお話しさせていただいた企業さんにアンケートを取らせてもらったときに、やっぱり予備品がすごい多かったっていうのが一つあったかなと思います。
あとはそうですね、展示会に出展したときに、普通ブースとかに予備品管理のサービスのことをやるんだったら予備品管理とか書いているはずなんですけど、
そんなものもないほぼまっさらな状態で、パンフレットだけ配って予備品管理やってますっていう声かけをしたときに、結構反応があったんですよ。
っていう展示会でのマーケティング的なところも、この道で進むことの確からしたというか後押しになったと思います。
ちゃんと人と会いながらコミュニケーション取りながら煮詰めてきた課題の一つだよっていうことですよね。
そうですね。
なるほど、すごいですね。やっぱ行動力すごいなと思いますね。
いえいえ。
見習うべきだと思いますよ、本当に。
全然ですよ、全然全然。
体だけ気をつけてねってずっともう2年前から思ってました。
いやこの活動量やばいでしょって思って。
いやいや、その言葉はもう支部長さんにそのままお返ししたいところですけど。
いやいやいや、僕なんてまだまだですよ。
ちょっと出て競っていくのね、どっちかからのコースでちょっとぼちぼちってやっていきましょうねというところで。
今はそういう予備品管理とか配板の実際の設備保全の業務の部分で、そうやってIT使って改善していきますよ。
そうですね、ちょうど年末年始に家内のメンバーと、これからやっぱり目指すべき場所であったりとか、自分たちがどういうところに進もうとしてるのかっていうところを外から見たときに共通の言語でわかるものがあった方がいいよねっていうところで、
ミッション、ビジョンバリューってよく言われるものなんですけど、そういうものをちょっと考える時間があって、自分がやりたいことを、それこそ抽象度高くAIに壁打ちを行っていたときに、
共存だとか障壁だとかっていう言葉が出てきたんですよね。これなんじゃないかっていうところで共存障壁をなくすようなこと、これってすごい果てしないことだって業界の人からすると思うんですけど、そこって終わりが見えないからこそ挑み続けられるというか。
ああ、なるほど。
はい、なので保全とは言ってるんですけど、保全っていうのはFA、ファクトリーオートメーションの中の一部の要素ではあると思うので、それこそ工作機械を作るっていう話であったりとか、現場に設備を実装する設計するっていう話であったりとか、
全部人と機械の共存の上で行われてる世界観だと思うので、そこの障壁がなくなるともっともっと世の中が良くなるんじゃないかなっていう話ですね。
それまさにFAクラフトのビジョンっていうところに掲げられてるっていうことですよね。
そうですね。短期的な、まあ短期的なといってもこれもまたちょっと大きな話にはなるんですけど、僕らの中では人と機械の共存障壁をなくすっていうところがかなり長期的なその挑戦としてはあって、
保全の領域のところに関してまず自分たちが取り組むべきは止まらない安心を全ての産業に実装するっていうことを。
ホームページとかに書いてありました。プロフィールか。
そうですね。ちょっとリニューアル中っていうところなんですが、止まらない安心とは何ぞやっていう話になってくるんですけど、
例えばこのFAクラフト社のこのサービスを使ってたら機械止まらずに済むよね。
あるいは大内緒なり現場ではトラブルが起きるっていう前提のもと、トラブルが起きても最小限の被害で食い止められるよね。
あるいは止まってるけどそもそも被害出なかったよねとか。
そういう安心感のあるものをサービスとして落とし込んで、
あらゆる産業、本当に製造業だけじゃなくてプラントだったりとか町の公共設備とかもそうですけど、
機械あるところにトラブルありっていう前提のもと、実際に現場の方々に落とし込んでいくっていうことを目の前の取り組みとしてはやらせてもらってるというような感じですね。
もう一回今のフレーズ聞かせてもらっていいですか。
はい。止まらない安心を全ての産業に実装する。
いいですね。それもあれですか、オッキーさんが考えた。
そうですね、これもめちゃくちゃ考えて。
いいなと思ってすごい。
ありがとうございます。でもすごい抽象的でわかりづらくないですかってAIに言われることもあるんですよ。
AIはね、あいつらは別に心ないから。
僕すごい抽象的な概念とかが結構好きで、表現としてすごく直接的に伝わりづらい言葉に結構なりがちなんですよね。
でもその抽象的なコンセプトとかビジョンを上手く結構割と具体のレイヤーに落とし込めている言葉だなと思いますね、今言われた言葉っていうのは。
ありがとうございます。
でもやっぱ抽象度高いところで考えないと経営者は何とないですよね。具体を考えるのはエンジニアの仕事なんで。
そうですね、やっぱり短期じゃなくて中長期、もっと自分がこの世からいなくなった後も続くような会社にしたいなと思っているので、
終わりがあるようなテーマじゃダメだろうっていうところも考えるとどうしても抽象的になってしまったという。
いや、いいと思います、すごく。
いや、いいですね。ありがとうございます。だいぶこのオッキーさんが持っているビジョンとかミッション感がわかってきました。
いや、こういうことを語らなきゃいけないですよね。
そう。こういうのを語る上でやっぱ実際にしゃべるっていうのが重要なんですよ。
これを今言ったのを文字に起こしてホームページにドワーって書いてあってもなかなか伝わらないですよね。
今回のこの話を聞いてくれている人の中でやっぱオッキーさんのビジョンいいなって思ってくれる人が一人でも二人でもいたらですね、
やっぱ僕のポッドキャスト存在意義あるかなって思うんで、そういう番組になればなと思っております。
あとね、保全ってそうなんだっていう、そういうやっぱ僕の中のミッションでもやっぱそういう技術とか製造業ものづくりを面白いと思ってもらえるような人が一人でも増えてくれればいいなと思ってね、こういうのやってるんで。
ちょっと言語化できてないですけど、キャッチフレーズ欲しいですね、僕も。
今だとね、僕の場合だと納得発見ものづくりとか、あと自分の中で名付けているのがオモシロニクスって言ってるんですよ、自分の活動のこと。
だから、メカトロニクスとかって聞いたことあるでしょ、メカニクスとエレクトロニクスがあったりしてメカトロニクス。
ニクスってやっぱその技術のそういう分野の話の言葉なので、それをやっぱ面白く、そういうあらゆる技術を面白く伝えるっていうのでオモシロニクスっていうコンセプトを掲げてですね。
別に何につけてるわけでもないですけど、そのキャッチフレーズを。
僕の個人活動のミッションとしてはやっぱそういう少しでもものづくりの技術、面白いと思って興味を持ってもらうっていうその入り口プラスアルファですね。
ただ面白く思ってもらうっていう部分って別に見せ方いくらでもあるんですよ。
工場でなんかいろいろ流れきて面白いなって動画あるじゃないですか、ショート動画でも流れてくる。
あれ止まりじゃなくてそれが何なのかとかどういう技術なのかっていうところまで面白く見せるっていうのが僕の活動コンセプトなんで。
そういう意味でちょっと今日保全の話とかも結構ウォッキーさんを含めてですねちょっと面白く伝えられたんじゃないかと自負しております。
最後、もうだいぶお話ししたのでそろそろ締めに入ろうかなと思うんですけど。
今ミッションを持ってやられていて、今はその事業の予備品管理と相場のところをやられてますけど、この後どういうふうに広げていこうとか、それも別に具体じゃなくていいんですけど。
イメージありますがどこの分野に拡大していこうかなみたいな。
そうですね、ビジョンはもちろん描いておりまして、どこまで語れるか。
全然具体じゃなくてもいいですよ。より今のサービスの中で管理できるものを増やすのか、全く違う人にフォーカスするのかとか、どこら辺に今注目してるかっていうところですね。
本当に大きな産業ですし、一社でできることってすごい限られてると思っているので、一社っていうのは弊社だけですね。できることっていうのは本当に限られているので、既存のプレイヤーの方々、例えばFA機器メーカーさんであったりだとか、商社さんであったりだとか、それこそFA業界の職人さんだったりとか、
そういうあらゆる産業のステークホルダーの方々とそれぞれが持つ強みを生かして、新しい仕組みを作れないかなっていうことはずっと考えているっていうような形ですかね。
部品っていうのは皆さん使われるものというか、どういう形でも接する機会のあるものなので、そういうところを起点に何かやっていければいいんじゃないかなとは思っているところです。
はい、ありがとうございます。ちなみに今って何人でやってるんですか?
今はフルタイムの人間が2人と業務委託の人間が3人の合わせて5人です。
いやーすごいな。人を雇うって大変ですよね、やっぱ。
なんですけど、雇うというより本当に仲間になっていただいてるっていうような感覚でして、実際に仲間が増えるとどんどん推進されていってる感覚があるんですね、サービスが。
やっぱり自分一人だったらここまで形になっていないなって思うことがたくさんあるので、もちろんその結構普通の感覚からすると人を雇用するって結構勇気のあるというか、怖いことが多いと思うんですけど、それよりも大きな星を掲げてここへ一緒に行こうぜって、みんなで力合わせてやっていこうぜっていう仲間が集まってくれているので、
怖さよりも頼もしさの方があると言いますか。
おーいいっすね。オッキーっぽい発言だったなと思う。前向き力強い、いいっすね。
そうですね、そういう方々に集まっていただいているので、そういうふうに思えているところは大きいのかなとは思うんですけど。
それオッキーさんが声かけたんですか、一緒にやりましょうよって。
そうですね、もともと知り合いの方々に声かけをさせていただいて、その知り合いがまた別の信頼できる方々を呼んできてくださってっていう、いいループができているんじゃないかなと思います。
ちなみに今人は募集しているんですか。
そうですね、絶賛募集しておりますと。
じゃあその辺りちょっとアピールしてもらってもいいですか。
そうですね、ありがとうございます。すごい、なんかあれですね、こういう感じで皆さん言うんですね。
ごめんなさい、急に振りすぎました?
いやいや、なんかよくこう、あの、あらゆるポジションで今採用オープンにしてるんで、ぜひ気軽にカジュアルメンバー申し込んでくださいみたいな感じで言うじゃないですか。
いやなんかありきたりだなと思って。
あー、ちょっと違いを出してやろうみたいな。
そうですね、これリンクとかって貼れるんでしたっけ。
貼れますよ、概要欄に。だからそこに貼っとくんでって言っても全然OKですよ。
了解です。あの詳しいリンクはちょっと支部長さんのポッドキャストの方にちょっと貼っていただければなと思うんですが、一緒に働きましょうとは僕言わないですね。
どっちかというと、それこそ大きな産業で、あんまDXっていう風な言葉も僕らは言わないんですけど。
あーはい、そうなんですね。
言わないというか、言ったらわかりやすい場面ではそういう風には言うんですけど、この辺はちょっと。
そこを売りにというか表だっていう感じではないってことですね。
これもうちょっと収録するかどうかはお任せしちゃうんですけど、世の中だったりとか会社をもっとより良くしていこうと思ったら、当然デジタル、テクノロジー、それこそAI、いろんな力を使って現場をより良くしていくわけじゃないですか。
で、そのDXっていう名前がないだけでやってることはDXっていう企業もたくさんあると思うんですよ。
一つの旗印だと思ってて、DXっていうこと自体は。
そうですね。
なんかあんまりそこに踊らされないようにというか、なんかその手段が前面に出ちゃってるような感じを出さないようにっていう意識を自分の中でしてるので、あんまりこうDXを推進推進っていう風には言わないようには心がけているっていう。
ごめんなさいね、ちょっと慣れない場で。
いえいえ、とんでもないです。
今更なんですけど、今日ね、対面収録なんですよね。
はい。
僕もそんなにやらないんですけど、いつもZoomのリンクなんですけど、会議室に堂々とポッドキャスト収録って書きながら、公共の会議室を借りてですね、今回収録させてもらってます。
はい。
ちなみに私が使わせてもらってるマイクは、緑色の支部長からのマイクで。
そう、まるで僕の頭に向かって話しかけてるかのような。
しかもその下のマイクスタンドは、今日僕が急いで3Dプリンターで作ってきたお手製のマイクスタンドで。
すごい。
なんか怪しげなちょっと肌色ですけど、ちょっとごめんなさいね。
朝ね、気づいて、やべえマイクスタンドないと思って速攻作ってきました。
全然ハンドマイクでも話しますけどね。
いやいやいや、ハンドマイクでやっぱり2時間話したら手が疲れちゃうんで。
ということで、今日のゲストはですね、オッキーさんでございました。ありがとうございます。
はい、ありがとうございました。
じゃあ、飯食い行きますか。
はい、行きましょう。
じゃあ、食いたいもの全部言ってください。もう何でも奢るんでね。
はい、もうお腹ペコペコです。
ありがとうございます。
はい、クロージングトークです。非常に有意義な回になりましたね。
結局ね、このコラボの収録の後に焼肉行ったんですけど、その後2、3時間ぐらいそこでまた話してましたからね。
収録もね、1時間半か2時間ぐらいだったから、計5時間ぐらいこの日はオッキーさんとお話ししてました。
でもやっぱりね、それでも話したりないと。
ものづくりの話ってのはね、好きないですね。
オッキーさん、本当に貴重なお時間いただきありがとうございました。
最後に紹介もありましたけど、名古屋のものづくりワールドにFAクラフトさん出展されるということなので、
ぜひね、ものづくりワールド行くっていう人は、オッキーさんをブースに茶化しに行ってください。
ものづくりワールドのホームページもまた概要欄に貼っておきますんで、そちらもぜひチェックしてください。
ということで、本当にありがとうございました。
ここからはいただいているお便りを返していきたいと思います。
今回ちょっと長くなってしまったんで、オッキーさんに関わる1件だけ紹介します。
非常にありがたいことにね、ちょっとだけお便り溜まってきておりますので、
それらは次回以降にまた回答させていただきます。
ということで紹介していきますけど、フェリックスさん、いつもありがとうございます。
20代でスタートアップ企業、本当に頭が下がる思いです。
助けを期待できない土日のサービス出勤が辛いという話に共感しました。
昭和も過ぎているのにそんな働き方が続いているケースもあったんですね。
私は24時間働けますか?が当たり前の時代だったので、土日出勤が当然。
そんな土日にユーザーからかかってくるクレーム電話に泣きたくなったのを思い出しました。
FAクラフトのウェブサイトを拝見しました。
設備保全領域に特化したサースソリューションを提供するとのこと。
色々と興味深いお話が伺えそうです。
次回の内容を楽しみにしています。
ということで、ありがとうございます。
今回このメッセージに答えるような内容になっていたんじゃないかなと思います。
私が社会に出たのが2012年なんですけど、この時でもまだまだパワー系の働き方は全然ありましたからね。
土日出勤もそうだし、残業100時間超え当たり前みたいな余裕でありましたし、
私もね結構やってましたね。
超えちゃダメなのか100時間超えはしてないですということを言っておきましょう。
24時間ではないんですけど、朝早く来て夜遅く帰るみたいなのがね割と当たり前でしたよ。
今はねやっぱそんな働き方はできないので見直そうってなってるんで、
ライフワークバランスを意識したねルールや仕組みになっておりますが、
結局オッキーさんもそうだけどさバリバリの人、特に経営者なんてそうだけど結局24時間耐せよね。
最近ね別の製造業系のAIスタートアップのCTOの方とお食事する機会があったんですけど、
その方言ってたのは製造業の現場に入り込むためには24時間いつでも行けますみたいな、
そういうスタンスがねやっぱ今でも大事だって話してました。昭和感ありますよね。
泥臭くもあるんですけど、旗から見たらねこうAIベンチャーってさキラキラってしてるように見えるんですけど、
結局大事なのはそういうもういつでも行きますよ私はっていう泥臭いスタンスなんですよ。
それが良いか悪いか置いといてやっぱ製造業はまだまだそういうものが評価される文化があるんですね。
結局現場はね3交代だったら24時間動いてますから。
人一人が24時間働いてなくても機械っていうのは24時間働いてるわけ。
だから工場が止まったらこれは大変なことなんですよね。みんなそわそわですよ。
だからいつでも助けに行けますよっていう人がある種そういう現場の人たちの安心になっているというか支えているということです。
だからこの安心ってねポイントワードですよね今回の。
その安心を人だけではなくてテクノロジーによって実現しようと社会に実装していこうと頑張っている若者その一人がオッキーさんということです。
止まらない安心を全ての産業に実装すると。
今日の話の中でも出てきた素晴らしい言葉ですよ。
皆さんもねぜひともオッキーさんを今後も応援していきましょう。
ということで今回はここまでとさせていただきます。
私は支部長技術研究所という技術ブログも運営してます。
周知更新を目標に更新しておりますのでそちらもぜひ覗いてみてください。
またXでも毎日役立つ技術情報の発信を行っております。
朝7時20分夕方18時20分に必ず投稿しておりますのでそちらもチェック。
よかったらフォローしていただけると嬉しいです。
あとものづくりの支店というボイシーでの音声配信もやってます。
こちらは月曜日から金曜日までそして日曜日の収録で配信中です。
10分ぐらいで聞けるものづくりの話してます。ぜひともそちらも聞いてください。
あと書籍が出ております。
あつまれ設計一人生初めての締結設計発売中でございます。
ネジとかね物と物をくっつける締結の技術それを分かりやすく解説した本でございます。
本屋さんに行ったらねぜひとも探してみてください。
そしてここから重要ですよ。
このものづくりのラジオいいなぁと思っていただけたらですね。
番組のフォローまた各ポッドキャストアプリにて評価の方をぜひともよろしくお願いします。
もうほんと星なんてねポチってつけるだけでいいんで。
それで星5評価いただけるとですね私のモチベーション爆上がりします。
皆さんが5秒でできる応援なんでぜひともねよろしくお願いします。
皆様にとってはね5秒ですけど私にとってはね無限のエクスタチになりますから評価いただけることを楽しみにしております。
というわけで今日の話はここまで。
以上しぶちょーでした。
ではでは。