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  2. #131 ちょっと”エッチ”なもの..
2025-03-08 42:19

#131 ちょっと”エッチ”なものづくりの話【科学系ポッドキャストの日】

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科学系ポッドキャストの日
共通テーマ『性』

性のものづくり・・・といえば、やっぱりアダルトグッズ!?
ちょっと"エッチ"なものづくりのお話です。

ホスト番組:
35歳、右に行くか左に行くか
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サマリー

このエピソードでは、アダルトグッズとその技術的背景について語られています。特に、これらがジョークグッズとして扱われ、製造物責任法との関連があることに焦点が当てられています。中学時代のエッチな妄想や「静寒剤」と呼ばれる物品にまつわるエピソードが紹介され、その中でマッサージ機やウーマナイザーのリブランディングに関する話題にも触れられています。また、ウーマナイザーのデザインや構造がどのように変革しているのかが詳細に解説されています。このエピソードでは、ウーマナイザーの技術的構造やその面白さについても語られ、アダルトグッズの製造におけるコストダウンの努力が議論されています。さらに、生成AIに関する議論を通じて、自分自身の性的趣向を理解することの重要性が強調されています。また、ポッドキャストシンポジウムの開催や、技術ブログやSNSでの情報発信の重要性についても言及されています。

アダルトグッズの紹介
どうも、しぶちょーです。
ものづくりのラジオは、産業機械の現役エンジニアである私、しぶちょーが、
ものづくりに関するトピックをザックバラに語るポッドキャストです。
この番組は、東大阪機械制御の提供でお送りします。
今回は、科学系ポッドキャストの日という企画に参加させてもらってます。
この企画は、科学系のポッドキャスターが集まって、毎月10日あたりに共通のテーマについて、
それぞれの専門分野の視点で語るという取り組みです。
毎月ですね、この企画の共通テーマを決めるホスト番組があるんですけども、
今月のホストは、35歳、右に行くか左に行くかさんです。
10代で出会った女友達2人が、35歳で始めた、
素敵でオープンな近況報告を繰り広げるポッドキャストです。
今感じていること、面白いと思うこと、悩んでいることをログして、
将来酒のつまみに笑い合いたい、あわよくば、
そうそうと共感し合える人と繋がりたい、思い出話に脱線しがちです。
という番組ですね。
私もちょうどね、今35歳ですから、
前道が色々選べたり選べなくなったりする年齢なんで、
まさにね、右に行くか左に行くかって感じでございます。
そんな35歳右に行くか左に行くかさんが挙げた、3月の共通テーマがこちらです。
性、性別の性で性ですね。
性、差が、ジェンダーなど捉え方は自由という性について語ってくださいというテーマです。
性とものづくり、どう絡めて話そうかなぁと迷ったんですけども、
賛否はあると思うんですが、今日はあえてですね、ドストレートの下ネタでいきます。
なんで、まず初めにそういう話が苦手な人は今回スキップしてください。
あと、このものづくりのラジオですね、家族で車の中で聞いてますよっていう方もいらっしゃったんですけど、
そういう方もですね、ちょっと今回はお茶の間というか、車内が凍てつく可能性があるんでね、
お子さんといる方はですね、スキップしていただいて、また夜に一人で聞いていただければと思います。
ということで今日はR18ですね。
そんな今日のテーマはこちら。
ちょっとエッチなものづくりの話、科学系ポッドキャストの日。
製造物責任法とメーカーの責任
ものがあれば必ず作る技術があって作った人がいます。
そのものだけじゃない裏側にある面白さを伝えたいというのが、このものづくりのラジオでいろいろ話していることなんですけど、
それは当然ですね。
エッチなものにも当てはまるわけですよ。
ということで今日のメインテーマとして取り扱うのはアダルトグッズです。
皆さんもちろんアダルトグッズはご存知ですよね。
パートナーとの性の営みを盛り上げるためにいろいろと用いられる道具でございます。
あれだってその業界があってさ、エンジン屋がいて流行りがあるわけよ。
ものづくり業界なんですね。
上げればきりがないんですけど、アダルトグッズっていろいろ種類があるんですよ。
回転駆動式のうねるチンチンみたいなやつとか、
定番で言ったら振動する卵みたいなバイブローターってやつね。
あと男性御用達のテンガとか、ああいう一人用のおもちゃまであるわけですよ。
ただこういったアダルトグッズ、くくりとしての総称があるんですけど、ご存知ですかね。
これ全部ですね、ジョークグッズって呼ぶんですよ。
ジョークグッズ。ジョークですよ、ジョーク。
ビレバンとかドンキーに売ってるおもしろ雑貨ってあるじゃないですか。
あいどもジョークグッズなんですけど、アダルトグッズもくくりとしてはあれと同じなんですよね。
つまりどういう体がと言いますと、
いやいやこれ、チンチンの形してますけど、ジョークですよ、ジョークと。
そういうフィギュアなんです。
まさかそんな、これを体に使うなんて我々は想定してませんよっていう立ち位置なんです、メーカーは。
これつまりどういうことかっていうと、自己責任と。
万が一体に使って何か問題があった場合は、メーカーは責任を負いませんよということを言ってるんですよ。
ものづくりにおける重要な考え方として製造物責任法というものがあります。
通称PL法というもので、確かこれって中学校とかで、社会の授業とかで習うと思うんですけども、
製品の欠陥が原因で人が怪我したり物が壊れたりした場合は、製品を作った会社が責任を取らなければならないという法律です。
基本的には製造物責任法っていうのは、製品の用途や表示に関わらず、製品が原因で人に損害が生じた場合、原則として製造販売した会社が責任を取ると、そういうふうに定められています。
ただですね、もちろんメーカー側が責任を回避したりとか軽減する方法もあって、それがジョークグッズっていう括りなんですよ。
いやいや、まさかそんなエッチな使い方するなんて我々も思ってませんでした。ということを宣言しておくことで、何か問題があった場合にメーカーは責任を逃れることができるんです。
電魔の誤解と文化背景
だからアダルトグッズの根本には必ずですね、ジョークグッズであるっていう旨がデカデカと表記されているはずです。
必ずジョークグッズであるので用途以外に使わないでくださいという決まり文句が書いてあるんですよ。
めちゃくちゃ曖昧な日本語ですよねこれ。用途以外に使わないでくださいってどういう用途のことを言っているのか全然曖昧なんですけど、つまりはジョーク以外に使うなってことが書いてあるんですよ。
それはいわゆる暗黙、お察しくださいという意味です。
早期グッドなんかね、アダルトグッズメーカーってすげー無責任なんじゃないかと思いますよね。
ただねこれ実はいろいろとしょうがない事情があるんですよ。
アダルトグッズって当然用途としては体の中に入れて使うものもあるじゃないですか、中にはね。
で、体の中に入れて使うものって基本的には医療機器なんですよ。
体の中に入れて使うものですよという体で販売したい場合はですね、これ薬器法に基づいた承認と許可がいるんです。
だから医療機器として販売しなきゃいけないと。
その場合は製具というね、製の道具と書いて製具っていう医療機器の認証を取って売らなきゃいけないんです。
この医療機器の認証ってもう一大事で、当然認証取るのめっちゃめんどくさいわけですよ。
医療機器の分類ってクラス1からクラス4まであるんですけど、例えば電動式の製具であるとクラス2に分類されまして、
これ承認を取るためには第三者機関の認証っていうのは必要になってくるわけです。
そうすると製品の試験結果だったりとか、会社の品質管理体制だったりを証明するためにいろんな書類を揃えなきゃいけないと。
そこまでして認証取らないと製品として売り出せないということになってしまうんです。
この認証には当然数十万から数百万かかるし、一つの製品に次々そのぐらいかかるし、認証を取る期間も半年ぐらいはかかるのかな。
だからめちゃくちゃ大変なんですよ。
アダルトグッズメーカーって会社の規模としてそんな大企業じゃないので基本的には余裕はないんですね。
だからなかなかそうまでして認証を取って売り出すっていうことができないわけですよ。
トレンドもすぐ変わるしね。
だから暗黙というかですね、上場借料の余地としてジョークグッズっていうカテゴリーを利用して医療機器の認証を回避しながら世の中に売っているわけです。
国としてもですね、それを取り締まることなく黙認してるんですね。
だからアダルトグッズっていうのはジョークグッズなんですよ。
セーグというですね、医療機器の認証を取れないのでジョークグッズとして売ってるわけ。
これなかなか面白い話でしょ。
なんとなくさ、ジョークグッズって書いてあるなぐらいに思ってた人もいると思うんですけど、そういう背景があるんですよ。
だからアダルトグッズメーカーが適当で無責任というわけではなくて、業界構造としてそうしていないと成り立たないというか売れないよということです。
実はいろいろルールに従いまた回避しながらですね、ものづくりっていうのは成り立ってるわけですよ。
これもねなかなか大事な話ではあるんです。
設備装置自社で作りたいんだけど制御屋さんいないんだよなぁとお困りの底のあなた。
その悩み東大阪機械制御が解決します。
PLCから電気ハード設計、ロボットティーチングから現地デバッグ作業まで使用所いらず機械の制御丸投げでOK。
ちょっとした作業でも大歓迎お気軽にご相談ください。
詳しくはこのポッドキャストの説明欄東大阪機械制御のホームページをチェック。
ここまではアダルトグッズに関する話をしてきましたけど逆にアダルトグッズではないのに、さもアダルトグッズかのように扱われているものがあります。
それ何かって言ったら電魔です。
なんかさ、電魔って聞いたらエッチな道具じゃんっていう感じしません?
でも電動マッサージ機を略して電魔なんですよ。
エッチであるはずがないのになぜかいやらしいんですね。
よく電気屋さんに行ってさ、マッサージ機コーナーにあの典型的なさ、コケシみたいな形をしたさ、ネズミ色の電魔が置いてあると、
あれ、あ、え、これ、いいんか?あ、あ、いいんか?ってならない?
わかります?この気持ち。あれ僕だけなのかな。
一瞬さ、え、これここにあっていいんかな?っていう状況を咀嚼する時間があって、
あ、いやいや大丈夫か。あ、そうかそうか。っていう納得する時間があると。
あれ見るたびにそうなるんですけど。
同じ気持ちの人いたらですね、ぜひとも教えてください。
まあそれだけやっぱね、あの典型的な電魔という言葉と形がもうアダルトなイメージにひも付きすぎているんですよ。
正直、女性はもしかしたらわからないかもしれないんですけど、
男性の脳内ではもう強く強く結びついているはずなんです。
電魔って聞いたらエロい言葉だってビビビッともう脳内のシナプスが繋がるわけですよ。
まあなんかちょっと話変わるんですけど、全然意味は違うのに響きだけエロい言葉ってありますよね。
僕未だにね、アナリティクスとリップサービス、この2つはエロい言葉だと思ってます。
あ、そうそう、ちょっと全然話脱線するんですけど、ちょうど思い出したんで言うんですけど、
エロい言葉騒動でさ、1個エピソードがあって、たかんな時期ね、中学生時ってさ、あらゆる単語がエロく感じるじゃないですか。
でね、私中学校の時にね、林間学校みたいなさ、1泊2日の宿泊学習みたいなやつがあって、
あれって結構さ、非日常的でテンション上がるじゃないですか。
で、そのね、林間学校の中の全体集会みたいなところで、生徒指導の先生がさ、ちょっとキレててさ、なんかみんなに言うわけ。
2組の女子が静寒剤持ち込んでました。持ってきてるやつ回収するから全部申し出ろ、みたいなね。
で、私と同じ世代の人だったらね、なんとなくわかると思うんですけど、当時ね、シーブリーズっていう静寒剤がすごい流行っていて、
汗かいたら、そのシーブリーズを体に塗りたくって、汗が引くというか、スースーして気持ちいいっていう感じで、運動部とかではね、結構御用足しだったわけですよ。
ただその林間学校にはなぜかそのシーブリーズとか持ち込んじゃダメだったみたいなんですね。
で、それを持ってきちゃって回収された女子がいたんですけど、問題はその呼び名なんですよ。
静寒剤。もちろんね、漢字で書いたら、制御の制に、寒っていうのは汗で、溶剤の剤で、静寒剤、汗を抑える剤なんですけど、中学生の我々はその言葉を知らなかったんですよ。
シーブリーズはシーブリーズなの。もうカテゴリーとか関係なくて、そういうものとして認識してるんで、静寒剤なんて言葉知らなかったんですね。
だから我々にはその静寒剤っていう言葉がどう聞こえてたかっていうと、静寒の罪なんですよ。わかる?
中学時代の妄想
性を感じる罪の静寒剤として、完全に中学2年ぐらいだったかな、あれ。中二の私たち、だからみんなですよね、男子。脳内で変換されていて、もうクラスの男子がめっちゃざわついたんですよね。
だからどう思ったかっていうと、2組の女子がエッチな薬を持ち込んできたと完全に勘違いして、めちゃくちゃみんなでソワソワするわけですよ。
ちなみにね、僕2組だったんですけど、だからその組じゃない。部屋戻った後もさ、もうみんなで本当に真剣な顔して、
静寒剤ってやばくないって?どこで買えるの?そもそもどういうやつ?飲むやつなのかな?え、さすがに薬みたいなやつは怖くない?塗ったりするやつなんじゃない?塗るって?どこに塗るの?みたいな、もう男子中学生の妄想爆発です。
今思い出したものはあれめっちゃ楽しかった。で、妄想は妄想呼ぶわけですよ。女子が静寒剤を持ってきてるっていうことは、これ夜になったら絶対男子の部屋に遊びに来るに違いないと、当然考えるんですね。そういうロジックになりますから。
だからもうみんなでさ、消灯時間過ぎてもすごいソワソワして、で、心の中では半分来るはずはないと思ってて、でも半分はもしかしたら来るかもみたいなね、その一番楽しいモチベーションでもう夜更かししながらですね、みんなでソワソワワイワイ待ってたんですけど、みんな静寒剤で頭がいっぱいなのね。
でまぁなんとなく皆さんオチというかご察知の通りなんですけど、そこで来ていただいたのはですね生活指導の先生ですね。ドアバーンって開けられて、起きてる奴全員廊下出てこいみたいな、すごいドスの効いた声でですね、あの全員ほぼ全員ですね、男子廊下に正座させられて、代表で私が怒られるっていうイベントがありましたね。
学級委員長のお前が一体何やってるんやーみたいな、めっちゃグーのデモ出ないほどですね、正しいこと言われました。確かに何やってんだっていう感じですよね。女子が静寒剤持って遊びに来るの待ってました後は当然言えずにですね、ただただすいませんでしたと謝るばかりの、そういう若き日の思い出がありますっていう話でした。
まあ今となってはね非常に良い思い出なんですけど、で何の話だっけ、何の話だっけ、あそうだあれあの電話ね、電話に戻るねここから。あのつまりですね、あの言葉の響きとか形とかがアダルトな印象とひも付きすぎているものがあるということです。
静寒剤は違うけどね、電話っていうのはすごいひも付いていると。それでやっぱ風評被害にあっているのが誰かっていうと他でもないマッサージ機メーカーなわけですよ。だってそういうものではないのに、そういうものに見えてしまうっていうのはメーカーのブランディングとしては結構困るわけよ。
あのコケシンみたいな形したね電動マッサージ機を当然マッサージ機として正しく使おうとしている人もいるんですけど、あれを持ったりしているとさアダルトグッズの印象があるからイメージがあるんですよ家に置いておくとね。使いたいけどこれ置きたくないなって人も当然いるわけ。
勘違いされたくないから。だからとにかくもあの典型的な形のやつはイメージが悪くなってもうどうしようもないんですよ。だから最近ですねマッサージ機業界でこのハンディマッサージ機のリブランディングっていうのが結構力入れられてまして最近のトレンドはマッサージガンってやつなんですよ。
鉄砲みたいな形をしたさマッサージ機電気屋さんで見たことないですか結構スタイリッシュな形とあと色合いというか風合いというか塗装も結構良くてシックでつや消しの黒みたいなイメージになっていてかなり高級感のあるデザインで一気にこう電動マッサージ機を作り変えているんですね。
ああやって形を明確に変えることで電動マッサージ機のあのコケしのイメージからですね切り離すことができるわけ。あと名前ねこれマッサージガンとかエクソサイズガンみたいなガンっていうですね銃としての名前をアピールすることで電魔っていう言葉のイメージからもうまくね切り離すことができるんですよ。
だからやっぱマッサージ機業界ではねマッサージ機のイメージを性から切り離すというリブランディングをしているわけです。明確にそういう風に名言はしているわけではないんですけどもどうやらそうらしいですよっていう噂レベルの話ではあるんですけどあのタイプのマッサージ機ってねそういう意味合いもあるようです。
ウーマナイザーの内部構造
やっぱりネーミングによるリブランディングってすごく大事ですさ。例えばねマッチングアプリとかってあれ典型的な成功例ですよね。あれってさ言うならば出会い系サイトなわけじゃないですか。でも出会い系サイトって言葉ってめちゃくちゃイメージが悪い言葉なんですよね。
これをマッチングアプリと言い換えることでやってることとか構造的には一緒でも従来持っていたイメージから切り離してもう一度ブランディングできるわけ。だから名前とかさ形状が持つイメージすでにひも付いてしまったイメージっていうのは良くも悪くもすごく重要でこのマッサージ機みたいにガラッと変えて性のイメージから切り離そうみたいな。
そういう新たな一歩を踏み出している分野もあるわけですね。ただ結局マッサージがもうアダルトビデオに出てくるんですよ。結局マッサージをするその仕組みが振動を使っているものなんで仕方ないっちゃ仕方ないんですけど。
なんならなんかちょっと前より使いやすくなりましたよ的な感じでもうね全然登場してきますから。ああこれがイタチゴックなのかと思いましたね。アダルトグッズ自体が持つイメージってあんまり良くないっていうかデザインとして結構グロテスクですよね。
露骨に男性機じゃないですか。それがピンク色であったりとか紫色であったりとかなんか妙にボコボコしてたりね。無駄にクリアタイプみたいな半透明タイプ持ってさ。カラーバリエーション的にはゲームボーイカラーの本体と大体一緒なんよね。
クリアタイプのガジェットって結構男ボコボコくすぐるから僕は好きなんですけど。なぜかアダルトグッズにもそれがすごく適用されていてターゲット層が主に男性だからなのかな。そういうデザインになってるのかなと勝手に思ってるんですけど。
最近ではそんなデザインを一新してですね。女性が買いやすいようなアダルトグッズを作ろうという流れがあって。ここもねデザインとかブランディングっていうのがやっぱ面白いんですよ。で有名なのはねウーマナイザーってやつですよね。
これネットニュースとかで聞いたことある人はいると思うんですけど2021年にモデルの熊田陽子さんの不倫騒動があって熊田さんのバックから大人のおもちゃであるウーマナイザーが出てきましたみたいな。それが不倫を決定付ける物的証拠になりましたよみたいなことですごい世間から注目を浴びたんですね。
このウーマナイザーっていうのは女性向けのセルフプレジャーグッズと歌っていまして、もともとは2014年にですねドイツで生まれたアダルトグッズです。この熊田さんの騒動以来ですねウーマナイザーって日本での知名度が爆上がりして売り上げも300%ぐらい上がったなんていう話もあります。
どうしても性の道具って後ろをめたさとか恥ずかしさがあって男性でも買いにくいものですから女性ならなおさらなんですよね。そこをもっと違う形にブランディングしていこうということでウーマナイザーは非常に力を入れてまして今だと人気のお笑い芸人の渡辺直美さんが広告に出ていて渡辺直美モデルみたいなものも出てます。
アダルトグッズを身近なもの買いやすいものにするっていうねそういう製品から販売までの作り込みがなかなか面白いなぁと素晴らしいなと思いますね。
ブランディングっていう面の話はさっきちょっとマッサージ缶で同じようなことを言ったんでウーマナイザーについてはちょっと内部構造の話をしたいんですよ。
あんまり具体的なことを言うと生々しくなっちゃうんであくまでもウーマナイザーっていう機械の構造について語りますけどこの機械はですね吸い込む力を使って刺激を与えるっていうものなんですよ。
他のアダルトグッズって基本的には振動を使うんですね。
その振動発生の原理って非常にシンプルで中に電池で動くモーターが入っていてそのモーターの先に変身したアンバランスの重りがついていてそれが高速回転することで振動が発生するとそういう原理なんですね。
それを刺激として使うわけです。
皆さんのお手持ちのスマホとかのバイブレーションも基本的な原理は一緒ですね。
回転とアンバランスっていうのを使っているわけです。
ただこのウーマナイザーっていうのはですね直径1センチぐらいの穴が開いていてそこに体を近づけると吸い込むわけですよ。
吸い込む吸い込まないっていうのを細かく切り替えることで刺激を作り出すっていう機械なんですけどこれさ吸い込むってすごくない。
だってそこに負圧が発生しているってことでしょ。
だからウーマナイザーの内部にエアーのポンプかなんかがあってディフューザーみたいな構造になっていて吸い込む力を発生させているのかなと。
製造業のエンジニアとしては吸い込みっていうとそういう構造なのかなと思ってしまうわけですよ。
なんかエアー使っているのかなみたいな。
でもそのためには相当な空気の流量が必要だしあんなハンディなものの中でそれが実現できるはずがないんですよ。
しかも吸い込むって機械として非常にリスクで内部にゴミとか水分とかを引き込むとで故障の原因になるわけですよ。
特にアダルトグッズってね体に使うものだから衛生面的にも吸い込みって結構厳しいと思うんですよね。
それでもなぜかそれが成り立っていると。
当然仕組みが気になるわけですよねそれの。
なので調べてみました。
構造を調べてたらですねなぜかウーマナイザーのホームページに一つだけ爆発図が載ってるんですよ。
爆発図っていうのは組み立て資料とかによく使われる図なんですけど製品を爆発させるように全部品がバラバラになったっていう図です。
なぜかその爆発図がホームページ1個だけあるのね。
普通に考えたらそのウーマナイザーを買うお客さん的にはそんな爆発だってあってもしょうがないんですけどなぜかそのなんかバラバラになった画像が1個だけあるんですね。
これは多分ですけど私みたいなエンジニア向けに提供された資料だと。
どうせ中身気になるんでしょ見せますよっていうサービスだと思ってですねちょっとありがたく見させていただきました。
なんとなくそれでこういう構造でこういう仕組みかもっていうのはふわっとわかったんですけどどうしてもやっぱ細かい部分がわからなかったので
実はですね今回確認の意味も込めてですね分解してきました。
ただこのウーマナイザーってめっちゃ高いんですよ1個1万円以上するんでさすがに買えないので
今回はアダルトショップでですね安いウーマナイザーもどきみたいなのっていっぱい売ってるんですね。
だからそれを1個ちょっと買ってきて全晴らししてみたんですよ。
いやーねこれはね本当にねあーなるほどなーって思いましたねかなり勉強になりました。
使ってるのはやっぱモーターなんですよ。
普通の電池で動くまあいつものミニ四駆とかで使うようなああいうモーターです。
それを使って不圧っていうのを発生させるんですよ。
どうやってるかって言ったらモーターの回転でゴムを引っ張ってるんですね。
どういうことかっていうとちょっとね言葉で伝えるの難しいんでイメージをしてもらいたいんですけど
直径1センチぐらいのゴムの筒コップみたいな形になって側がついているそういうゴムの部品があるんですね。
でそのゴムの底からさらに1本ですね太いゴムが貼り付いていて伸びているっていう感じです。
でそのコップの先端はねフランジ状になっていて固定されているわけですよ。
でその底のゴムをギュッて引っ張るとその筒全体もさビヨンって伸びるじゃないなんとなくイメージわかりますかね。
それで不圧が発生するんですよ。
だからよくあるさ筒タイプのなんか水鉄砲あるじゃないですか。
あれのゴムバージョンみたいな感じですよね。
ウーマナイザーの技術構造
筒の底のゴムを引っ張ると筒全体が伸びて長細くなると。
そうすると内部の溶石が小さくなるから不圧が発生するってそういう仕組みなんですよ。
そしてそのコップの端についているゴムを引っ張るのが何かって言ったらそのモーターが引っ張るわけです。
モーターには自転車のペダルとクランクみたいなやつが付いていてそれがモーターによって回るわけですよ。
だからペダルの部分にゴムがくっついててモーターが1回転するとそのゴムが引っ張られて伸びてまた縮むみたいな。
もう1回転するとまた伸びて縮むみたいな。
それで引っ張って戻して引っ張って戻してっていう動作をしているわけですね。
ああこういうシンプルな形で実現できるのかと。
吸い込みって言うとやっぱ物々しくね。
なんかエアのポンプがとか考えちゃうけどこれでいいんかって思ってすげー感心しましたあれは。
しかもねゴムの筒引っ張って吸い付かせて戻すっていうのをやってるだけなんで。
機械の中にゴミとか水分を吸い込んでしまうことってもないんで。
防水もねその構造だとしっかりできてるんですね。
本家のウーマナイザーはやっぱ高いだけやってもうちょっと高度な仕組みっぽいんですよ爆発像を見る限りは。
でも基本構造っていうか原理は多分一緒。
なんか肺?人間の肺に似てるかなって思いましたね。
我々も体のさ横隔膜が上下することで肺に空気取り込んだりとか吐いたりしてるんですけど。
その横隔膜を動かしてるのがモーターって感じかな。
まあなかなかちょっと図がないと説明しづらくて全部は理解してもらうのは難しいんですけど。
とにかくねこれは面白い構造でしたね。
生成AIと自己理解
なんかねこうものを見るたびにさ自分ならどう作るかとかどういう構造にするかっていうのを結構考えたりするんですけど。
これ結構技術者あるあるだとは思うんですけどこのウーマナイザーに関してはですねさすがにこれ思いつかないなって思って。
まあちょっとね感動すらありましたね。
やっぱねどんなものでも作り手の工夫っていうのが分解すると見えるんで面白いですよ。
特にねアダルトグッズって基本的にあんまりコストをかけれないからさ。
数がねたくさん出るわけでもないけど品種が多いっていう結構典型的な大品種少量生産なんで。
大量生産による多分コストなんてあんまりできてないんですよね。
だからこそなるべく部品を共通化しようとかシンプルになるべく作ろうっていうですねコストダウンの努力が割と見て取れるんですね。
まあそういう視点でアダルトグッズを見ても学びはあると思うんですよ。
ぜひともね勉強の一環としてアダルトショップに出かけていきましょう。
最後せっかくなんでAIを絡めた話をしようと思います。
最近だとね生成AIがどんどん発達してきてますけども本物の人間と見上げがつかないようなセクシーな画像っていうのもAIでね生成できてしまうわけですよ。
SNSでも生成AIで作られたセクシーな画像がアニメ調であったりとか実写調であったりとかさまざまなタッチで出回ってますよね。
ただチャットGPTとかさその他のね画像生成AI系のサービスで画像の生成でできますけどエッチな画像は制限されてるんですよ。
チャットGPTとかでも露出度の高い画像を生成させようとするとですねポリシーに違反しますよと怒られてしまうんですね。
まあそういうサービスではないので仕方がないんですけどじゃあポリシー違反にならないようにするためにはどうすればいいかって言ったらそれはローカルで画像を生成すればいいんですね。
自分のパソコンの中で生成AIを動かして自分のパソコンで計算させて生成すればそれはもう紳士的なモラルあれどそこにポリシーはありませんから自由にですね画像を生成できるわけですよ。
私もですね高いGPUを積んだパソコンを買ってましてその中でAIでの画像生成っていうのをできるように環境を構築してます。
この環境を構築するっていうところがね割と厄介なんですけどまあまあいろいろ調べればできますよ。
それさえ構築できればもう何でも好きな画像を生成できてしまうとまあそういう夢のような環境が出来上がるわけね。
AIドリームですよ自分が見たかったものが全部見れるわけこれやばいでしょ。
私もですねその環境を手に入れたんでね早速生成してみようと自分が一番エロいと思う画像をよしじゃあ生成だと思った瞬間ですねとあることが起きたんですよ。
指が動かないんですね。
生成AIで画像を作るためにはプロンプトって呼ばれるですね。
指示の言葉を入力する必要があるんですけど全くそのプロンプトを思いつかないんですよ。
これどういうことかというと自分の性的趣向を言語化できないんですね。
気がついたんですそこで僕は自分自身の好みを自分は理解していないとこれはねすごい重要な視点ですよ。
もうエッチな画像を自分で生成しようと思わないとなかなか気づかないと思います。
皆さんだってさ当然性的な趣向ってあるわけじゃないですか。
異性に対してですね性を感じる仕草とか箇所その好き嫌いってのは必ずあるはずです。
大きい胸が好きとかお尻が好きとか太ももが好きとか年上が好き年下が好き背が高いのが好き低いのが好きとかいろいろあるはずなんですよ。
そしてなんとなくその自分の中の趣向っていうのを自分でも理解はしているはずです。
ただその解像度って意識したことありますか。
ほとんどの人が多分自分の好みに対してフォーカスできてないというかぼやけてると思うんですよ。
自分の好みって多分ざっくりとしか理解できてないんですね。
なぜなら我々は与えられて判断しているからです。
性的な対象となる人を見て好き嫌いを判断すると。
あーこれエロいなーとかこれいいなかっこいいなーとかそういうのを思いながら
数多の判断をしてきたわけですね。
その判断を繰り返すうちになんとなく自分ってこういうのが好きなんだなっていうのが分かってくると。
でもそれどまりなんですよ。
結局は与えられた情報に対しての良し悪ししか判断してないです。
なんとなく自分の好みはここら辺にありそうだぞというふわっとした認識しかないんですよ。
言うならば消費者なんですね。
インプットだけ受け身なんです。
じゃあ一点してもう生成AI使えますよと。
別に絵とか描けなくてもう言葉だけで自分が好きな画像いくらでも作れますよって環境が手に入った時に
自分の好みが言語化できないんです。
それは言葉がないわけではなくて自分で自分の好みっていうのを全然理解しないんですね。
だって今まで与えられた情報を選んできただけだから
生成AIでエッチな画像を生成しようとしてこれに気づかされたんですよ。
だから35年エロとして生きてきたはずなのに
俺はなんて適当に自分のせいと向き合っていたんだと情けなくなりましたね。
パソコンの横に用意したティッシュで涙を拭きましたよ。
これは本当に大きな気づきです。
生成AIによって気づかされたせい。
せいのせいせい。生成のせいです。
ふざけてますけどふざけてませんよ。
今回は結構R18寄りのお話ししましたけど
科学系ポッドキャストの日のせいというテーマを
ストレートにもうせいと。
性欲の文脈でものづくりとか技術と絡みながら話してきましたけど
やっぱ大事じゃないですか。
自分の中にある性的な部分。
意外と目をそらしがちというか
アンタッチャブルな部分として深掘りできてないっていう人も
多いんじゃないかなと思います。
別にそれをおっぴろげるとは言いませんけど
自分の中で自分の性の好みと向き合って
何が好きなんだろうなとか
どこに性を感じるなのっていうのは
真剣に考えてもいい気がするなと思いましたね。
なんか新しい自分を発見できる気がするんですよね。
それに気付かせてくれたのがまさに性の生成でした。
皆さんもぜひ生成AIを使って
ポッドキャストシンポジウムの告知
自分の性っていうのを探求してみてください。
ちょっと話変わりますけど
ちょうど最近、カノー・イーロン・マスク氏が
とあるインタビューにて
AIを使った喋れるセックスロボットが
5年以内に登場するだろうっていう話をしてました。
これで話題になってましたけど
AIからも話ですし
やっぱ技術と性っていうのはなかなか切り離せないですよね。
そこに需要がありますからね。
実はそっちの話も今回まとめてたんですよ。
ダッチワイフとかセックスロボットの話も
作ってはいたんですけど
ちょっと生々しすぎるなと思ったんで
内容を変えたんですけど
そっちの話は兄弟番組のボイシーの
ものづくりの視点の方で
プレミアムリスナー限定の放送で
喋ろうかなと思います。
クローズドのバナナ、もうちょっと突っ込んでいいだろうということで
話しますんで
気になる方はぜひともですね
ボイシーのプレミアムリスナーに
ご登録いただきまして
聞いていただけると嬉しいです。
今月額1000円でやってますけど
初月無料なんで
やってもらってそれだけ聞いて解約すればですね
別にタダで聞けますから
ちょっとねめんどくさいんですけどやりようあるんで
もしも気になるよって方はね
ぜひともそっちも聞きに来てください。
まだ配信してませんけどね
近々出す予定になっております。
ついでに宣伝しますけどね
ボイシーのものづくりの視点の方では
月曜日から金曜日までの
週5で通常配信と
10分ぐらいで聞けるものづくりの話
っていうのを毎日やってます。
日曜日はプレミアムリスナー限定の放送
っていうのをやってまして
普段の放送ではあまり語っていないような
結構突っ込んだ話っていうのをしてます。
だからぜひともそちらもよろしくお願いします。
私はですねこのものづくりのラジオを含めれば
これものづくりのラジオはね
毎週土曜日朝5時配信ですけど
今ですね
週7毎日音声配信実施中でございます。
必ず何か毎日新しい音声が出てますんで
気が向いた時にですね
ぜひとも聞いていただければ幸いでございます。
クロージングトークです。
いやー実は喉の調子悪いんですけど
皆さん気が付きました?
風邪を引きかけているのとですね
あとやっぱ花粉症ね
この時期はもうポッドキャスターにとっては
悪魔の季節といっても過言ではないですね。
皆さんもですね体調管理にはご注意ください。
花粉症はどうしようもないけどね。
ここからちょっと告知なんですけど
中場R18っぽくですね
生のテーマを語っておきながら
このイベントを告知するのはちょっと
はばかられるのですが
非常に重要なお知らせなんでね
させてもらいます。
ポッドキャストのリアルトークイベントに参加します。
その名もですね
ポッドキャストシンポジウム2025です。
日付は4月12日土曜日17時半から
場所は大阪の梅田ラテラルという
トークライブハウスです。
主催はサイエントークのレンさん。
出演するポッドキャスターは
もちろん主催のレンさんもそうだし
夜の農家の山本さん、伊藤さん、りょうやんさん
ママが自分を取り戻すラジオの杉部さん
ポッドキャストシンポジウムの紹介
工業高校農業部の牛若さんとマスボウさん
そしてこのものづくりのラジオから
いやーめちゃくちゃありがたいですよね
こういうの呼んでいただけると
去年もこのポッドキャストシンポジウム
東京で開催されてましたけど
今回は第2回目。前回同様ですね
飲食や物販もありますし
ポッドキャスターとの交流タイムもあります。
ジャンルの壁を越えたポッドキャスターが
集結する共演にぜひご参加ください
ということで
もしもご都合つく方がいらっしゃいましたら
ぜひとも遊びに来てください
申し込みページのリンクは
ポッドキャストの説明欄に貼っておきます
オンラインでの配信もあるんでね
現地来れないっていう方は
そちらもぜひチケットご購入
ご検討いただけると嬉しいです
よろしくお願いします
お便りと情報発信
という感じかな今日は
今日もねちょっと時間の都合で
お便り返信の時間取れなかったんですけど
来週あたりですね返信時間作りますので
よろしくお願いします
お便りフォームもね
このポッドキャストの概要欄にありますので
ジャンジャンと送ってください
というわけで
今回はここまでとさせていただきます
私は支部長技術研究所という
技術ブログも運営してます
週一更新を目標に更新してますので
そちらもぜひ覗いてみてください
またXマイチ役立つ
技術情報の発信を行っております
朝7時20分
夕方18時20分に
必ず投稿しておりますので
そちらもチェック
よかったらフォローしていただけると嬉しいです
ものづくりの視点という
ボイシーでのお探しもやってます
こちらは月曜日から金曜日までの週5
プラス日曜日にプレミアム放送をやっております
10分ぐらいで聞けるものづくりの話です
ぜひそちらも聞いてください
そしてこのものづくりのラジオ
いいなぁと思っていただけたらですね
番組のフォロー
また各ポッドキャストアプリにて
評価の方をぜひともよろしくお願いします
フォローもレビューも
ポチッと押すだけでいいんでね
通知は私結構見てるんで
増えると嬉しいですから
応援の意味も込めてね
ポチッていただけると嬉しいです
よろしくお願いします
というわけで今回はここまで
以上渋長でした
ではでは
42:19

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