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2025-05-03 57:23

#139 NotebookLMが変える”情報インプット”の形【科学系ポッドキャストの日】

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科学系ポッドキャスㇳの日
共通テーマ『ノート』

情報の収集・整理って職業病でませんか?noteやNotion、Obsidian等の活用法、会議やセミナーでメモを取る派?傾聴派? ノートは手書き派?デジタル派? 文房具にまつわるエピソードなどを自由に語ってくださいというテーマです。

最近話題のNotebookLMのポッドキャスト生成機能についてあれこれ試しながら語ります!!

ホスト
英語でサイエンスしナイト
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プレイリスト
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マツダがBMWを超える日
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サマリー

ノートブックLMはGoogleが提供する生成AIサービスであり、高度な情報収集や整理が可能です。ポッドキャストでは、ノートブックLMの機能や活用法、さらにはポッドキャスト番組の自動生成機能について考察されています。ノートブックLMを用いたポッドキャスト制作において、締結設計の基本や歴史について深掘りし、ネジ、ピン、リベットといった軽結部品の役割や特性が探求されています。これにより、軽結部品の重要性や技術の進化についての理解が深まります。ノートブックLMの新機能によって、情報のインプット方法が大きく変わりつつあります。この機能を使用することで、ユーザーは自分専用のポッドキャストを簡単に作成し、効率的に情報を得ることが可能です。また、ポッドキャストのクオリティが高いため、その影響が音声コンテンツの世界に及ぶ可能性についても考察されています。ノートブックLMは効率的な情報インプットの新しい形を提供し、音声フィードバックを通じてインプット体験を向上させます。この技術はPDFやYouTubeなど多様なソースを扱うことができ、またマインドマップ化する機能も搭載されています。ノートブックLMが情報インプットの新しい形を変える可能性について議論されています。製造業におけるブランド戦略や日本と海外のものづくりのアプローチの違いにも焦点が当てられています。

ノートブックLMの紹介
スピーカー 2
どうも、しぶちょーです。
ものづくりのラジオは、産業機械の現役エンジニアである私、しぶちょーが、
ものづくりに関するトピックをザックバラに語るポッドキャストです。
この番組は、株式会社フレアオリジナルの提供でお送りします。
今回は、科学系ポッドキャストの日という企画に参加させてもらってます。
この企画は、科学系のポッドキャスターが集まって、毎月10日あたりに共通のテーマについて、
それぞれの専門分野の視点で語るという取り組みです。
毎月ですね、この企画の共通テーマを決めるホスト番組というものがあるんですけど、
今月のホストは、英語でサイエンスしないと、Aサイナイトさんですね。
日本でサイエンスライティング教師になった元研究者と、なかなか帰国できない帰国子女による、
ほぼ英語、時々日本語、だいたいサイエンスなゆるゆるポッドキャストでございます。
そんなAサイナイトさんが出した今月のテーマはこちら、ノートです。
情報収集や整理って職業病出ませんか?ノートやノーション、オブシリアン等の活用法、会議やセミナーでメモを取る派、
計帳派、ノートは手書きデジタル派、文房具にまつわるエピソードなどなど、自由に語ってくださいというテーマでございます。
実は今回ですね、テーマの中にあったようなオブシリアンとか、ゼッテルカステンっていうね、
そういうアウトプット用のメモ術みたいなのがあって、そういう情報管理術みたいなことについてまとめて語ろうかと思ってて、
調査とか実践して原稿書いてたんですけど、直前でね、全部変えました。
というのは直前になってあまりにも強いノートトピックが出てきたからなんですね。
SNSで見られた方もいると思いますけども、
Googleが提供する生成AIサービス、ノートブックLMの進化です。
ノートブックLMネタはね、過去にもやってまして、シャープ117、
ノートブックLMに機械工学ビンラーを読ませたら機械博士が爆誕した件、というエピソードでね、語ってますけど、
この時もすごい破壊力だったんですが、
さらにね、パワーアップして、なんと自動でポッドキャスト番組を生成する機能までついてしまったんですね。
今日はそんなノートブックLMについていろいろと試してきたので、
ノートブックLMってそもそもなんじゃらほいというところから、
このツールによって変わる情報収集や情報整理の未来についても考察していければなと思います。
というわけで今日のテーマはこちら。
ノートブックLMが変える情報インプットの形 科学系ポッドキャストの日
まずそもそもノートブックLMってどんなツールなんですか?ということを最初に紹介します。
ノートブックLMの機能
スピーカー 2
まあこの内容はですね、以前ノートブックLM紹介した時もしゃべってますけど、復習と思って聞いてください。
ノートブックLMってのはGoogleが提供している生成AIを利用したサービスです。
こちらが入力した文章に対して何らかの回答を返してくれるっていうね、対話型のAIサービスです。
似ているものといえば、生成AIブームの筆記役ともいえるオープンAIのChatGPTなどがありますけど、
ノートブックLMはそういったチャットベースの生成AIとはまたちょっと違った毛色のサービスなんですね。
これはAIを用いた情報整理解析ツールとも言えまして、
あらかじめ様々な形式の文章やデータをAIにアップロードすることができるんですよ。
AIはその与えられた情報を元にこちら側の質問に回答してくれると、そういうサービスです。
PDF、テキストファイル、ウェブサイトのURL、音声、そういった情報を渡しておくとですね、
勝手に読み込んでくれて、その情報を元に色々と回答してくれます。
普段ね、ChatGPTとか使っている人だったら、別に文章とかPDF読み込ませるぐらいだったらChatGPTでもできるじゃん!
思うかもしれないんですけど、ポイントとなるのは読み込める資料の量と種類なんですね。
ノートブックLMではトピックごとにですね、そのノートブックっていう一つの塊を作って、
その中で資料を入れて管理していくっていうシステムなんですけど、
そのノートブック一つに読み込ませることができるファイルの数ですね。
これがなんとね、50個なんですよ。
そしてその一つのファイル、50個の中の一つのファイルにつき、読み込める文章の量ってどれくらいかっていうと、
上限がですね、50万語なんですね。
その50万語の情報を50個入れれるっていうことで、単純計算で2500万語ぐらいの情報は一つのノートブックにサクッと入れられちゃって、
その情報をもとにAIとね、いろいろやりとりができるんですよ。
2500万語って言ったらね、半端じゃない情報量ですよ。
ただなんか、あまりにも大きすぎて具体的なイメージはわからないと思うんですけど、
めちゃくちゃざっくりですよ。厳密に言わないですけど、めちゃくちゃざっくり例えますけど、
例えば、すごい分厚い小説で言ったら、ハリーポッターとかね、あれ本結構分厚いじゃないですか。
ハリーポッター一冊でだいたい何語ぐらい言葉書いてあるかっていうと、25万語ぐらい書いてるらしいんですよね。
なんですごく単純な計算なんですけど、ノートブックっていう一つのこの箱の中にですね、
ハリーポッターで言うと100冊ぐらいの情報がサクッと入ってしまうと。
そのぐらいの量なんですよ。ハリーポッター換算で100冊です。
もうね、想像もできないような情報量ですよ。JKローリング、100ローリングです。
そのぐらいの物量なんですね。
そんな大量の情報を瞬時に読み取ってですね、生成AIがこちら聞きたいことを回答してくれたりとか、
情報を体系的に整理してくれたりするわけです。
生成AIの文章生成における一般的な問題として、ハルシネーションというものがあります。
最もらしい嘘をつくということですね。本当に生成AIって息をするように嘘をつくんですよ。
息してないんですけど、それはさておき。
ノートブックLMのようにですね、あらかじめ与えた文章の中から答えてもらうという形を取ると、
比較的正確な回答も得れるし、世の中にはいろんな膨大な資料がありますけど、
そういうものを一語一句全部読まなくても、自分の必要なもの、必要な部分をパッと引き出せるというわけですね。
そんな素晴らしきサービスがノートブックLMでして、さらに素晴らしいのはですね、
このサービスは無料で使えてしまうよということなんです。
Googleさん本気ですよね。
今のところはGoogleアカウントさえ作ってあれば、誰でも今すぐ使うことができます。
一応課金もできますよ。そうするとノートブックLMプラスっていうのを使うことができます。
私は課金して使ってるんですよね。プラス使ってますし、ジェミニアドマンスっていうのに課金してます。
ちなみにね、クロードも課金してるし、チャットGPTも最近までは月額3万円のですね、プロプランに課金してました。
もうね、AI課金破産寸前ですよ。
まあちょっと話戻しますけど、ノートブックLMプラスであっても、無課金のものであっても、基本的にできること変わらないんですけど、
1日に質問できるチャットの回数とか、作れるノートブックの数とか、1つのノートブックに入力できる情報の上限が拡張できたりします。
あのね、さっき50個のデータしか入らないって言ったんですけど、課金するとそれがね300になるんですよ。
だからハリポタ換算で1つのノートブックにつき600冊入るようになるんですよね。
さらにね、課金してるユーザーっていうのはノートブックを作れる、その上限も上がって、ノートブック500冊作れるようになるんで、
ハリーポッター600冊入る箱が500個作れるので、合計でですね、ハリーポッター30万冊分の情報がね、ノートブックLM全体に入るようになります。
もうここまでの物読になってくると、分かりやすいようにハリーポッターで例えてたんですけど、全くイメージ掴めませんよね。
そんなね、膨大な量を入れることができるんですよ。
ただそのノートブックLMね、情報量だけが特徴ではなくて、やっぱ活用の幅も無限大なんですよね。
これもね、前回のノートブックLM回でお話ししてますけど、1つね、面白い活用例で言うと、お寺での活用があるんですよ。
私の知り合いに、ヒロシさんっていうですね、めちゃくちゃイケメンのお坊さんいるんですね。
その方、Web3僧侶っていう肩書でも活動していて、本当にお寺のお坊さんであって、
かつね、テクノロジーも使いこなしながら、色々とSNSとかでも発信されている方です。
昨年ですね、生成AIEXPOイントーカイっていうイベントの企画運営に携わらせてもらったんですけど、
その中で一緒に主催をしてた方で、そこで知り合って仲良くなったんですけど、
そんなね、お坊さんであるヒロシさんは、先ほど話したノートブックLMにお経の全データを入れちゃって、
そのお経の意味をAIに翻訳させるとか、そのお経の意味に対して質問するみたいな使い方をしていると言ってました。
いやー、これなかなか面白いですよね。
お経だってね、たくさん種類あるし、文字としての量もなかなかあるんですけど、
ノートブックLMならね、バシッと入ってしまうんですよ。
なんかちょっと素人感覚だとさ、それなんかバチ当たりなんじゃないかなっていう。
そういうふうに思ってしまって、質問したことあるんですけど、
お経って、あれってこう、絶対的な教えとかルールが書いてあるわけじゃなくて、
結構抽象度の高いことが書いてあって、読んだ側がそれを解釈して人に伝えるみたいなものらしいんですよね。
ポッドキャストの自動生成
スピーカー 2
僕も全然専門家じゃないんで知らないんですけど、そういうものらしいんですよ。
なんで解釈って全然一つじゃないので、生成AIにお経を訳させることで、
ある意味で新しいお経の解釈みたいなのが分かったりとか、
こういう視点もあるんだっていうのを気づいたりとか、
お経に対する視点を広げるっていう上でも結構役立つらしいんですよ。
これすごい面白いですよね。
あとなんかさ、お葬式の後にお坊さんのありがたいお話のコーナーみたいな、
お葬式のクロージングトークみたいなやつあるじゃないですか。
あれも、生成AIでいろいろテーマ考えたりして話してるって言ってましたね。
いやもう、時代ですよね。お寺にもテクノロジーの時代ですよ。
という感じで、ノートブックLMね、非常に幅広い活用ができるわけです。
幅広いって言っても、だいぶ特殊な事例を紹介しちゃいましたけど、
とにかくですね、情報整理とか情報収集とか、そういったことに関しては、
もう今までの情勢が変わるぐらいですね、めちゃくちゃ強いツールなんですよ。
そしてそんなノートブックLMに新機能としてですね、
なんと、ポッドキャスト番組の自動生成機能っていうのが付いたんですよ。
厳密に言うともともとあったんですけど、日本語に対応したんですね。
それが本当にここ1週間で起きた出来事で、海外ですごい盛り上がってます。
与えられた情報をもとに、それをテーマにしたポッドキャスト番組を
自動で生成してくれるという機能です。
ノートブックLMの利用
スピーカー 2
このクオリティが半端じゃなくて、本当に話題沸騰中なんですよね。
ふーん、最近人手不足だし、ロボット使った自動化設備、うちもそろそろ。
と、お考えのそこのあなた。
そんな時はフレアオリジナルにお任せ。
産業用ロボットを使った自動化設備を一気通貫で設計製造。
組み立て、溶接、物流、建材、食品、医療にパレタイズ。
ロボット使った設備なら何でもお任せ喜んで。
詳しくは、ポッドキャストの概要欄からどうぞ。
ロボティクスは未来を切り開く。株式会社フレアオリジナル。
ということで、ここからはですね、
ノートブックLMが生成したポッドキャストを聞いていきたいと思います。
ただね、それを垂れ流してもアレなんで、
副音声的な感じで邪魔にならない程度にね、
喋りながら聞いていければなと思ってます。
ちなみに今回ポッドキャストのテーマとして与えた情報のソースはこちらです。
集まれ設計1年生初めての締結設計っていう、
物と物をつなげる締結設計に特化した、
それはもう素晴らしい書籍があるんですよ。
私がね、書いた本でございまして。
この本の丸々1冊分の原稿、当然ですけど私持ってます。
ちなみにですね、もうちょっと売れれば10判かかるっぽいんで、
もしね、まだ買ってないよっていう方いらっしゃいましたらですね、
ぜひ買って読んでいただければと思います。
ただ、どんな内容でどんな本なのかっていうのがわからなければ買い用がないですよね。
ということで今回はノートブックLMに私の本の原稿を読ませて、
集まれ設計1年生初めての締結設計の内容で、
ポッドキャストを作ってきましたから。
だからノートブックLMの機能を試して紹介する、
プラス私の書籍を紹介するっていうですね、
これ1石2鳥の取り組みとなっております。
軽結部品の基本
スピーカー 2
ということでその番組早速聞いていきましょう。
ちなみに私もまだ聞いてないですね、初見でございます。
じゃあ流していきますね。
よいしょ。
こんにちは。
The Deep Diveへようこそ。
こんにちは。
スピーカー 1
どうも。
スピーカー 2
さて今回はですね、
私たちの身の回りのあらゆる機械や構造物、
文字通り支えている軽結部品の世界に迫ってみたいと思います。
スピーカー 1
軽結部品。
スピーカー 2
軽結気になる。
スピーカー 1
ピンとかリベットとかですね。
スピーカー 2
締結ですね。
スピーカー 1
あと軸の締結も。
スピーカー 2
そうそう。
一見地味なんですけどこれがないと何も成り立たない。
今回はその基本的な知識とか、
へーと思えるようなポイントを掘り下げていきますよ。
スピーカー 1
本当にそうですよね。
このような部品って単純な形の中に実はすごい物理とか工夫が詰まっているんです。
力をどうやって伝えてどう保持するか、実に巧妙ですよ。
スピーカー 2
よし。
じゃあ早速、まずは一番身近なネジから見ていきましょうか。
ネジって当たり前のように使ってますけど、歴史がすごい古いんですよね。
アルキメデスのポンプとか。
スピーカー 1
そうです。
螺旋の原理自体は古くから。
それを物を固定するっていう方向に発展させたのが、
ダヴィンチのスケッチにもあったり。
そして産業革命期にモーズリーが標準化して大量生産が可能になった。
これが大きいですよね。
スピーカー 2
標準化ですよね。
ちょっと一回止めますね。
初めての締結設計というのはこういうネジの歴史的な部分ですね。
語ってます。
技術的な話じゃなくて、結構歴史的な話とか、
コラムでの豆知識とかそういうことも書いてあるから、
故にこういう番組が出来上がってるんですね。
良い本だという話です。
ちょっと待ってください。
先に進めましょう。
確かに。
で、このネジのパワーがまた意外とすごくて、
資料によるとM6ネジ、直径6ミリのネジですけど、
これ1本でなんと1トン、
つまり車1台分くらいの力を発生させられるって。
軸力っていうらしいですけど。
スピーカー 1
そうなんです。
締め付けることでネジ自体が伸びて元に戻ろうとする力、
それが軸力ですね。
その軸力によって部材同士が強く押し付けられて、
その摩擦で緩まないように固定される。
これが基本的な原理です。
スピーカー 2
なるほど。
軸力と摩擦。
だから締めた後も固定されるわけですね。
この話はあってますね。
ネジの力って馬鹿に出来ないです。
本当にM6とか直径10ミリにも満たないネジでも、
数トンの力って平気で出ますから。
それだけパワフルなものなんですね。
今のところ結構いい内容ですね。
特に突っ込みどころもないって感じですね。
じゃあちょっと行きましょう。
スピーカー 1
あとネジ山の形にも意味があって、
私たちが普通に使う締結用は三角ネジですけど、
動きを伝える、例えばジャッキとかには台形ネジとか角ネジが使われたりします。
形が違うんですね。
はい。
それと注意したいのが規格。
メートロネジとユニファイネジ、インチネジがあって、
これを混同するとちゃんと締まらなかったり、最悪壊れたりするので。
うわー、それは怖いですね。
スピーカー 2
気を付けないと。
はい。
では次にピンはどうでしょう?
これはネジとどう違うんですか?
スピーカー 1
ピンはネジが主役だとしたら、それを支える重要な脇役みたいな感じですかね。
脇役?
はい。
主な役割は2つあって、1つは部品の位置決め。
正確な位置に部品を置くために使います。
位置決めですか?
はい。
例えば、3-2-1の法則って聞いたことあります?
物を空間で固定するには最低6点必要っていう。
ピンはそういう精密な位置決めを助けるんです。
組み立ての精度とか、毎回同じように組み立てる再現性に関わってきますね。
なるほど。
もう1つの役割は?
スピーカー 2
もう1つは千段果樹の肩代わり。
スピーカー 1
つまり、横からの力に対してネジだけじゃなくてピンも一緒に頑張る。
もし想定外の大きな力がかかったときに、先にピンが壊れてもっと高価な部品を守るみたいな。
ああ、身代わり作戦ってやつですね。
そうそう。
スピーカー 2
そんなこと書いたかな?
スピーカー 1
それちょっと違うな。
スピーカー 2
納得できないな、今の。
ピンが壊れて他の部品を守るってことはないですね。
ピンが壊れたらもうおしまいでございますから。
基本的には身代わりではなくて、ピンが壊れないように設置するっていうのが大事なんですね。
そもそもネジって軸方向っていって、ネジ長いじゃないですか。
軸がビューっと伸びてるじゃないですか。
それを千段するような横の方向には力を受けれないんです。
ネジってギザギザしてるでしょ。
あそこってギザギザしてる部分ってすごい応力集中が起こりやすいんで、横から力かけるとネジがパーンって折れるんですよね。
そうならないためにギザギザしてないまっすぐなピンっていうのを入れて、そいつに力を受けさせる。
という説明が書いてあるはずなんですけど、ちょっと改変されてますね、この辺りは。
そういう役割です。
スピーカー 1
種類もいろいろあって、平行ピン、もっと精度が高いダウエルピン、現場で穴に合わせて調整しやすいテーパーピン、
あと手軽なスプリングピンとか、抜け止めには割ピンやスナップピンもありますね。
なるほどな。
次はリベットですね。
スピーカー 2
これはなんかこう1回付けたら外さないイメージですけど。
まさに。
エンゲージリング?東京タワーとか。
スピーカー 1
ちょっと待って、なんか今鼻で笑われたね。
スピーカー 2
エンゲージリングってなってたけど、あれ結構ね、僕の中で渾身の例えなんですよ。
リベットをですね、締結界のエンゲージリングと例えたっていうところを褒めてほしいんですけどね。
なんでそういうふうに例えたかっていうと、
リベットっていうのは、まあちょっとね、これも言葉で伝えにくいんですけど、
部材を蘇生変形って言ってね、こう戻らないような変形をさせて部品と部品を締結するんですよ。
だから滅多なことでは外さないというか、外さないことを前提で締結するのがリベットなんですよ。
リベットって言うのはね、リベットって言うのはね、
締結技術の進化
スピーカー 2
だからリベットってその永遠の締結を誓って締結するから、
リベットって基本的にバラードなんてないのかな、というところを考えながらね、
自分自身がこう生きている人ですよ。
だからリベットって その永遠の締結を誓って 締結するから
あーこれは締結界のエンゲージリングだ っていうことで
めっちゃいい例え思いついたと思って 意気揚々と書いたんですけど
ポッドキャストではちょっと鼻で笑われてしまったってことですね
そういう面白い例えがですね いくつもこの本の中では紹介されてます
というか私が絞り出したことがいっぱいね 書いてあるんで
どうですか? 手に取って見たくなりましたか?
本の宣伝しすぎですね 次行きましょう
東京タワーとか昔の大きな構造物に 使われてましたよね
スピーカー 1
ええ ただその後溶接技術が発達して
リベットは少し影が薄くなった面はあります コストとか強度の面で
スピーカー 2
でも今でも使われてるんですよね 特にブラインドリベットってやつ
スピーカー 1
そうなんです ここが面白いところで
ブラインドリベットは片側からしか 作業できないような場所
例えば薄板同士をくっつける時なんかに すごく便利なんです
スピーカー 2
DIYとかでも見ますね 専用の工具でガチャンってやるやつ
スピーカー 1
ええ あの工具リベッターで軸を引きちぎることで
反対側が潰れて固定される仕組みです 作業は簡単だし
緩みにくいのがメリットですね ただ締結力自体はボルトほど強くないですし
外す時は基本的に壊すしかないです
スピーカー 2
メリットでメリットがあると 昔リバティー船っていう船が
溶接技術の未熟さもあって 低温で脆くなって割れちゃった
なんて話も聞きましたけど 技術の変わり目って難しいんです
本当に聞きましたね そうですね
スピーカー 1
僕のコラボに書いてなかったんですが それ歴史的な教訓もあります
スピーカー 2
では最後に軸の締結 モーターとかエンジンの力を伝える部分ですよね
スピーカー 1
はい 回転する力を次の部品に伝える 力のバトンタッチみたいなところですね
ここで重要なのがカップリング 軸つけて
スピーカー 2
カップリング 軸ついてね
スピーカー 1
軸と軸をつなぐ部品なんですけど ただつなぐだけじゃなくて
ちょっとした軸同士のずれ これをミスアライメントって言うんですが
それを吸収してくれる役割があるんです
スピーカー 2
ずれ? 例えばどんな?
スピーカー 1
例えば2つの軸が完全に一直線じゃなくて 少し角度がついているとか
平行にずれているとか 軸方向に隙間があるとか
そういうずれを吸収しないと 機械に無理な力がかかって
ノートブックLMの機能と効果
スピーカー 1
振動や騒音 寿命低下の原因になるんです
スピーカー 2
なるほど カップリングがそのずれを吸収する 中間管理職みたいな感じですか?
スピーカー 1
まあそんなイメージですね
スピーカー 2
いい例えじゃないか
スピーカー 1
あとバックラッシュっていう遊びもポイントです
回転方向のガタツキですね
精密な動きが必要な場合は ゼロバックラッシュが求められますけど
そうでない場合もある
スピーカー 2
遊びが必要ない場合と あってもいい場合があるんですね
スピーカー 1
軸を固定する方法もキーっていう溝を使って 物理的に固定するキー締結は高トルク向けですし
もっとシンプルな丸軸をクランプで締め付ける方法もあります
それぞれ一長一短ですね
スピーカー 2
いやーこうして見てくるとネジ ピン リベット 軸締結どれも本当に奥が深いですね
スピーカー 1
単純に見える部品の一つ一つにちゃんとした理由とか 歴史とか物理があるんですよね
スピーカー 2
つまり私たちの身の回りにある製品って
こういう普段はあまり意識しない縁の下の力持ちたちによって ちゃんと動いて形を保っているってことですね
スピーカー 1
まさにその通りだと思います
スピーカー 2
同じこと言った
なんだか身の回りの機械を見る目が少し変わりそうです
スピーカー 1
最後にちょっと考えてみて欲しいんですけどね
これらの締結部品って 緩むとか壊れることがあるじゃないですか
スピーカー 2
あーありますね 困りますけど
スピーカー 1
その失敗が逆にどうやって設計を進化させてきたのか
目に見えない振動とか温度変化とか
そういう力がこれらの小さな部品にどんな挑戦を突きつけて 技術者はどう対応してきたのか
スピーカー 2
なるほど失敗から学ぶと
スピーカー 1
ええ そんな視点であなたの周りのものを見てみるのも また面白い発見があるかもしれませんよ
スピーカー 2
というところでありがとうございました
非常に最後ねまとめ方いいですよね
多分私の本に書いてあったことなんですけど
本がいいんでね ポッドキャストも良くなったということでしょうか
やっぱりクオリティは高いですし
番組の手を保つために最後にきっちりまとめも入ったりして非常にいいですね
微妙な読み間違いとかはあるんですけど
違和感なく聞けますよね
なんか機械音声ってさ
たまに何言ってるか分かんないとか
聞くこと自体がストレスになったりするんですけど
このポッドキャスト番組はね
あえてフィラーが入ってたりとか
合図地とかが積極的に入ってるんで
本当に会話を聞いてるような感じで
番組を聞くことができますよね
ちょっと内容に関しては
なんか改変されたなっていう部分が
正直いくつかね
この7分ぐらいの間にもあったので
やっぱ音声から情報フィードバックする時に
ソースが変わっちゃったりとか
変な解釈が入ったりするのかなって思いました
そこらへんはちょっとね
注意が必要かもしれないですね
でもねこのクオリティの音声が
パッとできてしまうというのはね
本当にすごいことだと思いますよね
もうこんな感じで
ポッドキャスト番組簡単に作れてしまうんですよ
このインパクトが強くて
SNSとか音声配信界隈でも
音声コンテンツが
これに加われてしまうんじゃないか
と言ってたりとか
あとポッドキャストの中でも
危機感を覚えていらっしゃる人も多いですね
たださっきのを聞いてもらったら
わかると思うんですけど
既存の音声コンテンツを
代替するようなものでは
全くないですよね
例えばそもそも人間が喋ってないニュースの
自動の読み上げとか
みたいな番組であれば
こぞって置き換わっていくかもしれないんですけど
今すでに配信されているいろんな番組に
多大な影響をもたらすかと言われたら
そうじゃないと思います
新しいジャンルとして
AI解説のポッドキャスト番組
みたいなのが出てきても
まあ面白いかな目新しいかなといった
具合ではあるんですけど
ただ量産型のコンテンツなんで
番組として聞くとさすがに飽きますよね
今日自分の番組の中で流しておいたあれだけど
私自身もぶっちゃけ胸焼き気味ですよ
もうみんなねあの機能ができた時に
シュバババって盛り上がって
いろんな番組でもこの話題取り上げて
まあ流してますからね
バンバンSNSでもいっぱい流れてきますし
各位私もその一人ですけども
もう機能を開放されてからですね
2,3日ぐらいしか経ってないんですけど
もうすでにもう手垢がついたというか
なんぱんせんじだよっていうネタにすらなってますね
まあ一応見つけるために聞いてますけど
一つ切り取って聞けばクオリティ高いんですけど
たくさん聞くとどれも基本的にはワンパターンです
多少プロンプトで調整はできるんですけど
それでも無機質な感じってのは聞けば聞くほどですね
出てきてしまって
だんだんなんか不気味に聞こえてくる気がしますね
普段音声配信を聞く習慣がある人ほど
違和感は大きいのかなと思います
さっきも言いましたけど
時事ニュースの読み上げとか解説には
かなり向いている機能ですが
楽しみで毎日聞きたいぜっていうジャンルというよりは
必要な情報があれば
こういう形で長ら聞きしてもいいかなっていう感じです
というかそもそも論ですね
ノートブックLMのポッドキャスト生成機能っていうのは
コンテンツを作って発信しようぜっていう機能ではありません
この機能の本質っていうのは
情報をもとに自分専用のポッドキャスト番組が
すぐに作れるということです
自分が持っているまたは知りたい情報を
ポッドキャスト風にして聞くことで
素早く要点をつかんだり
ながらでインプットできると
だから文章を読むだけではなくて
人の会話を聞くという視点で
情報に自由に触れることができるようになった
というのが本質的な部分だと思います
だからこれは新しいタイプの
インプットの形なんですよね
書いたもの書かれたものを読むだけではなくて
ポッドキャストの質と影響
スピーカー 2
聞くという選択肢を気軽に選べるようになった
というのが大きな変化なんです
ただねやっぱりやたらと生成される
ポッドキャスト番組のクオリティが高いんで
そこばっかり目が行っちゃって
ポッドキャスターvs生成AIみたいなね
構図でこれを捉えてしまうと
ちょっとね議論が本質からずれちゃうかなって思います
話題として分かりやすいし取っつきやすいんで
若干ねそういう部分で可熱気味だなと思いますけど
そもそも配信用のポッドキャスト番組を作る機能ではないと
情報をインプットする側が文字を読むのと同じように
情報を耳で聞くという新しい手段を手に入れたと
新しい学びのスタイル
スピーカー 2
そういうことなんですね
まあそもそも音声配信の良さって
コンテンツではなくてパーソナリティに人がつくっていうことですからね
この人の話だから聞きたいんだっていうふうに思ってもらえるのが
声の魅力の一つだし
その人なりの視点とか切り口っていうのはミソですから
まあこれはね釈迦に説法ですよね
ポッドキャストを普段聞いているリスナーの
あなたが一番分かっていることだと思います
じゃあこのノートブックLMのポッドキャスト生成の機能
どうやって使うのがいいのかなといったらですね
まあそれは人それぞれなんですけど
私が試してみてこれいいかもなって思ったのをいくつか紹介すると
英語の論文を情報として入れて
日本語のポッドキャストで聞くっていうのがね結構良かったです
まあちゃんとねさっき流したような感じで
論文の概要を日本語で紹介してくれるんですよ
最近ちょっとねちゃんとAI勉強し直そうと思って
基礎からいろいろと取り組んでるんですけど
AI分野でね非常に有名な論文の一つに
Attention is all you needっていうね論文があります
まあこれはねAI界隈の人であれば知らない人はいないと言っても過言ではない
まあこの今セースAIブームの立役者とも言える
トランスフォーマーっていうね非常に重要なAIモデルに関する論文です
トランスフォーマーっていうのはね
ChatGPTのTの部分ですね
これがトランスフォーマーのTなんですけど
このモデルが出てきたことによって
AIの分野っていうのがまた一気に発展したんですよね
そんな起点を作ったとも言える非常に重要な論文が
Attention is all you needというものです
トランスフォーマーの中の仕組みで最も特徴的なものが
アテンション機構っていうものがあって
論文の中ではねそれが細かく説明されています
このトランスフォーマーに関しては私自身はかなり上積みの
ざっくりした勉強しかしなかったんで
ちゃんと理解しないとなと思って
いつかちゃんと論文読もうってねやってたんですけど
その論文を読むにあたりですね
まず概要を聞くかと思って英語の論文ポッドキャスト化して聞いてみて
入り口を作ってみたんですね
そしたらね結構良かったですよ
この論文にはこういうことが書いてあるんだなっていう概要が
すごいざっくりつかめたんで
読み進めていく上でのその地図が
なんか頭の中でふわっとできた感じです
勉強していく前に概要をつかむことで
その後の勉強はかなりやりやすくなりそうな感じです
そうっていうのはまだ進めてないんで断定はできないんですけど
こういう情報を流れているっていうのはね
かなり新しい勉強方法の一種だなと思いました
他にもいろいろ試したんですけど
その中で面白くなりそうだなと思ったのが
技術士論文の音声添削指導というものです
私はね技術士っていう国家資格持ってますけども
技術士を目指す受験者に対しても
時々この受験者の指導みたいなものを行ったりしてます
その技術士試験っていうのが技術系では
国内最難関の国家資格だと言われてまして
まあとにかくですね試験で合計5時間半くらい
論文を手書きで書き続けるんですよ
論文マラソンとね
揶揄されるほど非常に過酷な試験です
技術試験の受験者は本番に向けてですね
練習で論文を書いてその書いた論文っていうのを
技術士にお金を払って
添削して指導してもらうっていうのが
この技術士試験における一般的な対策の流れです
ただこれって実際にお金もかかるし時間もかかるんです
そして自分が指導してもらう技術士によってですね
全然スタンスが違ったりとか言ってることが違うっていうことで
ノートブックLAMの活用
スピーカー 2
受験者がすごい混乱するっていう事例が多発するんですよ
なんせ正解のない試験なので
各自各々の技術士のおじさんたちが
俺のメソッドみたいなやつをみんな持ってて
みんなが我流で指導するもんだから
たまにその指導内容が衝突したりしてですね
受験者が混乱するっていうことがあるんですよ
なので効率よく試験対策するには
技術士の添削もいいんですけど
生成AI使った方がいいんじゃねえかって僕は思ってですね
これまでいろいろと生成AIの活用術をいろいろ試して公開してきました
そんな流れがあったもんですから
今回のノートブックLAMの進化でも
これ試験に絡められるのかなと思って試したんですね
それが試験問題と問題に対する自分が書いた技術士論文を入れて
それを評価して添削指導してもらうっていう形のプロンプトを入れてですね
ポッドキャスト化してみたんですよ
そうしたら音声で自分の書いた論文を評価してもらえるっていうことができました
指導されてる内容もまあまあその表面上のものであるんですけど
そんなに悪くない感じで
まあ期待感を持てる結果だったかなと思います
これはね結果どういう番組ができたかっていうのは
私のXの方で公開してますんで気になる方はぜひそちら見てください
概要欄にリンクを貼っておきます
こんな感じで今まで文章でしかフィードバックできてなかったものが
音声でもフィードバックできるようになったと
だからながらでインプットできるようになったっていうのが
これがノートブックLAMのポッドキャスト生成機能の一つのポイントだと思いますね
ただそもそもポッドキャストの生成機能自体は
ノートブックLAM的にはねまだおまけみたいな感じですよ
大量のデータをもとに情報をまとめられるっていうのが強力すぎるんですよね
さっきハリーポッターの例でも例えましたけど
ノートブックLAMの入力ってPDFとか文章だけじゃなくて
音声もいけるしYouTubeの動画のリンクとかでも全然いけるんですよ
さらには別に自分でそういうソースを集める必要もなくて
ソースを集めるっていう検索機能すらついてるんで
こういうこと調べたいんですっていうふうにノートブックLAMに入れれば
勝手に情報をバーって集めてきて
その中の内容に対してまた問答することができるんですよ
単にね文章のやりとりだけじゃなくてその内容をマインドマップ化するっていうこともできるし
そういう視覚的にまとめるっていう機能もついているのは非常に大きいところですね
ちなみに私はポッドキャストとかボイシーの原稿を考える時に結構ノートブックLAMをよく使ってて
例えば車の中でね運転しながらiPhoneとか録音にしておいて
ダラダラと一人で喋るんですよ
通勤中とか出張の移動とかの時に
まあそうやって適当にですね
まあこれ喋ろうかなって思ったことを本当に途切れ途切れで喋るんですね
その音源を後でノートブックLAMに入れて
自分が喋ったことを情報ソースとして原稿を書き起こしたりとか
まあそういうこともするんですよ
まあとにかくいろんな活用方法があります
だからノートブックLAMまだ試したことないよっていう人がいたらですね
ぜひとも触れてほしいですね
いやこれがタダで使えるんですから
フィードバックの新しい形
スピーカー 2
私ねいいものを紹介する時によく実質タダですよっていう言葉を使うんですけど
ノートブックLAMに関しては実質タダじゃなくて本当にタダなの
だからねこれがね現状最新鋭のノートでございますね
誰でも使えるテクノロジーによるノート
いろいろと試してみてください
ここからはお便りを返していきます
フェリックスさんいつもありがとうございます
シャープ135人のための形を考えよう
人間工学って一体何だ?に頂いたお便りです
人間工学という言葉を身をもって知ったのはリモートワークの時です
自宅でノートPCを使って仕事ができるのはいいですが
普段のダイニングセットの椅子では腰が痛くなってしまい
長時間作業することがとても難しい
何気なく使っていたオフィスのジム椅子の偉大さを思い知りました
レカロシートと聞いて
昔走り屋の知人が自分の車に備え付けて自慢していたのを思い出しました
腰の下に大きめのクッションを入れて
足の下に大きめのフットレストを置くことで運転姿勢に近づけて
リモートワークを続けるというスタイルとても素敵です
ポッドキャストシンポジウム配信チケット購入済みです
当日楽しみにしています
ということでありがとうございます
まずですねポッドキャストシンポジウムの配信チケット購入いただきまして
誠にありがとうございました
いろいろ楽しんでいただけたのなら幸いでございます
そしてちょっと姿勢の話に戻しますけど
当たり前ですけど姿勢ってめちゃくちゃ大事なんですよね
そして意識せずとも正しい姿勢が保てる環境を作るっていうのがね
さらに大事になってくると思うんですよ
なんか背水伸ばそうと思ってピッてしてても
結局無意識の時にダランってなっちゃうじゃないですか
じゃなくてもう何もしなくてもナチュラルで負担のかからない姿勢になるっていう環境を作るのが大事なんですよ
椅子とか机とか人間工学に基づいた高級なものにするっていうのもいいんですけど
それ以前にですね誰もがすぐに意識できる簡単な指標っていうのがまずあるんですよ
それが何かっていうと高さです
椅子の高さと机の高さ
皆さん意識したことありますか
一応身長ごとに適切な椅子の高さとかデスクの高さ
あとは座尺って言われるですね
その座面とデスクの上までの高さっていうものがあります
それ以外にも頭の位置に対するパソコンの画面の中心位置の高さとか
意外といろんな高さの指標とか決まりがあるんですよ
これぜひともね調べてほしいんですね
そして今自分の環境がそういった推奨高さに対してちゃんと一致しているかどうかっていうのを確認して
そこを合わせるだけでも今同じ机を使ってたとしても
全然姿勢が変わったりとか辛さが変わってくると思います
やっぱね高さちょっと変えるだけでね体の負担全然変わりますよ
私そういうですね細かい高さの調整をするためにそれ専用のスペーサーを3Dプリンターで作って
机の下とか自分のモニターのこのアームの下とかに入れて調整してますからね
エルゴのミクスネットで大事なんですけど
まずはその寸法高さ関係をちょっとねこの話を聞いた木に見直してほしいんですよ
それだけでだいぶ変わるはずです
ということね
ペリックさんありがとうございます
姿勢と作業環境の重要性
スピーカー 2
そして次のお便りですね
またまたフィークスさんです
シャープ136人を笑わせるものづくり
ユニークな技術と研究4成にいただいたお便りでございます
イグノーベル賞はユーモアと科学の両方を兼ね備えた研究に対して授与される賞という認識であり
工学と結びつけては認識してませんでした
サイエントーク145 146でイグノーベル賞2024の解説があり
この時の物理学賞は死んだマスに遊泳能力があることの実演
この内容を工学に通ずるものがあると思います
この実験の目的は
渓流で泳ぐ魚が乱流を利用してエネルギーを節約しながら泳ぐ方法を調べることで
死んだマスを乱流の中に固定すると
生きたマスと同じように大振る動きが見られることを実証し
乱流の中では魚はほとんど力を使わずに泳ぐことができることを証明しました
この研究は設計やロボット開発に応用できるそうです
ハトミサイルは実用化されなかったようですがイルカは実際に武器に使われているようです
その知能とエコロケーション能力を利用して水中の嫌いを探索したり
重要な海域での警備任務で敵潜水艦やダイバーの侵入を防ぐ役割を果たすとのこと
ベトナム戦争や湾岸戦争で実際に使用されたそうです
これからはAIに置き換わっていきそうですが
AI投資ができないところでは運用が継続するかもしれません
スピーチジャマーは結局製品化できなかったのでしょうか
重要な記者会見において事実とは全く無関係な自分の意見を
永遠としゃべる記者に応用できれば効果的面な気がしました
ということでありがとうございます
サイエントーク基本的に毎回聞いてますけどもしかしたら
そのマスの回で聞き漏らしたかもしれないんでね
ちょっと聞いてきます
マスすごいですね
死んだマスの遊泳能力の話面白いですね
バイオミメティクスっていうね
生物の構造とか機能を模倣してそれを科学技術に生かそうっていう考え方ありますが
まだにそれですよ
でもいいですね
そのマスのそれ
その流れに身を任せていけば
ほとんど力を使うことなく活動を継続できるっていうわけでしょ
超効率的で理想的な生き方ですよね
なんかマスを目指したいですね
そう言われると
僕も例えばこうなんか僕が死んだ時にですね
僕の死体の上にマイクを渡すと勝手にポッドキャストの収録を始めるみたいな
事務長さんほとんど力を使わずにポッドキャストを収録してたんだっていうことが証明されたぐらいの
そのぐらいの効率化をしていきたいですね
ちょっとマスのように生きれるように頑張ります
だから僕が死んだ後はですね
フィリックスさん
それでぜひともイグノーベル賞を取ってみてください
ということでありがとうございます
続いてのお便り
またまたまたまたフィリックスさん
シャープ137製造業にかけられた図面という呪いにいただいたお便りです
呪いという言葉に深いものを感じました
CADはもう40年くらい前からその存在を知っていたので
未だに紙の図面が残り
デジタルで図面データを共有を行っていることに愕然としました
3次元でデータを扱えるようになったのに
その3Dを用いて効率よく2次元のデータを各方向に過剰を切ってしまったこと
本来できたはずの作業の効率化が大きく減退してしまったのではないでしょうか
日本における労働生産性の低さの一端にもなっているような気がします
図面を2次元で作るという世界の中で戦ってきた人たちは
それが絶対の方程式になっていると思いますが
世界は変わっていきます
その変化に対応していかないといけないのですが
確固たる成功体験はそれを拒みます
古い考えにとらわれている先達からの権限移住が喫緊の課題である気がしました
これは製図の世界だけではなく自分の身の回りにもあるような気がしました
最近勝利勾配というポッドキャスト番組を聞き始めたのですが
これからは1顧客の単価を上げることが重要で
製造業の改革
スピーカー 2
必要ならば顧客数は減らすということを謳っており
目から鱗の気持ちでした
私をはじめ昭和平成を生きてきた営業は
みんなマスでの販売拡大志向にとらわれているので
少なくとも更新には違う考えがあることを伝えようと思っています
ということでありがとうございます
非常に深いテーマですよね
これまさにそうなんですよ
抽象化して考えると
図面云々の問題だけではなくて
過去の成功体験からの脱却がいかに難しいかという話なんですよね
おっしゃる通り日本の製造業の根底には
良いものを安く大量に作る
それが絶対的な価値だと
良いものが安いっていうのが価値なんだ
それが成功法則なんだっていう価値観が
未だに強く残ってます
でも普通に考えたら
良いものを安く売ってたら
製造業って永遠に貧乏のままなんですよ
一方で海外に目を向ければわかりますが
向こうはやっぱブランド戦略が強いんです
良いものは高く売ると
むしろ高くても良い理由や
高くても欲しいというストーリーを
製品と合わせて作り込むんです
だからものだけじゃなくて
そのものが持つ世界観まで含めて
ものづくりをしてるんですよね
一方で日本は品質とか性能スペック面と
あとはコストダウンとか
とにかく定量的に表せるようなものでしか
ものを評価していないというか
そういう価値観で
未だものづくりをしている企業が多いんですよね
ここはねやっぱね
もうその技術者もそうだし
松田のブランドの成功
スピーカー 2
製造業とかそういうものづくりに関わる人は
価値観をブラッシュアップしていかないと
いけないんだろうなとね私は思ってます
この点に関してね
非常におすすめの本が一冊あるんですよ
それが松田がBMWを超える日という本です
これはものづくりにおける
ブランド戦略がいかなるものか
海外の戦略とはどういうものかっていうのはね
非常にわかる本です
松田って言ったらさ
日本の自動車メーカーではあるんですけど
別になんか高級車ってイメージないじゃないですか
大衆車ってイメージだと思うんです
ただ一歩日本の外に出て
ある地域に行くとですね
松田車っていうのは
日本で言うとこのBMWとか
ポルシェとかベンツとか
そういうブランドと同格として扱われています
それは偶然そうなったわけではなくて
意識してそういうブランド戦略を
松田が取ったんですね
別にその地域で特別な車を
販売してるってわけじゃなくて
日本と全く同じ車です
そしてその地域では当然ですね
ポルシェとかそのBMWとかも売ってます
でもそういう同格に
その国の中では松田が並んでるんですよ
このものづくり的なブランド戦略とは
何たるかというお話が
この本に書いてあるんですね
松田がBMWを超える日
概要欄にリンク貼っておきますので
気になる方は
ぜひともチェックしてみてください
お便り最後です
またまたまたまたフェリックスさん
今日はフェリックスさんフェスティバルでございます
本当にありがとうございます
シャープ138無限の伸びしろ
推しの駆動ラック&ピニオンに
いただいたお便りです
前回のエピソードですね
今回は聞いていて
全くイメージができなかったので
youtubeで復習
ようやく回転を
水平移動に変換する意味が分かりました
モジュール型時期送り機構も確認しましたが
なんと滑らかな動き
磁力は偉大ですね
新入社員の時に指導に当たられた
先輩のお話が良かったです
この先輩がいなければ
ものづくりのラジオが存在しなかったかもしれませんね
ということでありがとうございます
ちょっと前回の内容は
機械要素についての内容だったんですけど
なかなか音声だけで伝えるのが難しくて
頑張ってはみたものを
力足らずで申し訳なかったです
どうすればラック&ピニオンとか
ボールネジを音声で伝えることができるのか
これからも精進していきます
新入社員の時に
指導をしてもらった人に関しては
今でも本当に感謝をしていて
私人に関する運っていうのは結構良くて
身の回りに素敵な人が結構多いんですよ
会社に入って
最初の指導者がその人で本当に良かったですし
未だに尊敬もしてます
その人から学んだ設計のノウハウで
ほぼほぼ私のブログとか
発信成り立ってるみたいなところがあるんで
まさにねものづくりのラジオも
支部長技術研究所というブログも
その人のおかげで存在してると言ってもね
過言ではないと思います
他にもね影響を受けた方ってたくさんいるんですけど
そういったね素敵な人たちの刺激があって
このものづくりのラジオをね成り立っております
ということでフィリックさんたくさんのお便り
本当にありがとうございました
これからもねよろしくお願いします
概要欄にお便りフォーム貼ってありますんでね
ぜひともこの番組に関するご意見ご感想
あと何かしらリクエストなんかあればね
いただけると嬉しいです
スピーカー 1
ということでよろしくお願いします
スピーカー 2
ということでクロージングトークです
前々回かな
ちょっとだけ小出しして告知したんですけども
名古屋でポッドキャストのイベントを
開催しようと思ってます
よくね名古屋飛ばしなんて言われますけど
やっぱ名古屋ってそういうイベント少ないんですよ
なんでまぁちょっと東京でもね前あったし
大阪でもあったから
ちょっと名古屋でやろうかなと思ってですね
今計画中でございます
イベントの詳細まだ決まってないんですけど
今画作中なんですね
ただ日付と場所だけはもう確定させました
7月の26日の土曜日です
場所は名古屋駅から
徒歩8分ぐらいのとこにある
名古野キャンパスっていうね
小学校をリノベした
コーワーキングスペースがあるんですけど
そこを借りてやります
予約は確定したんでも場所は取れました
あとはイベントの内容を詰めていく
という段階なんですけど
キャパシティ的には
そんなめちゃくちゃ広いって場所ではないんですけど
50人から60人ぐらいは入れるかなと
名古屋駅から徒歩8分なんでね
交通の便はかなりいいですよ
ものづくりとかそういう文脈全然関係なくて
単純にポッドキャストのイベントとしてやります
今ですね
いろいろとゲスト候補に声をかけている
という段階ですね
ポッドキャストイベントの開催
スピーカー 2
イベントの企画はですね
工業高校農業部の牛若さんが全面協力してくれてまして
彼のねクリエイティブな力を借りながらですね
いろいろと計画してます
ということで
夏に名古屋でポッドキャストイベントをやりたいんで
詳細決まったらですね
また協力を仰いだりとか呼びかけすると思うんでね
何卒よろしくお願いします
イベントの内容の詳細発表っていうのは
5月末ぐらいをね一旦目標としてます
でも日付は決まってますから
なんか行けそうだなって人はね
ぜひとも日程確保しておいてください
名古屋行けるぜと興味あるぜ
手伝えるぜっていう方いらしたらですね
ジャンジャン私に声をかけてください
一緒にイベントを盛り上げていきましょう
ということでここからまた話がありますけども
このものづくりのラジオUJA科学広報省の特別賞をいただきました
いやー嬉しいですね
UJAは海外で活躍する日本人研究者のネットワークでして
留学を検討する人への情報提供の支援や教育
科学技術行政機関との連携などを行っている団体ですね
UJAは毎年優れた論文を発表した研究者に
UJA論文賞というものを授与してます
昨年から新しい取り組みとして
国内外で科学に関する優れた情報発信を行った個人を表彰する
UJA科学広報省というものが新設されたんですが
去年それを受賞された番組がポッドキャスターだと
佐々木亮さんとかサイエントークの蓮さんエマさん
時間栄養学の時間のニッタリエさんなどです
先日ですねオンライン受賞式参加してきまして
そこで特別賞をいただいてきました
2分間くらいのスピーチもさせてもらいました
結構多くの研究者の方が参加しているような受賞式だったんですけど
UJA科学広報省の受賞式は
司会がカナデル細胞の達さんと
宇宙話の佐々木亮さんの2人だったんで
画面に映っているのは見知った顔2人なんで
特に緊張することもなく喋ることができました
そして非常に立派な盾もいただきまして
目の前に飾って喋ってますけどね
やっぱり嬉しいですね
こういうふうに評価していただけるのは
この受賞を糧にですね
さらに番組作り頑張っていきたいと思っております
というわけで今回はここまでとさせていただきます
私は支部長技術研究所という技術ブログを運営しています
周知更新を目標に更新してますので
そちらもぜひ覗いてみてください
またエックスで毎日役立つ技術情報の発信を行っております
朝7時10分夕方18時10分に必ず投稿しておりますので
そちらもチェック良かったらフォローしていただけると嬉しいです
あとものづくりの視点というボイシーでの音声配信をやってます
こちらは毎日配信しております
10分ぐらいで聞けるものづくりの話でぜひそちらも聞いてください
あと今日の番組内でも紹介しましたけど
私の本出ております
集まり設計1年生初めての締結設計
もうすぐで充販がかかるということなんでね
まだ買ってないいつ買おうかなと
迷っている人がいたらですね今がチャンスですよ
第1版が5時脱時を含む第1版が今なら買えると
そういう感じでございますからねぜひともよろしくお願いします
ここからは重要ですよこのものづくりのラジオ
いいなと思っていただけたら番組のフォロー
また各ポッドキャストアプリの評価の方を
ぜひともよろしくお願いしますフォローと評価
ぜひよろしくお願いします特に評価の方を星をつけるとか
すぐできるでしょそれをやっていただくだけで
すごく私のモチベーションも上がりますから
2秒でできる応援ぜひともよろしくお願いします
というわけで今回はここまで以上支部長でしたではでは
57:23

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