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2023-12-02 27:49

#61 価値の工学、バリューエンジニアリングって一体なんだ!?【科学系ポッドキャストの日】

#科学系ポッドキャストの日 連動企画!! 今月のテーマは「お金」です。 ものづくりとお金・・・これは切っても切れない関係です。 そんなお金に関する工学、バリューエンジニアリングをご紹介! あとおまけで副業の話もします。 豪華!? 2本立て、是非聞いてね。 【ホスト情報】 コペテンナイトさん

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サマリー

今回は価値の工学、バリューエンジニアリングについて話します。バリューエンジニアリングは、ものづくりにおいてコストダウンを目指すための手法です。さまざまな組織が協力して最適化を目指す重要な考え方です。バリューエンジニアリングは工程の最適化を目指す手法であり、価値を定義し最大化することを目指しています。価値とは、機能をコストで割ったものであり、さまざまな手法がバリューエンジニアリングに定義されています。バリューエンジニアリングは1947年にアメリカのGEで開発され、1960年に日本に導入されました。バリューエンジニアリングには、自己計算や活動のためにお金を使うことが重要であること、技術者の家庭やキャリア形成の忙しさの課題、技術ブログやXでの活動に関するお知らせなどが話されています。

00:05
どうも、しぶちょーです。今回も、ものづくりのラジオをやっていきたいと思います。 このラジオは、産業機械の技術者である私が、ものづくりに関するトピックを主観を交えながら、ザックバランに紹介するラジオです。
小難しい技術の話はしないので、何か作業をしながら聞いていただければ幸いです。 今回はですね、科学系ポッドキャストの日という企画に参加させてもらっています。
この企画は、科学系のポッドキャスターが集まって、毎月10日あたりに共通のテーマについて、それぞれの専門分野の視点で語るという取り組みです。
私もこの企画ね、9月から参加させてもらってまして、今回で4回目の参加となります。 9月のテーマは環境だったんで、そこではね、直接空気回収技術
DACというものについてお話ししました。 10月はね、スポーツがテーマだったんで、3Dプリンターが買えるスポーツ用品の世界という話をしています。
そして先月11月はですね、未解決というテーマだったので、永久機関はなぜ作れないのかという話をしてるんでね、まだ聞いてないという人がいたら是非とも聞いてください。
この科学系ポッドキャストの日という企画はですね、毎月ホストが決まっているんですけど、今月はコペテンナイトさんがホストとなっています。
コペテンナイトはですね、惑星科学を学んでいる春名誠さんと演劇を学んでいる足原瑞穂さんの2人がやっている番組で、宇宙に関するおしゃべりをしていくというポッドキャストでございます。
春名誠さんがですね、惑星科学を専攻している方なんで、この春名誠さんが先生役となって、惑星科学の話をね、足原瑞穂さんにしていくというスタイルです。
前回ですね、ゲストに奏でる細胞から達さんにお越しいただきましたけど、その時にね、このコペテンナイトさんの紹介もしてくれました。
達さんも言ってたけどね、非常に声が良くてね、癒されるんですよ、コペテンナイトさんの番組って。
もちろんね、言うまでもなく、惑星科学の話も面白いんでね、ぜひとも聞いてください。
あの聞いたことないよって方は、なんか具体的なエピソードを聞きに行ってもいいと思うんですけど、コペテンナイトさんはね、サイエンスディスカバリーっていう番組も出演されてて、
そこでね、番組の紹介もやってるんで、まずそれを聞くと、どんな方たちなのかとかね、どんな番組なのかっていうのがよくわかるんで、
おすすめとしてはね、そこから聞いてみるといいんじゃないかなと思います。
リンクをですね、このポッドキャストの説明欄に貼っておきますので、ぜひともそこから飛んでみてください。
さてさて、というわけで、そろそろ本題に入っていこうかなと思うんですけど、
今月の科学系ポッドキャストの日のテーマは、お金です。マニーですよ、マニー。
皆さんはお金好きですか?って聞いたらすげえいやらしいんだけど、
まあね、嫌いって人はそんなにいないですよね。
お金好きですってね、堂々という人もそうはいないんですけど、まあね、あって困るもんじゃないですからね。
そんなお金にまつわるものづくりの話を今日はしていきたいと思います。
と言ってもね、結構悩んだの、このテーマ。
お金ってね、なかなか難しいテーマですよね。特にものづくりにおいてはね、結構難しいんですよ。
どういう難しさかっていうと、ネタがないとかじゃなくて、ありすぎる。もう関わりがありすぎるんですよね。
このお金っていうのはね、ものづくりにおいて必ず出てくる重要なファクターなんですよ。
ものづくりの、もうどこを切ってもお金が絡んでくるんで、これどういう視点で語ろうかなっていうのが結構悩みどころなんですけど、
今日はね、結構ド直球なテーマを持ってきました。今回はちょっといつもと違って、このポッドキャストの中にトピックを2つ盛り込みました。
一つ目は技術的なお金の話と、もう一つはですね、技術者の副業としてのお金の話です。
それぞれ別のトピックとしてお話ししていきますんで、今回はですね、豪華、日本立てでございます。
メインはね、技術的なお金の話の方ですけども。じゃあね、まずそっちの方を話していきたいと思います。
バリューエンジニアリングの基本
題して、価値の工学、バリューエンジニアリングって一体何だ?
です。今回はですね、このバリューエンジニアリングというものの考え方について、軽く語っていきたいと思います。
バリューエンジニアリング。なんか、これ難しそうですよね。
日本語ではね、価値工学とも言われています。価値の工学なんですよ。まあそのままですけどね。
クンクンと、なんかすごくお金っぽい匂いがしますよね。チャリンチャリンと、なんか小銭の音が聞こえてきませんか?
っていうね、そんないやらしいもんじゃないんですけど、お金に関わるものづくりにおいての重要な考え方です。
今日はこのバリューエンジニアリングの基本的な考え方を知っていただければなぁと思います。
本当に基礎の基礎の部分しかちょっと説明しませんけど。じゃあね、まずこのバリューエンジニアリングを語っていく前に、
前提知識としてね、ものづくりに求められる永遠のテーマの話をしたいと思います。
これ何かっていうと、QCDの向上です。 製造業に勤めている人であれば、もうこのQCDっていう言葉はね、もう耳にタコができて、
そこからさらにイカが出てくるぐらい、もう聞きまくってる言葉なんですよ。 大事な言葉なんですけど、まぁちょっとね、この言葉を聞くとウッってなります。
ちょっと重い気持ちになるっていう感じですね。 このQCDが何かっていうと、ものを作る上で改善すべき3つの観点の頭文字です。
QCD。Qはクオリティ、つまり品質です。 Cはコスト、これまさにお金です。
Dは何かって言ったら、デリバリー、納期ですね。 この3つの頭文字をとってQCDと呼ばれています。
ものづくりにおいては欠かすことのできないこの重要な3つのファクターになります。 基本的にはこのQCDを改善しようっていう取り組みがこのものづくりの中で強くね、
行われていることなんですけど、つまりはものを作るときは品質は高く、コストは安く、納期は短く、これを目指しなさいよと、これを目指して製品を作ったり、業務を改善しなさいということなんですね。
めっちゃ簡単に言うと、良いものを安く早く作れと、そういうことです。 なんか私が最初に重い気持ちになるって言ったのなんとなくわかったでしょ?
趣味でものづくりする上ではね、全然意識しなくていいことなんですけど、 会社でね、製品を開発するってなったときは非常に重要なんですね。
これが会社の利益とか製品力に直結します。 でもやっぱりこのQCDの改善っていうのが非常に難しいわけですよ。
品質、コスト、納期、これらはですね、トレードオフの関係になりやすいんですね。 どういうことかっていうと、すごくシンプルに考えて、
品質を上げたら、なんかコストって上がりそうじゃないですか? 良いものを作ったら、そりゃお金かかりますよね。
でもまあ品質は上げて、コストはそのままにしろとかね。 品質は保ちつつ、コストを下げろなんて言われるわけです。
究極はね、品質は上げてコストを下げろって言われて、 えー、みたいなね。
結構あるあるなんですけど、そういう矛盾したような要求も、 科学技術を用いて達成していくわけです。
これが我々技術者の役割でございます。 当然ですけども、いいは安しなわけです。
特にコスト、お金ね。 極端な話ね、品質を上げようと思ったら、そりゃいいものを使えばね、
まあ品質は上がるわけですよ。 問題はお金です。
それをお金をかけずにどうやって達成するんですかと。 まあそれが難しいわけですね。
じゃあ一体どうすればいいんだと。どう考えればいいんだ。 というわけで、ここでやっと出てくるのが
バリューエンジニアリング。価値高額なんですね。 面白いですよね。このコストを下げる、お金をかからなくするっていうこと自体で、
もう高額になっちゃってるんですよ。 逆に言ったらそれだけコストを下げるっていうのは難しい取り組みだということですね。
じゃあこのバリューエンジニアリングってなんじゃらほいって話なんですけど、 まずその定義をそのまま読み上げますけども。
最低限のライフサイクルコストで必要な機能を確実に達成するために、 製品サービスの機能分析に次ぐ組織的努力。
部分最適と全体最適
ということでね、これだけだと非常に意味が不明なんですけど、 超簡単に言ったらみんなでコストダウン頑張ろうぜっていうことです。
めちゃくちゃシンプルに言ったらね、みんなでコスト下げましょうよーっていうことなんですけど、 そんな当たり前じゃんって思うんですけど、
まあまあね、そのバリューエンジニアリングを超簡単に言えば本当にそんな感じなんですよ。 でこれ観点として面白いのは、
バリューエンジニアリングっていうのは、ものづくりに関わるあらゆる組織が連携して コストダウンを取り組めるように手法を体系化してあるんですね。
これが超重要になります。 このバリューエンジニアリングって考え方が出てくるまでは、
とりあえず自分の作業とか部署の範囲で頑張ってコストを下げる努力をしてたんですよ。 いろんな部署がそれぞれ頑張って節約して、その積み上げでものづくり全体のコストを下げるということをするわけです。
一見それでいいように見えるんですけど、こういうのをね、部分最適なんて言います。 その部分ではそれぞれ最適なんだけど、実はもっと最適になる方法あるんじゃないの?みたいなことです。
ちょっとね、ものづくりに例えるとわかりづらいんで、ちょっと家庭の節約とかで考えてみましょう。 お家、ちょっとカツでちょっと節約しなきゃいけないですよって時、
部分最適で節約しようっていうのは、例えば食品も削ります。 電気もガスもなるべく使わない。水道もなるべく使わない。
1個1個のファクターをとにかく実着していって節約する。 これが部分最適というものです。
一方でその逆の考えとして、逆というかね、違う発想の考えとして全体最適というものがあります。
これは家庭の節約の例で言えば、電気代はもうある程度使っていいから、食材のセールの日にまとめていっぺんにバーってね食材を買ってきて一気に調理して保存しておきましょうよと。
そうした方が実は食費っていうのがすごく安くなって、個別に1個1個節約するよりも全体として節約効果が高いよ、みたいなことですね。
この例が正しいかどうかは置いといて、つまりはですね1個1個を最適にしていってもベストにはならないということです。
全体の要素の関係性を見ながら全体最適化をしていく必要があるんですね。 今ですね例で使ったような家庭の節約の話だったら、まだ出てくるファクターが少ないんですけど、
バリューエンジニアリングの概要
ものづくりの工程ってめちゃくちゃ煩雑なんで、それの全体最適を目指すっていうのはめちゃくちゃ難しいんですね。
だからこそですね、バリューエンジニアリング、価値工学という手法、考え方が生まれたんです。 このバリューエンジニアリングの一番賢いところは何かっていうと、
まずですね、価値とは何かを定義したんですよ。 価値、バリューね。非常にね、抽象的な言葉なんですけど。
ここではまず、価値というものが何ぞやってのを定義して、それを組織としての全体の共通認識とするわけですね。
じゃあねバリューエンジニアリングにおける価値とは何か、この定義だけでも頭の片隅に置いておくといいかなと思います。
価値とは、機能割るコストなんですね。 超シンプルでしょ。
価値っていうのは、機能とか性能をコストで割ったものですよということです。 バリューエンジニアリングにおいてはですね、この価値、
だからその機能をコストで割ったものを最大にするっていうことを目標にして、 組織的にこうやって取り組みましょうとか、こうやって計算しましょうね、
みたいな手法がめちゃくちゃいっぱい定義されています。 まあバリューエンジニアリングで最初にコストダウンの手法みたいな形で紹介しましたけど、
厳密に言うとここで定義されたですね、価値の向上を目指した取り組みとなります。 このねバリューエンジニアリングっていう考え方は歴史としてはね
そんなに古くなくって、開発されたのが1947年です。 アメリカのGE、ゼネラルエレクトリック社の購買担当のLDマイルズ氏という人がですね、開発したんですよ。
ゼネラルエレクトリックって言ったらね、あのかの有名なトーマス・エジソンが設立した世界の最大手の電気メーカーなんですけど、
そこで購買担当をしていたマイルズさんというおじさんが、 まずですねVAというね手法を開発するんですよ。
これはバリューアナリシスっていうね、価値解析っていう手法なんですけど、 物の購買に特化した考え方で、作りたいものの機能は変えずにコストの安い部品を調達するにはどうすればいいかっていう手法を
マイルズ氏が考えて体系化したんですね。 その考え方がすごい優れてたんで、これ購買だけじゃなくて、製品の工程全体で使えるようにしたら良くない?
みたいなことで発展させてできたのがバリューエンジニアリングなんで、 このマイルズさんという人がバリューエンジニアリングの生みの親なんですよ。
1960年に日本に導入されました。 このバリューエンジニアリングを深く掘っていくとですね、めちゃくちゃ細かい手法がいっぱいあるので、今日は説明しませんけど、
気になる人はね、調べてください。 バリューエンジニアリングってだけでもね、めちゃくちゃいっぱい本出てるんですよ。
あのとてもじゃないですけどね、2,30分のポッドキャストでは話しきれません。 あとね、日本バリューエンジニアリング協会っていう協会もありますんでね、
興味ある人はね、そこも見てみるといいと思います。 リンクはね、このポッドキャストの説明欄に貼っておきます。
バリューエンジニアリングに関する資格っていうのもあるんですね。 僕もこのポッドキャストの原稿書いてて初めて知ったんですけど、
なんでね、俺はちょっとこのバリューエンジニアリングの分野、勉強したいぜって人は、そういう資格を受けてもいいかなと思います。
というわけでね、バリューエンジニアリングってものがあるよーと。 お金の話は実は工学にもなってるんですよっていうことを知っていただければなと思う
ポッドキャストでございました。 まあなかなかね、こう、ものづくりに携わっている人でなければね、関係のない話かもしれないんですけど、
さっき途中で話したね、個別最適とか全体最適。 こういう話はね、結構お家の節約とかね。
まあそのお金の話だけじゃないんですけど、いろんな場面でね、こう考えなきゃいけないことかなと思うんで、
まあそういう考え方もあるよっていうのを知っていただけるととても良いと思います。 というわけでバリューエンジニアリングの話はここまでで、続いてですねちょっとボーナストラック的に
副業のお話ししたいと思います。 ちょっとねタイトルには書いてないんで、
あくまでもサブテーマっていう感じですけど、 そんなに長くは話さないんですけど、軽くね触れていければなと思います。
ブログを通じた副業の経験
私はですね、まあいろいろと副業をしてるんですね。 まあ全部ね技術系の知識を使った副業なんですけど、
主にはねライティングっていうのをやってます。 あの文章を書いているんですね。
で、かっこいいんで辞書、物書きっていう肩書きを使ってます。 あのドヤ顔でね結構ね僕ね、
僕副業で物書きやってるんで、みたいなのをねちょっと言ってるんでね。 すげークリエイティブ感を出してるんですけど。
実際にはですね、あの企業向けのウェブ記事とかね、 あの自分のブログを書いたりとか、まあそういうことをしているわけです。
まあその他にはね技術系の講師やったりとか、 あとまああれですね、また書き物になりますけど、専門誌でね連載とか持ってますんで、
まあその連載書いたりとか、いろいろと手をつけているわけです。 副業としてやってるんですけど、ただあんまりお金をモチベーションにやってなくて、
まあ単純に文章を書くのが好きだったり、技術を教えるのが好きだったりして、 まあそれをやってくれませんかってね依頼してくださる人がいるんで、
ありがたく仕事を受けさせてもらってるという感じです。 元をたどると始めたのはですね、3年と8ヶ月ぐらい前で、
そこで初めてね技術ブログっていうものを開設して、 情報発信を始めたんですよ。
あんまりさお金の稼ぎとかね気にしてなかったんだけど、 ブログって聞いたらさやっぱアメリエートで脱サラしましたとか、
私は月100万稼ぎましたみたいな人たちがいっぱいいたんで、 私はねまあお小遣い制で月3万の小遣いでやりくりしてるんで、
そのお小遣いの足しになればいいなぁとも、まあちょっとね思ったりはしてたんですけど、 実際にじゃあブログ始めてみてどうだったかっていうと、
どれくらいだと思います?ちなみに皆さんは。 当時はですね毎週、週1でブログ書いてました。
それを1年間続けましたよと。 最初の1年でブログでいくら稼げたと思いますか。
最初の1年ではですね 1万円稼ぎました。
毎週ブログを書いて1万円ですよ。 1年でね。
ブログ記事もね、一記事だいたい5000文字から6000文字書いてます。 記事を書いている時間で換算すると時給51円ぐらいです。
賃金だけで見たら本当に開示の地下労働の世界ですよ。
悔しい! 勝たなきゃ誰かの養分!みたいな世界です、マジで。
ただね、そんなことよりもブログ記事を書くのが楽しすぎたので、 稼ぎ自体はねどうでもよかったんですね。
なんで別に年間1万だけでも、ブログのサーバー代で1万円ぐらいかかってるんで、
あ、ラッキー!ブログのサーバー代だけ稼げた!みたいな感じでね、 次の年も同じようにそれを1年続けたわけですよ。
すると2年目、いくら稼げたと思いますか? 2年ブログを続けましたと。
なんとですね、年間で7万円稼げたんですね。 結構増えたでしょ?7倍ですよ、7倍。
月割りするとね、月6,000円ぐらいですけど。 生活の足しになるかって言われたら微妙なんだけど、月6,000円もらえたらちょっと嬉しいですよね。
そういう金額でございますけども。 そして相も変わらず同じようにですね、もう1年続けて3年目になると、今度はですね、
年間で35万円稼げたんですね。 経費入れるとね、あのもうちょっと利益少ないんだけど。
そこで初めてね、なんかちょっと副業っぽくなってきたなっていう感じがありました。 その年はね、ブログの収益というよりはブログ経由で、ちょっとうちのホームページにも記事書いてくれませんか?とかね。
支部長さんのブログで製品紹介してくれませんか?みたいな、あの企業さんの依頼が増えたんで、 単純なブログの広告収益だけじゃなくてですね、お仕事をいただくっていう形で稼ぎがちょっとだけ増えたという感じです。
そしてですね、今年ですね、4年目です。 一気にね、ここで仕事が増えました。
冒頭に言ったようにね、今年はですね、専門誌で特集記事書いたりとか、連載書いたりとかね。 本当にいろんな種類の仕事をもらえるようになって、
忙しいんですけど、ありがたいことにすごく仕事が増えたんですね。 じゃあ金額的に言うと、おいくら万円なんですか?と。
今年まだ終わってないんで、確定はしてないんですけど、 なんとですね、大台ですよ。100万円は超えております。
年始めからすごく仕事をいただいてたんで、なんとなくすごく増えるなって予想はしてたんで、 今年ですね、個人事業主として開業しまして、
それまではね、この副業を会社に秘密裏にやってたんですけど、 公式にですね、副業解禁してくださいという申請をして、許可も取りましたと。
そのあたりの話はですね、実はタツさんとのコラボで、 奏でる細胞側にね、ゲストとして出演させてもらった時に語ってますんで、
ぜひともね、そちらも聞いてください。 その回はまだ投稿されてないんでね、多分来週ぐらいには投稿されると思うんで、 ぜひとも聞いていただければなと思います。
金額やや言いましたけど今、正直ね、活動としては、私お金をモチベーションとしてないんですね。 だからね、本当に収益がいくらとかどうでもいいんですよ。
ただ難しいことにですね、 活動を、こういった情報発信活動を続けていくためには、やっぱお金が必要になってくるんです。
それはまあ活動費的な意味もそうなんだけど、持続可能性です。 家庭的にね、やっぱり必要なわけですよ。
それはね、本業の収益じゃ足りないよって意味じゃなくて、 お金を稼がずに活動してるとですね、
あの妻の立場からすると、あんた何遊んでんの?ってやっぱなっちゃうわけですよ。 まあ当然ですよね。私が逆の立場であってもそう思います。
僕がね、必死にこう、いや技術的なブログとかSNSの情報発信頑張ってんだよって言っても、 妻からしてみたら、僕が寝っ転がってTikTokずっと見てるのと、あんまり変わらないんですよ。
じゃあ家のことやれよってなっちゃうわけね。 当然、育児とか家事、もうやってますよ。やってますけど、
少なくとも自分がこうね、力を入れてることが、そういう活動が家族の幸せとかね、 豊かさにつながってないと、やっぱずーっと続けていくってのが難しいんですね。
バリューエンジニアリングとお金の重要性
そういう意味でお金っていうのはね、自己計算とか自分の活動のための大義名分になるわけですよ。
私はね、今33歳で、 まさに今月ね、34歳になります。
誕生日プレゼントね、送ってくれてもいいですよっていうのは、あの冗談ですけど。 あとね、あの子供もね、3歳と5歳で2人男の子がいて、めっちゃワンパク盛りなんですね。
だからなんで妻としてはね、一番大変な時期なんですよ。 ただ、この技術者のキャリアとしても、30代前半って結構大事な時期で、
色々と勉強したかったりとか、資格を取ってね、今後の自分のキャリアについて考えたいっていう時期でもあるんです。
私のみならず多くの技術者が、この家庭の忙しさと自身のキャリア形成の忙しさの悩みを抱える、これが30代の技術者あるあるなんですね。
よくあるのが、資格の勉強が遊んでるとみなされるっていう事例で、それがね、夫婦喧嘩になったりして、こうストレスを抱えてるっていう例がですね、結構SNS上でも散見されるわけですよ。
結構ね、みんな抱える境遇って似てるんですね。 まあなかなかね、こう難しい問題なんですけど、
やっぱ大事なのはまず、相手の理解に徹するってことだろうなと思います。 相手の立場だったらね、どう思うかと。どうなったら安心を感じてもらえるのかっていうのを考えた方がいいですね。
で、その一つのファクターとして、お金をね、ぜひとも使いましょう。 お金を使うっていうのは、お金を使うっていうわけじゃなくて、お金っていう概念を使うって意味ね。
今回はね、こうやってボーナストラック的にちょっと副業の話してますけど、 例えばね、支部長さんって人は、ブログを4年続けたら、なんか年間100万稼げたらしいよ、みたいなね、一つの実績として話してもらえると、
もしかしたら、まあそういう人がいるんだったらね、じゃあ4年ぐらいちょっと終わって勉強するのを許してやるか、みたいな感じでね、うまく説明できるかもしれないですからね。
まあいろんな形でですね、私の事例とか、他の情報発信者の方とかのね、事例を使いながらですね、 自分とか家族がね、納得感を持ってこう、計算できる技術者としてのそういう環境をですね、整えていただければなと思います。
というわけで、前半はバリューエンジニアリングの話、技術的なお金の話、 後半は自己計算する上でもお金って大事なんだよ、というお金のお話でございました。
というわけで、今回はここまでとさせていただきます。 ここからはお知らせです。
私は今ですね、日刊工業新聞社さんとコラボしておりまして、全国の書店にてマジで設計者の出読書、 支部長ベストセレクションという企画を開催中です。
私が今までブログやXで紹介してきた技術書籍が、専用コーナーを設けて実店舗に並んでおります。
多分年内には終わっちゃうかなと思うんですけど、 まだやってる店舗ありますんでね、もしも開催店舗の近くに寄ることがあればチラ見していただけると嬉しいです。
私は技術ブログ、支部長技術研究所というものも運営してます。 週一更新を目標に更新してますので、そちらもぜひ覗いてみてください。
またXでも毎日役立つ技術情報の発信を行っております。 朝7時20分、夕方18時20分に投稿しておりますので、そちらもチェック、よかったらフォローしていただけると嬉しいです。
あとね、ものづくりの視点っていうボイシーでの音声配信やってます。 こちらはね月曜日から金曜日までの週5で配信してますんで、10分ぐらいで聞けるものづくりの話してますんでね。
ぜひともそちらも聞いてください。 というわけで今回のラジオはここまで。以上、支部長でした。ではでは。
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