今回は、科学系ポッドキャストの日という企画に参加させてもらっています。 この企画は、科学系のポッドキャスターが集まって、毎月10日あたりに共通のテーマについて、それぞれの専門分野の視点で語るという取り組みです。
毎月、この企画には共通のテーマを決めるホスト番組というのがあるんですけど、今月のホストは、サイエンマニア、科学系ポッドキャストといえばこの人、研究者レンさんの番組ですね。
様々な専門を持つゲストとともに、ディープなトークをお届けする、マニアな世界探究系ポッドキャスト番組ということで、
私も恐れ多くもなんですけど、今年の初めにものづくりの専門家の一人として、このサイエンマニアゲストとして参加させてもらっています。
そんなサイエンマニアさんが挙げた8月の共通テーマっていうのはこちら。 女性の活躍となっています。
科学系の道に進む女性を応援するための、女性の活躍に関するエピソードを募集します。
とのことです。 私はね、高校大学と工学系の道を歩んできまして、そして今ね、製造業の機械メーカーに勤めてますけど、
ほぼほぼ女性とは無縁の生活をしてきました。 そんだけやっぱり工学系とか製造業って女性がね、少ないんですよ。
各優、私もその一人なんですけど、ほとんどおじさんだらけなんですよね。 製造業って。
開発の事務所もそうだし、現場もそうなんだけど、ほんと見渡す限りおじさんだらけなの。 万国おじさん博覧会。世界おじさん見本一ですよ。
ただね、今回のテーマは女性の活躍ということなんで、まさにそんな男だらけの製造業の中で頑張ってる。
新米の女性設計者の方をゲストとして招いてですね、色々とお話を聞かせていただきました。
機械設計歴3年、24歳の新人機械設計者の紬さんという方をね、今回はゲストとしてお招きします。
紬さんはね、普段ポッドキャストとかブログとか、そういう情報発信をしているような方ではないんですよ。
本当に今日このテーマのためだけにですね、ちょっとお話し聞かせてもらえないかとお願いして、いきなりちょっとポッドキャストに出ていただくっていう、結構無理をお願いしたんですけど、忙しい中ですね、心よく了承いただきまして、お時間を作っていただきました。
若い女性技術者が頑張ろうとしている。頑張っているっていうことで、応援の意味も込めて今日のお話ぜひとも聞いていただければなと思います。
というわけで、今日のテーマはこちら。文系から機械設計へ新米女性設計者紬さんを応援しよう、科学系ポッドキャストの日です。それでは早速いきましょう。
あれ、声聞こえてるね。
はい、聞こえてます。
はい、お願いします。じゃあ始めていきます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ今日はですね、紬さんに来ていただきました。じゃあまず初めに軽く自己紹介をお願いします。
名前は紬です。年齢は24歳です。今は機械設計の部署で働いていて、設計歴は3年目です。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ということで、今日、科学系ポッドキャストの日というイベントに参加してて、女性の活躍というテーマだったんで、紬さんに現役の女性機械設計者で、さらに新人というところで来ていただきました。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず最初にちょっと謝りたいんですけど、せっかくお時間作ってもらったんですけど、皆さんも聞いてわかると思うんですけど、声がぐしゃぐしゃなんですよね、僕がね。
せっかく時間を忙しい中作ってもらったにもかかわらず、あと多分これパート100なんだよ。
ものづくりのラジオのパート100なんですけど、そんな節目にですね、肝心のメインパーソナリティーたる支部長の声がガラガラということで、100回やってもこんなもんだなっていうところで、緊張せずにですね、そんな感じの緩い回でございますんで、いろいろとお話し聞ければなと思います。よろしくお願いします。
じゃあ結構ね、つむぎさん女性設計者で、かつ新人ってね、かなり珍しい属性を持ってると思うんだけど、なんで設計者になったのか、その経緯をね、ちょっと教えていただけますか。
はい、就職活動をしていて、合同説明会に行った時に、今の会社の人事の方が話しかけてくださりました。
それで興味を持って会社説明会に行ってみました。なんか本当に全然わからないことばっかりで、なんか場違いなところに来ちゃったなって思ったんですけど、なんか人事の人が結局どこの会社に入っても大切なのは人間関係で、だから人間関係がいいところに就職したらいいんだよって言われて、それで今の会社に就職しました。
そういうことね。なんかその会社の見た時の雰囲気というか、それがなんか自分に合ってそうというか、アットホームだなぁみたいな感じで、それがたまたま選んだ職種として機械設計だったよっていう感じなんですね。
なるほど。ちなみにもともと別に理系ではないんだよね。
文系ですね。
そうだよね。そこもかなり属性、属性っていう言い方ちょっとあれかもしれないけど、珍しいなと思って、文系出身で、今までなんか別に機械の勉強とか工業系の勉強してきたわけでもなく。
はい、全くです。
大学の時は何を勉強してきたの?
管理栄養学部でした。
管理栄養士になる学部です。
なるほど。そこからやっぱり就職活動の過程で。
なんか家から近い会社で探していって、今の会社は家から近くっていうのもあって、それも決め手の一つですね。
なるほど。すごいね。僕の人生の中でも、文系から機械設計に行ったっていう人を数人は知ってるんだよ。
数人は知ってるんだけど、その中でやっぱり女性かつ文系で全然関係ないことをやったけど、機械設計をやったっていう人は初めて。
そうなんですね。
初めて見た。すごい多分その会社に入ってから、ギャップというかね、なんか衝撃いろいろ受けたと思うんだけど、多分相当いろいろ苦労してると思うのね。
はい、そうですね。
で、例えばさ、設計するだと図面ってあるじゃん。図面。あるよね。
だってさ、図面、俺自分で図面を最初に見た時のことって覚えてないのね。
多分高校の時に最初に図面見て、これが図面かって思ったんだけど、社会人になっていきなりさ、仕事で図面ボンって出てきて、わーってなるじゃん。
はい、なりましたね。
そのね、気持ちが聞きたい。初めて図面を見た時の。これは面白そうだなって思ったのか、めちゃくちゃ難しいなって思ったのか。
すごい難しいなと思いましたね。急に図面書いてくださいって言われて、えー、なんか無理無理だよみたいな思いました。
3年目だもんね。まあ、もうそれなりに図面は読めるようになってきたみたいな。
そうですね。だいぶ、はい。
へー、それはOJTというか、OJTってわかる?
あの、オン・ザ・ジョブ・・・
はい、わかります。
働きながら学ぶっていう。
はい。
なんか体系的な、例えばその、何だろう、会社入ってから研修みたいなので、設計の勉強しましょうみたいな時間っていうのはあったの?
うわー、そんなに、もう結構最初、本当に最初の方から、自分のデスクがあってそこで、なんか上司が図面はもう書かないと書けるようにならないって言ってた気がして、なので、本当に最初から、簡単なカバーとかから書き始めましたね。
あ、なるほどね。まあ、僕も同じような感じでやってるんで、やっぱりそうなんだね。
はい。
ちなみにこう、まあ当然、図面の話もあるし、いろんなものづくりにおいて、何だろう、工学的な勉強もしなきゃいけないと思うんだけど、
はい。
今まで3年間やってきて、大変だったなとか苦労してるなみたいなことがあれば、何か教えてほしいんですけど、今、絶賛これわかんないみたいな。
わかんないことは、すごいたくさんあるんですけど。
まあ、そうだね。
はい。まあ、特に図面を書いてても、交差が難しいなと思いますね。
ああ、それはね、未だにこれ難しいと思う。
そうなんですね。
交差決めるのとか、決めるのもそうだし、まあ意味だよね。どういう意味かっていうのを理解するのもそうだし、
あと部品単体、だからその1個の部品で完結するものじゃなくて、相手の部品があって、機械としての何だろう、仕様があって、まあそれゆえの逆算の交差だから、
はい。
例えば、交差を計算したりとか、設定したりっていうのはね、やっぱ設計者の永遠の課題というか、
そうなんです。
そう、だからね、こう、俺は交差マスターだぜみたいな人がいたら、ちょっとこいつ大丈夫かなみたいな。
たぶん、攻略することはね、永遠できないというか、それは難しい分野なんで、勉強していただければなと思います。
はい。
ちなみに、今は言える範囲でいいです。仕事の内容なので、どんな仕事というかどういうものを作っているのかとか、中小化していいので、
はい。
だいたい今どんな感じの仕事をやっているのかっていうのは何か伝えられることがあれば教えてほしいんですけど。
今は部品図を描いていたり、設備の組み立て図を描いていたり、
最近はモデリングで、アルミフレームとかのモデルを作ったりしていますね。
ああ、基本はじゃあ3Dキャードを触っている感じ。
あ、そうですね。
で、図面を描くときは3Dから2Dにトレース、トレースというか、描き直すみたいな。
あ、そうです、そうです。
はいはいはい。
ちなみに3年目だからあるのかな。自分が設計したものとかが、実際加工されて物になったとか、形になったっていう経験はここまでの業務の中であるの?
はい、加工場で実際に部品として見たことはありますね。
その時の感想が聞きたいな。やっぱさ、設計者あるあるじゃないんだけど、
自分が一番最初に描いた図面が形になるときって、なんかこう、お、あ、お前かみたいな。わかる?わかるかな?わかんないけど、そういう感覚がね、俺はあって、結構あるあるだと思うんだけど、設計者の中で。それ感じたかなと思って。
あ、でもちょっと感動しましたね。
あ、やっぱ感動あったね。
はい。
あ、これ私が描いた部品だみたいな。
はい、ありました。
何かミスしてなかった?寸法とか。
まあ、だいたい上司が検図してくれてるので、ミスは大丈夫でした。
よかったです。その中でやっぱフレッシュな話聞きたいのよ。
はい。
もうね、あの、僕が最初に図面描いたのとか設計したのってはるか昔だからさ、覚えてないのね、その時の感覚ってあんまり。
まあ、会社で最初に機械作った時の、なんだろう、気持ちとか覚えてるんだけど、やっぱここ数年の話じゃん、君の場合はね。
そうです。
そのね、フレッシュさをちょっといただきたいなと思って、今質問させていただきました。
ちなみに、ざっくり設計楽しいですか?
まあ、楽しいなって思う時もあります。
なんか、最初は全然図面描けなかったんですけど、だんだんちょっと難しい部品図描けるようになってきて、結構達成感があったりとか、
モデルもだんだん、なんかどうやって動くのかっていうのがわかってきたりとか、
なんか本当に知らないことだらけなので、それがなんかちょっとずつわかってくるのが楽しいなと思います。
いや、素晴らしいですね。素晴らしい向上心だと思います。
すごいね、勉強熱心だなって僕から見れても思います。
ありがとうございます。
あ、てか、まあじゃあちょっとその話をせっかくなんで、ちょっと飛ぶんだけど話が。
私とまつむぎさんのつながりについてちょっとお話ししたいなと思っていて、
別にリアルの知り合いではなくてですね、まあちょっと発信きっかけで知り合ったっていう感じなんですけど、
去年のMECT、メカトロテックジャパンっていう、まあ工作機械の見本市で、
僕がなんか会社のブースにいますよみたいなことを発信していろんな人と会ってたんだけど、その中の一人としてというか、そこで会いに来てくれたんだよね。
はい、そうです。
で、もともとその支部長という存在を知ったのって何きっかけ?
ボイシーがきっかけですね。
あ、ボイシーなんだ。
はい、ボイシーで、なんか元からボイシーは結構前から聞いていて、
で、あんまり本とか読むの得意じゃないので、なんか音声配信で機械設計の勉強できたらなと思って調べていたら支部長さんが見つかりました。
あ、そういうことなんだ。いやー発信してよかったってことは、あんま機械設計の話してねーっていうのでちょっと申し訳なさもあるんだけど。
そうだね、ものづくりの視点ってね、ボイシーの番組の方は割と俺の考えみたいなやつを喋ってるから、がっつり機械設計じゃない場合もあるし、まあまあものづくりのねトピックをザクバラにお話ししてますけど、
あ、それで知ってもらったんだね。
はい、そうです。
全然その話聞いてなかったから、ブログなのかXなのかわかんないなと思って。
でも一番初めはボイシーを聞いてから気づいたんですけど、たぶん本当の一番最初はブログでしたね。
あ、そういうこと、ボイシーでこういう人いるんだ、変な人いるんだなーみたいなの見つけた後に、この人ブログやってるんだって思ったら、このブログ見たことあるよみたいな。
そうです、そんな感じです。
あ、なるほど、そう機械設計の人だと結構ね、割と僕のブログから知ってもらうっていう人が結構多くて、特にその空圧機器とか油圧機器とか。
読みました。
ありがとうございます、ありがとうございます。最近ね全く更新してないんだけど、ここ1、2年ほぼほぼ記事書いてないんですけど、ポッドキャストの最後で毎週更新してますって必ず言ってるんですけどね、あれは嘘でございません。努力目標として言ってるんだけど。
ありがとうございます、そういうきっかけだったんだね。
そうです。
そうそう、それで多分MECTでたまたま見学来てたのか、会いに来ていただいて。
VCでMECTにいますので、よかったらDMくださいねって言ってて、でしぶちょーさん、なんかどんな方なのかなって気になって、実際にMECTに行ってお会いしたのがきっかけです。
あ、そうなんだ。大丈夫でしたか?
こんなやつかって思った。
なんかすごいアイコンがアフロだったので、本当にアフロの人なのかなって思ったら、なんか違って、それがちょっと結構違う人だっていうギャップがありました。
みんなそれ言うのね。しかもね、マイナスギャップなのかな、なんかこう期待してさ、アフロ探してみんな来るのよ。で、あの人がしぶちょーさんか、なんか思ってたのと違うなってみんな言うからね、あの姿で社会人はやってないんでね、普通のサラリーマンの格好してます。
そんなことでわざわざ来ていただいて、そこからつむぎさんをだいぶガツガツというか、すごい設計に関する質問をDMで送ってくれたりしてて、かなり気合い入ってるなと思って、僕もかなり気合い入った質問くるから、気合い入れて返してたんですけど、
そんなこんなにつながりあって、ぜひ女性設計者として、ポッドキャスト出てみない?ちょうどいいタイミングなんで、というところで出ていただきました。ちょっとね、パート100っていうのもあって、なんかプレッシャーというかね、なんか節目になっちゃったみたいなところがあるんだけど、最初ちょっと緊張してるっぽかったけど、ちょっとずつ大丈夫な感じになってきましたか?
慣れてきました。
慣れてきました。よかったよかった。僕個人的にね、君のしてくれた質問の中ですごい気づきがあったのが、なんか図面の話で、図面ってなくなるんですか?みたいな質問をDMでしてくれたことがあって、その時にハッてすごい思ったのね。
確かに、僕普段の情報発信とか、あと同じような情報発信者の中では、図面レスとか、3Dだけで完結しますよとか、3Dの中に設計情報を盛り込みますよみたいな、そういう結構意識の高いというか、新しいことをやろうっていう人たちが多いので、そういう発信を見てると確かに、じゃあ今、つむぎさん図面の勉強してるけど、これって実は意味ないんじゃないかなと思ってる。
と思ってしまわせているみたいな。っていうのをちょっと自分で気づいて、確かにこれ、普段僕設計中堅相に向けて割と発信してるんだけど、新人の子が見たら、確かに最初基礎で図面やるけど、これ意味ないんかなって思わせちゃうなと思って、すごいね、そこで気づきがありました。
違う、そういうことじゃないんだよっていうのを、たぶんすごい長文で送ったと思うんだけど、覚えてますかな。覚えてる?
いずれは図面を書く仕事はなくなる。
ごめん、テストみたいなことやって、申し訳ないけど。
そうそうそう、いずれはなくなるかもしれないけど、設計とか部品の加工を学ぶ上で、図面っていうものがすごく体系化されていて、それを書くことによって勉強できることが多いし、今実質、実際それを書くことでしか学べない部分が多いので、図面を書くっていうのはものづくりを学ぶっていう意味ではすごい意味があるんだよという話をしたという。
ごめん、試したわけじゃないからね。
やっぱ新人なりの質問みたいなところで、すごいハッとしたところがあって、その他にもいろいろ交差の話とか、剣図の仕方はどうすればいいですかみたいな話をいろいろ質問してくれて、すごいやる気のある子だなっていうところで今日来ていただいてるんで。
女性の活躍ってなってるけど、バリバリキャリアウーマンっていうね、そういう意味じゃなくて、これから頑張ろうとしている人をピックアップして応援するみたいな意味合いがあるんで、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ごめんね、俺ばっかり喋っちゃったけども。
今回テーマとして女性の活躍っていうテーマでやってるんだけど、女性設計者としての視点をちょっと何個か教えていただきたくて、やっぱ製造業って男だらけじゃないですか。
実際その中で女性の立場でやっぱり働くと思うんですけど、女性なりのって言うとニュアンスがあれだけど苦労というか、ちょっと困るなとか苦労してるなみたいなところって何かあります?
そうですね、というかなんか私は結構元々コミュニケーションに苦手意識があって、学生時代とかあんまり年上の人と喋った経験がなかったので、なんか上司との会話とか苦労してますね。
そうだよね、もうおじさんフェスティバルだもんね、現場って言ったら。本当にそう思うよ。見渡す限りおじさんしかいない。本当に工場とか自社の工場もあってて、本当見渡す限りおじさんしかいないなって思うことはたまにある。
年上の男性というか、ちょっと年々離れた方とコミュニケーション取るっていうのは確かに難しいかもしれない。大丈夫?私おじさんですけど。まだ大丈夫ですか?
慣れました。
慣れましたか。ありがとうございます。親父ギャグとかまだ言わないんでね。好きあればちょっと突っ込んできますけど。なるほどね。これも言えたらでいいんだけど、他に同じような女性のエンジニアって何かいます?
一人いますね。
それ大きいね。
その方は結構私と違ってコミュニケーション能力が高くて、上司の方たちともすごいスムーズに会話してるので、すごい尊敬しています。
なるほど。でもコミュニケーションっていう面でおいても、今別に普通にこうやって喋れてると思うんだけど、自分の中で言葉が出なくなったりとか伝えたいことが伝えられないというか、つっかかったりするっていうのがコンプレックスというか気になるみたいな。
そうですね。設計室10人ぐらいはいるんですけど、ちょっと大人数の中で一人で会話するっていうのが結構苦手意識があります。
なんかしんとしてるところで会話が反響するというか、会話が目立っちゃうよみたいな。
まあそうだね。うちの会社のフロアも結構だたっぴろい、何百人っていう技術者がバーって並んでるんだけど、やっぱしんとしてるもんね。
やっぱそうなんですね。
なんかね、ガヤガヤしてる場所もあれば、しんとしてる場所もあって、こんな人いるのに誰も喋ってね。みたいな。
新入社員はね、それを見て結構プレッシャーを感じるらしいんだけど、まあみんな黙々とね、作業してるんで。
みんな集中して作業してる。
じゃあ女性の先輩がいるっていうのは結構一個心強い。
だいぶそうですね。その方にいつも質問しています。
ああ、なるほどね。同じ業種?機械設計っていうのは。
本当に同じ機械設計で、隣にいらっしゃいます。
それはすごくいいね。他には何かある設計でここわかんないとか、こういうことができるようになりたいとか、こういう仕事してみたいな、みたいな。
たぶん私は周りの人たちよりもちょっと進みが遅いなっていう自覚があって。
なので、まあ今結構部品図ばっかり書いてるんですけど、
まあその隣の女性設計者の方のように、なんかモデリングとかがもっとスムーズにできたらいいなとか。
あと組図を書くのもすごい苦戦してて、なんかどこに寸法を入れたらいいのかとか、正直よくわからないなって思うことがあって。
なので、組図をスムーズに書けるようになりたいとかですかね。
ああ、そうだよね。もう俺も組図書くの本当嫌いでさ。
そうなんですか。
部品図はまだいいんだけどね、やっぱ組図嫌い。
そうなんですね。
そうなんだよね。確かに寸法を振るの難しいよね。
全部に振ったらとんでもないことになるじゃん。
だから使用寸法とか、基本的に動く機械であったらストローク範囲を示したりとか、
あと組むのに必要な調整しろとかを入れてやるんだけど、まあ配慮じゃん。
まあ大事なんだけどね。だから組み立てがわかってないと書けないっていう意味で、すごい重要なんだけど。
組図はね、俺はなくていいと思ってる。
そうなんですか。
たまたまNHKでエンジニアのテレビ番組を見つけて、それを見たりとかもしています。
あーいいね、それ大事大事。他にどういう技術者がいてみたいな。
そうです。
なるほど、いいね。いいねっていうのはすごいフレッシュだし、前向きだし。
コミュニケーションというか、時々自分への自信のなさみたいなのがちょっと垣間見える気がするけど、それはやっていくうちにだんだん自信がついてくると思うんで。
キャリアの面で今後の目標というか、こういう設計者になりたいなみたいな、そういうビジョンって何かあります?
設計者じゃなくても、別に今後ずっと設計をやっていくかもわからないし、ものづくりの世界にいるかもわからないけども、こういうことをやりたいなみたいな。
まだ24だったからだいぶ若いので。
すごい奥深い仕事だなっていうのはなんとなく思ってて、世の中に役立つ機械を作れるようになりたいのと、また機械設計を学んでいくことで自分自身も成長できたらなと思っています。
素晴らしい。100点の回答だね。人間性も磨くというね、機械設計って。
やっぱり設計者、紳士でなければ設計者にはなれないっていうね、僕の上司そういう言葉を言ってたんで。
人として、ずっと俺が語れることかわかんないけど、人としてやっぱりそれなりに親切であったりとか気づきがあったり、思いやりがないと、やっぱり機械を作ったり物を作ったりっていうのはなかなか難しいっていう部分があって、
やっぱりカノ、ホンダ総一郎氏、私のね、ボイシーとか聞いてくれてるんだったらもう度々出てくるけど、物作りってのは人間の研究だということを残しております。人を見て、やっぱり人がこういうことを求めてるんだとか、こういうことに困ってるんだって気づくっていうのが物作りの本質なんですよ。
おじさんの説教でね。
ちょっとね、あの、いやーちょっとやだな、なんかこういうの語り始めるとすげーなんかおじさんになったなって思うな。
あのね、うざいなって思ったらうざい。
パンハラですって言ってください。
大丈夫ですか。
ありがとうございます。すごくいいと思います。だから今後も是非ともですね、頑張っていっていただければなと思います。
で、つむぎさんにはですね、今後、支部長技術研究所の方でコラムを書いてもらおうかなと思ってまして、ちょっとお願いしてます。
つむぎの物作り日誌的な。ちょっとタイトルはね、仮っていう感じなんだけど。
そこでちょっと私からですね、ちょっと鬼畜な課題を与えて取り組んでもらって、その結果を文章にまとめてもらうというところを月1ぐらいでやっていくという感じで。
ありがとうございます。非常な機会。
勉強一緒にしていきましょうという感じですね。
そこに行くとですね、つむぎさんの発信も入れますんで。
はい。
ちょっといつスタートなのかわからないけど、8月とか9月中には始めたいね。
はい、そうですね。
ということでよろしくお願いします。
あと、あなたポッドキャストやる?悩んでる?
まあ、はい。ちょっとお盆休み中に考えようかなって思ってます。
はい、ぜひとも。
僕もですね、音声配信ゴリ押し人間なんで、いろんな人にね、ポッドキャストやりませんかっていうことを言ってまして、つむぎさんにも漏れなくね、ポッドキャストおすすめしてます。
でも君はね、僕と一緒にポッドキャストの学校っていう、ポッドキャストスクールっていうのがあるんですよね。
ノックスメディアさんっていうとこがやってるスクールがあるんですけど、同期として通ったもんね。
そうなんです。
そうね。
はい、支部長さんがボイシーで、ポッドキャストの学校なんか通いませんかって言ってて、
で、なんか私も元から音声配信にちょっと始めてみようかなっていう興味はあったので、
で、なんか尊敬する支部長さんと一緒に勉強できるならなと思って参加しました。
あそこで4週間ね、ポッドキャスト学んで、やりませんだとちょっともったいないからね。
そうですね。
ぜひともちょっとね、つむぎさんのポッドキャストも期待してますんで、始めていただけるとものづくり系ポッドキャスターがどんどん増えていくんでね、私としても嬉しい限りでございます。
はい。
そしたら今度ね、そっちの番組のコラボとしてぜひとも出させてください。
わかりました。
無理にとは言わないけどね。
はい。
ぜひともそういうものを発信もね、していっていただければなと。
結構ね、やっぱり今日女性の活躍っていうところでお話聞かせてもらったんですけど。
はい。
冒頭でも言ったんだけど、君に属性が多いのね、すごく。
文系から設計っていうのもそうだし、女性設計者っていうのもそうだし、若手3年目ですよっていうのもそうなので。
そういう人がね、やっぱこう発信するとか、こういうのはわからないんですっていうことを言うこと自体が、結構この製造業の中にとってすごいいいことになるなと僕は思ってるんで。
僕も4年ぐらい発信してきた中で、なんとなくそういうものがみんなの気づきになったり価値になったりするなっていうのがわかってるんで。
ぜひともですね、前向きに検討いただければなと。
はい。
思います。
はい、わかりました。
無理にとは言わないんですけどね。
僕みたいに身バレするとめんどくさいんで。
そこだけはちょっと気をつけてください。
はい、わかりました。
ということで、今日のゲスト、つむぎさんでした。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
はい、クロージングトークです。
まずはじめにですね、今回ゲストで出演いただいたつむぎさん、本当にありがとうございました。
いきなりね、ポッドキャストにゲストでポンと呼ばれて、かなり緊張したとは思うんですけど。
結構ね、無理なお願いをしたにもかかわらず、頑張ってね、いろいろと喋ることも準備していただいて、本当に助かりました。
製造業の中で女性技術者の視点の話が聞ける場面ってなかなかないので、すごい貴重な機会となりました。
私の周りにも女性の技術者いないことはないんだけど、どっちかというとやっぱりお姉さん方というか、
エンジニアとしては私より格上の方ばかりなので、いろいろと教えてもらうことはあるんだけど、苦労の話を聞くっていう場面がそんなにないんですよね。
女性でかつ新人、かつ文系から機械設計の世界に来たんだっていうね、人かなり珍しいと思います。
紬さん本人もすごく勉強熱心なので、これからもね、ぜひとも頑張ってほしいと思ってます。
本編でも言いましたけど、一応ね、アウトプットの場として、僕のブログで技術コラム書いてみないという提案をしたところですね。
それも心よく了承していただいたんで、紬さんのコラムは私のブログのコンテンツの一つとして読めるようになるはずなので、
それもね、楽しみにしておいてください。始まったらね、またお知らせいたします。
紬さん自身も音声配信に興味があるということだったんで、もしかしたら新たなポッドキャスト番組が始まるかもしれませんね。
それは別に私が関与するようなことではないんですけど、なんか面白い番組になりそうだなっていう感じもあるしね。
もし気が向いたら、ぜひともポッドキャストやってほしいですよね。楽しみにしております。
今回の話を聞いて、もしもね、紬さんに伝えたいこととかメッセージとあればですね、この番組のお便りフォームでもいいですし、
私のXでもいいんですけど、連絡ください。
本人のSNSアカウントとかあるわけじゃないんで、皆さんから直接紬さんに連絡する手段ないんで、
私伝にはなるんですけど、それでも良ければ本人に伝えておきます。
というわけでね、本当に今回紬さんゲストでのご参加ありがとうございました。
さてさて、ここからですね、ちょっと話は変わるんですけども、
今回でですね、ものづくりのラジオ、エピソード数が100本というですね、一つの節目を迎えることができました。
リスナーの皆様のね、応援あってのこの100という数字でございます。本当にね、ありがとうございます。
1週間に1本、毎週欠かさず更新してきました。
自分で言うのもあれだけどね、100本のエピソード上げるのって結構大変なのよ、これ。
想像以上のね、苦労があります、やっぱり。
毎週、あー今週の投稿は間に合わないかも、いよいよ更新途切れちゃうなーって思いながらも、
あーなんとか今週やり切ったー、良かったーっていうのを毎週繰り返してます。
割とね、毎週ギリギリなんですけど、誰に頼まれるでもなく、自分でやってるだけなんだけど、
それがね、続けられるっていうのも、そういう苦労を補って余りあるほどの学びと楽しさがあるからなんですね。
本当にね、こうやって聞いてくれてる皆様が色々なコメントくれたりするのもそうだし、
再生数っていうね、数字の面でも増えていくっていうのもそうだし、
あと、やっぱりポッドキャスター同士の繋がりっていうのもそうですよね。
ポッドキャストやってなかったら繋がれなかった、出会えなかった人いっぱいいます。
ポッドキャスターの方々、本当にね、面白くて素敵な方が多いこと多いこと。
そういう意味でも、大げさじゃなくて、ポッドキャスト100本投稿してね、人生変わったなとすごく思います。
それはね、すごくポジティブな変化であって、ポッドキャストっていうジャンルの持つ魅力なのかなとも感じますね。
こうやってね、100本番組を配信してきて、嬉しいことの一つが、
ものづくりのラジオ聞いて、ポッドキャストやりたくなって番組始めました!みたいな報告なんですよ。
本当にね、そういう番組、何番組かあって、本当にね、ありがたいなと思いますし、励みになりますね。
ものづくり系ポッドキャスターね、もっと増やしたいんで、音声配信やりたいなと思っている人、ぜひともやりましょう!
普段ね、日課的に音声配信聞いてる人って、心の中で自分でもやってみたいなって、うっすら思ってるっていう人がね、少なからずはいると思うんですよ。
もしかしたらね、いや俺がポッドキャストなんて始めたって、誰も聞いてくれないよ、と思ってるかもしれないけど、
ものづくりのラジオを聞いてポッドキャスト始めましたって言ってくれたらね、私は聞きますよ。
皆さんはもうこの時点でリスナー1名獲得しているわけですね。
その代わり、その番組が育ってきたら、あ、あの番組ね、俺が育てたよって、どやり散らかしますけどね。
子さんリスナームーブかましちゃいますけど、それでも良ければ私をリスナーにさせてください。
っていうのは一部冗談ですけど、本当に聞きますんで、ポッドキャストに興味があって、やりたいなって思っている方はね、ぜひとも一緒にやっていきましょう!
まあ、ジャンルは問いませんよ。ただ、ものづくり系でやってもらえるとね、私は非常に嬉しいですね。
あのね、今日さ、科学系ポッドキャストの日っていう企画だったでしょ。
ものづくり系ポッドキャストの日があっても、いいんじゃないの?